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豊中市ブロック塀等撤去補助金交付要綱 平成 30 年 8 月 10 日実施 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 本市の区域内に存する道路に面するブロック塀等の撤去を実施する者に対し 豊中市ブロック塀等撤去補助金 ( 以下 補助金 という ) を交付することについて必要な事項を定め もって地震等により

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1/12 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱平成 24 年 7 月 10 日告示第 256 号改正平成 26 年 3 月 20 日告示第 46 号平成 26 年 3 月 31 日告示第 88 号平成 27 年 3 月 31 日告

費 ( 浄化槽を当該事業と併せて設置する場合は 当該集会所の便器から当該浄化槽までの配管に係る経費を含み 工事に要する費用に限る ) (4) 耐震診断事業自治会等がその所有する集会所に係る耐震診断を行う場合に要する経費 ( 補強ブランの作成費を含む ) 2 一の増改築工事が 前項第 2 号に掲げる事

名古屋市民間木造住宅耐震診断実施要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 旧基準木造住宅の所有者が耐震診断を実施するにあたり 名古屋市が予算の範囲内において耐震診断員を派遣することにより 住宅の安全に対する意識の啓発及び耐震改修の促進を図ることを目的とする ( 用語の定義 ) 第 2 条この要綱にお

する暴力団員 ( 以下 暴力団員 という ) 又は同条第 1 号に規定する暴力団若しくは暴力団員と密接な関係を有する者 (5) その他特に市長が不適当とする者 ( 補助金交付の対象事業 ) 第 4 条補助金の交付の対象となる事業 ( 以下 補助対象事業 という ) は 通学路等に面し 道路面からの高

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豊中市防犯カメラ設置事業補助金交付要綱(案)

8--2 建築許可申請 法の規定 ( 省令第 34 条 ) 法第 43 条第 項の建築許可を受けようとする者は 法に定めた事項を記載した 建築物の新築 改築若しくは用途の変更又は第一種特定工作物の新設許可申請書 に必要な書類 図面を添付し 市長に提出してください ( 法第 43 条 省令第 34 条

世帯に付き10,000 円以内とする 2 助成金の交付の対象となる空気調和機器の稼働期間 ( 以下 交付対象期間 という ) は 7 月から10 月までとする 3 助成金の交付の申請をした者 ( 以下 申請者 という ) が 交付対象期間の一部について第 6 条に規定する資格に適合しない場合は 助成

議案第4号

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ちづくり花苗等支給申請書 ( 式第 1 号 ) に次に掲げる書類を添えて市長に申請しなければならない (1) 植栽等の実施箇所の写真 (2) その他市長が必要と認める書類 2 前項の規定による申請の回数は 各年度につき 一の申請者当たり2 回を限度とする ( 花苗等の支給決定 ) 第 6 条市長は

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(9) 耐震シェルター等設置工事耐震診断の結果又は既存住宅性能評価により 倒壊の危険性があると判断された既存木造住宅における耐震シェルター等の設置工事 ( 第 10 号に規定する低所得者等が所有する木造住宅について 別表第 3に定める耐震基準を確保するために行うものに限る ) をいう (10) 低所

耐震診断を応援します

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松本市住宅耐震改修等促進事業補助金交付要綱 平成 27 年 3 月 31 日告示第 109 号 平成 29 年 3 月 31 日告示第 84 号 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 地震に対する建築物の安全性の向上を図ることにより 災害に強いまちづくりの推進を図ることを目的に 市内の既存木造住宅につ

弘前市町会等事務費交付金交付要綱

(1) 法第 14 条第 3 項の規定に基づく 措置を命じられている場合 (2) 不動産販売 不動産貸付又は駐車場貸付等を業とするものが当該業のために行う除却工事である場合 (3) 国 地方公共団体その他の団体からこの要綱に基づく助成と同種の助成を受けている場合 ( 助成対象者 ) 第 5 条この要

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品川区町会・自治会館等葬祭設補助金交付要綱

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

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家を購入するもの (3) 空家を居住や事業を開始した日から 1 年以内にリフォームを行うもの又は 1 年以内に居住や事業を開始するためにリフォームを行うもの (4) 居住や事業を開始するために 空家の家財道具の処分を行うもの (5) 空家の除却を行うもの ただし 倉庫及び車庫に使用していた空家は除く

