4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

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4 単元の評価規準 < 評価方法 > 国語への話す 聞く能力関心 意欲 態度和の文化について事柄が明確に伝わ調べてプレゼンするるように, 資料の形という目的を意識し式を工夫して説明して文章を読み, 進んている で調べたり, 資料の <ワークシート5~ 提示の仕方を工夫し 7, 観察 > て話したりし

1 学期末実施の初見の説明文 ( サクラソウとトラマルハナバチ ) についてのワークテスト ( ぶんけい ) の正答率は 以下のとおりである 正答率設問本教材とのつながり誤答部分点正答 1トラマルハナバチのどんなところが サクラソウに合っていますか 二つ書きましょう 2サクラソウとトラマルハナバチは

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

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第1学年国語科学習指導案

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6. 単元の展開 ( 全 6 間 ) 学習活動 単元の見通しを持つ 2. 学習計画を立てる 3. 本文を読み, 感想を書く 内容に関する感想 書き方に関する感想 4. 感想や疑問を交流する 指導上のポイント ( ) 学習活動に即した評価規準 ( 関 読 言 ) 既習事項を振り返らせ,

Microsoft Word - chojugiga_sidoan_new.docx

Taro-【HP用】指導案.jtd

第 6 学年 1 組国語科学習指導案 単元名 : さすがプロ, ここがすごい!~ 自分の夢を追って ~ プロフェッショナルたち 男子 19 名女子 17 名計 36 名 単元について 指導者松本典子 本単元は, 小学校学習指導要領国語編第 5 学年及び第 6 学年, C 読むこと の言語活動例 ア伝

そこで 6 月単元 新聞記事を読み比べよう では 記事の構成を捉え 見出しやリード 本文 写真やキャプション等に着目することで それぞれの書き手の意図を読み取る学習を行った また 立場を決めて討論しよう では 簡単なメモを使って論点を整理しながらグループの意見をまとめることで 討論を深めるためには

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単元の学習を進めるに当たっては, 下記の5つの言語意識を明確にする 相手意識 学級の友達や家の人に 目的意識 動物の赤ちゃんの特徴を分かってもらうために 場面 状況意識 どうぶつの赤ちゃんずかん を作る 方法意識 どうぶつの赤ちゃん で読み取ったことをもとに, カードを作る 評価意識 動物の赤ちゃん

問い1, 問い2のどちらも誤答した児童は, しかし や ~が というような逆説の接続詞の意味を読み取ることができずその前に書かれている内容を選択している また, 問い3では, 文章の一部を読んだだけで答えを選択している児童が多かった これらのことから, 本学級の児童は, 接続詞の意味をしっかりと捉え

Taro-5年研究のまとめ

平成23年度第2回学力向上対策会議協議資料  <遠野市立綾織小学校>

し, 定期的に評価することで 自己の考え を自覚する場面を意図的に設定している 本教材の学習においては, 様々な情報の中から必要な情報を取り出し, 整理 分析し, それに基づいた自分の考えを表現する活動を通して, 自己の考えの深まりや広がり を実感させることによって, 課題改善につなげたいと考えてい

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

国語科学習指導案

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第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

第1学年国語科学習指導案

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

さらに自ら調べようと意欲を高めるだろう 2 児童観児童は 文字を50 音すべて学習し 少しずつ読める字や書ける字が増えてきた これまでに音読をしたり 想像したことを話したりしながら ある程度のまとまった文章がよめるようになってきている 5 月の教材 とんこととん では 登場人物のしたことを中心に想像

また 情報の作り手としての活動も学習に組み込まれている 放送局は情報の作り手として 考えたことや伝えたいことなどから話題を集め 収集した知識や情報を関連付け 目的や意図に応じて 事柄が明確に伝わるように話の構成を工夫している これは 学習指導要領に示されている 話すこと 聞くこと の話すこと内容と同

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

2 単元の目標 暮らしの中の 和 と 洋 の違いに関心を持ち, くらしの中の和と洋なるほど新聞 を作るために, 目的に応じて引用したり要約したりしようとする 国語への関心 意欲 態度 目的に応じて, 中心となる語や文をとらえて段落相互の関係や事実と意見との関係を考え, 文章を読むことができる 読むこ

