宅地 雑種地 田に土盛りをして畑とした土地牧草栽培地 農業用施設の内部で用水を利用しないで耕作する土地 家屋建築用地として造成され 道路 上下水道 公共施設等を備えている土地建物に付随する広場 庭園 通路等に過ぎないと認められる土地 工場又は営業場に接続する物干場又はさらし場用地 家屋の敷地内にある

Similar documents
Microsoft Word - H30 市税のしおり最終版

目 次 1 固定資産税と固定資産税評価 1 1 固定資産税とは 1 2 固定資産税の課税のしくみ 2 (1) 固定資産税を納める人 ( 納税義務者 ) 2 (2) 税額の計算 2 2 固定資産税評価のあらまし 1 固定資産税評価の意義 2 固定資産税評価によって求める価格とは 3 固定資産の価格を求

魚津市固定資産 ( 土地 ) 評価事務取扱要領 魚津市

市税のしおり2016表紙再3

1. 固定資産税 都市計画税について 固定資産税は 毎年 1 月 1 日 ( 賦課期日 といいます ) 現在に土地 家屋 償却資産 ( こ れらを総称して 固定資産 といいます ) を所有している人が その固定資産の所在する 市町村に納める税金です 都市計画税は 下水道 街路 公園などの都市計画事業

<4D F736F F D2095F18D9091E682518D E7390EC8E E738C7689E690C58FF097E182CC88EA959482F089FC90B382B782E98FF097E EA8C88816A B8C91CE8FC6955C E646F6378>

承認第03号-都市計画税条例の一部改正(専決処分)【確定】

( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

等調整都市計画税額が 当該商業地等に係る当該年度分の都市計画税の課税標準となるべき価格に 10 分の 6 を乗じて得た額 ( 当該商業地等が当該年度分の固定資産税について法第 349 条の 3( 第 20 項を除く ) 又は法附則第 15 条から第 15 条の 3 までの規定の適用を受ける商業地等で

Microsoft Word - H30

<4D F736F F D D D8689FC90B382BF82E782B588C481698DC A2E646F63>

高島市職員措置請求に係る監査の結果について 第 1 請求の受付 1 請求書の提出平成 29 年 9 月 28 日 2 請求人 3 請求の要旨 ( 高島市職員措置請求書 の原文のまま記載) 1 請求の要旨高島市長による平成 29 年度の固定資産税の賦課において 別紙の固定資産について 家屋の未評価によ

定にかかわらず 当該都市計画税額とする 5 住宅用地のうち当該住宅用地の当該年度の負担水準が 0.8 以上のものに係る平成 21 年度から平成 23 年度までの各年度分の都市計画税の額は 第 2 項の規定にかかわらず 当該住宅用地に係る当該年度分の都市計画税額が 当該住宅用地の当該年度分の都市計画税

固定資産(土地)評価基準取扱要領

新座市税条例の一部を改正する条例

富士見市都市計画税条例 ( 昭和 46 年条例第 40 号 ) 新旧対照表 ( 第 1 条による改正 )( 専決 ) 新 旧 附則 附則 ( 改修実演芸術公演施設に対する都市計画税の減額の規定の適用を受けようとする者がすべき申告 ) 6 法附則第 15 条の11 第 1 項の改修実演芸術公演施設につ

○H30条例19-1

11総法不審第120号

1 天神 5 丁目本件土地及び状況類似地域 天神 5 丁目 本件土地 1 状況類似地域 標準宅地

第 5 節 鉱泉地 第 6 節 池沼 第 7 節 山林 第 8 節 牧場 第 9 節 原野 第 10 節 雑種地 第 11 節 その他 第 12 節 経過措置 第 2 章 家屋 第 1 節 通則 第 2 節 木造家屋 第 3 節 非木造家屋 第 4 節 経過措置 第 3 章 償却資産 第 1 節 償

第 6 回令和元年度固定資産評価実務者勉強会 第 3 部 税理士による最近の各種課税評価に関するお話 講師 : 税理士 不動産鑑定士 赤川明彦 ( 株式会社土地評価センター取締役 ) copyright 2019 KOTOBUKI PROPERTY ASSESSMENT all rights res

3-3 新旧対照表(条例の審査基準).rtf

宅地造成費の金額表

「公売不動産の購入業者の        視点について」

<4D F736F F D2095DB974C E8A A E89638B4B91A52E646F63>

< B6388C491E D862E786477>

Microsoft Word 都市計新旧(固定確認ver.)

