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ロタウイルスワクチンは初回接種を1 価で始めた場合は 1 価の2 回接種 5 価で始めた場合は 5 価の3 回接種 となります 母子感染予防の場合のスケジュール案を示す 母子感染予防以外の目的で受ける場合は 4 週間の間隔をあけて2 回接種し 1 回目 の接種から20~24 週あけて3 回目を接種生

34 片渕美和子他 表 1 各年度の B 型肝炎, 麻疹, 風疹およびムンプスに対する抗体陽性率 検査年度 HBs 麻疹 風疹 ムンプス 2003 年 3/231(1.3)* 131/217(60.4) 200/217(92.2) 114/217(52.5) 2004 年 0/231( 0) 134

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160 水畑美穂 成清英美子 小林春男 藤原巍 B. 方法 1. 抗体検査入学時のガイダンス時に感染症予防対策の一環として,4 種の感染症における抗体検査の必要性を説明し, 入学時の健康診断時に採血による抗体検査を実施した. 抗体価測定はSRLに委託した. 麻疹 ムンプス 水痘はEIA 法 ( 酵素

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00【議連提出資料】B型肝炎ワクチンの定期接種化について

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あり 一人の感染者が周囲の免疫のないヒトに感染させる数である基本再生産数は 10 流行を抑制するための集団免疫率は 90% 以上です 水痘の潜伏期間は通常 14~16 日間です 水痘ワクチンの定期接種が行われている米国では 1 回定期接種を行っていた 1996 年から 2004 年までの間に 水痘患

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要旨 平成 30 年 2 月 21 日新潟県福祉保健部 インターフェロンフリー治療に係る診断書を作成する際の注意事項 インターフェロンフリー治療の助成対象は HCV-RNA 陽性の C 型慢性肝炎又は Child-Pugh 分類 A の C 型代償性肝硬変で 肝がんの合併のない患者です 助成対象とな

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会計 10 一般会計所管課健康推進課款 4 衛生費事業名インフルエンザ予防接種費項 1 保健衛生費目 2 予防費補助単独の別単独 前年度 要求段階 財政課長内示 総務部長 市長査定 最終調整 予算計上 増減 1 当初要求 2 追加要求等 3 4( 増減額 ) 5( 増減額 ) 6=

診療情報を利用した臨床研究について 虎の門病院肝臓内科では 以下の臨床研究を実施しております この研究は 通常の診療で得られた記録をまとめるものです この案内をお読みになり ご自身がこの研究の対象者にあたると思われる方の中で ご質問がある場合 またはこの研究に 自分の診療情報を使ってほしくない とお

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顎下腺 舌下腺 ) の腫脹と疼痛で発症し そのほか倦怠感や食欲低下などを訴えます 潜伏期間は一般的に 16~18 日で 唾液腺腫脹の 7 日前から腫脹後 8 日後まで唾液にウイルスが排泄され 分離できます これらの症状を認めない不顕性感染も約 30% に認めます 合併症は 表 1 に示すように 無菌

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次の人は 医師が健康状態や体質に基づいて 接種の適否を判断します 心臓や血管 腎臓 肝臓 血液の障害や発育の障害などの基礎疾患がある人 他のワクチンの接種を受けて 2 日以内に発熱があった人や全身性の発疹などアレルギーが疑われる症状が出たことがある人 過去にけいれんをおこしたことがある人 過去に免疫


