2018 年度日本テレワーク協会重点方針 2017 年度 日本テレワーク協会は テレワークを推進する政府 ( 関連府省 ) をはじめ東京都や地方自治体との連携により テレワーク普及に資する様々な事業の実施とともに 働き方改革実行計画におけるテレワークガイドライン見直しや テレワーク デイの実施を強力

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女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対するインセンティブ付与等 役員 管理職等への女性の登用促進 М 字カーブ問題の解消には企業の取組が不可欠 このため 企業の自主的な取組について 経済的に支援する 経営上のメリットにつなぐ 外部から見えるようにし当該取組の市場評価を高めるよう政

寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

ダイバーシティ 年に向けた政策展開のポイント テレワークが当たり前になる社会 の実現に向け 多様な主体と連携した普及啓発や導入支援への取組を強化 地域での就労支援やマッチング強化により 女性や高齢者の就業を推進 働き方改革と併せて時差 Biz の定着に向けた取組を推進 強化した政策

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市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

2016年度 事業計画書(第一次補正)

企業の人材確保支援 中小企業人材支援センターによる採用 定着支援や 障がい者の雇用促進 企業の成長を担うプロ人材の採用支援等により 大阪産業を支える中小企業の人材確保を支援する 大阪働き方改革支援センターの人材確保支援の機能を強化し 大阪人材確保推進会議と協働して製造 運輸 建設の 3 分野を中心に

1) 3 層構造による進捗管理の仕組みを理解しているか 持続可能な開発に向けた意欲目標としての 17 のゴール より具体的な行動目標としての 169 のターゲット 達成度を計測する評価するインディケーターに基づく進捗管理 2) 目標の設定と管理 優先的に取り組む目標( マテリアリティ ) の設定のプ

連絡担当窓口企画提案書 実施事業者の概要 企画提案者の概要 機関名 代表者役職 氏名 所在地 氏名 ( 役職 ) 電話番号 ( 代表 直通 ): Fax: 連絡先 ホームページ : 1 基本財産又は資本金 円 2 職員数 ( うち本事業に携わる職員数 ) 人 ( 人 ) 3 設立年月

資料9

職場環境 回答者数 654 人員構成タイプ % タイプ % タイプ % タイプ % タイプ % % 質問 1_ 採用 回答 /654 中途採用 % 新卒採用 % タ

23 歳までの育児のための短時間勤務制度の制度普及率について 2012 年度実績の 58.4% に対し 2013 年度は 57.7% と普及率は 0.7 ポイント低下し 目標の 65% を達成することができなかった 事業所規模別では 30 人以上規模では8 割を超える措置率となっているものの 5~2

平成27年度事業計画書

2018 年度事業計画書 Ⅰ 基本方針 1. 健康関連分野を取り巻く環境と直近の動向 健康医療分野が政府の日本再興戦略の重点分野に位置づけられ 健康 医療戦略が策定されるなど 予防や健康管理 生活支援サービスの充実 医療 介護技術の進化などにより 成長分野としてマーケットは大きく拡大することが期待さ

公共工事等における新技術活用システムについて 別添 公共工事等に関する優れた技術は 公共工事等の品質の確保に貢献し 良質な社会資本の整備を通じて 豊かな国民生活の実現及びその安全の確保 環境の保全 良好な環境の創出 自立的で個性豊かな地域社会の形成等に寄与するものであり 優れた技術を持続的に創出して

平成 31 年度予算案 の概要について 平成 30 年 12 月 人材開発統括官

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

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2020 年に向けた社会全体の ICT 化推進に関する懇談会 の開催について 1 平成 26 年より 総務大臣の懇談会として 2020 年に向けた社会全体の ICT 化推進に関する懇談会 を開催 アクションプランに基づき 2020 年以降のレガシーを視野に入れつつ ICT 化に向けた施策を進めてきた

(1) 当該団体が法人格を有しているか 又は法人格のない任意の団体のうち次の1~2の要件を全て満たすもの 1 代表者の定めがあること 2 団体としての意思決定の方法 事務処理及び会計処理の方法 並びに責任者等を明確にした規約その他の規定が定められていること (2) 関係市町村との協議体制を構築してい