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

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単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

(3) 文語の決まりや音読の仕方を知り, 古文を音読して古文特有のリズムを味わいながら古典の世界に 触れ, 古典には様々な種類の作品があることを知ることができる ( 伝統的な言語文化と国語の特質 に関する事項 ) 3 本単元における言語活動 昔話とその原典である古典を読み比べ, その内容の違いや古文

トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

第1学年国語科学習指導案

国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

から抜粋 ) を用意する その中から自分の興味のある資料を選択させ 主体的に文章が書けるようにする その後 書き上げた文章が説得力のある文章であるか 友だち同士で読み比べたり 校内の先生方に読んでいただいたりしながら 自分の文章を評価してもらうようにする そのことにより 児童が文章を書き換えることで

第1学年国語科学習指導案

第○学年 ○○科指導計画

第1学年国語科学習指導案

国語科学習指導案 広島市立 小学校 教諭 1 日時平成 23 年 1 月 日 5 校時 2 学年 組第 5 学年 組 ( 男子 名女子 名計 名 ) 3 指導事項 (1) A 話すこと 聞くこと オ 互いの立場や意図をはっきりさせながら 計画的に話し合うこと (2) 伝統的な言語文化と国語の特質に関

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Microsoft Word - ③-1だれもがかかわり合えるよに

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

国語科学習指導案様式(案)

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子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

第 5 学年国語科学習指導案 ( 東京書籍版 ) 1 本単元で付けたい力資料から必要な情報を引用して 自分の考えを記述する力 2 単元 ( 題材 ) 名 かきえもん への道 ~ よびかける文章を書こう の巻 ~ ( 資料を読んで考えたことを書こう 東京書籍 5 年上 ) 3 単元目標 資料を基に 興

2 各教科の領域別結果および状況 小学校 国語 A 書くこと 伝統的言語文化と国語の特質に関する事項 の2 領域は おおむね満足できると考えられる 話すこと 聞くこと 読むこと の2 領域は 一部課題がある 国語 B 書くこと 読むこと の領域は 一定身についているがさらに伸ばしたい 短答式はおおむ

るようにしていく 深く考える力教材文で述べられているロボットや, 図鑑や事典などで収集したロボットのそれぞれの違いやよさを比較するために, ベン図 を用いて視覚的に理解を促す また, 自分の既有のロボットについての認識と教材文を結び付けて考えさせることにより, ロボットのよさに気付かせていきたいが,

指導内容科目国語総合の具体的な指導目標評価の観点 方法 読むこと 書くこと 対象を的確に説明したり描写したりするなど 適切な表現の下かを考えて読む 常用漢字の大体を読み 書くことができ 文や文章の中で使うことができる 与えられた題材に即して 自分が体験したことや考えたこと 身の回りのことなどから 相

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

Microsoft Word - 社会科

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

社会科学習指導案

中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

平成27・28年度 授業改善(小国) 実践事例4

2 児童への事前調査 調 査 事 項 好き どちらかとどちらかというと好きいうと嫌い 嫌い Q1 国語の学習は, 好きですか Q2 説明文の学習は, 好きですか Q3 物語の学習は, 好きですか Q4 話し合う学習は, 好きですか Q

【授業 1】

Taro-第3学年国語科学習指導案「

5. 単元について本単元は,2 年生 1 学期に学習した ともこさんはどこかな から引き続いての 話す 聞く の学習である ともこさんはどこかな では, 大事なことを落とさずに話したり聞いたりできるようにすることをねらいとして学習してきた 本単元では, これに加えて互いの話をしっかり聞いてやり取りを

