平成 31 年度町県民税申告書の書き方 ( 説明 ) ご自身で申告書を記入される方は この書き方を参考にしていただき 郵送で提出いただくか 直接申告会場にお持ちください 平成 29 年度分以降の申告書からマイナンバーの記載が必要となりました なお 申告書提出の際は 番号確認および本人確認が必要となります マイナンバーカードまたは通知カードおよび本人確認書類 ( 運転免許書等 ) の提示をお願いします 申告期限は 3 月 15 日 ( 金 ) です 未申告の場合 各種証明書 ( 所得証明書等 ) の発行を受けられないほか 国民健康保険に加入されている場合 軽減対象世帯であっても対象外となりますので 忘れずに申告いただきますようお願いします 所得の種類と所得金額の計算方法 所得の種類所得金額の計算方法 1 利子所得公債 社債 預貯金などの利子 2 配当所得株式や出資の配当など 3 不動産所得地代 家賃 権利金など 4 事業所得事業をしている場合に生ずる所得 5 給与所得サラリーマンの給料など 収入金額 収入金額 - 株式などの元本を取得するための負債の利子 収入金額 - 必要経費 収入金額 - 必要経費 収入金額 - 給与所得 6 退職所得退職金 一時恩給など ( 収入金額 - 退職所得 ) 1/2 7 山林所得山林を売った場合に生ずる所得収入金額 - 必要経費 - 特別 ( 上限 50 万 ) 8 譲渡所得土地などの財産を売った場合に生ずる所得収入金額 - 資産の取得価格などの経費 (- 特別 ) 9 一時所得生命保険契約に基づく一時金などの所得 ( 収入金額 - 必要経費 - 特別控除 ( 上限 50 万 )) 1/2 10 雑所得公的年金等 他の所得にあてはまらない所得収入金額 - 必要経費 給与所得 年金受給の方は 後頁の表を参照してください 退職所得 山林所得 譲渡所得 一時所得の方は 税務署 税務納税課にお尋ねください 収入金額収入金額は平成 30 年中の収入金額 もしくは収入が確定した金額を記入してください 所得の各内容について 上記の所得の種類と所得金額の計算方法をご参照ください 営業 農業 不動産所得については 収支内訳書を使って計算してください 必要経費必要経費は 収入を得るために要した経費を計算して記入してください ( 家事上の支出や生活費は含まれません ) 町県民税の計算方法 (1) 収入金額 - 必要経費 = 所得金額 (2) 所得金額 - 所得控除 = 課税標準額 給与収入および年金収入は その額によって 所得金額 を算出するための式が決まっています ( 詳細は後述 ) (3) 課税標準税額 税率 - 税額控除 = 所得割額 (4) 所得割額 + 均等割額 = 町県民税額 税率は 町民税 6% 県民税 4% です 所得控除 所得控除は 納税者に配偶者や扶養親族があるかどうか 病気や災害等による 出費があるかどうかなどの個人的な事情を考慮して その納税者の実情に応じた税負担を求めるために所得金額から差し引くものです 1
種類 1 雑損控除次のいずれか多い方の金額 1( 損失の金額 - 保険等により補てんされた金額 )-( 合計所得金額 1/10) 2( 災害関連支出の金額 - 保険等により補てんされた金額 )-5 万 2 医療費控除等 医療費控除 ( 支払った医療費 - 保険等により補てんされた金額 ) -{( 合計所得金額 5/100) 又は 10 万のいずれか少ない方の金額 } 限度額 200 万 セルフメディケーション税制 ( 対象となる OTC 医薬品の購入費用 - 保険等により補てんされた金額 ) -1 万 2 千 限度額 8 万 8 千 3 社会保険料控除支払った又は給与 公的年金から天引きされる社会保険料の合計額例国民健康保険税 国民年金保険料 雇用保険料 厚生年金保険料等 4 小規模企業共済等掛金控除支払った金額 ( 第一種共済契約掛金 心身障害者扶養共済掛金等 ) 5 生命保険料控除 (1) 平成 23 年 12 月 31 日以前に締結した保険契約について 旧制度 一般生命保険料 個人年金保険料 の 2 つ計算方法は各区分共通で以下のとおり 支払額 15,000 以下のとき支払保険料の全額 15,000 を超え 40,000 以下のとき ( 支払保険料 1/2)+7,500 40,000 を超え 70,000 以下のとき ( 支払保険料 1/4)+17,500 70,000 を超えるとき 35,000 各区分の控除限度額は 35,000 2 区分のを合計した際の限度額は 70,000 (2) 平成 24 年 1 月 1 日以後に締結した保険契約について 新制度 一般生命保険料 介護医療保険料 個人年金保険料 の 3 区分計算方法は各区分共通で以下のとおり 支払額 12,000 以下のとき支払保険料の全額 12,000 を超え 32,000 以下のとき ( 支払保険料 1/2)+6,000 32,000 を超え 56,000 以下のとき ( 支払保険料 1/4)+14,000 56,000 を超えるとき 28,000 各区分の控除限度額は 28,000 3 区分のを合計した際の限度額は 70,000 (3) (1) と (2) の両方がある場合 一般生命保険料 および 個人年金保険料 の 2 区分については旧制度と新制度でそれぞれ計算して合計することが可能 各区分の控除限度額は 28,000 3 区分のを合計した際の限度額は 70,000 2
