第3学年国語か学習指導案

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Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

第1学年国語科学習指導案

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第1学年国語科学習指導案

単元の学習を進めるに当たっては, 下記の5つの言語意識を明確にする 相手意識 学級の友達や家の人に 目的意識 動物の赤ちゃんの特徴を分かってもらうために 場面 状況意識 どうぶつの赤ちゃんずかん を作る 方法意識 どうぶつの赤ちゃん で読み取ったことをもとに, カードを作る 評価意識 動物の赤ちゃん

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

さらに自ら調べようと意欲を高めるだろう 2 児童観児童は 文字を50 音すべて学習し 少しずつ読める字や書ける字が増えてきた これまでに音読をしたり 想像したことを話したりしながら ある程度のまとまった文章がよめるようになってきている 5 月の教材 とんこととん では 登場人物のしたことを中心に想像

Taro-第3学年国語科学習指導案「

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

わり の組み立てを意識しながら読むことはできるようになってきたが 叙述にある難しい語句や指示語に注意したり段落相互の関係を考えたりしながら読む力は身に付いていない そこで 本単元では各段落の中心となる文やキーワードを押さえながら教材文を読んでいくことで 読み手に分かりやすい文章構成や段落相互の関係を

問い1, 問い2のどちらも誤答した児童は, しかし や ~が というような逆説の接続詞の意味を読み取ることができずその前に書かれている内容を選択している また, 問い3では, 文章の一部を読んだだけで答えを選択している児童が多かった これらのことから, 本学級の児童は, 接続詞の意味をしっかりと捉え

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第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

第1学年国語科学習指導案

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平成23年度第2回学力向上対策会議協議資料  <遠野市立綾織小学校>

第1学年国語科学習指導案

学習指導改善調査事業 実践報告

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Taro-5年研究のまとめ

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知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

Taro-第5学年 国語科学習指導案

学習者用デジタル教材リスト 国語 1 年 国語 1 年上コンテンツ上 8 あいさつをしよう 8 関連ページ 内容 趣旨など 場面の様子を想像する ( 音声付 場面や状況に合わせた言葉遣いの確認 ) 国語 1 年上 コンテンツ 上 10 じこしょうかいをしよう 10 場面の様子を想像する ( 音声付

学力診断テストの結果分析を踏まえた教科指導の実践事例

2 児童への事前調査 調 査 事 項 好き どちらかとどちらかというと好きいうと嫌い 嫌い Q1 国語の学習は, 好きですか Q2 説明文の学習は, 好きですか Q3 物語の学習は, 好きですか Q4 話し合う学習は, 好きですか Q

国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

国語科学習指導案様式(案)

【授業 1】

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第4学年国語科学習指導案.doc

第○学年 ○○科指導計画

2 単元の目標 暮らしの中の 和 と 洋 の違いに関心を持ち, くらしの中の和と洋なるほど新聞 を作るために, 目的に応じて引用したり要約したりしようとする 国語への関心 意欲 態度 目的に応じて, 中心となる語や文をとらえて段落相互の関係や事実と意見との関係を考え, 文章を読むことができる 読むこ

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知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

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価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

○年○組 算数科学習指導案

技術 家庭科学習指導案 安芸高田市立向原中学校指導者久保田美恵 1 日時平成 26 年 11 月 10 日 ( 月 ) 第 5 校時 (14:15~15:05) 2 場所 2 年教室 3 学年 学級第 2 学年男子 11 名女子 11 名計 22 名 4 題材名 食品の選択 小題材名 加工食品の選び

6. 単元の展開 ( 全 6 間 ) 学習活動 単元の見通しを持つ 2. 学習計画を立てる 3. 本文を読み, 感想を書く 内容に関する感想 書き方に関する感想 4. 感想や疑問を交流する 指導上のポイント ( ) 学習活動に即した評価規準 ( 関 読 言 ) 既習事項を振り返らせ,

第6学年1組 国語科学習指導案

第 2 学年 3 組国語科学習指導案 単元名 : いろいろなどうぶつのすづくりすごろく を作ろう ビーバーの大工事 単元について 指導者呉市立横路小学校西宮和子 本単元は, 小学校学習指導要領の C 読むこと ( 第 1 学年及び第 2 学年 )(1) イ 時間的な順序や事柄の順序などを考えながら内

