5 留意事項緑化計画作成時 (1) 緑化計画は 連続性と量感に留意して行ってください また 既存の樹木はできるだけ保存に努めてください (2) 樹木植栽地は 道路と接している場所に確保するように努めてください (3) 複数の建ぺい率で構成される敷地の場合は 構成面積比により建ぺい率を加重平均により算

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茨木市では 緑あふれる魅力あるまちづくりを進めるため 民有地での緑化について その費用の一部を補助しています 生垣を設置 壁面を緑化 道路に面して新たに生垣を設置する 道路にはみ出している生垣を改良する [ 生垣緑化 ] 道路 壁面 擁壁 フェンス 市街化区域で 道路から眺望できる建築物や擁壁の壁面

留意事項 1. 用語の定義 (1) 緑化 とは 樹木 ( 高木 中木 低木 ) 及び地被植物の植栽を行うことをいいます (2) 接道部の緑地 とは樹木等 ( 芝生を除く ) の植栽を行う敷地の部分で 花壇 ( 擁壁 レンガ 縁石 ) 等で区画される土地をいいます よってプランター及び鉢植え等は含みま

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ブロック塀撤去補要綱

建築基準法第 43 条第 2 項第 2 号の規定による許可の基準 ( 包括同意基準 ) 平成 30 年 9 月 28 日 加古川市都市計画部建築指導課

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旧(現行)

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(2) 届出内容の確認方法について 建築計画内容を確認するために 委員会でチェックしやすい届出の 様式を作成しておくと便利です チェックしやすい様式としてチェックシートがあります 建築協定で定めている建築物に関する基準の項目を一覧表にし 建築主や代理者が建築計画の内容を記入できるものにしましょう 数

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【道路台帳整備の対象となる指定道路】

区域の整備 開発及び保全に関する方針地区施設の整備の方針建築物等の整備の方針 (2) 公園 緑地の整備方針地域に親しまれる やすらぎと憩いの空間を形成するとともに 西武立川駅から玉川上水に向けて形成される緑のネットワークの拠点となるよう公園や緑地を配置する (3) その他の公共空地の整備方針各敷地の

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1 届出について Q1: 地区計画の届出が必要な行為にはどのようなものがありますか 地区整備計画が定められている区域において 下記の行為を行う場合は届出が必要になります 行為の種類内容 土地の区画形質の変更 ( 開発行為の許可申請を行うものは届出不要です ) 建築物の建築又は工作物の建設 建築物等の

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地区計画パンフレットP.1


01 手引き本文

1/12 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱平成 24 年 7 月 10 日告示第 256 号改正平成 26 年 3 月 20 日告示第 46 号平成 26 年 3 月 31 日告示第 88 号平成 27 年 3 月 31 日告

区域の整備 開発及び保全に関する方針 地区施設の整備の方針 建築物等の整備の方針 (1) 道路の整備方針区域内外との円滑な交通ネットワークの形成と歩行者等の安全で快適な歩行環境の向上を図るため 街区幹線道路及び区画道路を整備する 生活利便施設や良質な街並みを形成する住宅等の立地を誘導し 地域拠点にふ

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第 5 地区拠点地区計画の区域には 次に掲げる区域及び地域は含まないものとする (1) 農業振興地域の整備に関する法律 ( 昭和 44 年法律第 58 号 以下 農振法 という ) 第 8 条第 2 項第 1 号に規定する農用地区域 (2) 農地法 ( 昭和 27 年法律第 229 号 ) による農

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(2) 路地街区 ア路地街区の内部で 防火性の向上と居住環境の改善を図るため 地区施設等に沿った建築物の高さの最高限度及び壁面の位置の制限を定めることにより 道路斜線制限を緩和し 3 階建て耐火建築物の連続した街並みを形成する イ行き止まりの路地空間では 安全性の確保のため 2 方向の避難を目的とし

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条の規定に適合すること ⑵ 増築後の床面積の合計は, 基準時における床面積の合計の 1.2 倍を超えないこと ⑶ 増築後の条例第 5 条及び別表第 2 の規定に適合しない用途に供する建築物の部分の床面積の合計は, 基準時におけるその部分の床面積の合計の 1.2 倍を超えないこと ⑷ 条例第 5 条及

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Microsoft Word _解説(H 改正).doc