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地域雇用活性化コース 厚生労働省採択事業 (H28 ~ 30 年度 ) 平成 29 年度 三重県地域活性化 雇用創造プロジェクト事業 地域雇用 活性化コース 対象業種 飲食料品小売業 宿泊業 飲食店電気業 鉄道業 道路旅客運送業 道路貨物運送業 倉庫業 運輸に附帯するサービス業 各種商品小売業 織物


0-1表紙

総務省テレワーク推進計画 平成 27 年 6 月 5 日総務大臣決定 政府方針である 国家公務員テレワーク ロードマップ ( 平成 27 年 1 月 21 日 : 各府省情報化統括責任者 (CIO) 連絡会議決定 ) が定められ 2020 年度までを視野に入れた各府省等におけるテレワーク推進計画を策

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

01 【北海道】

20 21 The Hachijuni Bank, LTD.

従業員に占める女性の割合 7 割弱の企業が 40% 未満 と回答 一方 60% 以上 と回答した企業も 1 割以上 ある 66.8% 19.1% 14.1% 40% 未満 40~60% 未満 60% 以上 女性管理職比率 7 割の企業が 5% 未満 と回答 一方 30% 以上 と回答した企業も 1

活動状況調査

平成18年度標準調査票

504 特定事業等に係る外国人の入国 在留諸申請優先処理事業 1. 特例を設ける趣旨外国人研究者等海外からの頭脳流入の拡大により経済活性化を図る地域において 当該地域における特定事業等に係る外国人の受入れにあたり 当該外国人の入国 在留諸申請を優先的に処理する措置を講じることにより 当該地域における


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地域産業活性化コース 厚生労働省採択事業 (H28 ~ 30 年度 ) 平成 29 年度 三重県地域活性化 雇用創造プロジェクト事業 地域産業 活性化コース 対象業種 食料品製造業 情報サービス業飲料 たばこ 飼料製造業 木材 木製品製造業 パルプ 紙 紙加工品製造業 印刷 同関連業 なめし革 同製

イドライン が策定されたところです こうした中 平成 30 年 6 月 29 日に第 196 回通常国会で成立した 働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律 ( 以下 働き方改革関連法 という ) に基づく改正後の労働基準法において 建設業については 平成 31 年 4 月の法施行から5

資料 5 総務省提出資料 平成 30 年 12 月 21 日 総務省情報流通行政局

障害児・発達障害支援_

第 1 章調査の実施概要 1. 調査の目的 子ども 子育て支援事業計画策定に向けて 仕事と家庭の両立支援 に関し 民間事業者に対する意識啓発を含め 具体的施策の検討に資することを目的に 市内の事業所を対象とするアンケート調査を実施しました 2. 調査の方法 千歳商工会議所の協力を得て 4 月 21

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厚生労働省告示第六十四号中小企業等経営強化法平成十一年法律第十八号第十二条第一項の規定に基づき職業紹介事業 ( ) 労働者派遣事業分野に係る事業分野別指針を次のように定めたので同条第五項の規定に基づき公 表する平成三十一年三月十四日厚生労働大臣根本匠職業紹介事業 労働者派遣事業分野に係る事業分野別指

チェック式自己評価組織マネジメント分析シート カテゴリー 1 リーダーシップと意思決定 サブカテゴリー 1 事業所が目指していることの実現に向けて一丸となっている 事業所が目指していること ( 理念 ビジョン 基本方針など ) を明示している 事業所が目指していること ( 理念 基本方針

2

啓発事業推進 会員サービス関係事業 1. 高年齢者雇用優良事業所 障害者雇用優良事業所 永年勤続障害者の表彰を行う 10 月 2. 推進委員会を開催し 協会事業の企画運営に関する検討 協議を行うとともに 委員相互の交流研鑽を図り 協会の円滑な運営に努める 7 月 10 月 3. 会員企業の雇用の安定

