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用への助成を除くと 住宅に関する融資や助成制度等の情報提供の充実 との回答割合が高い( 子育て住み替え意識調査 ) 以上のことから 住宅が手狭であることを理由に市外へ転出する若い世代が相当数存在し また その傾向が強まっていることがうかがえる また 住み替え後は4LDKの間取りを中心とした持ち家 (

( 案 ) 平成 29 年月日 旭川市長西川将人様 中央 新旭川まちづくり推進協議会 会長 平成 29 年度中央 新旭川地域のまちづくりに関する提言書 提言事業 : 囲碁による地域づくり事業 ( 主体的な地域づくり事業 ) 松野和彦 中央 新旭川まちづくり推進協議会 ( 以下 中央 新旭川まち協 と

弦打校区コミュニティ協議会会則 ( 名称及び組織 第 1 条この会は, 弦打校区コミュニティ協議会 ( 以下 協議会 という ) と称し, 協議会の区域内に居住する個人および所在する法人ならびに別表 ( 組織図 ) に掲げる構成団体等で組織する ( 目的 ) 第 2 条協議会は, 住みよい地域社会の

参考資料1 委員会規約

第2章

2 前項の規定による通知を行った場合において 市長は 当該特定空家等の所有者等が除却 修繕 立木竹の伐採その他周辺の生活環境の保全を図るために必要な措置を講じたことにより特定空家等の状態が改善され 特定空家等でないと認めるときは 遅滞なくその旨を 特定空家等状態改善通知書 ( 様式第 7 号 ) に

笠縫東学区まちづくり協議会会則 ( 名称 ) 第 1 条本会は 笠縫東学区まちづくり協議会 ( 以下 協議会 という ) と称する ( 事務所 ) 第 2 条協議会の事務所は 滋賀県草津市集町 58 番地の8に置く ( 目的 ) 第 3 条協議会は 地域住民が主体となって地域共通の願いの実現ならびに

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- 2 - 項五その他本会の目的を達成するために必要な事項(役員)第五条本会に次の役員を置く 会長一名副会長七名以内理事七名監事三名(役員の任期)第六条役員の任期は 二年とする ただし 任期満了後も 新役員が選任されるまでの間は 引き続きその職務を行うものとする 2補欠により選任された役員の任期は

1. 国内主要観光都市の入込観光客数の比較 鎌倉市 ( 資料 ) 日本観光協会 全国観光動向 平成 15 年度 同 平成 4 年度 ( 資料 ) 鎌倉市観光基本計画 ( 平成 8 年度策定 ) 2. 主要観光施設の時間帯別入込み比率 34

第 4 回上越市新クリーンセンター生活環境保全協議会 次第 とき ところ 平成 28 年 5 月 14 日 ( 土 ) 午後 1 時 30 分から 上越市新クリーンセンター建設工事現場事務所 1 階大会議室 1 開会 2 委嘱状交付 3 あいさつ 自己紹介 4 会長 副会長の選出 5 協議事項 (1

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新設 拡充又は延長を必要とする理地方公共団体の実施する一定の地方創生事業に対して企業が寄附を行うことを促すことにより 地方創生に取り組む地方を応援することを目的とする ⑴ 政策目的 ⑵ 施策の必要性 少子高齢化に歯止めをかけ 地域の人口減少と地域経済の縮小を克服するため 国及び地方公共団体は まち

01協議会要綱提出版

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( 常任本部会議の設置等 ) 第 9 条本部に常任本部会議を設置する 2 常任本部会議は 委員長 副委員長及び委員で組織する 3 委員長は 第 11 条第 1 項に規定する最高情報統括責任者をもって充てる 4 委員長は 常任本部会議の事務を総理する 5 副委員長は ICTに関する事務を分掌するプロジ

