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定化学物質障害予防規衛条文 今回の改正による物質ごとの主な規定の適用 ( 一覧 ) 規制内容 ジメチル-2,2-ジクロロビニルホスフェイト (DDVP) クロロホルムほか 9 物質クロロホルムほか9 物質を 1% 以下 かつ特別有機溶 1% を超えて含有する物剤と有機溶剤と合計して 5% を超える物

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雇用管理分野における個人情報のうち健康情報を取り扱うに当たっての留意事項 第 1 趣旨 この留意事項は 雇用管理分野における労働安全衛生法 ( 昭和 47 年法律第 57 号 以下 安衛法 という ) 等に基づき実施した健康診断の結果等の健康情報の取扱いについて 個人情報の保護に関する法律についての

者が負う民事上の安全配慮義務の履行であり そのために必要な心身の状態の情報を適正に収集し 活用する必要がある 一方 労働者の個人情報を保護する観点から 現行制度においては 事業者が心身の状態の情報を取り扱えるのは 労働安全衛生法令及びその他の法令に基づく場合や本人が同意している場合のほか 労働者の生

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個人情報の保護に関する規程(案)

平29・6・13(火) 平成29年度 神奈川県医師会 産業医部会 総会・研修会

「o-トルイジンによるばく露防止」と「経皮吸収対策」についての法令改正

基発第 号 「健康診断結果に基づき事業者が講ずべき措置に関する指針の一部を改正する指針」の周知等について

る暴力団及び暴力団員等 ( 以下 暴力団等 という ) の支配を受けてはならない 5 指定居宅サービス事業者等は 省令の規定 ( 規則で定めるものに限る ) による評価の結果を公表するよう努めなければならない 6 指定居宅サービス事業者等は 省令の規定 ( 規則で定めるものに限る ) に規定する研修

等により明示するように努めるものとする ( 就業規則の作成の手続 ) 第 7 条事業主は 短時間労働者に係る事項について就業規則を作成し 又は変更しようとするときは 当該事業所において雇用する短時間労働者の過半数を代表すると認められるものの意見を聴くように努めるものとする ( 短時間労働者の待遇の原

安全衛生管理規程作成例

可燃性のガス (49 件 ) 化学物質 ( 危険物 有害物等 ) に起因する 労働災害 ( 休業 4 日以上 )/2015 年 爆発性の物等 (17 件 ) 引火性の物 (112 件 ) 有害物 (278 件 ) 合計 456 件 労働者死傷病報告 による死傷災害発生状況 (2015 年確定値 )

変異原性発がん性の情報付け チオ尿素 トン超 ~100 トン以下 ヘキサメチレン = ジイソシアネート トン超 ~100 トン以下

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第 5 条保健所長は 必要に応じ 巡回指導を行い 営業施設の設置状況等の把握に努めるものとする 2 保健所長は 前項の調査の結果 別表に定める基準に適合しないと認めるときは 営業者等に対し 必要な措置を講ずるよう指導し 又は勧告するものとする 附則 この要綱は 平成 15 年 4 月 1 日から施行

株式会社フロンティアビジネス 別紙 1 1 処分内容 (1) 労働者派遣法第 21 条第 2 項に基づく労働者派遣事業停止命令 ( 労働者派遣事業停止命令の内容は 3 のとおり ) (2) 労働者派遣法第 49 条第 1 項に基づく労働者派遣事業改善命令 ( 労働者派遣事業改善命令の内容は 4 のと

事業者が行うべき措置については 匿名加工情報の作成に携わる者 ( 以下 作成従事者 という ) を限定するなどの社内規定の策定 作成従事者等の監督体制の整備 個人情報から削除した事項及び加工方法に関する情報へのアクセス制御 不正アクセス対策等を行うことが考えられるが 規定ぶりについて今後具体的に検討

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Taro-再製造単回使用医療機器基準

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労働安全衛生法施行令の一部を改正する政令及び特定化学物質障害予防規則及び労働安全衛生規則の一部を改正する省令の施行について ( 平成 28 年 11 月 30 日基発 1130 第 4 号, 都道府県労働局長宛, 厚生労働省労働基準局長名 ) 労働安全衛生法施行令の一部を改正する政令 ( 平成 28

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特定個人情報の取扱いの対応について

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66 条の 6 改正のねらい 果通知 第 第 1 章改正労働安全衛生法 逐条解説 第 5 節 すべての健康診断結果の労働者への通知 特殊健康診断結果の追加 ( 第 66 条の 6 関係 ) 労働安全衛生法において 一般健康診断については 健康診断の実施後にその結果を本人へ通知する義務が規定されている

