こうした学びを経て 各学科が定める学位授与の方針 ( ディプロマ ポリシー ) は以下の通り である 教育学科では グローバルな視点で発想し 地域社会の教育と文化の発展に貢献できる 教育に関する諸課題を主体的に発見 分析 理解し 幅広い専門的知見をもとにその対応策について協働的に考え 行動できる 豊

Similar documents
Microsoft Word - 医療学科AP(0613修正マスタ).docx

66

学生確保の見通し等を記載した書類2

補足説明資料_教員資格認定試験

認定こども園法改正に伴う幼稚園免許状授与の所要資格の特例について(概要資料)

1

平成 22 年 12 月 8 日 国立の教員養成大学 学部 ( 教員養成課程 ) の平成 22 年 3 月卒業者の就職状況について 小 中 高等学校等の教員養成を目的とする国立の教員養成大学 学部卒業者 (45 大学 学部 ) の教員養成課程の就職状況については 毎年 文部科学省において取りまとめ公

平成28年度「英語教育実施状況調査」の結果について

平成 23 年 12 月 27 日 国立の教員養成大学 学部 ( 教員養成課程 ) 等の平成 23 年 3 月卒業者の就職状況について 小 中 高等学校等の教員養成を目的とする国立の教員養成大学 学部卒業者 (44 大学 学部 ) の教員養成課程の就職状況については 毎年 文部科学省において取りまと

0107時点①24かがみ・本文

1 大学等を卒業して小学校教諭普通免許状を取得する ( 免許法別表第 1) 基礎資格 種類 基礎資格 専修 修士の学位 ( 大学 ( 短期大学を除く ) の専攻科又は大学院に1 年以上在学し,30 単位以上修得した場合を含む ) 一種 学士の学位 ( 学校教育法第 102 条第 2 項により大学院へ

122

公式WEBサイト_取得できる免許・資格(H27入学生~)Ver_02

2. 募集人員 学部学科 課程入学定員 国際教養学部 工学部 園芸学部 薬学部 国際教養学科 90 文学部 人文学科 170 法政経学部 法政経学科 370 教育学部 学校教員養成課程 390 数学 情報数理学科 44 物理学科 39 理学部 化学科 39 生物学科 39 地球科学科 39 計 20

平成20年度AO入試基本方針(案)

2021 年度入学者選抜 (2020 年度実施 ) について 静岡大学 本学は,2021 年度入学者選抜 (2020 年度実施 ) より [ 註に明記したものは, その前年度より ], 志願者のみなさんの能力をこれまで以上に多面的に評価することを目的として, 課す教科 科目等を以下のとおりに変更いた

東京大学推薦入試FAQ

政策評価書3-3(4)

教育学科幼児教育コース < 保育士モデル> 分野別数 学部共通 キリスト教学 英語 AⅠ 情報処理礎 子どもと人権 礎演習 ことばの表現教育 社会福祉学 英語 AⅡ 体育総合 生活 児童家庭福祉 英語 BⅠ( コミュニケーション ) 教育礎論 音楽 Ⅰ( 礎 ) 保育原理 Ⅰ 英語 BⅡ( コミュニ

l. 職業以外の幅広い知識 教養を身につけたいから m. 転職したいから n. 国際的な研究をしたかったから o. その他 ( 具体的に : ) 6.( 修士課程の学生への設問 ) 修士課程進学を決めた時期はいつですか a. 大学入学前 b. 学部 1 年 c. 学部 2 年 d. 学部 3 年 e

学生の確保の見通し等を記載した書類

自己点検・評価表

(4) 教員数 [ 表 3] 教員数 は 1,295 人で 前より 43 人減少しました そのうち 女性教員の占める比率は 95.9% となっています (5) 小学校第 1 学年児童数に対する幼稚園修了者数の比率 [ 表 4] 当該の奈良県内の小学校第 1 学年の児童数に対する その年の 3 月の県

<4D F736F F D20906C8AD489C88A778CA48B8689C881408BB38A77979D944F82C6906C8DDE88E790AC96DA95572E646F6378>

Microsoft PowerPoint - 九州大学IRデータ集(5.入学状況)_

平成30年度学校組織マネジメント指導者養成研修 実施要項

Microsoft Word - 123 26 第2章 単位と卒業要件 docx

教員の専門性向上第 3 章 教員の専門性向上 第1 研修の充実 2 人材の有効活用 3 採用前からの人材養成 3章43

<4D F736F F D E937893FC8A778E8E8CB196E291E8>

45 宮崎県

Microsoft Word 第2報2020年度以降の大学入学者選抜‐山梨大

5. 政治経済学部 ( 政治行政学科 経済経営学科 ) (1) 学部学科の特色政治経済学部は 政治 経済の各分野を広く俯瞰し 各分野における豊かな専門的知識 理論に裏打ちされた実学的 実践的視点を育成する ことを教育の目標としており 政治 経済の各分野を広く見渡す視点 そして 実践につながる知識理論

メディアデザイン学科ディプロマ ポリシー メディアデザイン学科は 科学的市民 の育成という教育理念のもとに以下の資質や能力を身につけ 所定の授業 科目を履修して卒業に必要な単位を修得した学生に 学士 ( 工学 ) の学位を授与します 1. コミュニケーション力論理的な思考力 記述力 発表と議論の能力

商業科 ( 情報類型 ) で学習する商業科目 学年 単位 科目名 ( 単位数 ) 1 11 ビジネス基礎 (2) 簿記(3) 情報処理(3) ビジネス情報(2) 長商デパート(1) 財務会計 Ⅰ(2) 原価計算(2) ビジネス情報(2) マーケティング(2) 9 2 長商デパート (1) 3 プログ

2018募集要項_14.indd

平成 28 年度大分大学入学者選抜における実施教科 科目等について ( 予告 ) 平成 27 年 8 月大分大学 平成 28 年度入学者選抜 ( 一般入試 大学入試センター試験を課す推薦入試及びAO 入試 ) における大学入試センター試験の利用教科 科目及び個別学力検査等の出題教科 科目については,

TSRマネジメントレポート2014表紙

3-1. 新学習指導要領実施後の変化 新学習指導要領の実施により で言語活動が増加 新学習指導要領の実施によるでの教育活動の変化についてたずねた 新学習指導要領で提唱されている活動の中でも 増えた ( かなり増えた + 少し増えた ) との回答が最も多かったのは 言語活動 の 64.8% であった

資料1 骨子案(たたき台) 

平成 24 年度職場体験 インターンシップ実施状況等調査 ( 平成 25 年 3 月現在 ) 国立教育政策研究所生徒指導 進路指導研究センター Ⅰ 公立中学校における職場体験の実施状況等調査 ( 集計結果 ) ( ) は 23 年度の数値 1 職場体験の実施状況について ( 平成 24 年度調査時点

2018(H30)学則別表2新 コピー.xls

小免プログラムでは本学学生としての本業が疎かになることのないよう,1 年間の履修は20 単位程度とし,2 年次から4 年次までの3 年間で単位を修得することを原則としている この要項にある出願条件を満たし, 本学の選考 ( 面接 ) に合格した学生は本学との提携により聖徳大学の通信教育部の科目等履修

<4D F736F F D20979D8E9689EF8DFB8E7194D E93788D828D5A93FC8E8E97768D802E646F63>

受験者登録票 様式 4( 大学推薦 ) 大阪市教育委員会 (1) 氏名 (2) 生年月日 ふりがな 昭和 平成 年 月 日 氏名 (3) 出願先 (4) 出願の根拠となる取得 ( 見込 ) の普通免許状校種教科 ( 例 : 理科 ) 免許状 1 記入例 小学校 中学校 中学校 理科 取得済 取得見込

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

基本方針1 小・中学校で、子どもたちの学力を最大限に伸ばします

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

文学部資格 成績証明書等, 推薦書, 自己推薦書, 諸活動の記録, 課題論文及び面接等の結果を総合して合格者を決定する 2 第 2 次選考第 1 次選考に合格した者に対して, 課題論文を課し, 面接を行う 課題論文 : 読解力, 論理的思考力, 問題発見能力, 表現力等を問う 面接 : 人間や人間の

筑波大学の使命 筑波大学は その建学の理念に 変動する現代社会に不断に対応しつつ 国際性豊かにして かつ 多様性と柔軟性とを持った新しい教育 研究の機能及び運営の組織を開発 し 更に これらの諸活動を実施する責任ある管理体制を確立する と掲げ 我が国における大学改革の先導的役割を果たす 研究力開学以

2019 年度札幌国際大学大学院 [ 外国人特別選抜入学 ] 学生募集要項 観光学研究科心理学研究科スポーツ健康指導研究科

教育公務員特例法等の一部を改正する法律について

2019 年度 コース履修の手引 教職コース 司書教諭コース 学芸員コース

教職課程を開設している学部・学科の専任教員数及び授業科目等_2018

平成30年版高齢社会白書(全体版)

2021 年度青森県立保健大学入学者選抜に係る変更について ( 予告 ) 2021 年度青森県立保健大学入学者選抜 (2020 年度実施 ) を次のとおり変更する予定ですの で お知らせいたします なお この他の変更内容については 随時 本学ホームページ等で公表する予定です 1 定員 募集人員につい

幼児教育学科 平成 7 年度入学者対象 ( 学生番号 5 ) < 卒業に必要な単位数 > 科目区分 単位数 必修科目 専門教育科目 8 外国語科目 4 単位 専門教育科目 66 選択必修科目 共通教育科目 0 88 単位以上 健康スホ ーツ科目 専門教育科目 共通教育科目外国語科目 選択科目 健康ス

履修モデル 1 短期大学士 ( ) 二種免許状 保育士 認定ベビーシッター の区分 資格 単位数保育士 資格必要単位数 保育士 認定ベビーシッター 卒修業科選目択必 個々の学生の得意な分野を伸ばし 魅力のある保育者を育てる 子どもの保健 Ⅰ 1 必修 必修 4 保育原理 1 必修 必修 2 児童家庭

文科省・28年度『選抜実施要項』変更点等|旺文社教育情報センター

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

草津市 ( 幼保一体化 ) 集計表 資料 4 幼児教育と保育の一体的提供のための現況調査 ( 施設アンケート ) 速報 平成 25 年 7 月草津市 1

学習意欲の向上 学習習慣の確立 改訂の趣旨 今回の学習指導要領改訂に当たって 基本的な考え方の一つに学習 意欲の向上 学習習慣の確立が明示された これは 教育基本法第 6 条第 2 項 あるいは学校教育法第 30 条第 2 項の条文にある 自ら進んで学習する意欲の重視にかかわる文言を受けるものである

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

(4) 自己評価書及び提出された根拠資料 データは 原則として公開します 公表された著作物等を根拠資料とするときには著作権に配慮してください 公表にふさわしくないものには その旨を記載してください (5) 上記 (1) から (4) に関する具体的な資料 データの示し方等については 当該年度の自己評

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

Microsoft Word 年度入学時調査報告.docx

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

Microsoft Word - 平成27年度 自己評価委員会報告書

社会福祉学科保育児童福祉コース 入学 学費合計 ( 東京福祉大学通信教育課程併修費用含む ) 納入金合計 円 円 円 円 4 年間合計円 社会福祉学科保育児童福祉コース 以降 年次納入時期諸費用 納入時期諸費用 2 特別奨学金 東京福祉大学社会福祉学部 保育児童学科で保育士 幼稚園教諭一種免許状取得

履修規程

Microsoft Word - 印刷済111_学生の確保の見通し等を記載した書類.doc

【推薦・AO編】英語外部検定は今年も利用拡大|旺文社教育情報センター

Microsoft Word docx

副学長 教学担当 中村 久美 新しい大学づくりに向けた教育の展開 巻頭言 2012年6月に文部科学省が公表した 大学改革実行プラン は 激動の社会における大学機能の再構築を掲げています 教学に関し ては ①学生の主体的な学びの創出や学修時間の拡大化をはじめと する大学教育の質的転換 ②グローバル化に

学部名教育学部一般入試 学科 課程等名 選抜方法 大学入試センター試験の利用教科 科目名 学校教育課程学校教育課程教科科目 ( 注 2) 国語 国語 小論文 音楽の実技 美術の実技 総合問題 音楽の実技 美術の実技 地 理 歴 史 世界史 B 日本史 B 地理 B 体育の実技から1 教科 200 点

Microsoft Word - (HP用)H31 nyushiQA.docx

(3) その他 全日制高校進学率の向上を図るため 更に公私で全体として進学率が向上するよう工夫する そのための基本的な考え方として 定員協議における公私の役割 を次のとおり確認する 公立 の役割: 生徒一人ひとりの希望と適性に応じて 多様な選択ができるよう 幅広い進路先としての役割を担い 県民ニーズ

生産動物医療推薦入学試験 志望で下記の条件を満たし 出身高等学校長が推薦する者 高等学校を 2017 年 3 月卒業および 2018 年 3 月卒業見込みの者で 全体の評定平均値が 3.5 以上の者 (1 浪まで ) 生産動物臨床獣医師を志望する者 動物病院後継者育成推薦入学試験 志望で下記の条件を

Taro-14工業.jtd

2 次 2 次 率 2 次 2 次 大阪教育 ( 教育 - 小中 - 保健体育 ) 69 ( 教育 - 中等 - 保健体育 ) 奈良教育 ( 教育 - 教科 - 英語 ( 中 )) 55.0 山口 ( 教育 - 学校 - 国語 ) 50.0 ( 教育 - 学校 - 英語 ) 52.5 福岡教育 (

< F2D82A882A882DC82A982C897AC82EA816995BD90AC F944E>

<4D F736F F D B90B3947A F935F90AE979D2893FA957493FC82E8292E646F6378>

p.1~2◇◇Ⅰ調査の概要、Ⅱ公表について、Ⅲ_1教科に対する調査の結果_0821_2改訂

スライド 1

2021 年度入学者選抜について ~ ひとりひとりの個性と可能性を見つめる入試へ ~ 4 月 4 日 関西学院大学 関西学院の使命は キリスト教主義教育によって Mastery for Service を体現する世界市民 を育み 世に輩出することにあります 世界市民 とは 他者と対話し共感する能力を