1 市川市耐震改修助成制度 の概要 この制度は 市民の皆さんが所有し かつ居住する木造戸建住宅について 市の助成を受けて行っ た耐震診断の結果 耐震性が低いことから市に登録した木造住宅耐震診断士による耐震改修を実施した場合に 耐震改修設計費 耐震改修工事 工事監理費及び耐震改修に伴うリフォーム工事費

入院おむつ代支給事業実施要綱

を得ないと認めるときは 当該住宅に居住する世帯の世帯主であること ⑶ 補助金の申請時において 補助金の対象となる住宅の所有者 ( 所有者が2 人以上いるときは その全員 ) が市税 ( 所沢市税条例 ( 昭和 25 年告示第 7 6 号 ) 第 3 条に掲げる税目をいう 以下同じ ) を滞納していな

松本市補助金交付規則 昭和 37 年 7 月 27 日規則第 16 号改正昭和 45 年 9 月 12 日規則第 31 号昭和 53 年 12 月 8 日規則第 25 号昭和 63 年 4 月 1 日規則第 18 号 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 法令又は条例等に特別の定めのあるもののほか 補

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第 4 条補助金の交付の対象となるリフォームのうち建築物については 次の各号のいずれにも該当する工事とする ただし 当該工事は専用住宅 併用住宅の専用住宅部分又は集合住宅の専用住宅部分を対象とする (1) 市内業者が行う工事であること ( 2 ) 内外装の修繕 改築若しくは居間 浴室 玄関 台所 ト

伊丹市市民福祉金条例の一部を改正する条例(平成12年  伊丹市条例第  号)

( 助成対象期間等 ) 第 4 条助成の対象となる期間 ( 以下 助成対象期間 という ) は 次の各号に掲げる対象者の区分に応じ 当該各号に定める期間とする (1) 平成 30 年 10 月 1 日より前に市の住民基本台帳に記録された者会員となった日の属する月から起算して 24 月間 (2) 平成

(1) 市内において自己の居住の用に供するために住宅の建築又は購入 ( 登録事業者が施工し 又は販売するものに限る 以下 住宅の建築等 という ) を行った者であること (2) 次条第 1 項に規定する申請をした者で 当該申請をした日において次のいずれかに該当する者 ( 以下 市外転入者 という )

富士見市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例

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2 月の途中で施設への入居又は退去を行う場合は 当該月の補助金の額は 日割計算によるものとする 3 前 2 項の規定により計算した補助金の額に10 円未満の端数があるときは これを切り捨てるものとする ( 補助金の交付の申請 ) 第 6 条補助金の交付を受けようとする者は 入居又は継続期間開始後 1

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及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

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面する側にあっては2メートル以上 精華台みずき通り線に面する側及び精華大通り線に面する区域にあっては5メートル以上 精華台地区計画により別に定める側にあっては10 メートル以上後退しなければならない 3 前 2 項の規定は 守衛室その他これに類するもので 延べ面積が50 平方メートル以下かつ地階を除

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8 号様式 ) を市長に提出しなければならない 2 前項の協議書には 法第 30 条第 2 項及び第 1 条に規定する図書のうち市長が必要と認めるものを添付しなければならない ( 開発行為の変更の許可等 ) 第 4 条法第 35 条の2 第 1 項の規定による変更の許可を受けようとする者は 開発行為

耐震等級 ( 構造躯体の倒壊等防止 ) について 改正の方向性を検討する 現在の評価方法基準では 1 仕様規定 2 構造計算 3 耐震診断のいずれの基準にも適合することを要件としていること また現況や図書による仕様確認が難しいことから 評価が難しい場合が多い なお 評価方法基準には上記のほか 耐震等

