個人市民税 期限後申告者等への過料 延滞金の賦課について申告期限中に申告しなかった者に対しては過料 納期限までに納付しなかった者については延滞金が発生するが 不申告については前述の通り追跡調査をしていないことから実態が把握できず こうした過料の徴収は行っていないとのことである そのほか 申告期限後に

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(2) 被災代替住宅用地の特例について 特例の概要 被災住宅用地の所有者等が当該被災住宅用地の代替土地を平成 33 年 3 月 31 日までの間に取得した場合 当該代替土地のうち被災住宅用地相当分について 取得後 3 年度分 当該土地を住宅用地とみなし 住宅用地の価格 ( 課税標準 ) の特例を適用

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08_個人住民税賦課関連事務_H3006_xlsx

住宅借入金等特別控除の入力編

又は法人が死亡又は消滅している場合の現所有者に係る情報は 所有者が提出する現所有者申告書等により把握する 入手した新規の納税義務者及び異動情報については 各市税事務所の職員が端末機により随時入力し 固定資産税 ( 土地 家屋 ) システムで管理する 2 土地台帳及び家屋台帳情報の管理 ( 随時 )

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に限る ) は その追徴すべき不足税額 ( 当該減額更正前に賦課した税額から当該減額更正に基因して変更した税額を控除した金額 ( 還付金の額に相当する税額を含む ) に達するまでの部分に相当する税額に限る 以下この項において同じ ) については 次に掲げる期間 ( 令第 4 8 条の9の9 第 4

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する軽自動車をいう 以下軽自動車税について同じ ) に対し 当該 3 輪以上の軽自動車の取得者に環境性能割によって 軽自動車等 ( 法第 442 条第 3 号に規定する軽自動車等をいう 以下軽自動車税について同じ ) に対し 当該軽自動車等の所有者に種別割によって課する 2 前項に規定するもののほか

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2 外国人従業員に関すること Q4 A4 特別徴収をしていた 従業員 Bさん ( 外国人 ) が退職し 帰国することになりました この場合 未徴収分の市民税はどうすればいいですか 従業員 Bさんが帰国する場合は できる限り未徴収分の市県民税を一括徴収してください なお 1 月 1 日以降 4 月 3

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た後に その賦課した税額が増加したときに限る ) は その追徴すべき不足税額 ( 当該減額更正前に賦課した税額から当該減額更正に基因して変更した税額を控除した金額 ( 還付金の額に相当する税額を含む ) に達するまでの部分に相当する税額に限る 以下この項において同じ ) については 次に掲げる期間

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平成 28 年度市民税 県民税申告の手引き 申告書を提出しなければならない人平成 28 年 1 月 1 日現在 幸手市内に住所を有する人 (1 月 2 日以降に幸手市に転入した人は従前の住所地で申告を行ってください ) ただし 次に該当する人は この申告をする必要はありません 1 平成 27 年分の

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住宅ローンアドバイザー会報 12 月号 住宅購入後にかかる税金にはどんなものがある? 質問住宅を購入しようと思っていますが 負担しきれないほどの税金を負担することにならないか心配です 住宅購入後に必要となる税金を教えてください 回答住宅購入後にかかる税金には 固定資産税 都市計画税があります 固定資

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長崎国民年金事案 686 第 1 委員会の結論申立人の平成 5 年 10 月から 10 年 3 月までの国民年金保険料については 免除されていたものと認めることはできない 第 2 申立の要旨等 1 申立人の氏名等氏名 : 女基礎年金番号 : 生年月日 : 昭和 37 年生住所 : 2 申立内容の要旨

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3 減免の期間及び割合 下表の左欄の期間に終了する事業年度又は課税期間に応じて右欄の減免割合を適用します H27.6.1~H 減免割合 5/6 納付割合 1/6 H28.6.1~H 減免割合 4/6 納付割合 2/6 H29.6.1~H 減免割合 3/6 納

