保育士宿舎借り上げ支援事業 QA( 事業者向け ) 制度内容等について (1) どのような場合 支援対象となるのか 市内保育施設等 ( 注 1) を経営する法人が 雇用する保育士 ( 注 2) を 法人が借上げた宿舎に入居させる場合 宿舎借上げに係る経費を補助 ( 注 1) 市内保育施設等は次のとおり 認可保育所 ( 平成 27 年 4 月開所予定施設を含む ) 認定こども園 認可保育所等への移行を目指し 移行計画書 を提出した横浜保育室 小規模保育事業 ( 注 2) 補助対象となる保育士は 事業実施者に雇用された者で 雇用開始の日が属する会計年度から起算して 5 年目の会計年度末までの保育士とする (2) 助成内容について 対象経費雇用する保育士向け 宿舎借上げに係る経費のうち賃借料 共益費 ( 管理費 ) 礼金 更新料等 敷金は対象になりません 補助率対象経費の 3/4 助成金額宿舎 1 戸当たり対象経費の総額が 月額 80,000 円の 3/4(60,000 円 ) を上限助成期間法人の雇用する保育士が 借上げ宿舎に入居している期間 ただし 補助対象となる保育士は 事業実施者に雇用された者で 雇用開始の日が属する会計年度から起算して 5 年目の会計年度末までの保育士とする ( 注 ) 補助金の申請は単年度ごとに行います 5 年間の事業継続 補助を約束するものではありません < 参考 > 対象経費 1 戸あたり 月額 80,000 円の3/4(60,000 円 ) を上限に助成します 国 1/2 市 1/4 法人 1/4 認められる経費 賃借料 共益費 ( 管理費 ) 礼金 更新料等 敷金 仲介手数料 保証金等は対象になりません 1
(3) 法人が宿舎を借上げたら 支援対象となるのか 法人が宿舎を借りただけでは 補助対象とはなりません 保育士の入居日から対象となります なお 保育士の入居日は 住民票で確認します 法人が保育士用宿舎として借り上げている物件が助成対象です 法人及び職員 役員等が所有する物件を貸与している場合は対象となりません (4) 法人が 雇用する保育士へ住居手当を支給している場合はどうか 保育士本人へ住居手当が支給されていないことが補助対象保育士の条件です (5) 保育士本人が 一部家賃を支払っている場合はどうか 家賃の一部を保育士本人が負担している場合は 家賃から本人負担分を除いた金額が補助対象となります ( 例 ) 家賃 10 万円本人負担 1 万円補助対象 9 万円 ( 補助対象は 9 万円ですが 上限が 8 万円となりますので 助成金額は 8 万円の 3/4 となります ) (6) 補助金助成期間等について 27 年度については 4 月 1 日以降に申請のあったものから受け付けます (7) 過去に支払った賃借料等は対象になるのか 遡りはしません 申請のあった月からが補助対象となります (8) 礼金について 賃貸借契約開始日の属する月に申請しないと 礼金は対象とはなりません ( 礼金の補助についても 遡りはしません ) 賃借料 共益費 ( 管理費 ) 礼金月額の合計が 上限 8 万円の範囲で補助基準額となります 礼金の月額は 支払った金額の範囲で 自由に設定することができます 礼金の計上期間は 申請のあった月から年度末までの期間で可能です 具体的な計上の方法については 記載例をご参照ください 2
(9) 4 月 1 日付採用の保育士で 3 月中に入居した場合 補助の対象となるか なりません 当該補助制度は 1 宿舎を法人等が借上げ 2 条件を満たした保育士が入居してからが 助成の対象となります 3 月中は常勤保育士でないため 3 月分の賃借料等は助成の対象にはなりません (10) 補助金の支払方法はどうか 補助金の支払いは 年度末実績報告に基づく支払となります ただし 四半期ごとの支払いもできます その場合は 四半期終了後 7 日以内に請求書とともに 四半期分の実績報告書を提出することになります 4 半期ごとに実績報告時における 住民票等添付資料の提出が必要です (11) 保育士の入居日が 月末だった場合等の補助金はどうか 月額基準額について 1か月に居住した日数が満たない場合は 当該月の日数で日割り計算します 日割り計算した額と実際に支払った額を比較して低い方の額を月額基準額とします 途中入居月の基準額算出等には HP に掲載されている 横浜市保育士宿舎借り上げ支援事業日割り額 実支払額比較計算表をご利用ください (12) 市内にある宿舎に居住しているが 市外にある保育所に勤務している場合は 対象になるのか? なりません (13) 市外に横浜市内の保育所に勤める職員用の宿舎がある場合 対象になるのか? 原則市内の物件が対象です 市外物件の場合は ご相談ください そのうえで 事業実施者として なぜ市外物件を宿舎としたのか等を説明する 理由書を提出していただきます ( 様式例は HP をご確認ください ) 3
