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( 件 / 人 ) 12, 交通事故の推移 (S4~) ( 人 ) 18 1, 8, 6, 4, 2, 死者数 人身事故件数 負傷者数 S4 S45 S5 S55 S6 H2 H7 H12 H17 H 約 2 倍 6 人身事故件数及び負傷者数は 平成 14 年以降減少傾

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県下の非行情勢 1 平成 29 年中における少年非行の情勢 ⑵ ⑶ 概況 少年非行の主な特徴 少年非行情勢の推移 刑法犯少年, 触法少年の検挙 補導人員の推移 (H2 年 ~H29 年 ) 特別法犯少年, 触法少年の検挙 補導人員の推移 (H2 年 ~H29 年 ) 不良行為少年の推移 (H2 年

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報告書(案)

(4) 被害金交付形態別の認知状況 現金手交型及び現金送付型は 認知件数 被害額がいずれも減少し 対策の効果が見られた 振込型の認知件数が増加し 還付金等詐欺の増加の影響が見られた 交付形態別認知件数 ( 既遂のみ ) 交付形態別被害額 27 年 4,884 4,787 2,67 27 年 91.1

Microsoft Word - 本文

的に推進すべき事項を定めること (2) 本部本部関係課は 全国的な犯罪情勢を勘案し 本部が主導して抑止を行う種類の犯罪 ( 以下 本部重点犯罪 という ) を定め その犯罪抑止計画 ( 以下 本部犯罪抑止計画 という ) を策定すること 本部重点犯罪は 県境において続発している犯罪その他関係する本部

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県民の期待と信頼に応える力強い警察 ~ 安全で安心して暮らせる石川の実現 ~ としたものである 2 重点目標の策定 運営の指針に基づき 具体的な業務を推進する上で県警察が重点的に取り組むべ き目標として 次のとおり重点目標 7 項目を策定した なお それぞれの設定趣旨 重点推進事項等については 別添

【改】虐待入り☆平成28年政策評価書

Microsoft Word - 005_巻末資料.doc

「治安に関する特別世論調査」の概要

() 非行少年等の概況 刑法犯少年は 平成 22 年以降減少傾向にあり 平成 27 年に微増に転じ 202 人となったが 平成 29 年中は 35 人に減少し 統計の残る昭和 25 年以降で最少となった 触法少年については 平成 29 年中は前年比で 7 人増加し 98 人となった 依然として低年齢

Microsoft Word - 新行動計画.doc

Microsoft Word - 特定テーマ報告書(警察)最終

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第2 刑法犯少年

(3) 窃盗犯認知件数 ( 手口による分類別 ) の推移市内の刑法犯認知件数の 2/3 以上を占める窃盗犯ですが 侵入盗 ( 空き巣 忍び込み 出店荒らし等 ) は ほぼ横ばいです 非侵入盗 ( 万引き 車上ねらい 部品ねらい等 ) と乗り物盗 ( 自転車盗 オートバイ盗 自動車盗 ) については

防犯活動を効果的に推進するため 地区防犯協会との連携を強化するとともに 県警察の担当者等を講師に招いて県下防犯指導員研修会やブロック別研修会を開催する イ地域安全ニュースコンクールの開催各地区防犯協会が定期的に発行している広報紙 ( 誌 ) の質的向上を図るため 地域安全ニュースコンクールを開催する

もくじ 調査の概要 調査結果 瀬戸市の治安について 問 瀬戸市の治安は良いと思いますか 問 この数年間 瀬戸市の治安は良くなったと思いますか 問 瀬戸市の治安が悪いと感じることを選んでください 防犯カメラについて 問 公共の場に防犯カメラが設置されることにより 犯罪の抑止 や事件の早期解決に役立つと

広報資料捜査第二課生活安全企画課 平成 27 年の特殊詐欺認知 検挙状況等について ( 確定値版 ) 1 特殊詐欺全体 ⑴ 特殊詐欺の認知状況 認知件数は13,824 件 ( 前年比 +432 件 +3.2%) 被害額は482.0 億円 (-83.5 億円 -14.8%) で 被害額は減少に転じたも

大学と学生第541号大学生薬物事犯の現状_警察庁刑事局組織犯罪対策部薬物銃器対策課(小野田 博通)-JASSO

1 平成28年度概算要求の概要(表紙)

住宅侵入盗 351 件 ( 前年比 -6 件 ) 4. 今後のスケジュール (1) H なくそう犯罪 滋賀安全なまちづくり実践県民会議総会 - 2 -

平成30年版高齢社会白書(全体版)

平成 28 年度予算の概要 ( 目次 ) 平成 28 年度予算の概要 ( 総表 ) 1 第 1 テロ対策と大規模災害対策の推進 4 第 2 サイバー空間の脅威への対処 5 第 3 客観証拠重視の捜査のための基盤整備 6 第 4 組織犯罪対策の推進 7 第 5 生活の安全を脅かす犯罪対策の推進 8 第

1 自転車盗 (1) 現状と課題本市は JR2 路線 4 駅が立地しており 各駅から仙台市の中心部まで10 分から20 分程度で行けることから 通勤 通学者の方が駅まで自転車を利用することが極めて多くなっています 各駅に駐輪場を整備していますが 防犯意識の低さから施錠しない 長期間駐輪する等により

01 表紙

( )

