つくば市地域福祉計画 骨子案

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Ⅵ ライフステージごとの取り組み 1 妊娠期 2 乳幼児期 (0~5 歳 ) 3 学童期 (6~12 歳 ) 4 思春期 (13~19 歳 ) 5 成年期 (20~39 歳 ) 6 壮年期 (40~64 歳 ) 7 高年期 (65 歳以上 ) ライフステージごとの取り組み ( 図 )

②肥満 やせの状況 3 歳児における肥満児の割合は減少していました 成人男性の肥満は横ばいで 代女性の肥満は増加傾向がみられました 一方 20 代女性のやせは倍増しており 肥満だけでなく 子どもを産み育てる世代への支援が必要となります 20代 60代の肥満 BMI 25以上 の割合 肥満

刈谷市食育推進計画

Microsoft Word - ☆5章1栄養.doc


Ⅳ 第 2 次計画の目標 : 第 2 次計画で新たに設定した項目 府民主体 府民と行政と団体 行政と団体 1 内 容 新 規 栄養バランス等に配慮した食生活を送っている府民の割合 2 朝食欠食率 第 1 次計画策定時 35 現状値 第 2 次計画目標 第 2 次基本計画目標 24% 15% 60%

食育って, ご存知ですか? 食育とは 生きる上での基本であって, 知育, 徳育及び体育の基礎となるべきもの 様々な経験を通じて 食 に関する知識と 食 を選択する力を習得し, 食育の推進に取り組んでいます! 28 年 ( 平成 2 年 )3 月に 福山市食育推進計画,213 年 ( 平成 25 年

茨城県食育推進計画―第三次―

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平成 29 年度広島県立庄原特別支援学校食に関する年間指導計画小学部重複障害学級 遊びの指導 生活単元学習 給食の食材や献立について知る 正しい手洗いを身に付ける 協力して配膳ができる 給食の食材や献立について知る バランスよく, 何でも食べる 必要な水分を上手に摂取する 食後の片付けができる しっ

各推進主体の具体的な取り組み 家庭 幼稚園 保育所 関係団体 家族で一緒に朝 早寝 早起き 朝 朝食の大切さを 食を食べる日を ごはんを推進し 伝えていきまし 増やしま ま ょう 朝食の大切さ 早寝 早起き 朝 園便りや給食便 簡単に作れる朝 の推進 ごはんを心がけ りで食育推進を 食のメニューを

ライフステージ別に 個人 家庭 地域 企業 行政 それぞれの分野での取組を まとめました 基本施策 1 理解と関心を深めて食育推進 個人 家庭 地域 企業 家族と 食 について話をする 感謝の気持ちを込めて いただきます ごちそうさま を言う よく噛んで味わって食べる 買い物や調理 後片付け等 食事

小学校 第○学年 学級活動(給食)指導案

2 夜食 毎日夜食をとっている者は では 22.5%( 平成 23 年 23.9%) であり で % と割合が高い では 18.3%( 平成 23 年 25.2%) であり 40 歳代で割合が高い 図 夜食の喫食状況 (15 歳以上 性別 年齢階級別 )

実践内容 (1) 視点 1 教育活動全体で推進できるよう 指導体制を整備し 食に関する指導の充実 を図る 1 食育全体計画の整備既存の食育全体計画を見直し 教科 学級活動における食に関する指導の時間を確保するとともに 栄養教諭とのティーム ティーティング ( 以下 TT) についても明記した また

お子さんの成長にあわせ お母さんの食生活を見直してみませんか? お子さんの成長にあわせて あなたの食生活をかえるチャンスがあります 3 か月 か月 か月

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活実態と関連を図りながら重点的に指導していきたい また, 栄養教諭による給食献立の栄養バランスや食事によるエネルギー量を基盤として, グループごとに話合い活動を取り入れるなどの指導の工夫を行いたい また, 授業の導入にアイスブレイクや, カード式発想法を取り入れることにより, 生徒が本気で語ることが

