改訂のお知らせリピオドール480注10mL_130830_2.pdf

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Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本

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1)~ 2) 3) 近位筋脱力 CK(CPK) 高値 炎症を伴わない筋線維の壊死 抗 HMG-CoA 還元酵素 (HMGCR) 抗体陽性等を特徴とする免疫性壊死性ミオパチーがあらわれ 投与中止後も持続する例が報告されているので 患者の状態を十分に観察すること なお 免疫抑制剤投与により改善がみられた

改訂後 ⑴ 依存性連用により薬物依存を生じることがあるので 観察を十分に行い 用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること また 連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により 痙攣発作 せん妄 振戦 不眠 不安 幻覚 妄想等の離脱症状があらわれることがあるので 投与を中止する場合には 徐々に

審査結果 平成 23 年 4 月 11 日 [ 販 売 名 ] ミオ MIBG-I123 注射液 [ 一 般 名 ] 3-ヨードベンジルグアニジン ( 123 I) 注射液 [ 申請者名 ] 富士フイルム RI ファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 22 年 11 月 11 日 [ 審査結果

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審査結果 平成 26 年 1 月 6 日 [ 販 売 名 ] ダラシン S 注射液 300mg 同注射液 600mg [ 一 般 名 ] クリンダマイシンリン酸エステル [ 申請者名 ] ファイザー株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 25 年 8 月 21 日 [ 審査結果 ] 平成 25 年 7

審査結果 平成 26 年 2 月 7 日 [ 販売名 ] 1 ヘプタバックス-Ⅱ 2 ビームゲン 同注 0.25mL 同注 0.5mL [ 一般名 ] 組換え沈降 B 型肝炎ワクチン ( 酵母由来 ) [ 申請者名 ] 1 MSD 株式会社 2 一般財団法人化学及血清療法研究所 [ 申請年月日 ]

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5_使用上の注意(37薬効)Web作業用.indd

改訂内容 ( 部追加 改訂 部削除 ) ビ シフロール 錠, ミラペックス LA 錠 共通 改 訂 後 改 訂 前 2. 重要な基本的注意 2. 重要な基本的注意 (5) レボドパ又はドパミン受容体作動薬の投与により 病的賭博 ( 個人的生活の崩壊等の社会的に不利な結果を招くにもかかわらず 持続的に

日本医薬品安全性学会 COI 開示 筆頭発表者 : 加藤祐太 演題発表に関連し 開示すべき COI 関連の企業などはありません

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スライド 1

より詳細な情報を望まれる場合は 担当の医師または薬剤師におたずねください また 患者向医薬品ガイド 医療専門家向けの 添付文書情報 が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています

審査結果 平成 25 年 9 月 27 日 [ 販売名 ] アナフラニール錠 10 mg 同錠 25 mg [ 一般名 ] クロミプラミン塩酸塩 [ 申請者名 ] アルフレッサファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 25 年 5 月 17 日 [ 審査結果 ] 平成 25 年 4 月 26 日開

2. 改訂内容および改訂理由 2.1. その他の注意 [ 厚生労働省医薬食品局安全対策課事務連絡に基づく改訂 ] 改訂後 ( 下線部 : 改訂部分 ) 10. その他の注意 (1)~(3) 省略 (4) 主に 50 歳以上を対象に実施された海外の疫学調査において 選択的セロトニン再取り込み阻害剤及び

査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品

の状態により適宜減量する 成人 A 法 : 他の抗悪性腫瘍剤との併用において ブスルファンとして 1 回 0.8 mg/kg を生理食塩液又は 5% ブドウ糖液に混和 調製して 2 時間かけて点滴静注する 本剤は 6 時間毎に 1 日 4 回 4 日間投与する なお 年齢 患者の状態により適宜減量す

添付 書の記載 それってどういう意味? ( 独 ) 医薬品医療機器総合機構佐藤淳

ヒアルロン酸ナトリウム架橋体製剤 特定使用成績調査

使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 1 2X X 重要な基本的注意 1TNF 2TNF TNF 3 X - CT X 4TNFB HBsHBcHBs B B B B 5 6TNF 7 8dsDNA d

