MONEXグローバル個人投資家サーベイ

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MONEX グローバル投資家サーベイ 2016年12月調査

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平成 28 年 12 月 15 日 各位 マネックス証券株式会社代表取締役社長勝屋敏彦 TradeStation Securities, Inc. John Bartleman, President Monex Boom Securities (H.K.) Limited Nick Tang, CO

MONEX 個人投資家サーベイ 2016年1月調査

(2) 円安を予想する割合が大幅に増加 [ 参照 : 別紙レポート 5 ページグラフ 3] 今後 3 ヶ月程度の米ドル / 円相場の見通しについて 円安になる と回答した個人投資家の割合が 51% と 前回調査時の 32% から大きく高まりました 米国の年内追加利上げの可能性がかなり高まってきたとみ

MONEX 個人投資家サーベイ 2016 年8 月調査

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マネックス証券トレードステーションセミナー

受益者の皆様へ 平成 28 年 2 月 15 日 弊社投資信託の基準価額の下落について 平素より弊社投資信託をご愛顧賜り 厚くお礼申しあげます さて 先週末 2 月 12 日 ( 金 ) 以下のファンドの基準価額が 前営業日の基準価額に対して 5% 以上下落しており その要因につきましてご報告いたし

第 79 回 2017 年 5 月投資家アンケート調査結果 アンケート調査にご協力下さりました皆様 今年 5 月に実施致しましたアンケート調査にご回答下さり誠にありがとうございます このたび調査結果をまとめましたのでお送りさせていただきます ご笑覧賜れましたら幸 いです 今後もアンケート調査にご協力

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定期調査の質問のうち 代表的なものの結果 1. 日本の株価を 企業のファンダメンタルズと比較してどう評価するか 問 1. 日本の株価は企業の実力( ファンダメンタルズ ) あるいは合理的な投資価値にくらべて 1. 低すぎる 2. 高すぎる 3. ほぼ正しく評価されている 4. わからないという質問で

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マネックス証券トレードステーションセミナー

1. 30 第 1 運用環境 各市場の動き ( 4 月 ~ 6 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは狭いレンジでの取引が続きました 海外金利の上昇により 国内金利が若干上昇する場面もありましたが 日銀による緩和的な金融政策の継続により 上昇幅は限定的となりました : 東証株価指数 (TOPIX)

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ピクテ・インカム・コレクション・ファンド(毎月分配型)

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目 次 [Ⅰ] 調査方法 2 [Ⅱ] 地域区分図 3 [Ⅲ] アンケート調査票 4~5 [Ⅳ] 第 2 回不動産市況 DI 調査結果の概要 6 [Ⅴ] 設問ごとの回答内訳 [-1] 設問 2,3( 住宅地価格 ) 7~9 [-2] 設問 2,3( 商業地価格 ) 10~12 [-3] 設問 2,3(

ています :( : 57.7% 欧 州 ( 英 国 ): 8.2% アジア( を 除 く): 12.7% : 21.4%) :( : 69.1% 欧 州 ( 英 国 ): 14.0% アジア( を 除 く): 11.0% : 5.9%) 中 国 ( ):( : 59.1% 欧 州 ( 英 国 ):

平成 21 年 9 月 5 日 角山智 投資環境レポート (2009 年 9 月 ) 1. 主な株価指数 8 月は 中国株が大幅に値下がりしました 反面 出遅れていた英国株が好調です 市場 日本株 日本新興市場 J-REIT 米国株 英国株 中国株 ( 指数 ) (TOPIX) (JASDAQ) (

HIGHLIGHTS 2018 年の資金流入額は 3 年ぶりに 4 兆円超えも 株式相場低迷で年後半は失速 2019 年 1 月 31 日 Vol 年の ETF を除く追加型株式投信の純設定額が +4.1 兆円と 2017 年を上回り 3 年ぶりの高水準 タイプ別で見ると外国株式型が

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ニュースリリース 農業景況調査 : 景況 平成 3 1 年 3 月 1 8 日 株式会社日本政策金融公庫 平成 30 年農業景況 DI 天候不順響き大幅大幅低下 < 農業景況調査 ( 平成 31 年 1 月調査 )> 日本政策金融公庫 ( 略称 : 日本公庫 ) 農林水産事業は 融資先の担い手農業者