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あった場合又は事業を休止し 若しくは廃止した場合は 遅滞なく規則で定めるところにより その旨を町長に届け出なければならない ( 不均一課税決定の取消し等 ) 第 8 条町長は 第 6 条第 1 項の規定により決定を受けたが次の各号のいずれかに該当するときは 不均一課税決定の全部若しくは一部を取消すこ

「左記以外の所得のある方」からの確定申告書作成編

所属 : 環境局総務部職員課 過払い給与の戻入金 ( 局 ) 区分 : 公債権 ( 強制徴収できない ) 徴収率 22 実績 - 23 目標 - 23 実績 - 24 目標 - 整理率 22 実績 - 23 目標 - 23 実績 - 24 目標 - 徴収率 22 実績 0.49% 23 目標 14.

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Transcription:

包括外部監査平成 23 年度 ( 平成 24 年 3 月 30 日報告 ) 歳入 ( 一般会計の市税 負担金 使用料 手数料並びに特別会計の国民健康保険税 後期高齢者医療保険料について ) の賦課 徴収 収納 並びにこれら債権の管理について監査の結果 個人市民税 未申告者の実態調査について未申告者については 課税資料がない ( 給与支払報告書が提出されていない 本人が所得の申告をしていない ) ことから 例えその者に課税されるべき収入があったとしても収入がない者と同じく課税されないこととなる 未申告が常態化している者が存在することは 税の公平性から見ても適切とはいえない 申告勧奨しても申告しない未申告者が約 4,500 人存在し このうち15%(700 人 ) 程度は 7 年以上継続して未申告状態にあると推測される 人員的 システム的な都合があるとしても数年に一度は実態の追跡調査等を行い 未申告者 特に継続して未申告状態にある者に対する指導を強化するべきである 未申告者については 毎年度 市県民税未申告実態調査要領を作成し 実態調査を行ってまいります なお 平成 24 年度は 11 月に自宅等訪問による実態調査及び申告についての指導を行いました ( 完了 ) 平成 25 年 2 月 18 日措置通知市長

個人市民税 期限後申告者等への過料 延滞金の賦課について申告期限中に申告しなかった者に対しては過料 納期限までに納付しなかった者については延滞金が発生するが 不申告については前述の通り追跡調査をしていないことから実態が把握できず こうした過料の徴収は行っていないとのことである そのほか 申告期限後に申告した者や 納期限までに納付しなかった者に対する過料等の賦課 徴収も行われていない 市税条例に規定がある以上 期限に遅れた正当な理由が認められるかどうかについて調査し 過料等の賦課 徴収を行うべきである

法人市民税 未申告法人の 法人現地調査 に関しては 法人現地調査表 様式を整備し直す必要がある また 現地調査マニュアル 要綱 ( 職権による台帳除却基準の明確化 職権除却の際の上位者承認の明確化などを含む ) を作成し 調査ノウハウの共有化を図りつつ マニュアル等の改善点を毎年改良しながら計画的に現地調査を実施すべきである 法人現地調査表 については任意様式であること また 処理経過等が分かりにくいなどの理由から 平成 25 年 9 月に同表に代えて 処理経過が分かる一覧表形式にして管理することとし また 訪問の際の確認事項も明記 加えて処理結果を色分けして表示し一目で分かるようにするなど工夫いたしました また 現在実施している税務署での調査から現地調査に至る一連の作業の流れについても 平成 25 年 9 月に手順書を作成するなどマニュアルも整備いたしました ( 完了 ) 平成 26 年 1 月 20 日措置通知市長