することができない場合で 会長が必要と認めるときは その代理者を出席させることができる 7 市長会議は 規約の制定 改廃 会長の選任 指定都市として大局的な方針決定 本会の運営にかかる重要な事項 部会の設置等に関し必要な事項について審議する と認める場合は 代理者を出席させることができる 7 市長会

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獨協医科大学病院医療安全対策規程(案)

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

防災情報

(H 改正 ) 北海道社会保険労務士政治連盟規約 (S 改正 ) 第 1 章総 ( 名称 ) 第 1 条本連盟は 北海道社会保険労務士政治連盟 ( 以下 道政連 ) と称する (S 改正 /H 改正 ) ( 事務所 ) 第 2 条本連盟は 事務所を札幌

獨協医科大学病院医療安全対策規程(案)

5 この施策に係る事務事業 ( 重要度 貢献度順 ) 番号 事務事業名 魅力個店づくり整備促進事業 歳出決算額 ( 千円 ) 施策への関連性 目的に対する指標 年度目標値 年度実績値 推移 区内の既存個店や出店希望 22 者が行う 魅力的な店舗づ 809 くりを支援することで 魅 力個店の集積を図る

横浜市市民活動推進条例の全部改正

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役職員が権利者又は発明者である知的財産権の保有をいう 第 2 章利益相反マネージメントの体制第 1 節利益相反マネージメント委員会 ( 設置 ) 第 3 条研究所に 利益相反マネージメント委員会 ( 以下 利益相反委員会 という ) を置く ( 任務 ) 第 4 条利益相反委員会は 次に掲げる事項に

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5 条条例 9 条 2 項の規定による勧告は 空き家等改善勧告書 ( 式 4 ) により行うものとする ( 命令 ) 6 条条例 1 0 条 1 項の規定による命令は 空き家等改善措置命令書 ( 式 5 ) により行うものとする ( 公表の方法 ) 7 条条例 1 1 条 1 項の規定による公表は

職員互助会会則

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参加者メリット

日本学術会議法

大和市人権施策推進会議を設置し 人権施策推進確認シート を用いて 庁内各課の施策が人権指針の方向性と相反するものでないかどうかの検証を 行い 人権施策を推進します (2) 人権啓発の推進市の職員一人一人が人権感覚を身に着け 指針の基本理念に基づいて職務を行うよう 毎年新採用研修の中で人権研修を実施し

かにするとともに 県の施策の基本となる事項を定めることにより 食の安全 安心の確保に関する施策を総合的かつ計画的に推進し もって県民の健康の保護並びに消費者に信頼される安全 安心な食品の生産及び供給の拡大に寄与することを目的とする ( 定義 ) 第 2 条この条例において 食品 とは 全ての飲食物

札幌市地域ケア会議推進事業実施要綱

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メ 札幌市オンブズマン条例 平成 12 年 12 月 12 日条例第 53 号 改正 札幌市オンブズマン条例 平成 15 年 10 月 7 日条例第 33 号 平成 20 年 11 月 7 日条例第 36 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 4 条 ) 第 2 章責務 ( 第 5 条 第 7

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(3) 倫理学 法律学の専門家等 本法人に所属しない人文 社会科学の有識者若干名 (4) 一般の立場から意見を述べることができる者若干名 (5) 分子生物学 細胞生物学 遺伝学 臨床薬理学 病理学等の専門家若しくは遺伝子治療等臨床研究の対象となる疾患に係る臨床医として 日本医科大学長が推薦した者若干

青葉台自治会会則 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本会は 以下に掲げるような共同活動を行うことにより 良好な地域社会の維持及び形成に資する事を目的とする (1) 回覧板の回付等区域内の住民相互の連絡 (2) 会員相互の融和親睦をはかる (3) 行政機関との連絡調整 (4) 区域内諸施設の維持

3 参加しやすい工夫 ( 効果的な周知や会議運営 ( 開催時間 委員の構成等 ) の工夫 ) 4 名柳田委員 猪瀬委員 庄司委員 小橋委員 2 名関口副会長 高柴委員 1 名櫻井委員 関口副会長 パブリックの後の説明会 意見交換会の開催検討の方向性は 担当課の工夫がある 高柴委員 このバスを望んでい

