経皮吸収型鎮痛消炎貼付剤 外皮用インドメタシン貼付剤 1. 改訂内容改訂後 ( 下線部は追加 変更箇所 ) 4. 妊婦 産婦 授乳婦等への使用妊婦又は妊娠している可能性のある婦人に対しては治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ使用すること 妊婦に対する安全性は確立していない 厚生労働

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Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本

モビコール 配合内用剤に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 モビコール 配合内用剤 有効成分 マクロゴール4000 塩化ナトリウム 炭酸水素ナトリウム 塩化カリウム 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 10 月 1.1. 安全

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ハイゼントラ20%皮下注1g/5mL・2g/10mL・4g/20mL

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1)~ 2) 3) 近位筋脱力 CK(CPK) 高値 炎症を伴わない筋線維の壊死 抗 HMG-CoA 還元酵素 (HMGCR) 抗体陽性等を特徴とする免疫性壊死性ミオパチーがあらわれ 投与中止後も持続する例が報告されているので 患者の状態を十分に観察すること なお 免疫抑制剤投与により改善がみられた

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添付文書情報 の検索方法 1. 検索条件を設定の上 検索実行 ボタンをクリックすると検索します 検索結果として 右フレームに該当する医療用医薬品の販売名の一覧が 販売名の昇順で表示されます 2. 右のフレームで参照したい販売名をクリックすると 新しいタブで該当する医療用医薬品の添付文書情報が表示され

改訂後 ⑴ 依存性連用により薬物依存を生じることがあるので 観察を十分に行い 用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること また 連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により 痙攣発作 せん妄 振戦 不眠 不安 幻覚 妄想等の離脱症状があらわれることがあるので 投与を中止する場合には 徐々に

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改訂内容 ( 部追加 改訂 部削除 ) ビ シフロール 錠, ミラペックス LA 錠 共通 改 訂 後 改 訂 前 2. 重要な基本的注意 2. 重要な基本的注意 (5) レボドパ又はドパミン受容体作動薬の投与により 病的賭博 ( 個人的生活の崩壊等の社会的に不利な結果を招くにもかかわらず 持続的に

膿疱性乾癬の効能追加 ( 承認事項の 部変更承認 ) に伴う改訂 改訂内容 ( 該当部のみ抜粋 ) 警告 1.~3. 4. 関節リウマチ患者では, 本剤の治療を行う前に, 少なくとも 1 剤の抗リウマチ薬等の使用を十分勘案すること. また, 本剤についての十分な知識とリウマチ治療の経験をもつ医師が使

クラリチンドライシロップ 1% クラリチン錠 10mg クラリチンレディタブ錠 10mg 第 1 部申請書等行政情報及び添付文書に関する情報 (7) 同種同効品一覧 シェリング プラウ株式会社

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添付 書の記載 それってどういう意味? ( 独 ) 医薬品医療機器総合機構佐藤淳

痛症 ( 筋 筋膜性 痛症, 変形性脊 症, 間 症, ), 変形性関節症, 関節周囲炎, 炎, 周囲炎, 上腕骨上 炎 ( テニス 等 ) 関節リウマチにおける関節局 の鎮痛 3 下記 患の 性症状 ( 血行障害, 筋痙縮, 筋 縮 ) を伴う場合の鎮痛 消炎 痛症 ( 筋 筋膜性 痛症, 変形性

2. 改訂内容および改訂理由 2.1. その他の注意 [ 厚生労働省医薬食品局安全対策課事務連絡に基づく改訂 ] 改訂後 ( 下線部 : 改訂部分 ) 10. その他の注意 (1)~(3) 省略 (4) 主に 50 歳以上を対象に実施された海外の疫学調査において 選択的セロトニン再取り込み阻害剤及び

タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 有効成分 タペンタ 錠 100mg 製造販売業者 ヤンセンファーマ株式会社 薬効分類 821 提出年月 平成 30 年

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医薬品の添付文書等を調べる場合 最後に 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 特定の文書 ( 添付文書以外の文書 ) の記載内容から調べる場合 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 最後に 調べたい医薬品の名称を入力 ( 名称の一部のみの入力でも検索可能

ヒアルロン酸ナトリウム架橋体製剤 特定使用成績調査

用法 用量 発作性夜間ヘモグロビン尿症における溶血抑制 mg mg mg mg kg 30kg 40kg 20kg 30kg 10kg 20kg 5kg 10kg 1900mg mg mg mg

