社労連第 622 号 平成 26 年 11 月 11 日 都道府県社会保険労務士会会長殿 全国社会保険労務士会連合会会長大西健造 ( 公印省略 ) マイナンバー ( 社会保障 税番号 ) 制度の周知 広報への協力依頼について 平素は 当連合会の事業運営にご協力賜り厚く御礼申し上げます さて 標題の件に関しまして 内閣府大臣官房番号制度担当室長より別紙のとお りについての周知依頼がございました つきましては 貴会におかれましては 業務ご多忙の折大変恐縮ではございます が 本件につき会員の皆様への周知を賜りますようお願い申し上げます また 本件に関する情報につきましては 以下の連合会ホームページに掲載し 随時更新させていただくことを申し添えます 連合会ホームページ( マイナンバー )URL http://www.shakaihokenroumushi.jp/social/topics/mynumber.html ( 担当 : 業務部事業課 )
事務連絡 平成 26 年 10 月 31 日 全国社会保険労務士会連合会御中 内閣府大臣官房番号制度担当室長向井治紀 マイナンバー ( 社会保障 税番号 ) 制度の周知 広報への協力依頼について マイナンバー ( 社会保障 税番号 ) 制度の施行に向け 広報媒体を順次作成し 国民及び事業者に対する広報活動を展開しております 来年 10 月からの個人番号 法人番号の付番 通知や 平成 28 年 1 月からの番号の利用開始に向け 貴団体におかれましても 広報 普及啓発媒体もご活用いただき 会員等に対するマイナンバー ( 社会保障 税番号 ) 制度の周知 広報にご協力を賜りたく ご連絡申し上げます 本通知の内容については 貴団体の都道府県組織等にもご連絡していただくよう よろしくお願いいたします お問合せ先 内閣府大臣官房番号制度担当室 ( 内閣官房社会保障改革担当室 ) 森田 清水 TEL:03-6441-3459 FAX:03-3505-3852
マイナンバー ( 社会保障 税番号 ) 制度関係の広報について 1 広報 普及啓発媒体について ( 平成 26 年 10 月時点 ) (1) マイナンバーホームページ内閣府 ( 内閣官房 ) として マイナンバー ( 社会保障 税番号 ) 制度のホームページを開設し 広報 普及啓発媒体やよくある質問 (FAQ) などを掲載しています また 関係省庁のホームページでのマイナンバー関係情報へのリンクも掲載しています ホームページアドレス :http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/bangoseido/ 検索ワード : マイナンバー (2) マイナンバーコールセンター内閣府 ( 内閣官房 ) において 平成 26 年 10 月 1 日よりコールセンターの運営を開始しています 国民や事業者からのご質問に回答するとともに 必要に応じ 関係省庁につなぐことにより ワンストップでの対応を行っています 電話番号 : 日本語 0570-20-0178( マイナンバー ) 英語 0570-20-0291 受付時間 : 平日 9 時 30 分 ~17 時 30 分 ( 土日祝日 年末年始除く ) 開設期間 : 平成 26 年 10 月 1 日 ~ 平成 29 年 9 月末 ( 予定 ) (3) マイナンバー啓発用ポスターマイナンバー啓発用ポスターを平成 26 年 10 月に 地方公共団体 税務署 年金事務所 ハローワーク等に配布しました マイナンバーホームページにも ポスターの電子データを掲載していますので 印刷してチラシ等にご活用ください ポスター :http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/bangoseido/kouhou.html (4) マイナンバー公式ツイッターマイナンバー公式ツイッターで情報発信を行っており よくある質問 (FAQ) の紹介などを行っています 必要に応じて フォローお願いします 公式 twitter:https://twitter.com/mynumber_pr
(5) 外国人向け広報現在 特設ホームページ内で 英語での情報提供を順次始めており 今後 中国語 ( 簡体字 繁体字 ) 韓国語 ポルトガル語 スペイン語の情報提供も順次始める予定です コールセンターも来年度は5か国語で対応可能とする予定です (6) 今後の予定今後 民間事業者向けFAQの充実など 特設ホームページの情報を充実させていくほか 民間事業者向けの広報資料も関係省庁と調整して作成する予定です また 障害者向けの広報についても媒体の作成等を行う予定です その他 マイナンバーの周知 広報に活用可能な媒体等はホームページで広く情報提供するほか 随時お知らせする予定です 2 マイナンバー広報用ロゴマークの使用について 内閣府 ( 内閣官房 ) では マイナンバーの広報 啓発を促すためのロゴマーク ( マイナちゃん ) を作成しました 本ロゴマークにつきましては 国や地方公共団体 個人番号利用事務実施者である健康保険組合等がマイナンバーの広報に使用するほか 民間企業 団体等については 