4.7.4 プロセスのインプットおよびアウトプット (1) プロセスへのインプット情報 インプット情報 作成者 承認者 備 考 1 開発に関するお客様から お客様 - の提示資料 2 開発に関する当社収集資 リーダ - 料 3 プロジェクト計画 完了報 リーダ マネージャ 告書 ( 暫定計画 ) 4

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サンプル : プロジェクト管理規定 4.7 プロジェクト立ち上げ 4.7.1 目的 本プロセスはリーダ主導で プロジェクト体制の確立とプロジェクト内容 分担 業務指示 プロジェクト目標 担当者別プロジェクト目標を開発メンバに周知徹底することによって 組織としての意識統一を図るとともに開発プロセスをスムーズに立ち上げることを目的とする 4.7.2 このプロセスにかかわる人物の役割と責務 部門 略記 参加 役割 お客様 お客様 代表取締役 代表取締役 社長室営業グループ 営業 G プロジェクト開始ミーティングに参加する 総務 総務 社長室品質管理グループ 品質管理 G プロジェクト開始ミーティングに参加する 専務取締役 専務 体制を承認する ソフトウェア開発部 ( マネージャ ) マネージャ プロジェクト開始ミーティングの立会いとプロジェクト計画 完了報告書 ( 計画版 ) の承認をする ソフトウェア開発部 ( プロジェクトリーダ ) リーダ プロジェクト開始ミーティングの主催および プロジェクト計画 完了報告書 ( 計画版 ) 作 成担当である ソフトウェア開発部 ( サブリーダ ) サブリーダ プロジェクト開始ミーティングに参加する ソフトウェア開発部 ( 開発メンバ ) メンバ プロジェクト開始ミーティングに参加する : 主たる責任者 : 参加 : 不参加 : 場合により参加 4.7.3 概要 本プロセスの業務概要は以下の通りである (1) お客様からの注文を受け 開発メンバを手配の上 正式にプロジェクト体制を確立する (2) リーダはプロジェクト計画 完了報告書 ( 計画版 ) の原案を作成し プロジェクト開始ミーティングを開催する (3) プロジェクト開始ミーティングでは プロジェクト計画 完了報告書 ( 計画版 ) の原案の内容を周知するとともに プロジェクト目標および担当者別プロジェクト目標の検討および決定を行う (4) リーダはプロジェクト開始ミーティング終了後 当該ミーティングでの指摘事項 検討結果を反映したプロジェクト計画 完了報告書 ( 計画版 ) を作成し マネージャの承認を得る (5) マネージャの承認を得たプロジェクト計画 完了報告書 ( 計画版 ) は 品質管理 Gに提出し 審査を受ける (6) リーダは品質管理 Gによる審査の合格を受け 次プロセス ( 開発プロセス ) に移行する 15

4.7.4 プロセスのインプットおよびアウトプット (1) プロセスへのインプット情報 インプット情報 作成者 承認者 備 考 1 開発に関するお客様から お客様 - の提示資料 2 開発に関する当社収集資 リーダ - 料 3 プロジェクト計画 完了報 リーダ マネージャ 告書 ( 暫定計画 ) 4 見積書 / 提案書 リーダ マネージャ 専務 営業 G 5 基本契約書 個別契約書 営業 G お客様 お客様と取交わしたものがある場合 代表取締役 6 注文書 お客様 - 7 機密保持契約書営業 G お客様 代表取締役 (2) プロセスからのアウトプット情報 アウトプット情報 作成者 承認者 備 考 1 プロジェクト計画 完了報 リーダ マネージャ 告書 ( 計画版 ) 4.7.5 プロセスの開始条件および終了条件 (1) 開始条件 条 件 備 考 1 契約 受注プロセスの完了 ( 注文請書の発行 ( 注文請書が不要な場合は 注文書の受領 )) (2) 終了条件 条件備考 1 プロジェクト計画 完了報告書 ( 計画版 ) の品質管理 G によ る審査の合格 16

4.7.6 本プロセスにおける期限的な厳守事項 項目期限備考 1 プロジェクト開始ミーティングの開催プロジェクト着手後 5 営業日以内 2 計画審査のための品質管理 Gへのプロジェクト計画 完了報告書 ( 計画版 ) の提出 3 修正を指示されたプロジェクト計画 完了報告書 ( 計画版 ) の再提出 プロジェクト開始ミーティング実施後 5 営業日以内修正指示後 5 営業日以内 4.7.7 業務フロー 当業務フローを以下に示す 17