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扶桑薬品工業 再審査結果のお知らせ 無水エタノール注

使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 1 2X X 重要な基本的注意 1TNF 2TNF TNF 3 X - CT X 4TNFB HBsHBcHBs B B B B 5 6TNF 7 8dsDNA d

から (3) までの具体的な予定については添付 2 の図のとおりですので申し添 えます

改訂後改訂前 << 効能 効果に関連する使用上の注意 >> 関節リウマチ 1. 過去の治療において 少なくとも1 剤の抗リウマチ薬 ( 生物製剤を除く ) 等による適切な治療を行っても 疾患に起因する明らかな症状が残る場合に投与すること 2. 本剤とアバタセプト ( 遺伝子組換え ) の併用は行わな

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ロコアテープに関する資料 本資料に記載された情報に係る権利及び内容についての責任は 大正製薬株式会社に帰属するものであり 当該情報を適正使用 以外の営利目的に利用することは出来ません 大正製薬株式会社

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1. 医薬品リスク管理計画を策定の上 適切に実施すること 2. 国内での治験症例が極めて限られていることから 製造販売後 一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は 全 症例を対象に使用成績調査を実施することにより 本剤使用患者の背景情報を把握するとともに 本剤の安全性及び有効性に関するデータを

使用上の注意改訂のお知らせ スピーゲル

相互作用DB

会長 日本製薬団体連合会会長 日本一般用医薬品連合会会長 米国研究製薬 工業協会会長 欧州製薬団体連合会会長及び一般社団法人日本医薬品卸業連合 会会長あてに発出することとしているので申し添えます

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ロキソプロフェンNaテープ50mg/100mg「TS」 IF

目次 C O N T E N T S 1 下痢等の胃腸障害 下痢について 3 下痢の副作用発現状況 3 最高用量別の下痢の副作用発現状況 3 下痢の程度 4 下痢の発現時期 4 下痢の回復時期 5 下痢による投与中止時期 下痢以外の胃腸障害について 6 下痢以外の胃腸障害の副

査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品

審査結果 平成 25 年 9 月 27 日 [ 販売名 ] アナフラニール錠 10 mg 同錠 25 mg [ 一般名 ] クロミプラミン塩酸塩 [ 申請者名 ] アルフレッサファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 25 年 5 月 17 日 [ 審査結果 ] 平成 25 年 4 月 26 日開

より詳細な情報を望まれる場合は 担当の医師または薬剤師におたずねください また 患者向医薬品ガイド 医療専門家向けの 添付文書情報 が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています

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審査結果 平成 26 年 1 月 6 日 [ 販 売 名 ] ダラシン S 注射液 300mg 同注射液 600mg [ 一 般 名 ] クリンダマイシンリン酸エステル [ 申請者名 ] ファイザー株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 25 年 8 月 21 日 [ 審査結果 ] 平成 25 年 7

改訂後 ( 下線 : 追加記載 ) 改訂前 ( 下線 : 削除 ) 使用上の注意 1) 腎障害のある患者 [ 高い血中濃度が持続するおそれがある ]( 用法 用量に関連する使用上の注意 の項参照 ) 2)~ 4) 現行のとおり テオフィリン リトナビル 中枢神経抑制剤アルコール ( 飲酒 ) ピルシ

(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

改訂の理由及び調査の結果直近 3 年度の国内副作用症例の集積状況 転帰死亡症例 国内症例が集積したことから専門委員の意見も踏まえた調査の結果 改訂することが適切と判断した 低カルニチン血症関連症例 16 例 死亡 0 例

なお,PMDA メディナビでパスワードを設定済の方は, 共通のパスワードとなります (4) 登録完了 ( 図 2 ステップ 3) なお, 登録後, ログイン時は (1) で表示される画面で, ログイン画面へ をクリックし, メー ルアドレス及びパスワードを入力してください 図 1 PMDA メディナ

この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 消化性潰瘍のある人 重篤な血液の異常のある人 重篤な肝障害のある人 重篤な腎障害のある人 重篤な心機能不全のある人 重篤な高血圧症のある人 過去にロコアテープに含まれる成分や フルルビプロフェンで過敏な反応を経験したこ