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緑化計画について ( 平成 23 年 4 月 1 日以降 ) 飾区では 緑化を推進し 良好な環境の実現を図るため 一定規模以上の敷地面積に建築行為等を行う場合は 飾区緑の保護と育成に関する条例 に基づき緑化と緑化計画の届出を義務付けています 1 対象 300m2以上( 国及び地方公共団体が有する敷地は 250m2以上 ) の敷地への住宅 事務所 倉庫 駐車場 店舗 墓地等の設置 建替または増設等 300m2未満の敷地で飾区中高層集合住宅等建設指導要綱の適用を受ける中高層集合住宅の建設 2 緑化面積及び樹木植栽等に関する基準別紙 1 のとおり 3 事務の流れ 事業者等 緑化計画 策 定 着 工 竣工手続き完了 書 類 1 緑化計画 書提出 確認通知 2 緑化完了 書の提出 緑化完了 確認証交付 飾区 審 査 適否の確認 検 査 完了の確認 4 事務手続き 1 緑化計画書の提出 ( 敷地面積 1,000 m2未満の場合は建築物上及び接道部の緑化は 必要ありません ) 緑化計画書にア. 樹木一覧表 ( ウの緑化計画平面図等に記載されている場合は省略可 ) イ. 位置図 ( 案内図 ) ウ. 緑化計画平面図 ( 地上部 建築物上 ) エ. 緑化計画断面図 ( 接道部 屋上 壁面等 ) オ. 緑化面積等計算図表カ. 建築物等立面図 屋上平面図を添えて正副各 1 部を着手以前 ( 建築確認申請の前 ) に提出して下さい 緑化計画が基準を満たしていることを確認したときは 緑化計画確認通知書を交付します 2 緑化完了書の提出緑化計画に基づき 緑化完了書に ア. 緑化竣工図 ( 緑化計画平面図に準じて作成し 写真の撮影方向 写真番号を記入 ) イ. 写真を添えて正副各 1 部を提出してください 緑化の完了を検査し 基準に適合していることを確認したときは 緑化完了確認証を交付します

5 留意事項緑化計画作成時 (1) 緑化計画は 連続性と量感に留意して行ってください また 既存の樹木はできるだけ保存に努めてください (2) 樹木植栽地は 道路と接している場所に確保するように努めてください (3) 複数の建ぺい率で構成される敷地の場合は 構成面積比により建ぺい率を加重平均により算出してください (4) 角地や防火地域に建つ耐火建築物の場合は10% の建ぺい率の割増があります 建ぺい率が100% になる場合には 基準の緑化面積及び植栽本数は0( ゼロ ) ですが 緑化計画申請書は提出してください なお 敷地面積が 1,000m2以上で 建ぺい率が90% 以上の場合は 90% として緑化面積を算定してください (5) 遊び場 ( プレイロット ) 内に設置した緑地も緑化面積に算入できます ただし 遊び場内に設置できる緑地は 遊び場面積の30% 以内です (6) 地上部の植栽で 芝生 ツタ類 リュウノヒゲ等の地被植物及び竹類は樹木とは見なしません また これらの植栽地は緑化面積にも算入できません (7) 次のものは緑化面積に算入しません 1 バルコニー 外階段の下等の建築投影部分 2 一般的に植栽は不可能と見なされる場所及びプランター (8) その他 1 植栽地の地表面は原則として土壌としてください 2 縁石等で囲まれた緑地の緑化面積は外寸法 ( 縁石等の幅を含む寸法 ) で算出してください ただし 建物の壁面やブロック塀等に接する緑地の面積は内寸法で算出してください 3 垣又は柵の設置に当たっては 可能な限り生け垣又は金網柵としてください (9) 敷地面積が1,000m2以上 ( 公共施設は250m2以上 ) の場合は 建築物上及び接道部を緑化してください 1 建築物の屋上 壁面等を樹木 芝 草花等で緑化してください 2 接道部 ( 道路に接した部分の敷地 ) を樹木で緑化してください 3 地上部の緑化面積が基準を満たすことが困難な場合は 建築物上の樹木による緑化面積をもって代えることができます この場合において地上部に代えた緑化面積は 建築物上の緑化面積には含みません 4 建築物上の緑化面積が基準を満たすことが困難な場合は 樹木による地上部の緑化面積をもって代えることができます この場合において建築物上に代えた緑化面積は 地上部の緑化面積には含みません 5 樹木とは芝生 ツタ類 リュウノヒゲ等の地被植物及び竹類は樹木とは見なしません 提出書類作成時 (1) 緑化計画図及び竣工図には 1 緑地の求積と 2 樹木の配置を明記してください なお 既存の緑地が含まれる場合 その緑化面積及び植栽本数がわかるように記入してください (2) 緑化計画図及び竣工図は 高木については 植栽位置を直径 2mの円で図示してください 直径 2mの円は敷地内におさめ 各円が重ならないように配置してください また 低木については 樹冠に相当する円を図示するか引出線により本数を記入してください 2m ( 例 1) ( 例 2) サツキ 16 本 ヤマブキ 48 本 2m ククハハハクク クク クク 高木 ラカ 5 本 高木 ハ ハナミズキ3 本低木 ク クチナ 8 本 低木サツキ 16 本ヤマブキ48 本 (3) 提出する緑化計画確認申請書の正本の下段余白部分に 担当者の連絡先を明記するか名刺を添付願います (4) 緑化計画書提出後 計画変更が生じたときは 担当者と相談の上 必要であれば 変更手続きをしてください (5) 緑化完了書の計画書受付番号及び年月日は緑化確認通知書の内容を記載してください (6) 工事完了の確認は原則として竣工写真で行いますので 各植栽地の状況及び高木の場合は スケール ( スタッフ ) 等をあてて樹高が 3m 以上であること並びに本数がわかるよう撮影してください 竣工図には写真番号を付記してください なお 必要に応じ現地確認いたしますので その際には立会い願います 問い合わせ先環境部環境課緑化推進係 4 階 410 番窓口 TEL 03-5654-8239

