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スライド 1

ニュースリリース 食品産業動向調査 : 景況 平成 3 1 年 3 月 2 6 日 株式会社日本政策金融公庫 食品産業景況 DI 4 半期連続でマイナス値 経常利益の悪化続く ~ 31 年上半期見通しはマイナス幅縮小 持ち直しの動き ~ < 食品産業動向調査 ( 平成 31 年 1 月調査 )> 日

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生活衛生営業 HACCP ガイダンス ( 食肉販売業用 ) 導入手引書 本ガイダンスでは まず メニュー調査表 と 調理工程表 によりそれぞれの施設の 危害要因分析 を行い 次にこの手引書の 衛生管理点検表 を HACCP の考え方を取り入れた 衛生管理計画 とし それを用いて モニタリング 記録の

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の差については確認できないが 一般的に定温で流通している弁当の管理方法等についてアンケートにより調査した その結果 大部分の事業者が管理温度の設定理由として JAS 規格と同様に食味等の品質の低下及び微生物の繁殖を抑えることを挙げ 許容差は JAS 規格と同様に ±2 としていた また 温度の測定方

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Ⅱ. 貴社の平成 22 年度 1 年間の東北地域内を発着地とする食料品等の輸送状況をお伺いします 東北地域内に立地する貴社の施設等 ( 貴社保有施設のほか 貴社が事業活動を行っている卸売市場や 貴社が賃 借 運営委託している倉庫 物流センター等を含みます ) を発着地とする食料品等 ( 食料品のほか

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1. 現状認識 ミャンマーにおけるコメ バリューチェーンの現状 投入 生産 集荷 加工 物流 販売 バリューチェーンファクター 種苗会社 肥料農薬供給業者 生産農家 農業機械 集荷業者 精米業者 倉庫業者物流業者 小売, 外食業者輸出業者 バリューチェーン各段階での課題 優良種子の品質 量の不足 優

食品衛生法施行条例等の一部を改正する条例

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家庭での災害用食品備蓄に活用ください

A.22 にんじんジュース及びにんじんミックスジュース A.23 水産物缶詰及び水産物瓶詰 A.24 果実飲料 A.25 農産物缶詰及び農産物瓶詰 ( たけのこ缶詰及びたけのこ瓶詰 ( 全形及び 2 つ割 りに限る ), たけのこ大型缶詰 ( 全形 ( 傷を除く ) 及び 2 つ割りに限 る ),

米国食品安全強化法 (FSMA) の概要 背景米国で多数の食品事故が起き 公衆衛生上の大きな負担となっているが ほとんどの場合は予防可能な危害であると考えられている そのため 食料供給の過程で安全を保障することにより公衆衛生を向上する目的で 食品医薬品局 (FDA) の権限を多岐にわたり強化するため

書き方 ( 例 ) 別記第 17 号様式 農業生産法人報告書 自 至 平成 年 月 日平成 年 月 日 伊達市農業委員会会長様 平成年月日 主たる事務所の所在地伊達市 町 番地 法人の名称株式会社 代表者氏名 印電話番号 次のとおり農地法第 6 条第 1

目次 1 現行の食品の産地表示 1 2 原料原産地表示対象品目拡大の推移 2 3 原料原産地表示のこれまでの検討経緯 3 4 本検討会開催の経緯 6 ( 参考 ) 食品表示一元化検討会報告書 ( 抜粋 ) 7 消費者基本計画 ( 抜粋 ) 食料 農業 農村基本計画 ( 抜粋 ) 8 総合的な TPP

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新システム概念図 変更点及び今後の課題 新システムの検討にあたっては 当初 シールを用いた徴収方法を検討していたが 関係者との調整の結果 以下のような変更及び課題が生じている 1 変更点 : 製品価格に内部化する費用の性質発炎筒の流通は 主として 新車搭載用として自動車製造業者等 交換用として自動車

