学校関係者報告書 ( 平成 26 年度 ) 平成 26 年 9 月 学校法人国際総合学園 JAPAN サッカーカレッジ
1. 学校関係者の実施について平成 26 年度学校関係者は 文部科学省が策定した 専修学校における学校ガイドライン に沿って実施した 学校自己点検報告書 ( 平成 25 年度 ) について 当校に関係の深い 3 名の委員 ( 委員名簿記載 ) にしていただいた 委員には 学校運営状況をまとめた資料を配布し 自己報告書の内容について説明した上で意見 等をうかがった 2. 学校関係者委員会委員名簿 氏名 役職名 カンダ神田 オカダ岡田 フジタ藤田 カツオ勝夫 トモヒコ朝彦 コウイチ耕一 株式会社アルビレックス新潟取締役強化部長株式会社アルビレックス新潟育成統括部長国際総合学園 JAPAN サッカーカレッジ事務局長 3. 学校関係者委員会開催日時 場所 日時 : 平成 26 年 9 月 5 日 ( 金 ) 15:30~17:30 場所 :JAPAN サッカーカレッジ 1F 会議室 4. 学校関係者委員会次第 (1) 開会 (2) 国際総合学園 JAPAN サッカーカレッジ事務局長藤田耕一挨拶 (3) 学校関係者委員紹介 (4) 学校に係る経緯説明国際総合学園 JAPAN サッカーカレッジ事務局長藤田耕一より 学校関係者委員会規定 組織図 専修学校における学校ガイドライン概要 等の資料に基づき 学校関係者委員会の設置された経緯や委員会の位置づけや目的について説明があった (5) 平成 25 年度学校自己報告国際総合学園 JAPAN サッカーカレッジ事務局長藤田耕一より 平成 26 年 3 月に作成した 学校自己報告書 ( 平成 25 年度 ) について 各項目における現状 課題と改善策について報告した あわせて 自己の参考資料となる 教職員 学生アンケートの結果や 学校運営状況についてまとめた資料に基づいて学校運営の様々な状況について報告した
(6) 審議 各委員から 自己点検 報告に対する意見を頂いた 委員の意見等は後述の通り (7) 閉会 5. 次第 (6) 審議 について 学校自己報告書の内容を踏まえ 今後の学校運営の改善等について各委員よ り以下のような意見 をいただいた 神田勝夫委員これまでも多くの実績があるものの 今後も JAPAN サッカーカレッジから各業界への人材輩出には大きな期待をもっている 今後は各業界の動向を分析し それぞれの業界における多様な職種について また それぞれの業界がどのような人材を必要としているか等を分析し 各業界のニーズに合った人材の育成が求められる JAPAN サッカーカレッジからは基本的にはサッカー業界への就職が多いと思うが より各地区サッカー協会とも連携が重要となってくる 実習やインターンシップを含め 新潟県サッカー界全体としての仕組みづくりが急務である 岡田朝彦委員日本全体のサッカー界をみてみると J1 J2 のほかに J3 が発足したことにより スポンサーを持った 今後 J リーグ入りを目指す地域リーグチーム数が増えてきている 今後はますますサッカー業界における人材は必要とされると考えられ J リーグチームのみならず多くの可能性のあるチームに JAPAN サッカーカレッジから人材を輩出してもらいたいと考えている 下部組織のスクールコーチやトレーナー 運営スタッフなど 専門分野のみならず多様性のある人材が求められると考えられる また 社会人としてのマナーや一般常識 社会人としての言動 行動が求められてくる コミュニケーション能力を含め 人間性 社会性についても様々な実習や授業を通して 学生個々の能力を向上させていってほしい
学校関係者委員による学校 ( 学校自己報告書に基づく ) 1. 教育理念 目標 (1) 採点適切 5 ほぼ適切 4 普通 3 やや不適切 2 不適切 1 項目 学校の理念 目的 育成人材像は定められているか 4 学校の理念 目的のもとに特色ある職業教育が行われているか 4 社会経済のニーズをふまえた学校の将来構想を抱いているか 3 学校の理念 目的 育成人材像は 特色 将来構想などが学生 保護者に周知されているか各学科の教育目標 育成人材象は学科等に対応する業界のニーズに向けて方向付けられているか 学校の理念 目的 育成人材像はある程度定められているといえる 学校の理念 目的のもとに特色ある職業教育が行われている 学校ホームページ等をより一層活用し 学生や保護者に終始していく必要がある そうするこ とで学校への理解も深まるのではないか 3 4 2. 学校運営 項目 目的等に沿った運営方針が策定されているか 4 運営方針に沿った事業計画が策定されているか 5 運営組織や意志決定機能は規則等において明確化されているか 有効に機能しているか 5 教務 財務等の組織整備など意志決定システムは整備されているか 4 人事 給与に関する規定等は整備されているか 4 業界や地域社会に等に対するコンプライアンス体制が整備されているか 4 教育活動等に関する情報公開が適切になされているか 4 情報システム化等による業務の効率化が図られているか 4 学校運営に関して特に大きな問題は無い JAPAN サッカーカレッジ内の組織が整備されており問題は無いと考える JAPAN サッカーカレッジのみならずグループ全体の組織が整備されている