2018 年度 教員免許状及び各種資格について

(2) 設備について 認可基準 ( 下線 : 必須 ) 幼保連携型 建物及び附属施設の設置場所 同一敷地内又は隣接する敷地内 ( 公道を挟む程度 ) 既存幼稚園 保育所からの移行の場合の特例 1~3 をすべて満たせば 同一敷地内にない場合も設置可 1 教育 保育の適切な提供が可能 2 子どもの移動時

2018 年 9 月 3 日 このリリースは文部科学記者会でも発表しています 報道関係各位 株式会社イーオンイーオン 中学 高校の英語教師を対象とした 中高における英語教育実態調査 2018 を実施 英会話教室を運営する株式会社イーオン ( 本社 : 東京都新宿区 代表取締役 : 三宅義和 以下 イ

3-2 学びの機会 グループワークやプレゼンテーション ディスカッションを取り入れた授業が 8 年間で大きく増加 この8 年間で グループワークなどの協同作業をする授業 ( よく+ある程度あった ) と回答した比率は18.1ポイント プレゼンテーションの機会を取り入れた授業 ( 同 ) は 16.0

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

1.(1) 名古屋美容専門学校教育理念 美容に必要な基礎教育と専門的実践教育を行い 豊かな知性と誠実な心を持ち 社会に貢献できる人材を育成する (2) 名古屋美容専門学校学則 第 1 章総 則 ( 目的 ) 第 3 条本校は 教育基本法の精神に則り 学校教育法に従い 美容に必要な基礎教育と専門的実践

資料3 高等専門学校の現状について

目 次 平成 29 年度島根県公立高校入試の改善方針について 1 Ⅰ 改善方針の概要 2 1 基本的な考え方 2 改善方針の内容 3 実施の時期 Ⅱ 選抜制度の具体的内容 3 1 選抜の機会 2 検査の時期 3 選抜資料 学力検査 3-2 個人調査報告書 3-3 面接 3-4 その他の資

組合員対象 奨学金制度に関するアンケート の集計状況 1. はじめに調査概要とサンプル特性について < 調査概要 > 調査実施期間 2016 年 11 月 16 日 ~12 月 28 日 調査対象 全国の国公立および私立大学の学部学生 院生 回収数 1,745 有効回答数 文責 : 加藤

受付番号 宮城県小牛田農林高等学校長殿 平成 年 月 日 志願する課程, 学科, コース 部 : 全日制課程農業技術科農業科学コース 次の 1,2 のうち, 満たしている条件の にチェックをすること 2 の場合 (1)~(3) のいずれか 1 1~3 年生の全教科の評定平均値が4.0 以上の者 2

資料 9 今後の高等教育の将来像について 平成 30 年 2 月 8 日文部科学省

<362D A8F B2E786C7378>

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

認定科目表に掲げる授業科目を履修したものとみなす際の手続き及び方法について

国際商経学部推薦入試 ( グローバルビジネスコース ) 学科 募集人員国際商経学科 ( グローバルビジネスコース ) 20 名 出願期間平成 30 年 11 月 1 日 ( 木 )~ 平成 30 年 11 月 7 日 ( 水 ) 入学考査日平成 30 年 11 月 25 日 ( 日 ) 合格発表日平

1 国の動向 平成 17 年 1 月に中央教育審議会答申 子どもを取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育の在り方について が出されました この答申では 幼稚園 保育所 ( 園 ) の別なく 子どもの健やかな成長のための今後の幼児教育の在り方についての考え方がまとめられています この答申を踏まえ

Transcription:

金沢学院大学文学部教育学科 学生の確保の見通し等を記載した書類 1. 教育学科と短期大学幼児教育学科それぞれの学生の確保の見通しについて本学では 教育学科と同時に 併設する金沢学院短期大学に幼児教育学科の設置を計画している 教育学科の学生の確保の見通しを述べるために はじめに 本学科と短期大学幼児教育学科それぞれの学生の確保の見通しについて 両学科の特色を踏まえながら述べることとする 各学科が養成する人材像は 教育学科においては グローバル人材の育成を中核に据え 豊かな人間性や感性を備えた高度専門的職業人としての使命と責任を自覚した人材 を掲げている これを踏まえ 小学校における英語教育の指導体制を強化構築していくために 異文化を理解し 日本人としてのアイデンティティを高めるなど国際理解教育を基盤とする 小学校学級担任として高い英語指導力をもった教員 小学校英語教育を推進していくリーダーとなる教員 高い専門性をもった英語専科を担える小学校教員 そして グローバルな視点をもとに より専門的な知識と技能を兼ね備えた中学校英語教員 およびグローバルな視野をもとに子どもの発達にとってより良い環境を構成し その中で子どもたちが国際的な視点や多様な文化を経験するような幼児教育に取り組んでいく保育者 ( 幼稚園教諭 保育士 ) の養成を目指すこととしている 教育における 流行 を身に付けながら 豊かな人間性や感性を備えた高度専門的職業人としての使命と責任を自覚し 継続的な自己研鑽への意志をもって教育活動に取り組むことのできる教員の養成が教育学科の学びといえる 他方 短期大学幼児教育学科においては 人類の福祉に奉仕する有為かつ創造力あふれる教育 保育人材の育成 特に 人格形成の基礎の確立を指導できる良識ある保育者の育成に向けた職業能力教育を行う としている これを踏まえ 短期大学における教養教育及び地域への貢献活動によって 豊かな人間性と感性 表現力を身に付けた 保育の専門家 の育成を図っていく 保育という職業への強い意欲を持ち 特に乳児期から幼児期にかけての人生の基盤となる時期を支えるための実践的な知識 技能を 2 年間で身に付けることが幼児教育学科の学びといえる 上記の養成する人材像の違いは 取得できる免許状にも反映されている 教育学科において 幼児教育を中心に学ぶ学生には 幼稚園教諭一種免許状を柱に 幼小接続の視点を深める小学校一種免許状の取得や 保育の幅を広げる保育士資格の取得を目指せるように教育課程を編成している 短期大学幼児教育学科においては 保育士の資格取得を柱とし 認定こども園等幼保連携施設において併有が促進されている幼稚園教諭二種免許状の取得が可能な教育課程となっている 1

こうした学びを経て 各学科が定める学位授与の方針 ( ディプロマ ポリシー ) は以下の通り である 教育学科では グローバルな視点で発想し 地域社会の教育と文化の発展に貢献できる 教育に関する諸課題を主体的に発見 分析 理解し 幅広い専門的知見をもとにその対応策について協働的に考え 行動できる 豊かな人間性や感性を備えた高度専門的職業人としての使命と責任を自覚し 継続的な自己研鑽への意志をもって教育活動に取り組むことができる このような力を身に付けた人材が 学校教育 幼児教育の分野で次代のリーダーとして活躍していくことを期待している したがって 就職先としては 小学校を中心に幼稚園 認定こども園 保育所 あるいは教員免許を生かせる教育系企業や施設を想定している 短期大学幼児教育学科では 人格形成上重要な乳幼児期に関わる保育者としての自覚を持ち 豊かな人間性と感性を身につけ 教育及び保育を実践する者としてふさわしい資質 良識を備えている 乳幼児に関わる保育者として専門的知識を習得し 乳幼児及びそれらを取り巻く環境を理解し 保育のこれからを見据えながら確実に実践できる力を備えている 乳幼児の発達に伴う主体的な活動などを援助 指導できる 子どもの専門家 としての基礎的技術を身につけ 自らも主体的に保育者としての研鑽を積むことができる このような力を身に付けた人材が地域の保育現場を中心に活躍することを期待しており 就職先としては地域の保育所を中心に 認定こども園 幼稚園を想定している したがって 教育学科と短期大学幼児教育学科は自ずと異なる人材を育成する学科であることが明確に示されており 入学者も各々の目標に従って学科を選択すると想定される 上記を踏まえ 続いて高校 2 年生を対象とした進学ニーズアンケートの結果を概観する 本アンケートは教育学科と短期大学幼児教育学科のそれぞれの特色について 上述の説明を記載したリーフレットを対象となる高校生に配付した上で行われたものであり 教育学科および短期大学幼児教育学科の違いを理解して進学希望先を選択したものと考えている ( 有効回答票文学部教育学科 4,413 票 短期大学幼児教育学科 4,153 票 ) ( 資料 1 金沢学院大学における新学科設置に関するアンケート調査報告書 高校生対象 ) ( 資料 2 金沢学院短期大学における新学科設置に関するアンケート調査報告書 高校生対象 ) 2

各学科への進学希望に関する質問では 教育学科への進学を希望すると答えた人数は 146 人 幼児教育学科への進学を希望すると答えた人数は 136 人であった ( 表 1) 表 1 進学希望者数 ( 問 7 進学希望の結果より抜粋 ) 文学部教育学科 短期大学幼児教育学科 1 進学を希望する 146 人 136 人 2 併願校の合否によっては進学を希望する 229 人 161 人 また 文学部教育学科について興味を持った点については 小学校教諭免許を取得できる が 2,409 人と最も多く 次いで 中学校教諭 1 種免許 ( 英語 ) を取得できる が 2,054 人 幼稚園教諭 1 種を取得できる が 1,761 人の順に続いている ( 表 2) 教育に関する広い視野を持ち 複数校種の教員免許を取得できる教育学科の特色と合致する結果といえる 表 2 教育学科について興味を持った点 ( 問 6 集計結果より抜粋 ) No. 回答 % 1 小学校教諭免許状を取得できる 61.7 2 中学校教諭 1 種免許状 ( 英語 ) を取得できる 52.6 3 幼稚園教諭 1 種免許状を取得できる 45.1 4 保育士資格を取得できる 39.2 5 学費が許容範囲である 32.3 不明 8.8 他方 幼児教育学科について興味を持った点については 保育士資格を取得できる が 2,238 人と最も多く 次いで 幼稚園教諭 2 種を取得できる が 1,876 人 教育内容が充実している が 1,599 人の順に続いている ( 表 3) 保育士の資格取得を柱に 保育の専門家としての力を身に付けていく幼児教育学科の特色に合致する結果となった 表 3 幼児教育学科について興味を持った点 ( 問 6 集計結果より抜粋 ) No. 回答 % 1 保育士資格を取得できる 64.4 2 幼稚園教諭 2 種を取得できる 54.0 3 学費が許容範囲である 40.2 4 教育内容が充実している 46.0 3

5 通学が便利である 30.1 不明 8.3 各学科の入学者定員は 教育学科が 100 名 短期大学幼児教育学科が 50 名と設定しているが アンケート調査の結果から 教育学科 短期大学幼児教育学科ともに十分な学生が確保できる見込みがあると判断できる これを踏まえ 以下に教育学科の学生の確保の見通しの詳細について述べていくこととする 2. 学生の確保の見通し及び申請者としての取組状況 1 学生の確保の見通しア定員充足の見込み 1) 入学定員確保の見通しについて教育学科の入学定員に係る学生の確保の見通しを明らかにするために 教育学科設置に関するアンケート調査の結果を分析する 本調査では 石川県 富山県 福井県の北陸三県内で 教員養成系大学への進学実績のある高等学校 80 校に対し 高校 2 年生へのアンケートの実施について依頼のうえ配布し 69 校から応諾があった なお 上記 3 県の高等学校を調査対象としたのは 本学の入学者のうち 石川県 富山県 福井県の高等学校出身者が高い割合を占めており ( 表 4) 該当県の高等学校を調査対象とすることで より正確な進学需要を調査できると考えたためである 表 4 本学の入学者出身地 ( 出身高校の所在地県 : 学校基本調査より抜粋 ) 石川県富山県福井県 3 県合計 入学者全体に占める割合 平成 26 年度 245 67 11 323 86.6% 平成 27 年度 223 107 26 356 75.9% 平成 28 年度 262 114 16 392 76.9% 有効回答票は 4,413 枚であり 回収率は 86.3%( 回答高校数 69 校 実施高校数 80 校 ) となっている 本アンケートにおいて 教育学科を希望する生徒は 146 人であった 以下にアンケートの個別質問について検証を行うものとする 4

質問 3 では 大学への進学を希望している生徒が 70.5%(3,109 人 ) となっており 平成 28 年度学校基本調査における全国での大学進学率が 49.3% であることから考えると 本アンケートに回答した生徒は 大学への進学意欲の非常に高い生徒であったと考える なお 短期大学への進学希望者は 6.9%(303 人 ) 専門学校への進学希望者は 11.1%(490 人 ) となっている < 調査資料 > 問 3 あなたの進路についておたずねします あなたは高校卒業後どのような進路をお考えですか 次の中から 1 つだけ選んでください 回答者の希望進路については 大学進学 が 3,109 人 (70.5%) と最も多く 次いで 専門学校進学 が 490 人 (11.1%) 就職 が 440 人 (10.0%) 短期大学進学 が 303 人 (6.9%) の順に続いている No カテゴリ件数 ( 全体 )% 1 大学進学 3,109 70.5 2 短期大学進学 303 6.9 3 専門学校進学 490 11.1 4 就職 440 10.0 5 その他 64 1.5 不明 7 0.2 合計 4,413 100 次に 大学 短大 専門学校への進学を希望する生徒 3,902 人に対する質問 4 において 進学したい分野の第 1 希望は 商学 経済学 経営学関係 が 759 人 (19.5%) と最も多く 次いで 教育学 保育学関係 が 525 人 (13.5%) 文学関係( 史学 哲学を含む ) が 276 人 (7.1%) と続いている 教育学 保育学関係 については 石川県内に国立大学 1 校 私立大学 3 校の計 4 校が既にあるものの 全国的に見ても教員志望の学生数は多いことから 本学への期待は高いものと推察している 5