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ホッチキス 両面印刷推奨 記入日 : 西暦年月日 抗体調査表 : 入職者用 ( 職種 A ) 職種 : 氏名 : 入職予定日 : 西暦年月日 説明文 1. 記入上の注意事項 必ず後述の 抗体検査方法別_ 基準値 および 4 種ウイルス疾患 ( 麻疹 風疹 水痘 流行性耳下腺炎 ) フローチャート を確認した上で 自身のワクチン接種歴および抗体価結果を記入する B 型肝炎は後述の 確認手順 を確認した上で ワクチン接種歴および抗体価結果を記入する < 抗体検査方法別 _ 基準値 > 疾患名 抗体価陰性 抗体価陽性 ( 基準を満たさない ) 抗体価陽性 ( 基準を満たす ) 麻疹 EIA 法 (lgg) : 陰性 PA 法 : <1:16 中和法 : <1:4 EIA 法 (lgg) : (±)16.0 未満 PA 法 : 1:16,32,64,128 中和法 : 1:4 EIA 法 (lgg) : 16.0 以上 PA 法 : 1:256 以上中和法 : 1:8 以上 風疹 EIA 法 (lgg) : 陰性 HI 法 : <1:8 EIA 法 (lgg) : (±)8.0 未満 HI 法 : 1:8,16 EIA 法 (lgg) : 8.0 以上 HI 法 : 1:32 以上 水痘 EIA 法 (lgg) : <2.0 IAHA 法 : <1:2 中和法 : <1:2 EIA 法 (lgg) : 2.0~4.0 未満 IAHA 法 : 1:2 中和法 : 1:2 EIA 法 (lgg) : 4.0 以上 IAHA 法 : 1:4 以上中和法 : 1:4 以上水痘抗原皮内テストで陽性 (5mm 以上 ) 流行性耳下腺炎 EIA 法 (lgg) : <2.0 EIA 法 (lgg) : 2.0~4.0 未満 EIA 法 (lgg) : 4.0 以上 4 疾患 ( 麻疹 風疹 水痘 流行性耳下腺炎 ) とも補体結合反応 (CF 法 ) では測定しないこと 麻疹と流行性下腺炎は 赤血球凝集抑制法 (HI 法 ) では測定しないこと B 型肝炎は EIA 法 CLIA 法 RIA 法で実施する 2. 提出書類について ( 抗体調査表にホッチキス止めする ) 必要に応じて下記 123の証明書を抗体調査表に添付し提出すること 情報源は母子手帳 医療機関が発行する書類 学校 ( 施設 ) が発行する書類 いずれも可とする 提出された書類は原則返却不可の為 必ずコピーを添付すること 1 ワクチン接種証明書類 ワクチンの種類 接種日が記載されたもの 2 抗体価証明書類 抗体価の数値 検査方法 検査日が記載されたもの 3 罹患歴証明書類 医師の記載によるもの ( 但し情報が客観性に乏しい場合は証明書としては認められない ) 3. その他 ワクチン接種は接種間隔を 1 ヵ月あけなければならないものもある為 十分な余裕をもって受けるようにすること 同時接種も可能な場合がある為 主治医に必ず相談すること ワクチン接種禁忌者であれば 理由をコメント欄に記入する ただし抗体検査は実施すること 1 証明書類添付忘れ要注意

両面印刷推奨 <4 種ウイルス疾患 ( 麻疹 風疹 水痘 流行性耳下腺炎 ) フローチャート> 医療機関の記録または母子手帳でワクチンを接種したことが A B C 2 回確認できる 1 回確認できる 全く確認できない D または E のどちらかを選ぶ D E 前回接種より少なくとも 1 ヶ月以上あけて さらに 1 回ワクチン接種を受ける 抗体検査をせずに 少なくとも 1 ヶ月以上あけて 2 回予防接種を受ける 抗体価検査 を実施する 必ず指定の検査法にて実施すること 2 回のワクチン接種日を記入し ワクチン接種が証明できる書類または母子手帳のコピーを提出 ( 接種後の ) 抗体検査は必須ではない E-3 E-2 E-1 抗体陰性 抗体陽性 ( 基準を満たさない ) 抗体陽性 ( 基準を満たす ) 少なくとも 1 ヶ月以上あけて 2 回予防接種を受ける 1 回ワクチン接種を受ける 抗体検査法と抗体価を記録し 結果を証明できる書類を提出する 抗体検査法および抗体価と 2 回ワクチン接種日を記録し 抗体結果とワクチン接種歴が証明できる書類を提出する ( 接種後の ) 抗体検査は必須ではない 抗体検査法および抗体価と 1 回ワクチン接種日を記録し 抗体結果とワクチン接種歴が証明できる書類を提出する ( 接種後の ) 抗体検査は必須ではない 2 証明書類添付忘れ要注意

両面印刷推奨 4 種ウイルス疾患 麻疹 風疹 水痘 流行性耳下腺炎 ( ムンプス おたふく ) 疾患別に下記手順に従い対応し 次頁の ( 記入表 ) へ必要な情報を明記すること 母子手帳 医療機関が発行する書類 学校 ( 施設 ) が発行する書類でワクチンを接種したことが A 2 回確認できる 2 回の接種記録を 記入表 1 2 に記入 対応終了 B 1 回確認できる さらに 1 回ワクチン接種 (1 回目と 2 回目の間は 1 ヶ月以上あける ) を受け 計 2 回の接種記録を 記入表 1 2 に記入 対応終了 C 全く確認できない D 抗体価検査は行わず 2 回ワクチン接種 (1 回目と 2 回目の間は 1 ヶ月以上あける ) を受け 計 2 回の接種記録を 記入表 1 2 に記入 対応終了 E 抗体価検査を実施の上 抗体価に応じた回数のワクチン接種を実施する 1 抗体陽性 ( 基準を満たす ) 抗体価検査結果を 記入表 3 に記入 対応終了 2 抗体陽性 ( 基準を満たさない ) 抗体価検査結果を 記入表 3 に記入 1 回ワクチン接種を受け 接種記録を 記入表 1 に記入 対応終了 3 抗体陰性 抗体価検査結果を 記入表 3 に記入 2 回ワクチン接種 (1 回目と 2 回目の間は 1 ヶ月以上あける ) を受け 計 2 回の接種記録を 記入表 1 2 に記入 対応終了 < 注意事項 > 当院では入職者に対して このフロー( 確認手順 ) に沿った対応を求める 直近の抗体価検査結果が抗体陽性( 抗体価基準は満たす ) 場合でも 1 回ワクチン接種歴が確認された場合は 2 回目の接種が必要である これは必要回数 接種することで長期間安定的に防御に必要な抗体価の獲得を行う為である 3 証明書類添付忘れ要注意