法人市民税 未登録法人に対しては 未登録法人を確認 調査できる体制を早急に整え 申告 ( 届出 ) を促すべきである 申告 ( 届出 ) の問い合わせに応じない法人 正当な理由がなくて申告しない法人に対しては 不申告による過料を科すべきである 具体的には 上記に記載の法人のみならず 毎年 未登録法人を把握する為の調査を少しずつでも実施して 未登録と思われる法人を発見した場合は 書面で期限を定めて 申告の必要の問い合わせを行う 問い合わせに応じない場合は 実地に臨場して面談し 申告の必要がある事が判明すれば 過料を科す 期限後に申告して来た者に対しても過料を科す 期限内に申告した者でも 市内に事務所等を有する法人 に該当する事になって数年経過した者に対しても過料を科す などの対応が必要と思われるので検討されたい それら過料を科す範囲 程度などは今後 具体的に内規で規定していく必要がある その他 必要な手順のマニュアルや罰金賦課の要綱なども必要となるので検討されたい なお 現状としては 税務部市民税課において法人市民税担当といえる担当者は 1 人しかおらず 通常業務の対応で時間が費やされる状況である 未登録法人を把握して申告を促すには 人的 時間的制約がある 人的体制の整備が追い付かない現状であるが 嘱託職員でも確認 調査可能な部分は嘱託職員に確認 調査させるなど 未登録法人捕捉の仕組みを作った上で効率的に行う必要がある 平成 26 年度に市民税課内に新たに法人係を設置し 未登録法人を確認 調査できる体制を整備したところであります 指摘のありました過料につきましては 平成 27 年度からは不申告という事実を捉え 直ちに科するのではなく 税法上に規定するあらゆる手段を講じた上で なお 申告に応じない悪質な未登録法人に対しては 一定の期日までに申告をしない場合に過料を科す旨の通知を行い それでも不申告の者には 改めて実地調査の上 市税条例の規定に基づき過料を科すことといたしました ( 完了 ) 平成 29 年 3 月 21 日措置通知市長

固定資産税 宗教法人 ****** が平成 19 年に非課税申請してきていた ******* ** 館 2 階建鉄骨造りに関しては ボーイスカウト ******** *** という ** 教室として使用されており 地方税法第 348 条第 2 項第 3 号の 宗教法人が専らその本来の用に供する境内建物及び境内地 には該当しない 申請時には それらを教育活動の用に供していると理解して非課税認定しているが 宗教的教化 ( 教育活動 ) であれば教育活動も宗教に専ら供しているといえるが ボーイスカウト活動や ** 教室は宗教的教化ではない よって 非課税認定は認められない

固定資産税 郡山市駅前 ***** 番の土地 185.12 m2に関して 延床面積 居住床面積を誤って把握していたために 185.12 m2の全てに 小規模住宅用地の課税標準の特例 を適用していた その結果 土地に関する固定資産税及び都市計画税が 1 年で 9 万円程度過少に賦課していた 誤った計算 本来の計算 居住床面積 a 123.93m2 139.67m2 延床面積 b 163.59m2 433.70m2 比率 a/b 0.757 0.32 住宅用地の率 1.0 0.5 この誤りは 家屋の固定資産課税台帳で把握されている床面積等と土地の固定資産課税台帳における家屋床面積等が連動させていないために生じたといえる 土地の課税台帳と家屋の課税台帳とが それぞれ独立処理されており 一致すべきところが連動する様に ( 不一致の場合は警告する様に ) コンピュータプログラムが設計されていない 土地係における把握ミス 検証ミスだと結論付ければそれで終わってしまうが ミスが生じないシステム設計をすることが重要なので プログラムの改修を検討すべきと思われる また 土地の課税台帳と家屋の課税台帳とで 一致すべき床面積が一致していない所が無いか 一度見直してみる必要がある 過少評価については 平成 24 年 7 月 13 日付納税通知書において訂正いたしました 現在 住宅用地の特例適用にあたっては 新築住宅調査時に住宅用地申告書を提出させ適正課税を行っております 現状の土地課税台帳と家屋課税台帳の照合を行い 所在アンマッチ ( 約 10,000 筆 ) 及び延べ床 居住床面積アンマッチ ( 約 47,000 筆 ) の物件を抽出し その照合作業を今年度から3ヶ年計画で実施しております 平成 25 年度 17,000 筆平成 26 年度 20,000 筆

