2 児童への事前調査 調 査 事 項 好き どちらかとどちらかというと好きいうと嫌い 嫌い Q1 国語の学習は, 好きですか Q2 説明文の学習は, 好きですか Q3 物語の学習は, 好きですか Q4 話し合う学習は, 好きですか Q

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価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

第1学年国語科学習指導案

平成23年度第2回学力向上対策会議協議資料  <遠野市立綾織小学校>

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

Taro-【HP用】指導案.jtd

中学校第 3 学年国語科学習指導案 日時平成 28 年 月 日第 校時対象第 3 学年 組学校名 中学校授業者 1 教材名 故郷 2 単元の目標 情景や人物を描写する語句や表現を読み取り 内容への理解を深めることができる 作品を通して 社会の中での人間の生き方について考え 自分の意見をもつことができ

う言語活動を位置付けた学習をしていくという目的意識を持つ 第 2 次では 注文の多い料理店 について キャッチコピー あらすじ 二人の紳士の人物像 ここがおすすめ ( 話のおもしろさを伝える ) という要件で リーフレットにまとめる 第 3 次では 並行読書してきた宮沢賢治の作品のリーフレットを作り

し, 定期的に評価することで 自己の考え を自覚する場面を意図的に設定している 本教材の学習においては, 様々な情報の中から必要な情報を取り出し, 整理 分析し, それに基づいた自分の考えを表現する活動を通して, 自己の考えの深まりや広がり を実感させることによって, 課題改善につなげたいと考えてい

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

Microsoft Word - 【提言2】④新聞70(最終).doc

第1学年国語科学習指導案

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

Microsoft Word - åł½èªžç§‚2å¹´2çµ—ã••ï¼™ã†¤ã†®ã†łã†¤ã‡†ã†—ã‡™ã†‘ã‡›ã†¹ã‡‹ã†ƒã••ã•„ã†µã‡“ã†Šã†“ã†¯ã•†ã†©ã‡fiㆪㆬㆮ㕓æ„⁄尔桋

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第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

そのために, 児童が感じたおもしろさを分類し, それらを読みの視点として, 物語のおもしろさを見付けながら読むことを通して, より深く登場人物の心情を読み取ったり, 想像豊かに読んだりしながら物語のおもしろさを味わうことができるようにする さらに, 見付けた物語のおもしろさを, で紹介し合う活動を取

第1学年国語科学習指導案

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

Taro-第3学年国語科学習指導案「

Microsoft Word - chojugiga_sidoan_new.docx

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

Taro-5年研究のまとめ

第○学年○組 学習指導案

単元の学習を進めるに当たっては, 下記の5つの言語意識を明確にする 相手意識 学級の友達や家の人に 目的意識 動物の赤ちゃんの特徴を分かってもらうために 場面 状況意識 どうぶつの赤ちゃんずかん を作る 方法意識 どうぶつの赤ちゃん で読み取ったことをもとに, カードを作る 評価意識 動物の赤ちゃん

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第1学年国語科学習指導案

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3 4 すみれちゃんはどこでおねえさんになったのだろうか について考える 前時のカードからすみれちゃんの行動や様子について確認する すみれちゃんがかわったきっかけを読む 行動の変化前後での場面の様子について想像する わたしはおねえさん のすみれちゃんのきらりと光るところ抜き出し 理由

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

たい 単元を貫く言語活動として, ポップカード で友達におすすめの本を紹介するという活動を位置 付ける もうすぐ雨に で習得した学びを活用し, 自分で選んだ本の紹介文を書いていく 作品の テーマを読み取りまとめる言語活動は, 読書に対する興味 関心を広げることにつながると考える (4) 単元の指導計

【授業 1】

さらに自ら調べようと意欲を高めるだろう 2 児童観児童は 文字を50 音すべて学習し 少しずつ読める字や書ける字が増えてきた これまでに音読をしたり 想像したことを話したりしながら ある程度のまとまった文章がよめるようになってきている 5 月の教材 とんこととん では 登場人物のしたことを中心に想像