3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

(古賀市)都市計画関係法による建築などの許可又は承認の申請の手続きに関する要綱

制定 平成21年11月19日

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0 平方メートルまでの部分について別表 ( ウ ) 欄により算定した自転車駐車場の規模に 店舗面積が5,000 平方メートルを超える部分について同表 ( ウ ) 欄により算定した自転車駐車場の規模に2 分の1を乗じて得た規模を加えて算定するものとする 2 前条第 1 項第 2 号に掲げる施設で 各用

⑵ 屋根 外壁工事その他の住宅の耐久性を高める工事 ⑶ バリアフリー化工事 防火 耐火工事その他の住宅の安全上又は防災上必要な工事 ⑷ システムキッチン 床暖房等の設置工事その他の住宅の居住性を良好にするための工事 ⑸ ユニットバス トイレ 洗面台等の設置工事その他の住宅の居住性を良好にするための工

こと 2 併用住宅のリフォーム工事において 屋根 外壁その他の共用部分の工事を伴う場合の補助対象経費は 当該住宅の居住の用に供する部分の床面積を延べ床面積で除して得た値を当該リフォーム工事の費用に乗じて得た額とする ( 補助金の額 ) 第 5 条補助金の額は 補助対象住宅について 補助対象経費の 1

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1 補助の対象 耐震診断の補助を受けるには 次のいずれにも該当しなければなりません (1) 木造の戸建住宅 ( 併用住宅で床面積の1/2 以上が居住用のものを含む ) で昭和 56 年 5 月 31 日以前に着工した地上 2 階建てまでのものであること (2) 所有者自らが居住していること (3)

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建築基準法施行規則第10条の2第1号

平成17年度財団法人東京都体育協会に対する補助金交付要綱

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あった場合又は事業を休止し 若しくは廃止した場合は 遅滞なく規則で定めるところにより その旨を町長に届け出なければならない ( 不均一課税決定の取消し等 ) 第 8 条町長は 第 6 条第 1 項の規定により決定を受けたが次の各号のいずれかに該当するときは 不均一課税決定の全部若しくは一部を取消すこ

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( 登録の審査及び登録 ) 第 7 条市長は, 前条の規定による申請を受けたときは, 第 5 条に規定する登録の要件を満たしていることを確認の上, 届出のあった情報を登録するものとする ( 登録情報の利用 ) 第 8 条市長は, 次に掲げる事由に該当するときは, 市民等の生涯学習活動を促進し, 又は

号様式 ) によるものとする 2 受給資格者証の有効期間は 子どもが出生した日又は本市へ転入した日から18 歳に達する日以後の最初の3 月 31 日までとする ( 助成の請求等 ) 第 4 条条例第 8 条第 1 項の規定により保険医療機関等が支払を受けようとするときは 診療報酬の例により社会保険診

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○八女市選挙人名簿の閲覧に関する事務取扱要綱

○大垣市市街地再開発事業補助金交付要綱

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飛島村居宅介護 ( 介護予防 ) 住宅改修に係る事業者の登録及び住宅改 修費受領委任払い制度取扱要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条 この要綱は 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 と いう ) 第 45 条第 1 項に規定する居宅介護住宅改修又は同法第 57 条第 1 項に規定する

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( 使用承認期間 ) 第 6 条第 3 条第 3 項の規定によるキャラクターの使用の承認の期間は 当該承認の日から起算して1 年を経過する日以後の最初の3 月 31 日までとする ただし 更新することができる 2 第 4 条の規定によるキャラクターの使用内容変更承認の期間は 前項に定める当該承認の元

第 3 条市長は 前条に規定する申請に基づいて医療費の給付を受けることができる者であることを確認したときは 申請者に重度心身障がい者医療費受給者証 ( 第 2 号様式 以下 受給者証 という ) を交付するものとする 2 前項の受給者証の資格取得日は 市長が交付決定をした日の属する月の翌月の初日 (

(1) 請負契約に基づく工事であること (2) ブロック塀等の一部を撤去する撤去工事にあっては 当該工事後に全部のブロック塀等 ( 独立し 安定した門柱を除く ) の高さが 道路等から80センチメートル未満になること (3) 平成 31 年 3 月 31 日 ( 市長が認めたときは平成 31 年 6