働き方改革 魅力ある建設業の構築に向けて 特集 域によっても大きな差があり, 北陸地方や北海道 など一部の地方では平成 28 年 10 月調査の加入率が 80% を超えているのに対し, 大都市部のある関東 地方 (55%) や近畿地方 (60%) は低い加入率に 留まっている ( ) 建設マネジメン

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活動指標及び 活動指標標準仕様書 導入手順書策定数 ( 改定を含む ) 活動見込 31 活動見込 2 活動指標及び 活動指標 RPA 補助事業の完了数 活動見込 31 活動見込 5 活動指標及び AI 実証地域の完了数 活動指標 活動見込 31 活動見

4-(1)-ウ①

女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針について

4 研修について考慮する事項 1. 研修の対象者 a. 職種横断的な研修か 限定した職種への研修か b. 部署 部門を横断する研修か 部署及び部門別か c. 職種別の研修か 2. 研修内容とプログラム a. 研修の企画においては 対象者や研修内容に応じて開催時刻を考慮する b. 全員への周知が必要な

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国費投入の必要性 事業の効率性 事業の有効性 関連事業 事業所管部局による点検 改善 項目 評価 評価に関する説明 事業の目的は国民や社会のニーズを的確に反映しているか 被災者の資力やニーズを踏まえた効率的 効果的な住まいの確保策に関する調査等を行っている 地方自治体 民間等に委ねることができない事

目次 1 当法人に関する事項 (1) 事業の計画 (2) 損益の計画と財産の見通し (3) 主要な事業内容 (4) 会員に関する事項 (5) 職員に関する事項 (6) 役員会等に関する事項 (7) 対処すべき課題 2 役員等に関する事項 (1) 理事 (2) 監事 (3) 評議員 1

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平成30年度事業計画書(みだし:HP用)

取組みの背景 これまでの流れ 平成 27 年 6 月 日本再興戦略 改訂 2015 の閣議決定 ( 訪日外国人からの 日本の Wi-Fi サービスは使い難い との声を受け ) 戦略市場創造プラン における新たに講ずべき具体的施策として 事業者の垣根を越えた認証手続きの簡素化 が盛り込まれる 平成 2

併せて 先進事例を統一的なフォーマットでデータベース化する また 意欲ある地域が先進的な取組みを行った人材に 目的に応じて容易に相談できるよう 内閣官房において 各省の人材システムを再点検し 総合的なコンシェルジュ機能を強化する 各種の既存施策に加え 当面 今通常国会に提出を予定している 都市再生法

27 年度当初予算 28 年度要求主な増減理由円)平 7 単 位 2 : 8 百年万度予訳(成 ( 目 ) 啓発広報費 2 平成 26 年度限りの経費 ( 重要事項に関する戦略的国際広報諸費に統合 ) 計 0 0 算内

学生確保の見通し及び申請者としての取組状況

生涯現役促進地域連携事業に係る企画書の評価等について 1 評価委員会の設置等 (1) 厚生労働省職業安定局雇用開発部高齢者雇用対策課 ( 以下 事務局 という ) に生涯現役促進地域連携事業の企画書評価のため 生涯現役促進地域連携事業企画書等評価委員会 ( 以下 評価委員会 という ) を設置する

資料 3 時代の要請を受けた 消費者保護の課題について 平成 31 年 4 月 経済産業省商務 サービスグループ 商取引監督課

5_【資料2】平成30年度津波防災教育実施業務の実施内容について

働き方改革実現に向けた週休二日の取得に関する取組について 直轄工事における週休二日取得の取り組み 施工時期の平準化適正な工期設定 週休二日算定が可能な 工期設定支援システム の導入 工事着手準備期間 後片付け期間の見直し 余裕期間制度の活用週休二日を考慮した間接費の補正 < 週休二日対象工事 > 対

クラウドサービスの安全・信頼性に係る情報開示認定制度の認定サービス開示情報

2017 年度事業計画書 Ⅰ 基本方針 年度の取組み内容 2016 年度は 第 3 回健康科学ビジネスベストセレクションズ として 昨年度に引き続き 優れた健康関連の取組みを18 件選定し 健康科学ビジネス創造フォーラム 等で広報すると共に 産学連携ヘルスケアナレッジセミナー といった

