参考資料 国道 6 号及び県道 36 号に関する帰還困難区域の特別通過交通制度の運用変更について : 通行証確認が不要となるルート : 引き続き通行証確認が必要なルート : 帰還困難区域

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老発第    第 号

資料2

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(審31)資料5-1 住民意向調査の結果及び住民帰還等に向けた取組について

2. 調査対象 国道 114 号等を自動車で通行する運転手等の被ばく線量 国道 114 号等で 事故 車両の故障等のために車外に待機した運転手等の被ばく線量 3. 調査方法 (1) 調査対象区間 ( 図 1) 経路 1: 国道 114 号川俣町 / 浪江町境界付近 ~ 浪江 IC 付近 [27.2k

ください 5 画像の保存 取扱い防犯カメラの画像が外部に漏れることのないよう 一定のルールに基づき慎重な管理を行ってください (1) 取扱担当者の指定防犯カメラの設置者は 必要と認める場合は 防犯カメラ モニター 録画装置等の操作を行う取扱担当者を指定してください この場合 管理責任者及び取扱担当者

154

Microsoft Word - 927・電動アシスト自転車貸出要綱.doc

速度規制の目的と現状 警察庁交通局 1

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中間指針第四次追補に関するQ&A集

外部通報処理要領(ホームページ登載分)

福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律 について <1. 特定復興再生拠点区域の復興及び再生を推進するための計画制度の創設 > 従来 帰還困難区域は 将来にわたって居住を制限することを原則とした区域 として設定 平成 29 年 5 月復興庁 地元からの要望や与党からの提言を踏まえ 1 帰還困難区

2 各区域共通の留意点 避難指示解除準備区域 居住制限区域及び帰還困難区域についても引き続き避難指示が出されております 関係者以外の方の立入りはご遠慮いただくとともに 立入りの際の安全 安心確保のため 特に以下の点にご留意ください 1 道路 信号の復旧状況は地域によって異なります 車を運転される際に

平成 31 年度 税制改正の概要 平成 30 年 12 月 復興庁

平成30年度下半期一時立入りに関するお知らせ

資料 7-1 特殊車両の通行に関する指導取締要領の一部改正について 国土交通省関東地方整備局道路部交通対策課 1 (1) 特殊車両通行許可制度 2

平成 24 年 11 月 6 日 大熊町住民意向調査調査結果 ( 速報版 ) 復興庁福島県大熊町 調査の概要 1. 調査対象 : 全世帯主 ( 分散避難している場合は それぞれの代表者 ) 5,378 世帯 2. 調査時期 : 平成 24 年 9 月 7 日 ( 金 )~9 月 24 日 ( 月 )

【通知】海外療養費・出産育児一時金の支給の適正化に向けた対策等について

(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

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Microsoft Word - HPN-2534

( 平成 28 年 10 月 31 日までの最新の測定値 ) Tamura city (The latest measured values up to Oct 31, 2016) 本宮市 Motomiya city 三春町 Miharu 郡山市 Koriyama city 小野町 On

起 案 書

防犯カメラの設置及び運用に関するガイドライン

復興 5 年間の現状と課題 ( 概要 ) 復興期間 10 年の折り返し平成 23~27 年度 集中復興期間 平成 28~32 年度 復興 創生期間 インフラ復旧は概ね終了 住宅の再建が最盛期 被災者の心身のケアや 産業の再生が重要 福島においては 順次 避難指示を解除 住民の帰還に向けた環境整備を進

令和元年 8 月 23 日九州地方整備局 記者発表資料 九州の下水道整備状況について ( 平成 30 年度末 ) 平成 30 年度末の九州の下水道整備状況を取りまとめました 下水道の整備状況 平成 30 年度末の九州の下水道処理人口普及率が67.2% になりました 昨年度から0.5% 増 (H29

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特定個人情報の取扱いの対応について

平成 30 年 3 月 6 日 大熊町住民意向調査調査結果 ( 速報版 ) 復興庁 福島県 大熊町 調査の概要 1. 調査対象 : 世帯の代表者 (5,218 世帯 ) 2. 調査時期 : 平成 30 年 1 月 4 日 ~1 月 18 日 3. 調査方法 : 郵送配布 郵送回収 4. 回答者数 :

