緑化啓発事業

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法人名 ( 団体名 ) 公益財団法人川崎市公園緑地協会 所管課 建設緑政局緑政部みどりの企画管理課. 本市が法人に求める経営改善及び連携 活用に関する計画 4 カ年計画の目標緑の保全と緑豊かな街づくりの推進及び公園緑地の円滑な運営を通して市民に健全な利用の促進を図り 潤いと安らぎのある街づくりを行う

第 6 章緑の基本計画を効果的に運用するにあたって 緑のまちづくりを効果的に推進するためには 戦略的 計画的な取り組みが重要となってきます 本章では 計画を推進するための方針や行動計画について整理します 1. 戦略的 計画的な緑のまちづくりの推進 (1) 緑の重点施策の推進計画の目標達成のため 緑の

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緑のカーテン普及計画書

計画的な再開発が必要な市街地 特に一体的かつ総合的に再開発を促進すべき地区 市町名 名称 再開発の目標 土地の合理的かつ健全な高度利用及び都市機能の更新に関する方針 特に整備課題の集中がみられる地域 ( 課題地域 ) 地区名 西宮市 C-4 浜脇 ( 約 175ha) 居住環境の向上 良好な都市景観

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

1 市川小学校 ( 体育館 )7 市川 2 丁目 RC m 市川小学校 ( 教室棟 )1-1 市川 2 丁目 RC 3 1,471 m 市川小学校 ( 教室棟 )1-4 市川 2 丁目 RC 3 1,690 m2 45

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目次 1. 市街化調整区域の土地利用方針について... 1 (1) 策定の目的... 1 (2) 方針の位置付け 市街化調整区域の課題 土地利用の方針... 3 (1) 土地利用の基本的な方針... 3 (2) 地区ごとの土地利用方針 開発計画等の調整

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別紙 町田市観光まちづくり リーディングプロジェクト ( 案 ) 町田市

( 対象区域 ) 第 5 地区計画の対象区域は 工業団地 ( 国母工業団地 南部工業団地 機械金属工業団地 ファッション工業団地 ( アリア ディ フィレンツェ ) をいう 以下同じ ) の区域内及び隣接地又は近接地 ( おおむね工業団地から500メートル以内 ) とする ( 区域の設定 ) 第 6

スライド 1

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区域の整備 開発及び保全に関する方針地区施設の整備の方針建築物等の整備の方針 (2) 公園 緑地の整備方針地域に親しまれる やすらぎと憩いの空間を形成するとともに 西武立川駅から玉川上水に向けて形成される緑のネットワークの拠点となるよう公園や緑地を配置する (3) その他の公共空地の整備方針各敷地の

山手地区の概要 面積 約50ha 用途地域 工業地域 建ぺい率 60 容積率 200 高さの限度 第一種高度地区 最高限20m 2

区域の整備 開発及び保全に関する方針 地区施設の整備の方針 建築物等の整備の方針 (1) 道路の整備方針区域内外との円滑な交通ネットワークの形成と歩行者等の安全で快適な歩行環境の向上を図るため 街区幹線道路及び区画道路を整備する 生活利便施設や良質な街並みを形成する住宅等の立地を誘導し 地域拠点にふ

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平成 30 年度事業報告について ( 平成 30 年 4 月 1 日 ~ 平成 31 年 3 月 31 日 ) ( 特定非営利活動に係る事業 ) 1. 特定非営利活動に係る事業 (1) 事業の成果 地球温暖化対策の推進に関する法律 第 24 条の規定に基づき 川崎市において設置された 川崎市地球温暖

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スライド 1

7-3 上田城南地域 (1) 将来像 ( 将来像 ) 水と緑と多様な都市機能が調和し快適な暮らしの環境が整ったまち ( 基本目標 ) 千曲川をはじめ産川や浦野川 小牧山や上田原古戦場 半過岩鼻など奇景や原風景の残る豊かな自然や農地を大切に保全するとともに 秩序ある都市空間づくりを進めます 良好な住環

北部大阪都市計画彩都地区計画 ( 案 ) 北部大阪都市計画彩都地区計画を 次のとおり変更する 1. 地区計画の方針 名称彩都地区計画 位 置 茨木市大字粟生岩阪 大字宿久庄 大字清水 大字佐保 大字泉原 大字千提寺 大字大岩 大字福井 大字大門寺 大字生保 大字安威 山手台一丁目 山手台三丁目 山手

