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1 大和システム瓦版 NO ( テーマ ) 固定資産税の概要 時点修正作業の留意事項今年度は評価替え作業の初年度に当たることから 固定資産税の概要を整理しておきたいと思います 新年度から税務部局に配属された職員の方でも解り易くするために 基本事項を中心に解説を行うこととします 1. 固定資産税の概要 固定資産税の性格固定資産税は 固定資産の保有と市町村が提供する行政サービスとの間に存在する受益関係に着目し 応益原則に基づき 資産価値に応じて 所有者に対し課税する財産税である ここで 応益税とは 人の租税負担能力 ( 経済的事情 ) には関係なく その人が行政上のさまざまな有形無形のサービスから受ける恩恵の度合いに応じて負担させる租税とされる 固定資産税の場合 固定資産が所在している自治体は その固定資産を所有する個人の担税力は考慮せずに 固定資産評価額を課税標準として課税している なお 応益税には人が行政上で受ける便益の大きさについてどのように計測するか等の問題があるとされる こうした応益税に対して 租税を負担する能力のある者に対し その経済的負担能力に応じて課す租税のことを応能税 ( 例 : 所得税 ) という 固定資産税の概要課税対象は土地 家屋 有形償却資産 ( 土地 建物を別評価 ) である このうち土地と家屋については登記簿等で実態を課税団体である市区町村が把握可能であるのに対し 償却資産については登記等により把握することが出来ないことから 申告により償却資産を把握し課税をする方式を取っている しかし固定資産評価の原則は賦課課税方式を採用していることから法人税申告資料を活用した償却資産調査を実施する団体も多くみられる 課税主体 納税義務者その固定資産の所在する市町村 ( 東京 23 区内では 区ではなく都が課税 ) である また 納税義務者は 原則 賦課期日 ( 毎年 1 月 1 日 ) に資産を所有する者であり 具体的には固定資産課税台帳に所有者として登録されている者となる 1

2 税額税額は 課税標準に税率を乗じる事により算出する 税率は都道府県及び各市町村が設定することが可能で 標準税率は 1.4% であるが 自治体によっては 1.4% でない税率を採用している場合もある また 以前は 2.1% までという限度税率の取り決めもあったが現在は廃止されている 免税点課税標準が 土地 30 万円未満 ( 一筆ごとではなく 同一の者が同一市町村内に所有する土地の合算 ) 家屋 20 万円未満 償却資産 150 万円未満の場合は 非課税である ( その他 法令による非課税 条例による減免などがある ) 市町村にとって安定した非常に重要な基幹税源 固定資産税収は 約 8.5 兆円の税収規模 ( 平成 24 年度 ) であり市町村税収全体の 4 割超を占める重要 な基幹税源である 一般財団法人資産評価システム研究センター 平成 26 年度固定資産税関係資料集 Ⅰ 抜粋 2. 固定資産税 ( 土地 ) の評価 税額算定 ( 概要 ) 更地主義土地に地上権 借地権等各種の用益物権 担保物権又は債権が設定されている場合には これらの権利が設定されていないものとした場合のその土地自体の価値を反映する価格が固定資産税における価格であり これを更地主義と呼んでいる 課税地目の認定課税地目の認定は 現況主義を採用しており 登記簿上の地目が 雑種地 であっても 現況の利用形態が 宅地 の場合は 宅地 評価法を適用して評価を行うこととなる なお 登記簿上の地目は申請主義によるものであることに留意が必要である 地目別評価法を採用 固定資産評価基準では課税地目は 9 地目に分類されており それぞれ地目別の評価方法が定められて いる 2

3 固定資産税 ( 土地 ) の税額算定 ( 概要 ) 項目概要評価額 三年に一度評価替えがおこなわれる( これを基準年度という ) 原則 第二年度 第三年度は価格が据え置きとなる 但し 宅地及び宅地比準土地には 毎年時点修正の適用がある( 地方税法附則第 17 条の2) 課税標準額評価額を基に課税標準額を算定する ( 住宅用地特例 負担調整措置を考慮 ) 税額計算課税標準額 ( 評価額 負担調整措置等 ) 税率 住宅用地特例 負担調整措置について土地の評価は 適正な時価 であり 当初は評価額による課税が行われていたが 戦後の経済成長で地価が高騰し 評価額は時価から離れていることが問題となった そのため 1964 年 ( 昭和 39 年 ) 度から土地の評価を大幅に引きあげることとなったが このままでは 土地のうち宅地の固定資産税金が 6~7 倍になるため 前年度の課税標準額と本年度の評価額を比較し 評価額が上回る場合はその格差に基づく ( それより低い ) 負担水準を算出し これを前年課税標準額に乗ずる方式 ( 負担調整措置 ) を採用することとなったものである この方式はその後も継続され 1970 年代には 住宅用地の課税標準を低くする措置が追加されたが バブル景気による地価の高騰の後 1994 年 ( 平成 6 年 ) 度の評価基準の告示において 評価額の水準を地価公示価格の 7 割程度とすることとなった それまでは地価公示価格の 3 割程度であったことから 実質的な増税となることを考慮し 負担調整措置が見直され 住宅用地への課税標準特例も強化されることとなった ( 同時に都市計画税についても初めて住宅用地に係る特例措置が導入された ) なお この 7 割という水準は 地価が安定していた 1970 年代後半 ( 昭和 50 年代 ) における固定資産税評価額の地価公示価格に対する割合とされている 住宅用地に係る課税標準額の特例の推移 区分 昭和 48 年度以前昭和 48 年度昭和 49 年度平成 6 年度以降 評価額について 固定資産税 一般住宅用地小規模住宅用地 特例措置なし特例措置なし 1/2 1/2 1/3 1/2 1/4 1/6 平成 6 年度 7 割評価の導入 鑑定評価の導入 都市計画税 一般住宅用地小規模住宅用地 特例措置なし特例措置なし 特例措置なし 特例措置なし 2/3 特例措置なし 特例措置なし 1/3 平成 9 年度 時点修正の導入 3