避難指示解除と帰還に向けた取組 1 田村市 平成26年4月1日 避難指示解除準備区域を解除 避難指示解除から約2年が経過し 解除後の転入等も含めて人口の61 世帯の69 注1 の方が居住 20km圏内 平成28年2月末時点 コミュニティの再生支援等 復興に向けた取組を継続中 避難指示区域の概念図 注

通行禁止道路 について 道路標識又は道路標示によるもの 対象にするもの 車両通行止め道路 根拠規定道路標識 道路標示 ( 例 ) 道路交通法第 8 条第 1 項 自転車及び歩行者用道路 標識 302 同法第 8 条第 1 項 標識 325 の 3 歩行者用道路 同法第 8 条第 1 項 標識 325

目 次 第 1 はじめに 2 1 ガイドライン策定の目的 2 2 ガイドラインの対象となる防犯カメラ 2 3 防犯カメラで撮影された個人の画像の性格 2 第 2 防犯カメラの設置及び運用に当たって配慮すべき事項 3 1 設置目的の設定と目的外利用の禁止 3 2 設置場所 撮影範囲 照明設備 3 3

事務連絡 平成 29 年 10 月 25 日 建設業団体の長殿 国土交通省土地 建設産業局建設業課長 平成 28 年熊本地震の被災地域での建設工事等における 予定価格の適切な設定等について 公共工事の予定価格の設定については 市場における労務及び資材等の最新の実勢価格を適切に反映させつつ 実際の施工

資料 2 原 災害からの福島復興の進捗について 平成 30 年 3 原 災害対策本部

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第 1 はじめに 1 ガイドライン策定の目的安全で安心なまちづくりを進める上で 近年 防犯カメラの設置は広く有用であると認められており 市内においても防犯カメラの設置が進んでいます しかし その一方で 知らないうちに自分の姿が撮影され 目的外に利用されること等に不安を感じる市民の方もいます そこで

第 1 ガイドライン策定の目的及び対象 1 ガイドライン策定の目的美濃加茂市では犯罪のない安全で安心できる住みよい地域社会を実現するため 平成 21 年 10 月に 美濃加茂市防犯活動推進条例 を施行するとともに 同条例に基づく防犯計画を策定し 市民 事業者及び市が一体となって 犯罪のないまちづくり

日本国法務省 外務省 厚生労働省及び警察庁とカンボジア王国労働職業訓練省との間の在留資格 特定技能 を有する外国人に係る制度の適正な運用のための情報連携の基本的枠組みに関する協力覚書 ( 仮訳 ) 日本国法務省 外務省 厚生労働省及び警察庁 ( 以下 日本の省庁 と総称する ) 並びにカンボジア王国

職員の私有車の公務使用に関する要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は, 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 ) 第 3 条第 2 項に規定する一般職の職員 ( 期限付教員以外の臨時的任用職員を除く ) および同条第 3 項第 3 号に規定する特別職 ( 以下 職員 という ) が私

上記の要件をすべて満たさないカメラ ( 例えば 録画装置を備えていないカメラ ) であっても 不特定多数の人を撮影している場合は プライバシーを侵害するおそれがあります このガイドラインの趣旨を踏まえ プライバシーの保護に配慮するとともに設置目的に沿った適切な運用を行うことが必要です 第 2 防犯カ

実用化開発事業と同様 実用化開発に取り組む企業等についても必要に応じ事業化支援 ( 経営支援 ) を行う 支援内容: 企業訪問 面談 課題抽出 解決支援 ( 事業化戦略の構築 見直し 資金調達における市場調査 体制構築 ビジネスモデルの作成 販路開拓支援等 ) ( 上記の支援内容を事業者ごとに整理し

安全管理規程

特定個人情報の取扱いの対応について

( ウ ) 交通管制被災区域への車両の流入抑制及び緊急交通路を確保するための信号制御等の交通管制を行う (3) 警察官 自衛官及び消防吏員による措置命令警察官は 通行禁止区域等において 車両その他の物件が緊急通行車両の通行の妨害となることにより災害応急対策の実施に著しい支障が生じるおそれがあると認め

