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Ⅵ ライフステージごとの取り組み 1 妊娠期 2 乳幼児期 (0~5 歳 ) 3 学童期 (6~12 歳 ) 4 思春期 (13~19 歳 ) 5 成年期 (20~39 歳 ) 6 壮年期 (40~64 歳 ) 7 高年期 (65 歳以上 ) ライフステージごとの取り組み ( 図 )


平成 29 年度広島県立庄原特別支援学校食に関する年間指導計画小学部重複障害学級 遊びの指導 生活単元学習 給食の食材や献立について知る 正しい手洗いを身に付ける 協力して配膳ができる 給食の食材や献立について知る バランスよく, 何でも食べる 必要な水分を上手に摂取する 食後の片付けができる しっ

②肥満 やせの状況 3 歳児における肥満児の割合は減少していました 成人男性の肥満は横ばいで 代女性の肥満は増加傾向がみられました 一方 20 代女性のやせは倍増しており 肥満だけでなく 子どもを産み育てる世代への支援が必要となります 20代 60代の肥満 BMI 25以上 の割合 肥満

平成 30 年度広島県立庄原特別支援学校食に関する年間指導計画小学部重複障害学級 食べ物と健康との関わりについて知ろう 給食について知ろう 学習 遊びの指 導 生活単元 給食の食材や献立について知る 正しい手洗いを身に付ける 協力して配膳ができる 食後の片付けができる しっかりかむ習慣を身に付け,

Ⅳ 第 2 次計画の目標 : 第 2 次計画で新たに設定した項目 府民主体 府民と行政と団体 行政と団体 1 内 容 新 規 栄養バランス等に配慮した食生活を送っている府民の割合 2 朝食欠食率 第 1 次計画策定時 35 現状値 第 2 次計画目標 第 2 次基本計画目標 24% 15% 60%

つくば市地域福祉計画 骨子案

食育って, ご存知ですか? 食育とは 生きる上での基本であって, 知育, 徳育及び体育の基礎となるべきもの 様々な経験を通じて 食 に関する知識と 食 を選択する力を習得し, 食育の推進に取り組んでいます! 28 年 ( 平成 2 年 )3 月に 福山市食育推進計画,213 年 ( 平成 25 年

食育に関する意識調査の結果について ( 速報 ) 基本目標 1 毎日きちんと朝ごはんを食べます 規則正しい生活を心がけ, 毎日朝ごはんをしっかり食べて充実した 1 日を過ごす 1 朝ごはんを毎日食べる人の割合 (1) 一般問 6 朝食を食べていますか ( は1つだけ) 0% 10% 20% 30%

日常的な食事に関する調査アンケート回答集計結果 ( 学生 ) 回収率 平成 30 年 12 月 1 日現在 134 人 問 1 性別 1 2 男性女性合計 % 97.0% 100.0% 3.0% 男性 女性 97.0% 問 4 居住状況 家族と同居一人暮らし

各推進主体の具体的な取り組み 家庭 幼稚園 保育所 関係団体 家族で一緒に朝 早寝 早起き 朝 朝食の大切さを 食を食べる日を ごはんを推進し 伝えていきまし 増やしま ま ょう 朝食の大切さ 早寝 早起き 朝 園便りや給食便 簡単に作れる朝 の推進 ごはんを心がけ りで食育推進を 食のメニューを

茨城県食育推進計画―第三次―

第 4 章 地域における食育の推進 1 栄養バランスに優れた 日本型食生活 の実践 ごはんを中心に 魚 肉 牛乳 乳製品 野菜 海藻 豆類 果物 茶など多様な副食などを組み合わせて食べる 日本型食生活 は 健康的で栄養バランスにも優れている 農林水産省では 日本型食生活 の実践等を促進するため 消費

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食育に関するアンケート

2 夜食 毎日夜食をとっている者は では 22.5%( 平成 23 年 23.9%) であり で % と割合が高い では 18.3%( 平成 23 年 25.2%) であり 40 歳代で割合が高い 図 夜食の喫食状況 (15 歳以上 性別 年齢階級別 )