種類 6 地震保険料控除 (1) 地震保険料支払額 50,000 以下の場合支払った保険料 1/2 50,000 を超える場合 25,000 (2) 旧長期損害保険 ( 保険期間が 10 年以上のもので 満期返戻金の特約のあるもの ) ただし 平成 18 年 12 月 31 日までに契約してあるものに限ります 支払額 5,000 までの場合 全額 5,000 を超え 15,000 までの場合 支払った保険料 1/2+2,500 15,000 を超える場合 10,000 (3) 地震保険と長期損害保険の両方がある場合それぞれの計算で算出して求めた金額の合計 ( 限度額 25,000 ) 7 配偶者控 除生計を一にする配偶者であり 所得金額の合計額が 38 万以下の者 納税義務者 ( 扶養者 ) の合計所得 70 歳未満の配偶者 70 歳以上の配偶者 合計所得金額 900 万以下 33 万 38 万 合計所得金額 900 万超 950 万以下 22 万 26 万 合計所得金額 950 万超 1,000 万以下 11 万 13 万 合計所得金額 1,000 万超 適用なし 8 配偶者特別控除 ( 配偶者控除を受ける方は 除かれます ) 生計を一にする配偶者 ( 他の納税義務者の扶養親族とされる者 青色 白色専従者として給与支払を受ける者を除く ) の所得金額の合計額 (A) に基づき 次の表で求めた金額 配偶者 ( 被扶養者 ) の 合計所得 (A) 納税義務者 ( 扶養者 ) の給与収入 1,120 万以下 1,170 万以下 1,220 万以下 380,001~449,999 450,000~499,999 500,000~549,999 550,000~599,999 600,000~649,999 650,000~699,999 700,000~749,999 750,000~759,999 760,000~900,000 33 万 22 万 11 万 900,001~950,000 31 万 21 万 950,001~1,000,000 26 万 18 万 9 万 1,000,001~1,050,000 21 万 14 万 7 万 1,050,001~1,100,000 16 万 11 万 6 万 1,100,001~1,150,000 11 万 8 万 4 万 1,150,001~1,200,000 6 万 4 万 2 万 1,200,001~1,230,000 3 万 2 万 1 万 1,230,001~ 適用なし 納税者の合計所得金額が 1,000 万を超えるときは控除できません 3
種 類 控 除 額 9 扶 養 控 除納税義務者と生計を一にする親族であり 所得金額の合計額が 38 万以下の者 ( 青色 白色専従者として給与支払を受ける者を除く ) 70 歳以上 ( 昭和 24 年 1 月 1 日以前生まれ ) 年齢 納税者本人またはその配偶者の直系尊属で かつ同居している場合 450,000 その他の場合 380,000 23~69 歳 ( 昭和 24 年 1 月 2 日 ~ 平成 8 年 1 月 1 日生まれ ) 330,000 19~22 歳 ( 平成 8 年 1 月 2 日 ~ 平成 12 年 1 月 1 日生まれ ) 450,000 16~18 歳 ( 平成 12 年 1 月 2 日 ~ 平成 15 年 1 月 1 日生まれ ) 330,000 平成 15 年 1 月 2 日以後に生まれた方 (16 歳未満の扶養親族 ) には控除は適用されませんが 非課税を判定する際に考慮しますので 扶養されている場合は忘れずに申告してください 10 障害者控 除本人や配偶者その他の扶養親族が 障害者や特別障害者である場合に控除することができます 扶養親族 には 16 歳未満の方も含まれます 控除対象配偶者又は本人扶養親族が障害者の場合 (1 人につき ) 障害者 ( 特別障害者以外の人 ) 260,000 特別障害者 300,000 同居特別障害者 530,000 障害者とは 身体障害者手帳や精神障害者保健福祉手帳 戦傷病手帳の交付を受けている方など 精神や身体に障害のある方のことです 特別障害者とは 身体障害者手帳に身体上の障害の程度が 1 級又は 2 級であると記載されている方など 障害者のうち特に重度の障害のある方のことです 障害者 特別障害者の判定は 障害者手帳等を提示していただき 確認することになります 介護保険認定者 の障害者控除について介護保険にて要介護認定を受けている本人またはその方を扶養されている方は 障害者控除を受けることができます この場合は 山元町が発行する認定書を必ず提示してください 11 寡婦控除寡婦控除 260,000 1 夫と死別 離婚した後 再婚していない者または夫が生死不明などの者で扶養親族または所得金額の合計額が 38 万以下の生計を一にする子 ( 他の者の控除対象配偶者 扶養親族とされない者に限る ) がある者 2 夫と死別した後 再婚していない者または夫が生死不明などの者で 所得金額の合計額が 500 万以下の者 特定の寡婦控除 300,000 上の1に該当する者で扶養親族である子を有し かつ 所得金額の合計額が 500 万以下の者 扶養親族 には 16 歳未満の方も含まれます 4