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

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座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

Microsoft Word - ③-1だれもがかかわり合えるよに

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

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指導内容科目国語総合の具体的な指導目標評価の観点 方法 読むこと 書くこと 対象を的確に説明したり描写したりするなど 適切な表現の下かを考えて読む 常用漢字の大体を読み 書くことができ 文や文章の中で使うことができる 与えられた題材に即して 自分が体験したことや考えたこと 身の回りのことなどから 相

解答類型

第 6 学年 1 組国語科学習指導案 単元名 : さすがプロ, ここがすごい!~ 自分の夢を追って ~ プロフェッショナルたち 男子 19 名女子 17 名計 36 名 単元について 指導者松本典子 本単元は, 小学校学習指導要領国語編第 5 学年及び第 6 学年, C 読むこと の言語活動例 ア伝

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

d 単元について 第 2 学年 5 組国語科学習指導案単元名 : 謎解きインタビュー記事を書こう教材文 : 走れメロス 男子 21 名女子 16 名計 37 名 指導者水田陽子 単元観本単元は, 中学校学習指導要領国語科第二学年, C 読むこと の指導事項 イ文章全体と部分との関係, 例示や描写の効

3 指導観本単元では C 読むこと ウ場面の移り変わりに注意しながら 登場人物の性格や気持ちの変化 情景など について 叙述を基に想像して読むこと の力を身につけさせることをねらいとしているそこで本単元では まず 3 年生の国語の教材 モチモチの木 で物語文の読み取り方を想起させる本学級は情景描写か

第 6 学年算数科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 校時対象第 6 学年 組 名学校名 立 小学校授業者 1 単元名 速さ ( 学校図書 6 年上 ) 2 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 3 単元の評価規準 単元の評価規準 ア算数への関心 意欲 態度 速さを

国語科学習指導案

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

第4学年算数科学習指導案

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

国語科学習指導案様式(案)

自分の経験を重ね合わせるという思考は働いていない よって ここでの学習では 自分の知識 経験 読書体験とを結び付けた感想を求めることとする 本を紹介するにあたり 自己体験を伴う感想を加えた 体けん お話れっ車 とし 学ぶべきことをはっきりさせ 学習に取り組みたい 学校生活の入門期の1~2 年生に対し

平成 30 年 1 月平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果と改善の方向 青森市立大野小学校 1 調査実施日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) 2 実施児童数第 6 学年 92 人 3 平均正答率 (%) 調 査 教 科 本 校 本 県 全 国 全国との差 国語 A( 主として知識

るようにしていく 深く考える力教材文で述べられているロボットや, 図鑑や事典などで収集したロボットのそれぞれの違いやよさを比較するために, ベン図 を用いて視覚的に理解を促す また, 自分の既有のロボットについての認識と教材文を結び付けて考えさせることにより, ロボットのよさに気付かせていきたいが,

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2 単元の目標 暮らしの中の 和 と 洋 の違いに関心を持ち, くらしの中の和と洋なるほど新聞 を作るために, 目的に応じて引用したり要約したりしようとする 国語への関心 意欲 態度 目的に応じて, 中心となる語や文をとらえて段落相互の関係や事実と意見との関係を考え, 文章を読むことができる 読むこ

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

問い1, 問い2のどちらも誤答した児童は, しかし や ~が というような逆説の接続詞の意味を読み取ることができずその前に書かれている内容を選択している また, 問い3では, 文章の一部を読んだだけで答えを選択している児童が多かった これらのことから, 本学級の児童は, 接続詞の意味をしっかりと捉え

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補充資料 2-1 単元 Let's Read 1 の指導展開案 (1) 単元 Let's Read 1 A Magic Box 1 の指導展開案(1/5 時間 ) (1) 目標 物語を読んで 場面展開を読み取ることができる 昨日の日記 というトピックに基づき 自分について英語で書いて表現できる (2