次世代ヘルスケア産業協議会第 17 回健康投資 WG 資料 6 職場における食生活改善の質の向上に向けて 武見ゆかり第 6 期食育推進評価専門委員会委員 ( 女子栄養大学教授, 日本栄養改善学会理事長 )

第2次帯広市食育推進計画(名古屋市パクリ)

ウ食事で摂る食材の種類別頻度野菜 きのこ 海藻 牛乳 乳製品 果物を摂る回数が大きく異なる 例えば 野菜を一週間に 14 回以上 (1 日に2 回以上 ) 摂る人の割合が 20 代で 32% 30 代で 31% 40 代で 38% であるのに対して 65 歳以上 75 歳未満では 60% 75 歳以

ライフステージ別に 個人 家庭 地域 企業 行政 それぞれの分野での取組を まとめました 基本施策 1 理解と関心を深めて食育推進 個人 家庭 地域 企業 家族と 食 について話をする 感謝の気持ちを込めて いただきます ごちそうさま を言う よく噛んで味わって食べる 買い物や調理 後片付け等 食事

名古屋市食育推進計画 ( 第 2 次 ) 案 に対する市民意見の内容及び市の考え方 名古屋市食育推進計画( 第 2 次 ) 案 に対し 貴重なご意見をお寄せいただき ありがとうございました 結果の概要とともに いただきましたご意見とそれに対する市の考え方を公表いたします なお ご意見のうち 趣旨の類

小学校 第○学年 学級活動(給食)指導案

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Ⅰ. 調査の概要 1. 調査の目的仙台市では, 地域特性を活かした食育の取り組みを総合的かつ計画的に推進するため, 平成 23 年 3 月に 仙台市食育推進計画第 2 期 を策定し, 市民の皆様, 関係団体, 事業者等と連携しながら食育推進に取り組んでいる 市民の皆様の食生活や食習慣, 食育に関する

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平成 29 年度食育活動の全国展開委託事業報告書 ( 食生活と農林漁業体験に関する調査 ) 平成 30 年 2 月

第 3 編 第 3 次出雲市食育推進計画 第 1 章計画の基本的な考え方 1 計画の位置づけ 1. 根拠法令 食育基本法第 18 条第 1 項に基づく市町村食育推進計画です 2. 国 県計画との整合性 国の 第 3 次食育推進基本計画 と島根県の 島根県食育推進計画第三次計画 との整 合性を勘案し策

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食育に関するアンケート

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調書のの見方 新規 新規事業の実施 現行どおり 事業をする 充実 事業の充実 強化を図る 改善 事業の見直し 改善を図る 縮小 事業規模を縮小する 廃止 事業を廃止する 2

平成 26 年度努力点 1 研究主題 作って食べて食への思いを高める常安の子 - 広げよう! 食育の輪 - 2 研究主題設定の理由本校では 平成 24~25 年度の2 年間に渡り できたよ自分で というテーマの基 やてみたい できるようになりたい 分かるようになりたい と 自分の意思で意欲的に学ぶ子

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第 2 章計画の推進及び進行管理 1 計画の推進 県 市町村及び県民が 関係機関等と相互に連携を図りながら 県民の歯 口腔の健康づくりを推進します 県における推進 (1) 全県的な推進 県全域の課題を踏まえた基本的施策や方向性を示すとともに 取組の成果について継続的な評価を行い 県民の生涯を通じた歯

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活実態と関連を図りながら重点的に指導していきたい また, 栄養教諭による給食献立の栄養バランスや食事によるエネルギー量を基盤として, グループごとに話合い活動を取り入れるなどの指導の工夫を行いたい また, 授業の導入にアイスブレイクや, カード式発想法を取り入れることにより, 生徒が本気で語ることが