< 調査資料 > 問 4 あなたが進学したいと考えている分野はどれですか 次の中から第 2 希望まで選んでください 進学希望分野の第 1 希望に関しては 商学 経済学 経営学関係 が 759 人 (19.5%) と最も多く 次いで 教育学 保育学関係 が 525 人 (13.5%) となっている 第 2 希望に関しては 教育学 保育学関係 が 421 人 (10.8%) と最も多く 次いで 商学 経済学 経営学関係 が 378 人 (9.7%) となっている カテゴリ 第 1 希望第 2 希望件数 ( 全体 )% 件数 ( 全体 )% 1 教育学 保育学関係 525 13.5 421 10.8 2 外国語関係 274 7.0 283 7.3 3 文学関係 ( 史学 哲学等を含む ) 276 7.1 300 7.7 4 国際関係学関係 130 3.3 284 7.3 5 心理学関係 145 3.7 324 8.3 6 商学 経済学 経営学関係 759 19.5 378 9.7 7 法学 政治学関係 121 3.1 252 6.5 8 社会学 福祉学関係 127 3.3 223 5.7 9 家政学 生活科学関係 137 3.5 121 3.1 10 理学関係 89 2.3 135 3.5 11 工学関係 197 5.0 99 2.5 12 農林水産学関係 27 0.7 31 0.8 13 医学 歯学 薬学関係 83 2.1 82 2.1 14 看護学関係 261 6.7 106 2.7 15 医療技術学関係 ( 理学療法 作業療法 ) 124 3.2 156 4.0 16 芸術学関係 210 5.4 155 4.0 17 体育学 スポーツ関係 170 4.4 221 5.7 18 その他 220 5.6 71 1.8 不明 27 0.7 260 6.7 合計 3,902 100 3,902 100 次に 進学先を決定する際に重視する事柄は ( 複数回答可 ) という質問 5 について 学部 学科の専攻分野 と回答した生徒は 2,393 人 (61.3%) であることから 高校生が進学先を決定する際には明確な目標を持ったうえで受験校を決定していることが推察できる アンケートに際しては 本学科の案内リーフレットを提示して明確な専攻分野を打ち出していることから 本学への期待も顕れていると考えることが出来よう また 学費 ( 入学金 授業料 ) と回答した生徒が 1,712 人 (43.9%) いることは 経済的な理由により自宅通学圏の大学を選択する学生 6

が一定数存在することを示しており 本学に対する興味 関心は高いものと推察することができ る < 調査資料 > 問 5 あなたが進学先を決定する際に重視する事柄はどれですか 次の中から 3 つまで選んでくだ さい ( 複数回答 ) 回答者が進学先を決定する際に重視する事柄については 学部 学科の専攻分野 が 2,393 人と最も多く 次いで 学費 ( 入学金 授業料 ) が 1,712 人 資格を取得できる が 1,351 人の順に続いている カテゴリ 件数 ( 全体 )% 1 学部 学科の専攻分野 2,393 61.3 2 学校の所在地 ( 交通の利便の良さ ) 1,301 33.3 3 資格を取得できる 1,351 34.6 4 就職実績 1,198 30.7 5 設置形態 ( 国 公 私立 ) 682 17.5 6 校舎 施設 設備等の教育研究環境 559 14.3 7 学費 ( 入学金 授業料 ) 1,712 43.9 8 学校の伝統 知名度 342 8.8 9 入試難易度 入試科目 1,295 33.2 10 周囲の意見 219 5.6 11 クラブ活動 学生生活の充実度 329 8.4 12 その他 31 0.8 不明 17 0.4 ( 複数回答のため合計 =3,902 100% にならない ) 次に リーフレットと本調査表の概要を読んで興味をもった点について ( 複数回答可 ) という問 6 を設けた この回答のうち 小学校教諭一種免許を取得できる を選択した生徒は 2,409 人 (61.7%) おり 小学校教諭を目指す生徒が多く この教員免許の人気の高さをうかがわせる結果となった 次いで 中学校教諭 1 種免許 ( 英語 ) を取得できる と回答した生徒は 2,054 人 (52.6%) い 7

ることから 本学が目指している小学校英語の教科化への対応が普く理解されているものと考えられる 一方で 学費が許容範囲内である と回答した生徒が 1,261 人 (32.3%) いることから 本学の学納金を見たうえで 実際の進学先として想定している学生が多くいることが明らかとなった < 調査資料 > 問 6 リーフレットと本調査表の概要を読んで興味をもった点について 次の中から 3 つまで選ん でください ( 複数回答 ) 回答者が文学部教育学科について興味を持った点については 小学校教諭免許を取得できる が 2,409 人と 最も多く 次いで 中学校教諭 1 種免許 ( 英語 ) を取得できる が 2,054 人 幼稚園教諭 1 種を取得できる が 1,761 人の順に続いている カテゴリ 件数 ( 全体 )% 1 小学校教諭一種免許を取得できる 2,409 61.7 2 中学校教諭一種免許 ( 英語 ) を取得できる 2,054 52.6 3 幼稚園教諭一種免許を取得できる 1,761 45.1 4 保育士資格を取得できる 1,531 39.2 5 学費が許容範囲内である 1,261 32.3 不明 345 8.8 ( 複数回答のため合計 =3,902 100% にならない ) 最後に 教育学科への進学希望について 進学を希望する と回答した生徒は 146 名 (3.7%) おり 本学科への関心は高いものである考えることができる また 併願校の合否によっては進学を希望する と回答した生徒が 229 人 (5.9%) いることから 進学を希望する 146 人に加え 一定数の進学希望者がいるものと推定できる 8

< 調査資料 > 問 7 あなたは金沢学院大学が設置を計画している文学部教育学科 ( 仮称 ) への進学を希望しま すか 次の中から 1 つだけ選んでください 金沢学院大学文学部教育学科への進学意向は 進学を希望する が 146 件 (3.7%) 併願校の合否によっ ては進学を希望する が 229 件 (5.9%) となっている カテゴリ 件数 ( 全体 )% 1 進学を希望する 146 3.7 2 併願校の合否によっては進学を希望する 229 5.9 3 進学を希望しない 2,244 57.5 4 わからない 1,195 30.6 不明 88 2.3 合計 3,902 100 以上の結果から 北陸 3 県だけでも 教育学科に対し入学ニーズが 100 名以上あることが明 らかとなった なお 本アンケートの配布にあたっては アンケートを実施する高校側の時間的な制約もあり 生徒への配布方法は高校担当者に一任していた このため 大学と短期大学の重複回答の可能性はあると考える そこで 重複回答の可能性を排除するために 大学進学を希望する と回答した学生と進学希望分野の第 1 希望に 教育学 保育学関係 と回答した学生 本学の教育学科への 進学を希望する と回答した学生のクロス集計の作成を行ったところ 現段階で 大学への進学 を希望し 進学希望分野の第 1 希望として 教育学 保育学関係 と回答した学生で 本学の教育学科への 進学を希望する 学生は 118 名いるということが明らかとなった ( 表 5) 9

( 表 5 高校生アンケート集計結果クロス集計表 ) 問 3 高校卒業後の進路 問 7 文学部教育学科への進学希望 問 4-1 進学希望分野 ( 第 1 希望 ) 問 4-1 進学希望分野 ( 第 1 希望 ) 上段 : 度数 下段 :% 教育学 保育学関係 外国語関係 文学関係 ( 史学 哲学等を含む ) 国際関係学関係 心理学関係 商学 経済学 経営学関係 法学 政治学関係 社会学 福祉学関係 家政学 生活科学関係 理学関係 工学関係 農林水産学関係 医学 歯学 薬学関係 看護学関係 医療技術学関係 ( 理学療法 作業療法 ) 芸術学関係 体育学 スポーツ関係 その他 不明 合計 進学を希望する 大学進学 併願校の合否に進学を希わからなよっては望しないい進学を希望する 不明 小計 進学を希望する 問 3 高校卒業後の進路 問 7 文学部教育学科への進学希望 短期大学進学 併願校の合否に進学を希わからなよっては望しないい進学を希望する 不明 小計 進学を希望する 専門学校進学 併願校の合否に進学を希わからなよっては望しないい進学を希望する 118 193 1786 965 47 3,109 12 17 159 104 11 303 16 19 299 126 30 490 3,902 3.0 4.9 45.8 24.7 1.2 79.7 0.3 0.4 4.1 2.7 0.3 7.8 0.4 0.5 7.7 3.2 0.8 12.6 100.0 36 74 128 178 3 419 6 9 24 36 2 77 2 6 10 11-29 525 6.9 14.1 24.4 33.9 0.6 79.8 1.1 1.7 4.6 6.9 0.4 14.7 0.4 1.1 1.9 2.1-5.5 100.0 8 11 160 75-254 - 1 7 4 2 14 - - 4 2-6 274 2.9 4.0 58.4 27.4-92.7-0.4 2.6 1.5 0.7 5.1 - - 1.5 0.7-2.2 100.0 7 16 141 92 5 261-2 8 3 1 14 - - - 1-1 276 2.5 5.8 51.1 33.3 1.8 94.6-0.7 2.9 1.1 0.4 5.1 - - - 0.4-0.4 100.0 3 4 80 30-117 - - 2 2-4 - - 3 5 1 9 130 2.3 3.1 61.5 23.1-90.0 - - 1.5 1.5-3.1 - - 2.3 3.8 0.8 6.9 100.0 4 7 86 40 1 138 - - 3 1-4 - - 2 1-3 145 2.8 4.8 59.3 27.6 0.7 95.2 - - 2.1 0.7-2.8 - - 1.4 0.7-2.1 100.0 24 28 387 229 9 677 3-42 25-70 - 1 7 3 1 12 759 3.2 3.7 51.0 30.2 1.2 89.2 0.4-5.5 3.3-9.2-0.1 0.9 0.4 0.1 1.6 100.0 2 6 79 29 2 118 - - 1 - - 1 - - 1 1-2 121 1.7 5.0 65.3 24.0 1.7 97.5 - - 0.8 - - 0.8 - - 0.8 0.8-1.7 100.0 3 2 69 28 2 104 1-9 3-13 - - 5 5-10 127 2.4 1.6 54.3 22.0 1.6 81.9 0.8-7.1 2.4-10.2 - - 3.9 3.9-7.9 100.0 2 2 48 23 2 77-1 22 9 2 34-1 19 6-26 137 1.5 1.5 35.0 16.8 1.5 56.2-0.7 16.1 6.6 1.5 24.8-0.7 13.9 4.4-19.0 100.0 1 4 52 23 2 82-1 - - 1 2 - - 3 2-5 89 1.1 4.5 58.4 25.8 2.2 92.1-1.1 - - 1.1 2.2 - - 3.4 2.2-5.6 100.0 4 4 117 41 3 169 - - 2 1 1 4-2 17 5-24 197 2.0 2.0 59.4 20.8 1.5 85.8 - - 1.0 0.5 0.5 2.0-1.0 8.6 2.5-12.2 100.0-2 17 5-24 - - - - - - - 1 1 1-3 27-7.4 63.0 18.5-88.9 - - - - - - - 3.7 3.7 3.7-11.1 100.0 1 1 30 15 2 49 1-2 1-4 3-18 8 1 30 83 1.2 1.2 36.1 18.1 2.4 59.0 1.2-2.4 1.2-4.8 3.6-21.7 9.6 1.2 36.1 100.0 1 6 124 43 1 175 - - 3 5-8 4 3 41 25 5 78 261 0.4 2.3 47.5 16.5 0.4 67.0 - - 1.1 1.9-3.1 1.5 1.1 15.7 9.6 1.9 29.9 100.0 1 3 54 24 5 87-1 4 2-7 - 1 23 3 3 30 124 0.8 2.4 43.5 19.4 4.0 70.2-0.8 3.2 1.6-5.6-0.8 18.5 2.4 2.4 24.2 100.0 2 9 99 27 3 140-1 14 4-19 2 1 29 16 3 51 210 1.0 4.3 47.1 12.9 1.4 66.7-0.5 6.7 1.9-9.0 1.0 0.5 13.8 7.6 1.4 24.3 100.0 18 9 79 49 4 159 - - 1 - - 1 - - 6 4-10 170 10.6 5.3 46.5 28.8 2.4 93.5 - - 0.6 - - 0.6 - - 3.5 2.4-5.9 100.0 1 5 28 12-46 1 1 12 8 1 23 5 3 104 26 13 151 220 0.5 2.3 12.7 5.5-20.9 0.5 0.5 5.5 3.6 0.5 10.5 2.3 1.4 47.3 11.8 5.9 68.6 100.0 0 0 8 2 3 13 0 0 3 0 1 4 0 0 6 1 3 10 27 - - 29.6 7.4 11.1 48.1 - - 11.1-3.7 14.8 - - 22.2 3.7 11.1 37.0 100.0 不明 小計 合計 また 以下の統計調査の分析も参考にしたいと考える 北陸地域 ( 石川県 福井県 富山県 ) にある教育学系学科 保育士養成課程の志願者数および入学状況は以下の通りである ( 表 6) いずれも入学定員以上の志願者がいることがわかる 次いで平成 28 年度の入学定員充足率を見ると 石川県では金沢星稜大学人間科学部こども学科で 106.6% 北陸学院大学人間総合学部幼児児童教育学科で 95.7% 金城大学社会福祉学部こども専攻で 92.0% 富山県では富山国際大学子ども育成学部子ども育成学科で 111.2% など 高い充足率が示されている また 金沢大学 福井大学 富山大学の国立大学においても志願者数は多く 入学定員も十分に満たしており 高校生の教育学系 保育士養成課程への関心は高いものと思われる 10

