01 【北海道】

Similar documents
PowerPoint プレゼンテーション

13【東京都再修正版】平成28年度第2回精神障害者の地域移行担当者等会議【事前課題】シート290222

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション

スライド 1

PowerPoint プレゼンテーション

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

2 保険者協議会からの意見 ( 医療法第 30 条の 4 第 14 項の規定に基づく意見聴取 ) (1) 照会日平成 28 年 3 月 3 日 ( 同日開催の保険者協議会において説明も実施 ) (2) 期限平成 28 年 3 月 30 日 (3) 意見数 25 件 ( 総論 3 件 各論 22 件

障害福祉計画資料 3 障害福祉サービスの目標 1 成果目標 柱 No. 事業 単位 2020 年度 解説 3 暮らしを支えるサービスの充実 3 1 福祉施設の入所者の地域生活への移行 目標値 年度末までに地域生活へ移行する施設入所者数 ( 移行率 ) 年度末時点の施設入所者数

<4D F736F F F696E74202D20332E8CFA90B6984A93AD8FC E18F8A93BE8D8297EE8ED293998F5A82DC82A B68A888E B8E968BC682CC8D6C82A695FB B8CDD8AB B83685D>

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

<4D F736F F D20CADFCCDEBAD D9595B68E9A816A8AEC91BD95FB8E735F5F91E682558AFA89EE8CEC95DB8CAF8E968BC68C7689E >

第 4 章施策の展開 1 到達目標障害のある方の自立支援の観点から 地域生活への移行や就労支援などの主要な課題に対応するため 国の基本指針 11 に示された見込量の確保に係る目標事項について 本市における障害福祉計画 ( 第 4 期 ) 期間中の実績等を踏まえ 到達目標 12 を設定します 一覧 (

Microsoft PowerPoint - 参考資料


Microsoft Word - 単純集計_センター長.docx

<Title>

07体制届留意事項(就労継続支援A型)

6 児童福祉法の改正 24 年 4 月には 障害者自立支援法と児童福祉法に分かれていた障がい児 の支援体制を一元化する改正がなされ 市町村が支給決定する障がい児通所支援 と都道府県が支給決定する障がい児入所支援が創設されました 7 障害者虐待防止法の施行 24 年 10 月には 障害者虐待の防止 養

このような現状を踏まえると これからの介護予防は 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割を持って生活できるような居場所と出番づくりなど 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要である このような効果的

地域医療構想の概要 1 地域医療構想の位置づけ 平成 25 年 3 月に 医療法に基づき 本県の疾病対策及び医療提供体制の基本方針である第 6 期岐阜県保健医療計画を策定した 平成 27 年 4 月に施行された改正医療法に基づき 保健医療計画の一部として 将来 (2025 年 ) あるべき医療提供体

計画の今後の方向性

区分


Microsoft Word - 01表紙・目次.doc

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション

地域包括ケア構築に向けた実態調査の実施 ひとり暮らし高齢者 高齢者のみ世帯 の全てを訪問形式で調査 地域全体で生活支援等必要なサービス内容を検討 H24 年度 H24.7 月 ~ひとり暮らし実態調査 ( 訪問 ) 集計 解析 ( 名古屋大学 )1 H 福祉を考える集会 ( 住民 関係者

高齢者を取り巻く状況 将来人口 本市の総人口は 今後も減少傾向で推移し 平成32年 2020年 には41,191人程度にまで減少し 高齢 者人口については 平成31年 2019年 をピークに減少に転じ 平成32年 2020年 には15,554人程度 になるものと見込まれます 人 第6期 第7期 第8

スライド 1

計画の策定にあたって 今回策定する あま市障がい者計画及び障がい福祉計画 は 現行の 障害者基本法 に定める 障害者計画 と 現行の 障害者自立支援法 に定める 障害福祉計画 を一体のものとしてとらえ 今後の制度改正を踏まえた あま市総合計画 を上位計画とする障がいのある人に対する支援活動や障がい者

地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が包括的に確保される体制 ( 地域包括ケアシステム ) の構築を実現 今後