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

Microsoft Word - 暱京髟裆 平拒16年(衄ㇳ)32.docx

富士見市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例

Microsoft Word _大和システム瓦版.docx

ウ商業地等である 町の土地の平成 28 年度分の固定資産税の課税標準額は 法附則第 18 条第 5 項及び第 25 条第 5 項の規定により 課税標準となるべき価格に0.7を乗じた額となる なお 岐阜市税条例 ( 昭和 25 年岐阜市条例第 14 号 以下 条例 という ) においては これと異なる

固定資産評価審査申出とは

及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

3. 市街化調整区域における土地利用の調整に関し必要な事項 区域毎の面積 ( 単位 : m2 ) 区域名 市街化区域 市街化調整区域 合計 ( 別紙 ) 用途区分別面積は 市町村の農業振興地域整備計画で定められている用途区分別の面積を記入すること 土地利用調整区域毎に市街化区域と市街化調整区域それぞ

ており 土地の個別的要因に係る補正が全て考慮されたものとなっていることから 土地の形状 道路との位置関係等に基づく個別的要因に係る補正 すなわち評価通達 15(( 奥行価格補正 )) から 20(( 不整形地の評価 )) まで及び 20-3(( 無道路地の評価 )) から 20-6(( 容積率の異な

承認第03号-都市計画税条例の一部改正(専決処分)【確定】

相続財産の評価P64~75

Microsoft Word - H30厚木市固定資産(土地)評価事務取扱基準

11総法不審第120号

3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

Microsoft Word - 条例.doc

『知っておきたい 不動産所有コストの中身と抑えるコツ』

固定資産の価格は 国が示す基準で評価します 固定資産の評価は 国が示す 固定資産評価基準 によって行うこととされています ( 固定資産評価基準は 総務大臣が告示します ) これにより 評価した価格 ( 評価額 ) は 毎年 3 月 31 日までに市町村長が決定します 平成 30 年度の価格 ( 評価

< B6388C491E D862E786477>

(Microsoft Word - fiÁ‰L”dŠl‘‚‡g33.doc)

< F2D F090E0967B95B C52E6A7464>

鹿嶋市都市計画法の規定による市街化調整区域における

川崎都市計画事業登戸土地区画整理事業

販売用不動産の時価評価の基準(案)と論点

<4D F736F F D BA692E88B7982D18AD698418B4B92F D F4390B382C882B5816A2E646F63>

Microsoft Word - 宅地造成・区画形質変更の手引

8--2 建築許可申請 法の規定 ( 省令第 34 条 ) 法第 43 条第 項の建築許可を受けようとする者は 法に定めた事項を記載した 建築物の新築 改築若しくは用途の変更又は第一種特定工作物の新設許可申請書 に必要な書類 図面を添付し 市長に提出してください ( 法第 43 条 省令第 34 条

Taro-03_H3009_ただし書同意基準

予定建築物等以外の建築等の制限 法 42 条 立地基準編第 5 章 (P127~P131) 法第 42 条で規定されている 予定建築物等以外の建築等の制限 については 次のとおりとする 1 趣旨開発許可処分は 将来その開発区域に建築又は建設される建築物又は特定工作物がそれぞれの許可基準に適合する場合

税理士法人チェスター【紹介】

Microsoft Word - 03_覆速系₢㕒溶込盋㕂.doc

( 法第 33 条第 4 項の条例で定める建築物の敷地面積の最低限度 ) 第 3 条法 34 条第 8 号の3に規定する開発行為を行う場合における建築物の敷地面積の最低限度は, 法第 33 条第 4 項の規定に基づき,250 平方メートルとする ただし, 市長が良好な住居等の環境の形成又は保持のため

ブロック塀撤去補要綱

生産緑地制度の概要 市街化区域内の農地で 良好な生活環境の確保に相当の効用があり 公共施設等の敷地に供する用地として適している 500 m2以上 *1 の農地を都市計画に定め 建築行為や宅地の造成を許可制により規制し 都市農地の計画的な保全を図る 市街化区域農地は宅地並み課税がされるのに対し 生産緑