504 特定事業等に係る外国人の入国 在留諸申請優先処理事業 1. 特例を設ける趣旨外国人研究者等海外からの頭脳流入の拡大により経済活性化を図る地域において 当該地域における特定事業等に係る外国人の受入れにあたり 当該外国人の入国 在留諸申請を優先的に処理する措置を講じることにより 当該地域における

所において施工する場合 2 施工にあたり相互に調整を要する工事で かつ 工事現場の相互の間隔が 10km 程度の近接した場所において同一の建設業者が施工する場合 ( 別添 建設工事における現場代理人の常駐義務の緩和に係る取扱いについて に示す 参考 第 2 第 1 項第 3 号に定める該当工事 参照

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Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320

1 ガイドライン策定の目的防犯カメラについては テレビや新聞で報道されているように 犯罪の解決や犯罪の抑止につながることなど その効果は社会的に認められており さまざまな施設に防犯カメラが設置されております しかし その効果が認知される一方で 防犯カメラにより個人のプライバシーなどの人権が侵害される

03-01【局長通知・特例】施術管理者の要件に係る取扱の特例について

ア事業担当課長 ( 岐阜市上下水道事業部契約規程 ( 昭和 41 年水道部管理規程第 3 号 ) 第 4 条に規定する部長 ) は 工事請負契約約款第 7 条の2 第 2 項の規定に基づき 受注者に対して 期限を定め 当該下請契約を締結した具体的な理由を載した書面を求めるものとする ( 様式 1)

○福岡県警察交通管制要綱の制定について(通達)

(審36)参考1 モデル世帯における原子力損害に係る損害賠償額

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警察署長又は本部捜査担当課長は 犯罪の検挙状況 被害者等からの相談 関係機関からの通報等により再被害防止対象者に指定する必要がある被害者等を認めるときは 再被害防止対象者指定等上申書 ( 様式第 1 号 ) により警察本部長に再被害防止対象者の指定を上申するものとする この場合において 警察署長は

地域見守りカメラ設置促進事業要綱

青警本務第 号 青警本総推第 号 青警本生企第 号 青警本刑企第 号 青警本交企第 号 青警本備一第 号 平成 2 8 年 3 月 1 8 日 各所属長殿 青森県警察本部長 レピーサポート 職場復帰サポート実施要綱の制定について

要領【H29年度版】

1 趣旨このガイドラインは 日本国内の公道 ( 道路交通法 ( 昭和 35 年法律第 105 号 ) 第 2 条第 1 項第 1 号に規定する 道路 をいう 以下同じ ) において 自動走行システム ( 加速 操舵 制動のうち複数の操作を一度に行い 又はその全てを行うシステムをいう 以下同じ ) を

14個人情報の取扱いに関する規程

( 案 ) 土地区画整理事業の施行に伴い設置される 公共施設の管理及び帰属等に関する協議書 埼玉県 ( 以下 甲 という ) と ( 土地区画事業施行 ( 予定 ) 者 ) ( 以下 乙 と いう ) とは 土地区画整理法に基づく土地区画整理事業の施行により設置される公共 施設の管理及び帰属等につい

保総発第○○○号

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資料 1 復興 8 年間の現状と課題 平成 31 年 3 月 8 日

奈良県ライフライン 情報共有発信マニュアル 第 3.3 版 平成 24 年 7 月 奈良県ライフライン防災対策連絡会

5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し これを適確に実施する こと ( 輸送の安全に関する目標 ) 第 5 条前条に掲げる方針に基づき 目標を策定する ( 輸送の安全に関する計画 ) 第 6 条前条に掲げる目標を達成し 輸送の安全に関する重点施策に応じて 輸送の安全を確 保

ただし 受注者が下請業者と直接契約を締結 ( 以下 一次下請契約 という ) した請負代金の総額が3,000 万円 ( 建築一式工事の場合は4,500 万円 ) 以上の場合は 次のとおり取り扱うものとする ア主管部長 ( 岐阜市契約規則 ( 昭和 39 年規則第 7 号 ) 第 4 条に規定する部長

第 1 章実施計画の適用について 1. 実施計画の位置づけ (1) この 南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画 に基づく宮崎県実施計画 ( 以下 実施計画 という ) は 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 14 年法律第 92 号 以下 特措法 と