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中井町緑の基本計画(概要版)

c表紙

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活動状況調査

施策吊

金沢都市計画地区計画の変更

多摩都市計画地区計画の決定(多摩市決定)

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平方・中野久木物流施設地区

目次 Ⅰ 運用基準の策定にあたって P1 1 策定の目的 P1 2 運用基準の位置づけ P1 Ⅱ Ⅲ 土地利用のあり方 P1 地区計画の活用 P2 1 地区計画とは P2 2 地区計画の活用類型 P2 (a) 地域資源型 P3 (b) マスタープラン適合型 P3 (c) 街区環境整序型 P3 (d)


Microsoft Word - hogoikuseizyoseiyoukou.doc

千葉市都市緑花懇談会

評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

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八王子市緑地保護地区 斜面緑地保全区域面積推移 八王子市内の東京都緑地保全地域面積推移 m2 270,00 250,00 230,00 210,00 190,00 170,00 150,00 130,00 110,00 90,00 70,00 50,00 30,00 斜面緑地保全区域 緑地保護地区

区域の整備 開発及び保全に関する方針土地利用の方針 地区施設の整備の方針 地区の立地特性を踏まえ 土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るため 土地利用の方針を以下に定める 1 国際化に対応した業務 商業 宿泊等の多様な機能に加え 氷川神社と連携した江戸文化や赤坂地域の魅力を伝える歴史

市街化調整区域の土地利用方針の施策体系 神奈川県 平塚市 神奈川県総合計画 神奈川県国土利用計画 平塚市総合計画 かながわ都市マスタープラン 同地域別計画 平塚市都市マスタープラン ( 都市計画に関する基本方針 ) 平塚都市計画都市計画区域の 整備 開発及び保全の方針 神奈川県土地利用方針 神奈川県

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

多摩都市計画地区計画の決定(多摩市決定)

大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の

岩ヶ池境川草野池 小堤西池 洲原池 生物多様性の保全 逢妻川 生物の生息環境の保全 ため池などの改修の際には 多自然型工法 2 による水辺環境づくりを推進し 多様な生物の生息環境を保全します 猿渡川 トンボやホタルなどの多様な生物が生息するビオトープ 3 づくりを支援します 草野池 ( 井ケ谷町 )

発行 第 4 号まで各 2,000 部発行 NPO 団体 コミュニティとの交流 連携 スタッフ研修 中間支援団体の設立支援などを実施している 25 年度からは とめ市民活動プラザ を市に移管し とめ市民活動フォーラム を NPO 法人化した上で 市が NPO 法人とめ市民活動フォーラム に運営管理を

Microsoft Word 記者発表(案)

地区計画とは 地区計画とは 土地や建築物の所有者など地区の皆さんが合意を図りながら道路や公園などの配置 建築物の用途 容積率 高さ 色やデザイン等のルールをきめ細かく定め そのルールに基づいて建築行為等を行うことにより より良いまちづくりをすすめる手法のひとつです 地区の特性に応じて必要な項目を選択

区域の整備 開発及び保全に関する方針公共施設等の整備の方針 建築物等の整備の方針 1 道路の整備方針 (1) 地区周辺の交通円滑化に資する道路ネットワークの形成及び 東西の主要な道路軸の形成を図るため 地区幹線道路を拡幅整備する (2) 開発に伴い発生する交通を円滑に処理するとともに 新駅整備に伴う

平成30年度事業計画書(みだし:HP用)

2 運営事業実績 主な事業 イベント 事業 イベント名 お茶会 健康ウォーキング教室と野鳥観察会 健康ウォーキング教室と寄せ植え教室 日本造園学会エクスカーション 花壇の植え替えボランティア クリスマスリースづくり教室 救命救急講習会 野鳥観察会 清掃ボランティア活動 オリジナル名札付けのボランティ

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2-1-5 屋外広告物の制限

歯学部 薬学部 ICT tel / fax: tel / fax: e-

Microsoft PowerPoint - 横須賀市三笠公園ほか1箇所_横須賀三笠・西武パートナーズ

スライド 1

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スライド 1

本日の説明内容 1 板橋駅西口周辺地区のまちづくり 2 板橋駅西口地区都市計画素案について 1 市街地再開発事業 2 地区計画 3 高度利用地区 4 高度地区 3 今後のスケジュール 1