中央建設業審議会による提言について ( 平成 24 年 3 月 14 日 ) 建設産業における社会保険の徹底について ( 提言 ) 建設産業においては 下請企業を中心に 雇用 医療 年金保険について 法定福利費を適正に負担しない企業 ( すなわち保険未企業 ) が存在し 技能労働者の医療 年金など

公益社団法人全国公立文化施設協会 平成30年度 事業計画

全自病協第 582 号 平成 27 年 2 月 13 日 地方会議担当支部長様 公益社団法人全国自治体病院協議会 会長 邉見公雄 平成 27 年度地方会議における共通議題について 日頃から支部活動にご尽力をいただき感謝申し上げます さて 平成 27 年度地方会議における共通議題について 常務理事会で

社団法人日本生産技能労務協会

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日本企業による国外での環境への取り組みに係る

A クラウドソーシング魅力発信 普及啓発支援 ⑴ 実施内容 1 広報の有効活用本事業での各種告知や取り組み状況について市広報を有効活用するため 市広報へ掲載する原稿を作成し提出すること また 現在活躍しているワーカーを取材し 市広報へ掲載する原稿を作成し提出すること 2ホームページによる魅力発信ホー

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女性の活躍推進の意義と課題 意 義 課題 少子高齢化で生産年齢人口が減少 労働力人口の増加 海外を含む企業間競争の中で 性別に関わらず優秀な人材の確保が必要 埋もれている優秀な人材の確保 少子化と生産年齢人口の減少が進む中で 女性の活躍の推進は喫緊の課題 女性の労働力率は 第 1 子出産を機に 6

が実現することにより 利用希望者は認証連携でひもづけられた無料 Wi-Fi スポットについて複数回の利用登録手続が不要となり 利用者の負担軽減と利便性の向上が図られる 出典 : ICT 懇談会幹事会 ( 第 4 回 )( 平成 27(2015) 年 4 月 24 日 ) 2. 現状 日本政府観光局

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市町村による創業支援 (手引き)


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総務省 1 統計功労者に対する大 臣表彰 統計に関し功績のあった統計調査員を表彰する 11 月 19 日 2 広報関係 (1) 刊行物の活用等による広報 総務省広報誌 総務省 等に 統計の日 についての広報記事を掲載して周知を図るとともに 各種行事結果についても掲載する 統計の日 関連行事の広報文を

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雇用型インターンシップ(仮称)事業

Ⅱ 取組み強化のためのアンケート調査等の実施 (1) 建設技能労働者の賃金水準の実態調査国土交通省から依頼を受けて都道府県建設業協会 ( 被災 3 県及びその周辺の7 県を除く ) に対し調査を四半期ごとに実施 (2) 適切な賃金水準の確保等の取組み状況のアンケート調査国は 平成 25 年度公共工事

中小企業のための「育休復帰支援プラン」策定マニュアル

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今年度も本部 支部との連携を強化し 高等学校を中心とした講師派遣を行い 自立した消費者の育成 支援を図ります また 設立当初より取り組んできた学校における消費者教育用テキストの作成及び講座で会得したスキルを活かし 児童 生徒 学生のみならず 教師や保護者等に対する消費者啓発も行っていく予定です (2


一般社団法人送電線建設技術研究会関西支部社会保険等の加入促進計画 1. はじめに 平成 27 年 4 月 24 日制定 建設産業においては 健康保険 厚生年金保険及び雇用保険 ( 以下 社会保険等 という ) の 1 法定福利費を適正に負担しない企業が存在し 技能労働者の医療 年金など いざというと

公益目的支出計画実施報告

総論 地方拠点強化税制とは? 税制等の支援措置を受けるためには? 3ページ 4ページ 拡充型事業とは? 5 ページ 移転型事業とは? 6 ページ 目次 各論 ステップ 1 ( 整備計画 ) 本社機能とは? どのような支援措置があるの? 支援のメリットについて整備計画の認定はいつまでに受ければいいの?

