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浸水深 自宅の状況による避難基準 河川沿いの家屋平屋建て 2 階建て以上 浸水深 3m 以上 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 浸水深 50 cm ~3m 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難上階に垂直避難 浸水深 50 cm未満 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 自宅に待

石狩川滝川地区水害タイムライン検討会 ( 第 7 回 )( 案 ) 日 時 : 平成 29 年 1 月 19 日 ( 木 ) 13:3016:00 場 所 : たきかわ文化センター 小ホール ( 滝川市新町 3 丁目 6 番 44 号 ) 事務局 : 札幌開発建設部河川管理課 札幌管区気象台業務課

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ダムの運用改善の対応状況 資料 5-1 近畿地方整備局 平成 24 年度の取り組み 風屋ダム 池原ダム 電源開発 ( 株 ) は 学識者及び河川管理者からなる ダム操作に関する技術検討会 を設置し ダム運用の改善策を検討 平成 9 年に設定した目安水位 ( 自主運用 ) の低下を図り ダムの空き容量

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別添 中防災第 1 1 号 平成 29 年 5 月 31 日 各指定行政機関の長各指定公共機関の代表殿 中央防災会議会長 ( 内閣総理大臣 ) 安倍晋三 梅雨期及び台風期における防災態勢の強化について 貴殿におかれては 日頃から各般の施策を通じて災害対策の推進に御尽力をいただいているところであるが

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Ⅱ 土砂災害警戒情報が出たら 緊急連絡網による連絡 電話 メール FAX その他 ( ) の実施 ( 副会長, 各種団体, 該当する自主防災部等 ) 緊急避難場所の開設準備を指示 隣接自主防災会へ情報を提供 該当自主防災部を通じて, 緊急避難場所として の開設準備中 ( 又は開設済み ) を住民へ伝

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ことを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建物等がない場合は 物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守ってください 屋内にい

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Ⅱ 避難準備情報が出たら 緊急連絡網による連絡 電話 メール FAX その他 ( ) の実施 ( 副会長, 各種団体, 自主防災部等 ) 緊急避難場所の開設準備を指示 自主防災部を通じて, 緊急避難場所として の開設準備中 ( 又は開設済み ) を住民へ伝達 隣接自主防災会へ情報を提供 関係団体 (

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資料 5 タイムライン試行用完成版の 運用について 平成 29 年 7 月 20 日 ( 木 ) 石狩川滝川地区水害タイムライン検討会事務局

試行の概要 試行の目的石狩川滝川地区水害タイムライン ( 試行用完成版 ) を試行的に運用することにより 対応行動や実施手順を確認するとともに 運用結果を検証し 同タイムラインを精査することを目的とする 試行の概要 実施時期 : 平成 29 年出水期 (8 月 ~10 月ごろ ) 実施場所 : 各主体の持ち場で実施 実施者 : 各主体 ( 石狩川滝川地区水害タイムライン検討会メンバー ) 試行におけるポイント 1 滝川市 気象台 札幌開発建設部の協議による意思決定 ( タイムラインの立ち上げ タイムラインレベルの移行の判断 ) 2 メーリングリストを活用した情報の共有 3 試行のふりかえりに向けた対応行動の記録 1

試行の流れ 立ち上げない タイムラインの立ち上げ 台風の発生 接近 メーリングリストによる情報の共有 ( 台風情報 気象情報等 ) 大雨に関する説明会 もしくは大雨により滝川市に影響があると考えられる場合 滝川市 気象台 札幌開発建設部の協議 タイムライン運用連携会議 ( 仮 ) タイムライン立ち上げの判断 立ち上げる タイムライン立ち上げの周知 移行しない タイムラインレベルの移行 メーリングリストによる情報の共有 ( 気象予警報 水文情報 地域情報 防災対応状況等 ) 気象予警報 水文情報等の発表 解除 事象の発生 復旧 滝川市 気象台 札幌開発建設部の協議 タイムライン運用連携会議 ( 仮 ) タイムライン移行 ( 引き上げ 下げ ) の判断 移行する タイムライン移行 ( 引き上げ 下げ ) の周知 タイムラインに基づいた行動 タイムラインに基づいた行動 メーリングリストによる情報の共有 ( 地域情報 対応状況等 ) メーリングリストによる情報の共有 ( 地域情報 対応状況等 ) 実践した対応行動の記録 実践した対応行動の記録 滝川市 気象台 札幌開発建設部による意思決定 各主体の対応 タイムライン解除後 対応行動の記録をもとにした 試行のふりかえり タイムラインの精査 2

