本 のアジェンダ 1. 中期ビジョン (2013 年 3 期 ) の振り返り 2. 現状認識 3. 医療事業戦略の 向性 4. 重点施策 5. 数値指標 2

Similar documents
本 のアジェンダ 1. 事業概要のご紹介 2. 現状認識 3. 市場動向 4. 事業戦略 5. 標 指標 /3/30 No data copy / No data transfer permitted

免責事項 本資料のうち 業績見通し等は 現在入手可能な情報による判断および仮定に基づいたものであり 判断や仮定に内在する不確定性および今後の事業運営や内外の状況変化等による変動可能性に照らし 実際の業績等が目標と大きく異なる結果となる可能性があります また これらの情報は 今後予告なしに変更されるこ

本 のアジェンダ 1. 財 務 戦 略 の 向 性 2. 経 営 標 3. 経 営 指 標 4. 主 要 セグメント 数 値 5. ROE 重 視 の 経 営 収 益 性 : 売 上 純 利 益 率 資 産 効 率 性 : 総 資 産 回 転 率 財 務 レバレッジ 7. 営 業 利 益 率 の 向

Transform Olympus 真のグローバル・メディカル・テクノロジーカンパニーへの飛躍に向けて

免責事項 本資料のうち 業績見通し等は 現在入手可能な情報による判断および仮定に基づいたものであり 判断や仮定に内在する不確定性および今後の事業運営や内外の状況変化等による変動可能性に照らし 実際の業績等が目標と大きく異なる結果となる可能性があります また これらの情報は 今後予告なしに変更されるこ

2

2017年度 決算説明会資料

2015 年度 ~2017 年度中期経営経営計画 14 中計 1. 当社が目指すもの企業理念と Vision E 2.11 中計 中計 (2nd STAGE / 2012~ 年度 ) の成果 - Vision E における 11 中計の位置づけと成果 - 1

<4D F736F F F696E74202D208C888E5A90E096BE89EF C835B B E >

+福島裕子.indd

2017 中期経営計画総括 (2015 年度 2017 年度 )

目次 Review グループ経営方針 グループ経営方針 2016 の目指す方向性... 4 経営目標 新たなポートフォリオマネジメントの導入... 8 プロジェクト遂行体制の強化 グループ共通機能の強化 事業領域の目指す方向性... 13

<4D F736F F F696E74202D A4A8EA A F AFA96968C888E5A90E096BE89EF C835B83938E9197BF5F5A5A35>

PowerPoint プレゼンテーション

お客様への約束 1. 安全の確保を最優先とします - 安全確保を最優先に 全てにおいて万全のコンディションでお客様をお迎えします 2. お客様の時間を大切にします - 欠航 遅延は最小限にします - やむを得ない場合は代替の移動手段の確保に努め お客様にご迷惑をおかけしないよう全力を尽くします -

One オリンパスグループは生活者として社会と融合し 価値観を共有しながら事業を通して新しい価値を提案し 人々の健康と幸せな生活を実現していきます Social IN Social INSocial Value in the Company Olympus 1

目次 212 年の実績 P3~5 213 年の見通し P6~9 事業別詳細 (212 年 4Q 年間実績 /213 年最新見通し ) 財務状況参考資料 P1~15 P16~18 P19~24 2

オリンパスの事業と成長戦略 オリンパス株式会社 ( 証券コード :7733) 代表取締役社長執行役員笹宏行

<4D F736F F F696E74202D F193B994AD955C8E9197BF817A E338C8E8AFA8C888E5A82CC8A E518D6C8E9197BF815E C7694B C5816A2E >

<4D F736F F F696E74202D A F95BD90AC E31308C8E8AFA5F8C888E5A90E096BE89EF81408DC58F4994C530362E70707

2014 中期経営計画総括 (2012 年度 ~2014 年度 )

第 1 四半期の売上収益は 1,677 億円となり 前年からプラス 6.5% 102 億円の増収となりました 売上収益における為替の影響は 前年 で約マイナス 9 億円でしたので ほぼ影響はありませんでした 事業セグメント利益は 175 億円となり 前年から 26 億円の減益となりました 在庫未実現

キヤノン株式会社 2015 年 12 月期決算説明会 2016 年 1 月 27 日 代表取締役副社長 CFO 田中稔三 本資料で記述されている業績見通し並びに将来予測は 現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した見通しで あり 潜在的なリスクや不確実性が含まれています そのため 様々な要因の変化