アトピー性皮膚炎の治療目標 アトピー性皮膚炎の治療では 以下のような状態になることを目指します 1 症状がない状態 あるいはあっても日常生活に支障がなく 薬物療法もあまり必要としない状態 2 軽い症状はあっても 急に悪化することはなく 悪化してもそれが続かない状態 2 3

2. 改訂内容と改訂理由 (1) 効能 効果 改訂後 ( 下線部 : 改訂部分 ) 効能 効果 気管支喘息 ( 既存治療によっても喘息症状をコントロールできない難治の患者に限る ) 既存治療で効果不十分な好酸球性多発血管炎性肉 改訂前 効能 効果 気管支喘息 ( 既存治療によっても喘息症状をコントロ

D961H は AstraZeneca R&D Mӧlndal( スウェーデン ) において開発された オメプラゾールの一方の光学異性体 (S- 体 ) のみを含有するプロトンポンプ阻害剤である ネキシウム (D961H の日本における販売名 ) 錠 20 mg 及び 40 mg は を対象として

10038 W36-1 ワークショップ 36 関節リウマチの病因 病態 2 4 月 27 日 ( 金 ) 15:10-16:10 1 第 5 会場ホール棟 5 階 ホール B5(2) P2-203 ポスタービューイング 2 多発性筋炎 皮膚筋炎 2 4 月 27 日 ( 金 ) 12:4

平 成 17 年 3 月

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( 別添 ) 御意見 該当箇所 一般用医薬品のリスク区分 ( 案 ) のうち イブプロフェン ( 高用量 )(No.4) について 意見内容 <イブプロフェン ( 高用量 )> 本剤は 低用量製剤 ( 最大 400mg/ 日 ) と比べても製造販売後調査では重篤な副作用の報告等はない 一方で 今まで

鑑-H リンゼス錠他 留意事項通知の一部改正等について

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次の人は 慎重に使う必要があります 使い始める前に医師または薬剤師にその旨を告げてください 低カルシウム血症の人または低カルシウム血症をおこす可能性のある人 腎臓に重い障害がある人 肺に転移がある骨巨細胞腫の人 この薬には骨粗鬆症の薬であるプラリア皮下注 60mg シリンジと同じ成分のデノスマブが含


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食欲不振 全身倦怠感 皮膚や白目が黄色くなる [ 肝機能障害 黄疸 ] 尿量減少 全身のむくみ 倦怠感 [ 急性腎不全 ] 激しい上腹部の痛み 腰背部の痛み 吐き気 [ 急性膵炎 ] 発熱 から咳 呼吸困難 [ 間質性肺炎 ] 排便の停止 腹痛 腹部膨満感 [ 腸閉塞 ] 手足の筋肉の痛み こわばり

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2017 年 9 月 画像診断部 中央放射線科 造影剤投与マニュアル ver 2.0 本マニュアルは ESUR 造影剤ガイドライン version 9.0(ESUR: 欧州泌尿生殖器放射線学会 ) などを参照し 前マニュアルを改訂して作成した ( 前マニュアル作成 2014 年 3 月 今回の改訂

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DRAFT#9 2011

2. 徐放性機構 アンブロキソール塩酸塩徐放 OD 錠 45mg サワイ は 速放性顆粒及び徐放性顆粒からなるマルチ プルユニット型徐放口腔内崩壊錠です 錠剤が崩壊すると 速放性顆粒が溶解し その後 徐放性顆粒から徐々にアンブロキソールが溶 出していく機構です 速放性顆粒 苦味マスキング層 苦味マス

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1. 今回の変更に関する整理 効能 効果及び用法 用量 ( 添付文書より転載 ) 従来製剤 ( バイアル製剤 ) と製法変更製剤 ( シリンジ製剤 ) で変更はない 効能 効果 用法 容量 B 型肝炎の予防通常 0.5mL ずつ4 週間隔で2 回 更に 20~24 週を経過した後に1 回 0.5mL


1. 重篤な不正出血の発現状況 ( 患者背景 ) (1) 患者背景 ( 子宮腺筋症 子宮筋腫合併例の割合 ) 重篤な不正出血発現例の多くは子宮腺筋症を合併する症例でした 重篤な不正出血を発現した 54 例中 48 例 (88.9%) は 子宮腺筋症を合併する症例でした また 子宮腺筋症 子宮筋腫のい