例規標準書式スタイル

(審43)資料1 避難指示区域の状況等について

老介発 0516 第 1 号 平成 23 年 5 月 16 日 各都道府県介護保険主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省老健局介護保険計画課長 東日本大震災により被災した介護保険の被保険者に対する 利用料の免除等の運用について 東日本大震災に対処するための特別の財政援助及び助成に関する法律 ( 平成

Microsoft PowerPoint - 10_0北海道自転車条例(P)_180316(セット)(表紙)

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1. 避難指 の解除と帰還に向けた取組 (1) 村市 : 平成 26 年 4 1 避難指 解除準備区域を解除 避難指 解除から約 2 年が経過し 解除後の転 等も含めて の61% 世帯の68% ( 注 1) の が居住 <20km 圏内 > ( 平成 27 年 11 末時点 ) コミュニティの再 援

江東区 「自転車条例」の手引

PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

東京電力が取り組む福島復興推進策

原議保存期間 5 年 ( 平成 27 年 12 月 31 日まで ) 各都道府県警察の長 殿 警察庁丙刑企発第 43 号 ( 参考送付先 ) 平成 22 年 2 月 25 日 各附属機関の長 警察庁刑事局長 各地方機関の長庁内各局部課長 美容外科手術を行っている医師の団体に属する会員等からの指名手配

5-1から3許可・不許可

許可方針

2 センターは 前項の届出を受理したときは 当該利用者の設定を解除するものとする ( 設定票等の再発行 ) 第 7 条利用者は センターが交付した Web-EDI 機能利用情報の書類の再交付を申請するときは 様式 WE-04 号 Web-EDI 機能利用証等再交付申込書 に必要事項を記載して センタ

地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要

別紙(例 様式3)案

( 使用承認期間 ) 第 6 条第 3 条第 3 項の規定によるキャラクターの使用の承認の期間は 当該承認の日から起算して1 年を経過する日以後の最初の3 月 31 日までとする ただし 更新することができる 2 第 4 条の規定によるキャラクターの使用内容変更承認の期間は 前項に定める当該承認の元

和文タイトル

ただし 森林の土地の所有権の取得と併せて 当該森林について法第 10 条の2の規定に基づく開発行為の許可を受けて他の用途へ転用する場合など 地域森林計画の対象とする森林から除外されることが確実であるときは 届出書の提出を要さないものとして運用して差し支えない (2) 土地の所有者となった日届出書の提

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Microsoft Word - ③(様式26号)特別徴収実施確認・開始誓約書

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(7) 防犯カメラの設置工事等を, 次のア又はイのいずれかに該当する者にその全部又は一部を委任し, 又は請け負わせないこと ア呉市暴力団排除条例 ( 平成 24 年呉市条例第 1 号 ) 第 2 条第 1 号に規定する暴力団及び同条第 2 号に規定する暴力団員イ広島県暴力団排除条例 ( 平成 22

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第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

長は 特措法第 39 条第 1 項に規定する地域福利増進事業等を実施しようとする区域内の土地の土地所有者等の探索に必要な限度で その保有する同項に規定する土地所有者等関連情報を その保有に当たって特定された利用の目的以外の目的のために内部で利用することができることとなります ( 特措法第 39 条第

Transcription:

国道 6 号等の通過 ( 帰還困難区域の特別通過交通制度の運用変更 ) について 平成 26 年 9 月 12 日 ( 金 ) 原子力災害現地対策本部原子力被災者生活支援チーム 1. 概要 国道 6 号の双葉町 - 富岡町間 ( 約 14キロ ) については 帰還困難区域であることから 住民の一時立入りや 帰還困難区域の特別通過交通制度に基づき通過する場合等を除き通行が制限されていました 他方 国道 6 号は 避難地域のみならず福島県全体の復旧 復興にとって今後より一層重要となる主要幹線道路であることから 福島県や県内自治体等から制限なく通過できるよう強い要望が寄せられてきたところです これらの状況を踏まえ 関係自治体や関係機関との協議等を実施した上で 国道 6 号及び県道 36 号 ( 参考資料参照 ) については 帰還困難区域の特別通過交通制度の運用を変更し 通行証の所持 確認を要せずに当該区間を通過できることとします なお 当該区間においては 環境省による除染作業や 国土交通省や福島県による道路補修作業等が完了しています 2. 運用変更に伴う主な対策等について 国道 6 号 ( 帰還困難区域内 ) の沿道交差点等にバリケードを設置しており 脇道への通行はできません 住民の一時立入り等で帰還困難区域内に立ち入る必要がある場合には 一部の交差点ゲートにおいて通行証の確認を行います 今回の運用変更は自動車の通過交通に関するものであり 自動二輪 原動機付自転車 軽車両及び歩行者については 引き続き通行いただけません ( ) 帰還困難区域の特別通過については 不要不急の通行はお控えくださいますようお願いします 3. 今後の予定 9 月 15 日 ( 月 祝 ) 国道 6 号及び県道 36 号の帰還困難区域の特別通過交通制度の運用変更開始 ( 同日 00:00~) 4. 参考資料 別添参照 ( 以上 )