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[ 調査の実施要領 ] 調査時点 製 造 業 鉱 業 建 設 業 運送業 ( 除水運 ) 水 運 業 倉 庫 業 情 報 通 信 業 ガ ス 供 給 業 不 動 産 業 宿泊 飲食サービス業 卸 売 業 小 売 業 サ ー ビ ス 業 2015 年 3 月中旬 調査対象当公庫 ( 中小企業事業 )

米国リート市場と米国株式市場の推移 102 ( 2015 年 12 月末 ~2016 年 2 月 12 日 ) 米国リート 米国株式 /12/ /1/6 2016/1/ /1/ /1/ /1/3

合 は 減 少 しましたが 過 半 数 以 上 が 米 国 へ 期 待 しています 日 本 への 期 待 は 以 前 よりも 高 まっ ており 前 回 調 査 時 の 2 倍 以 上 となりました 中 国 ( 香 港 )の 個 人 投 資 家 は アジア( 日 本 を 除 く)への 期 待 が 最

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< 豪州債券市場の市況および今後の見通し > 2016 年の豪州債券市場では 金利が低下しました 年初から 2 月にかけては 中国株をはじめ世界の株式市場が下落するなど市場のリスク回避姿勢が強まる中 金利低下が進みました 1 月末に日銀のマイナス金利導入発表を受け 欧州など他国でもさらなる金融緩和期

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米労働市場は直近の回復基調に変化なし ~FRB出口政策への影響は限定的~

日本株市場を泳ぐ 5 頭のクジラ SMBC 日興証券株式会社投資情報部 2016 年 10 月 4 日更新版

FOMC 2018年のドットはわずかに上方修正

農業者年金の資金運用に関するアンケート 次の各問について あなたのお考え ( 率直なご印象で結構です ) に最も近い回答を 1つだけ選び 同封の回答用はがきの回答欄に記入 ( 該当する記号 ( 英字 ) を 印で囲んで ) の上 11 月 30 日 ( 水 ) までに切手を貼らずにポストに投函いただ

サマリー 1 市場の関心は米大統領選の行方に集まっています 世論調査においてドナルド トランプ氏の優勢が報じられると 市場の更なる丌確実性が懸念され リスク資産からの資金流出が記録されました 10 月の MSCI 世界株価指数はマイナス 2.01% MSCI 新興国株価指数は 0.18% と新興国が

当ページは 各種の信頼できると考えられる情報源から取得した情報に基づき アクサ生命保険株式会社が作成し提供するものです 情報の内容に関しては万全を期しておりますが その正確性 完全性については これを保証するものではありません 日本株式市場 運用環境 [ 2015 年 4 月 ~2016 年 3 月

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グローバル株式市場を俯瞰する~2015年8月末データで見る市場動向~

別 前年同期比増減率 単位 : 社 % 繊維製品 パルプ 紙 化学 石油 石炭 黒転

( 億円 ) ( 億円 ) 営業利益 経常利益 当期純利益 2, 15, 1. 金 16, 額 12, 12, 9, 営業利益率 経常利益率 当期純利益率 , 6, 4. 4, 3, 2.. 2IFRS 適用企業 1 社 ( 単位 : 億円 ) 215 年度 216 年度前年度差前年度

信用取引の委託保証金について

インベスコ オフィス ジェイリート投資法人 (3298) 平成 30 年 1 月 29 日付 投資口分割 規約の一部変更及び平成 30 年 4 月期 ( 第 8 期 ) の 1 口当たり分配金の予想の修正に関するお知らせ 補足資料 インベスコ グローバル リアルエステート アジアパシフィック インク

第 2 四半期運用実績 ( 概要 ) 運用利回り +0.09% 実現収益率 ( ) ( 第 2 四半期 ) 運用収益額 億円 実現収益額 ( ) ( 第 2 四半期 ) 運用資産残高 ( 第 2 四半期末 ) 357 億円 年金積立金は長期的な運用を行うものであり その運用状況も長期的に

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( 平成 3 年 11 月 2 日 ) ユーロ / 円 ワイタ ーハ ント (25 日線 ) 3.% 7/ / ( 円 / ユーロ ) / / /15 7/13 8/1 9/7 1/5 11/

