の差別化を図りつつ 国内外からの観光客を継続的 安定的に呼び込み 地域経済の活性化を推進する 併せて 大阪全体で都市の魅力を創造 発信することによって 東京に次ぐ日本を牽引する第二極として 急速に成長するアジア新興国をはじめ国内外からヒト モノ カネを呼び込み 魅力と活力あふれる大阪の実現をめざす

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5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 チャリ旅!~ 栃木県北サイクルツーリズム事業 ~ 2 地域再生計画の作成主体の名称大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町 3 地域再生計画の区域大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 DMO による広域観光連携 2 地域再生計画の作成主体の名称 石巻市 東松島市 3 地域再生計画の区域 石巻市及び東松島市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 圏域の現状 2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災から5 年が経過した これまで 復興

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の 累計 100,000 人 112,000 人 52,200 人 4,500 千人 4,700 千人 1,250 千人 1,928 億円 1,997 億円 601 億円 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体

し環境の整備や 大会 合宿等の誘致 グッズや特産品の物販 体験型観光など スポーツを生かしたにぎわいの創出を進めることにより 交流人口の増加を図るとともに 将来的な市への移住 定住の促進を目指す 事業 スポーツを生かした交流によるにぎわい創設事業 KPI 観光交流客数 地域ブランド調査魅力度全国ラン

域 ) 域 ) 百万円 ) 百万円 ) の空き の空き 家 空き 家 空き 店舗を利 店舗を利 用したリ 用したリ ノベーシ ノベーシ ョン件数 ョン件数 件 ) 件 ) 居住人口 32,

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要地域の核となる観光資源のブラッシュアップ等の取組と, その観光資源の魅力を伝える戦略的なプロモーション, 観光客のニーズに応える受入態勢の整備を連動させることにより, 観光客の誘致と周遊促進が一層図るとともに, 観光客の興味を刺激する 広島県の魅力

2 事業の名称及び内容 : 秋田犬 活用による観光地域づくり推進事業 秋田県 1. 秋田犬の里魅力アップ促進事業 (1) 交通機関や施設の受入体制整備 秋田犬の里 の空の玄関である大館能代空港や大館能代空港リムジンバス アクセス鉄道である秋田内陸線等について 案内の多言語化や秋田犬の車両ラッピング

数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

用への助成を除くと 住宅に関する融資や助成制度等の情報提供の充実 との回答割合が高い( 子育て住み替え意識調査 ) 以上のことから 住宅が手狭であることを理由に市外へ転出する若い世代が相当数存在し また その傾向が強まっていることがうかがえる また 住み替え後は4LDKの間取りを中心とした持ち家 (

<4D F736F F F696E74202D E9197BF33817A959F89AA8CA78ACF8CF590558BBB82C9954B977682C88E7B8DF C4816A F4390B3>

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) 港湾取扱貨物量 556 万トン 4 万トン 0 万トン 20 万トン 観光入込客数 2,899.4 万人回 -9.5 万人回 1.9 万人回 1.9 万人回 7

待される 交流人口の拡大 に向けた観光地域づくりの推進に取り組むこととしている また みやぎ第 3 期みやぎ観光戦略プラン では みやぎの観光が抱える課題に対応する取組の柱として 沿岸部の観光資源の再生と積極的な誘客 観光消費効果の高い県外等からの誘客強化 観光資源の魅力の向上と観光客受入態勢の整備

別紙 町田市観光まちづくり リーディングプロジェクト ( 案 ) 町田市

関経連_事業報告書CS4.indd

地域再生計画 1. 地域再生計画の名称 石鎚山系の魅力発信及び持続可能な資源とする事業 2. 地域再生計画の作成主体の名称 愛媛県西条市並びに上浮穴郡久万高原町及び高知県吾川郡いの町 3. 地域再生計画の区域 愛媛県西条市並びに上浮穴郡久万高原町及び高知県吾川郡いの町の全域 4. 地域再生計画の目標

化することが課題である 4-2 地方創生として目指す将来像錦町では 市場ニーズに応じて農産物を安定的に供給するための生産者の活動を支援することに加え 観光誘客による物産振興を図り 本町の基幹産業である農業を稼げる魅力的な産業に変えることによって 人口減少の抑制及び新たな雇用創出による活力に満ちたまち

平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の累計 3,500 千円 3,500 千円 10,600 千円 350 人 350 人 1,060 人 雇用の増加 5 人 5 人 18 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要本事業は 日本の国技であ

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度増加分 (1 年目 ) 平成 29 年度増加分 (2 年目 ) 平成 30 年度増加分 (3 年目 ) 観光消費額県内の延べ宿泊者 1,503 億円 195 億円 51 億円 51 億円 348 万人 40 万人 6 万人 6 万人 数 訪日外国

数値目標 KPI 山口ゆめ花博の山口きらら博記念公園県外からの入場者数の年間利用者数 年月 申請時 - 57 万人 平成 28 年 12 月 初年度 - 57 万人 平成 30 年 3 月 2 年目 6 万人 87 万人 平成 31 年 3 月 3 年目 - 67 万人 平成 32 年 3 月 対象

