【環境省】各行政機関における政策評価の結果及びこれらの政策への反映状況(個表)

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資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)

平成○○年○○月○○日

別紙 フロン排出抑制法に基づく平成 28 年度のフロン類の再生量等及び破壊量等の集計結果について 環境省 1. 再生量等の集計結果 (1) 再生量フロン排出抑制法に基づき第一種フロン類再生業者から報告のあった平成 28 年度におけるフロン類の再生量の合計は約 1,248 トンであり 平成 27 年度

H28秋_24地方税財源

新とする理由⑴ 政策目的 車体課税については 平成 23 年度税制改正大綱において エコカー減税の期限到来時までに 地球温暖化対策の観点や国及び地方の財政の状況を踏まえつつ 当分の間として適用される税率の取扱いを含め 簡素化 グリーン化 負担の軽減等を行う方向で抜本的な見直しを検討 することとされて

( 太陽光 風力については 1/2~5/6 の間で設定 中小水力 地熱 バイオマスについては 1/3~2/3 の間で設定 )) 7 適用又は延長期間 2 年間 ( 平成 31 年度末まで ) 8 必要性等 1 政策目的及びその根拠 租税特別措置等により実現しようとする政策目的 長期エネルギー需給見通

〔表紙〕

新設 拡充又は延長を必要とする理地方公共団体の実施する一定の地方創生事業に対して企業が寄附を行うことを促すことにより 地方創生に取り組む地方を応援することを目的とする ⑴ 政策目的 ⑵ 施策の必要性 少子高齢化に歯止めをかけ 地域の人口減少と地域経済の縮小を克服するため 国及び地方公共団体は まち

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障財源化分とする経過措置を講ずる (4) その他所要の措置を講ずる 2 消費税率の引上げ時期の変更に伴う措置 ( 国税 ) (1) 消費税の軽減税率制度の導入時期を平成 31 年 10 月 1 日とする (2) 適格請求書等保存方式が導入されるまでの間の措置について 次の措置を講ずる 1 売上げを税

福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律 について <1. 特定復興再生拠点区域の復興及び再生を推進するための計画制度の創設 > 従来 帰還困難区域は 将来にわたって居住を制限することを原則とした区域 として設定 平成 29 年 5 月復興庁 地元からの要望や与党からの提言を踏まえ 1 帰還困難区

Taro-フロン排出抑制法施行令

第 2 回保障措置実施に係る連絡会 ( 原子力規制庁 ) 資料 3 廃止措置施設における保障措置 ( 規制庁及び IAEA との協力 ) 平成 31 年 4 月 24 日 日本原子力研究開発機構安全 核セキュリティ統括部 中村仁宣

2 政策体系における政策目的の位置付け 3 達成目標及び測定指標 1. 地球温暖化対策の推進 1-2 国内における温室効果ガスの排出抑制 租税特別措置等により達成しようとする目標 2030 年の電源構成における再生可能エネルギーの割合を 22~24% とする 租税特別措置等による達成目標に係る測定指

平成20年度税制改正(地方税)要望事項

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平成 30 年度地方税制改正 ( 税負担軽減措置等 ) 要望事項 ( 新設 拡充 延長 その他 ) No 8 府省庁名環境省 対象税目個人住民税法人住民税事業税不動産取得税固定資産税事業所税その他 ( ) 要望項目名 要望内容 ( 概要 ) 再生可能エネルギー発電設備に係る課税標準の特例措置の延長

2 政策体系における政策目的の位置付け 3 達成目標及び測定指標 4-5 福島 震災復興 租税特別措置等により達成しようとする目標 政策の達成目標と同じ 租税特別措置等による達成目標に係る測定指標 仮設施設の整備数 8 有効性等 政策目的に対する租税特別措置等の達成目標実現による寄与 東日本大震災で

平成 31 年度 税制改正の概要 平成 30 年 12 月 復興庁

条例施行規則様式第 26 号 ( 第 46 条関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画書 平成 30 年 6 月日 長野県知事 様 提出者 住 所 東御市下之城畔 ( 法人にあっては 主たる事業所の所在地 ) 氏 名 川西保健衛生施設組合長花岡利夫 ( 法人にあっては 名称及び代