都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 ( 平成十二年東京都条例第二百十五号 ) 新旧対照表 ( 抄 ) 改正案現行目次 ( 現行のとおり ) 目次 ( 略 ) 第一条から第百十二条まで ( 現行のとおり ) 第一条から第百十二条まで ( 略 ) ( 土壌汚染対策指針の作成等 ) 第百十三条知事

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PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

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東京都コインオぺレーションクリーニング営業施設の衛生指導要綱

軽自動車税 ( 種別割 ) 減免に関する取扱基準 ( 趣旨 ) 第 1 条この基準は 船橋市市税条例第 89 条及び第 90 条の規定に基づき 軽自動車税 ( 種別割 ) の減免の取り扱いに関し 必要な事項を定める ( 公益のために直接専用するものの範囲 ) 第 2 条条例第 89 条第 1 項第

法令条文解読シリーズ② 配転後の健康診断の対象とは

PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

( 別添 ) 薬食発 0513 第 1 号平成 23 年 5 月 13 日 都道府県知事各保健所設置市長特別区長 殿 厚生労働省医薬食品局長 薬事法の一部を改正する法律等の施行等についての一部改正について 薬事法の一部を改正する法律 ( 平成 18 年法律第 69 号 ) については 関係政省令とと

( 別添 2) ( 別添 2) 平成 14 年 9 月 27 日保発第 号の別添 2 組合管掌健康保険一括適用取扱要領 組合管掌健康保険一括適用取扱要領 ( 準則 ) 第 1 健康保険法 ( 以下 法 という ) 第 34 条第 1 項の規定による厚生労働大臣の承認 ( 以下 一括適

て 労働者派遣契約書に休業手当等の支払いに要する費用を確保するための費用負担等に関する事項を記載していないもの (1 派遣元事業所 ) ウ派遣料金額の明示派遣労働者に対して 書面の交付 ファクシミリを利用してする送信又は電子メールの送信の方法により労働者派遣に関する料金の額を明示していないもの (5

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01 施行通知(都道府県宛)

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社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

薬事法における病院及び医師に対する主な規制について 特定生物由来製品に係る説明 ( 法第 68 条の 7 平成 14 年改正 ) 特定生物由来製品の特性を踏まえ 製剤のリスクとベネフィットについて患者に説明を行い 理解を得るように努めることを これを取り扱う医師等の医療関係者に義務づけたもの ( 特

日本の生産拠点の PRTR 総量の推移 日本の生産拠点の PRTR 量の推移 ( 拠点別 ) 外(t) (t) 年度 年度 メチルナフタレン A.000 C

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基発 第 16 号 平成 30 年 12 月 28 日 都道府県労働局長殿 厚生労働省労働基準局長 ( 公印省略 ) 働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律による改正後の 労働安全衛生法及びじん肺法関係の解釈等について 働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法

薬生発 0926 第 5 号 平成 29 年 9 月 26 日 都道府県知事 各保健所設置市長殿 特別区長 厚生労働省医薬 生活衛生局長 ( 公印省略 ) コンタクトレンズの適正使用に関する情報提供等の徹底について コンタクトレンズ ( カラーコンタクトレンズを含む ) の販売に関しては これまで

(2) 特定機関からの報告の受理及び聴取に関すること (3) 特定機関に対する監査に関すること (4) 外国人家事支援人材の保護に関すること (5) 特定機関において外国人家事支援人材の雇用の継続が不可能となった場合の措置に関すること (6) その他 本事業の適正かつ確実な実施のために必要なこと 3

4. 加熱食肉製品 ( 乾燥食肉製品 非加熱食肉製品及び特定加熱食肉製品以外の食肉製品をいう 以下同じ ) のうち 容器包装に入れた後加熱殺菌したものは 次の規格に適合するものでなければならない a 大腸菌群陰性でなければならない b クロストリジウム属菌が 検体 1gにつき 1,000 以下でなけ

( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

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第 4 章中第 34 条の次に次の 1 条を加える ( 行政指導の中止等の求め ) 第 34 条の 2 法令又は条例等に違反する行為の是正を求める行政指導 ( その根拠 となる規定が法律又は条例 ( 地方自治法第 252 条の17の2 第 1 項又は地方教育行政の組織及び運営に関する法律第 55 条