Microsoft Word - 社会科

第 6 学年 1 組国語科学習指導案 単元名 : さすがプロ, ここがすごい!~ 自分の夢を追って ~ プロフェッショナルたち 男子 19 名女子 17 名計 36 名 単元について 指導者松本典子 本単元は, 小学校学習指導要領国語編第 5 学年及び第 6 学年, C 読むこと の言語活動例 ア伝

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

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国語科学習指導案 広島市立 小学校 教諭 1 日時平成 23 年 1 月 日 5 校時 2 学年 組第 5 学年 組 ( 男子 名女子 名計 名 ) 3 指導事項 (1) A 話すこと 聞くこと オ 互いの立場や意図をはっきりさせながら 計画的に話し合うこと (2) 伝統的な言語文化と国語の特質に関

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国語科学習指導案

第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

3 4 すみれちゃんはどこでおねえさんになったのだろうか について考える 前時のカードからすみれちゃんの行動や様子について確認する すみれちゃんがかわったきっかけを読む 行動の変化前後での場面の様子について想像する わたしはおねえさん のすみれちゃんのきらりと光るところ抜き出し 理由

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Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

【単元吊】「段落のつながりに気をつけて読もう《[ツバメがすむ町]

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(3) 文語の決まりや音読の仕方を知り, 古文を音読して古文特有のリズムを味わいながら古典の世界に 触れ, 古典には様々な種類の作品があることを知ることができる ( 伝統的な言語文化と国語の特質 に関する事項 ) 3 本単元における言語活動 昔話とその原典である古典を読み比べ, その内容の違いや古文

けなどが行われている 記事は, 逆三角形の構成と呼ばれることもあるように, 結論を見出しで先に示し, リードから本文へと次第に詳しく記述されている 事件や出来事の報道記事だけでなく, 社説 コラム 解説などの記事もある このような特徴を理解し, 編集の仕方や記事の書き方に注意して読むことが大切である

中学校第 3 学年国語科学習指導案 日時平成 28 年 月 日第 校時対象第 3 学年 組学校名 中学校授業者 1 教材名 故郷 2 単元の目標 情景や人物を描写する語句や表現を読み取り 内容への理解を深めることができる 作品を通して 社会の中での人間の生き方について考え 自分の意見をもつことができ

Microsoft Word - 原稿【市教委指摘訂正済】

第 6 学年算数科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 校時対象第 6 学年 組 名学校名 立 小学校授業者 1 単元名 速さ ( 学校図書 6 年上 ) 2 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 3 単元の評価規準 単元の評価規準 ア算数への関心 意欲 態度 速さを

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

文章構成の在り方を実感できる「読むこと」の学習指導

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

し, 定期的に評価することで 自己の考え を自覚する場面を意図的に設定している 本教材の学習においては, 様々な情報の中から必要な情報を取り出し, 整理 分析し, それに基づいた自分の考えを表現する活動を通して, 自己の考えの深まりや広がり を実感させることによって, 課題改善につなげたいと考えてい

解答類型

1 学期末実施の初見の説明文 ( サクラソウとトラマルハナバチ ) についてのワークテスト ( ぶんけい ) の正答率は 以下のとおりである 正答率設問本教材とのつながり誤答部分点正答 1トラマルハナバチのどんなところが サクラソウに合っていますか 二つ書きましょう 2サクラソウとトラマルハナバチは

はっきした声であいさつ は高学年では少ないね < 資料 2 より > よい感想だけでなく 問題点も挙げている感想も多いね めあてを達成したとは言えないかもしれないね < 資料 3 より > あいさつ運動への意見が出されているね 4 つの意見が出されているね < 資料 1 2,3 より > 資料 2

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るようにしていく 深く考える力教材文で述べられているロボットや, 図鑑や事典などで収集したロボットのそれぞれの違いやよさを比較するために, ベン図 を用いて視覚的に理解を促す また, 自分の既有のロボットについての認識と教材文を結び付けて考えさせることにより, ロボットのよさに気付かせていきたいが,