日常的な食事に関する調査アンケート回答集計結果 ( 学生 ) 回収率 平成 30 年 12 月 1 日現在 134 人 問 1 性別 1 2 男性女性合計 % 97.0% 100.0% 3.0% 男性 女性 97.0% 問 4 居住状況 家族と同居一人暮らし

健康くるめ21概要

平成 30 年度広島県立庄原特別支援学校食に関する年間指導計画小学部重複障害学級 食べ物と健康との関わりについて知ろう 給食について知ろう 学習 遊びの指 導 生活単元 給食の食材や献立について知る 正しい手洗いを身に付ける 協力して配膳ができる 食後の片付けができる しっかりかむ習慣を身に付け,

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第2次帯広市食育推進計画(名古屋市パクリ)

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平成 29 年度食育活動の全国展開委託事業報告書 ( 食生活と農林漁業体験に関する調査 ) 平成 30 年 2 月

コラム 野菜ってどのくらい食べるの 野菜にはビタミンやミネラルや食物繊維などいろいろな栄養素が含まれています ビタ ミン類は体の調子を整え カリウムは血圧を低下させ 食物繊維は便秘の予防や血糖値の 上昇を緩やかにしたり 腸管でのコレステロールの吸収を抑えます しかも低カロリーなので多く食べても安心で

名古屋市食育推進計画 ( 第 2 次 ) 案 に対する市民意見の内容及び市の考え方 名古屋市食育推進計画( 第 2 次 ) 案 に対し 貴重なご意見をお寄せいただき ありがとうございました 結果の概要とともに いただきましたご意見とそれに対する市の考え方を公表いたします なお ご意見のうち 趣旨の類

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基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります 基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります (1) 基礎的 基本的な学力の定着児童 生徒一人ひとりが生きる力の基盤として 基礎的 基本的な知識や技能を習得できるよう それぞ

ウ食事で摂る食材の種類別頻度野菜 きのこ 海藻 牛乳 乳製品 果物を摂る回数が大きく異なる 例えば 野菜を一週間に 14 回以上 (1 日に2 回以上 ) 摂る人の割合が 20 代で 32% 30 代で 31% 40 代で 38% であるのに対して 65 歳以上 75 歳未満では 60% 75 歳以

給食の時間における食に関する指導事例 ( 小学校第 6 学年 ) 1 主題戦争中の食事を体験しよう 2 関連教科等 単元名社会科 長く続いた戦争と人々のくらし 3 献立名麦ごはん めざし みそ汁 たくわん 4 ねらい戦争中の食糧不足の食事を通して 食糧不足の時代と今の時代の食生活の違いが分かる <

第 3 編 第 3 次出雲市食育推進計画 第 1 章計画の基本的な考え方 1 計画の位置づけ 1. 根拠法令 食育基本法第 18 条第 1 項に基づく市町村食育推進計画です 2. 国 県計画との整合性 国の 第 3 次食育推進基本計画 と島根県の 島根県食育推進計画第三次計画 との整 合性を勘案し策

特定健診の受診率は毎年上昇しており 平成 28 年度は県平均よりも 7% 高い状況 となっていますが 国が示す目標値 60% を達成するには更なる工夫や PR が必要とな っています 長与町国保の医療費は平成 25 年度から上昇していましたが 平成 28 年度は前年度より約 3 億円減少し 1 人当

次世代ヘルスケア産業協議会第 17 回健康投資 WG 資料 6 職場における食生活改善の質の向上に向けて 武見ゆかり第 6 期食育推進評価専門委員会委員 ( 女子栄養大学教授, 日本栄養改善学会理事長 )

(2) 望ましい食習慣や知識の習得 ( 関連目標 ) 子どもたちが 食習慣や知識を習得することは 生涯にわたって健全な食生活を実践していくために重要です そこで 学校では家庭科や学校行事等における調理実習等の体験を通して 児童生徒が食に関する正しい知識や技能を習得できるようにするとともに 家庭での実