個人情報保護規程

薬局を利用するために必要な情報の掲示 ( 薬事法第 9 条の 4) 次の事項について 掲示板等により 薬局内に掲示 しなければなりません また 第 3 については 特定販売を行うことについての広告をする場合 ホームページ等に表示しなければなりません < 具体例 > 第 1 薬局の管理及び運営に関する

第 4 条 ( 取得に関する規律 ) 本会が個人情報を取得するときには その利用目的を具体的に特定して明示し 適法かつ適正な方法で行うものとする ただし 人の生命 身体又は財産の保護のために緊急に必要がある場合には 利用目的を具体的に特定して明示することなく 個人情報を取得できるものとする 2 本会

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中央教育審議会(第119回)配付資料

い ( ただし 当該書面を交付しないで是正の要求等をすべき差し迫った必要がある場合 は この限りでない ) こととされていることに留意すること (2) その他地方自治法第 245 条の5 第 5 項の規定により 是正の要求を受けた地方公共団体は 当該事務の処理について違反の是正又は改善のための必要な

事業者のみなさんへ

法律 出典 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年 8 月 10 日法律第 145 号 ) 政令 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律施行令 ( 昭和 36 年 1 月 26 日政令第 11 号 ) 省令 医薬品 医療機器等の品質

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第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

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( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

火対象物の公表の要否を決定するものとする ( 公表の予告 ) 第 5 条署長は 前条第 4 項の規定により公表が必要であると決定した場合は 公表予告書 ( 第 2 号様式 ) により関係者に対し公表の予告をするものとする 2 前項に規定する公表の予告は 査察規程第 20 条第 1 項に規定する立入検

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) 第八条第一項第三号の規定に基づき法第二条第二項各号又は第三項各号のいずれにも該当しな いと認められる化学物質その他の同条第五項に規定する評価を行うことが必要と認められないものとして厚生労働大臣経済産業大臣及び環境大臣が指定する化学物質は次の表の左欄に掲げる化学物 質の分類ごとにそれぞれ同表の右欄

員長及び医薬品医療機器等法登録認証機関協議会代表幹事宛て送付するこ ととしていることを申し添えます 記 1. 基本要件基準第 13 条第 5 項及び第 6 項への適合性確認の基本的な考え方について (1)2023 年 ( 平成 35 年 )2 月 28 日 ( 以下 経過措置期間終了日 という )

める製品でトリブチルスズ化合物が使用されているものの環境汚染防止措置に関し公表する技術上の指針本指針は 第二種特定化学物質であるトリブチルスズ=メタクリラート ビス ( トリブチルスズ ) =フマラート トリブチルスズ=フルオリド ビス ( トリブチルスズ )=2,3 ジブロモスクシナート トリブチ

2 上記 1と同等以上の精度を有する分析方法として以下に掲げる方法 (1) 廃止前の平成 8 年 3 月 29 日付け基発第 188 号 建築物の耐火等吹付け材の石綿含有率の判定方法について の別紙の第 3の3の 位相差顕微鏡を使用した分散染色法による分散色の確認 による定性分析の方法 ( 以下 分

平成 29 年度 一般廃棄物最終処分場の維持管理記録 施設の名称 : 弘前市埋立処分場第 2 次 ( 第 1 区画 第 2 区画 ) 施設の位置 : 弘前市大字十腰内字猿沢 埋立廃棄物の種類及び数量 ( 単位 :kg) 区分 種類 平成 29 年平成 30 年 4 月 5 月 6 月

る として 平成 20 年 12 月に公表された 規制改革推進のための第 3 次答申 において 医療機器開発の円滑化の観点から 薬事法の適用範囲の明確化を図るためのガイドラインを作成すべきであると提言したところである 今般 薬事法の適用に関する判断の透明性 予見可能性の向上を図るため 臨床研究におい

取扱いに特に配慮を要するものとして政令第 2 条で定める記述等が含まれる個人情報をいう (4) 個人情報データベース等 とは 個人情報を含む情報の集合物であって 次のいずれかに該当するもの ( 利用方法からみて個人の権利利益を害するおそれが少ないものとして政令第 3 条第 1 項で定めるものを除く

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の業務について派遣先が九の 1 に抵触することとなる最初の日 六派遣先への通知 1 派遣元事業主は 労働者派遣をするときは 当該労働者派遣に係る派遣労働者が九の 1の ( 二 ) の厚生労働省令で定める者であるか否かの別についても派遣先に通知しなければならないものとすること ( 第三十五条第一項関係