11 平成 21 年度介護予防事業実施状況について 平成 22 年 7 月 大阪市健康福祉局健康づくり担当

第3章 指導・監査等の実施

利用者満足の向上センターのチラシの配布など センターのPRのために具体的な取り組みを行っている 苦情対応体制を整備している 特記事項 名刺 サービス情報誌 広報での PR イベントでのパネル設置など実施 相談の際のプライバシーの確保を図っている 公平性 中立性の確保 業務改善への取り組み 相談室の整

PowerPoint プレゼンテーション

広島市障害者計画 2013 ー 2017 平成 25 年 3 月 広島市

<4D F736F F D A8D CA48F43834B C E FCD817A E

歯科中間報告(案)概要

PowerPoint プレゼンテーション

富山県 地域包括ケアシステム構築に向けた取組事例 ( 様式 ) 1 市区町村名 富山市 2 人口 ( 1) 322,059 人 ( 平成 25 年 3 月末現在 ) ( 8,253 人 ) 3 高齢化率 ( 1) 65 歳以上 26.1% ( 30.3% ) (65 歳以上 75 歳以上それぞれにつ


平成 29 年度第 1 回徳島県医療審議会 質疑 調整会議での議論を待たずしてかなりの病床の移動が起こりつつある それをコントロールできないと 調整会議そのものが意味をなさなくなるのではないか 1 当会議の運営要領を定めてはどうか 2 病床機能分化 連携推進体制整備事業について当会議の審議事項として

2 障害者総合支援法等について

別添2 乳児家庭全戸訪問事業の実施状況

Microsoft Word - 退院後生活環境相談員

<4D F736F F F696E74202D E690B6817A368C8E3993FA81698BE0816A D89BF95D25F89898F4B90E096BE >

スライド 1

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

宮城県福祉サービス第三者評価のご案内(宮城県)

140710【諸冨】平成26年度保健師中央会議資料

第3節 重点的な取り組み

京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進

地域包括ケアシステム

Microsoft Word - 3

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft Word - 調査結果

4 奨励品種決定調査 (1) 奨励品種決定調査の種類ア基本調査供試される品種につき 県内での普及に適するか否かについて 栽培試験その他の方法によりその特性の概略を明らかにする イ現地調査県内の自然的経済的条件を勘案して区分した地域 ( 以下 奨励品種適応地域 という ) ごとに 栽培試験を行うことに

< F2D816994D48D FA957493FC816A >

第 1 部 施策編 4

平成24年度「全国自治体の子育て支援施策に関する調査」報告書

1 計画策定の背景と趣旨 昭和 56(1981) 年の 完全参加 をテーマとする 国際障害者年 を契機に, 障害者福祉は大きく変化しました 国では, 平成 5(1993) 年 3 月に 障害者対策に関する新長期計画 が策定され, 同年 12 月には 障害者基本法 * が施行されました 以後も, 平成

3 高齢者 介護保険を取り巻く現状 1 人口 高齢化率本市は高齢化率が 45% を超えており 本計画の最終年度である 2020( 平成 32) 年度には 高齢化率 48.0% 2025( 平成 37) 年度には高齢化率 49.7% まで増加することが推計されます また 2018( 平成 30) 年以

<4D F736F F D20352D318FBC8CCB8E738DC58F F5495AA90CD816A5F8F4390B38CE3816A2E646F63>

<4D F736F F D E E96914F955D89BF82CC906982DF95FB2E646F63>

< F2D E968BC681698E968CE3816A817A C8250>

下の図は 平成 25 年 8 月 28 日の社会保障審議会介護保険部会資料であるが 平成 27 年度以降 在宅医療連携拠点事業は 介護保険法の中での恒久的な制度として位置づけられる計画である 在宅医療 介護の連携推進についてのイメージでは 介護の中心的機関である地域包括支援センターと医療サイドから医

一般会計負担の考え方

第28回介護福祉士国家試験 試験問題「社会の理解」

4-(1)-ウ①

企業の人材確保支援 中小企業人材支援センターによる採用 定着支援や 障がい者の雇用促進 企業の成長を担うプロ人材の採用支援等により 大阪産業を支える中小企業の人材確保を支援する 大阪働き方改革支援センターの人材確保支援の機能を強化し 大阪人材確保推進会議と協働して製造 運輸 建設の 3 分野を中心に