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船橋市商店街活性化アドバイザー派遣事業補助金交付要綱

敦賀市除雪機械購入費補助金交付要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 道路除雪機械を購入しようとする者に対し 予算の範囲内で敦賀市除雪機械購入費補助金 ( 以下 補助金 という ) を交付することにより 継続的な除雪体制の確保及び強化を図ることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条この要綱において

別紙 40 東京都市計画高度地区の変更 都市計画高度地区を次のように変更する 面積欄の ( ) 内は変更前を示す 種類面積建築物の高さの最高限度又は最低限度備考 第 1 種 約 ha 建築物の各部分の高さ ( 地盤面からの高さによる 以下同じ ) は 当該部分から前面道路の反対側の境界線 高度地区

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武蔵野市民間住宅 マンション耐震アドバイザー派遣事業実施 要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 武蔵野市内 ( 以下 市内 という ) に存する民間の住宅 マンション及び小規模共同住宅 ( 以下 住宅等 という ) の所有者が耐震性に係る診断 安全性に係る評価その他の耐震化に向けた取組を実施するにあたり これを支援するための耐震アドバイザーを派遣することにより 住宅等の耐震化に向けた取組の促進を図り もって災害に強いまちづくりを推進することを目的とする ( 定義 ) 第 2 条この要綱における用語の意義は 次に定めるところによるほか 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 ) で使用する用語の例による (1) 住宅一戸建ての住宅 長屋及び共同住宅 ( マンション及び小規模共同住宅を除く ) をいい 店舗等の用途を兼ねるもの ( 店舗等の用に供する部分の床面積が延べ面積の2 分の1 未満のものに限る ) を含む (2) マンション共同住宅のうち 非木造の建築物であって 次に掲げる要件の全てに該当するものをいう ア耐火建築物又は準耐火建築物であること イ延べ面積が1,000 平方メートル以上であること ウ地階を除く階数が3 以上であること エ店舗等の用途を兼ねる場合は その用に供する部分の床面積が延べ面積の2 分の1 未満であること (3) 分譲マンションマンションのうち 建物の区分所有等に関する法律 ( 昭和 37 年法律第 69 号 以下 区分所有法 という ) の適用を受けるものをいう (4) 小規模共同住宅共同住宅のうち 非木造の建築物であって 延べ面積が1,000 平方メートル未満であり かつ 地階を除く階数が3 以上であるものをいい 店舗等の用途を兼ねるもの ( 店舗等の用に供する部分の床面積が延べ面積の2 分の1 未満のものに限る ) を含む (5) 区分所有者区分所有法第 2 条第 2 項に規定する区分所有者をいう (6) 管理組合等区分所有法第 3 条若しくは第 65 条に規定する団体若しくは区分所有法第 47 条第 1 項 ( 区分所有法第 66 条において準用する場合を含む ) に規定する法人又はこれらの団体若しくは法人が組織されていない分譲マンションの区分所有者で構成する任意の団体で市長が特に認めるもの ( 区分所有法第 3 条若しくは第 65 条に規定する団体又は区分所

