6 月調査 (5 月実績 ) 結果概況 景気判断 DI は現状 見通し共に小幅に下降も 50 を上回る高水準を維持 5 月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断 DI 現状判断は前月から-0.3 の 54.8 見通し判断前月から-0.9 の 51.0 となり 共に小幅な下降となったが 引き続き

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I. 調査結果概況 景気判断 DI( 現状判断 ) は小幅に上昇し最高値を更新 仕入原価高止まりも客単価が上昇 10 月スーパーマーケット中核店舗における景気判断 49.1 と小幅に上昇し 2010 年 4 月の調査開始以降最高値を記録した 経営動向調査によると売上高 DI が 1.1 とはじめてプ

11 月調査 (10 月実績 ) 結果概況 景気判断 DI は現状 見通しともに小幅な悪化 10 月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断 DI 現状判断は前月から-0.9 の 47.8 見通し判断は前月から-1.5 の 45.7 となり どちらも前月から小幅な悪化となった 経営動向調査では

スーパーマーケット景気動向調査 2019 年 1 月調査結果 (12 月実績 ) (2019 年 1 月 22 日公表 ) スーパーマーケット中核店舗を対象として経営動向や景気判断を調査し 月次でスーパーマーケット経営を取り巻く内外の環境変化を定量的に明らかにすることを目的としています またスーパー

4 月調査 (3 月実績 ) 結果概況 景気判断 DI 現状判断は前月水準 見通し判断は小幅に悪化 3 月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断 DI 現状判断は前月から-0.6 の 45.3 見通し判断は前月から-1.7 の 43.7 となり どちらも小幅な悪化となった 経営動向調査では 売

スーパーマーケット販売統計調査 2017 年 3 月実績速報版 ( パネル 270) 全店売上高 ( 万円 ) 2017 年 4 月 21 日. 一般社団法人日本スーパーマーケット協会オール日本スーパーマーケット協会一般社団法人新日本スーパーマーケット協会 構成比 ( 全店 ) ( 既存店 ) 総売

スーパーマーケット販売統計調査 2018 年 3 月実績速報版 ( パネル 270) 全店売上高 ( 万円 ) 2018 年 4 月 20 日. 一般社団法人日本スーパーマーケット協会オール日本スーパーマーケット協会一般社団法人新日本スーパーマーケット協会 構成比 総売上高 87,926,291 1

スーパーマーケット販売統計調査資料 2018 年 12 月実績速報版 ( パネル 270) 11 月実績確報版 ( パネル 270) 2018 年年間集計速報版 (2019 年 1 月 22 日公表 ) 調査資料概要 パネル 270 社集計 食品を中心に取り扱うスーパーマーケットを対象に同一企業を集

スーパーマーケット販売統計調査資料 2017 年 12 月実績速報版 ( パネル 270) 11 月実績確報版 ( パネル 270) 2017 年年間集計速報版 (2018 年 1 月 23 日公表 ) 調査資料概要 パネル 270 社集計 食品を中心に取り扱うスーパーマーケットを対象に同一企業を集

ニュースリリース 農業景況調査 : 景況 平成 3 1 年 3 月 1 8 日 株式会社日本政策金融公庫 平成 30 年農業景況 DI 天候不順響き大幅大幅低下 < 農業景況調査 ( 平成 31 年 1 月調査 )> 日本政策金融公庫 ( 略称 : 日本公庫 ) 農林水産事業は 融資先の担い手農業者

熊本商工会議所 製本第四四半期(HP用)

ニュースリリース 食品産業動向調査 : 景況 平成 3 1 年 3 月 2 6 日 株式会社日本政策金融公庫 食品産業景況 DI 4 半期連続でマイナス値 経常利益の悪化続く ~ 31 年上半期見通しはマイナス幅縮小 持ち直しの動き ~ < 食品産業動向調査 ( 平成 31 年 1 月調査 )> 日

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熊本商工会議所 製本第四四半期(HP・報道機関用)

