どちらが本当? 国民を守るための安保法制? 戦争するための戦争法? ピース ニュース
5 月 11 日安保法制の与党合意 5 月 14 日には閣議決定 国会審議へ
昨年 7 月 1 日に閣議決定 集団的自衛権 行使容認 日本が攻撃されていないにもかかわらず 海外で自衛隊が戦争できるようにすること
閣議決定に書かれていたこと 切れ目のない安全保障? 武力攻撃に至らない侵害への対処?? 米軍部隊に対して攻撃が発生し それが状況によっては武力攻撃にまで拡大していくような事態?? 米軍部隊に対して武力攻撃に至らない侵害が発生した場合??? 他国が 現に戦闘行為を行っている現場 ではない場所で実施する補給 輸送など??? 他国に対する武力攻撃が発生し これにより我が国の存立が脅かされ 国民の生命 自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険???? 積極的平和主義の立場から 自衛隊が幅広い支援活動で十分に役割を果たすことができるようにする????? 全て海外で自衛隊が戦争できるようにするための言い訳
あらためて憲法 9 条には何と書いてある? 第二章戦争の放棄第九条日本国民は 正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し 国権の発動たる戦争と 武力による威嚇又は武力の行使は 国際紛争を解決する手段としては 永久にこれを放棄する 2 前項の目的を達するため 陸海空軍その他の戦力は これを保持しない 国の交戦権は これを認めない 憲法を変えるのは時間がかかる 解釈 を変えたい
なんと 11 もの法律の改定 新設 武力攻撃事態および存立危機事態安全確保法 米軍行動円滑化法 海上輸送規制法 捕虜取扱い法 特定公共施設利用法 国家安全保障会議設置法 重要影響事態安全確保法 船舶検査活動法 自衛隊法 国際平和協力法 国際平和支援法 新法の制定 改定 ( 既存の法律の名称変更も含む ) まとめて 1 本の法律に 平和安全法制整備法
なんで?! こんなにたくさんの法律をいじる? 集団的自衛権の行使容認 ( 自国が攻撃されなくても他国で戦争ができる ) もう一つ重要な秘密が隠されている キーワード : 切れ目のない いつでもどこからでも戦争 (= 海外での武力 行使 ) に自動的に拡大できるしくみ 安倍首相の 積極的平和主義 を実現する 戦争法 ( 戦争エスカレーター法 )
どこからでも乗れる 自動的に上の段階へ いったん乗ってしまえば降りるのは難しい! 後方地域 周辺 などの制限撤廃 存立危機事態武力攻撃事態 武器使用基準の緩和など 重要影響事態 PKO 駆け付け警護 船舶検査 国際平和支援 決めるのは安倍首相と NSC( 国家安全保障会議 )
さすが産経新聞 (4 月 18 日付け ) あけすけに書いてある ができなければ ができる これができなければ ができる 書いていないのは 自衛隊の派兵と行動範囲拡大は 必ず相手の反撃をもたらし死者 犠牲者が出るということ そうなれば事態はより深刻になる
歯止めはかかっているのか? 緩い 法律の発動条件 厳しい 武力攻撃事態および存立危機事態 ( 武力攻撃事態法の改定 ) それぞれの段階の法律で武器使用基準の緩和 行動基準の緩和が行われている 重要影響事態 ( 周辺事態法の改定 ) 国際平和共同対処事態 ( イラク特措法などを恒久法として新設 ) 国際連携平和安全活動 ( 国連 PKO 法の改定 ) グレーゾーン事態 邦人救出 ( 自衛隊法改定 船舶検査活動法改定その他 )
武力攻撃事態 存立危機事態 ( 武力攻撃事態法改定 ) 厳しい? 法律の発動条件 緩い 武力攻撃事態および存立危機事態 重要影響事態 国際平和共同対処事態 国際連携平和安全活動 グレーゾーン事態 邦人救出 項目 法律の発動要件 何をするか どうなるか 内容 変更点 新三要件 :1 国民の生命 自由 幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある 2 日本の存立を全うし 国民を守るために他に適当な手段がない 3 必要最小限度の実力行使にとどまる どれも抽象的 判断次第ではいかようにもできる 国会承認 : 原則事前承認だが例外規定あり 日本が攻撃されていなくても 自衛隊が海外で武力行使 = 戦争を行う 国内も戦時体制となる 自治体 エネルギー 通信など公共性の高い機関の協力義務 ( 努力義務 ) 国民の戦争協力努力義務 マスメディアの戦争協力宣伝 国内は戦争支持 戦争協力一色の体制に 異議を唱えるものは非国民扱い
重要影響事態 ( 周辺事態法改定 ) 武力攻撃事態および存立危機事態 重要影響事態 国際平和共同対処事態 国際連携平和安全活動 グレーゾーン事態 邦人救出 項目 法律の発動要件 何をするか どうなるか 内容 変更点 そのまま放置すればわが国に対する直接の武力攻撃に至る恐れのある事態わが国の平和および安全に重要な影響を与える事態 新三要件 : 関係なし 国連決議等 の制約もなし 当該外国の同意 があれば世界中どこでも行う 国会承認 : 原則事前承認だが例外規定あり 戦争する米軍だけでなく米軍以外の他国軍 その他の組織の支援も可能 後方支援 ( 弾薬提供 発進準備中の航空機への給油 整備など追加 ) 捜索救助 船舶検査 その他の必要な措置 周辺事態法にあった 周辺 後方地域 制約削除 現に戦闘行為を行っている現場 以外で実施 そこで実施される活動の期間を通じて戦闘行為が行われることがないと認められる という条件を削除 後方支援 は戦闘行為の一環 相手側はこれを狙って攻撃してくる可能性大 船舶検査 は戦争行動そのもの 事態が拡大してゆく可能性大