( 表 6: 北陸地域における教育学系学科 保育士養成課程の入学状況 : 各大学ホームページ等より抜粋 ) 石川県 福井県 富山県 大学名学部名学科名 金沢大学 金沢星稜大学 北陸学院大学 金城大学 福井大学 仁愛大学 富山大学 富山国際大学 人間社会学域 人間科 学部 人間総合学部 社会福祉学部 教育学部 人間生活学部 人間発達学部 子ども 育成学部 学校教育学類 こども 学科 幼児児童教育学科 こども 専攻 学校教育課程 子ども 70 教育学科 50(2014) 発達教育学科 子ども 育成学科 入学定員 志願者数 入学充足率入学充足率入学志願者数志願者数者数 (%) 者数 (%) 者数 100 236 100 100 203 99 99 251 102 102 60 344 56 93.3 70 145 86 122.8 215 93 132.8 145 67 95.7 50 122- 平成 26 年度 100 483 105 105 404 106 106 386 106 106 220 52 104 231 56 112 183 70 100 80 360 80 100 450 80 100 396 80 100 80 248 101 126.3 平成 27 年度 374 69 115 452 64 106.6 55 110 149 54 108 89 平成 28 年度 46 92 260 94 117.5 230 89 111.2 610 計 590(2014) 2,158 635 104.1 2,286 651 106.7 2,132 624 102.3 充足率 (%) 一方で下の表 7 において 学校基本調査の統計数字を分析し 全国の大学入学者に占める教 育学系学科入学者の割合と 北陸地域 ( 石川県 富山県 福井県 ) に所在する大学の入学者に占 める教育学系学科への入学者の割合を比較した ( 表 7: 全国の大学入学者 北陸地域の大学入学者等の集計 ; 文部科学省 : 学校基本調査より算出 ) 入学者 ( 全体 ) 教育学系入学者数 教育学系の割合 大学入学者 ( 全体 ) 教育学系入学者数 教育学系の割合 大学入学者 ( 全体 ) 教育学系入学者数 教育学系の割合 全国の大学入学者 608,247 47,297 7.80% 617,507 47,604 7.70% 618,423 46,377 7.50% 北陸地域 ( 石川 富山 福井 ) 大学への入学者 (A) 10,424 635 6.10% 10,480 651 6.20% 10,567 624 5.90% 全国割合との差 1.7% 1.5% 1.6% 北陸地域の高校から他の地域の大学へ進学者した数 (B) 北陸地域からの流出数 (A-B) 平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度 (13647) (13936) (13779) ( 3,223) ( 3,456) ( 3,212) この結果 北陸地域の大学における教育学系学科への入学者は全国平均と比較して 1.5% 前後低いことがわかる 1.5% という値は低いものであるが 北陸地域の入学者数 1 万人で計算すると 150 人程度の値となる この数値をもって全国平均との単純な比較はできないが 北陸地域は大都市圏に比べて教育学系学科が少ない あるいは入学定員規模が少ないと想定した場合には 全国平均との差異が 150 人程度発生していると考えることができる もし 北陸地域の高校生において 希望する学問領域とのミスマッチが生じているのであれば 奇しくも本学が高校生に対して行った進学アンケートで 本学に進学希望のあった 146 人とほぼ合致していると考えることが出来よう これらの分析結果から本学科の 100 人の入学定員は 入学者選抜や学生確保 11

の観点から見ても妥当性があると考える なお 表 7 の下段の数値に示したとおり 北陸地域の高校生は大学進学に際して約 3,200 人が他の地域 首都圏 関西圏 中京圏の大都市に流出していることが読み取れる そこで 本学が設置する教育学科が高校生にとって魅力のある学科と理解されれば 地元の高校生に教育学系学科への進学の機会を提供できることとなり 更なる志願者の掘り起こしが可能となると考える また 本学が所在する石川県は大学入学者の流入超過の地域であり これは北陸地域における文化都市 金沢市の魅力の高さによるものと考えられることから 引き続き北陸新幹線沿線に対する PR を十分に行うことにより大都市圏からの進学希望も狙えるものと考えている 以上を踏まえ 教育学科では 入学者定員を 100 名と設定する 本定員に対し 入学者人数を十分に確保できるだけでなく 入学者の選抜を行い 将来の教員として有望な人材を迎え入れることが可能であると考えている また 100 名という入学者定員設定の理由として 入学後の学生指導という観点では 22 名の専任教員が全員で学生指導に当たることから 1 人の教員につき 5 6 人の学生を直接受け持つことが可能となる 教員 保育者になるための教育の質の担保という視点においても 本定員数は妥当であると考えている 2) 編入学生確保の見通しについて文学部教育学科では 第 3 学年での編入学制度を設けることとしている この編入学定員に関わる学生確保の見通しを明らかにするために 現役の保育者 ( 保育士 幼稚園教諭 ) を対象に 文学部教育学科設置に関するアンケート調査を行った 対象は 金沢市内幼稚園 保育園 認定こども園の保育者 32 名である ( 資料 3 教育学科編入学に関するアンケート調査 保育者対象 ) まず 高等教育機関における学び直しの意向を問う問 4 の設問における学び直しの希望者は 78.1% であった 問 4 あなたは 保育の現場で働きながら 継続的な学びや高等教育機関における学び直しについて 必要だと思いますか 次の中から1つだけ選んで実数ください 1 必要だと思う 25 名 (78.1%) 12

また 教育学科への編入学意向を問う問 7 の設問における 編入学希望者は 6 名となった 問 7 あなたは金沢学院大学が設置を計画している文学部教育学科 ( 仮称 ) への実数編入学を希望しますか 次の中から1つだけ選んでください 1 編入学を希望する 6 人 (18.8%) さらに 編入学を希望すると回答した 6 名について その他の設問に対する回答を分析した 質問選択肢実数 問 2 あなたの現住所についておたずねします 次の中から1つだけ選んでください 問 5 あなたが編入学先を決定する際に重視する事柄はどれですか 次の中から3つまで選んでください 1 石川県 6 人 1 学部 学科の専攻分野 4 人 3 資格を取得できる 4 人 7 学費 ( 入学金 授業料 ) 4 人 問 6 リーフレットと本調査票の概要を読んで興味を持っ た点について 次の中から 3 つまで選んでくださ い 1 幼稚園教諭一種免許状が取得できる 4 保育士資格を取得できる 5 学費が許容範囲である 4 人 3 人 4 人 分析の結果 編入学を希望した保育者は 6 人全員が石川県出身であった 編入学を決定する際に重視する事柄として 1 学部 学科の専攻分野 3 資格を取得できる 7 学費 をそれぞれ 4 人が選択した 本学科について興味を持った内容は 1 幼稚園教諭一種免許状が取得できる 5 学費が許容範囲である がそれぞれ 4 人 4 保育士資格を取得できる が 3 人であった 上記の結果から 現役保育者の本学科への編入学需要を整理する まず 現役の幼稚園教諭 保育士の学び直しのニーズは高い (78.1%) 傾向にあることが明らかとなった 次に 本学科への編入学希望については 一定のニーズがあることが明らかとなった 特に 新たな免許状や資格 ( 幼稚園一種や保育士資格 ) を取得できることが魅力と捉えられており これらは編入学を決定する際に重視する点とも一致していた また 入学希望者はすべて石川県内在住であり 地域の需要を叶えるものとなっていると捉えられる 一方で 自由記述では 仕事を一度退職して学ぶことはかなりの決心がいるように思う など 学び直しのために休職することへの不安の声も見受けられた ステップアップを希望するような有力な保育者が減ってしまうという園や施設の負担を考慮すると 編入学者の人数は各園から毎 13

年 1 名程度が現実的であろう 以上より 本学科では編入学定員を 5 名と設定することとする 本定員に対し 入学者人数を十分に確保できるだけでなく 入学者の選抜を行い 現場経験者と して他の学生の模範となるような有望な人材を迎え入れることが可能であると考えている 本アンケートは金沢市内の保育者に対して行ったもので 問 4 で あなたは 保育の現場で働きながら 継続的な学びや高等教育機関における学び直しについて 必要だと思いますか という問いかけをし 78.1%(32 名中 25 名 ) から 必要だと思う という回答を得た この 保育の現場で働きながら は 現職を退職しないという前提を指しており 実際に入学する場合は 履修する科目に合わせて職場での勤務時間を変形することや 場合によっては休職することを意図しているものである また 実際の教育課程は開講科目数が多くあり 昼夜開講制を実施することは計画していないことを 事前にアンケートの回答者及び施設管理者には説明したうえで回答を行っている 保育者の確保と保育者の資格 免許の取得 レベルアップは施設管理者もその必要性を十分認めており 保育士の確保が厳しい現状では 現在確保している保育者の学び直しを推奨している 全国の保育現場ではこれまでの保育所あるいは幼稚園が急速に認定こども園へ移行しており 保育者には保育士資格と幼稚園教諭免許の併有が求められている 文部科学省及び厚生労働省が 幼稚園教諭免許状又は保育士資格の取得のための特例制度に関する利用希望調査の結果 の中で 平成 25 年推計値として 石川県内の 334 施設の勤務保育士 5,598 人のうち幼稚園教諭免許を持たない者は 2,032 人いるとしており 実に 36.3% が免許を併有していないことなる 一方 石川県内の幼稚園に勤務する幼稚園教諭 791 人のうち保育士資格を併有していないものは 61 人となっており 9 割が併有している 現在 金沢市では平成 29 年度以降 認定こども園へ移行する施設が増加すると見込んでいる 認定こども園では保育士資格 幼稚園教諭免許を併有していない保育者は担当業務にも制限がある その為 保育園や認定こども園の園長からは 自園の保育士達に対し 保育士資格及び幼稚園教諭免許の併有を勧めている したがって 今回のアンケート調査で それぞれが目指す資格や免許を取得するための学び直しが必要であると回答した者が 8 割近くいるということ 特に幼稚園教諭一種免許の取得に関心があるということが示されており 現場の保育士達は 今後の自身の仕事も見据えたうえで 編入学を考慮していると推察できる この点から 本アンケートは編入学の定員需要の根拠となる重要なアンケートと位置付けることができると考える また 本学の既設学部のうち これまで 文学部および経営情報学部に 3 年次編入学定員を設けてきた 過去 4 年間の本学への編入学の実績については ( 表 8) の通りである 14

( 表 8 金沢学院大学編入学実績 ( 過去 4 ヵ年 )) 出身短期大学平成 26 年度 ( 人 ) 平成 27 年度 ( 人 ) 平成 28 年度 ( 人 ) 平成 29 年度 ( 人 ) 合計 ( 人 ) 金沢学院短期大学ライフデザイン総合学科 2 0 0 3 5 金沢学院短期大学食物栄養学科 1 0 0 0 1 その他 6 4 2 3 15 合計 9 4 2 6 21 表 8 から分かるように 本学へは 併設の金沢学院短期大学を含め 短期大学を卒業した学生が 毎年複数名 編入学をしている実績がある 今回の教育学科については 幼稚園教諭一種免許状や小学校教諭一種免許状が取得できるため 平成 30 年 4 月開設予定の金沢学院短期大学幼児教育学科 ( 仮称 ) はもちろん 県内の他の幼児教育系の短期大学を卒業した学生が 更なる免許の上進や追加取得等を目指して 本学科へ編入学することは十分に考えられる 以上のことから 3 年次編入学定員の 5 名は妥当な設定であり 充足する見通しもあると考える ここまで 高校 2 年生および現場保育者へのアンケート結果の回答から 学生確保の見通しについて述べてきた しかしながら アンケート調査内容だけでは不明確な部分もあることから 以下に 北信越地方および全国的な教員養成課程 保育士養成課程への志願状況を確認し その他志願状況調査に基づいた自己分析を行い 新学科への学生確保の見通しを確認していく イ定員充足の根拠となる客観的なデータの概要 1) 北信越地方における教員 保育士養成課程の志願状況石川県近隣にある教員 保育士養成課程の志願者数および入学状況は すでに示した ( 表 6) の通りである いずれも入学定員以上の志願者数がおり 入学定員の充足率を見ると 石川県では金沢星稜大学人間科学部こども学科で 106.6% 北陸学院大学人間総合学部幼児児童教育学科で 95.7% 金城大学社会福祉学部こども専攻で 92.0% 富山県では富山国際大学子ども育成学部子ども育成学科で 111.2% など 高い充足率が示されている 年度により受験者数の増減は見られるものの いずれも十分な志願者を確保しており 本学科でも選抜試験などを経てアドミッションポリシーに適う学生を確保するなど 十分な入学者を迎え入れることができると推察される 15

2) 全国的な教員 保育士養成課程の志願状況全国的な動向として 平成 28 年度の学校基本調査によると 教員 保育士養成系大学への入学希望者は全体で約 22 万 3 千人 うち入学者は 4 万 7 千人程度である 同調査の学部学生全体での関係学科構成比を見ると 平成 28 年度の学部学生総数における 教育 の比率は 7.4%(21 万 2 千人 ) であり その比率は年々上昇してきていることがわかる ( 表 9) ( 表 9 関係学科 専攻分野別学生数の比率の推移単位 %) その中でも 特に私立大学教育学系学部の入学志望者は 平成 28 年度で 10 万 5,310 人 ( 日本私立学校振興 共済事業団私立大学 短期大学等入学志願動向調査より ) であり その数は 2010 年度から年々増加している ( 表 10) 少子化の影響で学生総数が減少する中で 上記の結果は 教育学系が進学需要の極めて高い分野であることを示している ( 表 10 学部系統別の動向 : 教育学系志望者数の変遷単位 : 人 ) 平成 24 年度平成 25 年度平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度 95,023 104,044 104,780 104,551 105,310 今後 小学校での英語活動の必修化をはじめ 保幼小連携や小中連携推進のために 複数の教 員免許状取得が求められることを鑑みると 経年変化での全国的な学生募集についても 現状維 持あるいは微増が期待できるものと考えられる 16

ウ学生納付金の設定の考え方 教育学科における学生納付金は下記のとおりとする 区分 金額 入学金授業料 ( 年間 ) 施設充実費 ( 年間 ) 実習費初年度納付金合計 200,000 円 750,000 円 230,000 円 120,000 円 1,300,000 円 本学の初年度納付金は以下の表 11 の通りである 教育学科の入学金 授業料 施設充実費は 他の学部学科と同程度としている 実習費については文学部の他の学科と比較して高額となっているが 教育実習をはじめとした実習に関して その重要性から充実した環境を整えることが必要と考え 上記金額を設定した ( 表 11 本学の初年度学納金 ) 学部学科名 入学金 授業料 施設充実費 実習費 合計 文学部文学科日本語日本文学専攻 200,000 730,000 230,000 30,000 1,190,000 文学部文学科英語英米文学専攻 200,000 730,000 230,000 30,000 1,190,000 文学部文学科心理学専攻 200,000 730,000 230,000 30,000 1,190,000 経営情報学部経営情報学科 200,000 730,000 230,000 20,000 1,180,000 芸術学部芸術学科 200,000 730,000 280,000 130,000 1,460,000 人間健康学部スポーツ健康学科 200,000 730,000 240,000 80,000 1,290,000 人間健康学部健康栄養学科 200,000 730,000 280,000 130,000 1,460,000 ( 資料 4 金沢学院大学の学納金一覧 学部学科別 ) また 近隣の大学の初年度学納金は下の表 12 の通りとなっている 競合が予想される金沢星稜大学人間科学部こども学科で初年度納付金 123 万円および実習費となっており 本学と比較して低額となっているが 本学の学生納付金との相違点は実習費が別途徴収となっている点と入学金の差であり 総額はほぼ等しい額であると考えている その他の大学では 北陸学院大学と 17