平成 23 年度警察庁予算の概要 総額 ( 平成 22 年度当初予算額 245,104 百万円 270,543 百万円 ) ( 単位 : 百万円 ) 区 分 22 年度予算額 23 年度予算額 増 減額 主な内容 第 1治安水準の更なる向上のための総合対策の推進 1犯罪が起きにくい社会づくりの推進

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Microsoft Word 【資料1】現状等.doc

この後 詳しく御説明させていただきますが 刑法犯認知件数は 一昨年と比較して91 件 率として15.2% 減少し 交通事故は 人身事故の発生が 一昨年を上回り 率として24.1% 増加しております 交通死亡事故は 年当初発生しましたが4 月以降は抑えられた状況であります まだまだ 未解決の事件もあり

道警最前線 ~ 現場からのメッセージ~ 25 第 4 北海道警察の組織と公安委員会制度 27 1 北海道警察の組織 27 (1) 組織の概要 (2) 警察署の機能強化に向けた再編整備計画案 (3) 平成 29 年 4 月 1 日統合の警察署における結果 ( 平成 29 年 4 月 ~ 平成 30 年

1 鹿児島県の治安について ( ) は, 前回アンケート結果 ( 平成 29 年 1 月実施 ) 問 1 あなたは, 現在の鹿児島県が治安が良く, 安全で安心して暮らせる県であると思いますか どちらともいえない ( 変わらない ) 27% (27%) そう思わない 6% (8%) 1% (5%) そ

1 はじめに 本市では 平成 17 年に 鹿児島市安心安全まちづくり条例 を定め 地域の安全は地域で守る を基本理念に 市と市民 事業者等が連携 協働し 安心して安全に暮らせるまちづくりを進めてきました これまでに防犯パトロール隊や青色防犯パトロール車による防犯活動をはじめ 安心安全ネットワーク会議

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平成29年政策評価(総合評価)結果

問 1. 昨年 ( 平成 28 年 )1 年間の滋賀県内における犯罪発生状況について どう感じますか ( 回答チェックは1つだけ n=319) 1. 犯罪は増えていると感じる 2. 変わらない 3. 犯罪は減っていると感じる 合計 犯罪は減っ

し 地域住民 関係機関 団体等の地域社会と一体となった諸対策を一層強力に推進する必要がある そして 警察職員一人一人が高い士気と厳正な規律を保持しながら積極的に職務を遂行しつつ 検挙力と事態対処能力を兼ね備えた力強い警察を確立することにより 安全で安心して暮らせる石川を実現させなければならない よっ

期待と信頼に応える力強い警察 を確立する必要がある よって 平成 29 年石川県警察運営の指針を 県民の期待と信頼に応える力強い警察 ~ 安全で安心して暮らせる石川の実現 ~ としたものである 2 重点目標の策定運営の指針に基づき 具体的な業務を推進する上で県警察が重点的に取り組むべき目標として 次

Microsoft Word - 別添⑥.doc

生活安全管理官から 昨年の管内情勢と今年の活動重点 について 1 犯罪の検挙活動等について身近な犯罪の盗撮や痴漢等は ゆめタウン ツタヤ ドンキホーテ等若者のい集場所で多発傾向にあるが 女子便所内にカメラを仕掛ける事案も発生し 今後も同種事案が懸念される 2 少年警察関係等 (1) 少年関係事案の特

Microsoft Word - 【最終セット版】 広報資料(9枚もの) 

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28.2月防犯みやぎp.1 校了

問 3 全員の方にお伺いします 日頃 サイバー犯罪 ( インターネットを利用した犯罪等 ) の被害に遭いそうで 不安に感じることがありますか この中から1つだけお答えください よくある % たまにある % ほとんどない % 全くない 全

2

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けいしちょう安全安心モニター制度

第 1 章 計画の基本的事項 趣 1 旨 静岡県の総合計画の基本目標である 魅力ある しずおか の実現を図る上で 県民の生命 身体及び財産が保護される 安全社会 づくりを進めることは 重要な基本方向の一つです 本県の治安情勢を見ると 近年の社会環境の変化に伴う規範意識の低下等により 犯罪の発生件数が

治安諸対策の不断の見直し 地域住民 関係機関 団体等の地域社会と一層緊密に連携した取組が必要である そして 警察職員一人一人が高い士気と厳正な規律を保持し 積極的に職務を遂行することはもとより 検挙力と事態対処能力を兼ね備えた力強い警察を確立し 安全で安心して暮らせる石川を実現させなければならない


ガイドライン策定の目的 和歌山県では 和歌山県安全 安心まちづくり条例 ( 平成 18 年 3 月 24 日条例第 26 号 ) に基づき 家庭及び地域における人と人との絆を大切にし お互いが支え合い 及び助け合うとともに 安全で安心な暮らしに配慮した環境の整備を行うまちづくりを推進しています その

表紙

Taro-第4回 与板署協議会議事概要【決定】

三条市安全・安心な

平成 24 年度警察庁予算の概要 総額一般会計計上額復興特別会計計上額 ( うち復興庁計上額 256,803 百万円 239,959 百万円 16,844 百万円 964 百万円 ) ( 平成 23 年度当初予算額 245,104 百万円 ) ( 単位 : 百万円 ) 区 分 23 年度予算額 24

Taro HP

警察署長又は本部捜査担当課長は 犯罪の検挙状況 被害者等からの相談 関係機関からの通報等により再被害防止対象者に指定する必要がある被害者等を認めるときは 再被害防止対象者指定等上申書 ( 様式第 1 号 ) により警察本部長に再被害防止対象者の指定を上申するものとする この場合において 警察署長は