Microsoft Word - 03第3章(p37-45)

その他当該区域の整備 開発及び保全に関する方針 近隣商業地区では 周辺地域との調和のとれた緑のネットワークの形成を図るため 敷地内の緑化や屋上緑化 壁面緑化を推進し その他の地区においても 緑豊かで潤いのある環境を創出するため 敷地内の緑化を推進する 位置東久留米市南沢五丁目地内 面積約 6.3ha

平成  年度事業報告

4. 都市づくりの目標と方針 4-1 都市づくりの基本理念 地域の個性が輝く生活快適都市 上田 ~ 魅力あるふるさと活気ある交流風格ただようまち ~ 基本理念の意味あい 上田市は 歴史 文化 自然 産業などに恵まれた特色ある地域から成り立っており 各地域が個性を発揮し 連携し合い 交流を促進しながら

区域の整備 開発及び保全に関する方針地建築区物等整に関備する計事項画地区計画ガイド八日市出町地区 八日市出町地区 地区計画の内容 名称八日市出町地区地区計画 位 置 金沢市八日市出町の一部 面積地区計画の目標土地利用の方針建築物等の整備方針 約 10.7 ha 本地区は 市中心部の南西約 4kmに位

区域の整備 開発及び保全の方針地区整備計画 久世荒内 寺田塚本地区地区計画 名称久世荒内 寺田塚本地区地区計画 位置城陽市久世荒内 寺田塚本及び平川広田 面積約 22.1ha 建 築 物 等 に 関 す る 事 項 地区計画の目標 土地利用の方針 地区施設の整備方針 建築物等の整備方針 地区の区分

新曽中央地区 地区まちづくり協定 & 地区計画 ~ 水に親しみ緑あふれる 歩いて楽しいまち ~ の実現に向けて 新曽中央地区 このパンフレットについて 戸田市は 新曽中央地区のまちづくりを推進するため 新曽中央東部 西部地区まちづくり協議会との協働による検討を進め 平成 24 年 3 月に 戸田市都

藤沢市地区計画運用基準 施行平成 30 年 4 月 1 日 る 本運用基準は, 地区計画の届出に際しての審査の画一化及び円滑化を図るため, 必要な事項を定め 項目第 1 建築物等の用途の制限に関する事項第 2 建築物の容積率の最高限度に関する事項第 3 建築物の建蔽率の最高限度に関する事項第 4 建

数値目標 KPI 山口ゆめ花博の山口きらら博記念公園県外からの入場者数の年間利用者数 年月 申請時 - 57 万人 平成 28 年 12 月 初年度 - 57 万人 平成 30 年 3 月 2 年目 6 万人 87 万人 平成 31 年 3 月 3 年目 - 67 万人 平成 32 年 3 月 対象

防災まちづくりの具体的な方向性を示す 方針 は 防災まちづくりに関するキーワードごとに 以下の12 項目にまとめました 防災まちづくりの方針 防災( 安全 安心 ) 地域コミュニティ ひと 1 多様な世代の交流や地域活動への参加が 防災 減災活動を支えるまち ( 自助 共助の話し合いが活発に行われて

PowerPoint プレゼンテーション

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公益財団法人和歌山市文化スポーツ振興財団 ( 財団法人和歌山市都市整備公社から名称変更 ) 経営健全化 ( 自立化推進 ) 計画 ( 平成 22 年度 ~ 平成 25 年度 ) 取組結果報告 取組結果報告における各取組の最終進捗結果の説明区分基準 A ほぼ予定どおり 若しくは予定以上に進んだ B 取

草 津 市 景 観 形 成 ガイドライン 71


【道路台帳整備の対象となる指定道路】

上田市都市計画マスタープラン地域別構想 上田中央地域(案)

目 次 流山インターチェンジ北部物流センター地区地区計画計画書 1P 流山インターチェンジ北部物流センター地区地区計画計画図 3P 流山インターチェンジ北部物流センター地区地区計画運用基準 4P 地区整備計画の運用について 運用基準の解説 5P 6P (1) 建築物等の用途の制限 6P (2) 建築

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文化庁平成 27 年度都道府県 市区町村等日本語教育担当者研修 2015 年 7 月 1 日 生活者としての外国人 に対する日本語教育の体制整備に向けた役割分担 日本語教育担当者が地域課題に挑む10のステップ よねせはるこ米勢治子 ( 東海日本語ネットワーク )