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1 土壌汚染対策法について 土壌汚染対策法は平成 15 年 2 月 15 日に施行され 平成 22 年 4 月 1 日に改正されました この法律は 土壌汚染の状況を把握して 人の健康被害を防止するための対策を実施し 国民の健康を保護することを目的としています この法律によって 有害物質を取り扱ってい

第 7 派遣元事業主の講ずべき措置等 派遣元事業主が講ずべき措置に関する指針 ( 平成 11 年労働省告示第 137 号 ) ( 最終改正平成 29 年厚生労働省告示第 210 号 ) 第 1 趣旨この指針は 労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律 ( 以下 労働者派遣法

Transcription:

労働安全衛生法第 28 条第 3 項の規定に基づき厚生労働大臣が定める化学物質 による健康障害を防止するための指針 平成 24 年 10 月 10 日付け健康障害を防止するための指針公示第 23 号改正平成 25 年 10 月 1 日付け健康障害を防止するための指針公示第 24 号改正平成 26 年 10 月 31 日付け健康障害を防止するための指針公示第 25 号改正平成 28 年 3 月 31 日付け健康障害を防止するための指針公示第 26 号 労働安全衛生法 ( 昭和 47 年法律第 57 号 ) 第 28 条第 3 項の規定に基づき 厚生労働大臣 が定める化学物質による労働者の健康障害を防止するための指針を次のとおり公表する 1 趣旨この指針は 労働安全衛生法第 28 条第 3 項の規定に基づき厚生労働大臣が定める化学物質 ( 以下 対象物質 という ) 又は対象物質を含有する物 ( 対象物質の含有量が重量の1パーセント以下のものを除く 以下 対象物質等 という ) を製造し 又は取り扱う業務に関し 対象物質による労働者の健康障害の防止に資するため その製造 取扱い等に際し 事業者が講ずべき措置について定めたものである 2 対象物質 (CAS 登録番号 ) この指針において 対象物質 (CAS 登録番号 ) は 2-アミノ-4-クロロフェノール (95-85-2) アントラセン(120-12-7) エチルベンゼン(100-41-4) 2,3-エポキシ-1-プロパノール (556-52-5) 塩化アリル(107-05-1) オルト-フェニレンジアミン及びその塩 (95-54-5 ほか ) キノリン及びその塩(91-22-5 ほか ) 1-クロロ-2 -ニトロベンゼン(88-73-3) クロロホルム(67-66-3) 酢酸ビニル(108-05-4) 四塩化炭素 (56-23-5) 1,4-ジオキサン (123-91-1) 1,2-ジクロロエタン ( 別名二塩化エチレン )(107-06-2) 1,4-ジクロロ-2-ニトロベンゼン (89-61-2) 2, 4-ジクロロ-1-ニトロベンゼン (611-06-3) 1,2- ジクロロプロパン (78-87-5) ジクロロメタン ( 別名二塩化メチレン )(75-09-2) N,N-ジメチルアセトアミド (127-19-5) ジメチル-2,2-ジクロロビニルホスフェイト( 別名 DDVP)(62-73-7) N,N-ジメチルホルムアミド (68-12-2) スチレン(100-42-5) 4-ターシャリ-ブチルカテコール (98-29-3) 多層カーボンナノチューブ( がんその他の重度の健康障害を労働者に生ずるおそれのあるものとして厚生労働省労働基準局長が定めるものに限る ) 1,1,2,2-テトラクロロエタン ( 別名四塩化アセチレン )(79-34-5) テトラクロロエチレン ( 別名パークロルエチレン )(127-18-4) 1,1,1-トリクロルエタン (71-55-6) トリクロロエチレン(79-01-6) ノルマル-ブチル-2,3-エポキシプロピルエーテル (2426-08-6) パラ -ジクロルベンゼン(106-46-7) パラ -ニトロアニ 1