1. 自社の業況判断 DI 6 四半期ぶりに大幅下落 1 全体の動向 ( 図 1-1) 現在 (14 年 4-6 月期 ) の業況判断 DI( かなり良い やや良い と回答した企業の割合から かなり悪い やや悪い と回答した企業の割合を引いた値 ) は前回 ( 月期 ) の +19 から 28 ポイ

ニュースリリース

新規文書1

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景気見通し調査 ( 平成 25 年 3 月期 ) 調査結果 福井商工会議所 中小企業総合支援センター 調査の概要 当調査は 福井商工会議所管内の小規模事業所の短期的な景気動向を把握するため 毎年 3 月 6 月 9 月 12 月の年 4 回実施している 調査時期 平成 25 年 3 月 13 日 (

第 3 節食料消費の動向と食育の推進 表 食料消費支出の対前年実質増減率の推移 平成 17 (2005) 年 18 (2006) 19 (2007) 20 (2008) 21 (2009) 22 (2010) 23 (2011) 24 (2012) 食料

初売でのお客様の傾向 主なコメント 元日より 2 日の来店客が多かった セールをしていないレコード店 書店も好調であった 来店客数や買い上げ点数は増えているが客単価は下がっている ( 複合 ) 消費者は繁忙期は買い物するが普段は節約しているようだ ( ホームセンター ) より特価商品への購買関心が高

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景気動向調査平成 3 年 1~12 月期実績 平成 31 年 1~3 月期予想 概況 業況 DI は改善 来期は悪化するもプラスを維持する見込み 今期の全業種総合業況判断 DIは 前期比 2.5 ポイント上昇の 9. と改善した 製造業は前期比 1.5 ポイント上昇の 14. 非製造業は同 2.9

SERIまんすりー2月号 今月のみどころ

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消費税増税後の仕入・販売単価に関する東北6県企業の動向調査

生活衛生関係営業の景気動向等調査 平成17年7~9月期

第7回DIレポート

トラック運送事業の経営実態 全日本トラック協会は全国のトラック運送事業者 2,188 社 ( 有効数 ) の平成 25 年度事業報告書に基づき集計 分析した 経営分析報告書 ( 平成 25 年度決算版 ) をまとめた 全日本トラック協会が平成 4 年度から発行しているこの報告書は 会員事業者が自社の

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1 食に関する志向 健康志向が調査開始以来最高 特に7 歳代の上昇顕著 消費者の健康志向は46.3% で 食に対する健康意識の高まりを示す結果となった 前回調査で反転上昇した食費を節約する経済性志向は 依然厳しい雇用環境等を背景に 今回調査でも39.3% と前回調査並みの高い水準となった 年代別にみ

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RTE月次レポート企画

平成10年7月8日

Ⅱ 用語等の説明 今期の状況 来期の状況 前年同期 ( 平成 29 年 4~6 月期 ) と比べた今期 ( 平成 30 年 4~6 月期 ) の状況 前年同期 ( 平成 29 年 7~9 月期 ) と比べた来期 ( 平成 30 年 7~9 月期 ) の状況 前期平成 30 年 1~3 月期 来期平成

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RTE月次レポート企画

第2部

Ⅱ 用語等の説明 今期の状況 来期の状況 前年同期 ( 平成 28 年 4~6 月期 ) と比べた今期 ( 平成 29 年 4~6 月期 ) の状況 前年同期 ( 平成 28 年 7~9 月期 ) と比べた来期 ( 平成 29 年 7~9 月期 ) の状況 前期平成 29 年 1~3 月期 来期平成

RTE月次レポート企画

マーケット フォーカス経済 : 中国 2019/ 5/9 投資情報部シニアエコノミスト呂福明 4 月製造業 PMI は 2 ヵ月連続 50 を超えたが やや低下 4 月 30 日 中国政府が発表した4 月製造業購買担当者指数 (PMI) は前月比 0.4ポイントの 50.1となり 伸び率がやや鈍化し

< 業種別 > D.I. 2 製造業主要判断 D.I. の推移 製造業 30/ /9 見込 /12 予想 < 製造業 > 当期 は 24.5( 前期比 +0.8) と景況感は横ばいであった