第 4 章 地域における食育の推進 1 栄養バランスに優れた 日本型食生活 の実践 ごはんを中心に 魚 肉 牛乳 乳製品 野菜 海藻 豆類 果物 茶など多様な副食などを組み合わせて食べる 日本型食生活 は 健康的で栄養バランスにも優れている 農林水産省では 日本型食生活 の実践等を促進するため 消費

幼稚園 保育所ができること 一緒にやりましょう! 幼稚園 保育所は 子ども同士がふれあう以外に 保護者同士が交流できる場でもあります ここでは 各幼稚園 保育所が保護者と連携するとともに 保護者同士のふれあい つながりづくりに向けた取組みを記載しています 1 ( 幼稚園 保育所 ) 幼稚園 保育所と

問 2 あなたの年齢は 20 代 と回答した人は 0 人でした 問 3 朝 何時頃に起床しますか

平成 26 年度努力点 1 研究主題 作って食べて食への思いを高める常安の子 - 広げよう! 食育の輪 - 2 研究主題設定の理由本校では 平成 24~25 年度の2 年間に渡り できたよ自分で というテーマの基 やてみたい できるようになりたい 分かるようになりたい と 自分の意思で意欲的に学ぶ子

2 基本方向 前頁の基本理念を実現するための施策の方向として 次の 4 つの基本方向を掲げます 基本方向 1 健康づくりを支える環境整備 ~ みんなでつくる健康なまち ~ 基本方向 2 生活習慣病の発症予防と重症化予防 ~ 健康をつくる生活習慣 ~ 基本方向 3 分野別の健康づくりの推進 ~ 人生を

食育に関するアンケート

資料2 これまでの学校における食育の取組について

2. 今年度の実践から 1 CS 給食試食会や保護者参加の授業での実践日常学級担任が感じていることや, 生活や食事の調査結果から, 当日の参加者や学年の課題をとりあげ資料を作成した 6 月 1 年保護者給食試食会排便や朝食内容の問題点 朝型の生活リズムの必要性 6 月 CS 給食試食会休日における牛

食育推進計画策定の背景と根拠 1 食育基本法 平成 17 年制定 国民が生涯にわたって健全な心身を培い 豊かな人間性をはぐくむ ことが目的 第 3 次食育推進基本計画 第 1 次計画での 食育 の周知から 第 2 次計画で 食育の実践 へ 食をめぐる状況の変化を受け 第 3 次計画で重点課題の見直し

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2214kcal 410g 9.7g 1 Point Advice

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平成20年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果(概要)

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1 発達とそのメカニズム 7/21 幼児教育 保育に関する理解を深め 適切 (1) 幼児教育 保育の意義 2 幼児教育 保育の役割と機能及び現状と課題 8/21 12/15 2/13 3 幼児教育 保育と児童福祉の関係性 12/19 な環境を構成し 個々 1 幼児期にふさわしい生活 7/21 12/

30つながる食育推進事業成果報告書


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食育に関する意識調査の結果について ( 速報 ) 基本目標 1 毎日きちんと朝ごはんを食べます 規則正しい生活を心がけ, 毎日朝ごはんをしっかり食べて充実した 1 日を過ごす 1 朝ごはんを毎日食べる人の割合 (1) 一般問 6 朝食を食べていますか ( は1つだけ) 0% 10% 20% 30%

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1 栄養成分表示を活用してみませんか? 媒体の内容 1 ページ 導入 ねらい : 栄養成分表示 とは 食品に含まれているエネルギー及びたんぱく質 脂質 炭水化物 食塩相当量などを表示したものであることを理解する 栄養成分表示を見たことがありますか? と問いかけ 普段から栄養成分表示を見ているか 見て