ソール (100-17-4) パラ-ニトロクロルベンゼン(100-00-5) ヒドラジン及びその塩並びにヒドラジン一水和物 (302-01-2 7803-57-8 ほか ) ビフェニル(92-52-4) 2- ブテナール (123-73-9 4170-30-3 及び15798-64-8) 1-ブロモ-3-クロロプロパン (109-70-6) 1-ブロモブタン (109-65-9) メタクリル酸 2,3-エポキシプロピル (106-91-2) 並びにメチルイソブチルケトン (108-10-1) をいう なお CAS 登録番号とは 米国化学会の一部門である CAS(Chemical Abstracts Service) が運営 管理する化学物質登録システムから付与される固有の数値識別番号をいい オルト-フェニレンジアミン及びその塩 キノリン及びその塩並びにヒドラジン及びその塩並びにヒドラジン一水和物については その代表的なもののみを例示している 3 対象物質へのばく露を低減するための措置について (1)N,N-ジメチルホルムアミド及び1,1,1-トリクロルエタン( 以下 N,N -ジメチルホルムアミドほか1 物質 という ) 又はこれらのいずれかをその重量の1 パーセントを超えて含有するもののうち 有機溶剤中毒予防規則 ( 昭和 47 年労働省令第 36 号 以下 有機則 という ) 第 1 条第 1 項第 1 号に規定する有機溶剤の含有量がその重量の5パーセントを超えるもの ( 以下 N,N-ジメチルホルムアミド等 という ) を製造し 又は取り扱う業務のうち 有機則第 1 条第 1 項第 6 号に規定する有機溶剤業務 ( 以下 N,N-ジメチルホルムアミド等有機溶剤業務 という ) については 労働者のN,N-ジメチルホルムアミドほか1 物質へのばく露の低減を図るため 設備の密閉化 局所排気装置の設置等既に有機則において定める措置のほか 次の措置を講ずること ア事業場におけるN,N-ジメチルホルムアミド等の製造量 取扱量 作業の頻度 作業時間 作業の態様等を勘案し 必要に応じ 次に掲げる作業環境管理に係る措置 作業管理に係る措置その他必要な措置を講ずること ( ア ) 作業環境管理 1 使用条件等の変更 2 作業工程の改善 ( イ ) 作業管理 1 労働者がN,N-ジメチルホルムアミドほか1 物質にばく露しないような作業位置 作業姿勢又は作業方法の選択 2 呼吸用保護具 不浸透性の保護衣 保護手袋等の保護具の使用 3 N,N-ジメチルホルムアミドほか1 物質にばく露される時間の短縮イ N,N-ジメチルホルムアミド等を作業場外へ排出する場合は 当該物質を含有する排気 排液等による事業場の汚染の防止を図ること ウ保護具については 同時に就業する労働者の人数分以上を備え付け 常時有効かつ清潔に保持すること また 労働者に送気マスクを使用させたときは 清浄な空 2

気の取り入れが可能となるよう吸気口の位置を選定し 当該労働者が有害な空気を吸入しないように措置すること エ次の事項に係る基準を定め これに基づき作業させること ( ア ) 設備 装置等の操作 調整及び点検 ( イ ) 異常な事態が発生した場合における応急の措置 ( ウ ) 保護具の使用 (2) パラ-ニトロクロルベンゼン又はパラ-ニトロクロルベンゼンをその重量の5パーセントを超えて含有するもの ( 以下 パラ-ニトロクロルベンゼン等 という ) を製造し 又は取り扱う業務 ( 以下 パラ-ニトロクロルベンゼン製造 取扱い業務 という ) については 労働者のパラ-ニトロクロルベンゼンへのばく露の低減を図るため 設備の密閉化 局所排気装置の設置等既に特定化学物質障害予防規則 ( 昭和 47 年労働省令第 39 号 以下 特化則 という ) において定める措置のほか 次の措置を講ずること ア事業場におけるパラ-ニトロクロルベンゼン等の製造量 取扱量 作業の頻度 作業時間 作業の態様等を勘案し 必要に応じ 次に掲げる作業環境管理に係る措置 作業管理に係る措置その他必要な措置を講ずること ( ア ) 作業環境管理 1 使用条件等の変更 2 作業工程の改善 ( イ ) 作業管理 1 労働者がパラ-ニトロクロルベンゼンにばく露しないような作業位置 作業姿勢又は作業方法の選択 2 呼吸用保護具 不浸透性の保護衣 保護手袋等の保護具の使用 3 パラ-ニトロクロルベンゼンにばく露される時間の短縮イパラ-ニトロクロルベンゼン等を作業場外へ排出する場合は 当該物質を含有する排気 排液等による事業場の汚染の防止を図ること ウ保護具については 同時に就業する労働者の人数分以上を備え付け 常時有効かつ清潔に保持すること また 労働者に送気マスクを使用させたときは 清浄な空気の取り入れが可能となるよう吸気口の位置を選定し 当該労働者が有害な空気を吸入しないように措置すること エ次の事項に係る基準を定め これに基づき作業させること ( ア ) 設備 装置等の操作 調整及び点検 ( イ ) 異常な事態が発生した場合における応急の措置 ( ウ ) 保護具の使用 (3) エチルベンゼン クロロホルム 四塩化炭素 1,4-ジオキサン 1,2-ジクロロエタン 1,2-ジクロロプロパン ジクロロメタン ジメチル-2,2-ジク 3