2018 年度上期の振り返り 代表取締役社長 小郷三朗 2018 SUNTORY BEVERAGE & FOOD LIMITED. All Rights Reserved. 2

2018年3月期決算概要および中期経営計画説明会

中期経営計画(2015年度版)

Microsoft PowerPoint 年3月期3Q決算説明資料 版.pptx

ICT/AI技術を活用して顧客価値を創造する

PowerPoint プレゼンテーション

連結財政状態計算書分析 資産 1,85 億円増 5 兆 8,72 億円 ジュピターショップチャンネルの新規連結化な 営業債権及び現金及びその他の債権現金同等物 その他の流動資産 +22 5,87 どに伴う資産の増加に加え au WALLET クレジッ トカード事業の拡大 au 携帯電

2018 年 ( 平成 30 年 )12 期 第 3 四半期累計 ( ) 連結決算の概要 花王株式会社 2018 年 10 24

日通グループ経営計画 2018 新 世界日通

平成 13 年度 決算概要と今後の計画について 平成 14 年 5 月 20 日 東京通信ネットワーク株式会社

<4D F736F F D AFA8C6F89638C7689E F94AD955C95B688C48251>

Microsoft PowerPoint 年3月期3Qプレゼン_HP掲載用.pptx

本日の内容 I. 新経営体制 1 年間の振り返り II. 映像事業の再建 III. 中期ビジョン達成に向けて (2014 年 3 月期 ~2017 年 3 月期 ) 2

オリンパスの事業と成長戦略 オリンパス株式会社 ( 証券コード :7733) 広報 IR 部部長櫻井隆明

PowerPoint プレゼンテーション

Nikon AR J

Microsoft PowerPoint _FY162Q決算説明会プレゼン資料QQ_final_web

スキル領域 職種 : マーケティング スキル領域と MK 経済産業省, 独立行政法人情報処理推進機構

<4D F736F F D20934B8E9E8A4A8EA B837D AFA8C6F89638C7689E6816A>

Presentation Title プレゼンテーションのタイトル

目次 1. テクノプロ ホールディングスってどんな会社? 2. 技術人材サービスとは? 3. 経営ビジョンは? 4. 市場環境 成長性は? 5. 技術人材サービスが安定的に成長している理由 6. どんな仕事をしているの? 7. 業績は? 8. 今後の見通しは? 9. 計画達成の道すじは? 10. 重

2018年3月期 第1四半期決算概要

平成 23 年 3 月期 決算説明資料 平成 23 年 6 月 27 日 Copyright(C)2011SHOWA SYSTEM ENGINEERING Corporation, All Rights Reserved

次 1. 社是 2. 第 9 次中期経営計画の振り返り 3. 三洋化成のありたい姿 4.New Sanyo for 227

キヤノン株式会社 2017 年第 3 四半期決算説明会 2017 年 10 月 24 日 代表取締役副社長 CFO 田中稔三 本資料で記述されている業績見通し並びに将来予測は 現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した見通しで あり 潜在的なリスクや不確実性が含まれています そのため 様々な要因の

社是 経営理念 長期ビジョン Ⅱ. 新中期経営計画 innovate on 2019 just move on! の概要 社是 人の和と創意で社会に貢献 経営理念 1. 最高の品質創りを重点に社業の発展を図り社会に奉仕する 2. 全員の創意を発揮し顧客のニーズに対応した特色ある技術を開発する 3.

コーエーテクモグループ 2009年3月期 決算説明会

アニュアルレポート2016

免責事項 本資料のうち 業績見通し等は 現在入手可能な情報による判断および仮定に基づいたものであり 判断や仮定に内在する不確定性および今後の事業運営や内外の状況変化等による変動可能性に照らし 実際の業績等が目標と大きく異なる結果となる可能性があります また これらの情報は 今後予告なしに変更されるこ

2019 年 3 月期決算説明会 2019 年 3 月期連結業績概要 2019 年 5 月 13 日 太陽誘電株式会社経営企画本部長増山津二 TAIYO YUDEN 2017

医療機器開発マネジメントにおけるチェック項目

連結財政状態計算書分析 資産 3,832 億円増 6 兆 2,638 億円 その他 +23 6,264 有形固定資産が減少したものの ビッグローブな どの連結子会社化に伴う資産の増加 au WALLET クレジットカード事業の拡大やau 携帯電話端末の 営業債権及びその他の債権 +16 割賦販売によ