別紙 1 地上部の緑化面積及び樹木植栽等に関する基準 1 緑化面積 (1)1,000 m2未満の敷地の場合 緑化面積 = 敷地面積 (1- 建ぺい率 ) 2/10 (2)1,000m2以上の敷地の場合次のア及びイの計算により求めた面積のうち いずれか少ない面積を最小限確保すべき緑化面積とします ア緑化面積 = 敷地面積 2/10 イ 緑化面積 = 敷地面積 (1- 建ぺい率 ) 緑化率 - 控除面積空地面積 計算した空地面積に該当する緑化率と控除面積を選択 空地面積 緑化率 控除面積 1,200 m2未満 10 分の3 0m2 1,200~2,000 m2未満 10 分の5 240m2 2,000~2,800 m2未満 10 分の6 440m2 2,800 m2以上 10 分の7 720m2 ただし 総合設計制度等を適用して計画する建築物の敷地又は再開発等促進区 ( 地区整備計画が定められている区域に限る ) 高度利用地区若しくは特定街区内の建築物の敷地については 次の計算式により求めた面積となります (a) 5,000 m2未満の敷地の場合 ( 国及び地方公共団体が有する敷地は 1,000 m2未満 ) 緑化面積 =( 敷地面積 - 建築面積 ) 3/10 (b) 5,000 m2以上の敷地の場合 ( 国及び地方公共団体が有する敷地は 1,000 m2以上 ) 緑化面積 =( 敷地面積 - 建築面積 ) 3.5/10 2 植栽本数樹木の植栽は基準緑化面積 10 m2当たり高木 1 本及び低木 10 本の割合を基準とします ただし 高さ 6m 以上の高木を植える場合には 別途 基準がありますので お問い合わせください なお 高木とは植栽時に樹高が 3.0m 以上の樹木をいい 低木とは植栽時に樹高が 3.0m 未満 0.3m 以上の樹木をいいます 植栽本数 = 緑化面積 10 m2 ( 端数切り上げ ) ( 例 ) 建ぺい率 60% 敷地面積 3,278.21 m2に共同住宅を建設する場合の基準 緑化面積 ア 3,278.21 m2 2/10=655.64 m2 イ 3,278.21 m2 (1-0.6) =1,311.28 m2 1,311.28 m2 5/10-240 m2=415.64 m2 ( 最小の ) 緑化面積は 415.64 m2 植栽本数 415.64 m2 10 m2=41.56 42( 端数切り上げ ) 植栽本数は 高木 42 1=42 本 及び 低木 42 10=420 本 3 その他樹木植栽地以外の空地は 可能な限り芝生又は花壇としてください