物価の動向 輸入物価は 2 年に入り 為替レートの円安方向への動きがあったものの 原油や石炭 等の国際価格が下落したことなどから横ばいとなった後 2 年 1 月期をピークとし て下落している このような輸入物価の動きもあり 緩やかに上昇していた国内企業物価は 2 年 1 月期より下落した 年平均でみ

12大都市の経済動向

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ニュースリリース 農業景況 : 景況 平成 27 年 3 月 26 日 株式会社日本政策金融公庫 農業の景況 DI 稲作をはじめ多くの業種で悪化 ~ 改善したのは養豚 ブロイラーなどの一部の業種に留まる ~ < 日本公庫 平成 26 年下半期農業景況調査 > 日本政策金融公庫 ( 略称 : 日本公庫

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RTE月次レポート企画

第2部

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平成 21 年第 1 回 ( 平成 21 年 2 月 1 日実施 ) 鳥取県企業経営者見通し調査報告 目次ヘ ーシ 御利用にあたって 1 1 業界の景気判断 3 2 自己企業の売上高判断 5 3 自己企業の経常利益判断 7 4 生産数量の判断 9 5 在庫水準の判断 10 6 生産設備の規模判断 1

景気見通し調査 ( 平成 24 年 12 月期 ) 調査結果 福井商工会議所 中小企業総合支援センター 調査の概要 当調査は 福井商工会議所管内の小規模事業所の短期的な景気動向を把握するため 毎年 3 月 6 月 9 月 12 月の年 4 回実施している 調査時期 平成 24 年 11 月 30 日

12大都市の経済動向

各商品の動きについて 新規出店を含めた全店ベースの前年比でみると 衣料品の減少と飲食料品の増加がここ数年のトレンドとして定着しており 7 年も衣料品は減少し 飲食料品は増加した 衣料品が減少傾向にあるのは 販売形態の多様化により 購入先として衣料品専門店や通販 インターネットショッピングなどの選択肢

I. 調 査 結 果 概 況 景 気 判 断 ( 現 状 判 断 DI)は 横 ばい 仕 入 原 価 DI の 上 昇 も 客 単 価 DI が 上 昇 を 示 す 9 月 スーパーマーケット 中 核 店 舗 における 景 気 判 断 48.2 とほぼ 横 ばいとなった 経 営 動 向 調 査 によ

目 次 [Ⅰ] 調査方法 2 [Ⅱ] 地域区分図 3 [Ⅲ] アンケート調査票 4~5 [Ⅳ] 第 2 回不動産市況 DI 調査結果の概要 6 [Ⅴ] 設問ごとの回答内訳 [-1] 設問 2,3( 住宅地価格 ) 7~9 [-2] 設問 2,3( 商業地価格 ) 10~12 [-3] 設問 2,3(

平成28年平均 山形市消費者物価指数

平成 25 年 3 月 19 日 大阪商工会議所公益社団法人関西経済連合会 第 49 回経営 経済動向調査 結果について 大阪商工会議所と関西経済連合会は 会員企業の景気判断や企業経営の実態について把握するため 四半期ごとに標記調査を共同で実施している 今回は 2 月下旬から 3 月上旬に 1,7

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社団法人日本生産技能労務協会

( 億円 ) ( 億円 ) 営業利益 経常利益 当期純利益 金 25, 2, 15, 12, 営業利益率 経常利益率 額 15, 9, 当期純利益率 6. 1, 6, 4. 5, 3, 2.. 2IFRS 適用企業 8 社 214 年度 215 年度前年度差 ( 単位 : 億円 ) 前年

九州百貨店 スーパー販売動向 平成 30 年 11 月 6 日 ( 平成 30 年 9 月分速報 ) 1. 概況 (1) 百貨店 スーパーの販売動向 1 全店 ( 百貨店 19 店舗 スーパー 410 店舗 計 429 店舗 ) 9 月の百貨店 スーパー販売額は1,151 億円 前年同月 0.4%