資料 4-2 リカレント教育 厚生労働省人材開発統括官若年者 キャリア形成支援担当参事官室 1

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2018 度事業計画書 2018 年 3 月 22 日 一般社団法人日本テレワーク協会 1

2018 年度日本テレワーク協会重点方針 2017 年度 日本テレワーク協会は テレワークを推進する政府 ( 関連府省 ) をはじめ東京都や地方自治体との連携により テレワーク普及に資する様々な事業の実施とともに 働き方改革実行計画におけるテレワークガイドライン見直しや テレワーク デイの実施を強力に支援した また トップフォーラム テレワーク推進賞 部会活動 多数の講演 様々なメディアによる広報活動を通して 日本におけるテレワークの普及促進を行った 働き方改革への機運が一層高まる中 日本テレワーク協会は 2018 年度も日本におけるテレワークの普及 促進する唯一の団体として 政府が 2020 年をターゲットに設定したテレワークの KPI の達成に向けて政府や地方自治体と連携して重要施策を推進するとともに テレワーク デイズの共催などを通して 働き方改革の推進を行う 自主事業活動においても テレワークトップフォーラム 部会 セミナー等への取り組みを強化する 更に テレワークに関する情報発信や協会会員への価値提供 外部とのコラボレーション活動における質 量の向上を目指す 1. 受託事業等によるテレワークの普及推進 1) 政府 4 省事業 2) 地方自治体事業 2. 自主事業によるテレワーク普及推進 1) 第 6 回テレワークトップフォーラム (JTAトップフォーラム) 2) 第 19 回テレワーク推進賞 3) 部会活動 4) テレワーク推進フォーラム事務局 5) テレワーク デイズ活動への貢献 6) 他団体や地方自治体への支援 3. 情報発信力の強化 1) ミニセミナー 2) 協会独自コンテンツ 3) 協会ホームページ 4) 政策提言活動 4. 会員企業 団体への価値提供 1) 会員との連携活動 2) 会員とのリレーション強化 5. 働き方改革 プロジェクトの推進 6. 協会財務基盤の強化 1) 会員数拡大 2) 事業収益の伸長 2

1. 受託事業等によるテレワークの普及推進 1) 政府 4 省事業 1 総務省 平成 30 年度テレワーク裾野拡大に向けた調査研究に係る請負事業総務省のテレワーク普及推進の中心的事業であり 会員企業と連携し今後入札参画予定 事業内容は 調査研究 テレワークエキスパートの育成 テレワーク表彰 ( 旧名称テレワーク先駆者百選 ) の募集 審査 全国でのセミナー実施 テレワーク表彰の表彰式を兼ねるシンポジウム開催 (11 月 ) テレワーク普及促進動画配信等になる見込み 平成 30 年度テレワークマネージャー派遣制度関連事業 ( 再委託 ) 協会会員の再委託により事業参加見込み テレワークマネージャーとは テレワークに関する知見 ノウハウを持ち 企業等への導入支援実績を有する有識者を総務省が選定 委嘱するもので 協会は広報活動を担う予定 平成 28 年度補正予算事業 ICT 技術を活用した子育て 高齢者支援街づくり事業協会会員と連携し 平成 28 年度の入札参加により受託した事業だが 事業の完了が平成 30 年度になった 事業内容は 地方公共団体が子育て支援施設 病院 介護施設等の拠点にテレワークスペースを設置する場合に利用できる補助金に関する交付等事務支援業務 2 厚生労働省 平成 30 年度テレワーク相談センター事業事業内容は テレワーク相談員による窓口 電話相談等への対応 企業に対する労務管理の訪問コンサルティング 時間外労働等改善助成金 ( テレワークコース ) の申請書類等確認業務及び付帯業務 相談件数は 平成 27 年から年平均約 32% の割合で増加している 来年度は相談員を更に増員し 研修を強化する 厚生労働世省の委託業務仕様上の設定はないが 協会独自で KPI を設定し業務改善を行う 平成 30 年度東京テレワーク推進センター事業厚労省が東京都の特区事業 テレワーク推進センター 内に設置する相談センター テレワーク相談 訪問コンサルティング 助成金の申請書類等を受け付ける 1 か月の相談目標件数は 80 件程度と定められている 平成 30 度テレワーク表彰 テレワークシンポジウム等事業会員企業との連携により事業実施予定 事業内容は テレワーク推進企業等厚生労働大臣表彰 ~ 輝くテレワーク賞 ~の募集 審査 表彰式を兼ねるシンポジウムの開催 (11 月 ) 東名阪でのセミナー実施 (7 月 ~11 月 ) 施策全体の周知広報 表彰は テレワークの活用によって労働者のワークライフバランスの実現に顕著な成果を上げた企業並びに個人を対象に表彰し 優秀賞 特別奨励賞 個人賞 からなる 3