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第1 機構・組織・人員及び予算

フロン回収・破壊法の改正内容等について

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平成 29 年度税制改正 ( 租税特別措置 ) 要望事項 ( 新設 拡充 延長 ) 制度名既存住宅のリフォームに係る特例措置の拡充 税目所得税 ( 国土交通省 ) 既存住宅流通 リフォーム市場の活性化に向けて 耐震性 省エネ性 耐久性に優れた良質な住宅ストックの形成を促進するため 既存住宅の耐震 省

資料3

女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対するインセンティブ付与等 役員 管理職等への女性の登用促進 М 字カーブ問題の解消には企業の取組が不可欠 このため 企業の自主的な取組について 経済的に支援する 経営上のメリットにつなぐ 外部から見えるようにし当該取組の市場評価を高めるよう政

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平成 21 年度資源エネルギー関連概算要求について 21 年度概算要求の考え方 1. 資源 エネルギー政策の重要性の加速度的高まり 2. 歳出 歳入一体改革の推進 予算の効率化と重点化の徹底 エネルギー安全保障の強化 資源の安定供給確保 低炭素社会の実現 Cool Earth -1-

新設 拡充又は延長を必要とする理由(1) 政策目的 消費者のニーズに応じた住宅を選択できる環境を整備する観点や低炭素化 循環型の持続可能な社会の実現の観点から 中古住宅取得や増改築等工事の適用要件の合理化や増改築等工事の対象を拡充することにより 中古住宅の流通促進 住宅ストックの循環利用に資する (

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バイオマス比率をめぐる現状 課題と対応の方向性 1 FIT 認定を受けたバイオマス発電設備については 毎の総売電量のうち そのにおける各区分のバイオマス燃料の投入比率 ( バイオマス比率 ) を乗じた分が FIT による売電量となっている 現状 各区分のバイオマス比率については FIT 入札の落札案

200kW 未満 272 万円 /kw 以下 200kW 以上 1,000kW 未満 109 万円 /kw 以下 1,000kW 以上 3 万 kw 未満 39 万円 /kw 以下 4 木質バイオマス発電設備 (2 万 kw 未満 木質バイオマス燃料の年間利用率 80% 以上と見込まれるもの ) <

政策体系における政策目的の位置付け エネルギー基本計画 ( 平成 22 年 6 月 18 日閣議決定 ) において 一次エネルギー供給に占める再生可能エネルギーの割合を 2020 年までに 10% とすることを目指す と記載 地球温暖化対策基本法案 ( 平成 22 年 10 月 8 日閣議決定 )

1 自然に対する関心 (1) 自然に対する関心 平成 24 年 6 月 平成 26 年 7 月 関心がある( 小計 ) 90.4% 89.1% 非常に関心がある 29.5% 21.9%( 減 ) ある程度関心がある 60.9% 67.2%( 増 ) 関心がない( 小計 ) 8.8% 10.5% あま

4 木質バイオマス発電設備 (2 万 kw 未満 木質バイオマス燃料の年間利用率 80% 以上と見込まれるもの ) < 下記要件のいずれかを満たすもの > 年間稼働率 80% 以上と見込まれるもの kw あたりの資本費一定以下 2,000kW 未満 62 万円 /kw 以下 2,000kW 以上 2

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いる 〇また 障害者の権利に関する条約 においては 障害に基づくあらゆる差別を禁止するものとされている 〇一方 成年被後見人等の権利に係る制限が設けられている制度 ( いわゆる欠格条項 ) については いわゆるノーマライゼーションやソーシャルインクルージョン ( 社会的包摂 ) を基本理念とする成年

新旧対照表

概算要求基準等の推移

産業廃棄物の処理に係る管理体制に関する事項 ( 管理体制図 ) ゼロエミッション推進体制 ( 第 2 面 ) 滋賀水口工場長 定期会議事務局会議 1 回 /W 担当者会議 1 回 /M 推進報告会 1 回 /2M 推進責任者 : 工務安全環境部長 実行責任者 : 安全環境課長 事務局 中間膜製造部機

(0830時点)PR版

1 検査の背景 (1) 租税特別措置の趣旨及び租税特別措置を取り巻く状況租税特別措置 ( 以下 特別措置 という ) は 租税特別措置法 ( 昭和 32 年法律第 26 号 ) に基づき 特定の個人や企業の税負担を軽減することなどにより 国による特定の政策目的を実現するための特別な政策手段であるとさ