Microsoft PowerPoint - 登下校防犯プラン(概要)

Taro-●H 江南議事概要《修正》

岡山県警察女性・子どもを守る施策実施要綱の制定について(通達)

最近の 株や社債をかたった投資詐欺 の被害状況等について 被害状況等 ( 詳細は別添統計資料参照 ) 警察庁の統計によると 平成 28 年 (1~11 月 ) の特殊詐欺全体の認知件数は12,680 件と前年同期比 ( 平成 27 年 1~11 月 )368 件増加した 被害金額については367 億

(2) 調査対象者の属性別構成調査対象者の構成としては 第 1 章に 性別 都市規模別 警察管区別 年齢層別 職業別 居住形態別 同居人数別の構成を示した その他 本調査対象者のフェース シートに当たる項目として 次の各項を調査した 以上はいずれも 調査対象となったサンプルが 我が国の標本として適当

Ⅱ. 防犯カメラの設置及び運用に当たっての留意事項 1 設置の目的防犯カメラの設置者は 犯罪 又は事故を防止するなどの目的を明確にし その目的を逸脱した運用を行わないようにしてください 2 撮影の範囲と設置場所防犯カメラで撮影された映像は その取扱いによっては 撮影された個人のプライバシーを侵害する

計画策定の趣旨と背景

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万

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目 次 1 はじめに 1 2 児童を取り巻く治安情勢と安全対策の現状 2 3 児童を犯罪の被害から守るための方策 6 4 児童を犯罪の被害から守るための条例の基本的方向 8 5 おわりに 1 3 検討経過 児童を犯罪の被害から守る対策審議会委員名簿

3 重要犯罪の認知 検挙状況 重要犯罪の認知件数は 54 件で 前年より 7 件 (11.5%) 減少しました 検挙率は 88.9% で 前年より 1.2 ポイント上昇しました 今後も事件発生の初動捜査や現場鑑識を徹底し 検挙率の向上に努めます 重要犯罪認知 検挙状況の推移認知件数検挙件数検挙率 (

目次

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Taro-1 表紙:平成29年

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上記の要件をすべて満たさないカメラ ( 例えば 録画装置を備えていないカメラ ) であっても 不特定多数の人を撮影している場合は プライバシーを侵害するおそれがあります このガイドラインの趣旨を踏まえ プライバシーの保護に配慮するとともに設置目的に沿った適切な運用を行うことが必要です 第 2 防犯カ

1 犯罪の起きにくい社会をつくる対策の強化 計画 ( P L A N) 1 刑法犯認知件数を5,300 件以下に抑止する 2 特殊詐欺認知件数を50 件以下に抑止する 3 サイバー犯罪の検挙を徹底する 実行 ( D O ) 実施状況 主要施策 1 地域の情勢に即した効果的な犯罪抑止対策の推進 県警察

けた この間 生産指数は 上昇傾向で推移した (2) リーマン ショックによる大きな落ち込みとその後の回復局面平成 20 年年初から年央にかけては 米国を中心とする金融不安 景気の減速 原油 原材料価格の高騰などから 景気改善の動きに足踏みが見られたが 生産指数は 高水準で推移していた しかし 平成

凡 例 本書における用語等の意義については 次のとおりである 1 (1) 刑法犯 刑法 に規定する罪( 道路上の交通事故に係る第 211 条の罪を除く ) 並びに 爆発物取締罰則 決闘罪ニ関スル件 暴力行為等処罰ニ関する法律 盗犯等ノ防止及処分ニ関スル法律 航空機の強取等の処罰に関する法律 火炎びん

平成24年度「安全安心まちづくり等推進事業(公1)」事業計画

平成24年度「安全安心まちづくり等推進事業(公1)」事業計画

24 ごみ減量分野様式 2 ごみゼロをめざすまち 分野目標 1 ごみゼロ都市 なかの を実現するために 区民 事業者 区が連携して3Rの取組みを進め ごみの排出量が減少するまちをめざす 2 循環型社会を実現するために 資源の再使用 再生利用などの資源の有効利用が広がっているまちをめざす 成果指標 区

1. 地域における連携の強化ああ登下校時における防犯対策の推進に当たっては 警察 教育委員会 学校 自治体の3 者に加え 放課後児童クラブ 放課後子供教室 地域住民 保護者等の関係者が連携することが不可欠である このため 以下の対策に取り組む (1) 登下校時における防犯対策に関する 地域の連携の場

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本書に使用した用語の説明 非行少年等の種別 非行少年 犯罪少年 触法少年及びぐ犯少年をいう 犯罪少年 罪を犯した14 歳以上 20 歳未満の少年をいう 触法少年 犯罪に触れる行為をした14 歳未満の少年をいう ぐ犯少年 保護者の正当な監督に服しない性癖があるなど 一定の事由があって その性格又は環境

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平成20年 ふじみ野市防犯白書

Ⅰ はじめに 1 ガイドラインを策定する目的 大阪市は 政令指定都市の中でも街頭犯罪が多い都市となっており 安全で安心して暮らせるまちづくりのための対策が必要となっています その中で 防犯カメラは 24 時間撮影が可能であることから 犯罪の抑止効果があるとともに 犯罪発生時には容疑者の特定にも役立つ