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Ⅰ. 調査の概要 1. 調査の目的仙台市では, 地域特性を活かした食育の取り組みを総合的かつ計画的に推進するため, 平成 23 年 3 月に 仙台市食育推進計画第 2 期 を策定し, 市民の皆様, 関係団体, 事業者等と連携しながら食育推進に取り組んでいる 市民の皆様の食生活や食習慣, 食育に関する

食生活と食育に関する世論調査<概要>(平成26年10月)/調査実施の概要

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

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[2007版] 平成23年度 全国学力・学習状況調査の結果概要(01 小・・

食育に関するアンケート

埼玉県食育推進計画 ( 第 3 次 ) 平成 28 年度 ~30 年度 彩の国 埼玉県

(4) 調理実習 調理室の使い方 調理の基本 ( 調理操作 ) 食品を適切に扱い 調理させる ( 米 1) ご飯を炊く だし汁をとるなどの基本的調理操作理解し実習する 3 () 栄養素と食品の特徴食品の特徴でんふん ( 米 ) についてレシピノートの作成 米の種類についてレシピ帳にまとめる 4 5

図 3 児童 生徒の状況 ( 共食 : 夕食 ) 資料 : 平成 27 年度食生活調査 ( 愛媛県学校栄養士協議会 ) 図 4 食育への関心の状況 (20 歳以上 ) 資料 : 平成 27 年愛媛県県民健康調査 2 多様な暮らしに対応する食生活支援の必要性 共働きや単身赴任の増加など ライフスタイル

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CSR の 5 つの重要課題 食とスポーツで心と体の元気を応援 基本的な 考え 方 貢献するSDGs CSR の5 つの重要課題 の中心的対象となる SDGs の目標 食とスポーツを手掛ける企業として 食育活動 食文化の普及 スポーツの振興などを通して心と 体の健康づくりに貢献しています スポーツと

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

表紙裏 ( 空白 )

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

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第 1 章 ヘルスプランぎふ 21 の基本的な考え方 1 計画策定の趣旨 ヘルスプランぎふ 21 は 岐阜県健康増進計画として平成 14 年 3 月に策定し その後平成 20 年度には 国が策定した 健康日本 21 と連動しながら メタボリックシンドロームに着目した生活習慣病の一次予防に重点をおいた

札幌鉄道病院 地域医療連携室だより           (1)

< 先生方へ > 長崎県学力向上推進協議会では 子どもに確かな学力をつけていくためには 何 が大切か また 学力の向上を阻害している要因は何かなどについて 検討を重ね ています その中から次のようなことが指摘されました 1 家庭で毎日決まった時間に学習をする習慣をつけることが大切である 2 食事や睡

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平成 28 年度 第 1 回境港市学校給食センター運営委員会 1 日時 : 平成 28 年 10 月 27 日 ( 木曜日 )10:00~ 2 場所 : 境港市学校給食センター研修室 3 内容 (1) 報告事項 1 平成 28 年度学校給食の実績について 2 学校給食センターの取組について 3 アイ

調書のの見方 新規 新規事業の実施 現行どおり 事業をする 充実 事業の充実 強化を図る 改善 事業の見直し 改善を図る 縮小 事業規模を縮小する 廃止 事業を廃止する 2

日本スポーツ栄養研究誌 vol 目次 総説 原著 11 短報 19 実践報告 資料 45 抄録

(3) 生活習慣を改善するために

H26SSS報告書:奈良県

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第2次帯広市食育推進計画(名古屋市パクリ)

子どもを取り巻く食環境に関する課題

私の食生活アセスメント

教科等の関連 小学校 特別活動 教科等との関連 給食時間 給食指導 食に関する指導一 二 三 四 五 六 学校給食の内容 献立との関連 学級活動 学校行事 児童活動 クラブ 社会 学期 学期 学期 給食当番の仕事内容を知る 給食を準備するときには きちんとした服装で手洗いをすることが大切であることが