扶桑薬品工業 再審査結果のお知らせ 無水エタノール注

ハイゼントラ20%皮下注1g/5mL・2g/10mL・4g/20mL

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改訂後改訂前 << 効能 効果に関連する使用上の注意 >> 関節リウマチ 1. 過去の治療において 少なくとも1 剤の抗リウマチ薬 ( 生物製剤を除く ) 等による適切な治療を行っても 疾患に起因する明らかな症状が残る場合に投与すること 2. 本剤とアバタセプト ( 遺伝子組換え ) の併用は行わな

タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 有効成分 タペンタ 錠 100mg 製造販売業者 ヤンセンファーマ株式会社 薬効分類 821 提出年月 平成 30 年

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経皮吸収型鎮痛消炎貼付剤 外皮用インドメタシン貼付剤 1. 改訂内容改訂後 ( 下線部は追加 変更箇所 ) 4. 妊婦 産婦 授乳婦等への使用妊婦又は妊娠している可能性のある婦人に対しては治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ使用すること 妊婦に対する安全性は確立していない 厚生労働

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D961H は AstraZeneca R&D Mӧlndal( スウェーデン ) において開発された オメプラゾールの一方の光学異性体 (S- 体 ) のみを含有するプロトンポンプ阻害剤である ネキシウム (D961H の日本における販売名 ) 錠 20 mg 及び 40 mg は を対象として

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減量・コース投与期間短縮の基準

から (3) までの具体的な予定については添付 2 の図のとおりですので申し添 えます

膿疱性乾癬の効能追加 ( 承認事項の 部変更承認 ) に伴う改訂 改訂内容 ( 該当部のみ抜粋 ) 警告 1.~3. 4. 関節リウマチ患者では, 本剤の治療を行う前に, 少なくとも 1 剤の抗リウマチ薬等の使用を十分勘案すること. また, 本剤についての十分な知識とリウマチ治療の経験をもつ医師が使

1. 医薬品リスク管理計画を策定の上 適切に実施すること 2. 国内での治験症例が極めて限られていることから 製造販売後 一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は 全 症例を対象に使用成績調査を実施することにより 本剤使用患者の背景情報を把握するとともに 本剤の安全性及び有効性に関するデータを


モビコール 配合内用剤に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 モビコール 配合内用剤 有効成分 マクロゴール4000 塩化ナトリウム 炭酸水素ナトリウム 塩化カリウム 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 10 月 1.1. 安全

添付文書情報 の検索方法 1. 検索条件を設定の上 検索実行 ボタンをクリックすると検索します 検索結果として 右フレームに該当する医療用医薬品の販売名の一覧が 販売名の昇順で表示されます 2. 右のフレームで参照したい販売名をクリックすると 新しいタブで該当する医療用医薬品の添付文書情報が表示され

薬事法における病院及び医師に対する主な規制について 特定生物由来製品に係る説明 ( 法第 68 条の 7 平成 14 年改正 ) 特定生物由来製品の特性を踏まえ 製剤のリスクとベネフィットについて患者に説明を行い 理解を得るように努めることを これを取り扱う医師等の医療関係者に義務づけたもの ( 特

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会長 日本製薬団体連合会会長 日本一般用医薬品連合会会長 米国研究製薬 工業協会会長 欧州製薬団体連合会会長及び一般社団法人日本医薬品卸業連合 会会長あてに発出することとしているので申し添えます

都道府県医師会医療安全担当理事殿 ( 法安 56) 平成 27 年 8 月 5 日 日本医師会常任理事今村定臣 酵素電極法を用いた血糖測定に使用する医療機器及び体外診断用医薬品に係る 使用上の注意 の改訂について グルコース分析装置 自己検査用グルコース測定器及び自動分析装置等並びに血液検査用グルコ