医療用医薬品 添付文書 の記載要領 ( 案 )( 局長通知 ) 別添 1 1 医療用医薬品添付文書の記載要領について ( 平成九年四月二五日付け薬発第六〇六号厚生省薬務局長通知 ) 2 医療用医薬品の使用上の注意記載要領について ( 平成九年四月二五日薬発第六〇七号厚生省薬務局長通知 ) 1 旧 添

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年 2 月期の振り返り 国内 / 医療用医薬品 国内 米国 / 一般用医薬品米国 / Noven 社 HP-3000( パーキンソン病 ) の国内第 Ⅲ 相比較臨床試験開始 HP-3150( がん疼痛 ) の国内第 Ⅱ/Ⅲ 相比較臨床試験開始 HP-3060( アレルギー性鼻炎 ) の

Transcription:

医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい 2014 年 3 月 この度 下記製品につきまして 添付文書 を下記のとおりに改訂いたしましたので謹んでご案内申しあげます なお 流通在庫の関係から改訂添付文書を封入した製品が お手元に届くまでには若干の日数が必要と思われますので 既にお手元にある製品のご使用に際しては ここにご案内申しあげました改訂内容をご覧いただきますようお願い申しあげます 製造販売元 対象製品改訂箇所一覧成分製品名改訂箇所 インドメタシン アコニップパップ 70mg ラクティオンパップ 70mg 組成 性状 性状の項 組成 性状 添加物 性状の項 ロキソプロフェンナトリウム水和物 ロキソプロフェン Na テープ 50mg TS 5. 妊婦 産婦 授乳婦等への投与ロキソプロフェン Na テープ 100mg TS 医薬品添付文書改訂情報は独立行政法人医薬品医療機器総合機構のインターネット 医薬品医療機器情報提供ホームページ (http://www.info.pmda.go.jp/) に 最新添付文書並びに医薬品安全対策情報 (DSU: Drug Safety Update No.228)(2014 年 4 月 15 日発送予定 ) が掲載されます あわせてご利用ください [ お問い合わせ先 ] テイカ製薬株式会社医薬情報部 930-0982 富山市荒川一丁目 3 番 27 号 Tel 076-431-1717 Fax 076-431-6707-1-

経皮吸収型鎮痛消炎貼付剤 外皮用インドメタシン貼付剤 1. 改訂内容改訂後 ( 下線部は追加 変更箇所 ) 4. 妊婦 産婦 授乳婦等への使用妊婦又は妊娠している可能性のある婦人に対しては治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ使用すること 妊婦に対する安全性は確立していない 厚生労働省通知による改訂の項 妊婦 産婦 授乳婦等への使用 の記載を変更 追加しました 他製品の非ステロイド性消炎鎮痛剤の外皮用剤を妊娠後期の女性に使用した際に胎児動脈管収縮が発現した症例が集積されたことから 本情報を (2) として追加記載し を改訂 注意喚起することとしました 併せて 従来の記載を (1) として記載整備しました ( 自主改訂 ) 2. 改訂内容 改訂後 組成 性状 販売名変更なし成分 含量変更なし添加物変更なし白色 ~ 淡黄色の膏体を不織布に展延性状したものであり わずかに芳香がある 外形変更なし識別コード変更なし 組成 性状 販売名省略成分 含量省略添加物省略白色 ~ 淡黄色の膏体を伸縮性のある性状不織布に展延したものであり わずかに芳香がある 外形省略識別コード省略 自主改訂 : 組成 性状 の項 性状 の記載を整備しました -2-

改訂後の使用上の注意 禁忌 ( 次の患者には使用しないこと ) 1. 本剤又は他のインドメタシン製剤に対して過敏症の既往歴のある患者 2. アスピリン喘息 ( 非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発 ) 又はその既往歴のある患者 重症喘息発作を誘発するおそれがある 効能 効果 下記疾患並びに症状の鎮痛 消炎変形性関節症 肩関節周囲炎 上腕骨上顆炎 ( テニス肘等 ) 腱 腱鞘炎 腱周囲炎 筋肉痛 外傷後の腫脹 疼痛 用法 用量 1 日 2 回患部に貼付する 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に使用すること ) 気管支喘息のある患者 重症喘息発作を誘発するおそれがある 2. 重要な基本的注意 (1) 消炎鎮痛剤による治療は原因療法でなく対症療法であることに留意すること (2) 皮膚の感染症を不顕性化するおそれがあるので 感染を伴う炎症に対して用いる場合には適切な抗菌剤又は抗真菌剤を併用し 観察を十分行い慎重に使用すること (3) 慢性疾患 ( 変形性関節症等 ) に対し本剤を用いる場合には薬物療法以外の療法も考慮すること また患者の状態を十分観察し 副作用の発現に留意すること 3. 副作用 0.1%~5% 未満 0.1% 未満皮膚発赤 そう痒 発疹 かぶれヒリヒリ感 腫脹症状が強い場合は使用を中止するなど 適切な処置を行うこと 5. 小児等への投与小児等に対する安全性は確立していない 6. 適用上の注意使用時 (1) 損傷皮膚及び粘膜に使用しないこと (2) 湿疹又は発疹の部位に使用しないこと (3) 必要に応じ テープ等で保定することが望ましい -3-