数値目標 H29 年 3 月末 H30 年 3 月末 H31 年 3 月末 観光客入込客数 ( 単位 : 千人 ) 大鰐温泉もやし生産者数 ( 単位 : 人 ) 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要本事業は大鰐温泉もやし増産プロジェ

1 地域再生計画の名称 りんくうタウン活性化プロジェクト 地域再生計画 2 地域再生計画の作成主体の名称泉佐野市 3 地域再生計画の区域泉佐野市の区域の一部 ( りんくうタウン インターナショナルビジネス地区 ) 4 地域再生計画の目標 4-1 地域の現状 課題平成 6 年に開港した関西国際空港の地

PowerPoint Presentation

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 琵琶湖疏水通船復活を契機とした京都 大津広域観光促進計画 2 地域再生計画の作成主体の名称 滋賀県大津市及び京都府京都市 3 地域再生計画の区域 滋賀県大津市及び京都府京都市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課題大津市及び京都

働で市の魅力を発信 定住促進に取組む いい那珂暮らし応援団 を設立し シティプロモーション推進事業 いい那珂暮らし促進事業 を一体的に実施することにより 本市の交流人口 定住人口増を目指すものである 併せて 本市への定住を促進するため 当該事業や関連事業により 市の魅力向上 いい那珂暮らし応援団活動

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 鹿嶋市鹿島神宮周辺地区地域再生計画 2 地域再生計画の作成主体の名称 鹿嶋市 3 地域再生計画の区域 鹿嶋市の区域の一部 ( 鹿島神宮周辺地区 ) 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課題 1 後継者不足の問題や商売としての魅力不足によ

本町は 過疎地域における人口減少や少子高齢化 核家族化の進展という構造的な課題を抱え 若年層の人口流出や世代間交流の機会が少ない現代社会現象が問題となっている また 本町は 県を代表する観光地であるが 観光入込客数は 瀬戸大橋が開通した昭和 63 年をピークに減少しており 平成 27 年には約 23

4-(1)-ウ①

グを図ることを目的に 石川県自転車競技連盟等と連携し 自転車競技大会や合宿の誘致 県内選手の強化等に取り組むだけでなく 競技者のみならず幅広い層のサイクリストをターゲットとした誘客を目指している しかし 県内唯一の自転車競技場の立地や 自転車競技大会やイベントの開催等により 本町が誇るサイクリング環

渚泊推進対策 平成 29 年 3 月に閣議決定された 観光立国推進基本計画 において 農山漁村滞在型旅行をビジネスとして実施できる体制を持った地域を平成 32 年度までに 500 地域創出することにより 農泊 の推進による農山漁村の所得向上を実現する と位置づけられたところ 農泊 を持続的なビジネス

4-2 地域の課題人口の減少により 町内では老朽化した空き家 空き店舗が随所に見られるようになっており 平成 28 年 3 月に町内を調査したところ 空き家 空き店舗と思われる建物が 159 軒存在していることが判明した 特に 商店街 公共機関 医療機関等が近接する利便性の高い中心市街地における空き

た取組を進めることで 国際的評価の獲得と 国内外での知名度及びイメージ向上を図り 交流人口の増加につなげる さらには 自動車で2 3 時間圏内となる関西圏そして首都圏で効果的なシティプロモーションを実施して交流人口の掘り起こしも行い こうした 美星の星空 の磨き上げにより 観光形態を 日帰り 通過型

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 スポーツチームと中心市街地の事業者が共同で取り組む人の流れと需要の拡大 計画 2 地域再生計画の作成主体の名称 豊橋市 3 地域再生計画の区域 豊橋市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課題 観るスポーツ を目的としたアリーナは

ため 観光と健康を目的とした施策を推進する三重県明和町と ヘルスツーリズム事業 及び 健康づくり事業 をお互い連携を図り 交流を深めながら事業を進める 数値目標 教育旅行 ヘルスツーリズム キャンプ等受入数あまちゃんマラソンの参加者 スタッフの総数観光交流センター 風の館 利用者数健康プログラム開発

4-3 地域再生計画の目標本事業により 視察ルートの開発 提供や視察案内等を通じて 新しいひとの流れづくり ( 交流人口の拡大 ) と併せ 地域のしごとづくり ( 雇用の創出 ) を実現する なお 本事業の実施にあたっては 本市 石巻市の連携の下 観光施設や交通事業者に加えて 宿泊施設や飲食業等のサ

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) ,500 5, 観光客入込数 ( 人 ) 742,000 14,800 14,800 14,800 平成 31 年度 (4

事業 KPI 次世代がん治療法 BNCT 地方創生戦略事業 BNCT を目的とした来阪人口 BNCT 普及発展による雇用者数 年月 申請時 400 人 H29.3 初年度 450 人 H 年目 500 人 10 人 H 年目 700 人 20 人 H 地域再生を図