有法第 47 条第 1 項 ( 区分所有法第 66 条において準用する場合を含む ) に規定する法人を置かない分譲マンションにあっては 区分所有法第 25 条第 1 項 ( 区分所有法第 66 条において準用する場合を含む ) の規定により選任された管理者その他分譲マンションの管理を行う者 ) をいう (7) 簡易診断耐震アドバイザーの派遣 ( 以下 派遣 という ) により 住宅等の改修履歴及び外観調査に加え 設計図書を主として耐震性を判定する方法による診断又は一般財団法人日本建築防災協会の耐震診断基準に基づく一次診断相当の簡易な方法で地震に対する安全性を評価する診断を行うものをいう (8) 耐震診断住宅等の地震に対する安全性を次に掲げるいずれかの方法により評価することをいう ア建築物の耐震診断及び耐震改修の促進を図るための基本的な方針 ( 平成 18 年国土交通省告示第 184 号 以下 基本方針 という ) 別添 建築物の耐震診断及び耐震改修の実施について技術上の指針となるべき事項 第 1 建築物の耐震診断の指針による診断法イ一般財団法人日本建築防災協会発行 2012 年改訂版木造住宅の耐震診断と補強方法 による一般診断法又は精密診断法ウ一般財団法人日本建築防災協会発行 2011 年改訂版耐震改修促進法のための既存鉄骨造建築物の耐震診断および耐震改修指針 同解説 による診断法エ一般財団法人日本建築防災協会発行 2001 年改訂版既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準 改修設計指針 同解説 による診断法オ一般財団法人日本建築防災協会発行 2009 年改訂版既存鉄骨鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準 改修設計指針 同解説 による診断法 (9) 補強設計耐震診断の結果に基づく耐震化基準を満たすために必要な耐震改修の設計をいう (10) 非木造鉄骨造 鉄筋コンクリート造 鉄骨鉄筋コンクリート造 組石造 補強コンクリートブロック造その他の木造以外の構造をいう (11) 耐震化基準耐震診断により算定した構造耐震指標が 次に掲げる数値であることをいう ア木造の住宅等の場合にあっては I w 値 ( 基本方針別添第 1 第 1 号に規定するIw 値をいう 以下同じ ) が 1.0 以上相当であること イ非木造の住宅等の場合にあっては I s 値 ( 基本方針別添第 1 第 2 号に規定するIs 値をいう 以下同じ ) が0.6 以上相当であること

(12) 耐震アドバイザー次に掲げる要件のいずれにも該当する者をいう ア建築物の耐震に関する豊富な相談経験を有すること イ建築士法 ( 昭和 25 年法律第 202 号 ) 第 2 条第 2 項に規定する一級建築士又は同条第 3 項に規定する二級建築士で 一般社団法人東京都建築士事務所協会又は特定非営利活動法人耐震総合安全機構 ( 以下 協会等 という ) に登録している事務所に所属している者のうち 耐震診断技術者として当該協会等から認められたものであること ( 対象住宅 ) 第 3 条派遣の対象となる住宅等 ( 以下 対象住宅 という ) は 国若しくは地方公共団体が所有する住宅等以外の住宅等又は住宅等のうちこれらの者が所有する部分を除いたものであって かつ 次に掲げる要件を満たすものとする (1) 市内に存すること (2) 昭和 56 年 5 月 31 日 ( 非木造の住宅にあっては 平成 12 年 5 月 31 日 ) 以前に着工されたものであること (3) この要綱の規定による派遣その他これに類する派遣等を受けるものでないこと 2 住宅等及びこれと用途上不可分の関係にある建築物が存する一団の土地 ( 以下 建築敷地 という ) において 当該住宅等と構造上分離された居住の用に供する建築物が存する場合は 当該住宅等及び当該建築物 ( 以下 複数棟 という ) を一の対象住宅とみなす 3 同一の土地に複数の住宅等がある場合において 市長が別に定める条件に適合するときは それぞれの住宅等を一の対象住宅とする 4 建築敷地に存する物置 車庫その他これらに類する附属の建築物については 対象住宅としない 5 建築敷地に存する対象住宅に附属する門塀は 当該対象住宅と併せて一の対象住宅とする ( 派遣対象者 ) 第 4 条派遣の対象となる者 ( 以下 派遣対象者 という ) は 対象住宅の所有者とする ただし 当該対象住宅が次の各号に掲げるものであるときは 当該各号に定める者を派遣対象者とする (1) 分譲マンション当該分譲マンションの管理組合又は区分所有者の代表者 (2) 共同で所有する住宅等 ( 分譲マンションを除く ) 当該住宅等を共同で所有する者のうち これらの者全員の合意により選出された代表者