平成 27 年度 20,000 筆 ( 確実 ) 平成 26 年 1 月 20 日措置通知市長

償却資産に係る固定資産税 実地調査については 郡山市が把握している償却資産課税台帳 ( 即ち調査対象者が提出した償却資産申告書 ) と 税務申告書の控えを照合する作業をもって実地調査としている これ自体も重要な作業ではあるが これで終わってしまっては適正な償却資産の評価のために実地調査を行ったとは言えない 実物資産を実際に視察し 取得価額の基礎となる請求書 契約書を閲覧したり 他に申告を要する資産がないか事業所内の案内を受けたりしないと 実地調査を行ったことにはならない この点に関し 実地調査マニュアルの見直しが必要と思われる また 実地調査では調査対象者の事業所 ( 住所地 ) へ臨場しなければ 実物資産を見られないし 他に申告を要するかも知れない資産の状況も把握できない 市役所へ調査対象者に来庁してもらって税務申告書と照合するだけの形式的な実地調査は止めるべきである この点もマニュアルに明記されるべきである 平成 24 年度から直接事業所を訪問し 取得価格の基礎となる請求書 契約書等の閲覧や 申告の必要な資産の有無を確認するなど実地調査の方法を改善しました また 実地調査マニュアルの見直しも行い 平成 25 年 10 月 1 日に施行いたしました ( 完了 ) 平成 26 年 1 月 20 日措置通知市長

償却資産に係る固定資産税 罰則に関しては 地方税法による虚偽の申告による懲役又は罰金が科されたことはなく 条例による不申告に関する過料 延滞金の徴収も課していない 少なくとも条例にある過料 ( 不申告による過料 ) は科すべきである 過料を科すことにより申告義務を周知してもらうことができるし 間接的に申告内容の適正化にも資するものと思われる 具体的には 不申告者に対して 一定の期日までに申告しない場合には過料が科される旨を通知して申告を促し それでも不申告の者には実地調査の上で過料を科す また 一定の期日後に申告した者に対しては 納税額の多寡に応じて過料を科す といったことが たとえば必要であると思われるので対処されたい 過料を科す際の手順やその適用範囲は 今後内規や要綱を整備して過料を科するに十分な内部体制を整える必要がある 体制整備とともに納税者に罰則の規定をアナウンスして 順次 罰金刑を科せる状況を整備してゆくべきである なお 延滞金も当然 課されるべきである 指摘のありました過料につきましては 平成 27 年度からは不申告という事実を捉え 直ちに科すのではなく 税法上に規定するあらゆる手段を講じた上で なお 申告に応じない悪質な者に対し 一定の期日までに申告しない場合に過料を科す旨の通知を行い それでも申告に応じなかった場合は 市税条例の規定に基づき過料を科すことといたしました なお 延滞金につきましても 平成 27 年度から地方税法及び市税条例の規定に基づき徴収することといたしました ( 完了 ) 平成 29 年 3 月 21 日措置通知市長

市たばこ税 不申告加算金について 2 件 計 16,000 円賦課徴収していない 条例にある以上 適切に徴収すべきである 市たばこ税の不申告加算金について 包括外部監査では 市税条例第 88 条第 1 項及び地方税法第 483 条第 2 項の規定に基づき 税額に 15% の割合を乗じた 16,000 円を賦課徴収すべきであるとの指摘についてでありますが 当該申告が更正又は決定を予知してされたものではないことから 地方税法第 483 条第 4 項の規定に基づき 税額に 5% の割合を乗じた 5,300 円の納付を平成 24 年 5 月 31 日に告知し 平成 24 年 5 月 31 日及び6 月 5 日にそれぞれ収納いたしました なお 国税及び県税も同様に 5% の割合で賦課徴収しております ( 完了 ) 平成 25 年 2 月 18 日措置通知市長