4 全体計画 ( 総時数 6 時間 ) 主な学習活動 時数 教師のかかわり 評価の観点 ( 求める子どもの姿 ) 新聞について興味をもち, 投 1 新聞への興味をもつことができるよう 関心 意欲 態度 書の特徴を知る に, 実際の新聞をもとに, 投書の内容 新聞について興味をもち, を取り上げる 投

児童は, これらの 読みの観点 を使いながら, 物語のしくみや中心人物の心情の変化を捉える経験を積んできている しかし, 作品の価値や作者の思いに気付いたりすることは十分ではない (2) 教材観本単元で取り扱う教材は, 作者である小林豊氏がアフガニスタンを訪問した際の経験を基に書いた三部作の中から教

第 6 学年 1 組理科学習指導案単元名 : 瀬野川の生き物のつながり 生き物のくらしと環境 男子 18 名女子 21 名計 39 名 単元について 指導者澄川和生 単元観本単元は, 小学校学習指導要領解説理科編第 6 学年 内容 B(3) の 動物や植物の生活を観察したり, 資料を活用したりして調

2 児童観復習プリントから 乗法の交換法則 4 7=7 乗法の結合法則 = 加減混合の式や乗除混合の式の計算はできていると考えられる しかし 分配法則 6 10=6 9+ や 7 8=7 9 はできない児童が数名いて 定着していないことが分かる また 計算の仕方は理解してい

第4学年算数科学習指導案

Taro-【HP用】指導案.jtd

する対象を明確にすることで 全員がねらいを達成することができるようにしたいと考えた 第二次の後半では 選んだごっこについて 困った点や工夫したい遊び方について話し合い 新しい遊び方を考える時間を設ける 文章と自分の経験を結びつけ 新しく知った知識を実生活に生かそうとする態度を身に付けていきたい 第三

新潟市立亀田西中学校

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

平成27・28年度 授業改善(小国) 実践事例4

トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

国語科学習指導案

4 単元の評価規準 < 評価方法 > 国語への話す 聞く能力関心 意欲 態度和の文化について事柄が明確に伝わ調べてプレゼンするるように, 資料の形という目的を意識し式を工夫して説明して文章を読み, 進んている で調べたり, 資料の <ワークシート5~ 提示の仕方を工夫し 7, 観察 > て話したりし

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

第1学年国語科学習指導案

第1学年国語科学習指導案

Taro-H29結果概要(5月25日最終)

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

指導内容科目国語総合の具体的な指導目標評価の観点 方法 読むこと 書くこと 対象を的確に説明したり描写したりするなど 適切な表現の下かを考えて読む 常用漢字の大体を読み 書くことができ 文や文章の中で使うことができる 与えられた題材に即して 自分が体験したことや考えたこと 身の回りのことなどから 相

Transcription:

第 3 学年国語科学習指導案 日時平成 21 年 11 月 12 日 ( 木 ) 時間 4 校時 校時 学級 3 年 B 組 ( 場所 : 教室 ) 3 年 A 組 ( 場所 : 教室 ) 児童 男子 14 名女子 10 名計 24 名 男子 13 名女子 11 名計 24 名 指導者 教諭土谷徳彦 教諭佐野真奈美 育てたい主となる能力 ( 基礎 基本 ) 目的に応じて 中心となる語や文をとらえて段落相互の関係を考え 文章を正しく読むこと ( 読むことイ ) 1 単元名大事なことをたしかめよう 教材名 すがたをかえる大豆 ( 光村図書 3 年下あおぞら ) ミラクルミルク ( 学校図書 3 年上みんなと学ぶ ) 2 児童観児童は3 年生になって ありの行列 で 段落の意味を理解するとともに 形式段落の中心文やキーワードに気をつけながら要点をまとめる学習をしたその際 説明文は文章全体が 初め 中 終わり の3つのまとまりで構成されていて 段落のもつ役割に気付くことができたまた おもしろいもの 見つけた や 分類 ということ では 事柄ごとに段落に分け 順序を考えて書いたり話したりする学習をしてきた一方 児童の国語の読む力の差は非常に大きい音読活動は意欲的に取り組んでいる児童が多いものの たどたどしい読みで進む児童 漢字が入ると困難な児童 すらすらと読める児童とがいるほか 長い文章に抵抗を示し取り組めない児童から 読み取れる児童までと幅がある書くことにおいても同様で 実際に自分が表現する際 既習の内容を活用しようというところまでには至っていないのが実態である 3 教材観教科書教材 すがたをかえる大豆 に出てくる大豆は 普段食する機会が多くいろいろな方法で加工されている食べ物であり 児童にとっては身近な題材といえるまた 大豆の加工食品は見ただけでは大豆とわからないものも多くその加工方法の多様性と意外性から 児童にとって知ることの喜びを味わえる内容といえる段落構成は 初め ( 話題提示 ) 中 ( 食品加工の工夫 ) おわり ( まとめ ) と比較的簡単に分けることができる教材である一方 定着教材 ミラクルミルク は ミルクが他の食品に変化することを紹介している段落構成が 初め ( 話題提示 ) 中 ( ミルクのミラクル ) おわり ( まとめ ) と教科書教材と似ているとともに 中 の部分は文頭の言葉によって事例の紹介が容易にわかるようになっている児童にとって身近な食材であるミルクがどのような理由で変身するのか 興味をもって学べる教材である