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成績表 (バタフライ)

プレゼン

第1章

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第 5 章 拡大する EC 市場と食品市場 拡大する EC 市場 拡大を続ける EC 市場規模今やネットショッピングは我々の生活に欠かせないインフラとして浸透している 2016 年の世界の EC 市場 (emarketer 推計 ) は1 兆 9,200 億ドルと前年に比べて24% 増加となった E

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第30回秋田県内企業景気動向調査

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資料1

【東南アジア経済】ASEANの貿易統計(10月号)~輸出はスマホ用電子部品を中心に高水準を維持

目次 調査結果の概要 1 小企業編 中小企業編 概況 3 概況 15 調査の実施要領 4 調査の実施要領 16 業況判断 5 業況判断 17 売上 1 売上 2 採算 11 利益 21 資金繰り 借入 12 価格 金融関連 22 経営上の問題点 13 雇用 設備 23 設備投資 価格動向 14 経営

滋賀県内企業動向調査 21 年 1- 月期定例項目結果 1. 自社の業況判断 (1) 自社の業況判断 DI は 四半期連続のプラス水準を維持も は 四半期ぶりにマイナス水準に低下 1. の動向 ( 図 1-1) 今回の調査 (1 年 1- 月期 ) での自社の業況判断 DI は前回 (-9 月期 )

( 億円 ) ( 億円 ) 営業利益 経常利益 当期純利益 2, 15, 1. 金 16, 額 12, 12, 9, 営業利益率 経常利益率 当期純利益率 , 6, 4. 4, 3, 2.. 2IFRS 適用企業 1 社 ( 単位 : 億円 ) 215 年度 216 年度前年度差前年度

Ⅰ平成15年平均高知市消費者物価指数の概況

< 業種別 > 2 製造業主要判断 の推移 製造業 29/ /3 見込 /6 予想 < 製造業 > 当期 は 8.0( 前期比 -1.7) 当期 は 9.1( 同 -8.9) 当期 は 5


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中小企業の動向

年 2 月期関西圏 中京圏 福岡県賃貸住宅指標 大阪府 京都府 兵庫県 愛知県 静岡県 福岡県 空室率 TVI( ポイント ) 募集期間 ( ヶ月 ) 更新

【東南アジア経済】ASEANの貿易統計(5月号)~輸出は好調も、旧正月の影響を均せば増勢鈍化

2018年度 第3四半期累計 1-9月 実績 2017年 19月期 2018年 19月期 増減 () 9,302 9, % +4.1% 営業利益 % 0.0% % +9.7% 親会社の所有者に 帰属する四半期利

PowerPoint プレゼンテーション

第 70 回経営 経済動向調査 公益社団法人関西経済連合会 大阪商工会議所 < 目次 > 1. 国内景気 2 2. 自社業況総合判断 3 3. 自社業況個別判断 4 4. 現在の製 商品およびサービスの販売価格について 8 参考 (BSI 値の推移 ) 11 参考 ( 国内景気判断と自社業況判断の推

2. 管内の主な商品の動き 品目寄与度主な動き (%) 全店既存店 合計 1.7 猛暑により 帽子 日傘など UV 関連商品の動きが良かったことに加え 化粧品 高額品の動きが引き続き良かったことなどから 2 か月ぶりに前年を上回った 衣料品計 0.1 猛暑により 秋物衣料の動きは鈍か

[ 調査の実施要領 ] 調査時点 製 造 業 鉱 業 建 設 業 運送業 ( 除水運 ) 水 運 業 倉 庫 業 情 報 通 信 業 ガ ス 供 給 業 不 動 産 業 宿泊 飲食サービス業 卸 売 業 小 売 業 サ ー ビ ス 業 2015 年 3 月中旬 調査対象当公庫 ( 中小企業事業 )

九州百貨店 スーパー販売動向 平成 30 年 1 月 11 日 ( 平成 29 年 11 月分速報 ) 1. 概況 (1) 百貨店 スーパーの販売動向 1 全店 ( 百貨店 19 店舗 スーパー 409 店舗 計 428 店舗 ) 11 月の百貨店 スーパー販売額は1,312 億円 前年同月比 +2