(3) 在学証明書 ( 入学を予定する者にあっては 入学を予定する高等学校等の合格を証明する書類 ) (4) 前 3 号に掲げるもののほか 世帯の生計に関する書類で市長が必要と認めるもの ( 貸付けの決定通知等 ) 第 4 条奨学生の決定に当たっては 選抜試験その他の方法を用いて選考することができる

評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

4. 町田市の廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例及び施行規則 6 審議会の議事は 出席委員の過半数で決し 可否同数のときは 会長の決するところによる 7 会長は 必要に応じて 委員以外の者を会議に出席させ 説明又は意見を聴くことができる ( 所掌事項 ) 第 4 条審議会は 市長の諮問に応じ

Uモニ  アンケート集計結果

日本学術会議会則

個人情報の保護に関する

市町村による創業支援 (手引き)

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第1章 総則

( 会社及び個人 ) ( 適用日 : 平成 28 年 12 月 9 日 年利 :%) 一 般 貸 付 振 興 事 業 貸 付 設備資金 設備資金 運転資金 日本政策金融公庫国民生活事業 ( 生活衛生資金貸付 ) 主要利率一覧表 下記以外の設備資金 ( 注 2) 融資の種類利率 ( 注 1) 省エネル

2 市長は 告示産業廃棄物の処理を次の基準により行うものとする (1) 処理できる告示産業廃棄物は 市内の土地又は建物から排出されたものに限る (2) 1 日に搬入できる告示産業廃棄物の量は 2 トン車 1 台 ( 軽トラックの場合は 2 台 ) 以内とする ただし 天災等特別の理由による場合は 市

160627_26年度評価結果の反映状況(理事長説明後)

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子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

02 概要

道州制基本法案(骨子)

条第一項に規定する国際平和協力業務の実施等に関する重要事項九自衛隊法 ( 昭和二十九年法律第百六十五号 ) 第六章に規定する自衛隊の行動に関する重要事項 ( 第四号から前号までに掲げるものを除く ) 十国防に関する重要事項 ( 前各号に掲げるものを除く ) 十一国家安全保障に関する外交政策及び防衛政

提 案 書 (案)

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西日本化粧品工業会規約

9川総行推第29号

基本理念 1 市民参加及び協働は 市民の豊かな知識及び社会経験並びに創造的な活動を尊重して推進されなければならない まちづくりの基本理念 変更 まちづくりは 市民一人一人が市民参加を行い 協働を行うとともに できるところから自立的に活動して地域の実情に合わせて取り組むことを基本とし 次のことを考慮し

( 道民等の役割 ) 第 6 条道民 事業者及び関係団体 ( 以下 道民等 という ) は 基本理念に基づき 障がい及び障がい者に対する理解を深めるとともに 暮らしやすい地域づくりを推進するための施策に協力するよう努めるものとする ( 情報の提供 ) 第 7 条道及び障がい者に係る情報を有するものは

2 第 3 条について (2) と (3) を別だてする趣旨がわかりません 知識 経験を有し 市長が必要と認める者 で良いと思います 第 3 条第 2 項第 2 号に規定する 知識経験を有する者 とは 市民の参画と協働に関する深い知識や豊富な経験を有する方のことです また 同項第 3 号の規定は 公

従業員に占める女性の割合 7 割弱の企業が 40% 未満 と回答 一方 60% 以上 と回答した企業も 1 割以上 ある 66.8% 19.1% 14.1% 40% 未満 40~60% 未満 60% 以上 女性管理職比率 7 割の企業が 5% 未満 と回答 一方 30% 以上 と回答した企業も 1

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問 2. 現在 該当区域内に居住していますか 1. 居住している % 2. 居住していない % 無回答 % % 単位 : 人 1.9% 32.7% 65.4% 1. 居住している 2. 居住していない無回答 回答者のうち 居住者が約 65