中期経営計画ACE-2020

グループ組織再編の模式図 3. 合併の要旨 (1) 合併の日程取締役会決議日 ( 各社 ) 平成 26 年 12 月 19 日合併契約締結日 ( 各社 ) 平成 26 年 12 月 19 日合併効力発生日平成 27 年 4 月 1 日 ( 予定 ) 本吸収合併は 当社においては いずれも会社法第 7

1. 長期経営目標 (1) 2020 年に向けた長期ビジョン A Unique & Global Healthcare Testing Company (2) ポジショニング 1 ヘマトロジー 血液凝固検査 尿検査分野におけるグローバル No.1( アライアンス含む ) 当社の中核事業として グルー

目次 レポート 3. 概要 4. 主要なインサイト 5. 地域ごとの SEM 業界の支出増加率 6. 検索エンジンごとの SEM 業界の支出増加率 7. SEM 支出のシェア 8. Google の検索ビジネス売上予測 9. 世界全体での業界セクターごと SEM 支出増加 10. 世界全体でのディス

決算概要

2. 現 4 カ年中期経営計画 Value Innovation 2017 のレビュー 3 月期を最終年度とする Value Innovation 2017 では 策定当初の目標は売上高 2,800 営業利益率 7% としていましたが 積極的な M&A により想定以上に規模が拡大したことを受け 売上

スライド 1

リスクを極小化し収益構造の改革を図ってまいります このような状況の下 今回の海外市場における新株式発行及び自己株式の処分の実施により 当社の成長分野である医療事業における投資資金等を確保するとともに 自己資本の増強によって 急速に変化する事業環境や当社を取り巻く不透明な経営環境においても安定的かつ機

<4D F736F F F696E74202D A A F193B994AD955C28834B838A836F815B29817A837C E E >

Microsoft PowerPoint - Exp Mid-T Mgmt Plan_ pptx

経営理念

<4D F736F F D AFA8C6F89638C7689E68DF492E882CC82A8926D82E782B92E646F63>

CONTENTS

四半期事業セグメント 事業セグメント ( 四半期累計 ) ( 百万円 ) 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 売上高 2,866 5,897 8,705 11,352 3,019 6,323 9,245 12,311 前期比 -72.9% 6.8% 8.0% 7.

今年度の情報セキュリティ対策 の進め方について

本日の説明内容 総括 2019 年 3 月期第 1 四半期実績 2019 年 3 月期通期見通し 主要施策の進捗 1

オリンパス株式会社 2014 年 3 月期第 2 四半期決算説明会 2013 年 11 月 8 日オリンパス株式会社代表取締役社長執行役員笹宏行

(J)_IR Day 2016 G&NS

目次 要旨 1 Ⅰ. 通信 放送業界 3 1. 放送業界の歩み (1) 年表 3 (2) これまでの主なケーブルテレビの制度に関する改正状況 4 2. 通信 放送業界における環境変化とケーブルテレビの位置づけ (1) コンテンツ視聴環境の多様化 5 (2) 通信 放送業界の業績動向 6 (3) 国民

( 億円 ) ( 億円 ) 営業利益 経常利益 当期純利益 金 25, 2, 15, 12, 営業利益率 経常利益率 額 15, 9, 当期純利益率 6. 1, 6, 4. 5, 3, 2.. 2IFRS 適用企業 8 社 214 年度 215 年度前年度差 ( 単位 : 億円 ) 前年

2019年3月期決算説明会

CO-CEO 4/1 4/1 4/1 IR 2

PowerPoint プレゼンテーション

131016営業

スライド 1

に異なることもありますのでご留意願います 3.3 ヶ年の収益展望 ( 連結 ) の達成条件について 当社は下記 3 ヶ年の収益展望 ( 連結 ) における目標値を達成するため 以下の達成条件を今後のアクションプ ランとして実行してまいります 現状の事業ドメインにおける達成条件 自社製品の拡販 自社製