金城大学が本学と比較して低額となっているが 入学金や授業料にばらつきがあるなど単純な数 値比較はできない要素が含まれている 以上のことから 本学が設定した学納金について妥当性 があると考える 大学名 ( 表 12 金沢学院大学周辺の教員養成課程を持つ大学の初年度学納金等 ) 金沢星稜大学人間科学部こども学科 北陸学院大学人間総合学部幼児児童教育学科 金城大学社会福祉学部社会福祉学科 富山国際大学子ども育成学部子ども育成学科 入学金 120,000 円 200,000 円 270,000 円 300,000 円 授業料 ( 年間 ) 750,000 円 640,000 円 650,000 円 550,000 円 施設充実費 ( 年間 ) 360,000 円 349,000 円 290,000 円 373,300 円 実習費 別途徴収 24,000 円 別途徴収 80,000 円 初年度納付金合計 1,230,000 円 1,213,000 円 1,210,000 円 1,303,300 円 2 学生の確保に向けた具体的な取り組み状況学生の確保に向けて 平成 28 年 12 月に高校 2 年生を対象に実施したアンケートについて 1 開設時期と定員 2 改組の理念 3 本学の立地 アクセスなどについて記載しており その内容を理解したうえで アンケートに記載してもらっている 本学科の今後の学生募集の展開として 本学ホームページで学科新設を周知できるよう より具体性を持った学修内容をアピールするとともに テレビ 新聞といったメディアを利用した広告を定期的に実施していくこととしている テレビであればより効果的な時間帯に 新聞であればより効果的な日程となるよう 広告代理店等のレポートを含め 高校生の動向を分析したうえで実施する計画としている このほか 5 月末に作成する大学パンフレットに本学科を掲載することとし 広く高校生への周知を図ることとしている また受験雑誌にも広告を掲載していきたい また 6 月から本格的に行う高校訪問により 新学科周知を積極的に推進していくこととしており 石川県 富山県 福井県の北陸 3 県を中心に展開しながら 実績のある新潟県や 北陸新幹線開業でより身近になる長野県及び群馬県の高校を定期的に訪問し 高校教員へのPRを積極的に行い 周知活動を行うことを計画している 認可後については メディアや高校訪問による学生募集を始動させることとし 選抜試験などの公表により本格的な学生募集活動を積極的に展開していく計画となっている 既設大学等の状況について平成 28 年度の学生募集はおおむね順調に推移したが 短期大学現代教養学科のみが 0.7 倍を下回る結果となった 平成 28 年 4 月に開設した同学科は 従来の ライフデザイン総合学科 を改組して設置したもので 学問領域を文学関係とすることにより 学修の主軸を 現代と社会 18

地域文化 人間社会 の一定の方向性を持った 3 分野とし 一般社会が求める確かな学びの基盤を持った学生を育成することを目指している しかしながら 学生募集においてはこの新学科の特色が受験生にうまく浸透しなかったことがあり 入学定員 100 人に対し 開設年度は入学者 35 人 入学定員超過率 0.35 倍と振るわなかった 2 年目となる平成 29 年度学生募集では 近隣の高校に対して本学科の学修内容の周知を図り 入学定員確保に向けた学生募集に努めているものの 昨年より微増の入学者 37 人に留まる結果となる見通しである ( 表 13) ( 表 13 開設年度以降の志願者 合格者 入学者の推移 ) 学部 学科名平成 28 年度平成 29 年度増減募集定員 100 100 短期大学 現代教養学科 志願者 51 53 2 合格者 51 53 2 入学者 35 37( 推定 ) 2 短期大学の教養教育については 一定の需要はあるものの 入学定員を満たすまでに至ることができず 大幅な定員不足となった この状況を打開するため 現代教養学科の入学定員 50 人を振り替える方式により 新たに入学定員 50 人の幼児教育学科を平成 30 年 4 月に開設するものとする これまでも 地域で学び 地域に役立つ をスローガンに掲げ 現代教養学科と食物栄養学科の学問 研究分野を生かしながら 学生と教員が地域に入り 地域の課題解決と活性化 人材養成に積極的に取り組んできており 平成 30 年度からは新たに幼児教育学科を加えることにより 人材不足が深刻化している保育者 ( 保育士 幼稚園教諭 ) を育成し 地域課題の解決に向けた取り組みを実施したいと考える これにより短期大学は 専門職としての保育士 幼稚園教諭を目指す幼児教育学科 ビジネスの基礎を学び地域社会の人材需要に応える現代教養学科 食と栄養のスペシャリストを目指す食物栄養学科の 3 学科構成となり 短期高等教育機関を目指す高校生の受け皿として 地域に密着した短期大学を目指していきたい また 今後の学生募集については 本学を志向する高校生の進路選択肢が増えることを高校教員及び生徒 保護者に説明し 本学が持つ 3 学科の学修内容を明示することに努め 現代教養学科が持つ企業で役立つ専門的知識の学びを浸透させることにより 受験者の掘り起こしを行いたい 19

3. 人材需要の動向等社会の要請 1 人材の育成に関する目的その他の教育研究活動上の目的ア教育学科の人材育成に関する目的教育学科の設置にあたっては 中央教育審議会 これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について~ 学び合い 高め合う教員育成コミュニティの構築に向けて~( 答申 ) ( 平成 27 年 ) の考え方に沿い さらに焦点化させて これまでの小学校教員としての資質能力に加え 新たに 小学校英語教育 の活性化及び拡充強化に対応できる人材 すなわち 小学校における英語教育の指導体制を強化構築していくために 異文化を理解し 日本人としてのアイデンティティを高めるなど国際理解教育を基盤とする 小学校学級担任として高い英語指導力をもった教員 小学校英語教育を推進していくリーダーとなる教員 高い専門性をもった英語専科を担える小学校教員 およびグローバルな視野をもとに子どもの発達にとってより良い環境を構成し その中で子どもたちが国際的な視点や多様な文化を経験するような幼児教育に取り組んでいく保育者 ( 幼稚園教諭 保育士 ) の養成を目指すこととしている 上記を踏まえ 本学科の育成する人材像として 特に小学校英語教育を中核に据え これからの英語教育を構築し活性化させ 推進のための諸課題に対して中心となって対応できる資質能力の養成を目指している すなわち 1. 初等中等段階を通じた英語教育全体についての専門的な知識を有し 児童生徒に小学校で求められる語学力 コミュニケーション能力を確実に身に付けさせることのできる 実践力のある小学校教員 2. 幼児期の教育と小学校教育の関係を 連続性 一貫性 で捉え 子どもの発達の連続性を踏まえた幼児教育を推進し 子ども一人ひとりの多様性へ配慮できる保育者 ( 幼稚園教諭 保育士 ) 3. 異文化への理解 日本人としてのアイデンティティを高めるなど国際理解教育についての知識を有し 適切に地域の人的 物的な教育資源を活用しつつ 子どもだけでなく 保護者や地域社会とのコミュニケーションに長け チームを組織する能力を身に付けた人材 4. 向上心や探究力を持ち 学び続けることのできる人材 である そのために 中心的に扱う学問分野として 小学校および教育 保育施設における教育活動全体での国際理解教育の推進に関する学問分野 それに基づく小学校中学年高学年の英語教育の活性化及び拡充強化などを分析的に研究できる分野等が重要になる 具体的には 小学校および教育 保育施設における学習指導論 学級経営論や教職論などに関する教育学分野をベースとしつつ 英語教育やコミュニケーション 多文化共生やアイデンティティに関する国際理解教育 持 20

続可能な開発のための教育 インクルーシブ教育も視野に入れた人権 平和教育 グローバル化に資する協働的な学びとマネジメント 教育の情報化 (ICT の適切な利活用 プログラミング的思考 情報活用能力の育成を含む ) の向上に資する学問分野などが中心となる 本学科では 大学での講義 模擬授業などの演習を土台に 実際の学校現場での体験を積ませることや地域の教育機関等の学びの場に立たせることで 人材育成の目的を実現していくこととしている イ教育学科の教育研究上の特色教育学科は 幼児 児童 生徒の理解に際して その人物の有する潜在能力や個性を生かしつつ 総合的かつ多角的に深めるための学問的論理性と学問的知の体系とを付与していく 子どもの尊厳とその人権を保障し 健全な成長と発達に必要な援助や教育に関する理論と実践を教授研究する これによって 本学科に学ぶ学生に総合的な子どもの理解を促し その成長と発達ならびに障害に関わるために必要な資質 能力 態度を身に付けさせ 高い実践力をもった人材の養成を目指す 上記を実現するために 長く大学における教員養成に携わり 学科長や学部長を務めたこともあるような教授をはじめ 実際の学校現場での経験が豊富な元教諭を複数配置し 教師としての心構えや在り方等について指導できる体制を整えている 地元の小学校において校長や教頭職を務めた教員もおり 地元教育委員会や学校現場との連携もとりやすい状況である このように 幼稚園 保育園 小学校 中学校の各教育現場で実践を行ってきた現場出身の教員も着任する予定であり 理論と実践をつなぐ教育体制を実現している 本学科では 教育実習はもちろんのこと 学校現場と連動した活動におけるボランティアやインターンシップも推進しており 近隣の小学校をはじめ 多くの学校現場に学生とともに足を運ぶことができる若手教員も多く きめ細かな学修支援ができるようになっている こうした教育研究体制を構築し 学生個々の学習目標と進路希望を把握した上で 適切な履修指導を行い 学習 生活面での細やかな支援を継続し 卒業後の進路指導をなすことで 高度な職業人としての教養と実力とを有する人材を養成することが本学科の特色である 2 上記 1が社会的, 地域的な人材需要の動向等を踏まえたものであることの客観的根拠昨今の急速に変化する時代の中で 国民一人ひとりの人格形成や国家 社会の形成を担う人材の育成に大きな役割を果たす義務教育の在り方についての見直しが進められており 子どもたちがよく学びよく遊び 心身ともに健やかに育つ環境を整備するためにも 教育実践力の高い教員の養成 活気あふれる学校づくりが求められるようになっている 21

21 世紀の社会は 知識基盤社会 と呼ばれるように ( 中央教育審議会 我が国の高等教育の将来像 ( 答申 ) 平成 17 年 1 月 28 日 ) 加速するグローバル化と情報化の進展などにより 国を超えて社会の在り方そのものが根底から再構築されようとしている 我が国でも 中央教育審議会などで 厳しい現実に直面している学校現場の声も吸収しつつ これからの教育の在り方 またその担い手となる教員の養成 育成の在り方に関して議論を深めてきた その成果は 中央教育審議会 これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について~ 学び合い 高め合う教員育成コミュニティの構築に向けて~( 答申 ) ( 平成 27 年 12 月 21 日 ) に整理され これからの時代の教員に求められる資質能力がまとめられている 本学科が育成しようとする人材は 国の求めるこれからの学校教育および教員に期待される資質 能力と合致していると捉えられる その上で さらに地域的 全国的な視点で人材需要の見通しについて整理する ア石川県 富山県 福井県の教員採用動向まず 石川県を中心とした小学校教員採用試験の動向について述べる 平成 28 年度石川県公立学校教員採用試験における 小学校教諭の採用数は 152 名となっており 団塊世代の大量退職に伴う新卒採用の需要も依然高い状態が続いている 同様に 福井県で 100 名 富山で 207 名の採用があり 北陸三県で合計 450 名を超える小学校教員が採用されている現状である ( 表 14) ( 表 14 平成 28 年度教員採用試験北陸三県の合格者数 ( 既卒者含む ): 日本教育新聞より ) 受験者数合格者数倍率 石川県 466 人 152 人 3.1 富山県 376 人 207 人 1.8 福井県 394 人 100 人 3.9 また 幼児教育を担う人材の需要については 石川県は保育施策に力を入れており 平成 28 年度には待機児童ゼロを達成している さらに より質の高い保育を目指し 認定こども園への移行も進んでおり 小学校第 1 年における幼稚園修了者の比率は 全国が 48.5% に対して石川県は 25.8%( 平成 28 年度学校基本調査より ) であり 幼稚園修了者の割合が低く 保育園や認定こども園の割合が高いことから これらをより重要視していることが分かる こうした事情を鑑みると 石川県内では保育士資格と幼稚園教諭の免許状を併有している人材 22

が求められると捉えられる 金沢市内に本学科ができることは 地域における子どもに関する課 題を理解した教員 保育士を輩出し もって金沢市全体及び石川県内外の学校や保育所への期待 に応え 地域への貢献につながるものであると考える イ全国的な人材需要の見通しここで 教員養成課程の卒業者の全国的な動向に触れておく 平成 27 年度に行われた小学校教員採用試験における採用者数は全国で約 1 万 4,355 人 ( 文科省発表 ) となっており 5 年連続の微増で 今後も現状維持および微増が見込まれる ( 表 15) ( 表 15 小学校教員採用試験の採用者数文部科学省 : 公立学校教員採用試験の実施状況についてより抜粋 ) 平成 24 年度平成 25 年度平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度 13,598 13,626 13,783 14,355 14,699 また 平成 25 年度 ~ 平成 28 年度の学校基本調査によれば 学部卒業者に占める就業者の割 合を関係学科別にみると 教育 は 80.9% であり ( 第 3 位 ) 非常に高い就職率を誇っている 分野であるといえる ( 表 16) ( 表 16 学部卒業者に占める就業者の割合の推移 ( 平成 28 年度学校基本調査の概要より抜粋 )) さらに 平成 27 年 3 月の国立大 教員養成課程の大学別就職状況 ( 表 17) では 教員 保育士養成系を卒業し 就職した者の約 20.5% が教員以外の職に就職していることが示されている ( 文部科学省 : 国立の教員養成大学 学部 ( 教員養成課程 ) の平成 27 年 3 月卒業者の就職状況等について ) 学童指導員や教育関係企業などを中心に 一般社会の中にも教員 保育者としての専門性を持った人材が求められていることが伺える 卒業者数 (A) 正規採用 (B) ( 表 17 平成 27 年 3 月卒業者の就職状況 : 国立大学教員養成課程 ) 臨時的任用 (C) 合計 (D)=(B+ C) 平成 27 年教員就職率 ( 正規 + 臨時 ) (D/A) 平成 26 年教員就職率 ( 正規 + 臨時 ) 保育士への就職率 大学院等進学率 平成 27 年教員就職率 ( 正規 + 臨時 ) ( 進学者 保育士除く ) 平成 26 年教員就職率 ( 正規 + 臨時 ) ( 進学者 保育士除く ) 教員 保育士以外への就職率 その他未就職率 計 10,723 4,045 2,441 6,486 60.5% 60.4% 1.4% 10.5% 68.7% 69.0% 20.5% 7.1% 23