当室の利用承認を受けていただいた上で使用していただいております 今後 本事務連絡を通知した団体 ( 都道府県組織等を含む ) におかれましては 使用規約 利用ガイドラインを踏まえていただければ 申請 承認は不要でロゴマークを使用していただけることとしますので 積極的にご活用ください ( 広報媒体を作成された場合 可能であれば 当室まで情報提供していただけると幸いです ) ロゴマークの使用の詳細については マイナンバー特設ホームページに掲載している マイナンバーロゴマーク使用規約 及び マイナンバーロゴマーク利用ガイドライン をご確認ください ロゴマークの詳細 :http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/bangoseido/logo.html
参考資料
民間企業における番号の利用例 BUSINESS 現時点で想定される例であり 今後の検討過程で変更があり得る 有識者など 個人番号 1234 個人番号の提示 会社 法人番号 9999 報酬等に係る支払調書の提出 ( 個人番号 法人番号を記載 ) 支払調書 ( イメージ ) 税務署 市町村 原稿執筆依頼原稿料の支払い 源泉徴収票の作成 支払を受ける者 支払者 個人番号氏名法人番号名称 1234 太郎 9999 株式会社 従業員の給与 福利厚生 従業員 個人番号の提示 個人番号 5678 厚生年金保険被保険者資格取得届の作成 雇用保険被保険者資格取得届の作成 源泉徴収票の提出 ( 個人番号 法人番号を記載 ) 被保険者資格取得の届出などの社会保険関係手続き ( 個人番号 法人番号を記載 ) 年金事務所健康保険組合ハローワーク 給与の支払い年金 健康保険 雇用保険などの保険料の徴収 健康保険被保険者資格取得届の作成 被保険者資格取得届 ( イメージ ) 個人番号 5678 法人番号 名称 被保険者氏名 番号一郎 9999 株式会社 資格取得年月日 25.4.1 9876 花子 25.4.1
税分野 個人番号関係事務実施者としてのもの 税務署に提出する法定調書等に 従業員や株主等の個人番号を記載 法定調書提出者根拠条文 ( 所得税法 ) 給与所得の源泉徴収票給与等の支払をする者第 226 条第 1 項 退職所得の源泉徴収票退職手当等の支払をする者第 226 条第 2 項 報酬 料金 契約金及び賞金の支払調書 配当 剰余金の分配及び基金利息の支払調書 報酬 料金 契約金又は賞金の支払をする者 利益の配当 剰余金の分配又は基金利息の支払をする法人 第 225 条第 1 項第 3 号 第 225 条第 1 項第 2 号 不動産の使用料等の支払調書不動産の使用料等の支払をする法人及び不動産業者である個人第 225 条第 1 項第 9 号 不動産等の譲受けの対価の支払調書 民間企業における個人番号の利用場面 居住者又は内国法人に対し譲渡対価の支払をする法人及び不動産業者である個人 一般の民間企業 ( 非金融機関 ) の場合 第 225 条第 1 項第 9 号 社会保障分野 個人番号利用事務実施者としてのもの 健康保険組合の実施する事務 二全国健康保険協会又は健康保険組合 健康保険法による保険給付の支給又は保険料等の徴収に関する事務であって主務省令で定めるもの 個人番号関係事務実施者としてのもの 健康保険 雇用保険 年金などの場面で提出を要する書面に 従業員等の個人番号を記載 別表第一
国税関係の申告書等における番号記載のイメージ 国税通則法 ( 書類提出者の氏名 住所及び番号の記載等 ) 第百二十四条国税に関する法律に基づき税務署長その他の行政機関の長又はその職員に申告書 申請書 届出書 調書その他の書類を提出する者は 当該書類にその氏名 ( 法人については 名称 以下この項において同じ ) 住所又は居所及び番号( 番号を有しない者にあつては その氏名及び住所又は居所 ) を記載しなければならない ( 略 ) 国税関係の申告書 申請書 届出書 調書その他の書類に番号を記載 国税関係の申告書 申請書 届出書 調書その他の書類に番号の記載欄を追加 主に支払いをする者及び支払を受ける者の個人番号 法人番号を記載 これ以外にも 例えば 給与所得の源泉徴収票には 控除対象配偶者及び控除対象扶養親族の個人番号を記載 生命保険金等の支払調書には 支払の基礎となる契約を締結した者の個人番号を記載等 番号記載のイメージ ( 例 : 給与所得の源泉徴収票 ) 番号が記載された申告書等の主な提出時期 所得税の申告書 平成 28 年 1 月 1 日の属する年分以降の申告書から 法人税の申告書 平成 28 年 1 月 1 日以降に開始する事業年度に係る申告書から 法定調書 平成 28 年 1 月 1 日以降の金銭等の支払等に係る法定調書から 申請書 届出書 平成 28 年 1 月 1 日以降に提出すべき申請書等から 番号制度導入後 番号制度導入前 控除対象配偶者 及び 控除対象扶養親族 の氏名及び個人番号を記載 支払者 の個人番号又は法人番号を記載 支払を受ける者 の個人番号を記載 所得税法施行規則の一部を改正する省令(平成26 年財務省令第53 号)より抜粋用紙サイズ A6 A5 ( 紙媒体で提出の場合 )