2015 年 3 月 9 日 対外 対内証券投資の動向 (2015 年 2 月分 ) 投資信託委託会社等による対外証券投資が大幅増加 財務省の 対外及び対内証券売買契約等の状況 ( 指定報告機関ベース ) によると 2 月の対外証券投資は +2 兆 6,754 億円の取得超となり 前月の +2 兆

2017年上半期の為替相場展望

目 次 調査結果について 1 1. 調査実施の概要 3 2. 回答者の属性 3 (1) 主な事業地域 3 (2) 主な事業内容 3 3. 回答内容 4 (1) 地価動向の集計 4 1 岐阜県全域の集計 4 2 地域毎の集計 5 (2) 不動産取引 ( 取引件数 ) の動向 8 1 岐阜県全域の集計

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2012 年 10 月 15 日号

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マクロ インサイト FRB FRB 長期金利 FRB bp 図表 1 FRB と市場の金利予測の乖離 FOMC 予測 vs 市場予測 年末 年末 2.0 市場が

2011年8月30日 ダウンロード資料

2015 年 8 月 25 日 投資者の皆さまへ みずほ投信投資顧問株式会社 市況の影響に伴う当社ファンドの基準価額の変動について 8 月 24 日の海外株式市場の下落等を受け 当社下記ファンドの 8 月 25 日の基準価額に重大な影響がありましたので お知らせいたします 1. 当社ファンドの基準価

チャート編 1 日経平均株価 ( 日経 225) TOPIX( 東証株価指数 ) 2,0 NY ダウ工業株 30 種平均株価 ( 米ドル ) ダウセレクト配当込み指数 3,000 28,000 26,000 24, ,000 26,000 2,0 20,000 1,0 24,000 1

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オーバルネクスト ETF 情報 2010 年 2 月 15 日号 ( 株 ) オーバルネクスト 東京都中央区日本橋兜町 13-2 TEL 03(5641)5777

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2013 年 8 月 19 日号

 

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参考資料いちよし証券投資情報部 2019 年 10 月 7 日 極端な悲観相場の修正へ 業績の下方修正リスクも織り込み 日米経済指標に注目 最終ページに お客様にご確認いただきたい重要な注意事項を記載しております 必ずご確認ください

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世帯収入 DI 大幅な改善現在の 世帯収入 DI ( 増えた やや増えた ) と回答した割合から 減った やや減った と回答した割合を引いた値 ) は で前回 (11 年 6 月 :-24.6) から +6.8 ポイント上昇した 震災後に混乱していた企業のサプライチェーンが回復し生産体制

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一部新興国市場が動揺 アルゼンチンは前四半期から経済危機に陥っていましたが トルコでは 6 月に再選された大統領が米国と対立したこと等を契機に 8 月に通貨が急落しました ブラジルや南アフリカ インドの通貨も下落が加速する局面が見られ 中国元も緩やかに値を下げました これまでのところ個別国の問題とい

- 始めよう! 続けよう! 投資信託で資産運用 - 中国株投資は AI 運用で! ( 中国株 AI 運用ファンドのご紹介 ) < 損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント株式会社 共催 > 2019 年 5 月 10 日収録

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日経平均株価 22,27.3 NY ダウ工業株 3 種 25,9.32 米ドル 2, 2, 22, 円 2, 1, 1, 1, 12, 1,,, 2, 22, 1, 1, 1, 21 年 月 2 日発行休場の場合は直前の営業日までのデータ 長期 ( 週次ベース ) (27 年 1 月第 1 週末 ~

【11】ゼロからわかる『債券・金利』_1704.indd

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日経平均株価 22,97. 2, 2, 22, 円 2, 1, 1, 1,, 1,,, 21 年 7 月 23 日発行休場の場合は直前の営業日までのデータ 長期 ( 週次ベース ) (27 年 1 月第 1 週末 ~21 年 7 月第 3 週末 ) 短期 ( 日次ベース ) (217 年 1 月初

グローバル・マクロ・ウォッチ

米国の金利上昇を受けて世界的な株安へ世界の株式市場は2 月 2 日 ( 現地 以下同様 ) から価格変動の激しい展開となっており 米国のS&P500 指数は2 日に 2.1% 5 日に4.1% 下落したほか 日本のTOPIX( 東証株価指数 ) も5 日に2.2% 6 日に4.4% 下落しました 今