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4月CPI~物価は横ばいの推移 耐久財の特殊要因を背景に、市場予想を上回る3 ヶ月連続の上昇

第 60 回法人企業景気予測調査 ( 平成 31 年 1-3 月期調査 ) 福島県の概要 平成 31 年 3 月 12 日財務省東北財務局福島財務事務所 調査要領 1. 調査の目的と根拠我が国経済活動の主要部分を占める企業活動を把握することにより 経済の現状及び今後の見通しに関する基礎資料を得ること

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Quarterly Market Watch Summary Report 季報 Market Watch サマリーレポート <1 年 7~9 月期 > 中古マンション 首都圏の動き ( 成約物件 ) 件数 7,588 件 ( -9.%) m単価.3 万円 / m ( +5.5%) 価格

【東南アジア経済】ASEANの貿易統計(1月号)~輸出の好調続くも新型スマホ関連がピークアウトへ

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Transcription:

スーパーマーケット景気動向調査 2015 年 6 月調査結果 (5 月実績 ) (6 月 23 日公表 ) スーパーマーケット中核店舗を対象として経営動向や景気判断を調査し 月次でスーパーマーケット経営を取り巻く内外の環境変化を定量的に明らかにすることを目的としています またスーパーマーケット販売統計調査における売上変動の要因やカテゴリー別好不調要因を補足する役割を果たすことも期待しています 経営動向調査 1. 経営状況 : 売上 収益 生鮮品仕入原価 食品仕入原価 販売価格 客単価 来客数 スーパーマーケット中核店舗における各経営状況について 前年同月と比較し かなり増加 から かなり減少 までの5 段階で評価 前年同月を 100 とした当月の値を調査 2014 年 4 月実績より 2. カテゴリー動向 : 青果 水産 畜産 惣菜 日配 一般食品 非食品 スーパーマーケット中核店舗における各カテゴリーに販売動向について 前年同月と比較し かなり好調 から かなり不調 までの5 段階で評価 各カテゴリーの好不調要因についてのコメント 経営動向調査 DI(Diffusion Index) の算出方法回答構成比 (%) に以下の点数を乗じて DI を算出かなり改善 +0.5 やや改善 +0.25 変わらない ±0 やや悪化-0.25 かなり悪化-0.5 すべて企業が 変わらない と回答した場合 DI は 0 景況感調査 1. 景況感 : 景気状況 消費者購買意欲 店舗周辺の競合状況 店舗周辺地域の景気 について 2~3ヵ月前と比較した現状について かなり改善 から かなり悪化 まで 5 段階で評価 今後 2~3ヵ月の見通しについて かなり改善 から かなり悪化 までの 5 段階で評価 景況感 DI(Diffusion Index) の算出方法回答構成比 (%) に以下の点数を乗じて DI を算出かなり改善 +1.0 やや改善 +0.75 変わらない+0.5 やや悪化 +0.25 かなり悪化 +0 すべて企業が 変わらない と回答した場合 DI は 50 日本スーパーマーケット協会 オール日本スーパーマーケット協会 一般社団法人新日本スーパーマーケット協会 1