Ⅰ 障害福祉計画の策定にあたって


居宅介護支援事業者向け説明会

平成18年度標準調査票

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービ

<4D F736F F D2090B8905F8FE18A518ED2926E88E688DA8D738E C195CA91CE8DF48E968BC681694C F2E646F63>

【資料1】結核対策について

16_27

【最終版】医療経営学会議配付資料 pptx

年中児スクリーニングの事後支援 年中児スクリーニングの事後支援として 22 市町村が園巡回を実施しているが SST は 5 市町村の実施 ペアレントトレーニングは 7 市町村の実施に止まっており 事後支援を実施する市町村の拡大が課題 園巡回 : 専門職が保育所 幼稚園を巡回し 保育士等に指導 助言

第1章 計画の基本的考え方 態を改善して地域社会への参加等を通じ 生きがいや役割を持てるようにすることが 重要です 4 住まい 持ち家や賃貸住宅だけでなく 有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅など 多様な形態の住まいを含みます 生活の基盤である住まいは 高齢者のプライバシー と尊厳が十分に守ら

幼児期の教育 保育の需給計画 ( 平成 28 年度実績 ) の点検 評価結果について 資料 2 1 需給計画の策定 かながわ子どもみらいプラン においては 待機児童の解消を図り 子育て家庭のニーズにあった就学前児童の教育 保育の提供体制の充実を計画的に進めるため 各年度 ( 平成 27 年度 ~ 平

目 次

第 2 部 医療圏と基準病床数 ( 第 1 章医療圏 ) 第 2 部 医療圏と基準病床数 医療圏とは 地域の医療需要に対応して包括的な医療を提供していくための区域であり 具体的には 医療資源の適正な配置と医療提供体制の体系化を図るための 地域的単位のこ とです 医療圏は 医療法により 初期の診断 治

Microsoft PowerPoint - 12_08_Hanioka_san_PDCA.pptx

資料1 第1回会議のポイントについて

文化庁平成 27 年度都道府県 市区町村等日本語教育担当者研修 2015 年 7 月 1 日 生活者としての外国人 に対する日本語教育の体制整備に向けた役割分担 日本語教育担当者が地域課題に挑む10のステップ よねせはるこ米勢治子 ( 東海日本語ネットワーク )

<4D F736F F D C8892E88D65817A8FE18A518ED2959F8E8382CC82A082F182C882A2>

Microsoft PowerPoint - 11_(140325R)【参考資料】 第8回指針検討会


 

<4D F736F F D AE8A4F8D4C8D9095A CC8A FF38BB52E646F63>

資料1-1 HTLV-1母子感染対策事業における妊婦健康診査とフォローアップ等の状況について

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が

<89C88CA B28DB88C8B89CA955C8F4390B394C E786C73782E786C73>

Microsoft Word - (課×県・指定)【頭紙】「精神障害者保健福祉手帳の診断書の記入に当たって留意すべき事項について」等の一部改正について.rtf

Microsoft PowerPoint - ④-2【資料2 松田先生】

Transcription:

平成 28 年度第 2 回精神障害者の地域移行担当者等会議 事前課題 シート における地域移行推進とは ~ その取組みについて が実施する地域移行推進と地域包括ケアシステムへの取組みについて紹介します 1