参考資料 国道 6 号及び県道 36 号に関する帰還困難区域の特別通過交通制度の運用変更について : 通行証確認が不要となるルート : 引き続き通行証確認が必要なルート : 帰還困難区域

補足資料 1 帰還困難区域の特別通過交通について 平成 24 年 12 月 14 日平成 25 年 6 月 3 日改定平成 26 年 1 月 1 日改定平成 26 年 2 月 22 日改定 平成 26 年 9 月 15 日 帰還困難区域の特別通過交通に関する関係市町村会議 原子力災害現地対策本部 福島県 田村市 南相馬市 川俣町 広野町 楢葉町 富岡町 川内村 大熊町 双葉町 浪江町 葛尾村 飯舘村 今回の申し合わせに参加する関係市町村等の復旧 復興の推進を図るため 関係市町村等は 帰還困難区域の特別通過交通に関する関係市町村会議を設置し 帰還困難区域が設定されている市町村 旧警戒区域の市町村等関係市町村において 復旧 復興に資する用務等がある場合には 防犯対策等所要の措置を講じつつ 帰還困難区域内の主要幹線道路の通過を認める枠組みについて協議を行ったところであり 協議の結果については 別紙のとおり申し合わせる

また 関係市町村等及び帰還困難区域の特別通過交通に係る申請者においては 別紙に示す事項に従って 帰還困難区域を通過交通するとともに 被災市町村の復旧 復興に努めることとする

補足資料 2 帰還困難区域の特別通過交通に関する申し合わせ 1. 本申し合わせの参加者原子力災害現地対策本部 福島県及び関係市町村 ( ) とする ( ) 旧緊急時避難準備区域に該当する市町村又は避難指示区域に該当する市町村を指し 具体的には 田村市 南相馬市 川俣町 広野町 楢葉町 富岡町 川内村 大熊町 双葉町 浪江町 葛尾村 飯舘村の12 市町村をいう 2. 基本的な枠組み帰還困難区域に立ち入るためには 帰還困難区域の公益立入り制度では 帰還困難区域が設定されている市町村 ( 以下 帰還困難区域市町村 という ) ( ) が認める必要があるところ 本申し合わせをもって 帰還困難区域市町村は 要件に合致する案件につき予め認める枠組を設定するものとする ( ) 平成 25 年 6 月 3 日時点において 南相馬市 富岡町 大熊町 双葉町 浪江町 葛尾村 飯舘村が該当 3. 対象ルートの区分 対象ルート ( 注 1) 地点 入域可能時間 対象者及び対象ケース 通行証及びステッカーの要否 [A] 通行証不要の対象ルート (4.~7. の適用なし ) (1) 国道 6 号 / 国道 6 号 ~ 県道 36 号 浪江フローラ前 - 富岡消防署前 / 浪江フローラ前 - 大菅ゲート 制限なし 制限なし ( 自動二輪 原動機付自転車 軽車両及び歩行者を除く ) 不要 [B] 通行証が必要な対象ルート (4.~7. の適用あり ) (2) 東 15 号 ~ 県道 25 2 号 ~ 西 13 号 ~ 西 9 号 ~ 西 20 号 ~ 県 スポーツセンター前 - 中屋敷ゲー 7:00~ 19:00 ( 注 2) 制限あり ( 後述 (4.)) ( 自動二輪 原動機付 要 ( 後述 (5. 及び 6.)) 道 35 号 ~ 国道 28 8 号 ト 自転車 軽車両及び歩行者を除く ) (3) 県道 35 号 ~ 国道 2 88 号 野上橋ゲート- 中屋敷ゲート (4) 東 15 号 ~ 県道 25 2 号 ~ 西 13 号 ~ 西 9 号 ~ 西 20 号 ~ 県道 35 号 スポーツセンター前 - 野上橋ゲート ( 注 1) 対象ルート以外のルートの通行は 緊急事態 ( 例 : 申請書に記載した道路状況が突然の自然災害等に より悪化し やむを得ず当該道路以外の道路を通行する場合 ) を除き認められない ( 注 2)19:00を最終入域時間とし 合理的な時間内に遅滞なく退域とする