資料4  道路運送車両法改正後(平成17年1月以降)の処理状況

CONTENTS

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福井県建設リサイクルガイドライン 第 1. 目的資源の有効な利用の確保および建設副産物の適正な処理を図るためには 建設資材の開発 製造から土木構造物や建築物等の設計 建設資材の選択 分別解体等を含む建設工事の施工 建設廃棄物の廃棄等に至る各段階において 建設副産物の排出の抑制 建設資材の再使用および

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本日の説明内容 1. グリーン購入法の概要 2. プレミアム基準策定ガイドライン

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することを可能とするとともに 投資対象についても 株式以外の有価証券を対象に加えることとする ただし 指標連動型 ETF( 現物拠出 現物交換型 ETF 及び 金銭拠出 現物交換型 ETFのうち指標に連動するもの ) について 満たすべき要件を設けることとする 具体的には 1 現物拠出型 ETFにつ

資料 4 平成 26 年報告書に提言された取組のうち 回収率目標達成アクションプラン以外の取組状況について 平成 29 年 12 月 4 日 経 済 産 業 省 環 境 省

望の内容平成 28 年度税制改正 ( 租税特別措置 ) 要望事項 ( 新設 拡充 延長 ) ( 経済産業省経済産業政策局産業再生課 ) 制度名産業競争力強化法に基づく事業再編等に係る登録免許税の軽減措置 税 目 登録免許税 ( 租税特別措置法第 80 条 ) ( 租税特別措置法施行令第 42 条の

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 6 月 14 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県府中市本山町 佐々田土建株式会社 代表取締役三島俊美 電話番号 廃棄物の処理及び清掃

い さ だ く の残 銀 ご確認 水 科用 歯 に 棚 など せん ま り りは あ か 歯科用水銀 歯科用アマルガムの 使わなく なった 早期処理にご協力ください 2013年10月 採択されました 水銀含有廃棄物の適正処理を お願いいたします 適 正 な 処 理 は どうしたら い い の 歯科用

中央環境審議会廃棄物・リサイクル部会(第49回)


設 拡充又は延長を必要とする理由 関係条文 租税特別措置法第 70 条の 2 第 70 条の 3 同法施行令第 40 条の 4 の 2 第 40 条の 5 同法施行規則第 23 条の 5 の 2 第 23 条の 6 平年度の減収見込額 百万円 ( 制度自体の減収額 ) ( - 百万円 ) 東日本大震

使用済自動車の再資源化等に関する法律の概要

地方創生応援税制 ( 企業版ふるさと納税 ) の運用改善 ( 別紙 1) 平成 31 年度税制改正 企業版ふるさと納税の一層の活用促進を図るため 企業や地方公共団体からの意見等を踏まえ 徹底した運用改善を実施する 地方創生関係交付金と併用する地方公共団体へのインセンティブ付与 地方創生関係交付金の対

新長を必要とする理由今回合理性の要望に設 拡充又は延⑴ 政策目的 資源に乏しい我が国にあって 近年 一層激しさを増す国際社会経済の変化に臨機応変に対応する上で 最も重要な資源は 人材 である 特に 私立学校は 建学の精神に基づき多様な人材育成や特色ある教育研究を展開し 公教育の大きな部分を担っている

PowerPoint プレゼンテーション

( 注 ) 年金 医療等に係る経費については 補充費途として指定されている経費等に限る 以下同じ (2) 地方交付税交付金等地方交付税交付金及び地方特例交付金の合計額については 経済 財政再生計画 との整合性に留意しつつ 要求する (3) 義務的経費以下の ( イ ) ないし ( ホ ) 及び (

参考資料3(第1回検討会資料3)

Microsoft Word - 【外務省】インフラ長寿命化(行動計画)

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⑴ 政策目的 市街地再開発事業の推進により 土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るとともに コンパクトシティの推進及び密集市街地の解消を図る 新設 拡充又は延長を必要とする理由 ⑵ 施策の必要性 以下の施策の推進のため 本措置の延長により 民間事業者による早期かつ着実な保留床の取得を促