4.7.8 プロセスの 品質確保 リスク軽減 のためのポイント 4.7.8.1 必須となる活動のポイント 1 開発メンバの手配 マネージャ 1 表 4.7.1 プロジェクト体制のモデル および 表 4.7.2 プロジェクト構成要員 要件 に基づき 開発メンバを手配する 2 プロジェクト計画 完了報告書 ( 計画版 ( 案 )) の作成 3 プロジェクト開始ミーティングの開催 リーダ リーダ 1 計画項目すべての記載プロジェクト計画 完了報告書の計画欄の項目をすべて埋める 該当なしのものは なし 未決のものは 未決 等と明記する なお 記載に当たっては 下記の点に注意する (1) プロジェクト目標の仮設定プロジェクトを成功させるためにポイントになる技術面 管理面における目標を対お客様 対社内それぞれの観点で仮設定する この決定は プロジェクト開始ミーティングで行う (2) 担当者別プロジェクト目標の仮設定プロジェクト目標を達成するための各メンバの目標を 適宜メンバと協議し仮設定する この目標は プロジェクト開始ミーティングでメンバと合意し 決定する なお 目標はプロジェクト完了時に成果の検証が可能な表現を用いて記述する 2 計画案の事前配付プロジェクト計画 完了報告書 ( 計画版 ( 案 )) をメンバおよび関係者に事前配付し プロジェクト開始ミーティングまでに目を通しておくよう指示または要請する なお プロジェクト開始ミーティングの開催日はマネージャ 営業 G 品質管理 Gと事前調整し 配付時併せて通知する 1 プロジェクト受注の背景 ねらいの周知プロジェクト番号払出しメールや必要に応じて引合進捗管理票 ( マネージャから入手 ) を基に以下の事項を周知する (1) 受注の背景 (2) 受注にいたるまでの経緯 (3) 当社の受注のねらい 目的 2 プロジェクト内容の周知プロジェクト計画 完了報告書 ( 計画版 ( 案 )) に基づき 以下の内容についてポイントを説明し 周知を図る (1) 業務概要 1システム全体および当社の担当分についての業務概要 2 売上 ( 売上目標金額 契約金額など ) 3 開発期間 ( 開始日 / 完了日 納入日など ) 4 契約形態 ( 一括契約 / 時間契約など ) 5お客様情報 ( エンドユーザ / 発注元など ) 6 業務分野 / 業務範囲 18

項番項目担当 内容 (2) 開発環境要件 1 各種開発規約 ( 当社ソフトウェア開発規約など ) 2 ソフトウェア環境 / ハードウェア環境 3 業務環境 (3) お客様要求項目とその対応 1 品質特性 ( 機能性 信頼性 使用性など ) 2 制約条件 ( 容量 処理速度 構造など ) 3 その他お客様からの要求 要望事項 (4) 開発効率に対する取り組み 1 社内ノウハウの利用 2 利用 活用ツール 3 技術参考書の利用 4 その他手法 技法など (5) 成果物 ( プログラム ) (6) 成果物 ( ドキュメント ) (7) 工程 / 工数 1 概略工程 2 メンバ別月別工数 (8) 付帯コスト 1 外注費 2 ハードウェア ソフトウェア購入 / レンタルなど 3EDP 用品 旅費交通費 (9) 品質管理目標 ( テスト項目数 不具合件数など ) (10) プロジェクト体制 1 体制図 ( 社内 お客様 ) 2 緊急連絡網 3 管理担当者 ( 進捗管理 資料管理 構成管理など ) (11) セキュリティ 3 お客様との契約書等の周知お客様との間で取交わした契約関係の書類のポイントを説明し 周知する 以下に主なものを例示する (1) 基本契約書 (2) 個別契約書または注文書 (3) 機密保持契約書 4 プロジェクト目標の検討および決定リーダが設定した原案をベースに プロジェクト目標についてメンバとともに検討し 決定する 5 担当者別プロジェクト目標の検討および合意原案をベースに 担当者別プロジェクト目標についてメンバとともに検討し 合意する 6 マネージャによるコメント上記ミーティング内容を踏まえ 本プロジェクトのねらい 期待 課題などについてコメントする 7 営業 G によるコメント上記ミーティング内容を踏まえ 営業の視点からコメントする 8 品質管理 G によるコメント上記ミーティング内容を踏まえ 品質管理の視点からコメントする 19

4 品質管理 Gによるプロジェクト計画 完了報告書 ( 計画版 ) の審査 品質管理 G 1 以下の観点で審査を行う (1) プロジェクト開始ミーティングでの指摘事項が適切に修正されているか (2) 記載内容は一貫しているか (3) 計画時のプロジェクト評価 査閲 承認など記載漏れはないか 表 4.7.1 プロジェクト体制のモデル メンバ マネージャ リーダ サブリーダ メンバ 11 以上 1 1~2 以上 1~4 以上 4~8 以上 6~10 1 1 1~3 3~7 3~5 1 1 0~2 2~4 1~2 1 1 0~1 0~1 構成要員マネージャリーダサブリーダメンバ 表 4.7.2 プロジェクト構成要員 要件 要件等 プロジェクトの管理者 技術系職位 5 級以上 プロジェクトの開発実務責任者 直属要員の目安は5 人まで ( 直属以外の要員は サブリーダの配下となる ) 技術系職位 3 級以上 リーダの職務を代行する責任者 直属要員の目安は3 人まで 技術系職位 2 級以上 開発担当者 技術系職位 1 級以上 4.7.8.2 判断基準のポイント 1 なし 4.7.8.3 プロジェクト立ち上げにかかわるノウハウ 1 なし 20