泉大津

【食育決裁用】計画表紙と目次

はじめに 食は私たちの体をつくり 支える欠かせない営みです それと同時に生きる上で 楽しみや喜びも与えてくれます 子どもたちをはじめ 市民が豊かな人間性を育み生きる力を身に付けていくためには 何よりも 食 が大切です 市では 平成 19 年 3 月に策定しました滝川市食育推進行動計画において 市がめ

青年期を対象とした携帯食事手帳システムの提供 目 次 1. 目的 1 2. 携帯食事手帳システムの概要 1 (1) システムの基礎データ 1 (2) 利用方法 1 (3) 確認できる情報 1 3. 携帯食事手帳利用の手引き 2 (1) 携帯食事手帳 (QRコード) 3 (2) 料理選択の仕方 4 (

識及び技能を活用して総合的に学習できるような教材である 家庭の食事や給食について振り返ってバランスよく食品を組み合わせて食事をとる大切さを理解させたり, 体に必要な栄養素の種類と働きを知り 1 食分の献立を考えさせたりする 栄養バランスを考えた 1 食分の献立を計画することは, 小学校での 2 年間

有り ) については, おもに食べる主食 は, パンが5 人, ごはんが3 人, コーンフレークが1 人, おもに食べる主菜 は, 肉, ハム, などが4 人, 豆腐, 納豆などが1 人, 食べないが3 人, おもに食べる副菜 は, みそ汁が4 人, 炒め物が2 人, サラダが1 人, 食べないが2

2 食習慣 生活習慣の改善について食習慣 生活習慣については 5 月 ( ) と 11 月 ( ) の調査結果 ( はつらつアンケート ) の比較より 仮説として着目した三つの項目のアンケート調査結果を以下に示す ア排便について (Q24 うんちはどのくらい出ますか ) 排便については 毎日排便でき

結果の概要 1 栄養 食生活に関する状況 (1) 野菜の摂取状況 20 歳以上における 1 日の野菜摂取量の平均値は 288.1g 性別にみると男性 297.1g 女性 281.1g 年齢階級別にみると 男女ともに 40 歳代で最も少ない 図 1 野菜摂取量の平均値 (20 歳以上 性 年齢階級別

第 2 章計画の推進及び進行管理 1 計画の推進 県 市町村及び県民が 関係機関等と相互に連携を図りながら 県民の歯 口腔の健康づくりを推進します 県における推進 (1) 全県的な推進 県全域の課題を踏まえた基本的施策や方向性を示すとともに 取組の成果について継続的な評価を行い 県民の生涯を通じた歯

Transcription:

基本目標 1 栄養 食生活 食からすこやかなこころとからだをつくります < 取り組み 1 食事づくり力を高め 健康な食生活を営みます > 取り組みの方向性 健康な食生活は 健康な心と身体をつくるための基礎となります 大人も子どもも 空腹と満腹のある生活リズムの中で 主食 主菜 副菜 をバランス良く 取り合わせた食事が実践できる 食事づくり力 を高めましょう また 糖尿病や高血圧症の発症予防や悪化防止に特に必要な副菜料理不足の解消と減塩につ いて取り組みましょう 基本目標 1 栄養 食生活 については 計画の中で 第 2 次狭山市食育推進計画 に 該当します 取り組みの内容 ライフステージ私たち一人ひとりが行うこと健康づくりのための支援策関係部局 全 体 毎日 朝食を食べます 主食 主菜 副菜 をそろえた食事をします 大人も子どもも しっかり副菜料理を食べます ( 大人は 1 日 5 皿以上 ) 減塩に取り組みます 朝食や 主食 主菜 副菜 をそろえること 副菜をしっかり食べること 減塩の重要性について 広報紙 市ホームページなど 様々な機会を利用して情報と学習の場を提供します 副菜料理の摂取量アップと減塩について 関係機関 団体と連携して取り組みを進めます 保険年金課健康づくり支援課保健センター 協働自治推進課産業振興課商業観光課保育幼稚園課保育所長寿安心課社会教育課公民館教育指導課幼稚園学校学校給食センター健康づくり支援課保健センター 乳幼児期 空腹や満腹の様子を感じとって 授乳や食事を進めます マタニティスクールや乳幼児健診時などで 空腹等 子どもの様子を感じ取って授乳や食事を進めることを支援します 保健センター 54