Microsoft Word - 02定款.doc

23 歳までの育児のための短時間勤務制度の制度普及率について 2012 年度実績の 58.4% に対し 2013 年度は 57.7% と普及率は 0.7 ポイント低下し 目標の 65% を達成することができなかった 事業所規模別では 30 人以上規模では8 割を超える措置率となっているものの 5~2

座間市自治会総連合会規約 第一章総則 ( 名称 ) 第 1 条本会は 座間市自治会総連合会 ( 以下 市自連 という ) と称する ( 事務所 ) 第 2 条市自連本部は 座間市役所ふれあい会館内に置く 第二章事業と目的 ( 目的 ) 第 3 条市自連は 地区自治会連合会 ( 以下 地区自連 という

静岡市の耐震対策事業

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さいたま市PTA協議会西区連合会会則

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4-2 地域の課題人口の減少により 町内では老朽化した空き家 空き店舗が随所に見られるようになっており 平成 28 年 3 月に町内を調査したところ 空き家 空き店舗と思われる建物が 159 軒存在していることが判明した 特に 商店街 公共機関 医療機関等が近接する利便性の高い中心市街地における空き

定 款 第 1 章総則 ( 名称 ) 第 1 条この協会は 全国語学ビジネス観光教育協会と称する ( 事務所 ) 第 2 条この協会は 事務所を東京都に置く ( 支部 ) 第 3 条この協会は理事会の議決を経て 必要の地に支部を置くことができる ( 部会 ) 第 4 条本会内に会員校の社会的地位向上

平成18年度標準調査票

神戸市職員の職員団体等の活動における職務専念義務違反に関する調査委員会 ( 第 1 回 ) 日時 : 平成 30 年 9 月 18 日 ( 火 )16:3 0 ~17:30 場所 : 神戸市役所 1 号館 14 階 1141 会議室 次 第 1. 開会 2. 委員紹介 3. 議題 (1) 正副委員長

して実践すること ) (3) 施設の所在地が福岡市内であること (4) 市内に住む高齢者が気軽に介護予防活動に参加できるよう, 参加費用を設定する場合は無償あるいは低額とすること ( 欠格要件 ) 第 5 条市長は, 前条の規定に関わらず, 次の各号のいずれかに該当する団体については, よかトレ実践

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本町は 過疎地域における人口減少や少子高齢化 核家族化の進展という構造的な課題を抱え 若年層の人口流出や世代間交流の機会が少ない現代社会現象が問題となっている また 本町は 県を代表する観光地であるが 観光入込客数は 瀬戸大橋が開通した昭和 63 年をピークに減少しており 平成 27 年には約 23

さいたま市立常盤小学校PTA会則(案)

5 改正条文の書式

規約(会則)例の解説

活動状況調査

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市税収入率の推移 参考資料 1 % 98 リーマンショック ( 世界同時不況 ) の影響 バブル期 (H 元年度 ) と同水準に設定 過去最低の市税収入率 福岡市

三島市議会基本条例 平成 31 年 3 月 22 日 条例第 15 号 目次 前文 第 1 章総則 ( 第 1 条 第 2 条 ) 第 2 章議会及び議員の活動の原則等 ( 第 3 条 第 7 条 ) 第 3 章市民と議会との関係 ( 第 8 条 第 10 条 ) 第 4 章市長等と議会との関係 (

「定款」等の一部改正について

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し環境の整備や 大会 合宿等の誘致 グッズや特産品の物販 体験型観光など スポーツを生かしたにぎわいの創出を進めることにより 交流人口の増加を図るとともに 将来的な市への移住 定住の促進を目指す 事業 スポーツを生かした交流によるにぎわい創設事業 KPI 観光交流客数 地域ブランド調査魅力度全国ラン

Transcription:

平成 30 年度戸田市まち ひと しごと創生総合戦略効果検証会議 提言書 戸田市まち ひと しごと創生総合戦略効果検証会議 平成 30 年 12 月

目次 1 提言に当たって... 1 2 各事業に対する意見... 1 (1) 住宅政策事業... 1 (2) 継承者育成支援事業... 2 (3) 多世代交流ひろば事業... 2 3 まとめ~ 指標に対する事業の有効性 ~... 4 < 参考資料 >... 5 1 戸田市まち ひと しごと創生総合戦略効果検証会議要綱... 5 2 平成 30 年度戸田市まち ひと しごと創生総合戦略効果検証会議委員名簿.. 6 3 会議開催日... 6

1 提言に当たって私たちは 戸田市が進めている 戸田市まち ひと しごと創生総合戦略 ( 以下 総合戦略 という ) について 市長からの依頼を受け 平成 29 年度に実施した事業の効果等について意見交換を行いました 本会議は 市民 まちづくりに係る団体等の関係者 産業関係者 学識経験者 金融関係者により構成され それぞれの立場から多様な意見が出されました 本会議では 平成 29 年度に実施した事業のうち 国からの交付金 1 を受けた事業等について 検証を行いました 概ね 各事業が順調に進められているものと考えますが 今後 より効果的な事業となるよう さらに取組みを発展させていくことが期待されます 2 各事業に対する意見本会議で検証した3 事業について 会議における発言に基づき意見を整理しました 既に十分取り組まれている内容もあると思われますが 改めて重要性等を認識いただくとともに 今後の事業の改善ポイントとして活用してください (1) 住宅政策事業 1 事業に対する評価 今後の事業展開に向けた意見等 空家バンクを運営していく上で 空家物件の所有者に登録してもらうことへの意識付けが大事であると考えます 子育て世帯に向けて住宅を提供していくことは 長期的に住んでもらえる確率が高まり 結果として転出抑制対策となると考えます 戸田市は 教育に手厚いイメージがあるので まちづくりの観点からも 教育環境と連動した事業を行った方がよいと考えます 住みたい場所に選ばれる理由として 地域のブランド力が大事であると考えます 民間事業者とタイアップして まちのイメージを作ってはどうかと考えます 戸田市は利便性が良い 住みやすい 子育てにはよい場所ですが これといった観光資源が無く 市のイメージが浮かびにくいと感じるので 戸田市といえばこれ というように イメージできるものが欲しいと思います 市内には 商業で利用できる空家が少ないと感じます 店を持ちたい方は多く ニーズはあると思われます 例えば 住むには難しい物件を商店として使用させたり 市が補助することで安く貸し出せたりする制度があるとよいと考えます 転出の理由としては 家が手狭になったから という理由が多いことから 空家バンク構築により 戸田市内での住み替えを行ってもらい 転出抑制につなげてもらいたいです 空家において 利活用可能な物件の対応よりも 苦情のある物件に対処する方が 市の事業としての優先度が高いと考えます 1 地方創生推進交付金 1