2019年3月期第1四半期決算説明資料

Philosophy / Vision * Social IN

IT " " Olympus Medical Systems India Private Limited OMSI IT OMSI IT

s130417_03

2018年度第2四半期 決算概要

<4D F736F F F696E74202D AAE90AC94C5817A92868AFA8C6F89638C7689E62E >


スライド 1

本日の内容 1. はじめに ( 第 2の創業 と 中期経営計画 ) 2. 中期経営計画についての考え方 中期経営計画の重点 4. 最後に 2/28

OLYMPUS Investor Day 2018 米国における医療事業戦略 2018 年 9 月 5 日オリンパス株式会社米州統括役員ナチョ アビア

2016 年 10 月 31 日 各位 社名 代表者名 問合せ先 株式会社村田製作所代表取締役社長村田恒夫 ( コード :6981 東証第 1 部 ) 広報室長生嶌匠 (TEL ) ソニー株式会社からの電池事業の取得に関するお知らせ 株式会社村田製作所 ( 以下 当社 といい

目次 1/37 ページ 年 12 月期連結業績 2018 年 12 月期業績見通し 株主還元 中期経営計画進捗状況 新たな成長投資について ESGの取り組み

スライド 1

2018年3月期 決算説明会

2019年3月期 第2四半期決算報告

キヤノン株式会社 2018 年第 1 四半期決算説明会 2018 年 4 月 25 日 代表取締役副社長 CFO 田中稔三 本資料で記述されている業績見通し並びに将来予測は 現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した見通しで あり 潜在的なリスクや不確実性が含まれています そのため 様々な要因の変

オフィスプリンティング事業

キヤノンマーケティングジャパングループ2016年決算説明資料

<4D F736F F F696E74202D B408AD6938A8E9189C68CFC82AF495294AD955C8E9197BF A5F8DC58F49>

Transcription:

医療事業戦略 2016 年 3 30 オリンパス株式会社医療事業統括役員 晶弘

本 のアジェンダ 1. 中期ビジョン (2013 年 3 期 ) の振り返り 2. 現状認識 3. 医療事業戦略の 向性 4. 重点施策 5. 数値指標 2

本 のアジェンダ 1. 中期ビジョン (2013 年 3 期 ) の振り返り 2. 現状認識 3. 医療事業戦略の 向性 4. 重点施策 5. 数値指標 3

中期ビジョンの振り返り : 業績 売上 営業利益のいずれも計画を1 年前倒しで達成 売上 は過去 3 年間で約 2,200 億円増加 (1.6 倍 ) 営業利益は同約 500 億円増加 (1.6 倍 )* 2013 年 3 期 2015 年 3 期 2016 年 3 期 ( 単位 : 億円 ) 標 準 実績 標 準 実績 標 準 通し 売上 3,830 3,947 4,700 5,583 5,200 6,150 営業利益 750 871 970 1,249 1,120 1,370 営業利益率 19% 22% 20% 22% 21% 22% *2013/3と2016/3の 較 標 準は2012 年 6 中期ビジョン発表時の数値計画 中期ビジョン : 標 準医療事業売上 推移 ( 億円 ) 6,000 実績 : 内視鏡 外科 処置具 医療事業営業利益推移 ( 億円 ) 1,500 標 準 実績 4,000 1,000 2,000 500 0 2013/3 2014/3 2015/3 2016/3( 通し ) 0 2013/3 2014/3 2015/3 2016/3( 通し ) 4

中期ビジョンの振り返り : まとめ 内視鏡 処置具分野は計画を上回る成 を達成 外科分野は更なる売上拡 収益性向上が必要 製造 修理サービス機能 北 の外科 処置具を中 にセールス機能への追加的な先 投資を実施 戦略施策と評価 消化器内視鏡分野の更なる基盤強化 安定的な収益の確保 (CAGR9%) 外科分野での 躍的成 の実現 (CAGR14%) 新興国市場での売上拡 (CAGR23%) 標を きく上回る成 (CAGR15%) を達成 医療事業全体の増収増益に寄与 主 の新製品の投 と 導 後の早期置換の実現 北 セールス 員増強を中 に追加的な先 投資を実施 事業が拡 新製品の投 と販売拡 ( 外科内視鏡主 製品 3D 4Kの差別化製品 エネルギー分野の戦略製品 サンダービート ) 収益性の向上 アジアCAGR25% 成 を実現 中国 ( 広州 ) に当社最 のトレーニングセンターを設 戦略投資によりセールス体制を強化 5