種類寡夫控除寡夫控除 260,000 妻と死別 離婚した後再婚していない者又は妻が生死不明などの者で 所得金額の合計額が 38 万以下の生計を一にする子 ( 他の者の控除対象配偶者 扶養親族とされない者に限る ) があり かつ 所得金額の合計額が 500 万以下の者 扶養親族 には 16 歳未満の方も含まれます 12 勤労学生控除納税義務者が勤労学生である場合 260,000 勤労学生控除とは 納税義務者が高等学校 大学 一定の各種専門学校の学生 生徒であり 合計所得金額が 65 万以下で この 65 万のうち給与所得以外の所得が 10 万以下の場合に認められます 13 基礎控除納税者本人分 330,000 税額控除 所得控除以外に勘案すべき 各納税者の実情を反映させるために 税額から直接差し引くことになっているものです ご自身での計算や申告書への記載の必要はありません 1 配当控除配当所得の金額 控除率 = 配当控除率一覧 配当所得の区分 利益の配当 剰余金の分配 株式投資信託の収益の分配 特定投資信託の収益の分配 課税総所得の金額等の 合計額が 1,000 万以下 の場合 課税総所得の金額等の合計額が 1,000 万を超える場 合 1,000 万以下の部分 1,000 万超の部分 県民税町民税県民税町民税県民税町民税 1.2% 1.6% 1.2% 1.6% 0.6% 0.8% 証券投資信託の収益の分配 0.6% 0.8% 0.6% 0.8% 0.3% 0.4% 一般外貨建等証券投資信託の 収益の分配 0.3% 0.4% 0.3% 0.4% 0.15% 0.2% 2 寄附金控除 1 年間に次のいずれかに 2,000 を超える寄附をした場合 ( ただし 総所得金額の 30% が限度 ) 地方公共団体 宮城県共同募金会又は日本赤十字社宮城県支部 所得税の対象寄付金のうち 宮城県又は山元町が条例で指定したもの区分計算方法 (1) 基礎 ( 地方公共団体等に対する寄附金 -2,000 ) 10% (2) 特例 ( 地方公共団体等に対する寄附金 -2,000 ) (90%- 所得税の限界税率 1.021) (2) の特例は 地方公共団体への寄付についてのみ加算され は個人住民税の所得割の 20% が上限となります 5
1 収入金額等 / 所得金額に関する事項 (1) 給与所得の計算 (2) 公的年金等 ( 雑所得 ) の計算 A 給与等の収入金額 申告書の 1. 収入金額 のカに A の金額を転記してください A 公的年金等の収入金額 申告書の 1. 収入金額 のカに A の金額を転記してください A の金額 給与所得 区分 A の金額 公的年金等の雑所得 ~650,999 0 A-650,000 651,000 ~1,618,999 1,619,000 ~1,619,999 969,000 1,620,000 ~1,621,999 970,000 1,622,000 ~1,623,999 972,000 昭和 29 年 1 月 2 日以後に生まれた方 ~700,000 0 700,001 ~1,299,999 1,300,000 ~4,099,999 4,100,000 ~7,699,999 7,700,000 ~ A-700,000 A 0.75-375,000 A 0.85-785,000 A 0.95-1,555,000 1,624,000 ~1,627,999 1,628,000 ~1,799,999 1,800,000 ~3,599,999 3,600,000 ~6,599,999 6,600,000 ~9,999,999 10,000,000 ~ A 4 ( 千未満の端数切捨て ) B,000 B 2.4 974,000 B 2.8-180,000 B 3.2-540,000 A 0.9-1,200,000 A-2,200,000 A を上記の表にあてはめて計算し 算出された給与所得の金額を申告書の 2. 所得金額 の 6 に転記してください 区分 昭和 29 年 1 月 2 日以後に生まれた方 A の金額 ~1,200,000 1,200,001 ~3,299,999 3,300,000 ~4,099,999 4,100,000 ~7,699,999 7,700,000 ~ 公的年金等の雑所得 A-1,200,000 A 0.75-375,000 A 0.85-785,000 0 A 0.95-1,555,000 A を上記の表にあてはめて計算し 算出された公的年金等に係る雑所得の金額を申告書の 2. 所得金額 の 7 に転記してください ただし これ以外の雑所がある場合は合計したうえで 7 に金額を転記します 6