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2. 株式市場の主な下落要因及び今後の見通し 本日の国内株式市場は 前日の米株式市場が急落したことを受けて大きく下落 日経平均株価 225 種は 前日比 915 円 18 銭安 ( 同 3.89% 安 ) の 22,590 円 86 銭で取引を終了しました 10 日の米株式市場では 朝方から売りが先

Transcription:

June 18 MONEX グローバル個人投資家サーベイ第 25 回 18 年 6 月調査 個人投資家の皆様の相場環境に対する意識調査のため 18 年 5 月 28 日 ~6 月 4 日にマネックス証券でお取引をする個人投資家様にアンケートを実施しました ご回答くださった皆様には ご協力に感謝いたします 誠にありがとうございました ( 当社ウェブサイトへの掲載日は 18 年 6 月 14 日です ) 今回は グループ会社である TradeStation Securities, Inc.( ) および Monex Boom Securities (H.K.) Limited の個人投資家の皆様にも同様のアンケートを行い 個人投資家の皆様の現在の相場観等を MONEX グローバル個人投資家サーベイ としてまとめました グローバルな意識調査が資産運用の一助となれば幸いです MONEX 個人投資家サーベイ は 9 年 1 月より MONEX グローバル個人投資家サーベイ は 11 年 6 月より実施しております 調査について MONEX グローバル投資家サーベイは 11 年 6 月 ~16 年 6 月までは原則四半期毎 16 年 12 月より半年毎に調査しております 日本限定の個人投資家サーベイは 9 年 1 月から 16 年 4 月までは毎月 16 年 6 月から 16 年 12 月までは 2 ヶ月毎 17 年 3 月から現在まで四半期毎に調査しております

調査結果の要約 1. グローバル調査結果調査対象 : 日本 中国 ( ) の個人投資家 (1-1) 世界の株式市場見通し DI ( 注 ) は 3 地域そろって大幅に低下 各地域の個人投資家に今後 3 ヶ月程度の世界の株式市場に対する見通しを尋ねたところ 各地域とも前回調査 (17 年 11 月 ~12 月実施 ) から DI が大きく低下しました 特にと中国 ( ) の個人投資家においては DI がそれぞれ 3 ポイント 48 ポイントの大幅な低下となりました 年明け以降の世界的な株価調整が個人投資家のセンチメントを悪化させたとみられます 世界の株式市場見通し DI 日本 : (17 年 12 月 )37 (18 年 6 月 )22( 前回比 -15 ポイント ) : (17 年 12 月 )48 (18 年 6 月 )18( 前回比 -3 ポイント ) 中国 ( ): (17 年 12 月 )46 (18 年 6 月 )-2( 前回比 -48 ポイント ) グラフ 1: 個人投資家の世界の株式市場に対する見通し DI 6 4 48 46 22 37 18 2 4 日本 (MONEX) 6 12/6 12/12 13/6 13/12 14/6 14/12 15/6 15/12 16/6 16/12 17/6 17/12 18/6 ( 注 )DI(diffusion index) 上昇すると思う よくなると思う と回答した割合 (%) から 下落すると思う 悪くなると 思う と回答した割合 (%) を引いたポイント (1-2)3 地域の個人投資家ともへの期待が高まる 今後 3 ヶ月で株価の上昇が最も期待できる地域について 3 地域の個人投資家とも と回答した割合が最も高くなりました さらに 前回調査と比較しても 3 地域の個人投資家ともにへの期待が高まりました 他の地域に比べ景気が堅調で株価の戻りも比較的早かったためとみられます 2