(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号

保医発 第 9 号平成 2 9 年 3 月 2 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課長都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 長都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局 ) 後期高齢者医療主管課 ( 部 ) 長 殿 厚生労働省保険局医療課長 ( 公印省略 ) 公知申

(事務連絡)公知申請に伴う前倒し保険適用通知廃止

未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会社名要望された医薬品要望内容 CSL ベーリング株式会社要望番号 Ⅱ-175 成分名 (10%) 人免疫グロブリン G ( 一般名 ) プリビジェン (Privigen) 販売名 未承認薬 適応 外薬の分類

食欲不振 全身倦怠感 皮膚や白目が黄色くなる [ 肝機能障害 黄疸 ] 尿量減少 全身のむくみ 倦怠感 [ 急性腎不全 ] 激しい上腹部の痛み 腰背部の痛み 吐き気 [ 急性膵炎 ] 発熱 から咳 呼吸困難 [ 間質性肺炎 ] 排便の停止 腹痛 腹部膨満感 [ 腸閉塞 ] 手足の筋肉の痛み こわばり

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サーバリックス の効果について 1 サーバリックス の接種対象者は 10 歳以上の女性です 2 サーバリックス は 臨床試験により 15~25 歳の女性に対する HPV 16 型と 18 型の感染や 前がん病変の発症を予防する効果が確認されています 10~15 歳の女児および

保医発 第 1 号平成 2 9 年 6 月 2 6 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課長都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 長都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局 ) 後期高齢者医療主管課 ( 部 ) 長 殿 厚生労働省保険局医療課長 ( 公印省略 ) 公

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2017 年 9 月 画像診断部 中央放射線科 造影剤投与マニュアル ver 2.0 本マニュアルは ESUR 造影剤ガイドライン version 9.0(ESUR: 欧州泌尿生殖器放射線学会 ) などを参照し 前マニュアルを改訂して作成した ( 前マニュアル作成 2014 年 3 月 今回の改訂

10,000 L 30,000 50,000 L 30,000 50,000 L 図 1 白血球増加の主な初期対応 表 1 好中球増加 ( 好中球 >8,000/μL) の疾患 1 CML 2 / G CSF 太字は頻度の高い疾患 32

改訂の理由及び調査の結果直近 3 年度の国内副作用症例の集積状況 転帰死亡症例 アモキシシリン水和物及びクラブラン酸カリウム アモキシシリン水和物の国内症例が集積したことから 専門委員の意見も踏まえた調査の結果 改訂することが適切と判断した 血小板減少関連症例 1 アモキシシリン水和物 3 例 (

( 別添 ) 御意見 該当箇所 一般用医薬品のリスク区分 ( 案 ) のうち イブプロフェン ( 高用量 )(No.4) について 意見内容 <イブプロフェン ( 高用量 )> 本剤は 低用量製剤 ( 最大 400mg/ 日 ) と比べても製造販売後調査では重篤な副作用の報告等はない 一方で 今まで

消化器病市民向け

ポプスカイン0.75% 注シリンジ 75mg /10 院 Popscaine 75mg /10 院 / 筒 丸石 薬価 円 / 筒 効 硬膜外麻酔 用 ( 注 )1 回 150mg ( 本剤として20 院 ) までを硬膜外腔に投与 禁 大量出血やショック状態, 注射部位またはその周辺に

医薬品の添付文書等を調べる場合 最後に 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 特定の文書 ( 添付文書以外の文書 ) の記載内容から調べる場合 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 最後に 調べたい医薬品の名称を入力 ( 名称の一部のみの入力でも検索可能

要望番号 ;Ⅱ-286 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 特定非営利活動法人日本臨床腫瘍学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 33 位 ( 全 33 要望

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た 18 歳以上の AD/HD 患者を対象に 日本人を含むアジア人によるプラセボ対照二重盲検比較試験及びその長期継続投与試験が現在実施されており 本剤の製造販売者によれば これらの試験成績に基づき 本剤の成人期 AD/HD 患者への追加適応に関する承認事項一部変更承認申請が行われる予定とされている