湯河原町訓令第  号

きんび利用目的に重点を置き 部分的に僅少の差異が存するときでも土地全体として の状況を観察し認定する ( 評価基準第 1 章第 1 節一 ) ただし 一筆の土地が相 当の規模で二以上全く別個の用途に利用されているときには その利用状況によ って区分し それぞれに地目を定めることができる なお 利用状

研シ(○○コ)第00000号_依頼者名

境港農業振興地域整備計画書変更理由書 平成 24 年 月 鳥取県境港市

函館市工業団地土地の貸付け実施要綱

処分済み

第 5 章 N

<4D F736F F D AE8E598AD392E895F18F568AEE8F AF8AD4816A>

Microsoft Word _平拒30ã••åłºå®ıè³⁄çfl£ï¼‹åœ�åœ°ï¼›è©Łä¾¡äº‰å‰Žå‘Œæ›±è¦†é€Ÿ.docx

路線価図

などについては連たんの戸数に含めることはできません また 建築物の敷地相互の間隔とは 相互の敷地端からの直線距離です (2) 本市では 昭和 46 年 3 月 15 日から市内を市街化区域と市街化調整区域に区分する 線引き を行っています ( 法第 3 3 条第 4 項の条例で定める建築物の敷地面積

第 1 基本的事項 1 業務内容についての順守事項本業務を行う不動産鑑定士又は不動産鑑定士補 ( 以下 不動産鑑定士等 という ) は 本業務が単に個別地点について行う鑑定評価と異なり 同一価格時点で大量に行う鑑定評価であり 特に面的な価格の均衡が求められる固定資産税評価のための基礎資料を作成するも

土地の譲渡に対する課税 農地に限らず 土地を売却し 譲渡益が発生すると その譲渡益に対して所得税又は法人税などが課税される 個人 ( 所得税 ) 税額 = 譲渡所得金額 15%( ) 譲渡所得金額 = 譲渡収入金額 - ( 取得費 + 譲渡費用 ) 取得後 5 年以内に土地を売却した場合の税率は30

Microsoft Word - H30藤枝市事務取扱要領.doc

Microsoft Word - 優秀作品(土地)

73757固定資産

す ) 5 地区 地域内の各筆の評価 ( 一画地の宅地ごとに評価額を算出します < 土地に対する課税 > (1) 評価のしくみ固定資産評価基準によって 地目別に定められた評価方法により評価します 平成 6 年度の評価替えから 宅地の評価は 地価公示価格の 7 割を目途に均衡化 適正化が図られています

Microsoft Word - 細則本文(H25.6.1~)

1/12 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱平成 24 年 7 月 10 日告示第 256 号改正平成 26 年 3 月 20 日告示第 46 号平成 26 年 3 月 31 日告示第 88 号平成 27 年 3 月 31 日告

第 2 表地積 決定価格 課税標準 筆数 ( 括表 ) 評価地積 地積決定価格課税標準 評価筆数 筆 数 地 目 田 畑 一 般 田 1 104,333,87 4 6,850, ,483, ,335, , ,651, ,334,48 6

第 2 表地積 決定価格 課税標準 筆数 ( 括表 ) 評価地積 地積決定価格課税標準 評価筆数 筆 数 地 目 田 畑 一 般 田 1 103,449,57 6 6,762, ,687, ,241, , ,565, ,231,08 7

Microsoft Word - 01_表紙(大).doc

13. 平成 29 年 4 月に中古住宅とその敷地を取得した場合 当該敷地の取得に係る不動産取得税の税額から 1/2 に相当する額が減額される 14. 家屋の改築により家屋の取得とみなされた場合 当該改築により増加した価格を課税標準として不動産 取得税が課税される 15. 不動産取得税は 相続 贈与

<32365F8A5492B28CA78C762E786C7378>

( 対象区域 ) 第 5 地区計画の対象区域は 工業団地 ( 国母工業団地 南部工業団地 機械金属工業団地 ファッション工業団地 ( アリア ディ フィレンツェ ) をいう 以下同じ ) の区域内及び隣接地又は近接地 ( おおむね工業団地から500メートル以内 ) とする ( 区域の設定 ) 第 6

平成16年版 真島のわかる社労士

11総法不審第120号

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

き県が負担する負担金の額 ( 当該負担金の額が他の法令の規定により軽減される場合にあつては, その軽減されることとなる額を控除した額 以下 県負担額 という ) から当該事業に要する費用の額 ( 加算額がある場合にあつては, 加算額を控除して得た額 ) に100 分の25 以内で規則で定める割合を乗