今後 3 ヶ月のマーケットへの期待度 日本 :( : 51.1% 欧州/ 英国 : 7.9% アジア( 日本を除く ): 21.1% 日本: 19.9%) :( : 7.8% 欧州/ 英国 : 7.5% アジア( 日本を除く ): 19.2% 日本: 2.5%) 中国 ( ):( : 45.6% 欧州/ 英国 : 5.7% アジア( 日本を除く ):42.5 % 日本: 6.2%) グラフ 2-1: 今後 3 か月程度で どの地域のマーケットが上昇すると思いますか 日本 (MONEX) 51.1% 45.6% 7.8% 5.7% 7.9% 21.1% 7.5% 42.5% 19.9% 19.2% 2.5% 6.2% % % 4% 6% % 1% グラフ2-2: 今後 3か月程度で どの地域のマーケットが上昇すると思いますか ( 日本の個人投資家 ) 推移 7% 欧州 / 英国アジア ( 日本を除く ) 日本 6% 51.1% 5% 44.2% 4% 3.8% 3% 21.1% % 19.9% 15.8% 1% 9.2% 7.9% % 欧州 / 英国アジア ( 日本を除く ) 日本 グラフ 2-3: 今後 3 か月程度で どの地域のマーケットが上昇すると思いますか グラフ 2-4: 今後 3 か月程度で どの地域のマーケットが上昇すると思いますか ( の個人投資家 ) 推移 9% 欧州 / 英国アジア ( 日本を除く ) 日本 % 7% 6% 5% 4% 3% % 1% % 7.8% 62.1% 19.% 19.2% 12.9% 7.5% 6.% 2.5% ( 中国 ( ) の個人投資家 ) 推移 % ( の個人投資家 ) 推移 7% 6% 5% 4% 3% % 1% % 欧州 / 英国アジア ( 日本を除く ) 日本 48.3% 45.6% 42.5% 37.6% 7.3% 6.2% 6.7% 5.7% (1-3) 中国の投資家とも米ドルの上昇を想定する割合が高まる 中国 ( ) の個人投資家とも今後 3 ヶ月で最も上昇すると思う通貨は 米ドル となり 両地域の投資家ともに前回調査と比較するとその割合が高まりました 日本の個人投資家の今後 3 ヶ月程度の米ドル / 円の見通しは 円安になると思う との回答が 45% となり 前回調査 (18 年 3 月調査 ) の 33% から大きく高まりました 3

グラフ3-1: 今後 3ヶ月でどの通貨が最も上昇するか ( 前回調査との比較 ) ( 中国 ( ) の個人投資家 ) 16 1712 16 1712 38.8% 58.3% 51.7% 61.8% 16.% 15.% 4.2% 4.3% 2.6% 6.% 13.8% 11.2% 1.3% 4.5% 2.8% 1.7% 6.2% 16.1% 7.6% 9.6% 6.7% 5.% 7.5% 3.3% 6.8% 3.9% 3.1% 21.1% % % 4% 6% % 1% 米ドルユーロポンド円豪ドル人民元その他 グラフ 3-2: 今後 3 ヶ月程度の米ドル / 円相場予想 ( 日本の個人投資家 ) 9% % 7% 6% 5% 44% 45% 4% 3% 33% 29% % 23% 26% 1% % 13/12 14/6 14/12 15/6 15/12 16/6 16/12 17/6 17/12 18/6 円安になると思う 変わらないと思う 円高になると思う 中国 ( ) の個人投資家は 前回調査 (17 年 5 月 ~6 月 ) との比較 グラフ 3-2 の日本の個人投資家の米ドル / 円相場予 想は 12 年 12 月から現在までの推移 調査開始時より 16 年 4 月までは毎月 16 年 6 月から 16 年 12 月までは 2 ヶ月毎 17 年 3 月から現在まで四半期毎に調査を実施 (1-4) 魅力ある業種は 3 地域とも テクノロジー が引き続き首位に 業種別魅力度ランキングでは 日本 中国 ( ) の個人投資家ともに前回調査から引き続き テクノロジー が首位となりました AI の進化や AR( 拡張現実 ) VR( 仮想現実 ) などの最新技術を活かした製品が様々登場していることから 高い投資家の期待を集めているのでしょう グラフ 4-1: 業種別魅力度ランキング ( 日本の個人投資家 ) ( 順位 ) 13/6 13/12 14/6 14/12 15/6 15/12 16/6 16/12 17/6 17/12 18/6 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 13 テクノロジー医薬品通信商社機械小売自動車不動産石油関連電力 ガス海運銀行鉄鋼 グラフ 4-2: 業種別魅力度ランキング ( 中国 ( ) の個人投資家 ) ( カッコ内は前回順位 ) 中国 ( ) の個人投資家のランキングの矢印は 前回調査 (17 年 5 月 ~6 月 ) との比較 グラフ 4-2 の日本の個人投資家 のランキング順位は 13 年 6 月から現在までの推移 調査開始時より 16 年 4 月までは毎月 16 年 6 月から 16 年 12 月までは 2 ヶ月毎 17 年 3 月から現在まで四半期毎に調査を実施 4