4 指導にあたって すがたをかえる大豆 を学習するにあたって まず大豆の実物に触れさせ 題材についてイメージと興味を持たせてから本文を読ませ感想を交流させたいその後で 文章全体を 初め 中 終わり の3つのまとまりに分け 題名や題名と関連した言葉に着目させながら各段落の読み取りを行っていく読み取りの学習では ただ順を追って要点をまとめるのではなく 中心文や大事な言葉 接続語などを大事に扱っていく特に 加工の工夫が述べられている 中 においては 中心文を正確に押さえ 加工の工夫と食品名をもとに各段落の要点を正しく読み取らせたいその上で全体の文章構成をまとめ 筆者の文章構成の意図に気づかせ 書く活動で段落を工夫していけるよう指導していく一方 定着教材 ミラクルミルク では 児童が自力で要点をまとめることをねらう教科書教材で学習した題名や題名と関連した言葉に着目することを生かし それを手がかりにして要点をまとめるよう指導する第二次ではこれらの学習内容をふまえて 情報を選択し文章にまとめる活動を行う目的に合った図書資料を探し その中から調べたい事柄を選び出し 情報カードを活用しながら要点を意識して文章に書き表す活動へとつなげたい 単元の系統 ありの行列 1 問い と 答え の間に何が書かれているか( 説明されているか ) とらえる 2 形式段落の重要な文や語句をもとにして要点をまとめる とんぼのひみつ 2 形式段落の重要な文や語句をもとにして要点をまとめる すがたをかえる大豆 1 問い と 答え の間に何が書かれているか( 説明されているか ) とらえる 2 形式段落の重要な文や語句をもとにして要点をまとめる 4 事例の順序の意味について考える ミラクルミルク 2 形式段落の重要な文や語句をもとにして要点をまとめる 6 単元の指導目標書く力 読む力 言語の力 調べて書く必要のある事柄を収集したり 選択したりする 書こうとすることの中心を明確にしながら 段落と段落の続き方に注意して書く 段落相互の関係を考えながら 文章の内容を的確に理解する 内容を大きくまとめ 必要に応じて中心となる語や文に注意しながら読むことができる 文章全体における 段落の役割を理解する