2 基本方向 前頁の基本理念を実現するための施策の方向として 次の 4 つの基本方向を掲げます 基本方向 1 健康づくりを支える環境整備 ~ みんなでつくる健康なまち ~ 基本方向 2 生活習慣病の発症予防と重症化予防 ~ 健康をつくる生活習慣 ~ 基本方向 3 分野別の健康づくりの推進 ~ 人生を

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平成20年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果(概要)

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平成 28 年度 第 1 回境港市学校給食センター運営委員会 1 日時 : 平成 28 年 10 月 27 日 ( 木曜日 )10:00~ 2 場所 : 境港市学校給食センター研修室 3 内容 (1) 報告事項 1 平成 28 年度学校給食の実績について 2 学校給食センターの取組について 3 アイ

実践内容 (1) 視点 1 教育活動全体で推進できるよう 指導体制を整備し 食に関する指導の充実 を図る 1 食育全体計画の整備既存の食育全体計画を見直し 教科 学級活動における食に関する指導の時間を確保するとともに 栄養教諭とのティーム ティーティング ( 以下 TT) についても明記した また

資料2 これまでの学校における食育の取組について

第 1 章 ヘルスプランぎふ 21 の基本的な考え方 1 計画策定の趣旨 ヘルスプランぎふ 21 は 岐阜県健康増進計画として平成 14 年 3 月に策定し その後平成 20 年度には 国が策定した 健康日本 21 と連動しながら メタボリックシンドロームに着目した生活習慣病の一次予防に重点をおいた

評価項目 A Bともすべての項目に を入れてください 評価項目 A 宣言内容 ( 共通項目 ) チェック項目 取り組み結果 出来た概ね出来た出来なかった 1 経営者が率先し 健康づくりに取り組みます 健康宣言証の社内掲示など 健康づくりに関する企業方針について 従業員へ周知していますか? 経営者自身

(2) 望ましい食習慣や知識の習得 ( 関連目標 ) 子どもたちが 食習慣や知識を習得することは 生涯にわたって健全な食生活を実践していくために重要です そこで 学校では家庭科や学校行事等における調理実習等の体験を通して 児童生徒が食に関する正しい知識や技能を習得できるようにするとともに 家庭での実

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

コラム 野菜ってどのくらい食べるの 野菜にはビタミンやミネラルや食物繊維などいろいろな栄養素が含まれています ビタ ミン類は体の調子を整え カリウムは血圧を低下させ 食物繊維は便秘の予防や血糖値の 上昇を緩やかにしたり 腸管でのコレステロールの吸収を抑えます しかも低カロリーなので多く食べても安心で

健康くるめ21概要

埼玉県食育推進計画 ( 第 3 次 ) 平成 28 年度 ~30 年度 彩の国 埼玉県

かたがみ79PDF用

図 3 児童 生徒の状況 ( 共食 : 夕食 ) 資料 : 平成 27 年度食生活調査 ( 愛媛県学校栄養士協議会 ) 図 4 食育への関心の状況 (20 歳以上 ) 資料 : 平成 27 年愛媛県県民健康調査 2 多様な暮らしに対応する食生活支援の必要性 共働きや単身赴任の増加など ライフスタイル


(2) 学校給食用物資の取扱予定数量 分類 平成 29 年度 平成 28 年度 増減 基本物資 ( 主食 ) 取扱数量 パン 17,476,000 食 17,861,000 食 385,000 食 米飯 82,894,000 食 82,695,000 食 199,000 食 めん類 9,900,00

泉大津

2214kcal 410g 9.7g 1 Point Advice

特定健診の受診率は毎年上昇しており 平成 28 年度は県平均よりも 7% 高い状況 となっていますが 国が示す目標値 60% を達成するには更なる工夫や PR が必要とな っています 長与町国保の医療費は平成 25 年度から上昇していましたが 平成 28 年度は前年度より約 3 億円減少し 1 人当