4. 対象者及び対象ケース (1) 関係市町村等の職員 : 公務目的で3.(2)~(4) に掲げられたルート ( 以下 特定幹線ルート という ) を通行する場合 (2) インフラ復旧事業者等 : 関係市町村においてインフラ復旧事業者等復旧 復興に資する事業に従事する者 ( ) が 特定幹線ルートを通行する場合 ( ) 重要な生活基盤の点検 整備のために警戒区域に立ち入る際の許可方針について ( 平成 23 年 12 月 23 日改訂原子力災害現地対策本部公益一時立入りチーム ) 別添 1に示された 重要な生活基盤の例 ( 参考資料 1(HP 掲載省略 )) の整備等を行う事業者 除染事業者 生活インフラ供給事業者 広域組合等公的機関 ( 委託先又は要請先の事業者を含む ) など (3) 関係市町村の住民 : 通院 通勤等の目的で特定幹線ルートを通過する必要があると当 ( ) 該市町村が認める場合 ( ) 例 : 郡山市に避難している富岡町の住民が 南相馬市に通院するため特定幹線ルートを通過する場合 (4) 一般住民を対象とした立入り制度を有しない市町村 ( 1) の住民 : 住民の帰還 ( 催事への参加や墓参等 ) のため特定幹線ルートを通過する必要があると当該市町村が認める場合 ( 2) 又は 一般住民を対象とした立入り制度を有する市町村 ( 3) の住民の催事への参加や墓参等 ( 一時帰宅を除く ) のため特定幹線ルートを通過する必要があると当該市町村が認める場合 ( 1) 具体的には 田村市 南相馬市 川俣町 広野町 楢葉町 川内村の6 市町村 ( 2) 例 : 郡山市に避難している楢葉町の住民が 楢葉町に催事への参加のため特定幹線ルートを通行する場合 ( 3) 具体的には 富岡町 大熊町 双葉町 浪江町 葛尾村 飯舘村の6 町村 5. 対象者ごとの通行証の発行者 (1) 関係市町村等の職員 (4.(1)): 当該市町村等が自ら通行証を発行する (2) インフラ復旧事業者等 (4.(2)): 用務が実施される市町村が発行する 1 公益立入りでは 事業者等が帰還困難区域に立ち入りたい場合 帰還困難区域市町村において 公益目的用務を実施するという前提の下 当該市町村で通行証の発行がなされているところ 2 これを踏まえ インフラ復旧事業者等が帰還困難区域を通過したい場合 関係市町村において 復旧 復興に資する事業を実施するという前提の下 当該関係市町村等において 通行証を発行する