希望をかなえるまちづくり 結婚 出産 子育て 結婚 出産 子育ての希望実現 1 結婚や出産に対する支援の充実 一人ひとりが結婚や出産について諦めることなく取 り組める環境をつくることによって まちに家族を持つこ との幸せをもたらします 結婚を希望する人の未婚率の改善 結婚や妊娠 出産に関するライフプ

管理センター 03-XXXX-XXXX 取り下げ最終期日平成 年 月 日 未納料金がある 本日中に連絡がない場合は法的手続きを取る ( 実在する大手事業者の名称がかたられる場合がある ) ( 注 1) メールアドレスではなく携帯電話番号を宛先にして送受信するメッセージサービス ( 注 2) 電子メー

2

(1) 通学路の防犯の観点による緊急合同点検の実施 危険箇所に関する情報共有 (2) 危険箇所の重点的な警戒 見守り (3) 防犯カメラの設置に関する支援 防犯まちづくりの推進 登下校防犯プランの概要 登下校時における子供の安全の課題 (1) 子供の被害は登下校 特に下校時 (15~18 時 ) に

犯罪からの子どもの安全 関与者インタビュー

富山県 地域包括ケアシステム構築に向けた取組事例 ( 様式 ) 1 市区町村名 富山市 2 人口 ( 1) 322,059 人 ( 平成 25 年 3 月末現在 ) ( 8,253 人 ) 3 高齢化率 ( 1) 65 歳以上 26.1% ( 30.3% ) (65 歳以上 75 歳以上それぞれにつ

Transcription:

第 1 犯罪抑止 1 年の総括と今後の課題 ~ 刑法犯認知件数減少の分析結果 ~ 総 括 背景 バブル経済の崩壊に伴う平成不況が長期化し 完全失業率が増加 本県においては 平成 13 年から窃盗犯を中心として刑法犯認知件数が急増 平成 14 年に刑法犯認知件数が戦後最多を記録 緊急治安対策の取組 第 1 段階 ( 総量抑止への取組 ) H15~H21 多発する街頭犯罪や侵入犯罪等に重点指向した抑止対策の推進 昼夜を問わない街頭警戒活動等の警察力を大量投入 官民一体となった自主的防犯機能の強化と防犯設備環境の整備 県及び市町村安全安心条例の制定 協定等に基づく関係機関 団体 事業所等との連携 協働活動 防犯ボランティア団体の育成 支援 防犯ネットワークの整備 第 2 段階 ( 社会機能の強化と安心度の醸成を重視した取組 ) H22~ 犯罪の起きにくい社会づくりへの取組 重層的な防犯ネットワークの構築と規範意識 絆の強化に向けた取組 地域の犯罪情勢に即した効果的な犯罪抑止対策の推進 地域住民等との連携 協働による対策の推進 平成 15 年以降 11 年連続刑法犯認知件数が減少 ~ 一定の効果 全般的減少要因 1 警察力の強化 (1) 緊急増員による効果 昼夜を問わない徹底した街頭活動により犯罪発生を封圧 変化する治安情勢に対する的確な対応 外国人対策 少年事件対策 子ども 女性安全対策 凶悪事件捜査体制の強化等 街頭における職務質問等による検挙 取締り活動の推進 (2) 地域や犯罪類型に重点を絞った犯罪抑止計画の推進による効果 犯罪多発地域 時間帯に対する重点的対策の推進 犯罪の総量を押し上げる罪種に的を絞った対策の推進 2 社会機能の強化 (1) 自主防犯意識の高揚等による地域の防犯力の一定の回復 県及び市町村の安全安心条例の制定等による自主防犯意識 気運の高揚 防犯ボランティアの増加と自主的活動の推進 関係機関 団体 事業所 防犯ボランティア等との協働活動の推進 重層的な防犯ネットワークの整備により必要な情報を素早く提供 (2) 防犯施設 設備の開発 改善 安全安心条例や犯罪の防止に配慮した構造 設備等に関する指針等に基づく防犯環境設備の推進 民間による効果的な防犯設備の開発 普及 - 1 - 主な罪種別減少要因 主な減少包括罪種罪種 凶悪犯強姦 万引き 窃盗犯侵入盗 乗り物盗 知能犯詐欺 強制風俗犯わいせつ 占有離脱 そ の 他物 横 領 刑 法 犯 今後の課題 警察活動社会機能の強化防犯環境整備 子ども 女性を守るための先制的予防活動の推進 深夜帯における警戒活動の強化 徹底した捜査 検挙活動の推進 非行少年を生まない社会づくり ( 少年に手を差し伸べる活動 ) の推進 集団的不良交友関係等を視野にした少年事件捜査の推進 特殊開錠用具所持禁止法等の関係法令の整備と積極的な運用 施錠率向上に向けた広報 啓発活動の推進 (69 の日等 ) 犯罪発生傾向を踏まえた夜間帯等の警戒活動の強化 朝夕等の多発時間帯 多発地帯における警戒活動強化 積極的な職務質問と照会による検挙活動の強化 施錠率向上に向けた広報 啓発活動の推進 (69 の日等 ) 徹底した検挙活動の推進 タイムリーな情報提供等による被害未然防止活動の推進 犯罪に悪用される犯罪インフラ対策の推進 子ども 女性を守るための先制 予防的活動の推進 前兆事案の情報収集及び的確な分析による検挙 捜査活動の推進 朝夕等の多発時間帯 多発地帯における警戒活動強化 積極的な職務質問と照会による検挙活動の強化 施錠率向上に向けた広報 啓発活動の推進 (69 の日等 ) 器物損壊 連続 多発する事件に対する警戒 検挙活動の推進 施錠率向上に向けた広報 啓発活動の推進 女性を対象とした被害防止教室等の開催 児童 生徒を対象とした非行防止教室等の開催 万引き防止協議会等関係団体との協働活動の推進 青パト等による自主警戒活動の推進 防犯 CSR( 企業の社会貢献活動 ) の推進 学生ボランティア等現役世代への防犯ボランティアの参加促進 ツーロック広報活動の展開 学生ボランティア等現役世代への防犯ボランティアの参加促進 青パト等による自主警戒活動の推進 防犯 CSR( 企業の社会貢献活動 ) の推進 学生ボランティア等現役世代への防犯ボランティアの参加促進 子ども 女性対象防犯教室等の開催 防犯 CSR( 企業の社会的責任 ) 活動の推進 * うごく子ども 11 番の家 不審者情報等の情報提供 等 ツーロック広報活動の展開 学生ボランティア等現役世代への防犯ボランティアの参加促進 青パト等による自主警戒活動の推進 青パト等自主パトロールの推進 防犯カメラの普及促進 防犯性の高い建物部品等の開発 普及 万引きをさせにくい店内レイアウト等の推奨 店内外防犯カメラの設置促進 来客者に対する声掛けの推奨 防犯性の高い建物部品等の開発 普及 地域住民参加のガラス破壊 解錠の実演等の体験型防犯教室等の開催 イモビライザー等防犯性の高い設備等の開発 普及 防犯カメラ設置促進 駐輪場 駐車場等の環境整備の促進 特殊詐欺等における水際対策の推進 * ツールを活用した声掛けと通報 * 利用限度額引き下げ等 防犯環境設計を採り入れたまちづくりの推進 防犯灯をはじめとする街頭防犯設備の設置促進 地域安全マップの作成等による自主防犯意識の高揚 防犯カメラ設置促進 駐輪場 駐車場等の環境整備の促進 防犯カメラ設置促進 防犯環境設計を採り入れたまちづくりの推進 人間関係や生活様式 あるいは 情報通信技術の発展等を背景に県民の意識も大きく変容する中 警察としては 治安対策の焦点である総量抑制にとどまらず 県民の不安感を増大させている個別事案や情報通信技術や匿名性等を悪用した新たな形態の犯罪に対しても的確に対応する必要がある そこで 過去 1 年の抑止対策の分析 検証を基に 将来を見据えた総合的な諸対策を講じていくこととする 中 長期的視野に立った戦略的対策の推進 県民の治安に対する 安心感の醸成 社会機能の更なる再生 強化 社会問題化している当面の重要課題に対する戦術的対策の推進 ストーカーや DV 等の人身の安全を確保するための取組の推進 再び急増する特殊詐欺対策の取組強化 サイバー空間の脅威への対処 本県独自の更なる取組 施錠率の向上に向けた取組の推進 サイバー脅威対策協議会を通じた社会全体の対処能力の強化