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い 9以上に達した事業者は 確認申請書 ( 様式第 3 号 ) を保健所長に提出することができる 2 保健所長は 前項の申請に基づき 自己採点の妥当性を確認するものとする 3 保健所長は 前項の結果 自己採点が妥当であると認めた施設に対して 衛生管理向上プログラム終了証 ( 様式第 4 号 ) を交

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2 カットフルーツについて (1) カットフルーツの取扱状況 - 果実の取扱いがある食品小売業者の5 割以上がこれまでにカットフルーツの取扱いがあると回答 - 果実の取扱いがある食品小売業者において カットフルーツの取扱状況について これまでに取扱いがあると回答した割合は54.8% であり このうち

1 食に関する志向 健康志向が調査開始以来最高 特に7 歳代の上昇顕著 消費者の健康志向は46.3% で 食に対する健康意識の高まりを示す結果となった 前回調査で反転上昇した食費を節約する経済性志向は 依然厳しい雇用環境等を背景に 今回調査でも39.3% と前回調査並みの高い水準となった 年代別にみ


どうして GAP を導入するの? 産地や農家が安定した経営を続けるためには 次のような取組が必要です 産地の信頼を守るための体制を作りましょう 安全な農産物の生産は農家の責務です また 産地の農家のうち 1 人でも問題を起こせば 産地全体で出荷停止や商品回収を行わなければならず その後の取引にも影響

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お願いいたします 新旧対照表 砂糖及びでん粉の価格調整に関する法律に基づく指定糖 異性化糖等及び指定でん粉等の輸入通関における取扱いについて 及び売戻し承諾書は 独立行政法人農畜産業振興機構 ( 以下 機構 という ) 本部が発給することとなるので 念のため申し添えます 記 記 ( 証明を必要とする

科目3 6次産業化実践論

記 1. 適用対象本通知は 製造販売業者等が GPSP 省令第 2 条第 3 項に規定する DB 事業者が提供する同条第 2 項に規定する医療情報データベースを用いて同条第 1 項第 2 号に規定する製造販売後データベース調査を実施し 医薬品の再審査等の申請資料を作成する場合に適用する GPSP 省

(1) 収益構造の概要 売上高総利益率は 1 年度に若干低下した後はほぼ横ばい傾向にある 売上高営業利益率は 1 年度に低下した後は上昇傾向にあったが 5 年度には若干低下している ここでは食品製造業 1,98 社の経営収益構造について概観する 5 年度の売上高総利益率は 対前年度比で横ばいとなって

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3 地域別の業種リストを確認 対象業種の判断は 日本標準産業分類のに基づいて行われます 経営力向上計画の 2 事業分野と事業分野別指針 欄の 事業分野 ( ) が 次ページ以降の7 都府県別の業種リストにおける対象業種 ( ) に該当するかどうかを確認して下さい 経営力向上計画の 事業分野 ( )

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第 3 節食料消費の動向と食育の推進 表 食料消費支出の対前年実質増減率の推移 平成 17 (2005) 年 18 (2006) 19 (2007) 20 (2008) 21 (2009) 22 (2010) 23 (2011) 24 (2012) 食料

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食品表示基準における販売形態ごとの適用範囲について

厚生労働省 食品衛生管理の国際標準化に関する検討会最終とりまとめ 平成28 年12 月 HACCPの導入により 食品の安全性の向上を図る必要があるとの観点から 平成28年3月から12月まで 厚生労働省においてHACCPの制度化について検討 10月14日に中間とりまとめが公表され 11月15日まで意見

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第1章 米・米加工品 

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Ⅰ 調査結果の概要

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薬生発 0926 第 5 号 平成 29 年 9 月 26 日 都道府県知事 各保健所設置市長殿 特別区長 厚生労働省医薬 生活衛生局長 ( 公印省略 ) コンタクトレンズの適正使用に関する情報提供等の徹底について コンタクトレンズ ( カラーコンタクトレンズを含む ) の販売に関しては これまで