農地中間管理機構 ( 仮称 ) の制度の骨格 ( 案 ) 資料 農地中間管理機構の指定都道府県のコントロールの下に適切に構造改革 生産コスト引下げを推進するため 都道府県段階に設置する 1 都道府県知事は 農地中間管理事業を公平かつ適正に行うことができる法人 ( 地方公共団体の第 3セク

200kW 未満 272 万円 /kw 以下 200kW 以上 1,000kW 未満 109 万円 /kw 以下 1,000kW 以上 3 万 kw 未満 39 万円 /kw 以下 4 木質バイオマス発電設備 (2 万 kw 未満 木質バイオマス燃料の年間利用率 80% 以上と見込まれるもの ) <

PowerPoint プレゼンテーション

第一種特定製品の管理者が取り組むべき措置について フロン類の漏えい防止対策が必要です 第一種特定製品とは 1 業務用のエアコンディショナー 1 及び 2 業務用の冷蔵機器及び冷凍機器であ って 冷媒としてフロン類が使用されているもの 管理者とは原則として 当該製品の所有権を有する者 ( 所有者 )

3. 市街化調整区域における土地利用の調整に関し必要な事項 区域毎の面積 ( 単位 : m2 ) 区域名 市街化区域 市街化調整区域 合計 ( 別紙 ) 用途区分別面積は 市町村の農業振興地域整備計画で定められている用途区分別の面積を記入すること 土地利用調整区域毎に市街化区域と市街化調整区域それぞ

改正された事項 ( 平成 23 年 12 月 2 日公布 施行 ) 増税 減税 1. 復興増税 企業関係 法人税額の 10% を 3 年間上乗せ 法人税の臨時増税 復興特別法人税の創設 1 復興特別法人税の内容 a. 納税義務者は? 法人 ( 収益事業を行うなどの人格のない社団等及び法人課税信託の引

本要望に対応する縮減案 ページ 2 2

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( 別紙 ) 中国電力株式会社及び JFE スチール株式会社 ( 仮称 ) 蘇我火力 発電所建設計画計画段階環境配慮書 に対する意見 1. 総論 (1) 石炭火力発電を巡る環境保全に係る国内外の状況を十分認識し 本事業を検討すること 本事業を実施する場合には 本事業に伴う環境影響を回避 低減するため

お知らせ

税額控除限度額の計算この制度による税額控除限度額は 次の算式により計算します ( 措法 42 の 112) 税額控除限度額 = 特定機械装置等の取得価額 税額控除割合 ( 当期の法人税額の 20% 相当額を限度 ) 上記算式の税額控除割合は 次に掲げる区分に応じ それぞれ次の割合となります 特定機械

フロン類製造業者等の フロン類の使用合理化の状況

目 次 1. タムラグループの環境活動 1 2. グリーン調達基準 1 第 1 章総則 1 第 2 章取引先様への要求事項 3 第 3 章材料 部品等の選定基準 3 第 4 章取引先様への調査内容 4 附則 5

合理性今要有望効に性関連する事項相当性回の政策体系における政策目的の位置付け 政策の達成目標租税特別措置の適用又は延長期間同上の期間中の達成目標 政策目標の達成状況 政策目標 23 酒類業の健全な発達の促進 酒類業の経営基盤の安定 5 年間の延長 ( 平成 35 年 3 月 31 日まで ) 酒類業

五有価証券 ( 証券取引法第二条第一項に規定する有価証券又は同条第二項の規定により有価証券とみなされる権利をいう ) を取得させる行為 ( 代理又は媒介に該当するもの並びに同条第十七項に規定する有価証券先物取引 ( 第十号において 有価証券先物取引 という ) 及び同条第二十一項に規定する有価証券先

504 特定事業等に係る外国人の入国 在留諸申請優先処理事業 1. 特例を設ける趣旨外国人研究者等海外からの頭脳流入の拡大により経済活性化を図る地域において 当該地域における特定事業等に係る外国人の受入れにあたり 当該外国人の入国 在留諸申請を優先的に処理する措置を講じることにより 当該地域における

平成16年版 真島のわかる社労士

法人会の税制改正に関する提言の主な実現事項 ( 速報版 ) 本年 1 月 29 日に 平成 25 年度税制改正大綱 が閣議決定されました 平成 25 年度税制改正では 成長と富の創出 の実現に向けた税制上の措置が講じられるともに 社会保障と税の一体改革 を着実に実施するため 所得税 資産税についても