第 2 犯罪情勢 1 新潟県内の刑法犯認知件数及び検挙件数 人員の推移 ( 過去 4 年 ) 35, 3, 刑法犯認知件数 検挙件数 検挙人員 25, 2, 15, 1, 5, 昭和49 昭和5 昭和51 昭和52 昭和53 昭和54 昭和55 昭和56 昭和57 昭和58 昭和59 昭和6 昭和61 昭和62 昭和63 平成1 平成2 平成3 平成4 平成5 平成6 平成7 平成8 平成9 平成1 平成11 平成12 平成13 平成14 平成15 平成16 平成17 平成18 平成19 平成2 平成21 平成22 平成23 平成24 平成25 向経石第日ブ消バ阪金長ペ金サ郵リ東油二米ラ費ブ神融銀イ融ブ政ー済シ次貿ッ税ル大ビ破オ再プ民マョ石易ク導崩震ッ綻フ生ラ営ン動ッ油摩マ入壊災ク一プイ化シクシ擦ンバ部ロムョョ(デン解グ問ッッ対ー禁ラ題クク日ム批判 経済的変数 ( 完全失業率との相関 ) )第 1 次石油ショック 第 2 次石油ショック 半導体景気 円高不況 平 成 景 気 バブル崩壊 平成不況 いざなみ景気 世界金融恐慌 新潟県の刑法犯推移の特徴 刑法犯認知件数は 平成 14 年に戦後最高の3 万 5,947 件を記録し 翌年から11 年連続減少 ( 全国でも平成 14 年の285 万 3,793 件をピークに同様に11 年連続減少 ) 平成 25 年の認知件数は 平成 14 年の認知件数の51.8% 減であるが 全国値を下回る ( 全国 53.7% 減 ) 刑法犯検挙件数は 平成以降では平成 8 年の1 万 4,976 件を最高に減少傾向 刑法犯検挙人員は 昭和 57 年の7,937 人を最高に ここ数年は5, 人前後で推移 2 社会情勢等と刑法犯認知件数の相関 ( 新潟県 ) 抑止変数 ( 警察官の定員数との相関 ) 4 42 35 41 4 3 39 平成 14 年以降 警察官の緊急増 25 38 員に相対して刑法犯認知件数は減 2 37 少 36 刑法犯認知件数 15 35 条例定数数 平成 14 年以降平成 25 年までに 1 34 464 人増員 5 33 増員の効果は 採用時教養等 32 を終了した概ね2 年後から現出 すると考えられる 35 3 7.% 6.% 完全失業率との増減傾向は 概ね一致 北大震災25 5.% 2 15 1 4.% 3.% 2.% 窃盗犯認知件数 完全失業率 5 1.% H1 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25.% - 2 -