ロロビニルホスフェイト スチレン 1,1,2,2-テトラクロロエタン テトラクロロエチレン トリクロロエチレン及びメチルイソブチルケトン ( 以下 エチルベンゼンほか 12 物質 という ) 又はエチルベンゼンほか12 物質のいずれかをその重量の1パーセントを超えて含有するもの ( 以下 エチルベンゼン等 という ) を製造し 又は取り扱う業務のうち 特化則第 2 条の2 第 1 号イに規定するクロロホルム等有機溶剤業務 同号ロに規定するエチルベンゼン塗装業務 同号ハに規定する1,2-ジクロロプロパン洗浄 払拭業務及びジメチル-2,2-ジクロロビニルホスフェイト又はこれをその重量の1パーセントを超えて含有する製剤その他の物を成形し 加工し 又は包装する業務のいずれにも該当しない業務 ( 以下 クロロホルム等特化則適用除外業務 という ) については 労働者のエチルベンゼンほか 12 物質へのばく露の低減を図るため 次の措置を講ずること ア事業場におけるエチルベンゼン等の製造量 取扱量 作業の頻度 作業時間 作業の態様等を勘案し 必要に応じ 危険性又は有害性等の調査等を実施し その結果に基づいて 次に掲げる作業環境管理に係る措置 作業管理に係る措置その他必要な措置を講ずること ( ア ) 作業環境管理 1 使用条件等の変更 2 作業工程の改善 3 設備の密閉化 4 局所排気装置等の設置 ( イ ) 作業管理 1 作業を指揮する者の選任 2 労働者がエチルベンゼンほか 12 物質にばく露しないような作業位置 作業姿勢又は作業方法の選択 3 呼吸用保護具 不浸透性の保護衣 保護手袋等の保護具の使用 4 エチルベンゼンほか 12 物質にばく露される時間の短縮イ上記アによりばく露を低減するための装置等の設置等を行った場合 次により当該装置等の管理を行うこと ( ア ) 局所排気装置等については 作業が行われている間 適正に稼働させること ( イ ) 局所排気装置等については 定期的に保守点検を行うこと ( ウ ) エチルベンゼン等を作業場外へ排出する場合は 当該物質を含有する排気 排液等による事業場の汚染の防止を図ること ウ保護具については 同時に就業する労働者の人数分以上を備え付け 常時有効かつ清潔に保持すること また 労働者に送気マスクを使用させたときは 清浄な空気の取り入れが可能となるよう吸気口の位置を選定し 当該労働者が有害な空気を吸入しないように措置すること 4

エ次の事項に係る基準を定め これに基づき作業させること ( ア ) 設備 装置等の操作 調整及び点検 ( イ ) 異常な事態が発生した場合における応急の措置 ( ウ ) 保護具の使用 (4) 対象物質等 ( エチルベンゼン等を除く (4) 及び4(3) において同じ ) を製造し 又は取り扱う業務 (N,N-ジメチルホルムアミド等有機溶剤業務及びパラ-ニトロクロルベンゼン製造 取扱い業務を除く (4) 及び4において同じ ) については 労働者の対象物質 ( エチルベンゼンほか 12 物質を除く (4) 及び4(3) において同じ ) へのばく露の低減を図るため 次の措置を講ずること ア事業場における対象物質等の製造量 取扱量 作業の頻度 作業時間 作業の態様等を勘案し 必要に応じ 危険性又は有害性等の調査等を実施し その結果に基づいて 次に掲げる作業環境管理に係る措置 作業管理に係る措置その他必要な措置を講ずること ( ア ) 作業環境管理 1 使用条件等の変更 2 作業工程の改善 3 設備の密閉化 4 局所排気装置等の設置 ( イ ) 作業管理 1 作業を指揮する者の選任 2 労働者が対象物質にばく露しないような作業位置 作業姿勢又は作業方法の選択 3 呼吸用保護具 不浸透性の保護衣 保護手袋等の保護具の使用 4 対象物質にばく露される時間の短縮イ上記アによりばく露を低減するための装置等の設置等を行った場合 次により当該装置等の管理を行うこと ( ア ) 局所排気装置等については 作業が行われている間 適正に稼働させること ( イ ) 局所排気装置等については 定期的に保守点検を行うこと ( ウ ) 対象物質等を作業場外へ排出する場合は 当該物質を含有する排気 排液等による事業場の汚染の防止を図ること ウ保護具については 同時に就業する労働者の人数分以上を備え付け 常時有効かつ清潔に保持すること また 労働者に送気マスクを使用させたときは 清浄な空気の取り入れが可能となるよう吸気口の位置を選定し 当該労働者が有害な空気を吸入しないように措置すること エ次の事項に係る基準を定め これに基づき作業させること ( ア ) 設備 装置等の操作 調整及び点検 5