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女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針について

平成 28 年度税制改正の概要 1. 復興特区関係 * (1) 機械等に係る特別償却等の特例措置の5 年延長及び要件の緩和 * 要件緩和 : 建築物整備事業 ( テナント建物 ) の構造要件について まちなか再生計画に位置付けられた場合には 非耐火構造でも対象となるよう緩和 (2) 被災雇用者等を雇

新システム概念図 変更点及び今後の課題 新システムの検討にあたっては 当初 シールを用いた徴収方法を検討していたが 関係者との調整の結果 以下のような変更及び課題が生じている 1 変更点 : 製品価格に内部化する費用の性質発炎筒の流通は 主として 新車搭載用として自動車製造業者等 交換用として自動車

財団法人自動車リサイクル促進センター再資源化支援部業務規程(案)

自動車重量税の廃車還付制度について 自動車重量税の廃車還付制度の創設使用済自動車の不法投棄の防止及びリサイクル促進という観点から 自動車検査証の有効期限内に使用済みとなり 使用済自動車の再資源化等に関する法律 ( 自動車リサイクル法 ) に基づいて適正に解体された自動車について還付措置が設けられまし

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要望理由 (1) 政策目的 既存住宅の流通の円滑化を通じ 既存住宅流通 リフォーム市場の拡大 活性化を図る また 消費者のニーズに応じた住宅を選択できる環境を整備するとともに 既存住宅の耐震化を促進し 住宅ストックの品質 性能を高め 国民の住生活の向上を目指す (2) 施策の必要性 国民がライフステ

2. 今後の主な検討事項 1 高濃度 PCB 廃棄物に係る行政代執行費用に対する支援の必要性 高濃度 PCB 廃棄物の処分は 排出事業者責任の観点から その保管事業者が行 うことが原則 このため 都道府県市による行政代執行に要する費用についても 保管事業者が負担することが原則 しかしながら 高濃度

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環境省

表 19 環境省における政策評価の結果及びこれらの政策への反映状況 ( 個表 ) 1 事前評価 表 19-(1) 規制を対象として評価を実施した政策 ( 平成 29 年 12 月 11 日 平成 30 年 3 月 15 日公表 ) 政策ごとの評価結果については 政策評価ポータルサイト ( 環境省の規制を対象とする政策評価 ) (http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/hyouka/seisaku_n/portal/index/kisei/env.html) 参照 政策の名称 政策評価の結果の政策への反映状況 平成 30 年 2 月 16 日に公布し 製造 輸入 使用を制限する化学物質の 1 製造 輸入 使用を制限する化学物質指定については 同年 4 月 1 日 輸入を禁止する製品の指定については及び輸入を禁止する製品の指定同年 10 月 1 日に施行の予定 2 製造量と輸入量を制限する物質の追加 特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律の一部を改正する法律案を国会に提出した ( 平成 30 年 3 月 6 日 ) 3 農薬の安全性向上のための措置 農薬の品質管理方法の改善 農薬取締法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案を国会に提出した ( 平成 30 年 3 月 9 日 ) 4 指定認定機関の指定について 引取業及びフロン類回収業の登録に係る入口規制 解体業及び破砕業の許可に係る入 5 口規制 登録 許可の変更等 登録 許可の取消し 6 特別国際種事業者の登録 7 第 1 種動物取扱業の登録 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律案 ( 自然公園法部分 ) を国会に提出した ( 平成 30 年 3 月 13 日 ) 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律案 ( 使用済自動車の再資源化等に関する法律部分 ) を国会に提出した ( 平成 30 年 3 月 13 日 ) 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律案 ( 絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存法部分 ) を国会に提出した ( 平成 30 年 3 月 13 日 ) 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律案 ( 動物の愛護及び管理に関する法律部分 ) を国会に提出した ( 平成 30 年 3 月 13 日 ) 8 一般廃棄物処理業 産業廃棄物処理業及び特別管理産業廃棄物処理業の許可に係る入口規制 一般廃棄物処理施設及び産業廃棄物処理施設の設置許可に係る入口規制 許可の変更等 許可の取消し 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律案 ( 廃棄物の処理及び清掃に関する法律部分 ) を国会に提出した ( 平成 30 年 3 月 13 日 ) 175