Transcription:

第 2 回営業規制に関する検討会資料 4 より抜粋 資料 2 公衆衛生に与える影響が少なく 届出不要な営業 (= 衛生管理計画の作成を要しない営業 ) の考え方 業態公衆衛生上のリスク具体的な業種備考 容器包装に入れられた常温保存食品のみを保管 販売する営業 食品自体の安定性が高く 食中毒のリスクが低い 食料品店駄菓子屋酒屋 合わせて紙パック等の要冷蔵飲料 アイス 氷菓等の販売を行う場合は届出が必要 食品そのものを直接取り扱わない ( 伝票のやり取りのみの ) 営業 輸入業卸売業 顧客 ( 荷主 ) との契約や約款により食品を取り扱う営業 衛生管理の責任は荷主側にあり 荷主が保管 運搬の部分も含めて計画を作成 輸送業 ( 宅配便等を含む ) 常温倉庫 ( 冷蔵 冷凍業を除く ) 缶 瓶等の包装食品の自動 販売機 1

公衆衛生に与える影響が少なく 届出不要な営業 (= 衛生管理計画の作成を要しない営業 ) の考え方への主な意見 < 顧客 ( 荷主 ) との契約や約款により食品を取り扱う営業 > ( 第 2 回検討会での指摘事項 ) 保管 輸送においても基本的な衛生管理 ( 清掃 先入れ 先出し等 ) は重要 特に冷蔵輸送 ( 宅配便等を含む ) については ある程度の制御 ( 温度管理 ) が必要であり 検討の余地があるのではないか ( 第 8 回検討会における対応方針案 ) 貯蔵 ( 常温保管 ) 運搬業については 一般衛生管理の実施は食品等事業者としての当然の責務であるが 通常 衛生管理は荷主の指示又は契約に従って行われており 事故発生時の対応 措置も荷主が判断しているという実態に鑑みると 届出の対象 (= 自ら衛生管理計画を作成する ) にはなじまないのではないか ( 第 8 回検討会における対応方針案への指摘事項 ) 1. 荷主側の衛生管理計画で 外部委託する貯蔵 運搬部分について記載がなされていないと 貯蔵 運搬に係る衛生管理は担保されないのではないか そのため 手引書に責任の所在が荷主にある旨を記載すべきではないか 2. 常温保管は別として 温度管理が必要な場合については 施設 設備の管理は貯蔵を行う事業者にて責任を持つ範囲ではないのか ( 第 9 回検討会における対応方針案 ) 貯蔵 ( 常温保管 ) 運搬業については 一般衛生管理の実施は食品等事業者としての当然の責務 ( ) であるが 通常 衛生管理は荷主の指示又は契約に従って行われており 事故発生時の対応 措置も荷主が判断しているという実態に鑑みると 届出 (= 自ら衛生管理計画を作成する ) の対象外ではないか 冷蔵 冷凍の貯蔵業については 自ら衛生管理計画を作成する事業者の対象ではないか 必要に応じて HACCP に沿った衛生管理を行う事業者の手引書内に貯蔵 保管について適切に指示を行うことを検討する 貯蔵 運搬を行う者については 従来から食品等事業者 2