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

書いたものを発表し合い 表現の仕方に着目して助言し合うこと 本単元では 経験したことや想像したことを基に俳句をつくり 互いに読み合う言語活動を行う 身近な情景や生活の中での出来事を捉え 俳句の特徴を生かした創作を行うことによって 言葉の調子やリズムに親しみ 凝縮した表現で捉える面白さや楽しさを味わわ

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

④ 国語科指導案(6年)

第○学年 ○○科指導計画

第1学年国語科学習指導案

(3) 文語の決まりや音読の仕方を知り, 古文を音読して古文特有のリズムを味わいながら古典の世界に 触れ, 古典には様々な種類の作品があることを知ることができる ( 伝統的な言語文化と国語の特質 に関する事項 ) 3 本単元における言語活動 昔話とその原典である古典を読み比べ, その内容の違いや古文

(1)

の一部のみであるしたがって教科書の本文だけから小説 こころ の全体像を浮かび上がらせることは難しいしかし 掲載された部分だけでも 先生 と という二人の青年の揺れ動く こころ を描き 生徒たちを作品の中に引き込む力は群を抜いたものであると考える高校 3 年生である生徒たちは 心の葛藤というものを多く

2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

進めることができる児童の育成のために 学習計画作りと 読みシート を活用した意見交流の設定が有効であることを 実践を通して明らかにする Ⅲ 研究の見通し学習計画作りと 読みシート を活用した意見交流の設定により 学び合いながら叙述を基に想像して読み進めることができる児童を育てることができるであろう

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

4 単元の目標 場面の移り変わりに気を付けて 叙述をもとに中心人物の行動や心情の変容をとらえ ~ 題材の目標 ~ 読む 大造じいさんの行動やせりふから 心情の変化を読み取る 単元の指導計画 4. 単元の目標 題材文を読んで 筋道を立てて考えたり 考えを深めたりする方法を知るとともに 自身が見つけた課

国語科学習指導案

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

児童は, これらの 読みの観点 を使いながら, 物語のしくみや中心人物の心情の変化を捉える経験を積んできている しかし, 作品の価値や作者の思いに気付いたりすることは十分ではない (2) 教材観本単元で取り扱う教材は, 作者である小林豊氏がアフガニスタンを訪問した際の経験を基に書いた三部作の中から教

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第 1 学年 国語科学習指導案 1 単元名 オツベルと象 を読む ~ 読みの交流を通して~ 学習指導要領との関連 C 読むこと (1) エ文章の構成や展開 表現の特徴について 自分の考えを持つこと 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項イ ( ア ) 音声の働きや仕組みについて関心を持ち 理解を深

学習指導案 潮江東小学校全校研 3 単元名討論会を開こうー説得力のある話し方をゲットしようー教材名 立場を決めて討論をしよう ( 東京書籍 5 年 ) ( 金 ) 潮江東小学校 5 年 2 組上平田学級

国語科学習指導案 広島市立 小学校 教諭 1 日時平成 23 年 1 月 日 5 校時 2 学年 組第 5 学年 組 ( 男子 名女子 名計 名 ) 3 指導事項 (1) A 話すこと 聞くこと オ 互いの立場や意図をはっきりさせながら 計画的に話し合うこと (2) 伝統的な言語文化と国語の特質に関

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第3学年国語か学習指導案

教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 話すこと 学習指導要領ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 都立工芸高校学力スタンダード 300~600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に 英語

いきたいと考える 第二に ビデオに撮ったインタビューの様子を繰り返し見て振り返ることで パターンに沿った質問だけでなく 自分なりの質問を考える活動に発展させていきたい そのために ビデオ視聴による振り返りを3 回行う また 自己評価だけでなく 他者評価により互いの良さを確認することで 話すことへの自