(14) 保育所を運営する法人に採用されて6 年目になる保育士が 同じ法人が運営する他の園に異動して1 年目という場合 対象になるのか? 補助対象となる保育士は 法人に採用されてから 5 か年度間が助成期間となります 同法人に採用されて6 年目になる方は 異動して 新たな保育所では1 年目であっても本事業の対象外となります (15) 補助対象の保育士は なぜ採用後 5 年間なのか 国の待機児童解消加速化プランに定める対象者は 新規 (25 年度以降 ) 採用された者 採用されてから 5 年以内の者となっています (16) 常勤であれば パートでも良いのか また 施設長でもいいのか 1 日 6 時間以上 月 20 日以上の勤務であれば 雇用形態は問いません パートでも大丈夫です 施設長は対象外です (17) 現在採用後 5 年以上の保育士資格は所有していない職員がいる 保育士資格を取得したら 補助対象となるのか 新たに常勤保育士として採用されることになれば 補助対象となります (18) 宿舎を貸すという現物給付になるが 本来は 本人が家賃を支出しなければならないところ 支出がないという点について 所得税の関係はどうなるのか? 最寄りの税務署にお問い合わせください (19) 27 年度以降の事業継続の見通し 保育士不足の状況や国の補助金の状況等を勘案して実施していく予定です (20) シェアハウスなど複数人で所有していた場合 補助はどのようになるのか 1 戸当たり上限 8 万円の 3/4 を補助します 例 : 次の 2 人で所有している場合 補助額はどうか A 勤続 6 年目 B 勤続 3 年目 A さんは補助対象外です しかし 当該施設に補助対象保育士 B さんが居住している限り 上限 8 万円の 3/4 を補助します (B さんはあと 2 年が補助対象 ) 4
(21) 市外にある保育所に勤務している人と市内にある保育所に勤務している人が同じ部屋で暮らしている場合は? 市内保育所に勤務する保育士が 条件に合致する場合は補助対象となります (22) 単身者でないといけないのか ( 同居の親族等がいる場合 ) 単身者でなくても構わない ( 同居の親族等がいる場合でも構わない ) どのような場合でも 事業者の負担が1/4は生じるので 宿舎に入居していただく方については よく検討していただきたい (23) 産休中や育休中は対象となるか 雇用が継続されている場合は 対象となります (24) 休職中の職員の取扱はどうか 雇用期間中ならば 休職期間は除算しません (25) 補助対象保育士について 25 年度より前に法人が借り上げる宿舎に入居している方分の申請については 26 年度に補助対象保育士として交付決定を受けていることが必要条件となります... 以下の (1)~(3) すべての要件に当てはまる場合は 補助対象保育士として申請ができません (1) 平成 26 年度に交付決定を受けていない (2) 宿舎の法人名義での契約開始日が平成 25 年 3 月 31 日以前である (3) 住民票上の転入日が平成 25 年 3 月 31 日以前である 5
事務手続き等について (26) 申請書方法について 申請者は従来通り法人ですが 園単位での申請受付となります ただし 同一法人で複数園経営している場合は 園ごとに分けて書類を提出する必要があります 本人負担額確認書 雇用証明書は 必ず市の様式 (HP に掲載 ) をご利用ください (27) 補助金交付までの事務手続きはどうか 手続きの流れは 次のとおりとなります (1) 年度末請求による支払と (2) 四半期毎の請求による支払いずれかができます (1) 年度末実績報告による支払 1 補助金申請 (1 号様式 ) 2 交付決定 こども青少年局 3 実績報告 (6 号様式 ) 事業実施者 4 交付額確定通知 5 請求 (9 号様式 ) 6 補助金支払 6
(2) 四半期払いによる支払 4 半期ごとの実績報告の必要があり 住民票等添付資料の提出が必要です 1 補助金申請 (1 号様式 ) 年額 2 交付決定 第 1 四半期 3 事業実施内容確認書類 請求 (9 号様式 ) 第 1 四半期 4 補助金支払 第 2 四半期 5 事業実施内容確認書類 請求 (9 号様式 ) こども青少年局 第 2 四半期 6 補助金支払 事業実施者 第 3 四半期 7 事業実施内容確認書類 請求 (9 号様式 ) 第 3 四半期 8 補助金支払 第 4 四半期 9 実績報告 (6 号様式 ) 10 交付額確定通知 年額 11 請求 (9 号様式 ) 第 4 四半期 12 補助金支払 (28) 申請時に必要とする書類 第 1 号様式平成 27 年度横浜市保育士宿舎借上げ支援事業補助金交付申請書 第 2 号様式平成 27 年度横浜市保育士宿舎借り上げ支援事業計画書 第 3 号様式平成 27 年度横浜市保育士宿舎借り上げ支援事業収支予算書 不動産賃貸借契約書 ( 写し ) 本人負担額確認表 雇用証明書 4 月 1 日以降発行 住民票 ( 保育士 ) 4 月 1 日以降発行 保育士証 ( 写し ) 取得見込表でも可 7