2まとめ 今年度の取組みとして 空家バンクの設計をし 運用していくという中で 今回出た意見を参考にしてもらいたいです 当該制度の課題をしっかりと把握していることから 今後の事業の拡充が期待できます (2) 継承者育成支援事業 1 事業に対する評価 今後の事業展開に向けた意見等 戸田市の制度融資については 制度そのものに問題はありませんが 現行の高い金利設定では 銀行から貸し出すことが困難となっています 現状としては 金利は1% を下回る貸し付けがほとんどです しかしながら 市の制度融資を必要としている企業はあると考えられるので セーフティネットとして継続してほしいと考えます 経営革新計画について 指標と目標に設定している相談件数とは 結果ではなく通過点であるので 相談を受けて結果としてどうなったのか等 有効性を見るべきであると考えます 全国の商工会で 経営革新計画の設定目標値を3 年連続で達成している商工会はごく一部であり その中に戸田市商工会が含まれています 経営革新計画が認定されたことによる成果で見れば 売り上げが伸びた等の実績が現れています 事業を行う身として 担当課においては 支援が充実しており また その支援に関する情報発信も役立っています 2まとめ 市が行う事業としての成果で見れば 商工会に補助をし その商工会が成果を上げているという点で 事業が有効であると言えます 相談予備軍や相談に繰り返し来ている方に対し 過去の相談に来た方の相談内容を発信していくのも大事であると考えます 人材不足により 業界が縮小してしまうので 人材を育てていくことが重要です 海外留学生等の就労について 先進国の情報も踏まえ 研究すべきであると考えます (3) 多世代交流ひろば事業 1 事業に対する評価 今後の事業展開に向けた意見等 市において講座等の開催の働きかけやSNS 等での広報活動をしてもらえるなどの 事業内容の周知が不足していると感じます 多世代というテーマで事業を行うのは とてもハードルが高いと考えます より一層の工夫が必要です 利用する方へ 施設の方から紹介があるなど つなぎ役 が必要と考えます スポットに訪れるきっかけとして 常時やっているイベント等があるとよいです スポットには 楽しさがないと 人は来ないと感じます また 単身( 老 ) 世帯の方が時間を指定することで 来てもらうような仕組みがあると 交流につながるのではないかと考えます 2

オープンスペースを週末だけ使うようなシェアリングを行うことで たまり場 を作ってはどうかと考えます スポットでの企画開催は 毎日ではなく 特定の日でもよいと考えます わいわいスポットの設置数拡大の取組みについて 設置場所を見つけて 様々な利用の仕方によって 充実させたらよいと考えます わいわいスポットの1か所において 集中して事業を行い 成功事例を作るのもよいと考えます 設置個所に偏りがあるので 市の西側にも設置があるとよいです わいわいスポットは 交通の便が良くないと行きにくいので 空家政策とも連携し 場所探しにおいて 使い勝手の良い場所があるとよいです 利用者であるサークル団体では 使える施設が不足しているとの声があり ニーズはあると思うので ニーズを捉えた場所の選定や斡旋をしてほしいです ガレージを改装してライブハウスをやっている所もあるので 特徴的な打ち出し方をするとよいのではないかと考えます 戸田は工場や倉庫が多いことから 家族が見学 体験できるようなオープンファクトリーがあるとよいと考えます わいわいスポットのメリット デメリットをもっと明確にすべきと考えます わいわいスポット登録のデメリットが多く 使う側はメリットを感じていない状況です 例えば 利用が有料となっている施設においては わいわいスポットとしての利用者は無料にするなどのメリットがあるとよいです チラシには 施設への案内しか記載がないので 施設と利用者側のマッチングを考え コンセプトが合う一定の条件をクリアした人等に利用させるべきであると考えます また 施設によっては コンセプトのミスマッチが起こりえるので 行政が入っていくべき部分と考えます 市でもやっている事業として 認知症カフェがありますが 例えば健康増進 医療関係等と連携し 進めてもよいのではないかと考えます 地域貢献している団体に積極的に案内する等 わいわいスポットの利用者を増やす取組みを行った方がよいと考えます 2まとめ 協働という観点でもっと情報収集を行ってもらいたいです 今日出た意見を具体化し 検討を行ってもらいたいです 企画開催実績 0 については 1 としてもらいたいです 担当課にて1 名は特命でやる人を設置する等 人員について検討してもらいたいです 評価としては もう少し頑張ってもらいたいということを添えて 指標に対して 有効だった とします 3