6 月調査 (5 月実績 ) 結果概況 景気判断 DI は現状 見通し共に小幅に下降も 50 を上回る高水準を維持 5 月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断 DI 現状判断は前月から-0.3 の 54.8 見通し判断前月から-0.9 の 51.0 となり 共に小幅な下降となったが 引き続き 50 を上回る水準を維持した 経営動向調査結果では 全般に小幅に悪化しているものの前月と大きな水準の変化は見られなかった 前年落ち込みからの反発や日曜が一日多く 好天で気温が上昇したことを追い風に売上高 DI が 14.1 (-2.2) 収益 DI は 9.4(-1.0) と高水準を維持している 来客数 DI がプラスを維持し 生鮮仕入原価 DI 食品仕入原価 DI が高止まりし 販売価格 DI が二桁のプラスとなったことで客単価 DI の 14.2 につながった カテゴリー動向結果では 青果 DI が相場高騰の影響を受けて 23.6(+7.0) と大きく上昇した一方でこれまで生鮮部門を支えていた畜産 DI は 11.3(-7.0) と依然として好調であるものの やや伸び悩んでいる 惣菜 DI は依然として好調であり 日配や一般食品 非食品 DI もプラスを維持している 景況感調査は 周辺競合 DI と周辺地域景気見通し判断 DI を除いて 50 を上回る水準での推移が続いており 堅調に推移している 天候や曜日並びが追い風になっている側面はあるものの 主要な DI がすべてプラスで推移しており 景況感の回復傾向は依然として継続していると考えられる やや慎重な見方をすれば 見通し判断 DI は今月やや上昇の勢いが弱まった印象もあり 今後堅調な改善トレンドがどこまで維持されていくのか次月以降の動向を注視したい 現状判断 景気判断 DI 当月 :54.8(-0.3) 前月 :55.1 店舗周辺地域景気判断 DI 当月 :51.3(+1.5) 前月 :49.8 消費者購買意欲 DI 当月 :54.2(+0.5) 景気判断前月 :53.7 DI 周辺地域競合状況 DI 当月 :46.9(+0.6) 前月 :46.3 見通し判断 景気判断 DI 当月 :51.0(-0.9) 前月 :51.9 店舗周辺地域景気判断 DI 当月 :49.3(+0.5) 前月 :48.8 消費者購買意欲 DI 当月 :51.7(±0) 前月 :51.7 周辺地域競合状況 DI 当月 :44.2(±0) 前月 :44.2 経営動向調査 経営状況 売上高 DI 当月 :14.1(-2.2) 前月 :16.3 収益 DI 当月 :9.4(-1.0) 前月 :10.4 販売価格 DI 当月 :13.8(-0.6) 前月 :14.4 客単価 DI 当月 :14.2(+0.4) 前月 :13.8 来客数 DI 当月 :3.2(-1.5) 前月 :4.7 生鮮品仕入原価 DI 当月 :17.6(-1.7) 前月 :19.3 食品仕入原価 DI 当月 :17.7(-0.8) 前月 :18.5 カテゴリー動向 青果 DI 当月 :23.6(+7.0) 前月 :16.6 水産 DI 当月 :6.0(-1.8) 前月 :7.8 畜産 DI 当月 :11.3(-7.4) 前月 :18.7 惣菜 DI 当月 :16.4(+1.4) 前月 :15.0 日配 DI 当月 :9.9(+1.1) 前月 :8.8 一般食品 DI 当月 :6.8(-7.4) 前月 :14.2 非食品 DI 当月 :2.9(-6.6) 前月 :9.5 () 内は前月 DI との増減 赤字はマイナス 2

6 月調査 (5 月実績 ) 結果詳細 Ⅰ. 経営動向調査 1. 売上高 DI 引き続き前月からの高水準を維持 2. 収益 DI 引き続き前月からの高水準を維持 3. 販売価格 DI 仕入れ価格の上昇により高水準を維持し 22 ヵ月連続のプラス 4. 客単価 DI 引き続き前月からの高水準を維持 3

5. 来客数 DI 引き続き前月からのプラス圏内を維持 6. 生鮮仕入原価 DI 青果相場を中心とした相場高により高水準を維持 7. 食品仕入原価 DI 引き続き前月からの高水準を維持 4

Ⅱ. 景況感調査 1. 中核店舗景気判断 DI 現状 見通し共に小幅に下降も判断の分かれ目となる 50 上回る水準を維持 2. 消費者購買意欲 DI 現状は小幅に改善 見通しは横ばいで推移も共に判断の分かれ目となる 50 上回る水準を維持 3. 中核店舗周辺競合状況 DI 現状は小幅に改善も見通しは横ばい推移 5