地域交流センター利用者数 57,000 人 4,000 人 4,000 人 4,000 人 休日滞在人口率地域交流センター利用者数 平成 32 年度 (4 年目 ) 平成 33 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の累計 10% 10% 80% 0.11 倍 0.11 倍 0.54 倍 4,000

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要地域全体が観光で 稼ぐ 仕組みを構築していくため, 県域 DMOに必要な人材の育成 確保 活用 観光地ブランド化や宿泊施設の充実など魅力ある観光地域づくり 県産品の知名度向上や販路拡大による稼げる観光産業の振興 旅行博や訪日旅行商談会におけるPRな

Microsoft Word - 基本方針案ver.3.33


北海道MICE戦略(仮称)

Microsoft Word _MICE_Q&A(最終案)

スライド 1

目的 川越市は 埼玉県の南西部に位置し 新河岸川の舟運や川越街道を通じた江戸との交流により発展してきました 蔵造りの町並みや時の鐘などの歴史的な観光資源に恵まれ 都心からのアクセスも良いことから 毎年多くの観光客が本市を訪れています このような中 本市では 平成 20(2008) 年に 川越市観光振

観光で稼ぐ! ための手引書 観光消費の拡大と域内経済への波及をめざして ~ データに基づき観光施策を作り上げる 7 つのステップ ~ 北海道経済部観光局 平成 31 年 4 月

起業家を総合的に支援する 起業支援センターながおか と連携することで 高い事業 効果を実現するものである 数値目標 未来の起業家応援事業若者提案プロジェクト事業支援事業年月 KPI 支援による年間起業 起業に結びついた若者 10~39 歳の転出超過 創業件数 プロジェクト数 の抑制 申請時 0 件

ともに ほぼ 17 万人から 22 万人で推移している 8 月の休日の数字がこの基地跡地エリアの潜在的に有する土地資源としての可能性 ( キャパシティ ) を示していると言える こうした中 朝霞市は 平成 29 年 3 月 15 日に市制施行 50 周年を迎えること また 2020 年東京オリンピッ

4-2 課題解決に向けた取組み本市では 太平洋戦争末期には特別攻撃隊の基地となった宇佐海軍航空隊 ( 昭和 14 年開隊 ) の跡地を中心とした広大な田園地帯の中に 戦争遺構が数多く現存していることから 地域資源の一つとして 宇佐海軍航空隊跡 に着目し 地方創生推進交付金を活用した 空の見えるフィー

第 19 回副首都推進本部会議 資料 4 大阪の観光戦略について 大阪府府民文化部 大阪市経済戦略局 堺市文化観光局

学生確保の見通し及び申請者としての取組状況

ションによる地域経済の拡大を図るとともに 起業 創業の促進 クリエイティブな能力を有する人材の集積を利点とした企業誘致の促進等の取組による雇用の創出を図っていく さらに 多様な働き方をしたいという市民のニーズ ICT 現場における即戦力人材を獲得したいという地元企業のニーズがマッチングできるような仕

資料 5 総務省提出資料 平成 30 年 12 月 21 日 総務省情報流通行政局

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流拠点としての那覇空港を備えており 沖縄県への物流を確立することにより本市農産物の輸出の可能性が広がることが期待できること さらには年間 790 万人の観光入込客数があり そのうち 160 万人が外国人であることから 今後のインバウンドの増加を見込んだPRを実施する場所として効果的であると考えている

姫路市及びたつの市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約 姫路市 ( 以下 甲 という ) 及びたつの市 ( 以下 乙 という ) は 連携中枢都市圏構想推進要綱 ( 平成 26 年 8 月 25 日付け総行市第 200 号総務省自治行政局長通知 ) に基づく連携中枢都市圏である播磨圏域 ( 以下

で広く体幹トレーニング推進することにより 健康なまち としてイメージア ップを図り魅力の向上につとめ 転出の抑制や転入の促進へとつなげる 数値目標 体幹づくりを通じて行う地域活性化事業 KPI 体幹トレーニング参加移住者数のべ人数年月のべ人数 申請時 0 0 H29.3 初年度 H30.

また本市では 競争力の高い製造業が集積しているものの 地域企業の海外展開が十分とは言えず 海外を含む域外から稼ぐ力を十分に発揮できていない さらに 農林水産物についても 輸出実績が少ないなど海外での販路を持たず 新規取引や販路拡大に至っていないという状況にもある 4-2 地方創生として目指す将来像和

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

昇龍道フ ロシ ェクト 資料 3 昇龍道プロジェクトの 平成 31 年度活動方針 ( 案 ) 2019 年 3 月 8 日第 10 回昇龍道プロジェクト推進協議会

での滞在になっている その一方 姫路市での宿泊者数は 633 人と極端に少ない状況である ( 観光庁宿泊統計 ) 旅行業者 教育機関 自転車愛好家など民間では インドネシアとの交流の取り組みが既に始まっているところである それに加え本市の強みである 1インドネシア人が興味を示す写真のスポットとしての