お子さんの成長にあわせ お母さんの食生活を見直してみませんか? お子さんの成長にあわせて あなたの食生活をかえるチャンスがあります 3 か月 か月 か月

2. 今年度の実践から 1 CS 給食試食会や保護者参加の授業での実践日常学級担任が感じていることや, 生活や食事の調査結果から, 当日の参加者や学年の課題をとりあげ資料を作成した 6 月 1 年保護者給食試食会排便や朝食内容の問題点 朝型の生活リズムの必要性 6 月 CS 給食試食会休日における牛

3 睡眠時間について 平日の就寝時刻は学年が進むほど午後 1 時以降が多くなっていた ( 図 5) 中学生で は寝る時刻が遅くなり 睡眠時間が 7 時間未満の生徒が.7 であった ( 図 7) 図 5 平日の就寝時刻 ( 平成 1 年度 ) 図 中学生の就寝時刻の推移 図 7 1 日の睡眠時間 親子

食育推進計画策定の背景と根拠 1 食育基本法 平成 17 年制定 国民が生涯にわたって健全な心身を培い 豊かな人間性をはぐくむ ことが目的 第 3 次食育推進基本計画 第 1 次計画での 食育 の周知から 第 2 次計画で 食育の実践 へ 食をめぐる状況の変化を受け 第 3 次計画で重点課題の見直し

30つながる食育推進事業成果報告書

表紙裏 ( 空白 )

CSR の 5 つの重要課題 食とスポーツで心と体の元気を応援 基本的な 考え 方 貢献するSDGs CSR の5 つの重要課題 の中心的対象となる SDGs の目標 食とスポーツを手掛ける企業として 食育活動 食文化の普及 スポーツの振興などを通して心と 体の健康づくりに貢献しています スポーツと

第3章「疾病の発症予防及び重症化予防 1がん」

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平成15年度 家庭科 年間指導・評価計画

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【食育決裁用】計画表紙と目次

第 3 部食生活の状況 1 食塩食塩摂取量については 成人男性では平均 11.6g 成人女性では平均 10.1gとなっており 全国と比較すると大きな差は見られない状況にあります 図 15 食塩摂取量 ( 成人 1 日当たり ) g 男性

給食の時間における食に関する指導事例 ( 小学校第 6 学年 ) 1 主題戦争中の食事を体験しよう 2 関連教科等 単元名社会科 長く続いた戦争と人々のくらし 3 献立名麦ごはん めざし みそ汁 たくわん 4 ねらい戦争中の食糧不足の食事を通して 食糧不足の時代と今の時代の食生活の違いが分かる <

スライド 1

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( ) 単元計画 ( 全 6 時間 ) 段階 主な学習活動と内容 指導上の留意点 配時 私たちが食べているものは, どこからきて 既習を想起できるように, 農業や いるか考える 水産業の学習内容を掲示しておく 給食の献立から調べた食料自給率から, 給食の献立から調べた食料自給率本つ気づいたことや疑問

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

1 1 対象とする個人並びに集団の範囲食事摂取基準の対象は 健康な個人並びに健康な人を中心として構成されている集団とし 高血圧 脂質異常 高血糖 腎機能低下に関するリスクを有していても自立した日常生活を営んでいる者を含む 具体的には 歩行や家事などの身体活動を行っている者であり 体格 (body m

歯科中間報告(案)概要


gh 第 6 学年 3 組家庭科学習指導案 単元名 : わたしは料理家 ~ おすすめ給食献立を考えよう ~ 朝食から健康な 1 日の生活を 男子 15 名 女子 14 名計 29 名 指導者 T1 宮地仁美 ( 学級担任 ) T2 須山明香 ( 栄養教諭 ) 題材について 小学校学習指導要領家庭科第

山梨県教育委員会:甲州市立奥野田小学校

小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

2 お好み焼は約半数が 家庭で作る派 お店派 は約 4 割 1 年以内に食べたことのあるお好み焼 についての問い ( 複数選択 ) において 家庭で作る関西お好み焼 を選んだ人が約半数の 55.5% 次いで多かったのが お好み焼店などの外食店で食べるお好み焼( 持ち帰り含む ) ( 以下 お店 )