55 ライフステージ私たち一人ひとりが行うこと健康づくりのための支援策関係部局乳幼児期 大人の 夜型 の生活にならないよう生活リズムを整えます 早寝 早起き 朝ごはん の生活リズムと習慣が 発育 発達に大切であることを知らせます 総合子育て支援センター保育所幼稚園保健センター イオン飲料 乳酸菌飲料 ジュースなどの甘味飲料の回数を 1 日 1 回以内にします 歯科保健事業と連携し マタニティスクールや乳幼児健診時に 適切な菓子や甘味飲料の取り方を知らせます 保健センター 繰り返し 主食 主菜 副菜 を体験できるように食卓を整えます 乳幼児健診時において 主食 主菜 副菜 の組み合わせ方と大切さについて知らせていきます 保育所給食を 主食 主菜 副菜 で提供します 保育幼稚園課保育所保健センター学童 思春期 主食 主菜 副菜 をそろえて食べます 積極的に副菜料理を食べます 保健体育 家庭科 学級活動 総合的な学習の時間などにおいて食の指導を行います 学校給食を 主食 主菜 副菜 で提供します 献立表 給食だよりやリーフレットで 情報を伝えます 教育指導課学校学校給食センター保健センター ファストフードやスナック菓子などを極力控え 家庭の食事をおいしく食べられるようにします 保健体育 家庭科 学級活動 総合的な学習の時間などにおいて食の指導を行います 教育指導課学校学校給食センター 大人の 夜型 の生活にならないよう生活リズムを整えます 早寝 早起き 朝ごはん の生活リズムと習慣が発育 発達に大切であることを知らせます 教育指導課学校保健センター 食事づくりやその手伝いに積極的に取り組みます 家庭科の学習や学級活動などを通じて 家庭での食事づくりの手伝いを促します 基本的な食事づくりを指導します 給食を生きた教材として活用します 教育指導課学校学校給食センター 食事づくり力を高めるための情報を伝え 学習の場を提供します 保健センター 健康なボディイメージをもち 肥満や過度なダイエットの害について理解します 身体測定や健康カードを活用し 適正体重について指導します 肥満や過度のダイエットの害について 便りなどを活用し啓発を図ります 教育指導課学校学校給食センター

ライフステージ 私たち一人ひとりが行うこと健康づくりのための支援策関係部局 青 壮年期 男性も女性も食事づくりをします 健診結果を活用し 食生活の改善に活かします 食事づくり力を高めるための情報を伝え 学習の場を提供します 栄養 食生活について学習できる場を提供します 健診結果活用の情報提供と相談 学習の機会を充実します 適正体重を知り 適正体重維持のための具体的な取り組み方法について 学習の機会を設けます 協働自治推進課社会教育課公民館健康づくり支援課保健センター 保険年金課保健センター 高齢期 低栄養の予防のために 主菜料理を毎食食べます また 食事を 3 食食べます 食事をおいしく食べられる場を提供します 高齢期の食事についての情報提供と 学習の場を提供します 長寿安心課社会教育課公民館健康づくり支援課保健センター 指標 指標 現状値 ( 平成 28 年度 ) 目標値 ( 平成 33 年度 ) 1 日 3 食規則正しく食べる子ども (3 歳児 ) の割合 ( 保健センター ) 子ども (3 歳児 ) が空腹で食事を迎えているかわからない保護者の割合 ( 保健センター ) 93.8% 100% 14.3% 10% 空腹で夕食を迎えている子どもの割合 小学生 71.6% 中学生 76.1% 80% 80% 夜 10 時以降に寝る子ども (3 歳児 ) の割合 (3 歳児の食生活と健康に関する調査 ) 9.0% 5% 朝食を欠食する人の割合 朝食を欠食する人の割合 小 中学生 7.4% 高校生世代 13.1% 大人 16.9% 5% 10% 15% 主食 主菜 副菜 のそろった朝食を食べる子どもの割合 主食 主菜 副菜 のそろった食事が1 日 2 回以上の人の割合 34.8% 38% 55.9% 60% 56