いろいろな衣装を知ろう

Microsoft Word - 【提言2】④新聞70(最終).doc

第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

平成29年度 中学校国語科教育

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

自己紹介をしよう

6 指導計画 (7 時間扱い ) (1) 単元の 1: 字手紙 のねらいの確認と受取人決定指導計画 2: 手紙の基本知識の確認と書くことの内容の整理 3: 時候の挨拶作成 ひと文字練習と下書き 4: ひと文字練習と下書き 5: 相互評価 推敲 ( 本時 ) 6: 推敲および清書 7: 清書と宛名書き

第○学年○組 学習指導案

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

第 6 学年 2 組国語科学習指導案平成 29 年 2 月 1 日 ( 水 )2 校時単元名 : ぼくのわたしのプロフェッショナルとは プロフェッショナルたち 単元について 指導者渡邉圭 本単元は, 小学校学習指導要領国語科第 5 学年及び第 6 学年 C 読むこと の指導事項 オ本や文章を読んで考

作中の価値観や人生観がどのように異なっているか または同じところはどこかなどを考えさせる 枕草子 については主に季節感を捉えさせ 自分の季節感を記述し発表したり 互いに鑑賞し合ったりする学習活動としていく さらに 矛盾 では 漢文に慣れるとともに様々な故事成語について知識を深め 我が国の文化に根ざし

指導観学習を進めるにあたって, 教師が宿泊体験学習に関する新聞記事を書き, 視覚化しておくことで, 児童に本単元の具体的なゴールイメージを持たせたい その際, 完成した新聞を廊下に掲示し, 全校のみんなに見てもらうことを伝え, 相手意識を持って学習に取り組もうとする意欲を持たせたい そして, 新聞は

4 評価規準関 絵から想像したことをもとに物語を書くことに関心をもち 進んで取り組もうとしている書 絵を見て想像を膨らませながら 場面の様子や人物について考えている 想像したことをもとに 事柄の順序に沿って話の構成を考えている 場面の様子がよく分かるように人物の行動や会話のつながりを考えて物語を書い

5 単元について (1) 教材観本教材 だいじなことをれんらくしよう は 学校紹介に向けて児童が学校の先生に情報を伝達したり インタビューしたりする インタビューして得た情報を園児に向けて分かりやすく説明できるように 台本を考え 聞き合い よかったところや改善点を見つけていく 実際に 3 学期に園児

3 4 すみれちゃんはどこでおねえさんになったのだろうか について考える 前時のカードからすみれちゃんの行動や様子について確認する すみれちゃんがかわったきっかけを読む 行動の変化前後での場面の様子について想像する わたしはおねえさん のすみれちゃんのきらりと光るところ抜き出し 理由

Microsoft Word - imani ikiru kotoba sidoukeikaku.doc

(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

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項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

第4学年算数科学習指導案

Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

けなどが行われている 記事は, 逆三角形の構成と呼ばれることもあるように, 結論を見出しで先に示し, リードから本文へと次第に詳しく記述されている 事件や出来事の報道記事だけでなく, 社説 コラム 解説などの記事もある このような特徴を理解し, 編集の仕方や記事の書き方に注意して読むことが大切である

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<小学校 生活科>

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第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

第 2 学年 1 組英語科学習指導案 日時平成 30 年 11 月 2 日 ( 金 ) 5 校時 (14:00~14:50) 場所第 2 学習室指導者教諭天津貴志 1. 育成する能力 学習指導要領内容 (4) イ 身近な話題について 事実や自分の考え 気持ちなどを整理し 簡単な語句や文を用いてまとま

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

Transcription:

第 5 学年国語科学習指導案 日時平成 27 年 10 月 26 日 ( 月 )2 校時場所今市っ子図書館指導者担任 学校司書 1 単元名これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう ( 教材 和の文化を受けつぐ 和菓子をさぐる 中山圭子東京書籍 5 年 ) 2 単元の目標 和の文化について進んで調べてみたい課題を探して読んだり 資料の提示の仕方を工夫して話したりしようとしてい 国語への関心 意欲 態度 事柄が明確に伝わるように 説明の構成を工夫することができ 話すこと 聞くこと 本や文章を読んで考えたことを発表し合い 自分の考えを広げたり深めたりすることができ 読むこと 目的に応じて 複数の本や文章などを選んで比べて読むことができ 読むこと 文章のいろいろな構成について理解することができ 言語に関する知識 理解 技能 3 基盤本教材は 伝統的な文化に関するものの中でも想起しやすい和菓子を題材とした 序論 本論 結論の構成が明確な文章であまた 和菓子を三つの観点から説明するという構成は その後の調べ学習や発表へとつなげやすい さらに 写真や図表などの資料が説明に用いられており 発表の際の資料の活用へとつなげることもでき本単元では 目的を意識していろいろな本や資料を読み 資料を活用して説明する力を育てることをねらいとしていそこで 和の文化に関する本や資料を読んで調べ 説明会を開く という言語活動を位置づけた 調べた和の文化について要約カードにまとめながら説明する活動を取り入れ 感想を交流することで 説明の構成や表現の方法を工夫したり 自分の考えを広げたり深めたりする機会の体験を積むことができると考え本時は 調べて要約カードにまとめたことを同じグループの友だちに紹介し合う活動であ同じ文化について調べているグループとすることで お互いの内容やまとめ方についてアドバイスを行いやすいと考えまた 説明会では一緒に発表するグループでもあるので 説明会のことを意識させ より意欲的に取り組ませるようにしたい アドバイスをするときには 付箋にメモを書かせて伝えることで 個人で直す活動をする際の手がかりにできるようにす

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べようとする意欲を高め 情報収集教材文の学習を行いながら 和の文化に関する図書の並行読書を行う 同じ文化について調べたいと考えている児童を三人一組のグループとし 協力して調べたり まとめたことに対してお互いにアドバイスをしたりできるようにし 考えを深めたり広げたりできるようにす調べた情報については 昨年度から取り組んでいる情報カードにまとめ 次の段階である整理分析で生かせるようにす 分析整理情報カードをもとに まとめて発表したい情報を整理させシンキングツールとしてXチャートを使用し グループで発表する内容を整理させるようにす まとめる 伝える教材文の学習でも使用した要約カードを使い まとめるようにすまた まとめたことを伝えるときには 要約カードをもとに発表資料を作成し より分かりやすく印象に残る発表方法を工夫させるようにす説明会では 実物投影機を用いて行い クラス全体に向けて発表するようにす 5. 学校図書館活用教育との関連教材名単元のねらい動物の体と気候文章の構成に注意して書かれている内容を読み取り その要旨を的確にとらえ和の文化を受けつぐ目的や意図に応じて 事柄が明確に伝わるように話の構成を工夫しながら話すこと 目的に応じて 複数の本や文章などを選んで読み比べて読むこと テレビとの付き合い方例と意見との関係に注意して 筆者の考えを読み取ること 読み取ったことをもとに 自分の考えを書くこと 学校司書による本の紹介 司書教諭によるシンキングツールを (Xチャート) の説明 図書館を活用しての調べ活動

6. 単元の評価規準国語への関心 意欲 態度 話す聞く能力 読む能力 和の文化 について 課題を解決するために 自分の意見と比べたり 関心をもち 調べて説 複数の本や文章を比べて読 説明の構成や資料の使い 明するという目的を意 み 必要な情報を選んでい 方に注意したりして聞 識して文章を読もうと き 自分の考えをまとめ してい 文章だけではなく 図表 てい や写真等の情報を利用する など 効果的な読み方を工 夫してい 言語についての知識 理解 技能文章のいろいろな構成について理解してい 7. 単元の指導と評価の計画 ( 全 13 時間 ) 評価学校図 次時目標学習内容 関 話 読言評価規準 ( 評価方法 ) 書館と の連携 聞 第一次 1 和の文化に関心をもち 単元の見通しをもつ 和の文化の本を読む 和の文 和の文化を受けつぐ 化を読む の本 並行読書 関 和の文化について興味をもち 目的を意識して資料を読んだり 学習に取り組んだりしようとしてい ( 観察 ) 2 教材文を読 説明の仕方や資料の用い 読 観点や構成に着 第 3 み 和の文 られ方を読み取り 文章構 目して内容を的確に 二 4 化 に対する 成図に整理したり 要約カ 押さえて要旨をとら 次 5 筆者の考え ードにまとめたりす え 自分の考えを明確 や 説明の仕 文章を読んだ自分の考え にしながら読んでい 方を読み取 や感想 調べたいことを整 り 要約す 理す ( 発言 ノート ワー クシート 要約カー ド )