9 一般廃棄物処理施設 産業廃棄物処理施設の譲受け等 合併及び分割第一種フロン類充塡回収業者の登録 第一種フロン類再生業者及びフロン類破壊業者の許可 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律案 ( フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律部分 ) を国会に提出した ( 平成 30 年 3 月 13 日 ) 表 19-(2) 租税特別措置等を対象として評価を実施した政策 ( 平成 29 年 8 月 31 日公表 ) 政策ごとの評価結果については 政策評価ポータルサイト ( 環境省の租税特別措置等を対象とする政策評価 ) (http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/hyouka/seisaku_n/portal/index/sotoku/env.html) 参照 政策の名称 政策評価の結果の政策への反映状況 平成 42 年度の 長期エネルギー需給見通し ( 平成 27 年 7 月経済産業省決定 ) 実現に向け 省エネ投資促進によるエネルギー効率改善及 1 先進的省エネ 再エネ投資促進税制び再エネの更なる導入拡大を進めることが重要として 1 省エネ法との創設連動した大規模又は高度な省エネ取組に資する省エネ設備投資や 2 再エネの自立化 長期安定化に資する投資を促進し エネルギー利用 の最適化 自給率向上を図る税制措置を新設することを要望した 特定廃棄物の最終処分場の設置者は 埋立終了後の維持管理に要す 2 特定廃棄物最終処分場における特定災害防止準備金の損金算入等に係る特例措置の延長 る費用に備えるための維持管理積立金制度に基づき積み立てた額について 特定災害防止準備金として積み立てたときは損金又は必要経費に算入できることとする特例措置の適用期限を 2 年間延長することを要望した 3 公共の危害防止のために設置された施設又は設備に係る課税標準の特例措置の延長 対象施設に係る課税標準となるべき価格に特例率を乗じて得た額を課税標準とする特例措置を2 年間延長することを要望した 4 再生可能エネルギー発電設備 ( 電気事業者による再生可能エネルギー再生可能エネルギー発電設備に係る電気の調達に関する特別措置法第二条第三項に規定する発電設備 ) に課税標準の特例措置係る課税標準の特例措置を 2 年間延長することを要望した 表 19-(3) 個別公共事業を対象として評価を実施した政策 ( 平成 29 年 11 月 30 日公表 ) 政策ごとの評価結果については 政策評価ポータルサイト ( 環境省の公共事業を対象とする政策評価 ) (http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/hyouka/seisaku_n/portal/index/kokyo/env.html) 参照 政策の名称 政策評価の結果の政策への反映状況 1 自然公園等事業 環境省が実施する国立公園における自然公園等事業について 事業の必要性 有効性及び効率性等の観点から所要額を要求した 176