3. 教育活動 (1) 採点適切 5 ほぼ適切 4 普通 3 やや不適切 2 不適切 1 職業実践課程に関する授業においてのみならず 学校全体のカリキュラムが熟慮され構築され ていると感じる オリエンテーション時に学生の手引きを活用して周知が行われており 特に問題は無いと考え られる 時間にあまり余裕はないかもしれないが 職員の能力開発のための研修はできる限り増やして いった方が良いのではないか それが学生指導の質につながってくる 授業体制は整っているが フィードバックや改善にかける時間をより増やした方が良いの ではないか 項目 教育理念などに沿った教育課程の編成 実施方策などが策定されているか 4 教育理念 育成人材象や業界のニーズを踏まえた学科の修業年限に対応した教育到達レベルや学習時間の確保は明確にされているか 学科等のカリキュラムは体系的に編成されているか 5 キャリア教育 実践的な職業教育の視点に立ったカリキュラムや教育方法の工夫 開発などが実施されているか関連分野の企業 関係施設等や業界団体等との連携により カリキュラムの作成 見直し等が実施されているか 関連分野における実践的な職業教育が体系的に位置づけられているか 5 授業の実施 体制はあるか 4 職業教育に対する外部関係者からのを取り入れているか 4 成績 単位認定 進級 卒業判定の基準は明確になっているか 4 資格取得等に関する指導体制 カリキュラムの中での体系的な位置づけはあるか 4 人材育成目標の達成に向け授業を行うことが出来る要件を備えた教員を確保しているか 4 関連分野における業界等との連携において優れた教員を確保するなどマネジメントが行われているか関連分野における先端的な知識 技能等を習得するための研修や教員の指導力の育成など資質向上のための取組が行われているか 職員の能力開発のための研修などが行われているか 3 5 4 4 4 3
4. 学修成果 項目 就職率の向上が図られているか 5 資格取得率の向上が図られているか 5 退学率の低減が図られているか 3 卒業生 在校生の社会的な活躍及びを把握しているか 4 卒業後のキャリア形成への効果を把握し学校の教育活動の改善に活用されているか 3 サッカー業界への就職率は向上していると聞いている サッカー指導者や審判の資格についても高い合格率を得ている ビジネススキル関係の資格についてもより積極的に取得していった方が良いのではないか 5. 学生支援 (1) 採点適切 5 ほぼ適切 4 普通 3 やや不適切 2 不適切 1 項目進路 就職に関する支援体制は整備されているか 5 学生相談に関する体制は整備されているか 5 学生に対する経済的な支援体制は整備されているか 4 学生の健康管理を担う組織体制はあるか 3 学生の生活環境への支援は行われているか 5 保護者と適切に連携しているか 3 卒業生への支援体制はあるか 3 社会人のニーズを踏まえた教育環境が整備されているか 4 学校ホームページ パンフレット等を確認したところ大きな問題は無いと考える クラス担任と学年学科担当を配置するなどの学生支援体制に工夫が見られる 新潟県外出身の学生が多いため 今後は保護者との連携強化は必要になってくると考える 食事については栄養管理されたものが提供されている 学生寮が整備されており通学において不便が無い またアパート暮らしの学生に対しても登下校時にバスが運行されており環境に問題は無い 新潟県外出身者が多いため保護者面談を開催することは困難な状況 定期的に活動報告書を保護者へ送付しているようだが内容をより充実したものに工夫してもらいたい
6. 教育環境 (1) 採点適切 5 ほぼ適切 4 普通 3 やや不適切 2 不適切 1 施設 整備に関しては充実している 海外研修も毎年取り入れており効果は大きいと考える 避難訓練は実施されているが 火災のみならず地震や津波等様々な状況に応じた避難マニュア ルの周知徹底が必要 項目 施設 設備は 教育上の必要性に十分対応できるよう整備されているか 5 学内外の実習施設 インターンシップ 海外研修等について十分な教育体制を整備しているか 防災に対する体制は整備されているか 3 5 7. 学生の受入れ募集 項目 学生募集活動は適正に行われているか 5 学生募集活動において 教育成果は正確に伝えられているか 4 学納金は妥当なものとなっているか 3 学校説明会を全国各地で開催しており その都度各学科 コースの具体的な説明が行われてい る 8. 財務 項目 中長期的に学校の財務基盤は安定しているといえるか 4 予算 収支計画は有効かつ妥当なものとなっているか 4 財務について会計監査が適正に行われているか 4 財務情報公開の体制整備はできているか 4 財務に関して大きな問題は無いと考える
9. 法令等の遵守 項目 法令 専門学校設置基準等の遵守と適正な運営がなされているか 4 個人情報に対し その保護のための対策がとられているか 4 職員自己の実施と問題点の改善を行っているか 4 学校結果を公開しているか 4 法令等の順守に関して大きな問題は無いと考える 10. 社会貢献 地域貢献 項目 学校の教育資源や施設を利用した社会貢献 地域貢献を行っているか 5 学生のボランティア活動を奨励 支援しているか 4 地域に対する公開講座 教育訓練の受託等を積極的に実施しているか 5 新聞や広報誌でも良く目にすることがあるが 聖籠町や新発田市を中心に多くの地域貢献活動 を実施している 今後も継続して行ってもらいたい 11. 国際交流 (2) 採点適切 5 ほぼ適切 4 普通 3 やや不適切 2 不適切 1 項目海外研修を積極的に実施しているか 5 積極的に外国人と国際交流 ( 実習 研修 イベント ) の機会を設けているか 4 毎年海外研修を実施しており 学生にとって良い経験になっているのではないか 留学生も在籍しているという事だが今後も交流を続けてもらいたい 以上