建築物上の緑化面積に関する基準 1 緑化面積 敷地面積が 1,000 m2以上 ( 国及び地方公共団体が有する敷地は 250 m2以上 ) で 建築物等に屋上がある場合は 建築物上 ( 屋上 壁面等 ) を緑化してください (1) 総合設計制度等を適用して計画する建築物の敷地又は再開発等促進区 ( 地区整備計 画が定められている区域に限る ) 高度利用地区若しくは特定街区内の建築物 (a)5,000 m2未満の敷地の場合 ( 国及び地方公共団体が有する敷地は 1,000 m2未満 ) 緑化面積 = 屋上面積 3/10 (b)5,000 m2以上の敷地の場合 ( 国及び地方公共団体が有する敷地は 1,000 m2以上 ) 緑化面積 = 屋上面積 3.5/10 (2)(1) 以外の建築物等 (a)5,000 m2未満の敷地の場合 ( 国及び地方公共団体が有する敷地は 1,000 m2未満 ) 緑化面積 = 屋上面積 2/10 (b)5,000 m2以上の敷地の場合 ( 国及び地方公共団体が有する敷地は 1,000 m2以上 ) 緑化面積 = 屋上面積 2.5/10 樹木 芝 多年草等で緑化してください 可動植栽基盤 ( 植栽桝 ) は容量 100 以上の ものを対象とします 建築物上の屋上や壁面で緑化面積を確保することが困難で地上部にて振替える場合には 樹木で緑化してください 屋上とは 建築物の屋根部分で人の出入り及び利用可能な部分です 出入り及び利用可能な部分とは エレベーター 階段 ( ステップ型 ) 平面フロアにより 人が行き来できて なお且つ 高さ 1.1m 以上の手すり柵 手すり壁 フェンスなどで囲まれ安全であることです 対象外 はしごや移動式の階段( タラップ等 ) などで登り降りする屋根 屋根周囲に上記の基準を満たす手すり柵などが無い場合 屋上面積とは 屋上のうち建築物の管理に必要な施設等の面積を除いた面積です

壁面緑化登はん型 補助資材がある場合は 補助資材で覆われている面積を緑化面積とすることができます 補助資材がない場合は 植栽時に高さ1m 未満の場合は1mとして緑化面積を算出することができます ツル植物の長さが1m 以上の場合は その長さとして緑化面積を算出してください 下垂型 補助資材がある場合は 補助資材で覆われている面積とし 下垂高さは 1 0m 以内を緑化面積とすることができます 補助資材がない場合は 緑地帯又は植栽桝( 容量 100 以上 ) から植栽時に高さ1m 未満の場合は1mとして緑化面積を算出することができます ツル植物の長さが1m 以上の場合は その長さとして緑化面積を算出してください

接道部の緑化に関する基準 1 緑化延長 敷地面積が 1,000 m2以上 ( 国及び地方公共団体が有する敷地は 250 m2以上 ) ある場 合は 接道部を緑化してください い 接道部の総延長に 表に掲げる数値を乗じた長さ以上を樹木により緑化してくださ 表 ( 接道部の緑化 ) 敷地面積 施設の区分 1,00 m2未満 1,00 m2以上 3,00 m2未満 3,00 m2 10,00 0m2 30,00 0m2以上以上以上 10,00 0m2 30,00 0m2未満未満 住宅 宿泊施設 6/10 7/10 8/10 屋外運動競技施設 屋外娯楽施設 墓地 廃棄物等の処理施設 工場 店舗 事務所 駐車場 資材置場 作業場 庁舎 学校 医療施設 福祉施設 集会施設 7/10 8/10 3/10 5/10 6/10 7/10 6/10 7/10 8/10 上記以外の施設 3/10 6/10 7/10 接道緑化で樹木を植える際に道路側 ( 接道側 ) 前面に塀や柵 金網フェンスなどを設ける場合には 接道緑化の延長とみなせません 但し 以下の場合には 接道緑化の延長対象となります 1 塀や柵 金網フェンスなどの設置位置を道路から後退させ その前面( 道路側 ) を緑化する場合 2 フェンス等の高さが土留めを含めて道路から高さ60cm 以内で 高さ1m 以上の樹木を列植する場合 接道部とは敷地のうち 道路 ( 公道 私道の別を問わず 通常一般の通行に供され る道や通路等 ) に接する部分をいい 単独水路埋立後の通路 緑道等も含まれます