4 評価替えのタイムスケジュール ( 平成 30 年度評価替え ) 納税 H27 基評価替え H30 基評価替え電算 (H30 基 ) 25 年度平成 26 年度平成 27 年 ( 初年度 ) 平成 28 年 ( 第二年度 ) 平成 29 年 ( 第三年度 ) 平成 30 年度 納税通知書発送 (27.4) 納税通知書発送 (28.4) 納税通知書発送 (29.4) 賦課期日 (27.1.1) 賦課期日 (28.1.1) 賦課期日 (29.1.1) 縦覧公開 (30.4) H27 基 価格時点 (26.1.1) 時点修正 1(26.7.1) 時点修正 2(27.7.1) 時点修正 3(28.7.1) H30 基 価格時点 (29.1.1) 時点修正 1(29.7.1) 賦課期日 (30.1.1) 評価変動割合 (29.7) 納通発送 (30.4) 総評価見込 (29.10) 路線価データ納品 (30.2) ( 図面 ) ( 要因 比準表 ) 路線価決定 用途 状類見直し (~29.12) 要因テ ータ作成 (~29.10) 路線価決定 (30.1) 路線見直し (~29.12) 街路 交通 環境 行政 H30 基評価替え作業 標準宅地選定 (~28.7) 比準表作成 (~29.12) ( 調整 ) ( システム評価 ) ( 調査 ) 仮路線価算定 地域調査 路線価調整 (~29.12) 路線現場調査 ( 納品 ) 標宅現場調査 標宅テ ータ提供 (29.8) 路線価図納品 (30.3) 鑑定士 鑑定評価書納品 (29.3) ( 鑑定 ) 標準価格 (29.1) 評価員会議開始 (29.10) 時点修正 1(26.7) 時点修正 2(27.7.1) 時点修正 3(28.7.1) 時点修正 1'(29.7.1) 時点修正会議 (26.8) 時点修正会議 (27.8) 時点修正会議 (28.8) 時点修正会議 (29.8) 時点修正率納品 (26.10) 時点修正率納品 (27.10) 時点修正率納品 (28.10) 時点修正率納品 (29.10) 4

5 3. 時点修正作業の留意事項 いわゆる 時点修正 について固定資産税 ( 土地 ) の評価額は三年に一度見直しを行うことが原則であるが 地価の下落が見られる場合は いわゆる 時点修正 ( 以下 時点修正 ) を実施し 評価額を修正することとなる この取り扱いは地方税法附則第 17 条の2の規定に基づくものであり 経過措置 として規定されているものである 時点修正が適用されるに至った背景は 平成 6 年度評価替えにおいて 価格調査基準日 が設けられ 当該時点における評価額が算出されることとなったが 価格調査基準日以降 賦課期日までの一年間において 地価が急激に下落したことから 平成 6 年度評価替えにおいて 適正な時価を争点とした審査申出及び訴訟等が相次ぎ 評価額が適正な時価を上回る現象が生じたことに起因するものである その後 平成 9 年度からいわゆる時点修正が導入されることになり 現在に至っている 時点修正の適用通常 次の評価替えに至る期間内に 3 回の時点修正の適用が想定されるが その適用は地価が下落基調にある場合においてのみ適用されることとなる なお 平成 27 基準年度の期間においては1 平成 26 年 1 月 1 日 ~ 同 7 月 1 日 2 平成 26 年 7 月 1 日 ~ 平成 27 年 7 月 1 日 3 平成 27 年 7 月 1 日 ~ 平成 28 年 7 月 1 日の 3 回の適用が想定されるが その基となる価格は 価格調査基準日である平成 26 年 1 月 1 日であることに留意が必要である ( 前述 評価替えのタイムスケジュール ( 平成 30 年度評価替え ) を参照されたい) 時点修正の技術的な留意事項以下に 時点修正作業における技術的な留意事項を列挙する 1 時点修正区分は 状況類似地域単位 複数の状況類似地域をグルーピングした単位 用途地区単位 等が考えられるが いずれの方法を採用するかは 地域地区の地価動向 路線価バランスの観点 時点修正に関する意見書に要するコストの観点等を考慮し 適切な時点修正区分を設定する 2 複数の状況類似地域をグルーピングした場合等においては 複数の標準宅地の中から中庸的な地点を時点修正地点として選定する必要がある 3 時点修正率の検証においては 地価公示価格の動向等 他の公的評価との均衡を図るとともに 時点修正後路線価のバランスを検証する必要がある 4 時点修正を実施する場合は 翌年度の路線価等公開に向けた図面及び表示台帳を作成する必要がある なお 時点修正率の評価額計算への反映は 電算処理プログラムの関係により 路線価に乗じる場合 各筆評価額に乗じる場合 等のパターンがあり一様ではない そのため 路線価等の公開に向けた図面及び表示台帳の作成に当たってはこれらの取扱の違いに応じた表示対応が必要であることに留意が必要である 5

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