8 月 : 新大阪駅周辺地域について 都市再生緊急整備地域の候補となる地域として公表 10 月 : 第 3 回大阪港ベイエリアに関する意見交換会 を開催 11 月 : 旧成人病センター跡地等に関するマーケットリサーチ結果の公表 ( 予定 ) グランドデザイン 大阪都市圏 の推進 淀川沿川の広域連携型

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平成20年度税制改正(地方税)要望事項

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 5-2(3) に記載 5-2 第 5 章の特別の措置を適用して行う事業まち ひと しごと創生寄附活用事業に関連する寄附を行なった法人に対する特例 ( 内閣府 ): A2007 (1) 事業名 : 勝山市まちなか誘客プロジェクト ( 拠点文化財改修

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数値目標 年間観光客入込数 3% 増 ( 東三河地域 ) 現状 21,147 千人目標 21,781 千人オリジナルバスツアー乗車率 75% シャトルバス利用率 55% ( 平成 30 年度利用者合計 576 人 ) 制作したテレビ番組の視聴率各回 5.0% 以上 平成 30 年度の平均視聴率 6.

2 おもてなしの推進 本県を訪れた旅行者がやすらぎと感動を覚え 再び訪れたくなる魅力ある地域づくりを進めるため 地域への誇りと愛着に基づくおもてなしを県民総参加により推進します 1 満足度 ( アンケート調査で非常に満足と答えた観光客の割合 ) 45% 以上 2 リピーター率 67% 以上 おもてな

新設 拡充又は延長を必要とする理地方公共団体の実施する一定の地方創生事業に対して企業が寄附を行うことを促すことにより 地方創生に取り組む地方を応援することを目的とする ⑴ 政策目的 ⑵ 施策の必要性 少子高齢化に歯止めをかけ 地域の人口減少と地域経済の縮小を克服するため 国及び地方公共団体は まち

県立水俣高等学校と地域や企業 国内外の大学等との連携を促進し 教育環境の充実 魅力的な原体験の場を創出することで 高校の魅力化を図り 市内外からの進学者の増加を図りながら 地域を担う人材を育成する さらに 自ら仕事を創り 新たな働き方を実践する人材等と交流 連携することで 将来的に水俣地域のみならず

さらに 情報発信が進むことにより 観光客が増加していく そして 通過点となっている本市の観光を 滞留 滞在型の観光とし 交流人口の拡大による観光産業や地場産業などの振興を図ることで市全体の経済効果を高め 定住促進 雇用創出を図るものである 数値目標 施設内アンテナショップ売上額 ( 事業開始前 (

平成 22 年 4 月 9 日新しい公共円卓会議資料 平成 2 2 年 4 月 9 日第 5 回 新しい公共 円卓会議谷口委員提出資料 ソーシャルビジネスの振興について 1. 新しい公共とソーシャルビジネスの関係 2. ソーシャルビジネスの課題とこれまでの取り組み 3. 事業者及び支援者が集う 場

活動状況調査

01 【北海道】

(5) 老上西学区 1 まちづくりの方向性 1-1. 生活拠点の形成と交通環境の充実 既存の生活拠点を中心とした 50 戸連坦制度の厳守等により市街地の拡散を抑制するこ とで 利便性の高い生活環境を維持していくものとします 老上西学区は 東側から南側にかけての一帯が市街化区域に含まれ ( 主 ) 大

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

市内の旧家で発見されるなど 歌麿ゆかりのまちであることも知られるようになってきた これらの本市に残る江戸文化の風情や歴史文化資源については これまで展示 公開することを中心に利活用を行ってきたが 今後は 分かりやすいテーマでブランディングし 直接体感できる新たな体験メニューとしての転換を図り 視覚だ

< 基本方針 > 一般社団法人移住 交流推進機構 ( 以下 JOIN という ) は 地方に新しい生活や人生の可能性を求めて移住 交流を希望する方々への情報発信や そのニーズに応じた地域サービスを提供するシステムを普及することにより 都市から地方への移住 交流を推進し 人口減少社会における地方の振興

数値目標 事業開始前 平成 28 年度 平成 29 年度 平成 30 年度 ( 現時点 ) (1 年目 ) (2 年目 ) (3 年目 ) 0 千円 0 千円 0 千円 1,000 千円 0 人 0 人 0 人 600 人 0 件 0 件 0 件 5 件 平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32

はじめに スノーリゾート地域の活性化は 国内外の旅行者がともに減少する冬期の観光振興を進める上で極めて重要であり 観光庁では平成 27 年から スノーリゾート地域の活性化に向けた検討会 を開催し スノーリゾート地域を取り巻く状況の調査 分析等を通じて 本年 4 月に今後の取組の方向性等について最終報

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事業の目的 ( 新 ) 長崎空港 24 時間化推進事業費 長崎空港の利用拡大を図るため 時間化を推進 新幹線 総合交通対策課予算額 58,784 千円 これまでフライト時間の制約により実現できなかった国際定期便等の誘致を図るため 空港の運用時間を拡大し 24 時間いつでも運航が可能な空港