一次産業 ( 農林産物 ) に付随する食品の製造 加工等の取扱いに関する調査結果 1 回答自治体 :47 都道府県 営業と見なすと回答した自治体数 1~10 自治体 11~30 自治体 31 自治体以上 2 自治体 室内での農産物の生産 ( レタス もやし きのこ等 ) 収穫した農産物の洗浄 3 自治体 屋外で生産された農産物のパック詰め ( カットなし ) 室内で生産された農産物のパック詰め ( カットなし ) 4 自治体 蜂蜜の採取 5 自治体 野菜等の調整 ( 根切り 下端落とし へた取り 種取り等 ) 収穫後の穀類 ( 米 麦類 豆類 ) の保管 輸送 6 自治体 収穫した農林産物の冷蔵 ( 倉庫ではなく雪の中など 7 自治体 収穫した農林産物の冷蔵 ( 品質保持 キュアリングなど ) 収穫した農林産物の冷凍 ( 品質保持など ) 収穫した農林産物の保管 ( 加工せず 卸売市場への販売前の保管 ) 収穫した農林産物の輸送 ( ほ場 ~ 出荷施設の輸送 ) 8 自治体 収穫後の穀類 ( 米 麦類 豆類 ) の乾燥 調整 収穫した農林産物の保管 ( 加工せず 卸売市場への販売前の CA 保存 ) 9 自治体 観光農園 ( 収穫体験の提供 ) ブドウ狩り等 14 自治体 倉庫業 ( 加工せず 卸売市場の販売前の冷蔵保管 ) 収穫した農林産物の輸送 ( 集出荷施設 ~ 卸売 ~ 小売の輸送 ) 15 自治体 農業法人の行う農畜産物の運搬 保管 16 自治体 野菜等の簡易な加工 (4 分割 8 分割等した後ラップ等で包装 ) 牛乳の輸送 ( 直接販売 ) 17 自治体 精穀 ( 精米 精麦等 ) 20 自治体 精穀した穀類 ( 米 麦等 ) のパック詰め 牛乳の輸送 ( 受託販売 買取販売 ) 農業者自ら生産したものを食品加工業者に直接販売 農業者自ら生産したものを流通業者を通じた委託販売 24 自治体 米穀卸売業 ( 精米を行う場合 精米を行わない場合 ) 米穀小売業 ( 精米を行う場合 精米を行わない場合 ) 25 自治体 農産物の天日干し 荒茶の生産 26 自治体 乾燥キノコの生産 28 自治体 農産物の乾燥機での乾燥 製塩 ( 天日製塩のもの ) 農業者自ら生産したものを未加工で直売 ( 庭先 直売所 ( 有人 無人 ) ネット 加工業者など ) 30 自治体 岩塩 山塩製造 農業法人 ( 農業協同組合等 ) の行う農畜産物の販売 集乳 ( 牛乳の輸送 保管 ) 31 自治体 一次加工 ( 皮剥き ) 作業 ( 例 : 柿の皮剥き ( 干し柿用 )) 32 自治体 農業協同組合の行う農畜産物の運搬 加工 保管又は販売 ( 販売促進のために行う飲食店営業を除く ) 34 自治体 乾燥きのこの加工 ( スライスなど ) 35 自治体 一次加工 ( 乾燥 ) 作業 ( 例 : 干しあんず 干し芋等 ) 36 自治体 粗糖の製造 卸売市場内の加工品等販売 ( 一般的な加工食品の他 海苔 鰹節 漬物 菓子等 ) 37 自治体 一次加工 ( 塩蔵 ) 作業 ( 例 : 梅干原料の白梅 桜餅原料の桜葉 ) 麦茶の製造 蜂蜜の精製 瓶詰 38 自治体 一次加工 ( 茹で野菜 カット野菜 ) 荒茶の仕上げ加工 ( 仕上げ茶の製造 ) 粗糖の精製又は加工 こんにゃく粉 ( 荒粉 製粉 ) の製造 39 自治体 製粉 ( 米穀粉 そば粉 ) でん粉の製造 加工 水煮パックの製造 ( 例 : ぜんまいの水煮等 ) 41 自治体 製餅 ( 白餅の製造 ) 42 自治体 包装餅の製造 ジャム類製造 ドレッシング製造 43 自治体 こんにゃく製品の製造 46 自治体 漬物の製造 生産 製造 3