資料 3 第 3 回次期札幌市健康づくり基本計画策定部会 現計画の評価と次期計画への関連について (1) 母子保健 1 思春期の心と身体の健康づくり 10 代の自殺率 ( 人口 10 万対 ) 指 標 現計画計画策定時の値 中間評価時の値 実績値 10~14 歳 ~19

識及び技能を活用して総合的に学習できるような教材である 家庭の食事や給食について振り返ってバランスよく食品を組み合わせて食事をとる大切さを理解させたり, 体に必要な栄養素の種類と働きを知り 1 食分の献立を考えさせたりする 栄養バランスを考えた 1 食分の献立を計画することは, 小学校での 2 年間

山形県教育委員会:遊佐町立藤崎小学校

教科 : 家庭科目 : ファッション造形基礎対象 : 第 3 学年選択者単位数 : 教科担当者 : 青栁里菜印使用教科書 : ファッション造形基礎 ( 実教出版 ) 月 指導内容科目ファッション造形基礎予定指導内容科目ファッション造形基礎予定評価の観点方法評価の観点方法 年間授業計画 の具体的な指導

個人の状況第 2 部各論 ライフスタイル健康観の形成に対する影響が大きい主な要因健康課題 今までの家庭 学校を中心とした環境から自立していく時期 家族よりも友人達と過ごす時間が増えていき, 交流関係が広がっていく時期 学生 ( 自宅 単身 ), 就業者 ( 自宅 単身 ) 等で分かれる時期 家庭 学

教科等の関連 小学校 特別活動 教科等との関連 給食時間 給食指導 食に関する指導一 二 三 四 五 六 学校給食の内容 献立との関連 学級活動 学校行事 児童活動 クラブ 社会 学期 学期 学期 給食当番の仕事内容を知る 給食を準備するときには きちんとした服装で手洗いをすることが大切であることが

2 市のライフステージ別の食生活等における現状と課題妊娠期 授乳期 (1) 現状 おなかの赤ちゃんが成長するために妊娠中のお母さんの体重が増加することは自然なことです 妊婦さんの体重や体調によっては 妊婦健康診査にて体重増加や貧血 切迫早産等の指導を受けることがあります 妊娠中に適切に体重が増えない

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[2007版] 平成23年度 全国学力・学習状況調査の結果概要(01 小・・

子どもを取り巻く食環境に関する課題

結果の概要 1 栄養 食生活に関する状況 (1) 野菜の摂取状況 20 歳以上における 1 日の野菜摂取量の平均値は 288.1g 性別にみると男性 297.1g 女性 281.1g 年齢階級別にみると 男女ともに 40 歳代で最も少ない 図 1 野菜摂取量の平均値 (20 歳以上 性 年齢階級別

青年期を対象とした携帯食事手帳システムの提供 目 次 1. 目的 1 2. 携帯食事手帳システムの概要 1 (1) システムの基礎データ 1 (2) 利用方法 1 (3) 確認できる情報 1 3. 携帯食事手帳利用の手引き 2 (1) 携帯食事手帳 (QRコード) 3 (2) 料理選択の仕方 4 (

Transcription:

第 3 章 愛西市食育推進計画の施策の展開

1 食を通した健康づくり 1 食を通した健康づくり めざす姿 望ましい食習慣を通して 生活習慣病予防を心がけます 現状と課題 2 1 第 2 章における 栄養 食生活 休養 こころの健康 歯の健康 の取り組み と重なる部分も多くあります 食と食物アレルギーを含めた健康に関する正しい知識を 一人ひとりが身につけ られるよう 積極的な情報提供が重要となります そのためには 市民と行政や NPO ( 非営利団体 ) ボランティア等 食を取り巻く関係者が連携して取り組むことが必 要です 3.5 2.5 園児 施策の方向性 朝食の欠食率 6.5 5.5 小学 3 年生 14.2 13.7 第 1 次計画策定時基準値 最終値 第 1 次計画策定時基準値 最終値 ( 平成 18 年 7 月 ) ( 平成 24 年 12 月 ) ( 平成 21 年 1 月 ) ( 平成 24 年 12 月 ) 16 歳以上で食事の内容に気をつけている人の割合 1 85.2 81.3 8 71.9 65.9 6 4 2 男性第 1 次計画策定時基準値 ( 平成 18 年 7 月 ) 毎日の食事が健康と密接に関係することを市民が理解し 生涯を通じて望ましい食事が できるよう 関係機関と連携して取り組みを進めます 6.2 小学 6 年生 1.4 中学 3 年生 女性最終値 ( 平成 24 年 12 月 ) 排便習慣 ( 毎日する人 ) の割合 1 78.4 8 76.3 48.1 6 47.3 53.3 47.3 45. 43.8 39.5 39.5 4 2 園児 小学 5 年生 小学 6 年生 中学 1 年生 中学 3 年生 16 歳以上で色の濃い野菜や生野菜を食べるようにしている人の割合 6 52. 45.4 4 2 32.9 3.3 男性第 1 次計画策定時基準値 ( 平成 18 年 7 月 ) 女性最終値 ( 平成 24 年 12 月 ) 55

1 食を通した健康づくり 市民の取り組み * 乳幼児期については 親や大人等から子どもへの働きかけとなります 朝食をはじめとする 3 度の食事を通して生活のリズムを身につけます 睡眠や生活リズムの重要性を知り 規則正しい生活を送ります 食事やおやつの摂り方を考えます 乳幼児期 家庭でバランスの良い食事を作ります 食物アレルギーの心配がある場合は受診し 医師の指示を受けて 家庭で適切に対応し 必要であれば園など関係機関に伝えます 早寝 早起き 朝ごはん 朝うんち で規則正しい生活リズムとともに 基本的な食習慣を身につけます 十分な睡眠や生活リズムの重要性を知り 規則正しい生活を送ります 学齢期 好き嫌いなく しっかり噛んで食べます 子どもの成長に応じた食事を作ります 歯科健診の結果を家族で話題にします 食物アレルギーがある場合 医師の指示を学校など関係機関に伝えます 食への関心を高め 食生活が自分の健康に与える影響を知ります 成人期 毎日 朝食を食べます 糖分 脂肪分を控え うす味を取り入れます 高齢期 けんこう 健口を維持して 自分の健康状態に合わせた食事を摂ります 地域 職域 団体 学校等の取り組み 食について学ぶ機会を提供します 子育て家庭が参加しやすい地域活動を広めます 乳幼児期 食物アレルギーのある子どもの給食について 医師の指示にもとづき可能な限り対応します 子どもの成長に応じた給食を提供します 食に関する学習や体験を 積極的に取り入れます 栄養バランスのとれたレシピを 給食やたより等を通して紹介します 学齢期 給食や授業を通して学校において食育を推進します 行政等と協力して正しい歯みがきの方法を指導します 食物アレルギーのある子どもの給食について 医師の指示にもとづき可能な限り対応します 従業員の健康管理のために 食と健康に関する情報を発信します 成人期 社員食堂や飲食店での栄養成分表示を推進します 高齢期 高齢者に合った食事を提供します 56