農業研修施設利用者数 6 人 6 人 20 人 道の駅農産 加工品売上 1.5 億円 1.7 億円 1.1 億円 観光客入込数 260 万人 270 万人 68 万人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要農業人材確保に向けた 研修 就農 経営安定 販路拡大 の各段階におけるフォローア

寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

との連携した取り組みが行いやすい環境にあるとともに ポケットパークや広場が点在し 夜間でも明るく安心 安全に周遊 散策できる環境にある 一方で それら豊富な地域資源は 単体での集客力は乏しく 当該地区で開催されるイベント時に限られている状況にあるとともに 地域のまちづくり関係者の後継者不足等により

人口の社会増減は転出超過傾向が続き社会減の状態で 自然増減は死亡数が出生数 を上回る自然減の状態が続いており 人口減少の一途をたどっているが 特に社会減の影響を大きく受けている状況にある 名寄市は 基幹産業である農家戸数の減少や企業の支店などの撤退などにより 転出超過が大きくなり 人口減少が進んでき

地元企業 商店 大学などを巻き込んだ 歩くことを中心とした健康長寿のまちづくりを契機として 健康寿命の延伸 医療費の適正化 削減経費の事業への再投入という正のサイクルを回すことはもとより その取組みを町内商業施設への誘導 町内購買の増化 特産品の振興等に波及させ 経済好循環の実現 町内経済循環率の改

北海道ドライブ観光促進社会実験 実施結果 1 例N 3を表示凡アプリ利用者の属性 実験期間中 1,211 人の外国人観光客が北海道内でアプリ Drive Hokkaido! を利用 ( 実験期間中の全道の外国人レンタカー貸渡台数 19,543 台の約 6% に相当 ) 国 地域別では香港 シンガポー

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地域子育て支援拠点事業について

2018 年度事業計画書 Ⅰ 基本方針 1. 健康関連分野を取り巻く環境と直近の動向 健康医療分野が政府の日本再興戦略の重点分野に位置づけられ 健康 医療戦略が策定されるなど 予防や健康管理 生活支援サービスの充実 医療 介護技術の進化などにより 成長分野としてマーケットは大きく拡大することが期待さ

平成29年度事業計画 _1 (2)

ラグビーワールドカップ2019及び 東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた 掛川市の取組基本方針

各 位 平成 27 年 5 月 11 日 会社名株式会社みちのく銀行代表者名取締役頭取髙田邦洋 ( コード番号 8350 東証第一部 ) 問合せ先経営企画部長須藤慎治 ( ) 第四次中期経営計画の策定について 株式会社みちのく銀行 ( 頭取髙田邦洋 ) は 平成 27 年 4

資料1 第1回会議のポイントについて

4-2 地方創生として目指す将来像本市の歴史的な節目となる平成 31 年の こうふ開府 500 年 や平成 33 年の 武田信玄公生誕 500 年 を契機として 自然 歴史 伝統 産業 生活文化 など 地域に根付いた個性的で豊富な資源を発見 または再発見する中で こうふ でなければ実体験することがで

4 県民コンサートの入場者数は平成 28 年 7 月の開催時点 ( 図 1) 群馬県人口の推移 推計 ( 図 2) 群馬県人口の推移 推計 ( 資料 ) 表 1 と同じ 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 5-2(3) に記載 5-2 第 5 章の特別の措置を適用して行う事業まち

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広島市障害者計画 2013 ー 2017 平成 25 年 3 月 広島市

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地域再生計画 1 地域再生計画の名称 大阪版 DMO 推進 連携による観光振興計画 2 地域再生計画の作成主体の名称大阪府 大阪市及び東大阪市 3 地域再生計画の区域大阪府の全域 4 地域再生計画の目標大阪は 大阪城 USJ 水都 百舌鳥古市古墳群 文楽などの豊富な観光資源や 食い倒れの大阪 として割烹などの和食からたこ焼きに代表される庶民的な食べ物まで幅広い食文化など世界に通用する魅力を有した都市である 地政学的にも関西の中心に位置し 関西国際空港 大阪港などの海外からの玄関口や放射状に発達した交通網を有し 京都や神戸等へのアクセスにも優れていることから 近年大阪を訪れる観光客数は全国の増加率を上回る伸び率で急速に増加している また 大阪国際会議場やインテックス大阪など日本有数の会議場 展示場が存在する上に 世界最先端の技術力を持つモノづくり企業や大阪大学や彩都バイオインキュベーターといった大学 研究機関が集積しており MICE 誘致に適した環境を備えている さらに ガンバ大阪 セレッソ大阪 オリックスバッファローズ等のプロスポーツ団体が多く ラグビーワールドカップ 2019 の開催地であり 高校の全国大会が開催される 聖地 花園ラグビー場 を有しているなど 動員力のあるスポーツを核とした観光需要を取り込みやすい環境も備わっている こうした背景から 近年急速にインバウンド需要が拡大し来阪観光客数が増大しているが 構造的な課題も見受けられる 例えば 中国 韓国 台湾 香港からの観光客数が全体の75% を占めており 欧米や豪州など一人あたりの消費額単価が高い旅行先進国の需要を取り込めていない また 来阪観光客に関する各種統計データの収集 分析が不十分であり またマーケティングに関する知識や技術を有する専門人材が不足していることから ターゲットとなる顧客層が十分に練られていないなど 戦略的 効果的なマーケティングが実施できていない その他 観光客を受け入れるために必要なホテル等宿泊施設が不足しているなど受入環境の整備が不十分であること 地域の関係事業者や住民等の巻き込み 地域間での連携が不十分であること 大阪のイメージが 道頓堀 や 粉もん 等に集中し それ以外の観光魅力 資源が国内外に十分に伝わっていないこと などが挙げられる こうした状況の中 大阪における観光振興及び集客力強化を図るため 大阪版 DMOとして大阪観光局の機能を強化し 24 時間観光都市 大阪 関西 西日本観光におけるハブ 大阪 多様性あふれる街 大阪 の3つをコンセプトとして 大阪の特徴を活かしながら 地域と一体となった観光地域づくり MICE 誘致活動 ニューツーリズムの創出に取り組むことにより 他都市と 1