テレワークイベント * * の開催業務体験型イベント会員企業との連携により事業実施予定 事業内容は雇用者に対して直接テレワークのメリットを訴えるイベントの開催 7 月 ~12 月までの間に東京 23 区と全国の政令指定都市を開催場所として座学 事例紹介 テレワーク体験 意見交換からなるプログラムを全 15 回実施する 在宅就業者総合支援事業( 再委託等 ) 会員企業からの再委託等により実施 ICT の普及等により テレワークを活用し在宅等での就業に従事する者が増えている中 在宅就業者や発注者にインターネットを活用した情報提供や在宅就業者に対する教育訓練モデルプログラムの普及を図ることにより 在宅就業を良好な就業形態として確立するための事業 協会は教育プログラムの監修等 講師派遣 広報協力等を実施予定 3 経済産業省 平成 30 年度はテレワーク普及推進に関する受託案件はない見込み 4 国土交通省 平成 30 年度テレワーク人口実態調査 ( 再委託 ) 本調査では政府のテレワーク KPI であるテレワークの普及状況の測定も実施されている 会員以外の企業からの再委託で調査の一部を受託する方向で検討する 現在事業仕様等は未定 テレワーク拠点整備に関する調査平成 29 年度の郊外部等におけるテレワーク拠点の実態と街づくりに関する調査を継続発展した内容になると考えられる 入札参加予定だが 現在事業仕様等は未定 2) 地方自治体事業 1 東京都 平成 30 年度テレワーク等普及推進事業の業務委託 ( 再委託 ) 会員企業からの再受託により実施 事業内容は 都内企業を対象に設置された飯田橋の東京テレワーク推進センターの運営 ( 来場者へのコンシェルジュ機能 テレワーク体験コーナー 企業事例紹介コーナー ) 推進センターにおける説明会 セミナー等の開催 モデル実証等に基づくテレワーク活用企業情報の発信 テレワーク体験セミナーの開催等 協会は 企画統括アドバイザー センター運営の企画監修 講師 エス化レーション モデル事例の事例設計 業界別ハンドブックの企画監修 体験セミナーの企画監修 講師 募集などを担う予定 生産性向上支援 ワークスタイル変革コンサルティング実施等業務委託( 再委託 ) 会員企業と連携し入札中 事業内容は 都内中小企業を対象に行う 生産性向上やワークスタイル変革をテーマにしたコンサルティング 協会は アドバイス 指導を行うとともに コンサルティング実施 東京都や国等 関連施設等との連携窓口を担う 4

2 福岡県 テレワークによる障がい者雇用促進事業障がいある方のテレワークの具体的な活用方策を検討 整理し その方策を県内の事業者に周知することを目的とする事業 事業内容は テレワークによる障がい者雇用促進検討会議の設置とテレワークによる障がい者雇用促進セミナーの開催 3 その他 テレワークによる地方創生を志向する地方自治体事業のうち 事業の属性としてはソフト事業 継続案件であり 採算性からは事業として成立する案件を受託し実施予定 5