他方 保育者の専門性という観点で見ると 平成 26 年度幼児教育実態調査 ( 平成 27 年 10 月文部科学省初等中等教育局幼児教育課 ) によれば 幼稚園の園長 教頭 教諭のうち幼稚園免許と保育士資格を併有している者の割合は 全体で 73.8% とされている ( 表 18) さらに平成 27 年社会福祉施設等調査 ( 厚生労働省 ) では 現役保育士のうち幼稚園教諭免許状保有者は 全体の 70.1% いることが示されている ( 表 19) ( 表 18 幼稚園教員に係る幼稚園教諭免許と保育士資格の併有率 ) ( 表 19 保育士のうち幼稚園教諭免許保有者数 ) 総数 公営 私営 保育士 354345 121125 233219 常勤 312016 107410 204606 非常勤 42329 13716 28614 うち幼稚園教諭免許保有者 248420 84591 163828 70.1% 69.8% 70.2% 今後 保育者となる者には 幼稚園教諭および保育士資格の併有が強く求められると予想され る 本学科での学びは こうした社会からの要請を十分に満たし 教育界をリードする教員を育 む役割を担えるものと捉えている 24

ウ採用意向調査について本学科では 小学校教員の育成を主眼としている そのため 卒業生の進路として想定されるのが 小学校教諭である その他 保育教諭や中学校教諭も含め 卒業生の多くが教員として輩出されるものと考えている 本学が立地する石川県や近隣の県では 私立の小学校および中学校がほとんど存在しない したがって 卒業生が目指すのは 公立学校の教員である そのためには 各教育委員会が実施する公立学校の教員採用試験を受験することとなる 現在 本学に在籍する学生の出身都道府県について見ると 最も多いのが地元の石川県であり 次いで 富山県 新潟県 福井県 長野県と 北信越地域からの入学生が多いことが分かる これら 5 県における小学校の教員採用試験の状況については次の表 20 の通りである ( 表 20) 北信越 5 県教員採用試験の動向 ( 採用予定者数 採用数 受験数 倍率 ) 県 政令市 石川県 平成 30 年度平成 29 年度平成 28 年度平成 27 年度平成 26 年度平成 25 年度 採用数 / 受験数 採用数 / 受験数 採用数 / 受験数 採用数 / 受験数 採用数 / 受験数 採用予定者 ( 倍率 ) ( 倍率 ) ( 倍率 ) ( 倍率 ) ( 倍率 ) 小 150 中 高 150 155/450 150/815 152/466 149/836 177/488 161/852 175/488 165/869 176/552 155/844 (2.9) (5.4) (3.0) (5.6) (2.8) (5.3) (2.8) (5.3) (3.1) (5.4) 305/1043 313/1031 327/1090 315/1082 281/1128 (3.4) (3.3) (3.3) (3.4) (4.0) 小 130 110/381 100/394 70/401 70/447 180/1165 (3.5) (3.9) (5.7) (6.4) (6.5) 中 高 90 97/520 66/508 62/429 60/694 (5.4) (7.7) (6.9) (11.6) 公表なし 小 175 148/750 170/737 122/735 124/739 112/744 (5.0) (4.3) (6.0) (6.0) (6.6) 中 110 公表なし 108/752 152/762 152/778 136/845 (7.0) (5.0) (5.1) (6.2) 小 255 150/449 237/610 140/655 140/628 179/596 (3.0) (2.6) (4.5) (4.5) (3.3) 中 87 公表なし 52/592 95/856 95/867 138/745 (11.4) (9.0) (9.1) (5.4) 小 70 55/175 51/196 65/225 65/225 (3.2) (3.9) (3.5) (3.5) 60/196(3.3) 中 高 25 公表なし 15/135 18/157 17/144 20/120 (9.0) (8.7) (8.5) (6.0) 富山県小中校で 300 福井県 長野県 新潟県 新潟市 前述したように 本学教育学科は小学校の教員育成を主眼とした学科であるため 以下に小学校教員採用試験の倍率の推移から就職の見込みを分析していく 北信越 5 県の教員採用試験の倍率はこの 5 年間で概ね下降しており 特に小学校教員の採用試験の倍率は全校種のなかでも低い この結果から この地域全体の小学校教員不足の傾向が伺 25

える 北信越 5 県のなかでも石川県は更にその傾向が顕著であり 小学校教員採用試験の倍率が過去 5 年のうちの 3 年は 3 倍を切っており 昨年度の倍率は 2.9 倍である このように 本学の多くの学生の出身県である北信越 5 県における教員採用の状況を鑑みると 教育学科で小学校教員免許一種の免許を取得した学生が教員採用試験を受験し 小学校教員として採用される見込みは十分にあると考えられる また 本学の既存学部の卒業生のうち 教員採用試験の受験者については やはり 石川県や富山県 新潟県など 出身県での受験者が多い ( 表 21) ( 表 21 金沢学院大学教員採用試験受験状況 ) 石川県富山県新潟県長野県受験者合格者受験者合格者受験者合格者受験者合格者 平成 26 年度 5(1) 1(1) 1(0) 0 0 0 0 0 平成 27 年度 27(2) 1(1) 3(1) 0 4(0) 0 0 0 平成 28 年度 18(1) 1(1) 3(0) 1(0) 4(1) 0 0 0 平成 29 年度 24(2) 1(0) 11(0) 1(0) 7(0) 0 3(0) 0 ( ) 内は中学校または高等学校英語教員 さらに 石川県 富山県を中心に毎年数名が合格しており 平成 29 年度の採用においてはいなかったものの 近年では 石川県で中学校または高等学校 ( 英語 ) 教員としての採用実績がある また 義務教育学校の設置や 平成 32 年度から小学校英語が教科化されることに伴い 近年 小学校教員採用試験においては 中学校免許の併有者および 英語に関する能力を有する者に対する特別枠の設定や優遇措置が取られるなど 全国的に採用試験制度が見直されている 全国の教員採用試験の傾向として 平成 29 年度に英語に関する資格による教員採用試験の一部免除 加点 特別選考は全国 68 都道府県 指定都市のうち 53 県市で実施されており うち 加点制度は 16 県市から 30 県市に大幅増加されており 高い英語の専門性と指導力を併せ持つ人材が全国的に必要とされていることがわかる また 北信越地域における教員採用試験についても 全国的な流れと同じくして 英語に関する資格等に対する優遇措置が取られていることが分かる ( 表 22) 26

( 表 22 北信越 5 県教員採用試験の動向 ( 英語資格 幼稚園教諭免許等に関する事項 ) 県 政令市 平成 30 年度平成 29 年度以前小学校採用枠で英語 幼稚園教諭免許小学校採用枠で英語 幼稚園教諭免許その他備考に関する事項に関する変更事項 石川県 小学校の教科専門でリスニング試験を実施 なし 富山県 中学校教諭 ( 英語 ) または高等学校教諭 ( 英語 ) で 5 点加点 実用英語検定 準 1 級以上 TOEIC 730 点以上 TOEFL ibt80 点以上または PBT550 点以上で 5 点加点 平成 28 年度から英語加点の制度が導入された 加点条件を複数所有している場合も 5 点加点 特別支援学校教諭免許でも 5 点加点 TOEIC 730 以上 TOFEL ibt80 以上 英検準 1 級以上で 15 点加点 第 1 次選考 第 2 次選考ともに加点 福井県 TOEIC 600 以上 TOFEL ibt65 以上で 10 点加点 平成 29 年度から英語加点の制度が導入された 対象資格を複数有する場合でも 加点は 15 点が上限 TOEIC 540 以上 TOFEL ibt57 以上英検 2 級で 5 点加点 長野県 小学校教員採用枠での専門教科試験には外国語 ( 英語 ) に関する問題も出 なし題 小学校教諭の受検者で 中学校教諭 英語 又は高等学校教諭 英語 の普通免許状で 10 点加点 上限は 15 点 新潟県 小学校教諭の受検者で 実用英語技能検定 2 級以上 TOEIC 540 点以上 TOEFL の PBT 480 点以上若しくは CBT 173 点以上 ibt 61 点以上の取得で 5 点加点 平成 28 年度から英語加点の制度が導入された 加点を希望する場合は 免許状 資格に係る加点申請書 の他 免許状及び 資格を証明する書類の写しを出願時に提出 また 第 1 次検査当日に当該書類の原本を必ず持参 幼稚園教諭の普通免許状を取得で 10 点加点 平成 28 年度から小学校 1 次検査に英語の筆記試験が加わった 上限は 20 点 新潟市 中学校教諭 英語 又は高等学校教諭 英語資格による加点はなし 英語 の普通免許状を取得で10 点加点 実用英語技能検定 2 級以上 TOEIC 540 点以上 TOEFL の PBT 480 点以上 もしくは CBT173 点以上 ibt61 点以上の取得で 5 点加点 特別支援学校教諭免許でも 10 点加点 本学科が養成を目指す小学校および中学校教員とは これまでの小学校教員としての資質能力 に加え 新たに 小学校英語教育 の活性化及び拡充強化に対応できる人材 すなわち 小学校 における英語教育の指導体制を強化構築していくために 異文化を理解し 日本人としてのアイ 27

デンティティを高めるなど国際理解教育を基盤とする 小学校学級担任として高い英語指導力をもった教員 小学校英語教育を推進していくリーダーとなる教員 高い専門性をもった英語専科を担える小学校教員であり グローバルな視点をもとに より専門的な知識と技能を兼ね備えた中学校英語教員である ( 表 20) からも分かるように 北信越 5 県では小学校教員のみならず 中学校教員採用試験の倍率も年々低下の傾向にあり 中学校英語教員としての採用も十分見込まれると想定される また 文部科学省の教員採用部会においては 隣接校種の学校で児童生徒を教える場合 幼小では幼稚園教諭が 小中では小学校教諭が授業者であると 子どもも教員も適応しやすいという事例が多いことから 幼小中連携を考える際に 実際に教える校種の教員免許よりも下の校種の教員免許を併せ持つことが望ましいという指摘がなされている 各教育委員会のニーズとしても 幼小連携を進めている都府県市によっては 幼稚園 小学校共通受験枠の設定や 小学校教員採用において幼稚園教諭免許併有を加点の条件としている 実際に 北信越地域においても新潟市が小学校教員採用試験において幼稚園教諭免許併有を加点の条件としている 以上の状況から 本学科で小学校教員免許と幼稚園教諭免許を取得する学生は 比較的有利な条件で教員採用試験に臨むことができると考えられる 以上のことから 教員採用試験に合格し 教員として採用される見込みは十分にあると考えることができる 一方 保育園等への就職を目指す学生が一定数いることが予想されるため 地元を中心とした採用ニーズを調査した 平成 29 年 2 月 ~3 月にかけて 石川県 富山県 福井県の地元の 3 つの県と 3 県に支社を持つ東京都の 4 都県に所在する施設 企業 ( 教育関連企業等 )266 社を抽出して採用動向調査を実施し うち 89 社から有効回答を得ることができた なお 金沢市内には公立の幼稚園は一つもなく 石川県内においてもほとんどが私立の幼稚園であり 人材不足は否めないものの 経営的な観点から 継続的な採用は見込めないと考え 今回のアンケートの対象からは外れている 保育園については 公立の園も含め ここ数年で認定こども園に移行する園が増えてきていることもあり 毎年継続的に採用している園がほとんどである 認定こども園に移行する際には 保育士資格だけではなく 幼稚園教諭の教員免許状を取得していることが求められており 幼稚園教諭として採用される者も含まれていると考えられる したがって 保育士および幼稚園教諭としての採用ニーズは 保育所や認定こども園を対象としたアンケート調査の結果から推定できる また 今回のアンケート調査では 保育所や認定こども園は 56 施設 それ以外の企業等は 33 28

社が回答をしている 実際 質問 4では 採用にあたり求める資格について尋ねているが 保育士資格や幼稚園教諭免許と回答した事業所がもっとも多い 56 件ではあったものの 資格取得は前提としないという回答も 29 件あったことから 教員や保育者以外の職種においても 本学科の卒業生の採用ニーズはあると考える 以上のことから 本学科の卒業生は 教員採用試験を受験し 小学校や中学校の教員となる者 幼稚園教諭や保育士資格をいかして 保育所や認定こども園の保育者となる者 そして 本学科で学んだ教育内容をいかしつつ 教員や保育者以外の職種で活躍する者など いくつかの進路が想定され それぞれに採用の見込みがあると考えることができる ( 資料 5 金沢学院大学における新学科設置に関するアンケート調査報告書 施設 企業対象 ) < 調査資料 > < 金沢学院大学文学部教育学科 ( 仮称 ) 卒業者採用意向 > 施設 企業を対象とした 金沢学院大学 金沢学院短期大学における新学科設置に関するアンケート調査票 の金沢学院大学文学部教育学科 ( 仮称 ) 卒業者の採用意向を問う問 6(a) の設問において 1 採用したい もしくは 2 採用を検討したい を選択した回答の実数は以下の通りである a( 金沢学院大学文学部教育学科 ( 仮称 )) の回答欄の結果 問 6 貴 ( 社 ) 施設では金沢学院大学及び金沢学院短期大学が設置を実数計画している新学部学科の卒業生の採用を考えますか 1 採用したい 21 件 2 採用を検討したい 39 件合計 60 件 問 6の設問は 今後の採用方針を問う問 5の設問において 1,2,3,4 の今後の採用を考えると選択した回答 (84 件 ) を集計の対象とする そして 問 6で 1 採用したい もしくは 2 採用を検討したい と選択した回答を対象とした問 7の設問から 1 施設あたり複数人数の採用を希望している施設があることを受け 1 年間の採用想定人数を計算したところ 以下の通りとなった 年間複数人数の採用を予定している施設は それぞれの採用想定人数でカウントし 1 年間あたりの人材需要を把握した a( 金沢学院大学文学部教育学科 ( 仮称 )) の回答欄の結果 カテゴリ 1 年間あたりの採用想定人数 1 人 1 人 41 施設 =41 人 2 人 2 人 9 施設 =18 人 3 人 3 人 0 施設 = 0 人 29