( 記入表 ) 両面印刷推奨 項目麻疹風疹水痘 流行性耳下腺炎 ( ムンプス おたふく ) 接種日 ( 西暦 ) 年月日年月日年月日年月日 1 ワクチン 1 回目 種類 麻疹単独 MR 風疹単独 MR 水痘単独 ムンプス単独 接種日 ( 西暦 ) 年月日年月日年月日年月日 2 ワクチン 2 回目 種類 麻疹単独 MR 風疹単独 MR 水痘単独 ムンプス単独 検査日 ( 西暦 ) 年月日年月日年月日年月日 検査法 EIA 法 PA 法 中和法 EIA 法 HI 法 EIA 法 IAHA 法 中和法 EIA 法 3 抗体価検査 検査値 罹患歴の有無 有 無 有 無 有 無 有 無 4 罹患歴 5 備考欄 4 証明書類添付忘れ要注意

B 型肝炎 両面印刷推奨 B 型肝炎に関する入職前対応内容の確認手順について 1). A B C D E の順に対応する 但し B から対応開始でも可とする 2). 既感染者 (HBs 抗体陽性 ) HBV 感染者 (HBs 抗原陽性 ) は接種対象外となるため A に理由も含め記載する < 注意事項 > 入職前での適正回数ワクチン接種後の必要抗体獲得( 対応完了 ) が当院の求める条件であるが B 型肝炎は 1 シリーズ (3 回 ) の接種および その後の抗体検査に期間が必要な為 入職までに可能な範囲で接種を実施してくることとする ( その後のフォローは入職後に当院で実施する ) 入職後の対応は自費 入職後に当院でワクチン接種及び抗体価検査の対応が必要な者は ワクチン接種の記録欄及び抗体測定日欄に 入職後対応 と朱記する また 抗体調査表提出から入職までの期間に対応する者は 同様に 入職前対応 と朱記し 対応予定日をわかる範囲で記入すること また 医療機関等の証明書 は入職後 ( 中央 ) 感染管理室に提出する A 接種開始前の抗体価検査結果 ( 必須ではない ) 抗体価 抗体検査の種類 ( 該当する検査法に ) 抗体測定日 HBs 抗体 EIA 法 CLIA 法 RIA 法西暦年月日 その他 HBs 抗原 EIA 法 CLIA 法 RIA 法西暦年月日 その他 備考欄家族歴等により ワクチン接種対象外となる場合は可能な範囲で理由を記入すること B 1 シリーズ目接種の記録 1チェック欄 2ワクチン接種の記録 3 すべてを記入すること ワクチン接種の記録については詳細不明の場合でも 記憶の範囲内で記載すること 回数 1チェック欄 2ワクチン接種の記録 3 ( 該当するものに ) 1 回目 2 回目 3 回目 接種日詳細不明 その他( 接種日詳細不明 その他( 接種日詳細不明 その他( 5 証明書類添付忘れ要注意

両面印刷推奨 C 1 シリーズ目接種終了後の抗体価検査結果 ( 必須 ) 3 回目接種から 1~2 ヶ月後に測定すること 抗体価 抗体検査の種類 ( 該当する検査法に ) 抗体測定日 HBs 抗体 EIA 法 CLIA 法 RIA 法西暦年月日 その他 上記結果が 10mIU/ml 以上の場合 免疫獲得と判断し対応終了 10mIU/ml 未満の場合 2 シリーズ目接種を実施する D 2 シリーズ目接種の記録 1 チェック欄 2 ワクチン接種の記録 3 すべてを記入すること ワクチン接種の記録については詳細不明の場合でも 記憶の範囲内で記載すること 回数 1 チェック欄 2 ワクチン接種の記録 3 1 回目 2 回目 接種日詳細不明 その他( 接種日詳細不明 その他( 3 回目 接種日詳細不明 その他( E 2 シリーズ目接種終了後の抗体価検査結果 ( 必須 ) 3 回目接種から 1~2 ヶ月後に測定すること 抗体価 抗体検査の種類 ( 該当する検査法に ) 抗体測定日 HBs 抗体 EIA 法 CLIA 法 RIA 法西暦年月日 その他 上記結果が 10mIU/ml 以上の場合 免疫獲得と判断し対応終了 10mIU/ml 未満の場合 ワクチン不応者と判断し対応終了 その他 ワクチン接種を受けることができない場合は 理由をご記入下さい その他 質問事項等 神戸市立医療センター中央市民病院 最終更新日 :2018 年 7 月 6 証明書類添付忘れ要注意