今年度の校内研究について.HP

学習者用デジタル教材リスト 国語 1 年 国語 1 年上コンテンツ上 8 あいさつをしよう 8 関連ページ 内容 趣旨など 場面の様子を想像する ( 音声付 場面や状況に合わせた言葉遣いの確認 ) 国語 1 年上 コンテンツ 上 10 じこしょうかいをしよう 10 場面の様子を想像する ( 音声付

国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

(Microsoft Word - \217\254\212w\202U\224N\201i\216R\217\343\201j.doc)

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第6学年1組 国語科学習指導案

本単元における本質的な問い 芭蕉はどのような思いで おくのほそ道 を書いたのだろうか 永続的理解 芭蕉は俳句の芸術性を高めるため旅に出て, 推敲を重ねて虚構を交えることで文学的価値を高めようとした パフォーマンス課題 江戸時代前期, 松尾芭蕉の書いた俳諧紀行文 おくのほそ道 は, 多くの人に愛され,

Transcription:

第 6 学年国語科学習指導案日時平成 26 年 9 月 30 日 ( 火 )5 校時児童男子 8 名女子 9 名計 17 名指導者教諭後藤孝一 1 言語活動のGPS(Grade= 発達段階の明確化,Process= 学習過程の明確化,Style= 言語活動の種類や特徴の明確化 ) 単元名命シリーズを読んで 人物の生き方をまとめよう 児童の実態 関心 意欲 態度 身に付いている まだ身に付いていない 既習事項 内容 言語能力 言語能力 読書を好む児童が多 設定をとらえる力 作者の述べたい内容につい 要旨を書くこと い 登場人物の心情の変化を叙 て考えながら読む力 感想を書くこと グループで交流するこ 述に即して読む力 登場人物の相互関係を捉え, 人物像と, 人物どうし とを好む児童が多い 自分の体験をもとに考えを の関わりに気を付けて まとめる力 読むこと 読むこと の能力を育てるための指導事項 登場人物の相互関係や心情, 場面についての描写をとらえ, 優れた叙述について自分の考えをまとめること 読むこと (1) エ 本や文章を読んで考えたことを発表し合い, 自分の考えを広げたり深めたりすること 読むことオ 本単元で身に付けさせたい力 人物の生き方について自分の考えをまとめる力 人物相関図をかき, 人物どうしの関係をとらえる 自分の考えを広げたり, 深めたりする力 命シリーズを読んで, リーフレットを作り, 図書館に置く 表現様式 命シリーズのリーフレット 人物相関図 生き方 自分の考えの深まりを書いたリーフレット 言語活動 命シリーズを読み, リーフレットを作ろう 登場人物同士の相互関係, 登場人物の生き方 自分の考えの深まりをリーフレットとしてまとめる 言語活動を支えるための知識 技能 リーフレットを書く 相手に伝える 文章構成を考える 文章の中からリーフレット 本を読んで自分の考えでの深 あらすじや人物の相互関係 作りに合った情報を見つけ まりを伝える技能 を読み取る技能 出す知識 学習材 海の命 ( 光村図書 6 年 ) 並行読書立松和平 ( 命シリーズ ) 山の命 木の命 田んぼの命 指導計画の作成 第一次 - 学習課題をつかみ, 単元の見通しをもつ 第二次 - 海の命 のリーフレットを作る 第三次 - 海の命 の読みを活かして命シリーズのリーフレットを作る