3 まとめ~ 指標に対する事業の有効性 ~ 各事業には 達成すべき目標となる指標及び目標値が設定されています 本会議では 目標値に対する実績値を踏まえ 各事業が目標達成に有効であったかどうか評価しました ( 指標に対する事業の評価 ) 評価に当たっては 本会議において 各事業における意見交換の内容を総合的に勘案し 判断しました 各事業の評価は下表のとおりです No 表 1 事業別 指標に対する事業の評価 指標に対する事業名取組の有効 性 1 1 住宅政策事業 1 2 継承者育成支援事業 1 3 多世代交流ひろば事業 1 全ての事業について 指標達成に対して有効な取組だったと評価しました 一方で 各事業の検証の結果 今後の事業展開に対する様々な意見が出されました 指標に対する取組の有効性の判断には これらの意見が 各事業において十分検討され より大きな成果につながることへの期待が込められています この提言書が 今後の総合戦略の推進及び見直しを図る際に最大限尊重され 戸田市の地方創生の実現に向けて より良い事業展開に生かされるよう望みます 1 各事業において設定された指標の達成に対し 取組内容が有効であったか評価 選択肢 1: 指標達成に対して有効であった 2: 指標達成に対して有効とは言えない 4

< 参考資料 > 1 戸田市まち ひと しごと創生総合戦略効果検証会議要綱 戸田市まち ひと しごと創生総合戦略効果検証会議要綱平成 28 年 10 月 17 日市長決裁 ( 設置 ) 第 1 条戸田市まち ひと しごと創生総合戦略 ( 以下 総合戦略 という ) に係る施策や事業等の効果を検証し 総合戦略の推進及び見直しを行うため 戸田市まち ひと しごと創生総合戦略効果検証会議 ( 以下 検証会議 という ) を置く ( 所掌事務 ) 第 2 条検証会議は 次に掲げる事項について意見交換を行い 市長に結果を報告する (1) 総合戦略に係る施策や事業等の効果検証に関すること (2) 総合戦略の推進及び見直しに関すること (3) その他総合戦略の効果検証及び推進に関し必要な事項 ( 組織 ) 第 3 条検証会議は 委員 8 名以内で組織し 次に掲げる者のうちから市長が依頼する (1) 市民 (2) まちづくりに係る団体等の関係者 (3) 産業関係者 (4) 学識経験者 (5) 金融関係者 (6) その他市長が必要と認めた者 ( 任期 ) 第 4 条委員の任期は 依頼の日から当該年度の末日までとし 再任を妨げない ただし 補欠の委員の任期は 前任者の残任期間とする ( 会長及び副会長 ) 第 5 条検証会議に会長及び副会長を置く 2 会長は委員の互選によるものとし 副会長は会長が指名するものとする 3 会長は 会務を総理し 検証会議を代表する 4 副会長は 会長を補佐し 会長に事故があるとき又は会長が欠けたときは その職務を代理する ( 会議 ) 第 6 条検証会議の会議 ( 以下 会議 という ) は 会長が招集し その議長となる ただし 会長が選任されるまでの間は 市長が招集し 総務部経営企画課が進行するものとする 2 会議は 委員の半数以上の出席がなければ開くことができない 3 市長又は会長は 必要があると認めるときは 委員以外の者に対し会議への出席を求め 5

意見を聴くことができる ( 庶務 ) 第 7 条検証会議の庶務は 総務部経営企画課において処理する ( その他 ) 第 8 条この要綱に定めるもののほか必要な事項は 市長が別に定める 附則この要綱は 平成 28 年 10 月 17 日から施行する 2 平成 30 年度戸田市まち ひと しごと創生総合戦略効果検証会議委員名簿 ( 敬称略 ) No 区分 所属団体等 氏名 1 市民委員 一級建築士マンション管理士 大久保浩子 2 まちづくりに係る団体 エンジェル すまいる代表 清水真由美 等の関係者 3 産業関係者 第 4 期戸田市中小企業振興会議委員中小企業診断士 坂上成人 4 学識経験者 明治大学経営学部教授 藤江昌嗣 ( 会長 ) 5 金融関係者埼玉りそな銀行戸田支店支店長木村文彦 ( 副会長 ) 3 会議開催日平成 30 年 8 月 23 日 ( 木 ) 6