2 事後評価 表 19-(4) 実績評価方式により評価を実施した政策 ( 目標管理型の政策評価 )( 平成 29 年 9 月 7 日公表 ) 政策ごとの評価結果については 政策評価ポータルサイト ( 環境省の政策体系 ) (http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/hyouka/seisaku_n/portal/index/env_h24.html) 参照 政策の名称 政策評価の結果 評価結果の反映状況 施策 1 目標 1-1 地球温暖化対策 1 の計画的な推進による低炭素社会づくり 施策 1 目標 1-2 世界全体での抜 2 本的な排出削減等への貢献 施策 1 目標 1-3 気候変動の影響 3 への適応策の推進 施策 3 目標 3-1 大気環境の保全 4 ( 酸性雨 黄砂対策を含む ) 施策 3 目標 3-2 5 大気生活環境の保全 施策 3 目標 3-3 水環境の保全 ( 海 6 洋環境の保全を含む ) 施策 3 目標 3-4 7 土壌環境の保全 相当程改善 度進展見直しあり相当程改善 度進展見直しあり相当程引き続度進展き推進あり相当程引き続度進展き推進あり進展が引き続大きくき推進ない相当程引き続度進展き推進あり相当程改善 度進展見直しあり 政策評価の結果の政策への反映状況政策評価結果を踏まえ パリ協定の実施に向けた検討経費はパリ協定のルール交渉に必要な予算を重点的に要求する一方 国際支援については他の予算との統合を行う等して経費縮減を図り 必要最小限の予算額とした また 上下水道システムにおける省 CO2 化推進事業は執行等の改善を図り 業務用施設等における省 CO2 促進事業に事業内容を統合したため 当該事業単体での予算は削減した 平成 30 年度概算要求額 :201,095,351 千円 予算案額: 86,392,819 千円 政策評価結果を踏まえ 堅調に目標達成に向け進展している二国間協力等の予算については業務効率化を行い経費縮減を図り 環境インフラの海外展開の促進に必要な予算を重点的に要求した平成 30 年度概算要求額 :14,260,257 千円 予算案額: 13,388,884 千円 政策評価結果を踏まえ 引き続き適切な執行に努めてまいりたい 平成 30 年度概算要求額 :1,010,259 千円 予算案額: 850,000 千円 引き続き 大気環境の保全 ( 酸性雨 黄砂対策 ) を含む ) に関する施策を推進していく必要があるため 所要額を要求した 平成 30 年度概算要求額 :2,033 千円 予算案額: 1,981 千円 引き続き 大気生活環境の保全に関する施策を推進していく必要があるため 所要額を要求した 平成 30 年度概算要求額 :164 千円 予算案額: 153 千円 引き続き 水環境の保全 ( 海洋環境の保全を含む ) に関する施策を推進していく必要があるため 所要額を要求した 平成 30 年度概算要求額 :6,122 千円 予算案額: 2,504 千円 政策評価結果を踏まえ 土壌汚染対策費のうち 農用地土壌汚染防止法関連事業については施策が着実に進展していることから 内容を大幅に見直し 改正法法案審議において指摘があった土壌汚染による生活環境等への影響に実態把握のための予算として要求した 平成 30 年度概算要求額 :324,191 千円 177

予算案額 : 314,073 千円 8 施策 3 目標 3-5 ダイオキシン類 農薬対策 引き続き ダイオキシン類 農薬対策に関する施策を推進していく必要があるため 所要額を要求した 平成 30 年度概算要求額 :147 千円 予算案額: 147 千円 9 施策 3 目標 3-6 東日本大震災への対応 目標達成 引き続き 東日本大震災への対応に関する施策を推進していく必要があるため 所要額を要求した 平成 30 年度概算要求額 :539 千円 予算案額: 537 千円 10 施策 5 目標 5-1 基盤的施策の実施及び国際的取組 引き続き 基盤的施策の実施及び国際的取組に関する施策を推進していく必要があるため 所要額を要求した 平成 30 年度概算要求額 :1,540,549 千円 予算案額: 1,152,906 千円 政策評価結果を踏まえ 山岳環境保全対策費 (76,603 千円 ) につい ては これまでの執行状況を踏まえて所要額を精査し 予算を削減し 11 施策 5 目標 5-2 自然環境の保全 再生 改善 見直し た また 国立公園管理計画等策定調査 推進費 (24,714 千円 ) については 当該事業のうち 国立公園管理方針検討調査費について整理統合し 予算を削減した 平成 30 年度概算要求額 :101,317 千円 予算案額 :79,931 千円 12 施策 5 目標 5-3 野生生物の保護管理 引き続き 野生生物の保護に関する施策を推進していく必要があるため 所要額を要求した 平成 30 年度概算要求額 :5,228,002 千円 予算案額: 4,100,497 千円 13 施策 5 目標 5-4 動物の愛護及び管理 引き続き 動物の愛護及び管理に関する施策を推進していく必要があるため 所要額を要求した 平成 30 年度概算要求額 :446,689 千円 予算額: 289,561 千円 14 施策 5 目標 5-5 自然とのふれあいの推進 引き続き 自然とのふれあいの推進に関する施策を推進していく必要があるため 所要額を要求した 平成 30 年度概算要求額 :12,635,052 千円 予算案額: 8,608,356 千円 15 施策 5 目標 5-6 東日本大震災への対応 ( 自然環境の復旧 復興 ) 引き続き 東日本大震災への対応 ( 自然環境の復旧 復興 ) に関する施策を推進していく必要があるため 所要額を要求した 平成 30 年度概算要求額 :960,148 千円 予算案額: 960,148 千円 政策評価結果を踏まえ 金融行動原則の署名機関が増え 一定程度 16 施策 8 目標 8-1 経済のグリーン化の推進 改善 見直し の政策目標を達成したことから 金融行動原則に係る費用を減額要求した上で 必要な予算を重点的に要求した 平成 30 年度概算要求額 :11,269,356 千円 予算案額:9,669,098 千円 機構要求 178