< F2D A7926E8AEE8F8095D2967B95B C52E6A74>

(6) 集団回収第 57 条の2 第 3 項に規定するリサイクル推進団体による再利用を目的として集団回収対象物 ( 再利用が可能な家庭廃棄物のうち 規則で定める廃棄物をいう 以下同じ ) を回収する活動をいう ( 処理 ) 第 19 条 2 3 前 2 項に規定する一般廃棄物の処理の基準は 規則で定

議案 1 田園住居地域内市街化区域農地の評価方法 ( 案 ) について 固定資産評価基準を別紙のとおり改正し 地方税法附則第 19 条の 2 の 2 の規定に基づき 平成 31 年度分の固定資産税から適用する 固定資産評価基準第 1 章第 2 節の 2 1

02_(案の2①)概要資料(不均一)

本検討会で扱う「所有者の所在の把握が難しい土地」とは

(Microsoft Word - 004\201`008\207T_H24.4_)

11総法不審第120号

し, これを評点 1 点当たりの価額に乗じて, 各筆の宅地の価額を求めるものとしている 市街地宅地評価法は,1 状況が相当に相違する地域ごとに, その主要な街路に沿接する宅地のうちから標準宅地を選定し,2 標準宅地について, 売買実例価額から評定する適正な時価を求め, これに基づいて上記主要な街路の

地方公共団体等による土地の先買い制度について 公有地の拡大の推進に関する法律とは県や市町村等が公共事業を円滑に進めていくためには 事業に必要な用地を前もって取得し 安定的に確保しておく必要があります このため 公有地の拡大の推進に関する法律 ( 以下公拡法と表記 ) に基づく土地の先買い制度がありま

山梨県地下水及び水源地域の保全に関する条例(案)

( 定義 ) 第 2 条この条例において 次の各号に掲げる用語の意義は 当該各号に定めるところによる (1) 老朽危険家屋家屋の老朽度に係る認定の申請を行った家屋で 別表に掲げる家屋の老朽度の判定基準による各評点の合計点数が50 点を超え 認定を受けたものをいう (2) 老朽危険家屋所在地老朽危険家

Transcription:

鹿屋市固定資産 ( 土地 ) 評価事務取扱要領 ( 土地の評価事務の取扱い ) 第 1 条固定資産税の課税客体となる土地の評価事務の取扱いについては 地方税法 ( 昭和 25 年法律第 226 号 ) 固定資産評価基準( 昭和 38 年自治省告示第 158 号 ) その他別に定めるもののほか この要領の定めるところによる ( 地目の認定 ) 第 2 条土地の地目の認定に当たっては 当該土地の現況及び利用目的に重点を置き 部分的に僅少の差異の存するときであっても 土地全体としての状況を観察して認定するものとする 2 前項に規定する土地の地目の一般的な認定基準は 次の表のとおりとする 地目該当する土地田農耕地で用水を利用して耕作する土地畑農耕地で用水を利用しないで耕作する土地宅地建物の敷地及びその維持若しくは効用を果たすために必要な土地鉱泉地鉱泉 ( 温泉を含む ) の湧出口及びその維持に必要な土地池沼かんがい用水ではない水の貯留池山林耕作の方法によらないで竹木の生育する土地牧場家畜を放牧する土地原野耕作の方法によらないで雑草 かん木類の生育する土地雑種地以上のいずれにも該当しない土地 3 次の表に掲げる特殊な利用形態の土地及び雑種地の認定は 次の表のとおりと する 地目田畑 該当する土地農耕地で用水を利用して耕作する土地であったが 一時的に耕作されていない土地で 容易に農耕地として復旧できる状態にある土地田の設備を残して 田として復旧することができると認められる状態で作物を栽培している土地農業用施設の内部で用水を利用して耕作する土地 農耕地で用水を利用しないで耕作する土地であったが 一時的に耕作されていない土地で 容易に農耕地として復旧できる状態にある土地 1