2 前項の規定にかかわらず 市長が特に必要と認める者は 次条第 1 項第 2 号の簡易診断の対象者とすることができる ( 事業内容 ) 第 5 条この要綱による事業の内容は 次に掲げるものとする (1) 派遣により 次に掲げる業務 ( 以下 相談 見積もり という ) のいずれかを行うこと ただし 住宅にあっては アに掲げる業務に限る ア耐震化に関する技術的な事項に関する相談及び助言イ耐震化に関する区分所有者間又は共有者間の合意形成を円滑にするために必要な事項に関する相談及び助言ウ対象住宅の耐震診断に要する費用の算出 (2) 簡易診断を行うこと ただし 非木造の対象住宅にあっては あらかじめ相談 見積もりの実施により簡易診断の実施が可能である旨の報告を受けている場合に限る (3) 安心パック ( 派遣により 主たる構造が木造の住宅について 耐震診断の実施 補強設計の作成及び当該設計に基づく耐震改修に要する概算費用の算出を併せて行うことをいう 以下同じ ) を行うこと 2 前項各号に掲げる業務については 一の対象住宅につき 原則としてそれぞれ 1 回に限り 利用できるものとする ただし 対象住宅が区分所有法の適用を受ける共同住宅の場合には 同項第 1 号イの業務に限り 3 回まで利用できるものとする ( 事前相談 ) 第 6 条派遣のうち 安心パックに係るもの ( 以下この条において 安心パック派遣 という ) を受けようとする派遣対象者は あらかじめ民間住宅 マンション耐震アドバイザー派遣安心パック事前相談申込書 ( 第 1 号様式 以下 事前相談申込書 という ) に 次に掲げる書類を添えて市長に提出するものとする (1) 対象住宅の所有者全員を確認することができる書類 (2) 対象住宅を新築した際の着工時期及び改修等の工事履歴を確認することができる書類 (3) 申込者が代表者になることについて 共有者全員の合意が得られていることが確認できる書類 ( 対象住宅が共有住宅である場合に限る ) (4) 対象住宅の存する敷地に係る土地所有者全員を確認することができる書類 (5) 安心パック派遣を受けることに対する土地所有者全員の同意書 ( 対象住宅の所有者と土地所有者とが同一でない場合に限る ) 2 市長は 事前相談申込書を受け付けた場合は その内容を審査し 当該

審査の結果 不備がないときは 申込者に対し民間住宅 マンション耐震アドバイザー派遣安心パック相談受付通知書 ( 第 2 号様式 ) を送付するとともに 耐震アドバイザーが所属する協会等に対し申込者と安心パック派遣に係る日程等の調整を行うよう 指示するものとする 3 申込者は 前項の規定による協会等との調整後 耐震診断に要する費用の一部として 5 万円 ( 当該費用の額が 5 万円を下回るときは 当該費用の額 ) を次条の規定による申請に先立ち 協会等に支払うものとする ( 派遣の申請 ) 第 7 条派遣対象者は 派遣を受けようとするときは 民間住宅 マンション耐震アドバイザー派遣申請書 ( 第 3 号様式 ) に 次の各号に掲げる業務ごとに 当該各号に定める書類を添えて市長に申請しなければならない (1) 相談 見積もり次に掲げる書類ア対象住宅の所有者全員を確認することができる書類イ対象住宅を新築した際の着工時期又は改修等の工事履歴を確認することができる書類ウ申請者が代表者であることを確認することができる書類 ( 対象住宅が共有住宅又は分譲マンションである場合に限る ) (2) 簡易診断次に掲げる書類ア対象住宅の所有者を確認することができる書類イ対象住宅を新築した際の着工時期又は改修等の工事履歴を確認することができる書類ウ申請者が代表者であることについて 共有者全員による合意が得られていることが確認できる書類 ( 対象住宅が共有住宅である場合に限る ) エ簡易診断の実施について 管理組合等の総会等で承認の決議を得ていることを確認することができる書類 ( 対象住宅が分譲マンションである場合に限る ) オ相談 見積もりにより 簡易診断の実施が可能である旨の記載がある報告書の写し ( 対象住宅が非木造の住宅等である場合に限る ) (3) 安心パック申請者が協会等に支払った額の領収書の写し ( 決定及び通知 ) 第 8 条市長は 前条の規定による申請があった場合は その内容を審査し 当該審査の結果 派遣することを決定したときは 民間住宅 マンション耐震アドバイザー派遣承認決定通知書 ( 第 4 号様式 以下 決定通知書

