体内で使われているエネルギー基質を推定するのに呼吸商を用いるが，その説明として妥当なものはどれか

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1 文章理解 次の文章の要旨として, 妥当なのはどれか この問題は, 著作権の関係により, 掲載できません 1. 文学の分野で計量分析が始まったことにより, これまでの主観的 抽象的議論を支持する研究者たちはそれに反発し, 計量分析を支持する研究者たちと犬猿の仲になった 2. 物を数える ことは人間以外の動物にはできないといわれ, 自然科学では基本的な行為だが, 縁遠いとされる文学の分野でも, 数量的性質を利用した方法により文章の計量分析が始まった 3. 書き手を推定する手段は, 記述内容や文意の検討という文章の分析方法から, ド モルガンのアイデアによる, 文章の力強さを測定するものへと変化していった 4. 書き手によって文章の中に現れる言葉が違うことを発見したド モルガンは, 文学の分野がなぜ主観的, 抽象的議論に陥るのかを文章の計量分析を用いて明らかにした 5. 文学の研究において書き手を推定する際には, 文章の力強さを主観的, 抽象的なまま議論していたが, 計量分析を導入することにより力強さを数値化して客観的な比較ができるようになった 正答番号 2

2 判断推理 A~G の 7 人のうち,6 人が高校生で 1 人だけが大学生である 大学生が誰であるかを各人に尋ねたところ, 以下のような返答があった しかし返答のうち, 本当のことを言っているのは 2 人だけで残りの 5 人は嘘をついていることが後に分かった 以上のことから, 本当のことを言っている 2 人を挙げているものとして, 妥当なのはどれか A 大学生は B である B 大学生は A である C 大学生は D か F である D E は大学生ではない E D と F は大学生ではない F 大学生は C か G である G D と E は大学生ではない 1. A と B 2. B と C 3. C と D 4. D と E 5. F と G 正答番号 3

3 数的推理 ある規則性をもつ次のような数列がある 1,2,1,3,2,1,4,3,2,1,5,4,3,2,1, この数列の第 n 項において, はじめて 20 が現れるとするとき,n の値として, 妥当なのはどれ か 正答番号 3

4 資料解釈 次のグラフは, 年齢および男女別の 立ち幅跳び の平均値を示したものである このグ ラフから判断できることとして, 妥当なのはどれか 240 ( cm ) 男子 女子 年齢 ( 歳 ) 1. 男女ともに年齢が上がるにつれ, 平均値は高くなっている 歳の男子の平均値は, 女子のそれの 1.5 倍を上回っている 3. 平均値の男女差が最も大きいのは,16 歳である 4. 男女を合わせた平均値が最も大きいのは,17 歳である 5. 1 歳ごとの加齢による平均値の増加率が最も大きいのは, 男子の 11 歳から 12 歳にかけてである 正答番号 5

5 法律 わが国の裁判に関する記述として, 最も妥当なのはどれか 1. 民事裁判とは, 国や地方公共団体の行為によって国民の権利が侵害されたときにその救済を求める裁判であり, 原告である国民が訴えを提起した場合に開始される 2. 刑事裁判とは, 法律に定める犯罪があったと思われる場合に, 被害者が原告となって裁判所に訴えを起こし, 被告人を裁く裁判である 3. 行政裁判とは, 国と地方公共団体との間, または地方公共団体どうしの紛争の解決を求める裁判であるが, この裁判は通常の裁判所とは異なる行政裁判所によって扱われる 4. 裁判所は違憲立法審査権を有するが, 事件と無関係に法令を審査することはできず, 具体的事件の裁判を通して法令を審査する 5. 裁判所には, 最高裁判所と下級裁判所があり, 下級裁判所は, 高等裁判所 地方裁判所 家庭裁判所の 3 つである 正答番号 4

6 社会 わが国の安全保障に関する記述として, 最も妥当なのはどれか 年 12 月に, アメリカの組織をモデルとした日本版 NSC( 国家安全保障会議 ) が発足し, これは内閣総理大臣に権限を集中させ, 関係省庁に分かれていた情報を集約 分析することで国防に関する政策決定の迅速化を図ったものである 年 1 月に新設された国家安全保障会議の事務局となる 国家安全保障局 は, 安全保障の分野の経験が豊富な防衛省からの出向者だけで組織されたため, シビリアン コントロール ( 文民統制 ) に反するのではないかという懸念も生じている 3. 国家安全保障局 の設立と同時期に, 特定秘密保護法案 が参議院本会議で可決 成立したが, これは国家の外交 安全保障上の重要な秘密を漏えいした者への罰則を強化するものであり, その罰則対象は公務員のみとされている 4. 特定秘密保護法は, 都合の悪い情報を恣意的に特定秘密として指定し, 国民の知る権利を侵害する可能性があるという指摘を受けて, 政府は 2014 年 1 月に秘密指定の統一基準を検討するために有識者による 情報保全諮問会議 を発足させた 5. 特定秘密保護法における 特定秘密 とは, 国の安全保障に関して特に隠匿が必要な機密情報のことであり, 内閣総理大臣によって指定された外交, 防衛, テロ防止, スパイ活動防止の 4 分野に関わる繊細な情報のことをいう 正答番号 4

7 時事 わが国の雇用環境に関する記述として, 最も妥当なのはどれか 1. わが国の非正規雇用の労働環境は, リーマン ショック後の派遣切りなどもあり, 厳しい状況が続いている 2013 年の雇用動向調査でも, 離職者が就業者を上回っており, 非正規雇用の求人倍率は 0.7 倍程度にとどまっている 2. 労使と政府による 政労使会議 が,2013 年から開催されることがなくなったため, リーマン ショック以降, 官製春闘 と呼ばれた春闘の賃金交渉が行われなくなり,2014 年は賃金アップが実現しなかった 年の春闘ではベースアップが争点となった 従業員全員の基本給を底上げする定期昇給に対して, ベースアップとは, 年齢や勤続年数に応じて毎年昇給率を決めることで, 多くの企業では従業員間の給与格差につながるとして慎重になっている 年に過労死等防止対策推進法が成立し, 過労死対策に取り組む法律が制定されたことに対し, 国連の社会権規約委員会は, 働き甲斐のある人間らしい労働である ディーセント ワーク のモデル国であるとして日本政府支持を発表した 5. 第 2 次安倍政権は 2015 年 2 月の閣議で, 企業や自治体で女性の登用を促す 女性の職業生活における活躍の推進に関する法律案 を決めた 国と自治体, 民間企業に, 女性の採用比率や女性の管理職比率などの目標設定を義務付けている 正答番号 5