宅地 雑種地 田に土盛りをして畑とした土地牧草栽培地 農業用施設の内部で用水を利用しないで耕作する土地 家屋建築用地として造成され 道路 上下水道 公共施設等を備えている土地建物に付随する広場 庭園 通路等に過ぎないと認められる土地 工場又は営業場に接続する物干場又はさらし場用地 家屋の敷地内にある小規模の家庭菜園であり 家屋敷地と区別して農地として取扱うことが適当でないと認められる土地同一の敷地にある家屋と一体的に利用するために設置された駐車場現況が比較的宅地に類似している駐車場 資材置場その他これらに準ずる土地稲干場 不毛地 砂地 土取場跡その他これらに準ずる土地私道 ( 地積の認定 ) 第 3 条各筆の土地の評価額を求める場合に用いる地積は 原則として 登記簿に登記されている土地については登記簿に登記されている地積によるものとする 2 前項の規定にかかわらず 当該土地に対する固定資産税の納税義務者から当該土地の実測図等が提出され 当該実測図等に基づき 市が実地調査を行い 登記簿に登記されている土地の地積が現況の地積よりも大きいと認められる場合においては 当該土地の地積は 現況の地積によるものとする この場合において 当該土地に対する現況の地積による評価の変更は 現況の地積によると認定した年度 ( 以下 認定年度 という ) の翌年度以降の土地の評価から変更するものとし 認定年度以前の土地の評価については なお従前の例による 3 国土調査法 ( 昭和 26 年法律第 180 号 ) による地籍調査後の地積が登記簿に登記されている場合においては 当該土地の評価額を求める場合に用いる地積は 当該土地の登記簿に登記されている地積とする ( 土地の評価替えにおける宅地の評価方法の見直し ) 第 4 条土地の評価替え ( 地方税法第 341 条第 6 号の基準年度において土地の価格 を見直すことをいう ) に当たっては 土地の利用状況等の変化に基づき 各筆の 2

宅地の評点数の付設方法 ( 市街地宅地評価法又はその他の宅地評価法 ) の採用 用途地区 ( 商業地区 住宅地区 工業地区等 ) 状況類似地区 地域及び標準地の 見直しを行うものとする ( 宅地の評価における画地の認定 ) 第 5 条各筆の宅地の評点数又は比準割合を求める場合において 一画地は 原則として 一筆の宅地によるものとする ただし 一筆の宅地又は隣接する二筆以上の宅地について その形状 利用状況等からみて これを一体をなしていると認められる部分に区分し 又はこれらを合わせる必要がある場合においては その一体をなしている部分の宅地ごとに一画地とする 2 前項に規定する画地は おおむね次の各号の一該当する場合において認定するものとする (1) 隣接する二筆以上の宅地にまたがり 一個又は数個の建物が存在し 一体として利用されている場合 (2) 隣接する二筆以上の宅地について それらの筆ごとに一個又は数個の建物があり 建物が一体として利用されている場合 (3) 隣接する二筆以上の宅地について 建物の有無又はその所在の位置に関係なく塀その他の囲いにより一体として利用されている場合 (4) 隣接する二筆以上の宅地について 一体として利用されている場合 (5) 一筆の宅地について 一体として利用されていない場合 (6) 前各号に掲げる場合のほか その形状 利用状況等からみて 画地として認定することが必要とされる場合 ( 奥行による比準割合 ) 第 6 条その他の宅地評価法により各筆の宅地の評点数を付設する場合の奥行による比準割合は 固定資産評価基準別表第 4 附表 1における 状況類似地区の状況 の 家屋の連たん度が低いとき の比準割合を適用するものとする 3

( 状況類似地区の細分化による評点数の付設 ) 第 7 条その他の宅地評価法により各筆の宅地の評点数を付設する場合において 一状況類似地区内の標準宅地とこれに比準する宅地との間に 沿接する道路の状況が相違する場合等により 明らかにその価格に格差があり必要と認められる場合は 適宜その格差を反映する比準割合を算出し 当該比準割合を適用するものとする 2 前項に規定する比準割合を算出する場合においては 一状況類地区を細分化し算出し 細分化した地区における当該比準割合は同一となるようにするものとする ( 農業用施設用地の地目の認定及び評価 ) 第 8 条農業用施設用地の地目の認定は 原則として次の表のとおりとする 農業用施設の所在 農業用施設の態様等 地目認定 農業用施設が農家の敷 施設が家屋か否かにかかわらず 全体とし 宅地 地にある場合 て地目認定 農業用施設が農家の敷地外にある場合 施設の内部で耕作が行われている場合 農地 施設が家屋として認定される場合 施設の内部で耕作が行われていない場合 宅地 施設が家屋として認定されない場合 施設の内部で耕作が行われている場合 施設の内部で耕作が行われていない場合 農地 雑種地 牧場に所在する場合 牧場内の牧草栽培地等と一体に牧場として認定 牧場 2 固定資産評価基準に規定する農業用施設の用に供する宅地の 1 m2当たりの評価 額は 付近の農地の価額を基準として求めた価額に次の表の造成費相当額を加算 した額とする 4