経皮吸収型鎮痛 消炎温感貼付剤 インドメタシン貼付剤 1. 改訂内容改訂後 ( 下線部は追加 変更箇所 ) 4. 妊婦 産婦 授乳婦等への使用妊婦又は妊娠している可能性のある婦人に対しては治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ使用すること 妊婦に対する安全性は確立していない 厚生労働省通知による改訂の項 妊婦 産婦 授乳婦等への使用 の記載を変更 追加しました 他製品の非ステロイド性消炎鎮痛剤の外皮用剤を妊娠後期の女性に使用した際に胎児動脈管収縮が発現した症例が集積されたことから 本情報を (2) として追加記載し を改訂 注意喚起することとしました 併せて 従来の記載を (1) として記載整備しました ( 自主改訂 ) 2. 改訂内容 改訂後 組成 性状 販売名変更なし成分 含量変更なしカオリン 酸化チタン ゼラチン ヒマシ油 ポリビニルアルコール ( 部分けん化物 ) ポリアクリル酸部分中和物 尿素 カルメロース Na メタリン酸 Na プロピレングリコール D-ソ添加物ルビトール ジヒドロキシアルミニウムアミノアセテート エデト酸 Na ポリソルベート 80 酒石酸 l-メントール アジピン酸ジイソプロピル マクロゴール トウガラシエキス白色 ~ 淡黄色の膏体を不織布に展延性状したものであり わずかに芳香がある 外形変更なし識別コード変更なし 組成 性状 販売名省略成分 含量省略カオリン 酸化チタン ゼラチン ヒマシ油 ポリビニルアルコール ( 部分けん化物 ) ポリアクリル酸部分中和物 尿素 カルメロース Na メタリン酸 Na プロピレングリコール D- 添加物ソルビトール ジヒドロキシアルミニウムアミノアセテート エデト酸 Na ポリソルベート 80 酒石酸 l-メントール アジピン酸ジイソプロピル マクロゴール トウガラシエキス 香料白色 ~ 淡黄色の膏体を伸縮性のある性状不織布に展延したものであり わずかに芳香がある 外形省略識別コード省略 自主改訂 : 組成 性状 の項 添加物 性状 の記載を整備しました -4-

改訂後の使用上の注意 禁忌 ( 次の患者には使用しないこと ) 1. 本剤又は他のインドメタシン製剤に対して過敏症の既往歴のある患者 2. アスピリン喘息 ( 非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発 ) 又はその既往歴のある患者 重症喘息発作を誘発するおそれがある 効能 効果 下記疾患並びに症状の鎮痛 消炎 変形性関節症 肩関節周囲炎 腱 腱鞘炎 腱周囲炎 上腕骨上顆炎 ( テニス肘等 ) 筋肉痛 外傷後の腫脹 疼痛 用法 用量 1 日 2 回患部に貼付する 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に使用すること ) 気管支喘息のある患者 重症喘息発作を誘発するおそれがある 2. 重要な基本的注意 (1) 消炎鎮痛剤による治療は原因療法でなく対症療法であることに留意すること (2) 皮膚の感染症を不顕性化するおそれがあるので 感染を伴う炎症に対して用いる場合には適切な抗菌 剤又は抗真菌剤を併用し 観察を十分行い慎重に使用すること (3) 慢性疾患 ( 変形性関節症等 ) に対し本剤を用いる場合には薬物療法以外の療法も考慮すること また患 者の状態を十分観察し 副作用の発現に留意すること 3. 副作用 比較試験及び一般臨床試験における副作用は評価対象 178 例中 31 例 (17.4%) に報告されたが その症状 はいずれも貼付部位に限局された皮膚症状であり 発赤 そう痒 発疹等であった 0.1~5% 未満 0.1% 未満 皮膚 発赤 そう痒 発疹 かぶれ ヒリヒリ感 腫脹 症状が強い場合は使用を中止するなど 適切な処置を行うこと (1) 妊婦又は妊娠している可能性のある女性に対しては治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場 合にのみ使用すること 妊婦に対する安全性は確立していない (2) 他の非ステロイド性消炎鎮痛剤の外皮用剤を妊娠後期の女性に使用し 胎児動脈管収縮が起きたとの 報告がある 5. 小児等への投与 小児等に対する安全性は確立していない 6. 適用上の注意 (1) 使用部位 次の部位には使用しないこと 1) 損傷皮膚及び粘膜 2) 湿疹又は発疹 3) 眼又は眼の周囲 (2) 使用時 1) 汗をかいたり 皮膚がぬれている場合は患部を清潔にふいてから使用すること 2) 入浴の 30 分以上前にはがすこと 3) 入浴後直ちに使用しないよう注意すること 4) 本剤に触れた手で 眼 鼻腔 口唇等の粘膜に触れないように注意すること 5) 必要に応じ テープ等で保定することが望ましい -5-