2 児童への事前調査 調 査 事 項 好き どちらかとどちらかというと好きいうと嫌い 嫌い Q1 国語の学習は, 好きですか 6 6 3 2 Q2 説明文の学習は, 好きですか 7 5 1 4 Q3 物語の学習は, 好きですか 10 4 3 0 Q4 話し合う学習は, 好きですか 4 6 5 2 Q5 読書は, 好きですか 11 4 0 2 ( 調査人数 17 人 平成 26 年 6 月調査 ) 3 単元の指導目標と評価基準 伝統的な言語と文化と国語の関心 意欲 態度読むこと指特質に関する事項 導 登場人物の相互関係や心情, 登場人物同士の関わり合いや 感想文を読み合い, 表現の 目 場面についての描写をとらえ, 心情をとらえ 本や文章を読ん しかたに着目して助言し合う 標 自分の考えをまとめることがで で考えたことを発表し合い, 自 ことができる きる 分の考えを広げたり深めたりすることができる 言語についての関心 意欲 態度読む能力評知識 理解 技能 価 登場人物の相互関係や心情を 登場人物どうしの関わり合い 語感, 言葉の使い方に対す 基 理解し, 自分の経験と重ねて共 と心情の変化をとらえ, 感想を る感覚などについて関心をも 準 感したり反発したりしながら読 もっている ( エ ) っている ( イ ( カ )) もうとしている 友達の感想により, 自分の考えを深めている ( オ ) 4 単元の指導計画と評価計画 (8 時間 ) 次 指 導 目 標 時 主 な 学 習 活 動 具体の評価規準 学習課題をつかみ, 自分の将来像や生き方について考 進んで自分の生き方や将来像 第 単元の見通しをも 1 え, 学習意欲を持つ について発言しようとする 一 つことができる リーフレットについて知り, 構成 ( 関心 意欲 態度 ) 次 要素をもとに命シリーズのリーフレットを作り図書室に展示する活動計画を立てる 海の命のリーフレッ 海の命 の舞台 登場人物 出 あらすじをつかみ, リーフレ ト作りを通して登場 来事 文章構成の特徴などをおさ ットに書いている 人物同士の関わり合 2 え, あらすじを書く ( 読むこと エ ) いや心情の変化をと 太一と太一を取り巻く人々との関 太一を取り巻く人々の人物相 二 らえたり 交流を通 3 係をつかみ, 人物相関図に書く 関図をリーフレットに書いて して自分の考えを深 いる ( 読むこと エ ) 次 めたりすることがで 海の命 の山場をとらえる 海の命の山場をとらえてい きる 4 る ( 読むこと エ )

5 山場からとらえた太一の成長や生 太一の成長や生き方を話し合 本 き方を交流し 自分が考えたこと い考えたことをリーフレット 時 をリーフレットに書く に書いている 心に残った太一の姿 ( 読むこと オ ) 太一の姿を通して深まった考えを 太一の姿を通して自分の深ま 6 リーフレットに書く った考えをリーフレットに書 太一から学んだこと いている 物語を読む前後で深まった自分 ( 読むこと オ ) の考え 第 海の命 の読み方 7 海の命で学習したことをもとに自 学習したことを元に読み進め 三 を生かして, 命シリ 8 分の選んだシリーズのリーフレッ リーフレットを作っている 次 ーズのリーフレット トを作り発表する ( 読むこと オ ) を作る 進んでリーフレット作りをし ようとする ( 関心 意欲 態度 ) 5 本時の指導 (5/8 時間 ) (1) 目標 海の命 の山場からとらえた太一の成長や生き方を交流することによって考え リーフレ ットにまとめることができる (2) 具体の評価規準 A B 指導の手立て 作品の山場から, 太一の成長や 太一の成長や生き方を話し合い グループで話し合ったときの 生き方を交流によってとらえ 他 考えたことをリーフレットに書く 友達の考えを参考にさせる 者の意見を自覚的にとらえてまと ことができる めることができる (3) 本時の指導事項 海の命 の山場をとらえ, 太一の成長や生き方に対する自分の考えをリーフレットに書くことを目標と する 本単元では, 人物相互の関係 物語の山場, 登場人物の心の変化や成長を端的に書き表す 太一の姿を通 して深まった考え の 3 点をリーフレットに取り入れるよう読み取りを進めていく そのため, 本時では以 下の活動をしていく まず, 物語の山場をとらえ, 端的に書き表すために既習教材でモデルを示したり視点を示したりして適切 な箇所を選び, 書き出す 次に なぜ太一の気持ちに変化が現れたのかについてグループで話し合いをし, 自分の考えを深めていく 以上のような活動を通して, 文学的な文章の解釈に迫らせる