(1-5) 原油先物価格は大幅上昇したが 原油 DI は 3 地域の結果がまちまち 原油 DI は の個人投資家において大きく上昇 中国 ( ) では小幅低下 日本で大幅低下と 3 地域でまちまちでした 足元でやや調整したとは言え WTI の原油先物価格は昨年末に 6 ドル程度だったのが一時は 75 ドル程度まで大きく上昇しており 上昇に対する評価が各地域で分かれる結果となりました 日本の個人投資家の原油 DI は-5 と 15 年 12 月調査以来のマイナスを記録しています グラフ 5-1: 原油 DI グラフ 5-2: 貴金属 DI 6 4 日本 (MONEX) 52 39 37 31 35 6 4 日本 (MONEX) 47 34 34 24 27 21 5 4 12/6 12/12 13/6 13/12 14/6 14/12 15/6 15/12 16/6 16/12 17/6 17/12 18/6 4 12/6 12/12 13/6 13/12 14/6 14/12 15/6 15/12 16/6 16/12 17/6 17/12 18/6 原油 DI 日本 (17 年 12 月 )37 (18 年 6 月 )-5( 前回比 -42 ポイント ) (17 年 12 月 )39 (18 年 6 月 )52( 前回比 +13 ポイント ) 中国 ( ) (17 年 12 月 )35 (18 年 6 月 )31( 前回比 -4 ポイント ) 貴金属 DI 日本 (17 年 12 月 )34 (18 年 6 月 )21( 前回比 -13 ポイント ) (17 年 12 月 )47 (18 年 6 月 )34( 前回比 -13 ポイント ) 中国 ( ) (17 年 12 月 )27 (18 年 6 月 )24( 前回比 -3 ポイント ) (1-6) 日本の個人投資家は 6 月利上げを見込む割合が低くマーケットとの見方が分かれる 米連邦準備制度理事会 (FRB) は 14 日 ( 日本時間 ) に利上げを発表しましたが 事前のアンケート調査では 次の利上げの時期について 18 年 6 月 と回答した割合は と日本は 2 割強 中国 ( ) は 4 割強と 市場の見方に比べ やや低くなっていました 5

グラフ 6:FRB の次の利上げタイミング 日本 (MONEX) 21.6% 45.9% 32.5% 24.5% 44.3% 31.1% 41.8% 37.2%.9% % % 4% 6% % 1% 18 年 6 月 18 年 7 月 9 月 18 年 1 月 12 月 (1-7) 日本との投資家は仮想通貨に投資している割合が調査開始以降 過去最高に ビットコイン など 話題になっている 仮想通貨 への投資経験や意欲について調査を行いました 既に仮想通貨に投資していると日本の個人投資家の割合は 本質問を開始 (17 年 6 月 ) 以降 過去最高となりました 12 月調査は 12/1 までとピーク前に行われたため ピーク時の割合からは低下している可能性もありますが 昨年に比べると仮想通貨に投資する個人投資家の裾野が広がっていることがわかります グラフ 7: 仮想通貨への投資について 日本 (MONEX) 16 1712 176 16 1712 176 16 1712 176 1.2% 4.9% 3.% 16.7% 11.2% 29.3% 31.5% 34.9% 18.3% 25.9% 3.3% 23.8% 13.9% 12.7% 14.3% 32.9% 1.3% 25.% 59.2% 61.% 59.7% 53.3% 51.7% 5.8% 42.2% 3.1% 39.7% 1.3% 2.5% 2.4% 11.7% 11.2% 22.1% 31.2% 22.8% 25.% % % 4% 6% % 1% 仮想通貨に既に投資している仮想通貨に興味があるが まだ投資していない仮想通貨に興味がない仮想通貨を知らなかった 2. 日本限定の調査結果 ( 四半期に 1 回 ) 調査対象 : 日本の個人投資家 (2-1) 株と中国株の DI がそろって上昇し中国株 DI は約 6 年ぶりのプラス圏に浮上 日本の個人投資家の今後 3 ヶ月程度の各国 ( 日本 中国 ) 株価の見通しは 株と中国株の DI がそろって前回調査 (18 年 3 月 ) から上昇しました 株 DI は前回 から 41 ポイントの大幅上昇となったほか 中国株 DI は 12 年 2 月調査以降 約 6 年ぶ 6