4 人 4 人 0 施設 = 0 人 5 人以上 5 人 0 施設 = 0 人 合計 59 人 はじめに この採用意向アンケートの総括をしておきたい 採用したい との回答が 21 社 (25.0%) 採用を検討したい との回答が 39 社 (46.4%) 合計で 60 社からあり このうち具体的に採用人数を示したのが 50 社で 採用求人数は 59 人となっている 採用したい 採用を検討したい との回答を寄せながら 具体的な人数が確定できないものが 10 社あり 混沌とした学校 施設経営環境の中で 5 年後の採用計画を明示できない施設等があることはやむを得ない状況と考えられる 問 6 の設問の結果 保育所等の施設や企業における金沢学院大学文学部教育学科 ( 仮称 ) 卒業者の 1 年間あたりの採用想定人数は 59 人となった しかし 本学科は小学校教員の育成を主眼としており 幼稚園 保育所などの施設 あるいは教育関連企業への就職を目指すことを主たる目標とするものではないことことから 卒業者の第一の就職先としては教員採用試験を経た小学校教諭としての採用であると考えている ただし 保育園等を目指す学生が一定数いることを考えた場合には 当該アンケートにより 59 人の採用計画があることから 卒業後の社会での活躍の場が十分に確保できているものと判断する 次に主な設問に対する検証を行っていく < 調査資料 > 問 3 貴 ( 社 ) 施設において この 3 年間に採用された人数はどのくらいですか 次の中から 1 つだけ選んでください ( 概算で結構です ) 回答施設 企業の過去 3 年間の採用人数は 1~4 人 が 41 件 (46.1%) と最も多く 次に 5~9 人 が 31 件 (34.8%) 10~19 人 と 20 人以上 が 6 件 (6.7%) となっている カテゴリ 件数 % 1 0 人 5 5.6 2 1~4 人 41 46.1 3 5~9 人 31 34.8 4 10~19 人 6 6.7 5 20 人以上 6 6.7 不明 0 0.0 合計 89 100 問 3 では最近 3 年間での採用人数について問うたものであるが 一番多い回答は 1~4 人 30

(46.1%) となっており 半数の施設等では毎年 1 名程度は採用していることが読み取れる 次に 5~9 人 (34.8%) 10~19 人 (6.7%) 20 人以上 (6.7%) が続いており 保育所等における人材の流動性が非常に高いことの証左であると考える 保育所等の人材は不足している状態であることが読み取れる < 調査資料 > 問 4 今後 人材の採用にあたり どのような資格を持った方の採用をお考えですか 次の中から 1 つだけ選んでください 回答施設 企業の今後の資格保持者に関する採用希望については 保育士 + 幼稚園教諭 ( 両方の 資格保有者 ) が 52 件 (58.4%) と最も多く 次に 資格取得は前提としない が 29 件 (32.6%) 保育士 と その他 が 4 件 (4.5%) となっている カテゴリ 件数 % 1 保育士 4 4.5 2 幼稚園教諭 0 0.0 3 保育士 + 幼稚園教諭 ( 両方の資格保有者 ) 52 58.4 4 小学校教諭 0 0.0 5 資格取得は前提としない 29 32.6 6 その他 4 4.5 不明 0 0.0 合計 89 100 問 4 ではどのような資格を持った学生を採用したいかとの問いかけに対し 52 施設 (58.4%) が 保育士 + 幼稚園教諭 と回答した これは 認定こども園に移行した あるいは今後移行する幼稚園 保育所が多くあり 幼保両方の資格所有者が求められていることが読み取れる 一方で 29 施設等では 資格取得は前提としない との回答があり 教育関連企業などで 業務上免許や資格を必要としない職場からの回答であると判断できる なお 小学校教諭 の資格が必要な施設 企業等はない 当然のことではあるが 本学が人材育成の主眼に置いている小学校教員は 小学校の教員となってはじめて大学で修得した学問を活かせるものであり 施設等においての需要はほぼないと思われる 小学校教員として採用されるよう十分な学習指導を行うことが必要であると考えている 31

< 調査資料 > 問 5 貴 ( 社 ) 施設における今後の採用方針について どのようにお考えですか 次の中から 1 つだけ選んでください 回答施設 企業における今後の採用方針は 増員が必要になったときに 採用を考える が 28 件 (31.5%) と最も多く 次に ある程度 安定的に採用していくと思う が 20 件 (22.5%) 欠員が出た場合に 採用を考える が 19 件 (21.3%) 毎年 安定的に採用していくと思う が 17 件 (19.1%) となっている カテゴリ 件数 % 1 毎年 安定的に採用していくと思う 17 19.1 2 ある程度 安定的に採用していくと思う 20 22.5 3 増員が必要になったときに 採用を考える 28 31.5 4 欠員が出た場合に 採用を考える 19 21.3 5 採用は考えていない 5 5.6 不明 0 0.0 合計 89 100 問 5 においては 今後の採用方針について問うた 最も多かったのが 増員が必要になった時に 採用を考える で 28 施設等 (31.5%) であった 前述の問 4 の結果を踏まえて考えると 保育所 幼稚園が認定こども園へ移行する過程で 保育士と幼稚園教諭の資格を併せ持った人材が必要となることの回答であると読み取ることができる また 定期的に採用を計画している 安定的に採用していくと思う は 17 施設 (19.1%) ある程度 安定的に採用していくと思う は 20 施設 (22.5%) あり 4 割の施設等で安定的な採用を計画していると考える また 欠員が出た場合に 採用を考える と回答した施設等は 19 施設 (21.3%) あり 保育士の流動性の高さが表れていると考える 本アンケートの回答が示す保育所等の施設の傾向として 保育現場における人材が不足しており 常に人材の確保を計画していることが読み取れる ただし 繰り返しになるが 本学科は小学校教員の育成を主眼としており 卒業者の第一の就職先としては教員採用試験を経た小学校教諭であると考えている また 保育所等を目指す学生が一定数いることを考えた場合には 当該アンケートにより 59 人の採用計画があることから 卒業後の社会での活躍の場が十分に確保できているものと判断する ここまで 教育学科の目指す人材像 高校生の進学ニーズ 卒業後の進路等について アンケートや各種調査からまとめてきた これらの結果から本学科の設置に際し 入学定員の確保 卒業後の進路選択 および社会での活躍が 十分に期待できるものと判断し もって学生確保の見通しとする 32

学生確保の見通し資料目次 資料 1 金沢学院大学における新学科設置に関するアンケート調査報告書 高校生対象 資料 2 金沢学院短期大学における新学科設置に関するアンケート調査報告書 高校生対象 資料 3 新学科編入学に関するアンケート調査 保育者対象 資料 4 金沢学院大学の学納金一覧 学部学科別 資料 5 金沢学院大学における新学科設置に関するアンケート調査報告書 施設 企業対象

金沢学院大学における新学科設置に関する アンケート調査報告書 高校生対象 平成 29 年 2 月 一般財団法人日本開発構想研究所

目 次 < アンケート調査概要 > 1 < 金沢学院大学文学部教育学科 ( 仮称 ) 進学意向 > 2 < アンケート回収表 > 5 < アンケート集計結果 > 9 単純集計 11 男女別クロス集計 21 < アンケート調査票 > 27

< アンケート調査概要 > 1. アンケート実施の目的本調査は 金沢学院大学における新学科設置に関するアンケート調査票 としてアンケート調査票を作成し 高校生に対して金沢学院大学が文学部に設置を検討している教育学科 ( 仮称 ) への進学希望について尋ね 学生の確保の見通しを測ることを目的とする 2. 調査対象 石川県から 37 校 富山県から 31 校 福井県から 12 校 合計 80 の高等学校を大学側 が選定 平成 28 年度の高校 2 年生を対象に実施した 3. 調査実施 平成 28 年 11 月 ~ 平成 29 年 1 月 4. 調査方法 各高等学校に郵送又は訪問による配布 回収 5. 回収状況有効回答票 4,413 票 (69 校回収 ) 回収率 86.3%( 回答高校数 69 校 実施高校数 80 校 ) 小数点第二位を四捨五入 1

< 金沢学院大学文学部教育学科 ( 仮称 ) 進学意向 > 高校生を対象とした 金沢学院大学における新学科設置に関するアンケート調査票 に おいて 金沢学院大学文学部教育学科 ( 仮称 ) への進学意向を問う問 7 の設問における進 学希望者数は以下の通りである 問 7 あなたは金沢学院大学が設置を計画している文学部 教育学科 ( 仮称 ) への進学を希望しますか 次の中 から 1 つだけ選んでください 実数 1 進学を希望する 146 人 2 併願校の合否によっては進学を希望する 229 人 問 7 の設問は 高校卒業後の進路を問う問 3 の設問において 1 2 3 の高等教育機関への進 学を選択した回答者 (3,902 人 ) を集計の対象とする 問 7 の設問の結果 金沢学院大学文学部教育学科 ( 仮称 ) への進学希望者は 146 人で 入学定員 (100 人 ) の 1.46 倍となり 入学定員を上回る結果となった 2

< アンケート集計結果 > 9

金沢学院大学における新学科設置に関するアンケート調査票単純集計 有効回答票:4,413 票 % はいずれも小数点第二位を四捨五入 問 1 あなたの性別についておたずねします 次の中から 1 つだけ選んでください 回答者 (4,413 人 ) の性別については 1,802 人 (40.8%) が 男性 2,603 人 (59.0%) が 女性 である カテゴリ 件数 ( 全体 )% 1 男性 1,802 40.8 2 女性 2,603 59.0 不明 8 0.2 合計 4,413 100 問 1 性別 N = 4413 男性 (n=1802) 40.8 女性 (n=2603) 59.0 不明 (n=8) 0.2 11

問 2 あなたの現住所についておたずねします 次の中から 1 つだけ選んでください 回答者のうち 3,010 人 (68.2%) が石川県 977 人 (22.1%) が富山県 405 人 (9.2%) が福井県 5 人 (0.1%) が新潟県在住である カテゴリ 件数 ( 全体 )% 1 石川県 3,010 68.2 2 富山県 977 22.1 3 新潟県 5 0.1 4 福井県 405 9.2 5 その他 12 0.3 不明 4 0.1 合計 4,413 100 問 2 現住所 N = 4413 石川県 (n=3010) 68.2 富山県 (n=977) 22.1 新潟県 (n=5) 福井県 (n=405) 9.2 その他 (n=12) 0.3 不明 (n=4) 5 その他 の回答 回答 件数 大阪府 3 東京都 1 奈良県 1 12

問 3 あなたの進路についておたずねします あなたは高校卒業後どのような進路をお考えですか 次の中から 1 つだけ選んでください 回答者の希望進路については 大学進学 が 3,109 人 (70.5%) と最も多く 次いで 専門学校進学 が 490 人 (11.1%) 就職 が 440 人 (10.0%) 短期大学進学 が 303 人 (6.9%) の順に続いている No カテゴリ 件数 ( 全体 )% 1 大学進学 3,109 70.5 2 短期大学進学 303 6.9 3 専門学校進学 490 11.1 4 就職 440 10.0 5 その他 64 1.5 不明 7 0.2 合計 4,413 100 問 3 高校卒業後の進路 N = 4413 大学進学 (n=3109) 70.5 短期大学進学 (n=303) 6.9 専門学校進学 (n=490) 就職 (n=440) 11.1 10.0 その他 (n=64) 不明 (n=7) 1.5 0.2 5 その他 の回答回答件数未定 1 13

問 4 以降は 問 3 の 1 大学進学 2 短期大学進学 3 専門学校進学 の回答者を対象とする 問 4 あなたが進学したいと考えている分野はどれですか 次の中から第 2 希望まで選んでください 進学希望分野の第 1 希望に関しては 商学 経済学 経営学関係 が 759 人 (19.5%) と最も多く 次いで 教育学 保育学関係 が 525 人 (13.5%) となっている 第 2 希望に関しては 教育学 保育学関係 が 421 人 (10.8%) と最も多く 次いで 商学 経済学 経営学関係 が 378 人 (9.7%) となっている カテゴリ 第 1 希望 第 2 希望 件数 ( 全体 )% 件数 ( 全体 )% 1 教育学 保育学関係 525 13.5 421 10.8 2 外国語関係 274 7.0 283 7.3 3 文学関係 ( 史学 哲学等を含む ) 276 7.1 300 7.7 4 国際関係学関係 130 3.3 284 7.3 5 心理学関係 145 3.7 324 8.3 6 商学 経済学 経営学関係 759 19.5 378 9.7 7 法学 政治学関係 121 3.1 252 6.5 8 社会学 福祉学関係 127 3.3 223 5.7 9 家政学 生活科学関係 137 3.5 121 3.1 10 理学関係 89 2.3 135 3.5 11 工学関係 197 5.0 99 2.5 12 農林水産学関係 27 0.7 31 0.8 13 医学 歯学 薬学関係 83 2.1 82 2.1 14 看護学関係 261 6.7 106 2.7 15 医療技術学関係 ( 理学療法 作業療法 ) 124 3.2 156 4.0 16 芸術学関係 210 5.4 155 4.0 17 体育学 スポーツ関係 170 4.4 221 5.7 18 その他 220 5.6 71 1.8 不明 27 0.7 260 6.7 合計 3,902 100 3,902 100 14

問 4-1 進学希望分野 ( 第 1 希望 ) N = 3902 教育学 保育学関係 (n=525) 外国語関係 (n=274) 文学関係 ( 史学 哲学等を含む )(n=276) 国際関係学関係 (n=130) 心理学関係 (n=145) 商学 経済学 経営学関係 (n=759) 法学 政治学関係 (n=121) 社会学 福祉学関係 (n=127) 家政学 生活科学関係 (n=137) 理学関係 (n=89) 工学関係 (n=197) 農林水産学関係 (n=27) 医学 歯学 薬学関係 (n=83) 看護学関係 (n=261) 医療技術学関係 ( 理学療法 作業療法 )(n=124) 芸術学関係 (n=210) 体育学 スポーツ関係 (n=170) その他 (n=220) 不明 (n=27) 7.0 7.1 3.3 3.7 3.1 3.3 3.5 2.3 5.0 0.7 2.1 6.7 3.2 5.4 4.4 5.6 0.7 13.5 19.5 問 4-2 進学希望分野 ( 第 2 希望 ) N = 3902 教育学 保育学関係 (n=421) 外国語関係 (n=283) 文学関係 ( 史学 哲学等を含む )(n=300) 国際関係学関係 (n=284) 心理学関係 (n=324) 商学 経済学 経営学関係 (n=378) 法学 政治学関係 (n=252) 社会学 福祉学関係 (n=223) 家政学 生活科学関係 (n=121) 理学関係 (n=135) 工学関係 (n=99) 農林水産学関係 (n=31) 医学 歯学 薬学関係 (n=82) 看護学関係 (n=106) 医療技術学関係 ( 理学療法 作業療法 )(n=156) 芸術学関係 (n=155) 体育学 スポーツ関係 (n=221) その他 (n=71) 不明 (n=260) 3.1 3.5 2.5 0.8 2.1 2.7 4.0 4.0 1.8 7.3 7.7 7.3 8.3 6.5 5.7 5.7 6.7 9.7 10.8 15