第 6 取り上げる 教科書の文章で読み取っ 読 図書資料を選んで 三 7 題材と調べ たことをもとに 調べる際 必要な情報を取り出し 次 8 る観点を決 の観点や内容などを話し 整理してい 9 め 必要な情 合い 調べる計画を立て 10 報を集め 必要な情報を集めて カ 話 聞 事柄が明確に 説明会を開 ードやメモに書く 伝わるように 説明の構 き 調べたこ シンキングツールの使い方 成を工夫してい ( 発 とを資料を を知る 言 要約カード ) 11 活用して発 説明する内容や構成を考 読 友だちとの交流を ( 本時 ) 表す え 要約カードにまとめた 通して 説明する内容に 12 り 資料を準備したりす ついて考えを深めたり 内容や目的に合わせて説明 広げたりしてい ( ワー 13 会用の資料の形成を工夫す クシート 付箋メモ ) 言 文章のいろいろな 構成について理解してい ( 発言 カード ) 8 本時の学習 ( 第三次 11 時間目 ) (1) 本時の目標要約カードを互いに説明し合い 自分が説明する内容について考えを深めたり広げたりすることができ 読む能力 (2) 本時の学習展開主な学習活動と予想される児童の反応 教師の支援 ( ) と評価 ( ) 1. 本時の学習課題を確認す 学習の流れを示し 本時の見通しをもてるように要約カードを説明し合って 自分のテーマをす深めよう 単元の初めに設定した 自分たちの目標についても確認し 本時に対する意欲を高めるようにす 2. 要約カードをもとに説明し合う これまでにまとめた要約カード 資料について確認す 自分の要約カードを確認す 要約した内容についてどのような順番で話すのか確認すグループの友だちと紹介し合い 意見を交流す 新しい内容を加えられるように 調べたことを整理してみよう もう少し詳しく説明しよう 調べたことをすぐに振り返ることができるように 自分が集めた情報カードや図書資料も準備させておく お互いの考えが記録できるように付箋を用い より考えを深めたり 広げたりすることにつながるアドバイスについて付箋に書いて伝えるようにし 個人で直すときに生かすことができるようにす 友だちとの交流の中で自分の説明に生かしたいこともメモできるように別の付箋を用紙し 使える

要約カードに加えてみよう これ以上 内容を増やすのはやめよう ようにしておく 要約カードと付箋を整理して考えを深めることができるようにワークシートを準備し 考えを整理できるようにす 付箋からどのように深めていくとよいか困っている場合には 優先順位を整理させ 取り組ませるようにす おおよそ出来上がっている場合には 別の視点を与えたり 同じグループの友だちのサポートをしたりするように促す 3. 本時の振り返りができるようにワークシートに 記入させ 付箋メモや友だちからのより分かりやすいものにするためのアドバイスをもとにして 自分が説明する内容について考えを深めたり 広げたり 見直したりすることができ 読 ( 要約カード ワークシート ) 4. 次時の見通しをもたせ (3) 本時の評価 次時は説明会に向けての準備と練習をすること を伝え 十分満足できると判断される児童の具体例おおむね満足できると判断される児童の具体例支援を必要とする児童の指導の手立て 友だちの意見をもとに自分の要約カードで説明する内容についてより深めたり 広げたり 友達に対 友だちの意見をもとに 自分の要約カードを直したり 友だちにアドバイスをしたりしてい 一番伝えたいことを要約カードで支援者と確認しながらまとめ してより良いものにするためのアドバイスをしたりしてい (4) 研究の視点 要約カードを用いて発表したことや同じ文化について調べている児童でグループを作って話 し合いをしたことは 自分の考えを広げたり深めたりするために有効であったか