国民健康保険税 国民健康保険税未申告者リストの対象範囲に関して国民健康保険税未申告者リストを抽出するに際して 前述のように 所得申告のない者 という条件でコンピュータから抽出依頼して出力してもらっているために 市民税課で言うところの 発行停止処分 になっている者は 所得の内容の一部報告 ( 給与支払報告書など ) があるために 未申告リストの対象者となっていない 市民税課で言うところの 発行停止処分 とは 年の途中で転職 退職 就職した者のうち 年末調整や確定申告によって所得を清算していない者をいう 前の会社での給与だけとか 新しい会社での給与だけとか 一部の所得だけで住民税を賦課してしまうと結果的に所得の把握漏れとなる 年の途中で転職 退職等した者 2か所以上から給与支払報告書等が来ている者については 年末調整や確定申告をしてもらわない限り 所得証明を発行しないことになっている 国民健康保険税は 所得割の部分もあるので 正確な所得を捕捉しておかないと適正な税額が算定できないはずである 市民税課の未申告者リストの様に 発行停止処分 を受けている者についても 国民健康保険税未申告者リストに抽出されるように 抽出条件を再検討しなおすべきである 平成 24 年度においては 8 月から 10 月にかけて国民健康保険課で実施した所得未申告者申告勧奨の際に 従来の抽出条件に 発行停止処分 を受けている者を加え未申告者リストを作成し 所得申告勧奨を行いました ( 完了 ) 平成 25 年 2 月 18 日措置通知市長

市営住宅使用料 高額所得者 ( 年収 800 万円程度 ) に対して 期限を定めて 市営住宅の明渡し請求を行うべきである 条例に 市長は 明渡しを請求するものとする と規定している以上 期限を定めた明渡し請求 を行わないのは条例に反する また 期限を定めた明渡し請求 を行っていないので その後の手続としての期限到来後の近傍同種住宅の家賃の2 倍以下を徴収すること ( 条例上は 徴収することができる ) を行えていないので問題がある

市営住宅使用料 滞納額 50 万円超の連帯保証人をチェックした その中に 連帯保証人二人必要とする者のうち一名しかいない者が 3 件あった 整理番号 入居者名 滞納金額 020-***-2 A 959,200 円 079-***-2 B 786,700 円 080-***-2 C 1,509,700 円 既入居者 63 件をサンプルに選んで監査した中にも 平成 18 年 10 月に連帯保証 人を 1 人としたものがある 整理番号入居者名滞納金額 021-***-1 D 74,800 円 BとDは 以前から入居し連帯保証人は二人いた 平成 18 年 11 月及び10 月 連帯保証人の変更届 を提出し それまで二人必要とされていた連帯保証人を一人とした 平成 17 年 4 月からの入居者は連帯保証人が一人でよいと変更されたが 上記の 連帯保証人の変更届 は 新たな入居者ではないので連帯保証人を一人とすることはできない AとCは 当初より連帯保証人は一人である

市営住宅使用料 市は 家賃滞納者の連帯保証人に積極的に接触してない 連帯保証人は 入居者と同等の債務を有するものであり 滞納家賃を連帯保証人の協力により解消すべきである 市営住宅をすでに退去し 退去の日から 5 年を経過しない家賃が46,912,377 円 (70 人 ) あり この分についても退去者及び連帯保証人から回収すべきである 家賃を滞納し 明け渡しを要求する場合でも連帯保証人の協力を積極的に得て実施すべきである 市は家賃の滞納があっても連帯保証人に対し支払いの督促はしていない この結果 滞納金額 50 万円以上の入居者数は112 人おり その金額は107,322,450 円となっている これは 市の対応にも問題があると言わざるを得ない 平成 24 年度において 3ヶ月以上の滞納者に催告文書を送付し 一括納付または分納誓約がなされなかった者については 連帯保証人へ文書を送付し滞納解消を指導した結果 ほとんどの者から一括納付または分納誓約がなされました ( 完了 ) 平成 26 年 1 月 20 日措置通知市長