指標副菜を 1 日 3~4 皿以上食べる人の割合 過度なダイエットの害を知らない小 中 高校生世代の割合 現状値 ( 平成 28 年度 ) 高校生世代 30.2% 大人 38.8% 小学生 67.0% 中学生 63.6% 高校生世代 32.9% 目標値 ( 平成 33 年度 ) 35% 30% 30% 10% 適正体重を維持するようにしている人 の割合 いつもしている だいたいしている の回答者計 健診結果を健康管理に活かす人の割合 46.9% 53.7% 60% 食事づくりの手伝いをよくする小 中学生の割合 食事づくりをする高校生世代 大人の割合 小学生 29.8% 中学生 16.2% 高校生世代 37.4% 大人 ( 男性 ) 45.5% 大人 ( 女性 ) 87.7% 55% 90% 57

< 取り組み 2 食を通じて家族や地域のつながりを深め 豊かな心を育みます > 取り組みの方向性 家族や友人と楽しい食事をすることは 人と人との絆を深め 豊かな心を育みます 誰かと一緒に食べる食事は 一人で食べる食事より栄養のバランスも良くなります 家族や親しい人と食事をとる機会を増やし また 一人暮らしの人でも誰かと一緒に楽しく食事ができる機会がもてるようにしていきましょう 取り組みの内容 ライフステージ 私たち一人ひとりが行うこと健康づくりのための支援策関係部局 全 体 家族や仲間 地域の人々などと助け合い 協力し 食を通じてつながりを深めます 関係課 関係団体 市民のネットワークを広げ 連携 協力して食を通じたつながりを深めます 関係課 関係団体などが連携して 地域の人が集い 助け合い 食育に取り組む事業を支援します 協働事業として 地域での食育事業の提案を募集し 活動を支援します 協働自治推進課産業振興課商業観光課農業振興課保育幼稚園課保育所長寿安心課社会教育課公民館教育指導課幼稚園学校学校給食センター健康づくり支援課保健センター 乳幼児期 声をかけながら楽しく食事をします 給食や乳幼児健診等において 食を通じたコミュニケーションの大切さを知らせていきます 保育所幼稚園保健センター 学童 思春期 家族や友人などと一緒に食べる時間を大切にします 学校教育を通じて 家族そろって食事をする大切さを各家庭の実情に配慮しつつ指導します 給食の時間 学級活動 道徳などにおいて食の指導を行います 家族などと一緒に食べる大切さについて 小 中学生と保護者に向けて啓発していきます 教育指導課学校学校給食センター保健センター 青高 齢壮期年期 家族や友人 知人と一緒に楽しく食事をする機会を作ります 地域で行っている食事会やサロンなど 他者と楽しく食事ができる場所を増やし 知らせていきます 長寿安心課健康づくり支援課保健センター 58

指標 指標 現状値 ( 平成 28 年度 ) 目標値 ( 平成 33 年度 ) 食事の時間を気持ちよく過ごしている 3 歳児の割合 (3 歳児の食生活と健康に関する調査 ) 71.8% 80% 朝食を一人で食べる 子どもだけで食べる 3 歳児 小 中学生の割合 (3 歳児の食生活と健康に関する調査 ) 3 歳児 17.8% 小学生 35.8% 中学生 47.4% 15% 30% 45% 日頃 ( 週 4~5 日以上 ) 家族や友人と楽しく食事をする機会 61.3% 65% 59