国際平和共同対処事態 ( 恒久法の制定 ) 武力攻撃事態および存立危機事態 重要影響事態 項目 法律の発動要件 内容 変更点 国連決議に基づくものであることまたは関連する国連決議があること という条件で発動 ( 武力行使決議そのものでなくても可能ということ イラク戦争の有志連合を想定 ) 例外なく全て国会承認 国際平和共同対処事態 国際連携平和安全活動 グレーゾーン事態 邦人救出 何をするか どうなるか 当該活動を行う諸外国の軍隊等に対する協力支援活動等を行う 戦争する他国軍隊等への支援 物資の提供や輸送 弾薬の提供 空中給油 洋上給油 ( これらはイラク特措法では禁止されていた ) 現に戦闘行為を行っている現場 以外で実施 捜索救助活動 では 戦闘行為現場以外 の制約もなし 世界のどこでも船舶検査行う 物資の提供 輸送 弾薬の提供 空中給油 洋上給油 は戦闘行為の一環 相手側はむしろこれを狙ってくる可能性大 事態が拡大してゆく可能性大
国際連携平和安全活動 ( 国連 PKO 協力法改定 ) 武力攻撃事態および存立危機事態 重要影響事態 国際平和共同対処事態 国際連携平和安全活動 グレーゾーン事態 邦人救出 項目 法律の発動要件 何をするか どうなるか 内容 変更点 武力紛争が停止 終了 いまだ発生していない状態で 国連決議に基づくものであることまたは関連する国連決議等があること 重要影響事態 である必要もなし 他国の軍事行動を前提とする必要なし 二つ以上の国の連携により実施される 国会承認 : 原則事前承認だが例外規定あり 従来の PKO 法で禁止していた駆けつけ警護 治安維持活動も新たな任務に 武器使用基準に自己防衛だけでなく 業務を妨害する行為を排除するため も追加 相手が撃ってきていなくてもこちらから撃つことができる 駆けつけ警護 は 戦闘状態の場所に自ら乗り込んで戦闘をすること 自衛隊にも犠牲者は出て 事態は拡大する 治安維持活動 とは占領支配活動 ( イラクで米軍がやったように ) ゲリラ的な反撃で戦争の泥沼になる
グレーゾーン事態等 ( 自衛隊法改定 ) 武力攻撃事態および存立危機事態 重要影響事態 国際平和共同対処事態 国際連携平和安全活動 グレーゾーン事態 邦人救出 項目 法律の発動要件 何をするか どうなるか 内容 変更点 外国軍艦の領海航行 不法上陸 海賊対処に電話等による閣議決定で迅速に決定 国会承認必要やし 国連決議等 も必要なし ( グレーゾーン事態 ) 在外邦人警護 救出の依頼時に首相の承認で自衛隊出動 警察と外交で対応すべき事態に自衛隊を早期投入 海上保安庁が対応していた事態に自衛隊が出てゆく 在外邦人警護 救出では 職務を妨害する行為排除のため の武器使用可能 自衛隊が海外に乗り込んで武器使用が可能 自衛隊が早期に出動することで緊張激化 小競り合いが本格的武力衝突に拡大 邦人救出 の名目で他国に乗り込んで戦闘行動 本格的戦争への拡大の可能性が大
安倍首相の言う 切れ目のない は 歯止めのない 戦争への道 いつでもどこにでも自衛隊が海外出動できる 武器使用基準や行動基準が緩和される 自衛隊法の改定グレーゾーン事態 警察と外交で対処すべき事態に自衛隊を早期投入 電話による閣議決定 で迅速に出動 相手の反撃で本格戦闘に 国連 PKO 法の改定治安維持 武器使用基準緩和 駆けつけ警護 任務遂行のために武器が使える 戦闘状態のところへ乗り込んで参戦 相手の反撃で本格戦闘に 周辺事態法の改定世界中どこへでも出動する 恒久法の新設戦争する他国軍の直接支援 国際平和支援法イラク戦争などの多国籍軍を想定 戦闘状態の他国軍に武器 弾薬の提供 給油 輸送など 捜索救助活動は戦闘現場でも可能 重要影響事態安全確保法 周辺 という地理的概念を削除 外国領域で行動可能に 戦闘状態の他国軍に武器 弾薬の提供 給油 輸送など 捜索救助活動は戦闘現場でも可能 相手は防御の弱い補給路を狙う 日本が戦争当事者に 武力攻撃事態法の改定海外での武力行使から日本での戦争へ 武力攻撃事態および存立危機事態安全確保法日本が攻撃されていないにもかかわらず密接な関係にある他国への攻撃で自衛隊も武力行使 自治体 医療機関 民間企業 国民も戦争へ協力をさせられる 石油の輸送が止まるなどでいきなり存立危機事態
集団的自衛権 閣議決定での 安倍首相記者会見 (2014.7.1) 安倍首相 いかなる事態にあっても国民の命と平和な暮らしは守り抜いていく 内閣総理大臣である私にはその大きな責任があります 人々の幸せを願って作られた日本国憲法がこうしたときに国民の命を守る責任を放棄せよといっているとは私にはどうしても思えません
原発 54 基 = 広島型原爆 10000 個分 を海岸に並べて何が安全保障!? 福島原発はいまだに収束できず 放射能ダダ漏れ 広大な国土を喪失 16 万人が避難生活 被ばくによる健康影響が出ている 日本は既に 放射能 と戦争状態 海外で戦争なんかできる状態? 大地震 大津波 大規模噴火 航空機墜落 テロで攻撃 作業ミス 設計ミス 部品の欠陥 全て アウト!
辺野古新基地建設と 戦争法は一体のもの 辺野古も安保法制も 止めることは出来る ひとりひとりが声を挙げよう