3 平成 14 年以降の本県の刑法犯被害等の分析 包括罪種別認知件数の推移 16 14 12 1 8 6 4 2 凶悪犯 1,6 1,4 1,2 1, 8 6 4 2 粗暴犯 35, 3, 25, 2, 15, 1, 5, 窃盗犯 1,8 1,6 1,4 1,2 1, 8 6 4 2 知能犯 25 2 15 1 5 風俗犯 6, 5, 4, 3, 2, 1, その他の刑法犯 年次 \ 包括種別 凶悪犯 粗暴犯 窃盗犯 知能犯 風俗犯 その他の全刑法犯における刑法犯窃盗犯の割合 平成 14 年 125 696 29,72 1,243 166 4,645 8.9% 平成 15 年 151 763 27,131 1,632 175 5,561 76.6% 平成 16 年 13 812 23,48 1,69 168 5,192 74.8% 平成 17 年 13 842 2,62 1,59 219 4,854 73.2% 平成 18 年 137 1,23 18,953 1,343 21 4,46 72.5% 平成 19 年 132 1,195 18,68 1,17 25 4,317 72.2% 平成 2 年 11 1,266 16,539 1,86 156 4,278 7.6% 平成 21 年 91 1,34 15,786 74 117 4,151 71.1% 平成 22 年 74 1,276 15,352 634 11 3,781 72.3% 平成 23 年 75 1,37 14,755 692 114 3,623 71.7% 平成 24 年 64 1,44 12,63 732 152 3,521 68.3% 平成 25 年 92 1,174 12,39 688 121 3,26 69.5% H25 増減率 ( 対 H14) -26.4% 68.7% -58.6% -44.7% -27.1% -31.% 窃盗犯被害額と特殊詐欺被害額の推移 2, 18, 16, 14, 12, 1, 8, 6, 4, 2, 窃盗犯特殊詐欺 特徴 全刑法犯の6 割以上を占める窃盗犯が11 年連続減少 平成 25 年の窃盗犯認知件数は 平成 14 年の窃盗犯認知件数の58.6% 減 平成 25 年に特殊詐欺被害額が窃盗犯被害額を上回る 凶悪犯 知能犯 風俗犯 その他刑法犯も年次により波があるが 概ね減少傾向 粗暴犯は 増加傾向 DV 等の届出の増加も一つの要因と考えられる - 3 -

罪種別の無施錠率の推移 ( 全国平均との比較 ) 1.% 9.% 侵入盗 1.% 9.% 自動車盗 1.% 9.% オートバイ盗 8.% 8.% 8.% 7.% 6.% 5.% 4.% 3.% 2.% 1.%.% H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 全国平均 新潟県 7.% 6.% 5.% 4.% 3.% 2.% 1.%.% H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 全国平均 新潟県 7.% 6.% 5.% 4.% 3.% 2.% 1.%.% H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 全国平均 新潟県 無施錠率は いずれも全国 平均を上回る 平成 25 年は 全国のワース ト順位で侵 入 盗 13 番目 自動車盗 12 番目 オートバイ盗 2 番目 自転車盗 2 番目 車上ねらい 6 番目 1.% 9.% 8.% 7.% 6.% 5.% 4.% 3.% 2.% 1.% 自転車盗 全国平均 新潟県 1.% 9.% 8.% 7.% 6.% 5.% 4.% 3.% 2.% 1.% 車上ねらい 全国平均 新潟県.% H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25.% H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 施錠に関するアンケート調査結果 ( 県民の安全に対する意識調査 から ) Q 盗難被害に遭わないために 鍵掛け をどの程度していますか 平成 22 年 必ずしている たまにしている 全くしていない 無回答 1.2% 玄関 勝手口 8.5% 14.2% 4.1% 平成 26 年 必ずしている たまにしている 全くしていない 無回答 1.8% 玄関 勝手口 8.7% 12.9% 4.5% 窓 75.7% 18.% 3.2% 3.% 窓 65.2% 25.3% 4.2% 5.3% 自転車 57.4% 13.2% 11.7% 17.7% 自転車 52.9% 11.7% 14.7% 2.6% 自動車 オートバイ 81.9% 6.8% 8.8% 自動車 オートバイ 82.8% 6.6% 8.6% 2.5% 2.% 自宅では 玄関 勝手口は 8 割以上が必ず施錠しているのに対し 窓の施錠は 7 割程度に止まる 自転車の施錠が5 割程度で施錠への意識が薄い 自動車 オートバイは 8 割以上が必ず施錠をしている 施錠意識の薄い罪種 地域等を中心として継続した取り組みが必要 - 4 -