2. 自主事業によるテレワーク普及推進 1) 第 6 回テレワークトップフォーラム (JTAトップフォーラム) 第 6 回 JTA トップフォーラム開催日 (2019 年 1 月 23 日 ( 水 )) 会員企業から協賛 後援をいただき 企業トップ 管理職層に対するワークスタイル変革の啓発を目的に 働き方改革の先進企業経営者及び有識者 人事責任者をスピーカーに招き 講演 パネルディスカッションを実施するイベント 協賛 後援 その他の会員企業 団体に無料招待状を配布 招待状がない場合は有料とし 会員への価値提供の機会とする 2) 第 19 回テレワーク推進賞 第 19 回テレワーク推進賞表彰式開催日 (2018 年 2 月 21 日 ( 木 )) 先進的なテレワーク実施事例を表彰する テレワーク推進賞 表彰事業を継続実施 3) 部会活動 2017 年度に実施した 5 つの部会活動 サードワークプレイス研究部会 ライフコース多様化とテレワーク部会 テレワーク最新技術動向研究部会 第四次産業革命 ( インダストリー 4.0) とテレワーク部会 2020 年のワークスタイル特別研究プロジェクト について 研究成果発表会を実施する (2018 年 6 月 20 日 ( 水 )) 新年度は中小企業に対するテレワークの普及推進をテーマに部会を新設 6 月 20 日から新年度の部会参加者募集開始 4) テレワーク推進フォーラム事務局 産官学連携のテレワーク推進フォーラムの活動全般を事務局としてサポートする また フォーラム内に設置された テレワーク月間実行委員会 の事務局として 引き続き テレワーク月間 活動に注力する 5) テレワーク デイズ 活動への貢献 総務省 経産省は 2018 年度の テレワーク デイズ の実施について 7 月 23 日 ( 月 )~7 月 27 日 ( 金 ) の間において 各企業 団体の状況に応じて 7 月 24 日 ( 火 )+その他の日の計 2 日間以上を テレワーク デイズ として実施する と方針を発表 (3 月 2 日 ) ( 別紙参照 ) 新年度は 2000 団体 延べ 10 万人の参加を目標とし 首都圏以外 中小規模の団体 官公庁などを含め多様な業種 規模 地域の団体の参加働きかけ 参加者にはさまざまなテレワークの実施 時差通勤 フレックスタイム これらの組み合わせを実施してもらう 協会は テレワーク デイズ の活動主体の一つとして 会員企業 団体を中心に参加呼びかけを行う 6) 他団体や地方自治体への支援 一般の企業 団体等からの求めに対応し テレワーク普及 推進活動のための助言や協力を行う 6

3. 情報発信力の強化 1) ミニセミナー テレワークのユーザ企業のニーズにこたえる情報を発信する場として実施 年 3 回程度の開催を目指し うち 1 回は 11 月に協会のテレワーク月間行事としても実施 2) 協会独自コンテンツ 人気コンテンツ テレワーク関連ツール一覧 を継続的に発行 年 2 回程度の改版を図る 冊子化しセミナー等で活用するほか 会員向けにダウンロードサービスを行う 企業ヒアリング等に基づく 会員企業 団体向け テレワーク事例データベース を新年度も継続 利用実態などを踏まえ内容や見せ方の向上を図る 3) 協会ホームページ テレワーク全般に関する情報源として利用されることを目指し アクセス分析に基づく情報設計を行い 情報更新頻度を維持する 4) 政策提言活動 省庁のテレワーク関係委員会 テレワーク推進フォーラム運営活動 協会部会活動等を通じて積極的に政策提言を実施する 4. 会員企業 団体への価値提供 1) 会員との連携活動 会員企業 団体によるテレワーク普及 推進のためのセミナー等への講師派遣 後援 告知協力を行う 会員企業 団体と テレワーク普及 推進活動に関するコラボレーションを行う等により 会員の活動を支援する 2) 会員とのリレーション強化 会員とのコミュニケーションを強化することにより 会員のニーズを反映した価値提供を行う 5. 働き方改革 プロジェクトの推進 労働生産性の向上を目的に 業務の進め方を見直し 必要な ICT 投資を行う 協会職員のテレワーク利用度を更に高め 得られた知見を事業に活用する 7

6. 協会財務基盤の強化 会員数と事業収益の拡大 協会運営の一層の効率化を実施し 財務基盤の強化を図る 1) 会員数拡大 目標会員数 320 企業 団体 2) 事業収入の伸長 対前年度予算比 20% 増を目指す 以上 8