滝川市 気象台 札幌開発建設部の協議による意思決定 タイムラインの立ち上げ タイムラインレベルの移行に関する意思決定は 状況に応じて 基本的に以下の流れで実施する 運用基準を満たした場合 もしくは満たす見込みのある場合 意思決定の流れ 1 2 3 滝川市 札幌管区気象台 札幌開発建設部は 今後の見込み等についてテレビ会議 1 にて協議し タイムライン立ち上げの判断を行う 1 タイムライン運用連携会議 ( 仮 ) とよぶ 協議 判断結果を 滝川市からタイムライン検討会メンバー 2 へ メーリングリストで周知する 2 タイムライン検討会メンバー : 行動実施主体 座長 アドバイザー 検討会事務局 1 1 石狩川滝川地区水害タイムライン ( 試行用完成版 ) における記載内容の一部タイムラインの立ち上げ 大雨に関する説明 TL 立ち上げ判断 -96H~ 会の実施 -72H または 前線及び台風の大雨により滝川市で水害が発生する可能性がある場合 大雨警報の発表 ( 発表時期を見越した判断 ) または 累加雨量 100m m 以上となった場合 レベル 2 への移行判断 -72H~ -24H 情報発信 受信気象 河川情報の発信 受信 1 情 大雨に関する説明会の内容の発信 受信 2 判断関係機関への助言依頼 2 関係機関への助言依頼 3 TL 立ち上げの判断 3 タイムライン立ち上げの適否判断 今後の方針決定 4 レベル 1 以降の対応方針の検討 周知 TL レベル 1 移行の周知 5 情 関係機関へ TL の立ち上げ 方針の周知 タイムラインレベルの移行 ( タイムラインレベル 2 への移行の場合 ) 情報発信 受信気象 河川情報の発信 受信 6 情 気象情報 気象予警報の発信 受信 2 7 情 河川水位情報の発信 受信 判断関係機関への助言依頼 8 関係機関への助言依頼 TL レベル 2 移行の判断 9 TL レベル 2 移行の適否判断 今後の方針決定 1 0 レベル 2 以降の対応方針の検討 3 1 1 対策本部の設置の検討 周知 TL レベル 2 移行の周知 1 2 情 関係機関へ TL レベル 2 移行 方針の周知 3

メーリングリストを活用した情報の共有 タイムライン検討会メンバーにおける情報の共有は あらかじめ登録したメーリングリストを活用し 必要に応じて実施する 情報共有の内容 ( 案 ) 項目情報共有の内容提供者 台風情報 気象情報 河川水位情報 接近中の台風の予想進路及び滝川市への影響等について情報提供 河川状況 水位予測等について情報提供 札幌管区気象台 札幌開発建設部 タイムラインの立ち上げタイムラインレベルの移行 台風情報 気象情報 河川水位 地域の状況を踏まえた タイムラインの立ち上げ タイムラインレベルの移行を滝川市周知 地域情報 各主体の対応状況 地域情報 ( 通報情報 冠水 被害状況 ) や交通 運行状況 対応状況 各主体の防災体制など 共有すべき情報を周知 タイムラインに未掲載の内容も可 各主体 メーリングリストの留意事項 一つの主体で複数のアドレス及び個人のアドレスが登録可能である メーリングリストは 事務局が管理を行う 特に メールアドレス等の個人情報は 厳重に管理する メーリングリストの内容は 検討会メンバー間で共有するものとする 4

( 参考 ) メーリングリストの表題様式 ( 案 ) メーリングリストを活用する場合 以下の表題様式を参考に配信する No 区分メール表題 1 TL 立ち上げの周知 滝川地区 TL 立ち上げ 台風 号 / 滝川市 2 TL レベル移行の通知 滝川地区 TL レベル移行 : 台風 号 / 滝川市 3 各主体の状況の周知 メーリングリストの表題様式 ( 案 ) 情報の区分 台風名 / 発信主体名 メーリングリストの表題例 滝川地区 TL 状況共有 台風 号 / 札幌開発建設部河川管理課 4 TL 解除の通知 滝川地区 TL 解除 台風 号 / 滝川市 上記区分以外の内容を周知する場合は 内容に応じて情報の区分に記載する 5