県本部重点犯罪別認知件数の推移 侵入盗 ( 現 ) 車上ねらい 4,5 4, 3,5 3, 2,5 2, 1,5 1, 5 6, 5, 4, 3, 2, 1, 9, 8, 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1, 自転車盗 ( 現 ) 3, 2,5 2, 1,5 1, 5 自販機ねらい 45 4 35 3 25 2 15 1 5 自動車盗 2 18 16 14 12 1 8 6 4 2 強制わいせつ ( 現 ) 3,5 3, 2,5 2, 1,5 1, 5 万引き ( 現 ) 4,5 4, 3,5 3, 2,5 2, 1,5 1, 5 器物損壊等 侵入盗自転車盗自動車盗万引き車上ねらい自販機ねらい強制わいせつ器物損壊等 平成 14 年 3,626 7,782 49 3,25 5,15 2,761 145 3,35 平成 15 年 3,867 6,786 42 3,11 4,116 2,199 149 3,861 平成 16 年 3,42 6,218 315 3,331 3,197 1,199 143 3,432 平成 17 年 2,729 5,19 37 3,232 2,584 1,214 165 3,151 平成 18 年 2,518 4,642 231 2,85 2,375 72 174 2,963 平成 19 年 2,366 5,44 169 2,763 1,849 819 159 2,936 平成 2 年 2,85 4,92 138 2,61 1,911 446 118 2,875 平成 21 年 2,139 4,37 146 2,873 1,787 817 75 2,962 平成 22 年 2,154 3,866 151 2,833 1,675 466 66 2,725 平成 23 年 2,62 3,573 138 3,21 1,624 349 66 2,657 平成 24 年 1,59 3,256 1 2,654 1,111 274 88 2,567 平成 25 年 1,578 3,298 11 2,31 968 37 71 2,445 H25 増減率 ( 対 H14) -56.5% -57.6% -73.1% -23.9% -81.% -86.6% -51.% -26.% 18, 16, 14, 12, 1, 8, 6, 4, 2, 窃盗犯手口別推移 侵入盗 乗り物盗 非侵入等 特徴 認知件数の総量を押し上げていた自転車盗が大幅減少 ( 平成 14 年の57.6% 減 ) 多発地帯における徹底した街頭活動 鍵掛け広報 駐輪場対策等が減少要因と考えられる 侵入盗 自動車盗 車上ねらい 自販機狙いも大幅減少 防犯設備 部品の開発 普及 特殊開錠用具禁止法の施行等も減少要因と考えられる 万引き 器物損壊は減少傾向が高止まり 強制わいせつは 平成 21 年以降減少傾向が鈍化 - 5 -

特殊詐欺被害の推移 ( 平成 16 年 ~ 平成 25 年 ) 被害件数 被害額の推移 ( 特殊詐欺全体 ) 1, 9, 8, 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1, 7 6 5 4 3 2 1 件 数 被害額 ( 振り込め詐欺 ) ( 振り込め詐欺以外 ) 8, 7 8, 7, 6 7, 6, 5 6, 5, 4 5, 4, 4, 3 3, 3, 2, 2 2, 1, 1 1, 9 8 7 6 5 4 3 2 1 主な手口別推移 35, 3, 25, 2, 15, 1, 5, オレオレ 2 18 16 14 12 1 8 6 4 2 件 数 被害額 8 7 6 5 4 3 2 1 金融商品 6, 5, 4, 3, 2, 1, 件 数 被害額 高齢者の割合等 7 6 5 4 3 2 1 7.% 6.% 5.% 4.% 3.% 2.% 1.%.% 1 件あたりの被害額 高齢者割合 特徴 平成 17 年以降減少傾向にあったが 平成 24 年から金融商品等取引名目詐欺及びオレオレ詐欺等で被害額が増加 1 件当たりの被害額が高額となり 被害額が急激に増加 H16 年 ~17 万円 H25 年 ~574 万円 (5 倍以上 ) 平成 22 年から高齢者が被害となる割合が急増 H16~15.6% H25 年 ~62.8% (47.2ポイント増加) - 6 -

ストーカー DV 事案認知件数の推移 25, 2, 15, 1, 5, 32 2,28 167 196 199 14,662 ストーカー事案認知件数の推移 ( 全国 / 新潟県 ) 177 114 131 177 12,24 11,923 13,43 12,22 12,51 13,463 28 274 254 215 225 14,823 16,176 14,618 14,657 341 21,89 19,92 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 全国 新潟 4 35 3 25 2 15 1 5 6, 5, 4, 3, 2, 1, 81 3,68 33 372 DV 事案認知件数の推移 ( 全国 / 新潟県 ) 31 243 285 445 47 38 25,21 28,158 14,14 14,41 16,888 18,236 2,992 12,568 576 33,852 34,329 741 777 888 49,533 43,95 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 新潟 1 9 8 7 6 5 4 3 2 1 全国 特徴 ストーカー DV 事案の認知件数は増加の一途 ストーカー DV 事案の増加要因この種事案に対する社会的関心の高まり 個人の意識の変化 家庭や地域での解決力の低下なども要因と考えられる 4 少年犯罪の分析 刑法犯少年検挙人員と少年人口比の推移 4, 25. 特徴 3,5 3, 2,5 2, 2. 15. 刑法犯少年検挙人員 少年人口比 平成 15 年ころから 刑法犯少年検挙人員と少年人口比は緩やかに減少傾向 1,5 1. 1, 5. 5 H8 H9 H1 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25. 少年の再犯者数 再犯率の推移 特徴 7 4. 本県の少年犯罪は 平成 14 年以降 凶悪犯 窃盗犯その他刑法犯が減少傾向特に 万引き 占有離脱物横領の減少が顕著 粗暴犯は 依然として高水準で推移 再犯者数は減少傾向であるが 再犯者率は増加傾向 6 5 4 3 2 1 35. 3. 25. 2. 15. 1. 5. 再犯者数 再犯者率 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25. - 7 -