の差別化を図りつつ 国内外からの観光客を継続的 安定的に呼び込み 地域経済の活性化を推進する 併せて 大阪全体で都市の魅力を創造 発信することによって 東京に次ぐ日本を牽引する第二極として 急速に成長するアジア新興国をはじめ国内外からヒト モノ カネを呼び込み 魅力と活力あふれる大阪の実現をめざす また関西圏の玄関口としての役割を果たし 観光による経済効果を大阪や関西圏に限らず 日本全体に波及させていく 数値目標 書きは対前年比 平成 29 年 平成 30 年 平成 31 年 平成 32 年 平成 33 年 来阪外国人客数 ( 万人 ) 766 819 875 935 1,000 50 53 56 60 65 消費額 ( 百万円 ) 617,624 660,214 705,741 754,408 806,430 39,842 42,590 45,527 48,667 52,022 宿泊者数 ( 万人 ) 3,199 3,313 3,433 3,559 3,691 ( うち外国人 ) 109 114 120 126 132 (2,201) (2,246) (2,292) (2,340) (2,388) 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要大阪観光局が有するネットワークやノウハウを活かしながら 大阪版 DMOとして オール大阪 将来的にはオール関西を見据えた観光戦略の一体的推進に向けた中核的な役割を担う観光プラットフォームとなることを目指して機能強化を図る 戦略的マーケティング機能の強化や観光案内機能のワンストップ化 専門人材の設置 育成 自主財源の充実等の施策と既存の事業とともに展開することにより 国内外からの観光客を継続的 安定的に呼び込み 地域経済の活性化を推進する また個別のエリアをマネジメントする地域 DMOを設立する東大阪市と試験的に連携を図ることで 大阪全体としてより大きな効果創出に取り組む 5-2 第 5 章の特別の措置を適用して行う事業地方創生推進交付金 A3007 1 事業主体大阪府 大阪市及び東大阪市 2 事業の名称及び内容 : 大阪版 DMO 推進 連携事業大阪観光局が観光地経営の視点に立った観光地域づくりの舵取り役 (DMO) となり 関係者と協働しながら 明確なコンセプトに基づく観光地域づくりを実現するためのDMO 戦略を策定する 具体的には アジア欧米各国出発地におけるマーケティング調査をはじめ Wi-Fiの利用実績 2

や民間事業者が有するビックデータの収集 分析などによる戦略的なマーケティングを通じて 府内のエリアごとにストーリー性を持たせることにより ブランド化して認知度を高めるなど効果的な方法によるプロモーションを実施する また各エリアの民間事業者が参画する民間連携プラットフォームを構築することにより 地域と一体となった幅広い観光資源の発掘 活用によるエリアの魅力を活かした観光地域まちづくりや地域の特性を活かし公民の施設管理者等と一体となったMICE 誘致活動などを推進する さらにMICEについてはライフサイエンスやモノづくりなど大阪の強みを活かした重点誘致対象分野を設定する この他 個別のエリアをマネジメントする地域 DMOを設立する東大阪市と試験的に連携を図ることで 大阪全体としてより大きな効果を生み出していく 併せて 下記 3 つのコンセプトのもとに以下の事業を展開する (24 時間観光都市 大阪 ) 24 時間利用可能である 関西国際空港 や西日本屈指の繁華街である 大阪キタ ミナミ エリアを有する利点を活かし 日本のゲートウェイとして国内外から観光客を呼び込む 情報を集約した多言語コールセンターの設置やプロモーションツールの電子化 多言語化 W i-fi 整備等受け入れ態勢の強化 スポーツ観戦などナイトエンターテイメントの充実 災害時における観光客への情報提供や安全確保等を含めた観光客向け防災対策の検討 実施 ( 関西 西日本観光のハブ 大阪 ) 歴史 文化 自然など観光資源の宝庫である 関西 の中心にある立地と 大阪を中心に放射線状に発達した交通機関を有しているという優位性を活かし 大阪 +α の滞在型旅行を提案し 大阪市内に集中する観光客を府域全体及び関西に拡大させる 府域 関西の観光情報を集約分析し 案内 販売 決済( 両替 ) 宅配までを一元で提供する総合案内所の設置 観光資源豊富な関西の中心であることや 関西 日本のゲートウェイとしての他府県と連携した大阪 関西のプロモーション展開 関西広域連合の構成団体との連携や関西経済連合会 大阪商工会議所 関西経済同友会といった在関西の経済団体との連携による取組の推進 ( 多様性あふれる街 大阪 ) エリアをマネジメントする 食 ショッピング がキラーコンテンツとなるアジア圏からの誘客だけでなく 他のエリアにとっても魅力的な観光資源を発掘 発信し 誰でも楽しめる街 大阪 を目指す 食い倒れの大阪 と言われる充実した幅広い食文化はもちろん 歴史 文化に基づいた豊富な観光資源の活用 発信 3