(29) 本人負担額確認書とはどのようなものか 法人と入居する保育士とで 借り上げた宿舎に入居する際作成していただくもので 入居される保育士さんが 法人へいくら支払っているかを示す書類です 必ず本市指定様式 (HP に掲載されている様式 ) をご利用ください (30) 雇用証明書とはどのようなものか 法人が当該保育士を常勤保育士として雇用していることを証明していただく書類です 証明していただく日付は 申請及び実績報告時点の日付となります 必ず本市指定様式 (HP に掲載されている様式 ) をご利用ください (31) 雇用証明書は 入社当時に本人と雇用契約締結したものでも良いか 申請年度のもので提出ください コピー可 (32) 住民票はコピーでもよいのか いつ時点の物を提出するのか コピーでもよいです 住民票は当該借上げ宿舎に居住していることを証明する物です 申請時には 申請月以降に発行されたもの 実績報告時は 事業が終了した日又は事業が中止した日以降に発行されたものが必要です (33) 年度途中で 退職もしくは宿舎を出る場合はどうなるのか その段階で 補助は打ち切りとなります 速やかに変更申請してください また 年度途中に補助対象となる保育士が増えた場合も 速やかに変更申請してください ( 年度途中に宿舎を退去された場合は 実績報告時に 退去日まで宿舎に居住していたことを証明するために 退去日以降に取得した住民票が必要となります ) 8
(34) 実績報告時に必要とする書類 必要書類注意事項実績報告書 ( 第 6 号様式 ) 1 要押印第 6 号様式に押印 ( 申請時と同じ印 ) 後 提出 2 実績報告書 ( 第 6 号様式別紙 1 2) してください 3 収支決算書 ( 第 7 号様式 ) 4 不動産賃貸借契約書 ( 写し ) 申請時と同じものを添付してください 5 本人負担額確認書コピー可 6 雇用証明書雇用証明書及び住民票 ( 写し ) については 3/31 以降に発行されたものが必要です 補助対象期間が3 月 31 日以前の場合は 補助 7 住民票 ( 写し ) 対象期間終了日以降発行のものが必要です (4 月 1 日以降発行のものであれば 申請時にもご利用いただけます ) 8 給与明細書または賃金台帳 ( 写し ) 補助対象期間全期間のものが必要です 9 物件借上げに係る経費支払書 ( 領収書等 )( 写し ) 次の物件借上げに係る経費支払書 ( 領収書等 ) の提出に係る注意点をご覧ください 物件借上げに係る経費支払書 ( 領収書等 ) の提出に係る注意点について 借上げ宿舎に係る賃借料等を 不動産賃貸借契約書に記載されている貸出人へ支払われているかを確認するために 次の (1)~(4) 点に留意し 資料ア ~ ウのいずれかを提出ください (1) 補助対象全期間のもの (2) 補助対象経費のもの 駐車場代や手数料等補助対象外の経費をまとめて支払っている場合は 内訳の分かる資料を提出ください (3) 法人名義の支払いのもの (4) 賃貸借契約書どおりの支払いのもの 賃貸借契約書と異なる支払い方法の場合 ( 振込口座の変更等 ) それを証明する書類を提出ください 第 1 回目を不動産仲介業者に支払い 2 回目以降貸出人へ支払うべきが 誤って仲介業者へ支払っている事例が散見されていますので ご注意ください ア支払い済み領収書の写し 原則 不動産賃貸借契約書に記載のある貸出人名義の領収書 月分賃借料 共益費代など記載してあること 領収書は 年 4 月 ~ 年 3 月分の賃借料等と記載してあるもの 1 枚でも結構です イ振込明細書の写し 法人名義で 不動産賃貸借契約書に記載のある 貸出人名義の口座に振り込まれている振込明細書の写し 9
ウ法人名義通帳の写し ( 口座引き落としの場合 ) 金融機関に提出した口座引き落とし申込書の写し 法人名義で 不動産賃貸借契約書に記載のある貸出人名義の口座に引き落としされている通帳の表紙及び各月分の写し (35) 実績報告時に提出する給与明細書について 保育士本人に住宅手当が支給されているかどうか等を確認します 賃金台帳など住宅手当についての有無の分かるものです (36) 日割計算について 居住した日数が 1 か月に満たない場合は 当該月の日数にて日割計算します ただし 日割り計算された額と 実際に支払った額の低い方を月額基準額とします ( 計算については ホームページに掲載中の様式をご利用ください ) (37) 年度途中で賃貸借契約が終了する場合について 年度途中で賃貸借契約が終了する場合 申請時点で契約を更新する予定であれば 契約更新見込みとして3 月 31 日までの申請が可能です ただし 以下の点にご注意くだ さい (1) 更新契約書について実績報告書提出時 ( ただし 四半期払いの場合は四半期ごとの請求時 ) には 更新契約書一式の写しの提出が必要です 必ずご用意ください (2) 更新料について更新料は 更新後の賃貸借契約開始日の属する月以降計上可能です 具体的な計上方法は 礼金と同様です 記載例もご参照ください ただし 申請時に更新料の金額の根拠資料を提出してください ( 賃貸借契約書上に明記されている場合は不要です ) (3) 第 2 号様式について該当者の2 号様式の備考欄に 月更新契約予定 と記載してください (4) 更新しなかった場合について更新契約見込みで申請したものの 何らかの事情で更新をしなかった場合は 速やかに変更申請が必要です 変更申請がないまま転居した場合等 支払いができないこともありますので ご注意ください 10