5 高齢者犯罪の分析高齢者の刑法犯検挙人員及び高齢化率の推移人口推移と高齢者の犯罪者率の推移 (5 年毎 ) 12 25.% 1 2.% 8 15.% 6 高齢者 1.% 構成比 4 5.% 2 2,5, 45. 4. 2,45, 35. 3. 2,4, 25. 2,35, 2. 15. 新潟県人口犯罪者率 2,3, 1. 5. 2,25,..% 高齢化率とは 検挙人員に占める高齢者 (65 歳以上 ) の割合 犯罪者率とは 人口 1 万人当たりの高齢者の検挙人員 特徴 本県の全刑法犯中の高齢者の検挙人員は ここ5,6 年は1, 人前後の高水準で推移 全刑法犯に占める高齢化率は 全国同様に上昇の一途 新潟県人口は 全国に比べ人口の減少が著しいが 高齢者の犯罪者率の推移は全国とほぼ同じ傾向 高齢者の犯罪者率 ( 人口 1 万人当たり ) 全国 H2~5.13 人 H24~ 38.7 人約 7.4 倍新潟県 H2~7.48 人 H24~ 41.11 人約 5.5 倍 本県の高齢者による主な刑法犯罪種別推移 3 25 2 15 1 5 45.% 4.% 35.% 3.% 25.% 2.% 15.% 1.% 5.%.% 万引き 検挙人員高齢化率 1 9 8 7 6 5 4 3 2 1 14.% 12.% 1.% 8.% 6.% 4.% 2.%.% 占脱 検挙人員高齢化率 1 9 8 7 6 5 4 3 2 1 18.% 16.% 14.% 12.% 1.% 8.% 6.% 4.% 2.%.% 暴行 検挙人員高齢化率 5 45 4 35 3 25 2 15 1 5 9.% 8.% 7.% 6.% 5.% 4.% 3.% 2.% 1.%.% 傷害 検挙人員高齢化率 特徴 万引きは 検挙人員はやや減少傾向にあるが 高齢化率 犯罪者率ともは上昇傾向 万引きの犯罪者率 H2~6.2 人 H25~27.14 人 (4 倍以上 ) 暴行の犯罪者率 H2~.8 人 H25~ 5.84 人 (73 倍 ) 占有離脱物横領は 件数は大幅に減少したが高齢化率は高水準で推移 暴行は 検挙人員 高齢化率とも上昇傾向 傷害は 横ばいで推移 6 サイバー犯罪等の推移 25 2 相談件数 ( 新潟県 ) 15 1 5 相談件数 ( 新潟 ) H16 H17 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 139 158 1327 1347 155 1889 1391 1517 1644 198 16 14 12 1 8 6 4 2 検挙件数 ( 新潟 ) 検挙人員 ( 新潟 ) 検挙件数 人員 ( 新潟県 ) H16 H17 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 4 39 44 52 139 64 8 88 136 113 2 3 34 24 37 42 42 56 96 95 特徴 全国の平成 25 年の検挙件数は 1 年前の約 3.9 倍に増加 本県の平成 25 年の検挙件数は 1 年前の約 2.8 倍に増加検挙人員は 1 年前の約 4.8 倍に増加 検挙人員は 警察庁において統計として集計していない 本県の数値は手集計 - 8 -

⒖ 28 4, 35, 3, 25, 2, 15, 1, 5, - 9 -

1% 11% 9% 14% 2% H18 15% 48% 2% 9% 4% 9% H26 23% 52% 1% 71.2% 62.% 34.3% 27.% 23.5% 1.8% 1.6% 2.4% - 1 -

基本方針 活動概要 - 11 -

地域住民との連携 協働による総合的対策の推進 犯罪の起きにくい社会づくり等他の施策との連動 4, 3 5, 3, 2 5, 2, 1 5, 1, 5, 9 8 7 6 5 4 3 2 1 3 25 2 15 1 5 8 7 6 5 4 3 2 1 H19 H2 H21 H2 2 H23 H24 H25 県民の安全に対する意識調査 (H26.7).6%.4% 2.3% 1. 3% 3.7% 1.8 % 2.7% 14.1% 39.7% 55.3% 53.4% 24.2% - 12 -

各種補助事業を活用した街頭防犯カメラの設置推進状況 ( 警察把握分 ) 3 5 3 2 5 2 1 5 1 5 4 35 3 25 2 15 1 5 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 H25 1 7 13 15 1 13 15 13 16 15 18 19 H26 6 14 17 21 2 18 16 12 19 23 31 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 H25 8 5 8 18 4 11 7 7 12 8 8 15 H26 8 5 11 8 16 37 31 18 26 22 25 3, 2 5, 2, 1 5, 1, 5, 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 1 2 H2 5 1,35 1 2,3 13 3,47 1 9,1 86 5,46 6 8,5 7 3,64 7,6 91 1 4,6 2 6,1 39 5,3 9 2 26,35 6 H2 6 75 2 5,8 37 14, 9 2 5,3 98 5,87 3 7,2 9 1,79 1 3,6 14 5, 5,8 78 5,9 1 9-13 -

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72. % 28. % 67.4 % 32.6 % 3.1% 96.9 % - 15 -

(Web ) 214 215-16 -