7 単元の指導計画と評価規準 ( 全 19 時間 本時 B 組 /19 時 A 組 9/19 時 ) 次 時 主な学習活動 評価規準 全文を読み感想を書き交流する ( 関 ) 大豆に興味をもちながら教材文を読んだ 新出漢字 意味調べの学習をする り 感想を発表したりしている 1 単元のめあてを立てる ( ノート 発言 ) 2 段落に番号をふり 文章全体を 初 ( 言 ) 新出漢字を正しく書く ( 漢字スキル ) め 中 終わり の3つのまとま ( 読 ) 文章構成をつかみ 3つのまとまりに分 りに分ける けてとらえている ( ノート 発言 ) 3 話題提示の段落 12を読み 大豆の ( 読 ) 段落を読み 正しく大豆の特徴をみつけ特徴についてまとめるている ( ワークシート 発言 ) 4 ( 読 ) 大豆を食べる工夫について段落ごとに正 3~4 段落を読み 大豆をおいしくしく読み取っている食べる工夫をまとめる ( ワークシート 発言 ) 1 B 組 本時 ~7 段落を読み 大豆をおいしく 食べる工夫をまとめる ( 読 ) 大豆を食べる工夫について段落ごとに正 しく読み取っている ( ワークシート 発言 ) 6 7 8 9 A 組本時 まとめの段落 89を読み 大豆がい ( 読 ) 大豆がいろいろなすがたで食べられる理 ろいろなすがたで食べられる理由をまとめる 由をみつけている ( ワークシート 発言 ) 文章構成を確かめ 筆者の意図を考 ( 読 ) 文章構成を確かめ 書く活動に生かすこ える とを理解している ( ノート 発言 ) 定着教材 ミラクルミルク を読 み 文章全体を 初め 中 終わ ( 読 ) 文章構成をつかみ 3つのまとまりに分 り の3つのまとまりに分け 初 けてとらえている ( ノート 発言 ) め と 終わり の内容をつかむ 定着教材 ミラクルミルク を読 ( 読 ) 題名やそれと関連した言葉をもとに 3 み 4~8 段落の要点を表にまとめ つの食品のミラクルがわかり 表にまと る めている ( ワークシート 発言 ) 10 食べ物はかせになろう を読み 学習の見通しをもつ ( 関 ) 全文を読み 学習の見通しをもっている ( ノート 発言 ) 2 11 調べたいことを決め 学習計画を立てる 12 ~ 14 1 ~ 17 目的に合った図書資料を探し その 中から調べたい事柄を選び出し 情 報カードに書く 情報を整理し 情報カードのまとま りごとに文章を書く ( 関 ) 調べたい食べ物を決め 意欲をもって調べようとしている ( ノート 発言 ) ( 書 ) 食べ物について情報を収集しカードに詳しく書いている ( 情報カード ) ( 書 ) 情報カードを整理し 構成を考えて文章を書いている ( 作文 ) 18 19 文章を読み合い 感想を交流し合う ( 関 ) 段落のならべ方などの工夫に着目して感想を述べることができる ( 発言 ノート )

8 本時の指導計画 (B 組 /19 時 ) (1) 本時の目標 大事な語句や中心文に着目し 要点をまとめることができる (2) 本時の具体の評価規準 A B C の児童への支援 根拠をもって大事な言葉や文を見つけ 大豆を食べる工夫について読み取ることができる 大事な言葉や文を見つけ 大豆を食べる工夫について読み取ることができる 段落の大事な言葉や文を指示し 要点をまとめさせる (3) 本時の展開 過程 学習活動 主な発問 予想される児童の反応 指導上の留意点 1 学習課題を確認する 大豆をおいしく食べるためのくふうを読み取ろう 見通す 分深める 2 前時の学習を想起する 3 ~7 段落を音読する 3 4 段落の要点をまとめたときどんなことに気を付けて読みましたか おいしく食べる工夫 食品名 どのように姿を変えているか どんな くふう がされているのか 気を付けながら読みましょう 前時で行った段落のまとめ方を想起させる 読む視点を与える 各自自分の速さで読む速く読み終わった児童は2 回目に入る 4 67 段落の要点をま 中心文 食品名にサイドラインを サイドラインを引けない とめる 引き おいしく食べるための工夫 児童には くふう に着 をまとめましょう 目させて 中心文に気付 かせる 中心文と食品名 段落 また 大豆にふくまれる大切なえいようだけを取り出して ち がう食品にするくふうもあります ( とうふ ) 6 段落 さらに 目に見えない小さな生物の力をかりて ちがう食品に するくふうもあります ( なっとう みそ しょうゆ ) 7 段落 これらのほかに 取り入れる時期や育て方をくふうした食べ方 もあります ( えだ豆 もやし ) 評価 中心文や食品名を見つけ おいしく食べるための工夫をまと めている ( ノート )