各地域の民間事業者を含めた連携体制の構築により エリアと一体となった観光資源の発掘 魅力発信及びMICE 誘致活動 ラグビーワールドカップ 2019 を活かしたスポーツツーリズムや 全国有数の産業集積資源を活用したモノづくり体験型観光の展開 これらの取組と合わせて オフィシャルスポンサー制度の構築による会費収入の拡大や IC カード 化等による大阪周遊パス事業の拡充等により自主財源の充実を図り 大阪版 DMOとして戦略を着実に実施するための調整機能及び収益性を兼ね備えた法人として自立化を目指す 3 事業が先導的であると認められる理由 官民協働 大阪版 DMO 事業の実施主体となる大阪観光局は 大阪府 大阪市 在阪経済団体 ( 関西経済連合会 大阪商工会議所 関西経済同友会 ) の合意に基づき設立され 職員についても財団プロパー職員に加え JTB 西日本 近畿日本ツーリスト等の旅行会社や京阪電気鉄道 阪急電鉄 南海電気鉄道等の鉄道事業者 新関西国際空港 日本航空 全日本空輸等の航空事業者等の観光関連事業者から多くの出向職員を迎え また各社と協働した事業を展開している 今後本事業により 大阪版 DMO 戦略や地域と連携したMICE 戦略等を策定し 行政 民間事業者との戦略の共有を図る また観光局が中心となり各エリアの民間事業者が参画する民間連携プラットフォームを構築することにより 地域と一体となった幅広い観光資源の発掘 活用によるエリアの魅力を活かした観光地域まちづくりや 地域の特性を活かし公民の施設管理者等と一体となったMICE 誘致活動などを推進する 地域間連携 大阪版 DMO 事業は大阪観光局が大阪府 市と共同で実施していくことに加え 府内市町村や観光協会とも連携を行うことで 大阪市域だけなく 大阪全体に観光客が周遊するよう 広域的かつ戦略的な観光振興を推進し 都市型と地域市町村両方のモデルとなるDMOをめざしていく さらに 関西の中心にある立地と発達した公共機関網という優位性を活用し 関西 西日本観光のハブ機能 として 大阪に限らず周辺府県への滞在型観光を提案していく また 府域内において 個別のエリアをマネジメントする地域 DMOを設立する東大阪市と試験的に連携を図ることで 国家プロジェクトであるラグビーワールドカップ 2019 の開催を活かしたスポーツツーリズムや 全国有数の産業集積資源を活用したモノづくり体験型観光を展開する 政策間連携 観光客の増加による観光産業振興とこれに伴う消費活動の拡大を第一の目的としているが 観光産業の成長による経済波及効果や雇用創出効果 MICE 誘致に伴う産業振興などが期待される また 大阪のプロモーション強化により 大阪の特産品 名産品の認知向上 伝統的な芸術 文化の振興 スポーツ振興など大阪の都市魅力の向上が期待される 4