( イ ) 異常な事態が発生した場合における応急の措置 ( ウ ) 保護具の使用 4 作業環境測定について (1)N,N-ジメチルホルムアミド等有機溶剤業務については有機則に定めるところにより パラ-ニトロクロルベンゼン製造 取扱い業務については特化則に定めるところにより 作業環境測定及び測定の結果の評価を行うこととするほか 作業環境測定の結果及び結果の評価の記録を30 年間保存するよう努めること (2) クロロホルム等特化則適用除外業務については 次の措置を講ずること ア屋内作業場について エチルベンゼンほか12 物質の空気中における濃度を定期的に測定すること なお 測定は作業環境測定士が実施することが望ましい また 測定は6 月以内ごとに1 回実施するよう努めること イ作業環境測定を行ったときは 当該測定結果の評価を行い その結果に基づき施設 設備 作業工程及び作業方法等の点検を行うこと これらの点検結果に基づき 必要に応じて使用条件等の変更 作業工程の改善 作業方法の改善その他作業環境改善のための措置を講ずるとともに 呼吸用保護具の着用その他労働者の健康障害を予防するため必要な措置を講ずること ウ作業環境測定の結果及び結果の評価の記録を 30 年間保存するよう努めること (3) 対象物質等を製造し 又は取り扱う業務については 次の措置を講ずること ア屋内作業場について 対象物質 ( メタクリル酸 2,3-エポキシプロピルを除く ) の空気中における濃度を定期的に測定すること なお 測定は作業環境測定士が実施することが望ましい また 測定は6 月以内ごとに1 回実施するよう努めること イ作業環境測定 (2-アミノ-4-クロロフェノール アントラセン キノリン及びその塩 1,4-ジクロロ-2-ニトロベンゼン 多層カーボンナノチューブ ( がんその他の重度の健康障害を労働者に生ずるおそれのあるものとして厚生労働省労働基準局長が定めるものに限る ) 1-ブロモブタン並びにメタクリル酸 2,3- エポキシプロピル又はこれらをその重量の1パーセントを超えて含有するもの ( 以下 2-アミノ-4-クロロフェノール等 という ) を製造し 又は取り扱う業務に係る作業環境測定を除く ) を行ったときは 当該測定結果の評価を行い その結果に基づき施設 設備 作業工程及び作業方法等の点検を行うこと これらの点検結果に基づき 必要に応じて使用条件等の変更 作業工程の改善 作業方法の改善その他作業環境改善のための措置を講ずるとともに 呼吸用保護具の着用その他労働者の健康障害を予防するため必要な措置を講ずること ウ作業環境測定の結果及び結果の評価の記録 (2-アミノ-4-クロロフェノール等を製造し 又は取り扱う業務については 作業環境測定の結果の記録に限る ) を 30 年間保存するよう努めること 6