1 県又は政令市の基礎情報 障がい保健福祉圏域 (21 圏域 ) 取組内容 精神障がい者の地域移行推進等に関する取組み 精神障がい者地域生活支援事業 精神障がい者地域生活支援センター事業の実施 精神障がい者地域移行研修事業の実施 基本情報 障害保健福祉圏域数 (H28 年 12 月末 ) 市町村数 (H28 年 12 月末 ) 人口 (H28 年 12 月末 ) 精神科病院の数 (H28 年 10 月末 ) 精神科病床数 (H28 年 10 月末 ) 入院精神障害者数 (H26 年 6 月末 ) 退院率 (H26 年 6 月末 ) 相談支援事業所数 (H28 年 12 月末 ) 1 は H27 年 4 月 1 日現在 障害福祉サービスの利用状況 (H28 年 3 月 ) 21 カ所 179 市町村 5,371,154 人 122 病院 20,095 床 3か月未満 :3,488 人 (19.4%) 3か月以上 1 年未満 :3,204 人 (17.8%) 1 年以上 :11,280 人 (62.8%) うち 65 歳未満 :4,642 人 うち 65 歳以上 :6,638 人 入院後 3か月時点 :61.1% 入院後 6か月時点 :80.5% 入院後 1 年時点 :87.9% 1 基幹相談支援センター :64 2 一般相談事業所数 :399 3 特定相談事業所数 :442 地域移行支援サービス :18 人地域定着支援サービス :120 人 保健所 (H28 年 12 月末 ) 道立保健所 26 カ所 ( 自立支援 ) 協議会の開催頻度 (H27 年 ) 精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築に向けた保健 医療 福祉関係者による協議の場の有無と数 精神保健福祉審議会 (H28 年 12 月末 ) 5 回 / 年 都道府県 有 1カ所 障害保健福祉圏域 有 17カ所 市町村 - - カ所 1~2 回 / 年 委員数 15 人 2

2 精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築に向けた取組概要 ( 全体 ) 道では 精神障がい者が自立した社会生活及び日常生活が送れるよう 病院や施設など地域の関係者と連携し 入院中の精神障がい者が退院し 地域で生活することができるための支援を推進するため 精神障がい者地域生活支援事業 として 精神障がい者地域生活支援センター事業 と 精神障がい者地域移行研修事業 を実施しています ア精神障がい者地域生活支援センター事業 設置: 精神障がい者地域生活支援センター (21 障がい保健福祉圏域に17カ所設置 ) 運営: 各圏域別に地域の相談支援事業所に委託 内容: 地域生活移行支援協議会の運営 開催 ピアサポーターの育成活用 精神科病院への支援 地域移行等の普及啓発等イ精神障がい者地域移行研修事業 運営: 公益財団法人精神保健推進協会 ( 札幌市 ) に委託 内容: 地域住民等への地域移行等の必要性 重要性の理解促進とピアサポーターの養成 支援の点から 地域移行研修会 地域移行エリア別研修会 ピアサポーター研修会 を開催 3

2 精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築に向けた取組概要 ( 全体 ) 地域包括ケアシステムの構築に向けた取組みとしては 精神障がい者地域生活支援センター事業 に 地域生活移行支援協議会の運営 設置が位置づけられており 現在 17 カ所のセンターに 道や市町村の行政職員 精神科病院 相談支援事業者 福祉サービス事業者 ピアサポーター等で構成される協議会があり 障害保健福祉圏域ごとの保健 医療 福祉関係者による協議の場が設けられております 地域生活移行支援協議会での業務のひとつに 精神障がい者の支援の推進のために必要な研修の企画立案を位置づけております この研修の企画立案にあたり 道ては 委託事業で 精神障がい者地域移行研修事業 を実施し 障害保健福祉圏域において地域移行 地域定着を推進する上で中核的役割を担う人材育成を目指した 地域移行エリア別研修 や 地域におけるピアサポーター活動の中心的な人材育成や活動を支援することを目指した ピアサポーター研修 を行っており 地域包括ケアシステムの構築に向けた側面的な支援も行っています 4

3 精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築に取り組む市 圏域 ( 例 ) 関係機関の役割 協議体の名称設置根拠 - 市町村ごとの保健 医療 福祉関係者による協議の場 協議の内容 協議の結果としての成果 - - 障害保健福祉圏域ごとの保健 医療 福祉関係者による協議の場 協議体の名称設置根拠 協議の内容 協議の結果としての成果 ( 道障がい保健福祉圏域の場合 ) 地域生活移行支援協議会 ( 道要綱 : 精神障がい者地域生活支援事業実施要綱 ) 圏域の地域相談支援の向上に必要な支援技術等に関する検討 助言 地域課題についての 関係機関への情報提供 意見具申及び課題解決のための協力 精神障がい者の支援の推進のための必要な研修の企画立案 地域移行支援普及ポスター( 退院促進ポスター ) やピアサポーターリーフレットの作成 精神科病院へのヒアリング訪問 実施結果の共有等 等 協議体の名称設置根拠 自立支援協議会地域移行部会 ( 総合支援法第 89 条の 3) 都道府県ごとの保健 医療 福祉関係者による協議の場 協議の内容 協議の結果としての成果 障がい者の地域移行に係る取組み推進に関すること 多様な居住の場の確保の推進に関すること 精神障がい者医療と福祉の連携研修会の結果報告と平成 28 年度に向けての対応状況 ( 地域において地域移行を推進する中核的人材の育成に向けて ) 地域移行に向けた長期入院患者の状況調査の準備等 5