第1回肝炎診療ガイドライン作成委員会議事要旨(案)

用法 用量 発作性夜間ヘモグロビン尿症における溶血抑制 mg mg mg mg kg 30kg 40kg 20kg 30kg 10kg 20kg 5kg 10kg 1900mg mg mg mg

B 型肝炎 予防接種予診票 * 接種希望の方へ : 太ワク内にご記入ください * お子さんの場合には 健康状態をよく把握している保護者がご記入ください 記入日年月日 男 ふ り が な 住 所 ける人の氏名女受 保護者の氏名 生年月日 大正昭和平成 年月日生 ( 満歳ヵ月 ) 診察前の体温度分 電話

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クラリチンドライシロップ 1% クラリチン錠 10mg クラリチンレディタブ錠 10mg 第 1 部申請書等行政情報及び添付文書に関する情報 (7) 同種同効品一覧 シェリング プラウ株式会社

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B 型肝炎 予防接種予診票 * 接種希望の方へ : 太ワク内にご記入ください * お子さんの場合には 健康状態をよく把握している保護者がご記入ください 記入日年月日 男 ふ り が な 住 所 ける人の氏名女受 保護者の氏名 生年月日 大正昭和平成 年月日生 ( 満歳ヵ月 ) 診察前の体温度分 電話

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体外受精についての同意書 ( 保管用 ) 卵管性 男性 免疫性 原因不明不妊のため 体外受精を施行します 体外受精の具体的な治療法については マニュアルをご参照ください 当施設での体外受精の妊娠率については別刷りの表をご参照ください 1) 現時点では体外受精により出生した児とそれ以外の児との先天異常

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参考 9 大量出血や急速出血に対する対処 2) 投与方法 (1) 使用血液 3) 使用上の注意 (1) 溶血の防止 参考 9 大量出血や急速出血に対する対処 参考 11 慢性貧血患者における代償反応 2) 投与方法 (1) 使用血液 3) 使用上の注意 (1) 溶血の防止 赤血球液 RBC 赤血球液

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バイエル薬品工業 改訂のお知らせネクサバール錠

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301128_課_薬生薬審発1128第1号_ニボルマブ(遺伝子組換え)製剤の最適使用推進ガイドラインの一部改正について

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中小医療機関における輸血 療法委員会の設置に向けて 長崎県合同輸血療法委員会平成 31 年 1 月 16 日

1. 医薬品の採用 購入 1) 国 ( 厚生労働省 ) が医薬品として承認しているもの ( 保険収載されていない医薬品を含む ) はその作用 効果及び副作用をよく理解した上で さらに複数の製品がある場合はそれらの品質や薬価を考慮し 採用を決定する 2) 一成分一品目 ( 一規格 ) を原則とし 採用

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資料 2-4 イソプロピルアンチピリン製剤の安全対策について 平成 23 年 6 月 23 日平成 23 年度薬事 食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会 ( 第 2 回 ) 1. イソプロピルアンチピリン製剤の安全性に係る調査結果報告書 ( 別紙 ) 1 ページ

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Transcription:

