( 二 ) その控除対象配偶者又は配偶者が当該居住者と生計を一にすることを明らかにする書類として所得税法施行規則第 74 条の4で定めるもの 3 1による申告書は 給与所得者の配偶者控除等申告書という ( 法 195の23) 4 1による申告書を受理した給与等の支払者は 当該申告書に 当該給与等の支払者 ( 個人を除く ) の法人番号を付記するものとする ( 規 74の32) ( 配偶者控除等申告書に記載する配偶者の判定等 ) 給与所得者の配偶者控除等申告書を提出する場合において 当該申告書に記載された配偶者が控除対象配偶者又は第二節九 配偶者特別控除 に掲げる生計を一にする配偶者に該当するかどうか等は 当該申告書を提出する日の現況により判定する この場合において 当該申告書を提出する給与所得者のその年の合計所得金額の見積額及び当該配偶者のその年の合計所得金額の見積額は 当該申告書を提出する日の現況により見積ったその年の合計所得金額による ( 基通 195の2-1) ( 注 ) 配偶者 及び 生計を一にする については それぞれ第一章第一節三の30 同一生計配偶者 の (1) 配偶者 及び同 (2) 生計を一にするの意義 参照 五給与所得者の基礎控除申告書 ( 平成 32 年 1 月 1 日以後適用 ) 国内において給与等の支払を受ける居住者は 第二章第八節 年末調整 に掲げる過不足の額の計算上 同節 ( 二 ) のホに掲げる基礎控除の額に相当する金額の控除を受けようとする場合には その給与等の支払者 ( 二以上の給与等の支払者から給与等の支払を受ける場合には 主たる給与等の支払者 ) からその年最後に給与等の支払を受ける日の前日までに 次に掲げる事項を記載した申告書を 当該給与等の支払者を経由して その給与等に係る所得税の納税地の所轄税務署長に提出しなければならない ( 法 195の31 規 74の51) ( 一 ) 当該給与等の支払者の氏名又は名称 ( 二 ) その居住者のその年の合計所得金額の見積額 ( 三 ) その他次に掲げる事項イ当該申告書を提出する者 ( ロにおいて 申告者 という ) の氏名及び住所ロ申告者の合計所得金額の見積額に応じ 第二節十二 基礎控除 に準じて計算した基礎控除の額に相当する金額及びその計算の基礎ハその他参考となるべき事項 ( 給与所得者の基礎控除申告書 ) (1) 五による申告書は 給与所得者の基礎控除申告書という ( 法 195の32) ( 法人番号の付記 ) (2) 給与所得者の基礎控除申告書を受理した給与等の支払者は 当該申告書に 当該給与等の支払者 ( 個人を除く ) の法人番号を付記するものとする ( 規 74の52) 六給与所得者の保険料控除申告書 1 給与所得者の保険料控除申告書 国内において給与等の支払を受ける居住者は 第二章第八節 年末調整 に掲げる過不足の額の計算上 同節 ( 二 ) のロに掲げる社会保険料 小規模企業共済等掛金 新生命保険料 旧生命保険料 介護医療保険料 新個人年金保険料 旧個人年金保険料又は地震保険料に係る控除を受けようとする場合には その給与等の支払者 ( 二以上の給与等の支払者から給与等の支払を受ける場合には 主たる給与等の支払者 ) からその年最後に給与等の支払を受ける日の前日までに 次に掲げる事項を記載した申告書を 当該給与等の支払者を経由して その給与等に係る所得税の納税地の所轄税務署長に提出しなければならない ( 法 1961 規 751) ( 一 ) 当該給与等の支払者の氏名又は名称 -210-