4 精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築に向けた取組の経緯 平成 16 年 9 月に国が策定した 精神保健医療福祉の改革ビジョン では 入院医療中心から地域生活へ を基本的施策としている 道では 平成 16 17 年度に精神障がい者への退院促進支援にあたり 道内 2 圏域でモデル事業を実施し その成果を踏まえ 平成 18 年度から 精神障がい者地域生活支援事業 を実施しております 2 精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築に向けた取組概要にも記載していますが 精神障がい者地域生活支援センター事業 と 精神障がい者地域移行研修事業 を実施しており また 上記センターには 障害保健福祉圏域ごとの保健 医療 福祉関係者による協議の場として 地域生活移行支援協議会を設置し 地域包括ケアシステムにも対応する形になっています 3 このように精神障がい者の地域移行推進や地域包括ケアシステムの構築に取り組んでいますが 今後も 事業の実施にあたっては 法改正等に応じた必要な見直しを行い よりよい精神障がい者の地域移行推進や地域包括ケアシステムにつながることを目指して対応していきます 6

1. 道内 17 カ所設置の 精神障がい者地域生活支援センター は 民間に委託し運営 ( 民間活力を利用し 地域特性を活かした事業の展開を目指す ) 5 精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築に向けた取組における強みと課題 特徴 ( 強み ) 課題 1. 精神障がい者地域生活支援センター の運営に必要な安定的財源の確保 ( 地域医療介護総合確保基金を活用した運営 基金終了後の新たな財源の確保 ) 指標の推移平成 25 年度平成 26 年度平成 27 年度 1 年以上の精神科病院在院患者数 ( 各年 6 月 30 日現在 ) ( 人 ) 11666 11280 10386 地域移行支援利用者数 ( 各年度 3 月末月時点 )( 人 ) 0 23 18 ピアサポーターの養成者数 ( 実人数 )( 人 ) ピアサポーターの養成を目的とした取組を実施している場合 98 94 88 ピアサポーターの活動者数 ( 実人数 )( 人 ) 98 94 88 平成 28 年度の目標と達成状況の方向性 ( 暫定評価 ) 1. 精神障がい者地域生活支援センターでの退院支援の結果 12 月末現在 49 名の相談支援者のうち 8 名の退院につながっています 2. 精神障がい者地域移行研修として 中核的役割を担う人材育成のため 地域移行エリア別研修会を全道 4 カ所で開催 ( 参加旭川 :42 名 帯広 :26 名 札幌 :41 名 室蘭 : 集計中 ) 7 7

6 時期 ( 月 ) 実施内容担当 通年 精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築に向けた平成 29 年度の取組スケジュール 平成 29 年度の目標 1 精神障がい者地域生活支援センター事業 道内 17 カ所に設置の精神障がい者地域生活支援センターの運営について 引き続き地域の相談支援事業所を運営する法人に委託し対応していきます 道 ( 保健所 ) 1. 精神障がい者地域生活支援センターを中核とする地域移行 ( 退院促進 ) の継続的実施 2. 精神障がい者地域移行研修の継続的実施による地域移行の必要性 重要性の理解促進とピア サポーターの養成 支援 3. 相談支援事業所等に医療 福祉関係者による体制を整備し 地域定着 ( 訪問等 ) 支援の実施 2 精神障がい者地域移行研修事業 地域移行の必要性 重要性の理解の促進 ピアサポーターの養成 支援を行い 更なる地域移行推進のため 継続して委託事業を実施します 道 ( 本庁 ) 夏以降 3 地域定着 ( 訪問等 ) 支援事業 相談支援事業所等に医療 福祉関係者による体制を整備し 訪問での相談支援を行い地域定着を図ります (1 拠点でモデルで ) 道 ( 本庁 保健所 ) 8