本 のアジェンダ 1. 中期ビジョン (2013 年 3 期 ) の振り返り 2. 現状認識 3. 医療事業戦略の 向性 4. 重点施策 5. 数値指標 6

外部環境 (1) メガトレンド 少 齢化 グレート リバランシング ( 世界における新興国のプレゼンス拡 ) 中国 その他新興国の経済成 減速と潜在 技術の 度化 (ICT 技術 IoT インダストリー 4.0 ) 医療費抑制圧 法規制強化 7

外部環境 (2) 医療事業における環境認識 医療費抑制により病院 ( 術室 内視鏡室 ) の数は今後増加しないが 齢化により症例数は増える 北 GPO/IDN の台頭に代表される市場構造の変化が加速する 技術の 度化 法規制強化等により やるべきこと 必要な 数 コストは増 する 中国 新興国市場のポテンシャルは きく 医療事業成 の戦略上重要なドライバーとなる で 国毎の医療インフラ整備のスピード パターンは異なる 8

本 のアジェンダ 1. 中期ビジョン (2013 年 3 期 ) の振り返り 2. 現状認識 3. 医療事業戦略の 向性 4. 重点施策 5. 数値指標 9

医療事業戦略の 向性 (1) オリンパス経営ビジョン 世界の人々の健康 安心と心の豊かさの実現を通して社会に貢献する 医療事業が提供すべき価値 内視鏡 早期診断 低侵襲治療 10

医療事業戦略の 向性 (2) 5 つの BU への集中投資と売上 利益の拡 GIRBU GSBU UGBU ENTBU MSBU GIRBU: 消化器科呼吸器科事業 / GSBU: 外科事業 / UGBU: 泌尿器科 婦 科事業 / ENTBU: 咽喉科事業 / MSBU: 医療サービス事業 11

医療事業戦略の 向性 (3)- 投資についての考え - 販売機能への投資 北 GPO/IDN 対応 トレーニング強化 新興国のセールス体制 普及活動強化 技術開発への投資 次期製品 将来事業へ向けた技術開発 ディスポーザブルデバイス技術の強化 成 性 品質法規制対応への投資 品質マネジメント体制の強化 メディカルアフェアーズ機能の強化 バランス 効率性 製造機能への投資 10 年先を 据えたグローバル最適な 産構造 ( 修理含む ) の実現 12

本 のアジェンダ 1. 中期ビジョン (2013 年 3 期 ) の振り返り 2. 現状認識 3. 医療事業戦略の 向性 4. 重点施策 5. 数値指標 13

重点施策 (1) 圧倒的な消化器内視鏡ビジネスのシェア 収益性の維持拡 と処置具 外科ビジネスの 躍的拡 インストールベース型医療ビジネス から 症例数ベース型医療ビジネス へ ディスポーザブル デバイスビジネスの拡 -- To be the greatest Business to Specialist Company -- 営業マーケティング機能 プロシージャー ( 症例数 ) シェアの拡 / アカウントマネジメント強化 3 つの価値 ( 医学的価値 経済的価値 患者の価値 ) の提供 開発機能 開発スピードの向上 / プロダクトライフサイクルマネージメント強化 医療機関の効率向上 ( ダウンタイム縮減 ) につながる製品の開発 製造機能 コスト競争 の強化 産変動対応 の強化 SCM 強化 14

重点施策 (2) 新興国市場でのビジネス拡 医療インフラが整っている国 : 成 のドライバーとして適切な投資を継続 医療インフラが整っていない国 : 医療インフラの構築に貢献 GPO/IDN 対応強化 北 GPO IDN の台頭に代表される市場の構造変化への対応 開発 製造 営業 サービスが 丸となった One Olympus としての価値提案 GPO/IDN 契約獲得プロセスの確 とプロジェクト管理の強化 QA/RA 機能強化 10 年後の外部要求を 据えたグローバル品質マネジメント体制の強化 事業拡 を 据えたグローバル RA/ 品質保証体制の強化 メディカルアフェアーズ機能の強化 産性の向上 開発 製造 営業マーケティング サービス 全ての機能での 産性向上 15

各 BU 戦略課題 : GIRBU 消化器内視鏡ビジネスの圧倒的シェアの確保 選択と集中による収益性の更なる向上 呼吸器内視鏡 超 波内視鏡 及び周辺機器 (CDS* IT) ビジネスの拡 新興国市場での事業成 の実現 処置具ビジネスの拡 *CDS: Cleaning, Disinfection and Sterilization 洗浄 消毒 滅菌 処置具 呼吸器内視鏡 消化器内視鏡 洗浄 消毒 IT 超 波内視鏡 16