< 取り組み 3 食の生産 循環と食の文化を大切にします > 取り組みの方向性 地域の農産物の生産にふれること 食べること ( 地産地消 ) は 食べ物の生産 消費 廃棄 再利用などの循環を理解し 食べ物への感謝の出発点です また 日常の食事で家庭や地域の食文化にふれることは 食文化を大切に思う気持ちを育み 次世代に食文化を継承する下地となります 日常の生活や活動で地産地消をすすめ 家庭や地域の食文化を大切にしていきましょう 取り組みの内容 ライフステージ 全 体 私たち一人ひとりが行うこと健康づくりのための支援策関係部局 子どもから大人まで 急須で入れた狭山茶を飲む習慣をつくります 食 に感謝し いただきます ごちそうさま のあいさつをします 生産者などと協力し 狭山茶が飲める場所を増やします 狭山市茶業協会と連携し お茶の美味しさや入れ方を伝える機会を増やします 産業振興課商業観光課農業振興課保育所教育指導課幼稚園学校健康づくり支援課保健センター いただきます ごちそうさま 保育所の意味を広めていきます 長寿安心課 給食や会食などの機会には 教育指導課 いただきます ごちそうさま 幼稚園の声をかけます 学校学校給食センター健康づくり支援課保健センター 乳幼児期 学童 思春期 野菜の栽培や地域の農産物にふれます 日常の食事で 家庭や地域の食文化にふれ 体験します 地域の農産物を知り 農業体験をします 保育所 幼稚園などで 地域でとれる農産物にふれる場や機会を増やします 家庭での食事がおいしく 楽しい体験となるよう 乳幼児健診 教室 相談や保育所などで伝えていきます 地域の食文化にふれ 体験できる機会 ( 調理等 ) をつくります 教科の授業や特別活動などを通じて 植物や農作物を栽培する体験学習や指導を行います 農業振興課保育所公民館幼稚園 農業振興課保育所公民館幼稚園保健センター 農業振興課教育指導課学校 地場産物を給食に取り入れます 学校給食センター 60

ライフステージ 私たち一人ひとりが行うこと健康づくりのための支援策関係部局 日常の食事や学習で 家庭や地域の食文化にふれ 体験します 教科等を通じて地域の食文化の学習を進めます 地域の食文化を知り 体験できる講座を実施します 教育指導課学校 公民館 学童 思春期 食の循環と食品ロスについて知り 食べ物に感謝し大切に食べます 家庭での食事がおいしく 楽しい体験となるよう 保護者などに向けた啓発を進めます 教科の授業や特別活動 ( 委員会活動 給食指導など ) を通じて指導します 学校給食で食を大切にする活動に取り組みます 給食を好き嫌いなく食べるよう指導します 保健センター 教育指導課学校学校給食センター 地場産の作物を積極的に食べます 地場産物の PR や地場産物を使った料理を体験できる場を増やします 農業振興課社会教育課公民館保健センター 青 壮年期 高齢期 家庭や地域の食文化を大切にし 次世代に伝えていきます 食の循環と食品ロスについて知り 食べ物に感謝し 食品を買いすぎず 無駄にしないようにして食品ロスをなくします 関係機関と連携し 地場産物の消費を推進します 家庭や地域の食文化を伝える大切さを啓発します 地域の食文化について知る機会となる講座などを実施します 食品ロスの削減について啓発します 産業振興課商業観光課 保健センター 公民館 資源循環推進課健康づくり支援課保健センター 61

指標 指標急須で入れたお茶を飲む人の割合 いただきます ごちそうさま のあいさつをする割合 (3 歳児の食生活と健康に関する調査 ) 現状値 ( 平成 28 年度 ) 小学生 43.3% 中学生 39.3% 高校生世代 45.0% 大人 69.2% 3 歳児 97.4% 小学生 86.5% 中学生 81.0% 目標値 ( 平成 33 年度 ) 80% 100% 100% 100% 地元の農産物を食べる割合 次世代に伝えたい料理を伝えている人の割合 76.7% 80% 15% 30% 62