都市計画図 平河町二丁目東部地区(PDF)

総合計画及び国土利用計画アンケート調査結果 平成 20 年度 地域別構想 土地利用の方向性について 上位3つ ①無秩序な開発を抑制し 農地等は極力保全する ②主要な沿道等への店舗の立地を進め 利便性を高める ③身近な公園 生活道路 下水道などの生活環境基盤を整備する 住みよい 25.6% 22.9%

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

市町合併という基本的枠組みの変更に対応した 市全域を対象とした計画の見直し 少子高齢化をはじめとする本市を取り巻く社会経済情勢の変化に対応した計画づくり 総合計画や都市計画区域マスタープランなど 上位関連計画との整合 調整の必要性 都市計画マスタープランは 都市計画法第 18 条の 2 に基づいて策

目 次 平方北部物流施設地区地区計画計画書 1P 平方北部物流施設地区地区計画計画図 3P 平方北部物流施設地区地区計画 地区整備計画 の内容の解説 4P (1) 建築物等の用途の制限 5P (2) 建築物の敷地面積の最低限度 6P (3) 建築物等の高さの最高限度 6P (4) 壁面の位置の制限

Microsoft Word - 土砂指導要綱.doc

平成 29 年度事業報告 1. 事業概要 北広島市シルバー人材センターは 昨年 設立 30 周年 の記念の年で 多くの会員の皆様のご協力のもと 記念式典 祝賀会 記念誌発行 など各事業を終えることができました 30 年を迎えた意義を十分に認識し更なる発展に努めてまいります センターでは 会員の経験や

市川都市計画都市再開発の方針の変更 市川都市計画都市再開発の方針を次のとおり変更する

住宅地区 A 約 41.1 ha (1) 長屋 ( 住戸の数が 2 戸のものを除く ) (2) 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 建基法 という ) 別表第 2( い ) 項第 3 号に掲げる共同住宅 ( 住戸の数が 2 戸のものを除く ) 寄宿舎又は下宿 (3) 建基法別表第

Microsoft Word - 宅地造成・区画形質変更の手引

問 2: あなたの年代を教えてください ( は 1 つ ) 回答者の年代をみると 50 代 (17.9%) 30 代 (16.7%) がそれぞれ 2 割弱とやや高いものの 年代による回答者の割合について大きな偏りはみられない 問 2 年代 0% 20% 40% 60% 80% 100% 凡例 10

都市計画富ヶ谷二丁目地区地区計画

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また, 区域外の道路部分については, 区域内の道路の整備後に, 交通量等の利用状況をみて, 検討していきます 4 常磐自動車道の側道沿いの一方通行の道路について, 一方通行の制限を解除できないのか また, この道路の交通量についても調査を実施した上で, 区域外の道路の整備をしなければならないのではな

一般会計事業_原稿2_.doc

Transcription:

平成 26 年度 公益財団法人市川市花と緑のまちづくり財団事業報告 事業活動概要新しい財団として2 年目となる平成 26 年度は 公益財団法人としての使命を意識しながら 花と緑のまちづくりに寄与するための事業の推進に努めた 緑地の保全をはじめ 公共施設への花の普及 市民の花バラの普及促進などの事業に当たっては 市川市と連携するとともにボランティア団体 地元企業 各種団体との協働によって推進することができた 特に 新しいイベントとして樹木の名札付け事業を地元企業の協賛により開催した また 市川市との協議に基づき 幹線道路及び駅前広場等の公共施設の花壇に草花を供給し 適正に管理する受託事業の拡大を実現した 桜並木受託事業も拡大し 市民との協働による花と緑のまちづくりを推進した さらに計画的に受託事業を拡大していくため 事務局組織及び職員給与等の規程を改正するとともに組織体制の整備拡充を進めた なお 公益目的事業の安定的かつ計画的な推進のため 収益事業の確保 拡大をはじめ 基本財産の適正かつ効率的な運用に努めた 第 1 公益目的事業 1. 花と緑に関する講座の開催花と緑の普及啓発を図るため 各種講座を開催した 特に将来的な公園緑地管理の受託を考慮し 市民参加の担い手となるボランティアを養成していく講座を開催した 1 緑を守るボランティア養成講座森林の生態 保全方法 管理技術等を学ぶ講座里見公園及び市内緑地の現場で6 月 ~12 月まで全 8 回 参加人員は13 名 2 市川の緑地を知る講座緑地保全の意義と課題を学びながら市川の緑地の現状と保全を考える講座市民会館にて 4 月 ~9 月まで全 5 回 参加人員は16 名 3 素敵なガーデニング講座家庭の庭から ベランダ テラスなど それぞれのシーンにあった素敵な演出方法をはじめ 本格的なガーデニングを始めたい方のための聴講式講座コルトンホールにおいて多彩な講師により 5 月から翌年 3 月まで全 7 回 参加人員は77 名 4バラ年間育成講座市民の花バラを美しく咲かせるための年間育成講座 バラ園見学を含む 里見公園及び南行徳公園にて 4 月 ~ 翌年 2 月まで全 9 回 参加人数は里見会場 18 名 南行徳会場 17 名 5ナチュラルガーデナー養成講座ナチュラルガーデンを作り 適切に管理するための技術を学ぶ講座大洲防災公園ローゼンハイム広場にて 4 月 ~11 月まで全 6 回 参加人数 35 名