一次産業 ( 農林産物 ) に付随する食品の製造 加工等の取扱いに関する調査結果 2 回答自治体 :47 都道府県 営業と見なすと回答した自治体数 30 10 荒茶の生産 乾燥きのこの生産 農業者自ら生産したものを 農産物の天日干し食品加工業者に直接販売 米の卸売業 小売業 野菜等の簡易な加工 農業者自ら生産したものを 精穀した穀類 ( 米 麦等 ) のパック詰め (4 分割 8 分割等した後ラップ等で包装 ) 流通業者を通じた委託販売 倉庫業 ( 加工せず 卸売市場への販売前の冷蔵保管 ) 精穀 ( 精米 精麦等 ) 牛乳の輸送 ( 受託販売 買取販売 直接販売 ) 収穫した農林産物の輸送 ( 集荷施設 ~ 卸売 ~ 小売の輸送 ) 野菜等の調整 ( 根切り 下端落とし へた取り 種取り等 ) 観光農園 ( 収穫体験の提供 ) ブドウ狩り等 収穫後の穀類 ( 米 麦類 豆類 ) の乾燥調整 蜂蜜の採取 収穫した農林産物の冷蔵 ( 品質保持 キュアリングなど ) 収穫した農林産物の冷凍 ( 品質保持など ) 収穫した農林産物の保管 ( 加工せず 卸売市場への販売前の保管 加工せず 卸売市場への販売前のCA 貯蔵 ) 農業法人が行う農畜産物の運搬 保管 収穫した農林産物の冷蔵 ( 倉庫ではなく雪の中など ) 収穫した農林産物の輸送 ( ほ場 ~ 出荷施設の輸送 ) 屋外で生産された農産物のパック詰め ( カットなし ) 室内で生産された農産物のパック詰め ( カットな 収穫後の穀類し ) ( 米 麦 豆類 ) の保管 輸送 室内での農産物の生産 ( レタス もやし きのこ等 ) 収穫した農産物の洗浄 生産 粗糖の製造 一次加工 ( 乾燥 ) 作業 ( 例 : 干しあんず 干し芋 切り干し大根等 ) 乾燥きのこの加工 ( スライスなど ) 一次加工 ( 皮むき ) 作業 ( 例 : 柿の皮剥き ( 干し柿用 )) 一次加工 ( 塩蔵 ) 作業 ( 例 : 梅干原料の白梅 桜餅原料の桜葉 ) 麦茶の製造 蜂蜜の精製 瓶詰め 卸売市場内の加工品等販売 ( 一般的な加工食品の他 海苔 鰹節 漬物 菓子等 ) 農業協同組合の行う農畜産物の運搬 加工 保管又は販売 ( 販売促進のために行う飲食店営業を除く ) 岩塩 山塩製造 一次加工 ( ゆで野菜 カット野菜 ) 荒茶の仕上げ加工 ( 仕上げ茶の製造 ) こんにゃく粉の製造 農産物の乾燥機での乾燥 でん粉の製造 加工 漬物の製造 製粉 こんにゃく製品の製造 ( 米穀粉 そば粉等 ) 包装餅の製造 水煮パックの製造 ジャム類の製造 ( 例 : ぜんまいの水煮糖 ) ドレッシングの製造 製餅 ( 白餅の製造 ) 粗糖の精製又は加工 製塩 ( 天日製塩のもの ) 集乳 農業法人 ( 農業協同組合等 ) の行う農畜産物の販売 農業者自ら生産したものを未加工で直売 ( 庭先 直売所 ( 有人 無人 ) ネット 加工業者など ) 製造 4

一次産業 ( 農林産物 ) に付随する食品の製造 加工等の取扱いへの主な意見 < 一次産業 ( 農林産物 ) に付随する食品の製造 加工等の取扱い > ( 第 6 回検討会での意見 ) 農場から収穫された青果物の形状が実質的に変わるものではないことから 収穫から出荷までの青果の選別等の生産者と JA が行う作業は採取の範囲と考える 米についても 生産者の収穫から JA の保管 管理までが採取の範囲と考える 5