( 1) 関係市町村以外で事業を実施する場合は対象としない ( 2) 用務先が事業者の所在地と同じ場合 ( 往復交通 ) は対象に含む ( 例 : 帰還困難区域を通過した先で物品を購入し 事業者の所在地で当該物品を用いてインフラ復旧事業等を行う場合など ) 3 また 関係市町村等は 通行証の申請の審査等に関して 相互に密接に協力するもの とする ( ) ( ) 例 : 事業者の所在する市町村は 審査を行う関係市町村等と可能な範囲で情報提供を行うなど 4 申請者は 事業者等 ( 原則 事業所単位 ) とし 通行する車両及び乗車する者を登録することとする (3) 住民 (4.(3) 及び (4)): 所属する関係市町村が通行証を発行する 6. 通行証の発行手続き等 (1) 申請様式については 資料 2(HP 掲載省略 ) のとおりとする (2) 通行証の有効期間は 次のとおりとする 1 関係市町村等の職員の通過交通 : 所要日数 2 インフラ復旧事業者等 : 最長 6か月 ( ) 3 住民 : 最長 6か月 ( ) 一般住民を対象とした立入り制度を有する市町村が 催事への参加や墓参等 ( 一時帰宅を除く ) を認め る場合は 所要日数 ( 原則 1 日 ) とする (3) 帰還困難区域の道路状況を踏まえ 関係市町村等は 申請者に対して 帰還困難区域の道路を通行する際のリスク ( 県が管理する道路の維持管理が不十分であること等 ) について周知する ( 参考資料 2 参照 (HP 掲載省略 )) (4) 帰還困難区域を通行する場合 通行証 本人であることを確認できる書類 ( 同乗者を含む ) 申請書の写しを携行しなければならない( 携行しない場合は通行できない ) 7. 防犯対策 (1) ステッカーの貼り付け通過交通する車両については 国が用意するステッカー ( 参考資料 3(HP 掲載省略 )) を車体の側面等 部位を特定の上 外形的に判別可能な場所に貼る ( 視界を遮る場所には貼らないこと ) ステッカーの発行 管理については 参考資料 4(HP 掲載省略 ) のステッカー管理要領に基づき適切に行う なお 関係市町村等は 有効期間が終了したステッカーを回収するものとする (2) 誓約書の提出インフラ復旧事業者等は 通行証の申請にあたって 関係市町村等に対して申請書とあわ

せて誓約書 ( 資料 3(HP 掲載省略 )) を提出するものとする (3) 注意事項の遵守住民は 通行証の申請にあたって 注意事項 ( 資料 4(HP 掲載省略 )) を確認し 関係市町村に対して申請書を提出するものとする (4) 違反に対する措置通過交通の遵守事項 ( 誓約書又は注意事項の記載内容 ) から逸脱する行動がとられ 関係市町村等に連絡があった場合 ( 警察官 見回り隊等からの通報など ) 関係市町村等は速やかに確認し 違反が認められた場合 ルールの徹底等の観点から 通行証の即時停止及び所要の期間の通行証発給停止 ( ) を行う ( なお 帰還困難区域を迂回することは可能である )( 参考資料 6(HP 掲載省略 ) を参照 ) また 通行証発給停止期間については 1 回目の違反 :2 週間 2 回目の違反 :1 ヶ月 を基準とする ( ) 通行証の発給停止の対象は インフラ復旧事業者等であれば 申請者 ( 原則 事業所単位 ) 及び申請者 に属する従業員 車両を含むものとし 住民であれば申請者及び違反者本人 車両を含むものとする (5) 調査関係市町村等は 必要に応じて 申請書類の内容について実態調査を行い 必要な是正措置をとる ( 終了事業に関する通行証停止措置 本申し合わせの要件に合致しない事業者等に対する必要な是正措置等 ) 8. スクリーニング通行者は 参考資料 5(HP 掲載省略 ) のスクリーニング場等を活用しつつ 自らの責任において適切にスクリーニングを実施することができる なお スクリーニングを実施する場合は 帰還困難区域を退出する際に行う 9. 線量計等及び防護装備線量計等及び防護装備は 原則として通行者自らが準備し携行する 10. その他 (1) 本件に関して見直しの必要が生じた場合には 関係市町村等が協議し 調整する (2) 本件の実施に関する必要な事項については 関係市町村等で相互に調整の上で 定めることができる

(3) 当該枠組みに基づき 通行証を現に発行した関係市町村等は 1か月ごとに 共通のフォーマット ( 資料 6(HP 掲載省略 )) を使用し 原子力災害現地対策本部に共有するものとする 具体的な情報共有の流れについては 参考資料 6(HP 掲載省略 ) の関係機関連絡体制を参照すること 11. 経過措置既に発行している改定前の本文 5.(2) の2~4に規定するルートを対象とする通行証等については 通行証等に記載している有効期間内は効力を有するものとし 改定後の本文 3. に規定するいずれの対象ルートも通過可とする