18 その他 の回答 第 1 希望 回答 件数 回答 件数 回答 件数 美容関係 34 エステ 1 歯科衛生士 1 栄養系 16 ゲーム関係 1 自動車工学 1 調理関係 13 テーマパーク科 1 消防 1 美容 理容関係 10 デザイン 製菓 1 情報 1 ブライダル関係 6 トリマー 1 食品 1 製菓関係 6 パティシエ 1 人間健康 健康栄養 1 服飾 6 ペット トリマー 1 図書情報 1 食物関係 4 ホテル ブライダル 1 地域創造学 1 音楽関係 3 メディア情報 1 動物 生物資源 1 観光学 3 リハビリテーション 1 動物学 調理 1 ウェディング系 2 レコーディング系 1 動物看護 1 コンピューター関係 2 映画 映像 1 動物関係 1 ファッション系 2 音響 照明 1 美容 パティシエ 1 ペット関係 2 管理栄養士 1 美容 ブライダル 1 建築学 2 観光 ホスピタリティ 1 美容関係 ブライダル系 1 航空関係 2 観光産業係 1 未定 1 事務関係 2 教養学 1 養護教論養成過程 1 声優 2 芸能関係 1 料理師 1 IT 1 工業 1 歴史 1 アニメ ゲーム マンガ 1 第 2 希望 回答 件数 回答 件数 回答 件数 美容関係 9 栄養 1 数学 1 ブライダル 2 現代社会学部 1 調理 1 音楽 2 公務員 1 動物 1 コンピューター関係 1 自動車 1 動物関係 1 デザイン 1 宗教関係 1 未定 1 デジタル 1 情報 1 臨床美術 リハビリ 1 ファッション 1 16

問 5 あなたが進学先を決定する際に重視する事柄はどれですか 次の中から 3 つまで選んでください ( 複数回答 ) 回答者が進学先を決定する際に重視する事柄については 学部 学科の専攻分野 が 2,393 人と最も 多く 次いで 学費 ( 入学金 授業料 ) が 1,712 人 資格を取得できる が 1,351 人の順に続いてい る カテゴリ 件数 ( 全体 )% 1 学部 学科の専攻分野 2,393 61.3 2 学校の所在地 ( 交通の利便の良さ ) 1,301 33.3 3 資格を取得できる 1,351 34.6 4 就職実績 1,198 30.7 5 設置形態 ( 国 公 私立 ) 682 17.5 6 校舎 施設 設備等の教育研究環境 559 14.3 7 学費 ( 入学金 授業料 ) 1,712 43.9 8 学校の伝統 知名度 342 8.8 9 入試難易度 入試科目 1,295 33.2 10 周囲の意見 219 5.6 11 クラブ活動 学生生活の充実度 329 8.4 12 その他 31 0.8 不明 17 0.4 ( 複数回答のため合計 =3,902 100% にならない ) 17

問 5 進学先決定の際に重視すること ( 複数回答 ) N = 3902 学部 学科の専攻分野 (n=2393) 学校の所在地 ( 交通の利便の良さ )(n=1301) 資格を取得できる (n=1351) 就職実績 (n=1198) 設置形態 ( 国 公 私立 )(n=682) 校舎 施設 設備等の教育研究環境 (n=559) 学費 ( 入学金 授業料 )(n=1712) 学校の伝統 知名度 (n=342) 入試難易度 入試科目 (n=1295) 周囲の意見 (n=219) クラブ活動 学生生活の充実度 (n=329) その他 (n=31) 不明 (n=17) 8.8 5.6 8.4 0.8 0.4 17.5 14.3 33.3 34.6 30.7 33.2 43.9 61.3 12 その他 の回答 回答 件数 回答 件数 偏差値 2 考えていない 1 夢 2 自分の意志 1 カリキュラム 1 北陸内 1 カリキュラム 教育の質 1 留学や海外研修制度の有無 1 リハビリテーション 1 留学制度 1 楽しさ 1 18

問 6 リーフレットと本調査表の概要を読んで興味をもった点について 次の中から 3 つまで選んでください ( 複数回答 ) 回答者が文学部教育学科について興味を持った点については 小学校教諭免許を取得できる が 2,409 人と最も多く 次いで 中学校教諭 1 種免許 ( 英語 ) を取得できる が 2,054 人 幼稚園教諭 1 種を取得できる が 1,761 人の順に続いている カテゴリ 件数 ( 全体 )% 1 小学校教諭免許を取得できる 2,409 61.7 2 中学校教諭 1 種免許 ( 英語 ) を取得できる 2,054 52.6 3 幼稚園教諭 1 種を取得できる 1,761 45.1 4 保育士資格を取得できる 1,531 39.2 5 学費が許容範囲内である 1,261 32.3 不明 345 8.8 ( 複数回答のため合計 =3,902 100% にならない ) 問 6 文学部教育学科について興味を持った点 ( 複数回答 ) N = 3902 小学校教諭免許を取得できる (n=2409) 61.7 中学校教諭 1 種免許 ( 英語 ) を取得できる (n=2054) 52.6 幼稚園教諭 1 種を取得できる (n=1761) 45.1 保育士資格を取得できる (n=1531) 39.2 学費が許容範囲内である (n=1261) 32.3 不明 (n=345) 8.8 19

問 7 あなたは金沢学院大学が設置を計画している文学部教育学科 ( 仮称 ) への進学を希望しますか 次の中から 1 つだけ選んでください 金沢学院大学文学部教育学科への進学意向は 進学を希望する が 146 件 (3.7%) 併願校の合否 によっては進学を希望する が 229 件 (5.9%) となっている カテゴリ 件数 ( 全体 )% 1 進学を希望する 146 3.7 2 併願校の合否によっては進学を希望する 229 5.9 3 進学を希望しない 2,244 57.5 4 わからない 1,195 30.6 不明 88 2.3 合計 3,902 100 問 7 文学部教育学科への進学希望 N = 3902 進学を希望する (n=146) 併願校の合否によっては進学を希望する (n=229) 3.7 5.9 進学を希望しない (n=2244) 57.5 わからない (n=1195) 30.6 不明 (n=88) 2.3 20

男女別クロス集計 問 1 性別 問 2 現住所 上段 : 度数 問 1 性別 下段 :% 合計 男性 女性 不明 全体 4,413 1,802 2,603 8 100.0 100.0 100.0 100.0 石川県 3,010 1,240 1,768 2 68.2 68.8 67.9 25.0 富山県 977 379 598-22.1 21.0 23.0 - 問 2 現住所 新潟県 5 2 3-0.1 0.1 0.1 - 福井県 405 174 231-9.2 9.7 8.9 - その他 12 7 3 2 0.3 0.4 0.1 25.0 不明 4 - - 4 0.1 - - 50.0 問 1 性別 問 3 高校卒業後の進路 上段 : 度数 問 1 性別 下段 :% 合計 男性 女性 不明 全体 4,413 1,802 2,603 8 100.0 100.0 100.0 100.0 大学進学 3,109 1,395 1,712 2 70.5 77.4 65.8 25.0 短期大学進学 303 26 277-6.9 1.4 10.6 - 問 3 高校卒 490 137 353 - 専門学校進学業後の進路 11.1 7.6 13.6 - 就職 440 213 227-10.0 11.8 8.7 - その他 64 29 33 2 1.5 1.6 1.3 25.0 不明 7 2 1 4 0.2 0.1-50.0 21

問 1 性別 問 4-1 進学希望分野 ( 第 1 希望 ) 上段 : 度数 問 1 性別 下段 :% 合計男性女性不明 問 4-1 進学 希望分野 ( 第 1 希 望 ) 全体教育学 保育学関係外国語関係文学関係 ( 史学 哲学等を含む ) 国際関係学関係心理学関係商学 経済学 経営学関係法学 政治学関係社会学 福祉学関係家政学 生活科学関係理学関係工学関係農林水産学関係医学 歯学 薬学関係看護学関係医療技術学関係 ( 理学療法 作業療法 ) 芸術学関係体育学 スポーツ関係その他不明 3,902 1,558 2,342 2 100.0 100.0 100.0 100.0 525 150 375-13.5 9.6 16.0-274 50 223 1 7.0 3.2 9.5 50.0 276 124 152-7.1 8.0 6.5-130 25 105-3.3 1.6 4.5-145 38 107-3.7 2.4 4.6-759 443 316-19.5 28.4 13.5-121 69 52-3.1 4.4 2.2-127 44 83-3.3 2.8 3.5-137 10 127-3.5 0.6 5.4-89 75 14-2.3 4.8 0.6-197 170 27-5.0 10.9 1.2-27 16 11-0.7 1.0 0.5-83 22 61-2.1 1.4 2.6-261 22 239-6.7 1.4 10.2-124 58 66-3.2 3.7 2.8-210 46 163 1 5.4 3.0 7.0 50.0 170 128 42-4.4 8.2 1.8-220 59 161-5.6 3.8 6.9-27 9 18-0.7 0.6 0.8-22

問 1 性別 問 4-2 進学希望分野 ( 第 2 希望 ) 上段 : 度数 問 1 性別 下段 :% 合計男性女性不明 問 4-2 進学 希望分野 ( 第 2 希 望 ) 全体教育学 保育学関係外国語関係文学関係 ( 史学 哲学等を含む ) 国際関係学関係心理学関係商学 経済学 経営学関係法学 政治学関係社会学 福祉学関係家政学 生活科学関係理学関係工学関係農林水産学関係医学 歯学 薬学関係看護学関係医療技術学関係 ( 理学療法 作業療法 ) 芸術学関係体育学 スポーツ関係その他不明 3,902 1,558 2,342 2 100.0 100.0 100.0 100.0 421 143 278-10.8 9.2 11.9-283 77 206-7.3 4.9 8.8-300 123 177-7.7 7.9 7.6-284 66 216 2 7.3 4.2 9.2 100.0 324 106 218-8.3 6.8 9.3-378 195 183-9.7 12.5 7.8-252 164 88-6.5 10.5 3.8-223 88 135-5.7 5.6 5.8-121 16 105-3.1 1.0 4.5-135 115 20-3.5 7.4 0.9-99 83 16-2.5 5.3 0.7-31 20 11-0.8 1.3 0.5-82 17 65-2.1 1.1 2.8-106 16 90-2.7 1.0 3.8-156 49 107-4.0 3.1 4.6-155 39 116-4.0 2.5 5.0-221 140 81-5.7 9.0 3.5-71 25 46-1.8 1.6 2.0-260 76 184-6.7 4.9 7.9-23

問 1 性別 問 5 進学先決定の際に重視すること ( 複数回答 ) 上段 : 度数 問 1 性別 下段 :% 合計男性女性不明 問 5 進学先決定の際に重視すること 学部 学科の専攻分野学校の所在地 ( 交通の利便の良さ ) 資格を取得できる就職実績設置形態 ( 国 公 私立 ) 校舎 施設 設備等の教育研究環境学費 ( 入学金 授業料 ) 学校の伝統 知名度入試難易度 入試科目周囲の意見クラブ活動 学生生活の充実度その他不明 2,393 865 1,526 2 61.3 55.5 65.2 100.0 1,301 519 782-33.3 33.3 33.4-1,351 462 889-34.6 29.7 38.0-1,198 476 721 1 30.7 30.6 30.8 50.0 682 264 418-17.5 16.9 17.8-559 234 324 1 14.3 15.0 13.8 50.0 1,712 636 1,075 1 43.9 40.8 45.9 50.0 342 187 155-8.8 12.0 6.6-1,295 553 742-33.2 35.5 31.7-219 111 108-5.6 7.1 4.6-329 196 132 1 8.4 12.6 5.6 50.0 31 16 15-0.8 1.0 0.6-17 11 6-0.4 0.7 0.3 - ( 複数回答のため合計 =3,902 100% にならない ) 24

問 1 性別 問 6 文学部教育学科について興味を持った点 ( 複数回答 ) 問 6 文学部教育学科について興味を持った点 上段 : 度数 問 1 性別 下段 :% 合計 男性 女性 不明 小学校教諭免許を取得で 2,409 1,018 1,390 1 きる 61.7 65.3 59.4 50.0 中学校教諭 1 種免許 ( 英 2,054 938 1,116 - 語 ) を取得できる 52.6 60.2 47.7 - 幼稚園教諭 1 種を取得で 1,761 625 1,135 1 きる 45.1 40.1 48.5 50.0 保育士資格を取得できる 1,531 384 1,146 1 39.2 24.6 48.9 50.0 学費が許容範囲内である 1,261 552 708 1 32.3 35.4 30.2 50.0 不明 345 177 168-8.8 11.4 7.2 - ( 複数回答のため合計 =3,902 100% にならない ) 問 1 性別 問 7 文学部教育学科への進学希望 問 7 文学部教育学科への進学希望 上段 : 度数 問 1 性別 下段 :% 合計 男性 女性 不明 全体 3,902 1,558 2,342 2 100.0 100.0 100.0 100.0 進学を希望する 146 84 62-3.7 5.4 2.6 - 併願校の合否によっては 229 99 130 - 進学を希望する 5.9 6.4 5.6 - 進学を希望しない 2,244 837 1,405 2 57.5 53.7 60.0 100.0 わからない 1,195 498 697-30.6 32.0 29.8 - 不明 88 40 48-2.3 2.6 2.0-25

< アンケート調査票 > 27

29

30

31

32