(4) 展開 段 学習活動 発問や指示 ( ) 児童の反応 ( ) 評価 (*) 及び留意事項 ( ) 階 つ 1 本時の課題を確認 課題を確かめましょう 本時は 海の命 の山場から か する 交流を通して, 太一はどのような 太一の成長などを読み取り, む 成長をしたのか明らかにしよう リーフレットに書くことを確 5 認する 分 2 山場の確認をす 山場はどの場面でしたか 山場の確認をさせる る 5の場面です 山場をどのようにまとめましたか 短冊に書いたもので確認する 一人前の漁師になりたい太一 さ クエを殺さなかった太一 ぐ クエを海の命だと思った太一 る 瀬の主を殺さないですんだ太一 3 太一の成長や生き 山場から見えてきた太一の成長や生き 前時の自分の考えをもとに交 15 方を話し合う 方をグループで話し合います 流し 友達の意見から自分の 分 一人前の漁師になりたかったのはお 考えを広めるよう声をかける とうを超えたかったからだと思いま なぜ太一の気持ちが変化した す のかを人物相関図に着目させ クエを殺さなかったのは 与吉じい 太一に関わる人々が どのよ さの言葉を思い出したからだと思い うな影響を与えてきたかを考 ます えさせる クエを殺さなかったのは自分の欲のために殺してはいけないと思ったんだと思います 瀬の主を殺さないですんだのはクエ * 交流学習をし, 自分の考えを をおとうだと思うことにしたからだ 深めることができたか と思います ( 読むこと オ ) 4 太一の成長や生き 話し合いを参考に, 自分の考えをリー 話し合いで深まった自分の考 ふ 方を文章に書く フレットに書きましょう えをリーフレットに書くよう か はじめはクエを捕らなければ父を超 にさせる め えることはできないと思っていたけ る ど 与吉じいさやお父さんの言葉の意味を理解し クエを海の命だと思 20 えるように考えが変わりました 分 5 並行読書をしてい 本時の学習を基に並行読書をしている * 山場から登場人物の生き方な る本についてリーフ 本についてリーフレットに書く内容を どを見つけノートに書くこと レットに書く ノートに書きましょう ができたか ( 読むこと エ ) リーフレットに書いたものを発表しま 2~3 名に発表させる しょう

ま 6 本時の学習を振り 学習の振り返りをしましょう 簡単な振り返りをする と返る める 7 次時の学習を確認 次の時間は太一から学んだ自分の考え がんばりを認め, 次時の意欲 5 する をリーフレットに書きます 付けをする 分 (5) 板書計画海の命立松和平交流を通して 太一はどのような成長をしたのか明らかにしよう 山場5の場面 一人前の漁師になりたかった太一 クエを殺さなかった太一 瀬の主を殺さないですんだ太一人物相関図父与吉じいさ太一海母クエ太一の成長や生き方

6 年 物語を読んで考えを深めよう 5/8 時間 交流計画シート 1 交流のねらい 交流を通して自分の考えを深め 広げる 2 話題 山場から太一の成長や様子を読み取り 自分の考えを広げていこう 3 話し合いの見通し 話し合いの視点 考えがまとまらずに作業が止まっている児童への助言できているか 発表のさせ方 個人発表 話し合いのさせ方 生活班で自由に意見を出し 自分の考えをノー トに書き込む 予想される意見 考え 一人前の漁師になりたかったのはおとうを超えたかったからだと思います クエを殺さなかったのは 与吉じいさの言葉を思い出したからだと思います クエを殺さなかったのは自分の欲のために殺してはいけないと思ったんだと思います 瀬の主を殺さないですんだのはクエをおとうだと思うことにしたからだと思います 4 話し合いのまとめ 発展のさせ方 班で交流し 数名全体発表をする