将来的には 民間団体からの協力を募りながら 観光を通じたまちづくりへの参画 情報提供を中心とした観光客の安全確保への取組など観光を核とした多角的な取組を進めていく ( 連携による主な取組み例 ) まちづくり 中小企業振興等を通じた新たな仕事の創生と地方への人の流れ 文化 スポーツ等の振興を通じた都市魅力の向上 安全安心の向上 自立性 大阪版 DMO 事業を含む大阪観光局事業は 交付金のほか 大阪府 市の分担金や経済界からの人的 物的支援及び会員からの会費収入や収益事業収入など法人の自主財源により運営することとしている 府 市の分担金については引き続き予算確保に努めることとするが 交付金を活用した大阪版 DMO 事業により 大阪周遊パス事業の拡充やオフィシャルスポンサー制度の導入等を実施することで 自主財源を充実させ 事業を継続的に実施することにより 交付金を逓減させ 将来的には交付金を活用することなく自立化する その他先導性 公益財団法人大阪観光局は大阪府 大阪市 在阪経済団体 ( 関西経済連合会 大阪商工会議所 関西経済同友会 ) の合意に基づき設立され また職員についても財団プロパー職員に加え J TB 西日本 近畿日本ツーリスト等の旅行会社や京阪電気鉄道 阪急電鉄 南海電気鉄道等の鉄道事業者 新関西国際空港 日本航空 全日本空輸等の航空事業者等の観光関連事業者から多くの出向職員を迎えるなど 既に官民が協働した事業実施主体を形成できていることが強みである 大阪観光局の機能強化を図ることにより 欧米やアジアの出発地におけるマーケットリサーチの実施等による総合かつ多面的なデータの収集 分析や 民間との協働を通じた観光案内所機能の充実による観光案内のワンストップ化 また周遊パスの拡充やランク別スポンサー制度の導入等による自主財源の拡大など 他の自治体にはない先駆的な取り組みにつながる 東大阪市における取組を通じて ラグビーを活かしたスポーツツーリズム モノづくり資源を活用した体験型観光など観光のニューツーリズムの創出に取り組むことで 大阪でしか味わえない魅力 経験の提供と リピーターの獲得につなげていく また観光客数の増加 観光消費額の増加に伴い 地域経済の活性化を図り 雇用創出による大阪の居住者の増加 魅力ある大阪の実現により日本を牽引する第二極として東京一極集中の是正を図ることができる 4 重要業績評価指標 書きは対前年比 再掲 平成 29 年 平成 30 年 平成 31 年 平成 32 年 平成 33 年 来阪外国人客数 ( 万人 ) 766 819 875 935 1,000 50 53 56 60 65 消費額 ( 百万円 ) 617,624 660,214 705,741 754,408 806,430 39,842 42,590 45,527 48,667 52,022 5

宿泊者数 ( 万人 ) 3,199 3,313 3,433 3,559 3,691 ( うち外国人 ) 109 114 120 126 132 (2,201) (2,246) (2,292) (2,340) (2,388) 5 評価の方法 時期及び体制事業評価は 外部有識者も参画した理事会及び評議員会において実施するとともに 理事会等で決定した事業計画 実績等の評価結果は 府 市 経済界が参画する 大阪観光局事業に関するトップ会議 に報告し意見を求める また 観光関係者で構成する企画委員会 ( 仮称 ) を設け 事業の執行に当たり 専門的な意見を求めることとしている また東大阪版 DMOについては東大阪市が結果分析とPDCAサイクルを実施する さらに東大阪市まち ひと しごと創生総合戦略有識者懇談会での評価意見収集で見直しや改善のPDCAを実施する 6 交付対象事業に要する費用 1 法第 5 条第 4 項第 1 号イに関する事業 A3007 総事業費 1,398,923 千円 7 事業実施期間平成 28 年 7 月 1 日から 平成 33 年 3 月 31 日 (5カ年度) 8 その他必要な事項該当なし 5-3 その他事業 5-3-1 地域再生基本方針に基づく支援措置該当なし 5-3-2 支援措置によらない独自の取組 1 大阪観光局事業 607,538 千円 (H28 年度大阪府 179,882 千円大阪市 179,882 千円その他財源 247,774 千円 ) 事業概要 : 国内外におけるプロモーション活動 MICEビジネスアライアンス を中心としたMICE 誘致 無料 Wi-Fi 環境の整備等による外国人受入れ環境の整備 多言語による観光情報サイト及び情報誌等を活用した広報活動実施主体 : 大阪府及び大阪市事業期間 : 平成 25 年度 ~ 6 計画期間 6

地域再生計画認定の日から 平成 33 年 3 月 31 日 7 目標の達成状況に係る評価に関する事項 7-1 目標の達成状況に係る評価の手法事業評価は 外部有識者も参画した理事会及び評議員会において実施するとともに 理事会等で決定した事業計画 実績等の評価結果は 府 市 経済界が参画する 大阪観光局事業に関するトップ会議 に報告し意見を求める また 観光関係者で構成する企画委員会 ( 仮称 ) を設け 事業の執行に当たり 専門的な意見を求めることとしている また東大阪版 DMOについては東大阪市が結果分析とPDCAサイクルを実施する さらに東大阪市まち ひと しごと創生総合戦略有識者懇談会での評価意見収集で見直しや改善のPDCAを実施する 7-2 目標の達成状況に係る評価の時期及び評価を行う内容毎年度 6 月頃に理事会及び評議委員会 7~8 月に開催する大阪観光局事業に関するトップ会議において効果検証等を実施する また企画委員会については必要に応じて随時開催する 東大阪版 DMOについては 6 月頃に東大阪市及び東大阪市まち ひと しごと創生総合戦略有識者懇談会において評価意見収集を行う 7-3 目標の達成状況に係る評価の公表の方法検証結果は 毎年度 7-2に記載の方法により評価を得た後速やかに 会議資料 議事要旨として 各自治体のホームページにおいて公表する 7