1 食を通した健康づくり 市の取り組み 栄養バランスのとれた簡単なレシピを紹介します 乳幼児健診等において食生活の大切さを学べる場や相談できる場を提供します 乳幼児期 健診や各種事業 教室等の機会に情報提供 相談 声かけを行います 食物アレルギーに対する知識の啓発に努め 相談に応じ支援します 栄養バランスのとれた簡単なレシピを紹介します 学齢期 学校と協力し 食育を推進します 食物アレルギーに対する知識の啓発に努め 相談に応じ支援します 成人期 高齢期 生活習慣病を予防する健康教育を推進します なかしょく 外食 中食 16 の上手な利用方法の情報を提供します 一人暮らしや高齢者世帯の食生活を支援します 用語説明 16 中食 : 中食とは 惣菜店やお弁当屋 コンビニエンスストア スーパーなどでお弁当や惣菜などを購入したり 外食店のデリバリー ( 宅配 出前 ) などを利用して 家庭外で商業的に調理 加工されたものを購入して食べる形態の食事をさします 評価指標一覧 1 2 3 評価指標現状値目標値 朝食を欠食する者の割合の減少 肥満者の割合の減少 肥満のある子どもの割合の減少 4 2~3 歳代の女性のやせの者の割合の減少 5 6 園児小学 3 年生小学 6 年生中学 3 年生 3 歳代男性 4 歳代男性 2.5% 5.5% 6.2% 1.4% 28.2% 31.7% 中等度 高度肥満傾向児の割合 ( 小学 5 年生 ) 男子 7.7% 女子 4.9% 2~3 歳代女性 21.%.% 2.% 3.% 7.% 25.% 以下 28.5% 以下 現状値より減少 15.% 以下 主食 主菜 副菜を組み合わせた食事が 1 日 2 回以上の日がほぼ毎日の者の割合の増加 2 歳以上 62.3% 8.% 以上 毎日排便する人の割合の増加 園児小学 5 年生小学 6 年生中学 1 年生中学 3 年生 76.3% 48.1% 45.% 53.3% 43.8% 57

1 食を通した健康づくり 7 8 9 評価指標現状値目標値 16 歳以上で食事内容に気をつけている人の割合の増加 16 歳以上で色の濃い野菜や生野菜を食べるようにしている人の割合の増加 低栄養傾向の高齢者の割合の増加の抑制 男性女性 男性女性 65.9% 81.3% 3.3% 45.4% 65 歳以上 17.8% 現状値より減少 58

2 食を通した豊かなこころづくり 2 食を通した豊かなこころづくり めざす姿 現状と課題 感謝の気持ちで食事を楽しみます 次世代へ食文化を伝承します 第 1 次計画策定当初値に比べて 子どもの食事のあいさつや 食事の手伝いをす る割合は増加しています 小中学生のうちに 食育への関心を高め 継続していく ためには さまざまな体験活動を通じて 食に関する感謝の気持ちや理解が自然に 深まっていくよう配慮した取り組みが必要であるとともに 食を通じたコミュニケ ーションの大切さを周知 啓発することが必要です また 昔ながらの行事食や伝統的な料理等は 歴史を経て培われてきた貴重な財 産です 家庭の食事を通して子どものころから直接触れることにより 地域への理解や愛 着を深め 次世代に伝承することが大切です 食事のあいさつをする割合 ( 園児 ) 食事の手伝いをする割合 ( 小学生 中学生 ) 1 8 6 4 2 58.8 6.2 第 1 次計画 最終値 小学生 中学生 策定時基準値 第 1 次計画策定時基準値 最終値 ( 平成 18 年 7 月 ) ( 平成 24 年 12 月 ) ( 平成 18 年 7 月 ) ( 平成 24 年 12 月 ) 1 日最低 1 食きちんとした食事を 家族等 2 人以上で 3 分以上かけてとっている人の割合 (16 歳以上 ) 1 8 6 4 2 57.756.9 男性第 1 次計画策定時基準値 67.1 7. 女性 最終値 59 6 4.5 31.3 食事を一人で食べることが多い子どもの割合 ( 平成 18 年 7 月 ) ( 平成 24 年 12 月 ) ( 平成 18 年 7 月 ) ( 平成 24 年 12 月 ) 4 2 1. 8. 6. 4. 2... 19. 35.1 2.5 1.9 2.3 6. 8.1 小学 3 年生小学 6 年生中学 3 年生 第 1 次計画策定時基準値 最終値