各 BU 戦略課題 : GSBU 外科イメージング分野でのデファクトスタンダード化の推進 エネルギーデバイス市場において2 強に迫る業界 No.3ポジションの確 ディスポーザブル デバイスビジネスモデルの構築 消化器内視鏡分野におけるオリンパス優位性の徹底活 17

各 BU 戦略課題 : UGBU 技術 を強みとした軟性鏡 TURisの圧倒的シェア確保 尿路結 治療ビジネスの強化によるシェア拡 既存製品 技術活 による効率的なシェア拡 18

各 BU 戦略課題 : ENTBU ビデオ化を核とした軟性内視鏡ビジネスの拡 内視鏡下副 腔 術 (ESS) ビジネスの獲得 4Kカメラシステムを核とした副 腔 術イメージングビジネスの拡 ディエゴエリートを核とした副 腔処置デバイス ( ディスポデバイス ) ビジネスの拡 低侵襲治療の外来への展開を 据えた対応 グローバル販売体制の確 19

各 BU 戦略課題 : MSBU 顧客満 の いサービス契約の導 拡 と収益性向上 外科製品サービスビジネスの拡 医療機関の効率向上につながるサービスの提供 20

本 のアジェンダ 1. 中期ビジョン (2013 年 3 期 ) の振り返り 2. 現状認識 3. 医療事業戦略の 向性 4. 重点施策 5. 数値指標 21

数値指標 ( 医療事業全体 ) 売上 CAGR:8% 消化器内視鏡分野における市場成 率を上回る安定成 と外科分野における市場成 率を きく上回る成 により 医療事業全体で8% の成 を持続する ( 億円 ) 10,000 8,000 6,000 医療事業売上 CAGR:8% 売上 営業利益 9,000 6,150 営業利益 CAGR:10%/ 営業利益率 :+3pt 開発 製造 サプライチェーンマネジメント等 事業運営経費の効率化により販管費 率を低減 4,000 2,000 1,370 2,250 営業利益率は 3pt 上昇の 25% レベルを 標 0 2016/3 2021/3 CAGR: 期間平均成 率 ( 通し ) ( 標 準 ) 22

数値指標 (5BU) GIRBU GSBU UGBU 2016/3 売上 ( 通 ) 2021/3 CAGR( 当社 ) 世界シェア * ポイント 内視鏡 3,374 億円 6% 70% 以上 市場成 率を上回る安定成 内視鏡周辺事業 新興国市場の拡 処置具 720 億円 9% 約 20% 処置具の成 外科 2,056 億円 イメーシ ンク :10% エネルキ ー :14% 8% ENTBU 13% イメーシ ンク :20 25% エネルキ ー :18 20% MSBU** - 5% - 泌尿器科 : 約 30% 婦 科 : 約 10% 咽喉科 :50 60% 科 :10 15% 科 :40 50% 市場成 率を きく上回る成 イメージングのデファクトスタンダード化 ディスポデバイスビジネスモデルの構築 軟性鏡 TURis でシェア確保 結 治療等でシェア拡 ESS ビジネスの獲得 グローバル販売体制の確 サービス契約普及 外科サービスビジネスの拡 医療全体 6,150 億円 9,000 億円 CAGR8% - 外科領域や処置具分野の成 が医療事業全体の成 を牽引 * シェアは当社調べ ( 現時点 ) **2016/3 期の MSBU( 医療サービス ) 売上 は 内視鏡 3,374 億円 外科 2,056 億円内に配賦 23

医療事業ポートフォリオと 5 年後の成 イメージ 2016 年 3 期売上 ( 通し )* 2021 年 3 期売上 ( イメージ ) 処置具 : 720 億円 内視鏡 : 3,374 億円 ENTBU: CAGR 13% MSBU: CAGR 5% GIRBU: CAGR 7% 外科 : 2,056 億円 医療事業 2016/3 6,150 億円 UGBU: CAGR 8% 医療事業 2021/3 9,000 億円 GSBU: CAGR 11% *2016/3 の医療サービス売上 は 内視鏡 外科にそれぞれ配賦 CAGR: 期間平均成 率 24