4. 中核店舗周辺地域景気判断 DI 現状 見通し判断は共に小幅に上昇し 6 ヵ月連続で改善をみせる 長期傾向 (2010 年 4 月 ~) 2012 年 11 月以降上昇を一本調子に続けていた 中核店舗周辺地域景気判断 DI は 2014 年 4 月の消費税率引き上げの影響を受け下落した その後 5 月に持ち直すものの 6 月 ~8 月まで横ばい推移 9 月 ~ 11 月では再び下落となった 消費税率引き上げ後 3 ヵ月周期でトレンドが変化し 方向感の見えにくい状況であったが 12 月以降は現状 見通しともに 6 ヵ月連続の改善となり 2010 年の調査開始以降で最高水準にまで上昇をみせており 堅調な回復を示す状況となっている 現状判断は判断の分かれ目となる 50 を上回った 現状判断 ( 中長期傾向 ) 見通し判断 ( 中長期傾向 ) 6

Ⅲ. カテゴリー別動向 カテゴリー別動向 DI による好不調判断 かなり好調 :20 以上 好調 :10~20 やや好調 :0~10 かなり不調 :-20 以下 不調 :-20~-10 やや不調 :-10~0 1. 青果 DI:23.6( かなり好調 ) 青果相場 ( 特にレタスやキャベツ ) が高騰した影響で一品単価の上昇したことによりかなり好調となった 相場上昇にも関わらず販売数量を維持した店舗もみられた 一方で品薄のため商品確保に苦労している店舗もみられた 洋菜やカット野菜 土物類を好調にあげるコメントが多かった 果物相場も輸入品を中心に高騰しているが 好不調の判断は分かれている 2. 水産 DI:6.0( やや好調 ) 引き続き相場が高い環境のなか 売場の改装やレイアウト変更など 新商品開発などの成果で好調となったとするコメントが多くみられた 塩干類や気温の上昇とともに生食や刺身類 うなぎなどを好調にあげるコメントが多く かつおは不調との指摘もみられた 3. 畜産 DI:11.3( 好調 ) 精肉相場が高い状況が続いており好調となっている これまで好調であった牛肉に代わり しゃぶしゃぶ用等の豚肉を好調にあげるコメントが多かった また日曜日が一日多いことも追い風となった 加工肉については不振を指摘するコメントが多くなっている 4. 惣菜 DI:16.4( 好調 ) 新メニューや夕方出来立ての提供の取組みが成果を出していることに加え 客数が前年に比べて増加していること GW の天候が良好であったこと 気温上昇も追い風となり好調となった 米飯類は不調という声が多かった また人手不足を心配するコメントも散見された 7

5. 日配 DI:9.3( やや好調 ) 前年の買いだめの対象となった商品 ( 日持ちする冷凍食品等 ) の落ち込みからの反発に加え 気温が上昇したことで涼味商品が好調となりやや好調となった 引き続きヨーグルトを中心とした乳製品が好調であり 気温の上昇とともに夏物涼味商品 アイスクリームやデザート等が好調であった 6. 一般食品 :6.8( やや好調 ) 前年消費税率引き上げ前の買いだめによる落ち込みからの反発が続いておりやや好調となった 買いだめの対象となった調味料類や酒類が好調となっている 気温上昇により飲料やそうめんなどの季節商品も好調であった 一方で米類や菓子類は不調であるとのコメントが多い ドラッグストア等との競合の影響を指摘する声も多くみられた 7. 非食品 DI:2.9( やや好調 ) 前年消費税率引き上げ前の買いだめによる落ち込みからの反発が続いておりやや好調となった 気温の上昇とともに夏物商品が好調との声がある一方で ドラッグストアを中心とした競合の影響や売場を縮小しているとのコメントも見られた 2015 年 6 月調査 (5 月実績 ) キーワード TOP3 1. 日曜日が一日多い 2. GW 期間好調 3. 気温上昇 ( 晴天の日が多い ) スーパーマーケット景気動向調査 5 月実績速報版集計 211 社 4 月実績確報版集計 226 社 スーパーマーケット景気動向調査に関するお問い合わせ tokei@super.or.jp 8