- 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい - 効能追加及び添付文書改訂のお知らせ リンパ系 子宮卵管造影剤医薬品又は医療機器の調製用剤 2013 年 9 月 ヨード化ケシ油脂肪酸エチルエステル注射液 製造販売元 : ゲルベ ジャパン株式会社販売元 : テルモ株式会社 平素より弊社製品につきましては 格別のお引き立てを賜り 厚く御礼申し上げます この度 リピオドール 480 注 10mL に 医薬品又は医療機器の調製 の 効能 効果 及び 用法 用量 が追加承認されました また この追加承認に伴い 使用上の注意 を改訂致しましたので ご案内申し上げます 今回の効能 効果及び用法 用量の追加は 医療上の必要性の高い未承認薬 適応外薬検討会議 (*1) にて取り纏められた公知申請への該当性に係る報告書 (*2) に基づいて 本剤の 医薬品又は医療機器の調製 に対して公知申請 (*3) を行い 上記の 効能 効果 にて承認されたものです 今後 本剤のご使用に際しましては 新たな 効能 効果 用法 用量 及び 使用上の注意 にご留意戴きますようお願い申し上げます なお 今回追加承認されました 医薬品又は医療機器の調製 の 用法 用量 につきましては 血管内塞栓促進用補綴材ヒストアクリルの調製用剤として用いることになっておりますので ご使用に際しましては 必ず血管内塞栓促進用補綴材ヒストアクリルの添付文書をご確認して戴きますようお願い申し上げます またあわせて 医療上の必要性の高い未承認薬 適応外薬検討会議公知申請への該当性に係る報告書 : ヨード化ケシ油脂肪酸エチルエステル をご参照の上 ご使用戴きますようお願い致します (http://www.info.pmda.go.jp/kouchishinsei/k130528/1305_kouchishinsei_01.pdf) 改訂内容につきましては 日本製薬団体連合会発行 DRUG SAFETY UPDATE 医薬品安全対策情報 No.223 (2013 年 10 月 ) に掲載されます 流通在庫の関係から改訂添付文書を封入した製品がお手元に届くまで若干の日数が必要ですので 既にお手元にある製品のご使用に際しましては この お知らせ の内容をご参照戴きますようお願い申し上げます 1

( 注釈 ) (*1): 医療上の必要性の高い未承認薬 適応外薬検討会議 は 欧米では使用が認められているが 国内では承認されていない医薬品や適応について 医療上の必要性を評価するとともに 公知申請への該当性や承認申請のために追加で実施が必要な試験の妥当性を確認すること等により 製薬企業による未承認薬 適応外薬の開発促進に資することを目的として設置された厚生労働省主催の会議 (*2): 医療上の必要性の高い未承認薬 適応外薬検討会議公知申請への該当性に係る報告書 : ヨード化ケシ油脂肪酸エチルエステルシアノアクリレート剤を用いた出血性胃静脈瘤の治療 http://www.info.pmda.go.jp/kouchishinsei/k130528/1305_kouchishinsei_01.pdf (*3): 公知申請とは 医薬品 ( 適応追加等 ) の承認申請に関して その医薬品の有効性や安全性が医学薬学上公知であるとして 臨床試験の全部又は一部を新たに実施することなく承認申請を行うことができる制度 医薬品添付文書改訂情報は医薬品医療機器総合機構のインターネット情報提供ホームページ (http://www.info.pmda.go.jp/) にも掲載されています あわせてご利用ください 改訂内容 ( 波線部 : 改訂箇所, 下線部 : 削除箇所 ) 改訂後 効能 効果 リンパ系撮影 子宮卵管撮影 医薬品又は医療機器の調製 [ 効能 効果に関連する使用上の注意 ] 調製用剤として 下記の医療機器に用いる 血管内塞栓促進用補綴材ヒストアクリル 用法 用量 3. 医薬品又は医療機器の調製本剤を適量とり 医薬品又は医療機器の調製に用いる 効能 効果 リンパ系撮影, 子宮卵管撮影 用法 用量 [ 用法 用量に関連する使用上の注意 ] 調製用剤として用いる場合には 下記の医療機器の添付文書を必ず確認すること 血管内塞栓促進用補綴材ヒストアクリル 2