区分造成費相当額標準宅地から比準して求める1m2当たり宅地評価額が4,000 円 2,000 円以上である状況類似地区 地域 ( 第 7 条の規定により細分化した地区を含む 以下同じ ) に存する農業用施設用地標準宅地から比準して求める1m2当たり宅地評価額が2,600 円 1,300 円以上 4,000 円未満である状況類似地区 地域に存する農業用施設用地標準宅地から比準して求める1m2当たり宅地評価額が1,200 円 600 円以上 2,600 円未満である状況類似地区 地域に存する農業用施設用地標準宅地から比準して求める1m2当たり宅地評価額が1,200 円宅地単価の50% 未満である状況類似地区 地域に存する農業用施設用地 ( 雑種地の評価 ) 第 9 条雑種地の評価は ゴルフ場等の用に供する土地を除き 土地の位置 利用 状況等を考慮し 附近の土地の価額に比準してその価額を求めるものとし 原則 として次の表のとおりとする 雑種地の分類現況が比較的宅地に類似している駐車場 資材置場その他これらに準ずる土地稲干場 不毛地 砂地 土取場跡その他これらに準ずる土地私道 施設が家屋と認定されない農業用施設の用地で その施設の中で耕作が行われていない土地その他の土地 雑種地の評価額宅地として評価した価額の70% の額 付近の土地の価額に比準して算出した額 宅地として評価した価額 ( 奥行価格補正等の各種補正は適用せず 算出した価額 ) の25% の額第 8 条第 2 項の規定により算出される宅地の価額の70% の額 土地の位置 利用状況等を考慮し 附近の土地の価額に比準して算出した額 備考 1 現況が比較的宅地に類似している駐車場 資材置場その他これらに準 ずる土地 とは 主として使用上の規制等について特に制限がなく 形態的に 宅地への転用が比較的容易な土地等をいう 2 稲干場 不毛地 砂地 土取場跡その他これらに準ずる土地 とは 主 として当該土地の生産力が劣り 利用価値も低いと認められる土地をいう 5

( 非課税とする私道 ) 第 10 条次の各号のいずれかに該当する場合は 当該私道に対する固定資産税は 課さないものとする (1) 私道として利用されており 当該土地の利用について何らの制約を受けず かつ 当該私道を利用する家屋が2 棟以上存在する場合 (2) 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 ) の規定に基づき当該道路の位置の指定を受けた場合 ( 宅地等介在農地の評価 ) 第 11 条農地法 ( 昭和 27 年法律第 229 号 ) 第 4 条第 1 項及び第 5 条第 1 項の規定により 宅地への転用に係る許可を受けた田及び畑 ( 以下 宅地等介在農地 という ) の評価額は 宅地等介在農地を宅地として評価した価額の70% の額とする 附則 ( 施行期日 ) 1 この要領は 平成 21 年 3 月 23 日から施行する ( 適用 ) 2 この要領は 特別の定めがあるものを除き 平成 21 年度以後の年度分の土地評価事務の取扱いに適用し 平成 20 年度分までの土地評価事務の取扱いについては なお従前の例による ( 農業用施設用地の平成 21 年度及び平成 22 年度の地目認定事務の取扱い ) 3 第 8 条第 1 項の規定にかかわらず 農業用施設用地の平成 21 年度及び平成 22 年度の地目認定事務の取扱いについては なお従前の例による ( 雑種地の平成 21 年度及び平成 22 年度の評価事務の取扱い ) 4 第 9 条の規定にかかわらず 雑種地の平成 21 年度及び平成 22 年度の評価事務の取扱いについては なお従前の例による ( 宅地等介在農地の平成 21 年度及び平成 22 年度の評価事務の取扱い ) 5 第 11 条の規定にかかわらず 宅地等介在農地の平成 21 年度及び平成 22 年度の評価事務の取扱いについては なお従前の例による 6