6やさしい園芸基礎講座家庭園芸の技術を楽しく 実践的に基礎から学ぶ講座 市民会館にて 5 月 ~9 月まで全 6 回 参加人数は39 名 7 自分でできる庭木の手入れ講座家庭の緑化を推進するための庭木の手入れと生垣制作の技術を現場の職人から学ぶ講座 里見公園にて5 月 ~11 月に全 6 回 参加人数は30 名 8ハンギングバスケットづくり講座壁や門扉を利用して花や緑を楽しむハンギングバスケットづくりを学ぶ講座 里見公園にて 全 3 回 参加人数は30 名 9 寄せ植えづくり講座季節の寄せ植えを学ぶ講座 南行徳市民センターにおいて 全 3 回 参加人数は30 名 10 親子で木工工作を体験する講座親子で自然の素材を使った木工工作を体験し 自然に親しむ講座 8 月 - 竹細工 11 月 -クリスマスリース クリスマスツリー 12 月 - 門松づくり里見公園で参加人員は8 月 10 組 23 人 11 月 10 組 21 人 12 月 12 組 16 人 11その他単発講習会夏休み親子講座には参加人数 24 組 ハンギングバスケット講座には参加人数 30 名 寄せ植えづくり講座には参加人数 32 名 2. 園芸相談 市民から来訪 電話 葉書き等で寄せられる園芸に関する相談に対し 随時対応した 3. 催し物等の開催花と緑のまちづくりに関する普及啓発を図るために以下の催し物を開催した また 各種行事に参加 協力して 財団のPR 及び花と緑の普及啓発を推進した 1いちかわローズフェアの開催市民の花バラの展示及び普及促進 並びに花と緑のまちづくりの啓発を図るため 平成 26 年 5 月 24 日 里見公園バラ園を中心にして 第 2 回いちかわローズフェアを開催した 参加者約 3,000 名 2 親子で樹木の名札付け市内の主な公園において計画的に市民参加による樹木の名札付けを行っていく 第 1 回は 平成 26 年 8 月 21 日 里見公園おいて 親子 6 組 15 人の参加により実施した 27 種類 68 枚の名札を付けた 3 各種イベントへの参加市民まつりをはじめ 環境フェア等の行事に参加し 花と緑のまちづくりについて啓発を図った