源泉徴収票 給与支払報告書の電子的提出先の一カ所化 企業は従業員の給与に係る源泉徴収票と給与支払報告書を税務署と従業員住所地の市町村にそれぞれ仕分けた上で郵送している 源泉徴収票と給与支払報告書はほぼ同内容であることから 一種類の様式をエルタックス ( 地方税ポータル ) に送信すれば 番号を活用して必要な提出先に自動的に振り分けて提出されるようにすることで 企業の事務負担を軽減する 現状 上記のイメージ 今後 市町村 A 市町村 B 市町村 C 税務署 市町村 A 市町村 B 市町村 C 税務署 給与支払報告書 給与支払報告書 給与支払報告書 源泉徴収票 給与支払報告書 給与支払報告書 給与支払報告書 源泉徴収票 従業員の住所地ごとに仕分けた上で郵送する必要 企業 ほぼ同内容の源泉徴収票と給与支払報告書をそれぞれ国と地方に提出する必要 給与支払報告書については 現状でも エルタックス ( 地方税ポータル ) に送信すれば市町村ごとに自動で振り分けて送信される 企業 地方税ポータル 給与支払報告書源泉徴収票 オンラインで一カ所に送信すれば 番号を活用し 必要な組織に自動的に振り分け
特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン の概要 マイナンバーに対する国民の懸念と保護措置 マイナンバーを用いた個人情報の追跡 突合が行われ 集約された個人情報が外部に漏えいするのではないか 他人のマイナンバーを用いた成りすまし等により財産その他の被害を負うのではないか 番号法では マイナンバーの利用目的を限定列挙し それを超えた目的での利用を禁止するなど保護措置を規定 ガイドラインの必要性 < ガイドラインの必要性 > 従業員の源泉徴収票作成時にマイナンバーを取り扱うため 広く民間企業に番号法のルールを周知することが必要 番号法に定められている保護措置においては 利用目的が法律で限定列挙されるなど個人情報保護法と異なる取扱いが求められることから 実務を行う現場が混乱しないための具体的な指針が必要との民間企業からの声がある < ガイドラインの作成方針 > 検討に当たっては 民間企業からのヒアリングや企業の実務担当者が参加する検討会を開催し 民間企業の意見を聴きながら作成 番号法の規定及びその解釈について 実務的な具体例を用いて分かりやすく解説することを主眼 番号法において 国は個人番号その他の特定個人情報の取扱いの適正を確保するために必要な措置を講ずる (4 条 ) 委員会は個人番号その他の特定個人情報の有用性に配慮しつつ その適正な取扱いを確保するために必要な行政機関や民間事業者に対する指導及び助言等の措置を講ずる (37 条 ) とされている 今後のスケジュール 10 月 10 日から開始したパブリックコメントを経て 公表予定 ( 経済団体等向けに順次説明会を開催予定 ) 5
特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン の概要 ガイドラインの内容 マイナンバーの適正な取扱いを確保するために最低限守るべき事項及び具体例を記述 < 利用 提供の制限 > マイナンバーの利用範囲は 番号法に規定された 社会保障 税及び災害対策に関する事務に限定されていること 番号法で限定的に規定された場合を除き マイナンバーの提供 収集等が制限されていること等 ( 例 ) マイナンバーを社員番号として使用してはならない 本人の同意があったとしても 番号法で限定的に規定された場合を除き マイナンバーを提供してはならない 番号法で限定的に規定された場合を除き マイナンバーをノートに書き写すなど収集してはならない < 安全管理 > 中小規模な事業者に対する特例を設けることにより 実務への影響を配慮 漏えいを防止するための 従業者 委託先の監督 マイナンバーの保管 廃棄に関する留意事項 等 ( 例 ) マイナンバーを取り扱う従業者 委託先に対して 必要かつ適切な監督を行わなければならない マイナンバーを取り扱う機器 電子媒体又は書類等を施錠できるキャビネット 書庫等に保管する マイナンバーが記録されたパソコンに不正アクセス等から保護する仕組みを導入し 適切に運用する 事務を行う必要がなく 所管法令の保存期間を経過した場合 マイナンバーを復元できない手段で削除又は廃棄する 6
内閣府におけるマイナンバー広報 ( 平成 26 年 10 月時点 ) ホームページでの情報提供 マイナちゃんのマイナンバー解説 http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ bangoseido/gaiyou.html ツイッターでの情報発信 https://twitter.com/mynumber_pr ポスターの作成 掲示 地方自治体の窓口や全国の税務署 年金事務所 ハローワーク等で掲示 チラシとして活用可能 コールセンターの開設 ( 全国共通ナビダイヤル ) 日本語 0570-20-0178( マイナンバー ) 英語 0570-20-0291 土日祝日 年末年始を除く 9:30~17:30 外国人向け広報 ホームページで英語の情報提供から実施 ( 今後 英中韓西葡の 5 か国語で情報提供を実施 )