警告 (2) 医薬品又は医療機器の調製標的とする部位以外への流入により 重篤な胃穿孔 消化管出血 胃 十二指腸潰瘍 脳塞栓 肺塞栓 急性呼吸窮迫症候群 脊髄梗塞等が起こるおそれがあるため 投与に際しては標的とする部位以外への流入に注意するとともに 投与後は患者の状態を十分に観察すること (3) ヒストアクリルの調製 1) 胃静脈瘤の塞栓療法は 緊急時に十分対応できる医療施設において 胃静脈瘤の内視鏡治療に十分な知識 経験を持つ医師のもとで 本療法が適切と判断される症例についてのみ実施すること 2) 胃静脈瘤の塞栓療法後に 壊死 / 潰瘍による出血 菌血症 発熱 慢性的瘢痕食道狭窄がまれに起こることがある 警告 禁忌 ( 次の患者には投与しないこと ) (1) 本剤の成分又はヨウ素に対し過敏症の既往歴のある者 [ ヨード過敏症発症の確率が極めて高い ] (3) 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人 ( 子宮卵管撮影 ) [ 妊娠中の投与に関する安全性が確立していない ] 使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) (1) 本人又は両親 兄弟に気管支喘息 発疹 蕁麻疹等のアレルギーを起こしやすい体質を有する者 [ ヨード過敏症発症の確率が高い ] (3) 以下に示す患者については 治療効果が原疾患の自然経過を上回ると判断される場合以外は使用しないこと ( ヒストアクリルの調製 ) 1) 高度黄疸例 ( 総ビリルビン 4.0mg/dL 以上 ) 2) 高度の低アルブミン血症 (2.5g/dL 以下 ) 3) 高度の血小板減少 (2 万 /μl 以下 ) 4) 全身の出血傾向 (DIC など ) 5) 大量の腹水貯留 6) 高度の肝性脳症 7) 高度腎機能不良例 禁忌 ( 次の患者には投与しないこと ) (1) ヨード過敏症の既往歴のある患者 [ ヨード過敏症発症の確率が極めて高い ] (3) 妊婦又は妊娠している可能性のある患者 ( 子宮卵管撮影 ) [ 妊娠中の投与に関する安全性が確立していない ] 使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) (1) 本人又は両親, 兄弟に気管支喘息, 発疹, 蕁麻疹等のアレルギーを起こしやすい体質を有する患者 [ ヨード過敏症発症の確率が高い ] 3

2. 重要な基本的注意 (3) 投与にあたっては 開始時より患者の状態を観察しながら 過敏反応の発現に注意し 慎重に投与すること また 異常が認められた場合には 直ちに投与を中止し 適切な処置を行うこと (4) 子宮腔内の血管露出部等より血液中へ移行する可能性があり 重篤な副作用が発現するおそれがある ( 子宮卵管撮影 ) (5) 調製用剤として用いる場合には 調製する医薬品又は医療機器の添付文書の警告 禁忌 使用上の注意等を必ず確認すること (6) 本剤によりヒストアクリルを希釈しすぎた場合 標的とする臓器以外の臓器における塞栓 梗塞を起こす可能性があるため注意すること ( ヒストアクリルの調製 ) 3. 副作用医薬品又は医療機器の調製ヒストアクリルの調製副作用発現頻度が明確となる試験等を実施していない (1) 重大な副作用 2) 肺炎肺炎があらわれることがある ( リンパ系撮影 ヒストアクリルの調製 ) 3) 血栓塞栓症脳塞栓 (0.1% ) 及び肺塞栓があらわれることがある ( リンパ系撮影 ) 脳塞栓 肺塞栓 門脈塞栓 脾梗塞等があらわれることがある ( ヒストアクリルの調製 ) 2. 重要な基本的注意 (3) 子宮腔内の血管露出部等より血液中へ移行する可能性があり, 重篤な副作用が発現するおそれがある. 3. 副作用 (1) 重大な副作用 2) 呼吸器肺炎, 肺塞栓があらわれることがある ( リンパ系撮影 ). 3) その他脳塞栓 (0.1% ) があらわれることがある ( リンパ系撮影 ). 4