経皮吸収型鎮痛 抗炎症剤 ロキソプロフェンナトリウム水和物貼付剤 1. 改訂内容改訂後 ( 下線部は追加箇所 ) 4. 妊婦 産婦 授乳婦等への使用妊婦又は妊娠している可能性のある婦人に対しては治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ使用すること 妊婦に対する安全性は確立していない 厚生労働省通知による改訂の項 妊婦 産婦 授乳婦等への使用 の記載を変更 追加しました 他製品の非ステロイド性消炎鎮痛剤の外皮用剤を妊娠後期の女性に使用した際に胎児動脈管収縮が発現した症例が集積されたことから 本情報を (2) として追加記載し を改訂 注意喚起することとしました 併せて 従来の記載を (1) として記載整備しました ( 自主改訂 ) -6-

改訂後の使用上の注意 禁忌 ( 次の患者には使用しないこと ) 1. 本剤の成分に過敏症の既往歴のある患者 2. アスピリン喘息 ( 非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発 ) 又はその既往歴のある患者 喘息発作を誘発することがある 効能 効果 下記疾患並びに症状の消炎 鎮痛変形性関節症 筋肉痛 外傷後の腫脹 疼痛 用法 用量 1 日 1 回 患部に貼付する 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に使用すること ) 気管支喘息の患者 [ 病態を悪化させることがある ] 2. 重要な基本的注意 (1) 消炎鎮痛剤による治療は原因療法ではなく対症療法であることに留意すること (2) 皮膚の感染症を不顕性化するおそれがあるので 感染による炎症に対して用いる場合には適切な抗菌剤又は抗真菌剤を併用し 観察を十分行い慎重に使用すること (3) 慢性疾患 ( 変形性関節症等 ) に対し本剤を用いる場合には薬物療法以外の療法も考慮すること また 患者の状態を十分に観察し 副作用の発現に留意すること 3. 副作用本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない 以下のような副作用があらわれた場合には 症状に応じて使用を中止するなど適切な処置を行うこと 頻度不明皮膚そう痒 紅斑 接触性皮膚炎 皮疹 皮下出血 皮膚刺激 色素沈着 水疱 腫脹消化器胃不快感 上腹部痛 下痢 軟便肝臓 AST(GOT) 上昇 ALT(GPT) 上昇 γ-gtp 上昇その他浮腫 4. 高齢者への投与類薬の市販後調査の結果 65 歳以上の高齢者での副作用の発現率は 65 歳未満と比較して有意に高かった 主な副作用が貼付部の皮膚症状であったことから 特に 65 歳以上の高齢者に使用する場合は 貼付部の皮膚の状態に注意すること 5. 妊婦 産婦 授乳婦等への投与 (1) 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること [ 妊娠中の使用に関する安全性は確立していない ] 6. 小児等への投与低出生体重児 新生児 乳児 幼児又は小児に対する安全性は確立していない ( 使用経験が少ない ) 7. 適用上の注意使用部位 : (1) 損傷皮膚及び粘膜に使用しないこと (2) 湿疹又は発疹の部位に使用しないこと -7-