5 労働衛生教育について (1) 対象物質等を製造し 又は取り扱う業務 ( 特化則第 2 条の2 第 1 号イに規定するクロロホルム等有機溶剤業務 同号ロに規定するエチルベンゼン塗装業務 同号ハに規定する1,2-ジクロロプロパン洗浄 払拭業務及びジメチル-2,2-ジクロロビニルホスフェイト又はこれをその重量の1パーセントを超えて含有する製剤その他の物を成形し 加工し 又は包装する業務を除く 6において同じ ) に従事している労働者に対しては速やかに また 当該業務に従事させることとなった労働者に対しては従事させる前に 次の事項について労働衛生教育を行うこと ア対象物質の性状及び有害性イ対象物質等を使用する業務ウ対象物質による健康障害 その予防方法及び応急措置エ局所排気装置その他の対象物質へのばく露を低減するための設備及びそれらの保守 点検の方法オ作業環境の状態の把握カ保護具の種類 性能 使用方法及び保守管理キ関係法令 (2) 上記の事項に係る労働衛生教育の時間は総じて4.5 時間以上とすること 6 労働者の把握について対象物質等を製造し 又は取り扱う業務に常時従事する労働者について 1 月を超えない期間ごとに次の事項を記録すること (1) 労働者の氏名 (2) 従事した業務の概要及び当該業務に従事した期間 (3) 対象物質により著しく汚染される事態が生じたときは その概要及び講じた応急措置の概要なお 上記の事項の記録は 当該記録を行った日から 30 年間保存するよう努めること 7 危険有害性等の表示及び譲渡提供時の文書交付について (1) 対象物質等のうち 労働安全衛生法第 57 条及び第 57 条の2の規定の対象となるもの ( 以下 表示 通知対象物 という ) を譲渡し 又は提供する場合は これらの規定に基づき 容器又は包装に名称等の表示を行うとともに 相手方に安全データシート ( 以下 SDS という ) の交付等により名称等を通知すること また SDSの交付等により表示 通知対象物の名称等を通知された場合は 同法第 101 条第 2 項の規定に基づき 通知された事項を作業場に掲示する等により労働者に周知すること さらに 労働者 ( 表示 通知対象物を製造し 又は輸入する事業者の労働者を含む ) に表示 7

通知対象物を取り扱わせる場合は 化学物質等の危険性又は有害性等の表示又は通知等の促進に関する指針 ( 平成 24 年厚生労働省告示第 133 号 以下 表示 通知促進指針 という ) 第 4 条第 1 項の規定に基づき 容器又は包装に名称等の表示を行うこと このほか 労働者 ( 表示 通知対象物を製造し 又は輸入する事業者の労働者をいう 以下 (1) において同じ ) に表示 通知対象物を取り扱わせる場合は 表示 通知促進指針第 4 条第 5 項及び第 5 条第 1 項の規定に基づき SDSを作成するとともに その記載事項を作業場に掲示する等により労働者に周知すること (2) 対象物質等のうち 労働安全衛生法第 57 条の2の規定の対象となるもの ( 同法第 57 条の規定の対象となるものを除く 以下 通知対象物 という ) を譲渡し 又は提供する場合は 同法第 57 条の2の規定に基づき 相手方に SDSの交付等により名称等を通知すること また SDSの交付等により通知対象物の名称等を通知された場合は 同法第 101 条第 2 項の規定に基づき 通知された事項を作業場に掲示する等により労働者に周知すること さらに 通知対象物を譲渡し 若しくは提供する場合又は労働者 ( 通知対象物を製造し 又は輸入する事業者の労働者を含む ) に通知対象物を取り扱わせる場合は 労働安全衛生規則 ( 昭和 47 年労働省令第 32 号 ) 第 24 条の 14 の規定又は表示 通知促進指針第 4 条第 1 項の規定に基づき 容器又は包装に名称等の表示を行うこと このほか 労働者 ( 通知対象物を製造し 又は輸入する事業者の労働者をいう 以下 (2) において同じ ) に通知対象物を取り扱わせる場合は 表示 通知促進指針第 4 条第 5 項及び第 5 条第 1 項の規定に基づき SDS を作成するとともに その記載事項を作業場に掲示する等により労働者に周知すること (3) 対象物質等のうち 上記 (1) 及び (2) 以外のもの ( 以下 表示 通知努力義務対象物 という ) を譲渡し 又は提供する場合は 労働安全衛生規則第 24 条の 14 及び第 24 条の 15 並びに表示 通知促進指針第 2 条第 1 項及び第 3 条第 1 項の規定に基づき 容器又は包装に名称等の表示を行うとともに 相手方に SDS の交付等により名称等を通知すること また 労働者 ( 表示 通知努力義務対象物を製造し 又は取り扱う事業者の労働者を含む 以下同じ ) に表示 通知努力義務対象物を取り扱わせる場合は 表示 通知促進指針第 4 条第 1 項及び第 5 条第 1 項の規定に基づき 容器又は包装に名称等を表示するとともに 譲渡提供者から通知された事項 ( 表示 通知努力義務対象物を製造し 又は輸入する事業者にあっては 表示 通知促進指針第 4 条第 5 項の規定に基づき作成した SDS の記載事項 ) を作業場に掲示する等により労働者に周知すること 8