(2) その他の副作用以下のような副作用があらわれた場合には 適切な処置を行うこと リンパ系撮影 子宮卵管撮影 (2) その他の副作用 種類 頻度 5% 以上 0.1~5% 0.1% 頻度不明 種類 頻度 5% 以上 0.1~5% 0.1% 頻度不明 皮膚皮膚炎発疹 注 1) 皮膚皮膚炎発疹 呼吸器 せき くしゃみ 喀痰等 呼吸器 せき注 1), くしゃ み注 1), 喀痰等 循環器 肺脂肪塞栓像 チアノーゼ 循環器 肺脂肪塞栓像 チアノーゼ 消化器 腹痛 食欲不振 下痢等 消化器 腹痛食欲不振, 下痢等 適用部位 疼痛 適用部位 疼痛 白血球 網 リンパ管炎 白血球 網 リンパ管炎 内系 ( 一過性 ) 内系 ( 一過性 ) 発熱油性剤の残留胸痛熱感等 注 1) 発熱油性剤の残留胸痛熱感等, その他 異物肉芽腫 その他 異物肉芽腫 注 ) 注 2) 注 ) 子宮卵管撮影に際して卵管通過性不良の場合 卵管内に造 影剤が長期残留して生じることがある ( 特に 通過障害が炎症 の場合には炎症を再燃させる危険性があるので注意すること ) 注 1) 観察を十分に行い, 必要に応じ適切な処置を行うこと. 注 2) 子宮卵管撮影に際して卵管通過性不良の場合, 卵管内に造 影剤が長期残留して生じることがある ( 特に, 通過障害が炎症 の場合には炎症を再燃させる危険性があるので注意すること ). 5)-18) ヒストアクリルの調製頻度頻度不明種類 呼吸器消化器精神神経系適用部位その他 せき 胸痛嚥下障害一過性の麻痺潰瘍 粘膜の壊死 出血発熱 腹痛 背部痛 感染症 菌血症 敗血症 5

8. 適用上の注意 (1) 静脈内に注入しないように注意すること ( リンパ系撮影 子宮卵管撮影 ) 8. 適用上の注意 (1) 静脈内に注入しないように注意すること. (5) 重篤なヨード過敏反応を防ぐため, 患者に少量注入してしばらく状態を観察し, 異常がなければ必要量を注入すること. (5) ヒストアクリルの調製に用いる場合には 本剤とヒストアクリルを混合し 混合した時点で硬化していないこと等 性状を確認した上で投与すること (7) 可塑剤として DEHP di-(2-ethylhexyl) phthalate: フタル酸ジ -2- エチルヘキシル を含むポリ塩化ビニル製のカテーテル 延長チューブ等を使用した場合 DEHP が製剤中に溶出するおそれがある また ポリカーボネート製の三方活栓は浸食によりコネクター部分が破損するおそれがあることより DEHP を含むカテーテル 延長チューブ 及びポリカーボネート製の三方活栓等 19) の使用を避けること (8)1 回の検査又は調製にのみ使用し 余剰の溶液は廃棄すること 9. その他の注意承認外の肝動脈塞栓療法使用例で 重篤な胃 十二指腸潰瘍や脳塞栓 肺塞栓 肝臓への影響等が報告されている (7) ポリ塩化ビニル製のカテーテル, 延長チューブ等を使用した場合, 可塑剤である DEHP di- (2-ethylhexyl)phthalate: フタル酸ジ -2- エチルヘキシル が製剤中に溶出するおそれがあるので,DEHP を含まないカテーテル, 延長チューブ等を使用すること. (8)1 回の検査にのみ使用し, 余剰の溶液は廃棄すること. 9. その他の注意承認外の肝動脈塞栓療法使用例で, 重篤な胃 十二指腸潰瘍や脳梗塞, 肺梗塞, 肝臓への影響等が報告されている. 改訂理由 1. 効能 効果 用法 用量 の項 医薬品製造販売承認事項一部変更承認 ( 以下 追加承認 ) に基づき改訂しました 2. 警告 の項今回の追加承認に基づき警告を追加し記載整備しました 本剤を調製用剤として用いる場合 重要な注意喚起としてヒストアクリルの添付文書に準じ追記しました 3. 禁忌 の項今回の追加承認に伴い 一般的事項として記載整備しました 4. 使用上の注意 の項今回の追加承認に伴い 調製用剤として用いる場合の注意喚起及び一般的事項の記載を整備しました 6