要点を発表する 段落 大豆にふくまれる大切なえいようだけを取り出してとうふをつくる 6 段落 目に見えない小さな生物の力をかりて なっとう みそ しょうゆをつくる 7 段落 とり入れる時期や育て方をかえてえだ豆やもやしをつくる と6 段落に出てくる ちがう食品 も取り上げ 意味を考えさせる 手を加えている様子を取り上げ おいしく食べるための工夫について理解を深める 大豆 と ダイズ の違いを明確にし 6 段落の工夫との違いに気付かせる 40 分まとめる 6 要点をまとめた方法を 要点をまとめるときにどんなこと振り返るに気を付けましたか 中心文や食品名を見つける どんな工夫をしたのか読み取る < 要点のまとめ方 > くふう と 食品 に気をつけて読む 中心文を見つける 題名 すがたをかえる大豆 と要点との関わりから 説明文を読むとき題名や題名と関連する言葉が大切であることを気付かせる 分 7 次時の予告をする 次の時間は 終わり をまとめる 学習を行います (4) 板書計画

9 本時の指導 (A 組 9/19 時 ) (1) 本時の目標 文頭や題名にある言葉を手がかりにして 段落の要点を表にまとめることができる (2) 本時の具体の評価規準 A B Cの児童への支援 題名にある言葉と意味が似ている言葉を探しながら 要点を 題名にある言葉をもとに 要点をまとめることができる 本文中にある題名の言葉に着目させる まとめることができる (3) 本時の展開 過程 学習活動 主な発問 予想される児童の反応 指導上の留意点 見 1 学習課題を確認する 今日の課題を読みましょう 課題を確認し 本時の学習を把握させ 通す 三つのミラクルの要点を 表にまとめよう る 2 見通しをもつ 要点をまとめるための 読みの方法 を確かめ 表にまとめましょう 一つめ 二つめ 三つめと書いてある 題名と同じ言葉を見つける ミルクのミラクルに興味をもたせる 分 3 音読をする 4~8 段落を読みましょう 読む視点を与える 4 一人読みをする 4~8 段落の要点をまとめ 表に ワークシートを使用 書きましょう する 要点がまとめられな 深 い児童には ミルクの中 という言葉に め 発表する できた表を順に発表しましょう 一つめのミラクルは ミルクの中 着目させる る に乳酸菌が入って変身したヨーグ 要点をまとめながら ルトだ 内容に触れる 二つめのミラクルは ミルクの中 の脂肪が固まったバターだ 三つめのミラクルは ミルクが羊 の胃の中で変化した物だ チーズは ミルクの中のたんぱく 質が固まってできた食べ物だ 人々は工夫して 自分達の手でた んぱく質を固めることができるよ うにした 3 分 < 評価 > 文頭や題名に着目して 段落の要点をまとめている ( 発言 ワークシート )

まとめる 分 6 要点をまとめるための 読 今日の時間に勉強した 要点をまみの方法 をふりかえるとめるための方法は何でしたか 文の初めを見た 題名に使われている言葉を見つけた 7 まとめる要点をまとめるための方法 文の初めを見る 題名に使われている言葉を見つける 8 次時の予告を聞く 次は 食べ物はかせになろう を勉強しましょう 題名に使われている言葉と似ている言葉にも着目することをおさえる (4) 板書計画 題名に使われている言葉を見つける 文のはじめを見る まとめ できるようにした 分たちの手でたんぱくしつをかためることが まってできた食べ物だ 人々はくふうして 自 8 チーズ チー ズは ミルクの中のたんぱ くしつ がかた 中で変化した物だ 7 チーズ 三つ目のミラクルは ミ ルクがひ つじの胃の かたまったバター だ 6 バター 二つめの ミラクルは ミ ルクの中のしぼうが ん菌が入って変身したヨーグルトだ ヨーグルト 一つめの ミラクルは ミ ルクの 中ににゅうさ まな物に変身する 4 動物のミルクがミラクルを起こして さ まざ だん落 食品名 要 点 課題 三つのミラクルの要点を 表にまとめよう ミラクル ミルク