りにプラスとなりました 徐々に中国株への期待が高まってきているようです 日本株 DI (18 年 3 月 )17 (18 年 6 月 )13( 前回比 -4 ポイント ) 株 DI (18 年 3 月 )5 (18 年 6 月 )46( 前回比 +41 ポイント ) 中国株 DI (18 年 3 月 )-13 (18 年 6 月 )2( 前回比 +15 ポイント ) グラフ 8-1: 今後 3 ヶ月程度の株価予想 グラフ 8-2: 日経平均株価 ( 終値 ) と日本株 DI の推移 6 6 4 4-4 -4 日本株 DI 6-6 株 DI 中国株 DI - 14/6 14/12 15/6 15/12 16/6 16/12 17/6 17/12 18/6 17 5-13 46 13 2 7 6 5 4 3 1 日本株 DI 日経平均終値 17 13 ( 円 ) 26, 24, 22,, 18, 16, 14, 12, 1, -1 8, 14/6 14/12 15/6 15/12 16/6 16/12 17/6 17/12 18/6 (2-2) 日本株の売買頻度 投資金額 保有銘柄数 DI はまちまち 日本株の 売買頻度 投資金額 の DI は前回調査から上昇したものの 保有銘柄数 の DI は小幅に低下しました いずれの DI に大きな変化は出ておらず 日本株については様子見ムードが高まっている印象です 日本株売買頻度の DI (18 年 3 月 )24 (18 年 6 月 )28( 前回比 +4 ポイント ) 日本株投資金額の DI (18 年 3 月 )19 (18 年 6 月 )21( 前回比 +2 ポイント ) 日本株保有銘柄数の DI (18 年 3 月 )12 (18 年 6 月 )11( 前回比 -1 ポイント ) グラフ 9-1: 今後 3 ヶ月の投資意欲について グラフ 9-2: 今後 3 ヶ月の投資意欲について ( 日本の個人投資家 ) ( 円 ) 7 6 日本株 DI 日経平均終値 26, 24, 22, 5 4 日本株売買頻度のDI 日本株投資金額のDI 日本株保有銘柄数のDI 5 4 3 1 17 13, 18, 16, 14, 12, 3 1 28 24 19 21 12 11 1, (1) 8, 14/6 14/12 15/6 15/12 16/6 16/12 17/6 17/12 18/6 1 14/6 14/12 15/6 15/12 16/6 16/12 17/6 17/12 18/6 7

(2-3) 個人投資家の注目 新興国の関連トピックが上昇 個人投資家の関心が最も高いトピックは 日本の 企業業績 でした ただ その割合は前回調査から 5% 以上低下しました 前回調査と比較して最も注目が高まったのは新興国 ( 中国除く ) の 為替動向 でした トルコ リラが急落したことが注目されたほか 世界経済の中心であるの金利が上昇していく中でドルへの回帰が強まっていき 新興国通貨が下落することが想起され注目が高まっているのかもしれません グラフ 1-1: 注目するトピック グラフ 1-2: 注目するトピック ( 前回調査からの変化 ) 日本欧州 中国 ( 含む ) 新興国 ( 中国除く ) 日本欧州 中国 ( 含む ) 新興国 ( 中国除く ) 企業業績 83.3% 5.2% 12.8% 13.% 8.8% マクロ経済 54.7% 67.3% 22.9% 22.9% 15.% 為替動向 63.3% 69.4% 19.4% 8.5% 12.8% 金利動向 42.9% 76.3% 16.9% 5.3% 8.8% 金融政策 57.1% 65.4% 24.2% 15.6% 8.5% 政治 外交 57.3% 74.8% 26.7% 47.6%.7% 企業業績 -5.3.6-1.1.8.6 マクロ経済 -8. 2.3.1-2..1 為替動向 -8..9 -.8 1.4 3.2 金利動向 -4.5-3.4 -.3 -.4 1.7 金融政策 -7.7-4.2-2.3 2.6 2.6 政治 外交 -1.3 -.1-4.6 1.7 2.5 単位 : ポイント (point) (2-4) 半数近い個人投資家が消費税率引き上げに反対 19 年 1 月に予定されている消費税率の引き上げについて調査しました 消費税率の引き上げに賛成か反対かを尋ねたところ 半数近い個人投資家が 反対 と回答し 賛成 は約 3 割でした 消費税率引き上げによる家計圧迫が心配されるほか 税率を 5% から 8% に引き上げた際に消費が落ち込んだことなどから 来年の消費税率引き上げも日本の景気減速につながると懸念している個人投資家が多いのかもしれません グラフ 11-1:19 年 1 月での消費税率の引き上げは賛成か 反対か ( 日本の個人投資家 ) グラフ 11-2: 消費税率の引き上げ時期について 妥当と考える時期 ( 日本の個人投資家 ) 現状同様 今後 8% を維持すべき 172 18.8% 33.3% 22 年以降 年前半 18 36 年後半 14 47.9% 21 年前半 12 21 年後半 3 賛成反対どちらでもない 5 1 15 グラフ 11 1 で 19 年 1 月での消費税率に反対と回答された方が母集団 8