( 参考 ) メーリングリストの文例 ( 案 ) メーリングリストを活用する場合 以下の文例を参考に配信する 1 メール文例 1 TL 立ち上げの通知 表題 滝川地区 TL 立ち上げ 台風 号 / 滝川市 滝川地区タイムライン関係各位 2 メール文例 2 TL レベル移行の通知 表題 滝川地区 TL レベル移行 : 台風 号 / 滝川市 滝川地区タイムライン関係各位 本文 お世話になっております 月 日 ( ) に発生した台風 号に対し タイムラインの適用開始基準に該当したため TL を立ち上げる こととしましたので お伝えします 本文 お世話になっております 月 日 時 分よりタイムラインの運用を開始した台風第 号について 関係機関と連絡調整した結果 タイムラインのレベルを から へ移行する こととしましたので お伝えいたします 3 メール文例 3 各主体の状況の周知 4 メール文例 4 TL 解除の通知 表題 滝川地区 TL 状況共有 台風 号 / 札幌開発建設部道路事務所滝川地区タイムライン関係各位 表題 滝川地区 TL 解除 台風 号 / 滝川市 滝川地区タイムライン関係各位 本文 お世話になっております 国道の通行止めに関する情報提供です 月 日 時 分 連続雨量が mm に到達したことにより 国道 号 ~ の区間が通行止めとなりましたので ご連絡いたします 本文 お世話になっております 月 日 時 分より 台風第 号に伴い タイムライン適用を開始していますが 関係機関と連携調整した結果 台風及び気象の状況を踏まえ 今後 災害の危険性がない見解となり 台風第 号の タイムラインを解除する こととしましたので お伝えいたします 6

試行のふりかえりに向けた対応行動の記録 タイムラインの試行後に実施予定のふりかえりに向けて 各主体がタイムラインにおける対応行動を記録する 記録方法の概要 記録者 : 各主体 記録内容 : 各主体が実施したタイムラインにおける行動細目及び時間 ( 開始 終了時間 ) 水害対応時の自らの行動チェックのため 試行のふりかえりに向けた行動の記録のため タイムラインにおける行動のタイミング 所要時間を精査するため 記録様式 : 自由 ( 記録用のチェックシートを配布 ) ( 参考 ) チェックシートの記入内容 タイムライン様式による対応チェックシート ( 試行用完成版転用 転載厳禁 ) 黒文字 : 現行計画等に記載のある防災行動 : 意思決定に関する項目 青文字 : 本運用までに実施を目指す防災行動 情 : 情報に関する項目 赤文字 : 引き続き検討が必要となる防災行動 回答機関 ( 自動入力 ) 情報に関する項目 : 情報等の発信元となる主体 : 情報等を受信し 伝達する主体 : 情報を受け取る主体 滝川市防災危機対策室 行動に関する項目 : 行動の中心になる主体 : 行動の補助 支援する主体 運用基準のタイムライン情報 (TL) ( 気象 水象防災対応レベル状況 ) 事前対応 時間の目安 主な対応行動項目 No 実施の状況行動細目 水害対応の事前準備 避難に向けた事前対策 B 1 住民への情報発信方法の整備 強化 試タ で行イ 対応日時 の用ム 今回の対応状況 情報に関する項目の場合には 受発信両方の日時 役完ラ 行動に関数項目については 左欄のみの記載 実施 : 割成イ対応開始日時 01 対応開始日時 02 実施せず : 版ン ( 情報受信日時 ) ( 情報発信日時 ) 実施したが時期違い : 月 日 時 分 月 日 時 分 対応事項要し対分)今回の対応に係るた応時に間(対応時の課題対応ができなかった原因等 毎年 4 月 ~5 月にチェックすべきこと B 2 町内会長への情報伝達方法を確認 B 3 要配慮者の支援者への情報伝達方法を確認 B 4 市民への情報伝達方法を確認 課題や状況など B 5 避難に関する情報がわからないときの連絡先の確認 B 6 避難時の移動手段の検討 B 7 避難経路 ハザードマップの確認 B 8 防災用品の準備状況の確認 避難支援に向けた事前準備 B 9 避難所の確認 ( 管理者 連絡先の確認 ) B 1 0 連絡網 分担表の整備 確認 開始時間 終了時間 B 1 1 避難時の戸閉まり 電気 ストーブの確認 B 1 2 避難方法の家族への周知 7