4. 市民活動の支援花と緑のまちづくりに貢献する市民活動を支援した 1 緑のボランティア活動支援緑地の自然調査 適正な管理作業などのボランティア活動を行っている登録市民団体等に対し支援を行うとともに チェンソー講習会などを開催し人材の育成を図った また 1 団体あたり5 万円を限度として 8 団体に対して400,000 円を助成した 2 花壇管理 ( 市川ガーデニングクラブ ) 支援市民等で組織する市川ガーデニングクラブ (59 団体 約 483 名 ) あるいは自治会等が都市公園等 59 か所 (1,279.8m2) で行う花壇管理に関するボランティア活動に対して 年に2~3 回 花苗 27,887 株などの支援を行った また 自治会等 花で満たされた潤いのある街づくり活動をする28 団体に対して 12 月に葉ボタン3,150 株 有機堆肥 (40l 入り )300 袋の配布を行った 3 花壇づくり支援商店会等市民による地域における花壇づくりの支援については 平成 26 年度は該当団体がなかった 5. 市民の花バラの普及促進市川市は1975 年より市民の花をバラと定めているが 当財団は その普及促進活動を総合的に進めた 1 普及啓発財団のホームページにバラ情報を掲載 小冊子 由緒あるバラの街市川 の発行 いちかわローズフェア の開催などにより 普及啓発を図った また 市民まつりをはじめ 環境フェアに参加し ローズいちかわの普及啓発に努めた 2 管理公開里見公園他 6 公園のバラ園及び国道 14 号分離帯他 3 箇所のバラ花壇について ローズオブ市川の協力を得て草刈 薬剤散布 剪定等の管理を適切に行った また 大洲防災公園 行徳駅前公園 広尾防災公園のバラ園において一部整備を行い バラ園の充実を図った さらには 写真付の名札を付けるなどして 親しみやすく観賞しやすい工夫を行い 市民に展示公開した 3バラ園をバラ育成体験学習の場 バラボランティア人材育成の場として活用バラ園の一部について バラ年間育成講座及びナチュラルガーデナー養成講座の体験学習の場として また バラボランティアの人材育成の場として活用した バラ園 : 里見公園 須和田公園 大洲防災公園 行徳駅前公園 南行徳公園 広尾防災公園大町動植物園バラのある花壇 : 国道 14 号分離帯 京成八幡駅ロータリー 市役所本庁舎前 都市計画道路 3 4 18 号線植樹帯など

6. 公共施設をはじめ街における花と緑の普及促進市民生活に密接に係わり しかも都市景観の形成に効果的な公共施設をはじめ市街地において 積極的に花と緑の普及促進を図った 1 市役所等公共施設における推進市役所及び公民館 学校等の公共施設において市民の花バラをはじめ 寄せ植 ハンギングバスケット 観葉植物等を普及促進した その他 大柏出張所にローズいちかわを提供した 2 桜並木整備河川堤防及び公園等の公共施設において樹木オ-ナー制度を活用して植栽した桜について 市民等と協働して草刈 薬剤散布 施肥等の管理を行った 平成 26 年度には新たに国分川調節池の桜並木についても受託した また 随時開花情報等をお知らせし オーナー間の交流を促進するとともに花見を楽しんでいただいた 江戸川堤防市川南地区 江戸川放水路堤防妙典地区 江戸川堤防国府台地区 広尾防災公園 国分川調節池に計 197 本 3 公共施設の草花植栽管理ガーデニングシティいちかわ事業の一環による受託事業として 幹線道路及び駅前広場等の公共施設の花壇に草花を供給し 適正に管理した 管理する花壇等 : 国道 14 号分離帯 市役所本庁舎前 京成八幡駅ロータリー 都市計画道路 3 4 18 号線植樹帯 妙典駅前広場 行徳駅前広場 行徳駅前通り植樹帯など 7. 助成花と緑のまちづくりを推進するために 各種助成事業を行った 1 生垣助成潤いのある緑豊かな環境づくりと地震や火災などの災害に対して強いまちづくりの一環として生垣を推進するため 東菅野地区他 4 地区において7か所 95.4mの生垣事業に助成した 2 屋上緑化助成都市の快適環境を創出すると共にヒートアイランド現象の緩和を図る一環として屋上緑化を推進するため 市民および事業所等が屋上緑化を実施する場合に助成するが 26 年度の助成実績はなかった 3 花壇設置助成市川市が進める花と緑に満たされた魅力あるまちづくりの一環として 大野町地区において1 件 23m2の花壇設置に対し 費用の一部を助成した 4 駐車場緑化助成緑化推進の一環として 東菅野地区他 3 地区において駐車場緑化を行った4 件 95.75m2に対して 費用の一部を助成した 5 緑化活動団体等への助成花と緑のまちづくりを推進するために 普及啓発や推進活動を実施している緑化団体等に対する助成については該当がなかった

第 2 収益事業 1 自動販売機等の経営里見公園他 15 公園において 財団が有償で土地を確保し 入札により自動販売機会社 6 社に対して37 台の自動販売機の設置許可をした また 26 年度は新たにアイスクリームの自動販売機の設置を1 公園 1 箇所において試験的に実施している 財団は自動販売機会社から売り上げの一部を手数料として受け取り 公益目的を達成するために行う財団運営の一助とした 第 3 法人管理 1 基本財産の造成 管理及び運営事業 基本財産を安定的かつ効率的に運用し 利息収益の確保に努めた