という ) により 申請者に通知するものとする 2 市長は 前項の規定による審査の結果 派遣しないことを決定したときは 民間住宅 マンション耐震アドバイザー派遣不承認決定通知書 ( 第 5 号様式 ) により 申請者に通知するものとする ( 業務の委託 ) 第 9 条市長は 前条第 1 項の規定による通知をしたときは 協会等に予算の範囲内において 第 5 条第 1 項各号の業務 ( 以下 業務 という ) を委託するものとする ( 完了報告 ) 第 10 条協会等は 業務 ( 安心パックを除く 以下この項において同じ ) が完了したときは 申請者に対し書面等により業務の実施結果を説明するとともに 市長に対し民間住宅 マンション耐震アドバイザー派遣完了報告書 ( 第 6 号様式 ) に 次に掲げる書類等を添えて提出するものとする (1) 対象住宅の概要並びに業務の実施経緯 実施期間及び結果報告の内容を記した書類 (2) 業務の結果説明済確認書 ( 申請者の自署又は押印があるものに限る ) (3) 業務の結果内容を補足する図面 写真等 (4) 簡易診断結果報告書 ( 簡易診断の場合に限る ) (5) 前各号に掲げるもののほか 市長が必要と認める書類 2 協会等は 安心パックが完了したときは 申請者に対して安心パックの実施結果を説明するとともに 市長に対して民間住宅 マンション耐震アドバイザー派遣安心パック完了報告書 ( 第 7 号様式 ) に 次に掲げる書類等を添えて提出するものとする (1) 耐震診断の結果報告書 ( 診断計算書及び診断調査写真を含む ) (2) 対象住宅の現況配置図 平面図及び各階床面積求積図 (3) 補強設計計算書 (4) 補強設計図 ( 平面図に限る ) (5) 耐震改修工事概算費用算出書 (6) 安心パックの結果説明済確認書 ( 申請者の自署又は押印があるものに限る ) (7) 前各号に掲げるもののほか 市長が必要と認める書類 ( 申請の辞退等 ) 第 11 条第 8 条第 1 項の規定による派遣の決定 ( 以下 派遣決定 という ) を受けた者 ( 以下 決定者 という ) は 派遣決定に係る派遣を受けることを辞退するときは 民間住宅 マンション耐震アドバイザー派

遣辞退届 ( 第 8 号様式 ) に決定通知書を添えて 速やかに市長に届け出なければならない ただし 簡易診断を受けることについて辞退する場合にあっては 決定通知書のほか 派遣の辞退について管理組合等の総会等により議決がなされていることを確認することができる書類 ( 分譲マンションに限る ) 又は共有者全員の同意書 ( 共有住宅に限る ) を添えるものとする 2 市長は 前項の規定による届出があったときは 協会等にその旨を通知するものとする 3 協会等は 第 1 項の規定による辞退が安心パックに係るものである場合は 当該辞退した者に 第 6 条第 3 項の規定により既に受領した金額を返還しなければならない ( 派遣決定の取消し ) 第 12 条市長は 決定者が次の各号のいずれかに該当するときは 派遣決定を取り消し 又は必要な処置をとるべきことを指示することができる (1) 虚偽その他不正の手段により派遣決定を受けたとき (2) この要綱の規定に違反したとき (3) 前条第 1 項の規定による辞退があったとき (4) 前 3 号に掲げるもののほか 市長が派遣をすることが不適当と認めるとき 2 市長は 前項の規定により派遣決定を取り消したときは 民間住宅 マンション耐震アドバイザー派遣承認取消通知書 ( 第 9 号様式 ) により 決定者に通知するものとする ( その他 ) 第 13 条この要綱に定めるもののほか 必要な事項は 市長が別に定める 付則 ( 施行期日 ) 1 この要綱は 平成 29 年 4 月 1 日から適用する ( 武蔵野市木造住宅耐震アドバイザー派遣事業実施要綱等の廃止 ) 2 次に掲げる要綱は 廃止する (1) 武蔵野市木造住宅耐震アドバイザー派遣事業実施要綱 ( 平成 17 年 9 月 1 日施行 ) (2) 武蔵野市分譲マンション耐震化支援事業実施要綱 ( 平成 26 年 5 月 1 日施行 )