2 食を通した豊かなこころづくり 施策の方向性 たくさんの人の努力に支えられた食事に感謝し 楽しむことができるように関係機関と 連携して取り組み 伝統的な食文化を次世代に伝承します 市民の取り組み 市民 飼育 農作物の栽培 収穫等 五感を通した食農体験をもちます 生産者や自然の恵み 料理をつくってくれた人たちに感謝し いただきます ごちそうさま のあいさつをします みんなで協力しながら食事の準備や調理 後片付けをするなど 料理をする機会 を増やします 行事食や伝統料理 郷土料理をつくり 次世代へ伝承します 家族や友だちと一緒に楽しみながら おいしく食事をします 家族で健康と食について会話する機会を持ちます 1 日 1 回は 家族と一緒に食事をします 地域 職域 団体 学校等の取り組み 地域等 市の取り組み 市 評価指標一覧 1 2 3 消費者と生産者が交流できる機会をつくります 収穫体験 農業体験を通して学ぶ機会をつくります 季節や行事に合わせた食事について学ぶ機会をつくります 食事に関するいろいろなマナーを伝えます 家庭やボランティア団体等を通して食文化を伝承します 伝統料理のレシピを 給食やたより等を通して紹介します 知人や友人と一緒に食事を摂る機会を提供します 園 学校等と協力して収穫体験 農業体験を充実させます 親や子を対象とした講座 料理教室等を開催します ライフステージにあわせた食育にかかわる情報を発信します 食文化の継承のための活動支援を行います 伝統料理のレシピを紹介します 評価指標現状値目標値 家族がそろって食事を摂る人の割合の増加 自分で作ることもある またはよく手伝いをする人の割合の増加 食事をするとき あいさつをする人の割合の増加 男性女性 小学生中学生 園児小学生中学生 56.9% 7.% 4.% 35.1% 6.2% 75.4% 65.7% 8.% 以上 6

3 食の安全 安心を進める環境づくり 3 食の安全 安心を進める環境づくり めざす姿 食を取り巻く環境を考えた食事をします 現状と課題 成人では 食品の安全に関する基礎的な知識をもっている人 は 国と比較して ほぼ同程度で半数を超えています また 地産地消の認知度は 7 割を超えています より多くの人が地産地消について理解を深め 地域でとれた食材を見つめ直すきっかけとなるよう さまざまな機会において地場産物や旬の農産物等に関する情報提供を行い 食の安全 安心の観点からも 生産者の顔が見える地場産物を推奨していくことが必要です また 食品の食べ残しや廃棄を少なくするなど 日ごろから自然の恩恵のうえに食が成り立っていることを意識し 環境に配慮した食生活を実践することが必要です 施策の方向性 自然環境を守り 地産地消を意識した食生活が実践できるよう 関係機関と連携して取 り組みを進めます 市民の取り組み 新鮮で生産者の見える地場産物を食べるように心がけます 食品表示や食品の見分け方 衛生管理の知識を学びます 市民 計画的に食品を購入することで 食品を無駄にしないようにします 無駄なく調理したり 残さず食べ ごみを減らす工夫をします 地域 職域 団体 学校等の取り組み 消費者と生産者が交流できる機会をつくります 地場産物を購入できるお店の情報を提供します 地域等 関係団体等は 積極的に食の安全に関する知識を普及します 給食において地場産物を活用します 61

3 食の安全 安心を進める環境づくり 市の取り組み 食の安全 安心に関する情報の発信や取り組みを推進します 市 地場産物のPRや販売の支援を行います 評価指標一覧 1 2 3 評価指標現状値目標値 県産農産物を優先して購入したいと思う市民の割合の増加 ( 米 野菜 果物 肉 卵 魚の購入意向の平均 ) 食料品の原産地 添加物 品質表示を確認して購入する人の割合の増加 18.% ( 平成 21 年 ) 平成 26 年度以降調査の予定 食品を無駄なく使い 食べ残しをしないように心がけている人の割合の増加 43.% ( 平成 22 年 ) 3.% 以上 調査値より増加 5.% 以上 あいち食育いきいきプラン 215 掲載の県の直近値 62