総括 ( マネックス証券マーケット アナリスト益嶋裕 ) MONEX グローバル個人投資家サーベイ 第 25 回の結果をお届けします 今年の 2 月以降世界的に株価は大きく調整しましたが 徐々に回復しています のダウ平均やドイツの DAX 指数はほぼ年初の水準を回復しましたが日経平均や中国の上海総合指数は戻りが弱い状況です ( グラフ参照 ) 国 本 ドイツ 中国の株価指数の推移 (18 年年初 =1) 11 ダウ平均 経平均 15 DAX 指数 上海総合指数 1 95 9 85 18/1 18/2 18/3 18/4 18/5 18/6 ( 出所 )Bloomberg データよりマネックス証券作成 今回のグローバル個人投資家サーベイでは 株価調整を受け各地域の投資家センチメントが大きく悪化しましたが 他の地域に比べ株価の戻りが早く景気も堅調なへの期待が高まったことが特徴的でした また 仮想通貨への投資状況の質問も継続的に行っておりますが 日本ともに前回の調査から投資している割合が高まったことがとても興味深いものでした 世界の投資家に共通の質問をほぼ同時に行い 仮想通貨の投資状況を行う調査は他になく 今後の仮想通貨の普及の可能性を考える上でもとても参考になる情報を得ることができました 皆様のご協力で 今回も大変貴重な調査報告書を作成することができました 本サーベイを今後ともどうぞよろしくお願いいたします (18 年 6 月 5 日執筆 ) 9

調査の概要と回答者の属性 ( 日本 ) 調査方式 : 調査対象 : 回答数 : 調査期間 : インターネット調査マネックス証券でお取引をする個人投資家 532 件 18 年 5 月 28 日 ~6 月 4 日 性別 男性 女性 年齢 87.8% 12.2% 未成年 代 3 代 4 代 5 代 6 代 7 歳以上 金融資産 5 万未満 売買頻度 % 1.5% 9.8% 25.4% 27.8% 24.6% 1.9% 5 万 ~1 万 1 万超 ~ 万 万超 ~5 万 5 万超 ~1 億 1 億超.9% 17.1%.1% 23.7% 11.5% 6.8% デイトレ週に数回月に数回数ヶ月に 1 回それより少ない 5.3% 14.8% 32.9% 31.6% 15.4% 株式投資のご経験 1 年未満 1 年 ~5 年 5 年 ~1 年 1 年超 6.2%.7% 17.7% 55.5% ( ) 調査方式 : 調査対象 : 回答数 : 調査期間 : インターネット調査 TradeStation Securities, Inc. でお取引をする個人投資家 1 件 18 年 5 月 29 日 ~6 月 1 日 ( 中国 ( )) 調査方式 : インターネット調査 調査対象 : Monex Boom Securities (H.K.) Limited でお取引をする個人投資家 回答数 : 353 件 調査期間 : 18 年 5 月 29 日 ~6 月 1 日 1

本情報はグループ各社が実施したアンケートに基づいて作成したものです 本情報は売買のタイミングなどを反映したものではなく また示唆するものではありません 当社は記載した銘柄の取引を推奨し 勧誘するものではありません 当社は本情報の内容に依拠してお客様が取った行動の結果に対し責任を負うものではございません 銘柄選択や売買タイミングなどの投資にかかる最終決定は お客様ご自身の判断と責任でなさるようにお願いいたします 本サーベイは グループ各社において実施したアンケートの集計結果をまとめたものでありグループ会社間において個人情報の授受は行っておりません 金融商品取引業者関東財務局長 ( 金商 ) 第 165 号 加入協会 : 日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 11