環境金融担当企画官 (1 人 ) 定員要求 環境金融の一層の促進に向けた体制強化 (1 人 ) 17 施策 8 目標 8-2 環境に配慮した地域づくりの推進 引き続き 環境に配慮した地域づくりの推進に関する施策を推進していく必要があるため 所要額を要求した 平成 30 年度概算要求額 :13,781,039 千円 予算案額: 9,451,039 千円 18 施策 8 目標 8-3 環境パートナーシップの形成 引き続き 環境のパートナーシップの形成に関する施策を推進していく必要があるため 所要額を要求した 平成 30 年度概算要求額 :290,923 千円 予算案額: 261,242 千円 19 施策 8 目標 8-4 環境教育 環境学習の推進 引き続き 環境教育 環境学習の推進に関する施策を推進していく必要があるため 所要額を要求した 平成 30 年度概算要求額 :461,106 千円 予算案額: 429,087 千円 20 施策 9 目標 9-1 環境基本計画の効果的実施 引き続き 環境基本計画の効果的実施に関する施策を推進していく必要があるため 所要額を要求した 平成 30 年度概算要求額 :84,131 千円 予算案額: 74,773 千円 施策 9 目標 9-2 引き続き 環境アセスメント制度の適切な運用と改善に関する施策 21 環境アセスメント制度の適切な 目標達成 を推進していく必要があるため 所要額を要求した 平成 30 年度概算要求額 :859,500 千円 運用と改善 予算案額 : 638,825 千円 22 施策 9 目標 9-3 環境問題に関する調査 研究 技術開発 引き続き 環境問題に関する調査 研究 技術開発に関する施策を推進していく必要があるため 所要額を要求した 平成 30 年度概算要求額 :5,768,668 千円 予算案額: 5,199,029 千円 23 施策 9 目標 9-4 環境情報の整備と提供 広報の充実 進展が大きくない 引き続き 環境情報の整備と提供 広報の充実に関する施策を推進していく必要があるため 所要額を要求した 平成 30 年度概算要求額 :2,098,645 千円 予算案額: 2,058,496 千円 施策 10 目標 10- 引き続き 放射性物質により汚染された廃棄物の処理に関する施策 24 1 放射性物質により汚染された廃 を推進していく必要があるため 所要額を要求した 平成 30 年度概算要求額 :144,460,683 千円 予算案額: 145,542,100 千円 棄物の処理 施策 10 目標 10- 政策評価結果を踏まえ 除去土壌等の適正管理 搬出等の実施につ 25 2 放射性物質汚染対処特措法に基づく除染等の措 改善 見直し いては 平成 28 年度末までに面的除染がおおむね完了したことから 必要な除去土壌等の適正管理 除染実施後のフォローアップなどに取り組むための要求内容とし 予算要求に反映させた 平成 30 年度概算要求額 :124,334,658 千円 置等 予算案額 :121,212,340 千円 179

施策 10 目標 10- 引き続き 放射線に係る一般住民の健康管理 健康不安対策に関す 26 3 放射線に係る一般住民の健康管 目標達成 る施策を推進していく必要があるため 所要額を要求した 平成 30 年度概算要求額 :2,494,798 千円 予算案額: 2,169,920 千円 理 健康不安対策 表 19-(5) 租税特別措置等を対象として評価を実施した政策 ( 平成 29 年 8 月 31 日公表 ) 政策ごとの評価結果については 政策評価ポータルサイト ( 環境省の租税特別措置等の政策を対象とする政策評価 ) (http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/hyouka/seisaku_n/portal/index/sotoku/env.html) 参照 政策の名称 1 汚染廃棄物等の処理施設の設置に係る簡易証明書制度 ( 譲渡所得の課税の特例 ) 政策評価の結果 引き続き本措置を存続する 政策評価の結果の政策への反映状況 評価結果を踏まえ 中間貯蔵施設等は 地域の関係者等との調整を経て 計画的かつ確実に整備される必要があり 当該措置は円滑な用地交渉を推進していくために必要であると考えられることから 引き続き当該措置を継続していくこととした 180