( 二 ) その年中に支払った社会保険料 ( 給与等から控除されるものを除く ) の金額 小規模企業共済等掛金 ( 給与等から控除されるものを除く ) の額及び次に掲げる事項イその年中に支払った種類別の社会保険料の金額 ( 給与等から控除されるものを除く ) 及びその支払の相手方の名称ロ社会保険料のうち自己と生計を一にする配偶者その他の親族の負担すべきものがある場合には これらの者の氏名及び申告者との続柄並びにこれらの者の負担すべき社会保険料の種類別の金額及びその支払の相手方の名称 ( 三 ) その年中に支払った新生命保険料の金額及び旧生命保険料の金額 介護医療保険料の金額 新個人年金保険料の金額及び旧個人年金保険料の金額並びに地震保険料の金額につき これらの控除の適用があるものとした場合に控除されるべき金額 ( 四 ) 申告書を提出する者 ( 以下 申告者 という ) の氏名及び住所 ( 五 ) 社会保険料については 次に掲げる事項イその年中に支払った第二節一の2 社会保険料の範囲 の( 一 ) から ( 十五 ) 別の社会保険料の金額 ( 給与等から控除されるものを除く ) 及びその支払の相手方の名称ロ社会保険料のうちに自己と生計を一にする配偶者その他の親族の負担すべきものがある場合には これらの者の氏名及び申告者との続柄並びにこれらの者の負担すべき社会保険料の第二節一の2の ( 一 ) から ( 十二 ) 別の金額及びその支払の相手方の名称 ( 六 ) 小規模企業共済等掛金については その年中に支払った第二節二の2( 一 ) から ( 三 ) 別の小規模企業共済等掛金の額 ( 給与等から控除されるものを除く ) ( 七 ) 第二節三の1の新生命保険料については 次に掲げる事項イ保険契約者又は共済契約者の氏名ロ保険金 年金 共済金 確定給付企業年金 退職年金又は退職一時金の受取人の氏名及び申告者との続柄ハ保険 年金又は共済の種類ニ保険金の額 年金額又は共済金の額ホ保険期間又は共済期間ヘその年中に支払った新生命保険料の金額及びその支払の相手方の名称 ( 八 ) 第二節三の1の旧生命保険料については 次に掲げる事項イ ( 七 ) のイからホまでに掲げる事項ロその年中に支払った旧生命保険料の金額及びその支払の相手方の名称 ( 九 ) 第二節三の2の介護医療保険料については 次に掲げる事項イ保険契約者又は共済契約者の氏名ロ保険金 年金又は共済金の受取人の氏名及び申告者との続柄ハ保険 年金又は共済の種類ニ保険金の額 年金額又は共済金の額ホ保険期間又は共済期間ヘその年中に支払った介護医療保険料の金額及びその支払の相手方の名称 ( 十 ) 第二節三の3の新個人年金保険料については 次に掲げる事項イ保険契約者又は共済契約者の氏名ロ年金の受取人の氏名及び申告者との続柄ハ年金の種類並びに当該年金の支払開始日及び支払期間ニその年中に支払った新個人年金保険料の金額及びその支払の相手方の名称 ( 十一 ) 第二節三の3の旧個人年金保険料については 次に掲げる事項イ ( 十 ) のイからハまでに掲げる事項ロその年中に支払った旧個人年金保険料の金額及びその支払の相手方の名称 ( 十二 ) 第二節四の1の地震保険料については 次に掲げる事項イ保険契約者又は共済契約者の氏名ロ保険又は共済の種類及びその目的ハ地震保険料に係る保険金の額又は共済金の額ニ保険期間又は共済期間 -211-
ホその年中に支払った地震保険料の金額及びその支払の相手方の名称 ( 十三 ) その他参考となるべき事項 ( 給与所得者の保険料控除申告書 ) (1) 1に掲げる申告書は 給与所得者の保険料控除申告書という ( 法 1963) ( 法人番号の付記 ) (2) 1に掲げる申告書を受理した給与等の支払者は 当該申告書に 当該給与等の支払者 ( 個人を除く ) の法人番号を付記するものとする ( 規 752) 2 保険料等の支払を証する書類等の提出等 給与所得者の保険料控除申告書を提出する居住者は 次の表の左欄に掲げる場合には それぞれ右欄に掲げる書類又は電磁的記録印刷書面 ( 所得税法施行令第 262 条第 1 項 確定申告書に関する書類等の提出又は提示 に規定する電磁的記録印刷書面をいう 以下同じ ) を当該申告書に添付し 又は当該申告書の提出の際提示しなければならない ( 法 1962 令 319 規 76) ( 一 ) ( 二 ) ( 三 ) ( 四 ) 当該申告書に1の ( 二 ) に掲げる社会保険料 ( 第二節一の2の ( 五 ) に掲げるものに限る ) の金額を記載当該社会保険料の金額を証する書類する場合当該申告書に1の ( 二 ) に掲げる小規模企業共済等当該小規模企業共済等掛金の額を証する書類掛金の額を記載する場合当該新生命保険料の金額 ( その年において当該新生命保険料の金額に係る第二節三の5に掲げる新生命保険契約等に基づく剰余金の分配若しくは割戻金の割戻しを受け 又は当該新生命保険契約等に基づき分配を受ける剰余金若しくは割戻しを受ける割戻金をもって当該新生命保険料の払込みに充てた場合には 当該剰余金又は割戻金の額 ( 当該新生命保険料に係る部分の金額として第二節三の1の (3) 新生命保険料等の金 当該申告書に1の ( 三 ) に掲げる新生命保険料の額から控除する剰余金等の額 により計算した金額に金額を記載する場合限る ) を控除した残額 ) その他の事項 ( 新生命保険料に係る第二節三の5に掲げる新生命保険契約等の保険契約者若しくは共済契約者の氏名又は確定給付企業年金 退職年金若しくは退職一時金の受取人の氏名及び当該新生命保険契約等に係る保険料又は掛金が同 1に掲げる新生命保険料に該当する旨 ) を証する書類又は当該書類に記載すべき事項を記録した電子証明書等 ( 所得税法施行令第 262 条第 2 項に規定する電子証明書等をいう 以下同じ ) に係る電磁的記録印刷書面当該申告書に1の ( 三 ) に掲げる旧生命保険料の金 額を記載する場合において 当該旧生命保険料の金額に係る第二節三の6に掲げる旧生命保険契約等のうちに当該旧生命保険契約等に基づきその年中に支払った当該旧生命保険料の金額 ( その年において当該旧生命保険契約等に基づく剰余金の分配若しくは割戻金の割戻しを受け 又は当該旧生命保険契約等に基づき分配を受ける剰余金若しくは割戻しを受ける割戻金をもって当該旧生命保険料の払込みに充てた場合には 当該剰余金又は割戻金の額 ( 当該旧生 当該 9,000 円を超える旧生命保険料の金額その他の事項 ( 旧生命保険料に係る第二節三の6に掲げる旧生命保険契約等の保険契約者若しくは共済契約者の氏名又は確定給付企業年金 退職年金若しくは退職一時金の受取人の氏名及び当該旧生命保険契約等に係る保険料又は掛金が同 1に掲げる旧生命保険料に該当する旨 ) を証する書類又は当該書類に記載すべき事項を記録した電子証明書等に係る電磁的記録印刷書面 -212-
( 五 ) ( 六 ) ( 七 ) 命保険料に係る部分の金額に限る ) を控除した残額 ) が9,000 円を超えるものがあるとき当該申告書に1の ( 三 ) に掲げる介護医療保険料の金額を記載する場合当該申告書に1の ( 三 ) に掲げる新個人年金保険料の金額を記載する場合当該申告書に1の ( 三 ) に掲げる旧個人年金保険料の金額を記載する場合 当該介護医療保険料の金額 ( その年において当該介護医療保険料の金額に係る第二節三の7に掲げる介護医療保険契約等に基づく剰余金の分配若しくは割戻金の割戻しを受け 又は当該介護医療保険契約等に基づき分配を受ける剰余金若しくは割戻しを受ける割戻金をもって当該介護医療保険料の払込みに充てた場合には 当該剰余金又は割戻金の額 ( 当該介護医療保険料に係る部分の金額として第二節三の1の (3) の ( 注 ) において準用する同 (3) により計算した金額に限る ) を控除した残額 ) その他の事項 ( 介護医療保険料に係る第二節三の7に掲げる介護医療保険契約等の保険契約者又は共済契約者の氏名及び当該介護医療保険契約等に係る保険料又は掛金が同 2に掲げる介護医療保険料に該当する旨 ) を証する書類又は当該書類に記載すべき事項を記録した電子証明書等に係る電磁的記録印刷書面当該新個人年金保険料の金額 ( その年において当該新個人年金保険料の金額に係る第二節三の8に掲げる新個人年金保険契約等に基づく剰余金の分配若しくは割戻金の割戻しを受け 又は当該新個人年金保険契約等に基づき分配を受ける剰余金若しくは割戻しを受ける割戻金をもって当該新個人年金保険料の払込みに充てた場合には 当該剰余金又は割戻金の額 ( 当該新個人年金保険料に係る部分の金額として第二節三の1の (3) の ( 注 ) において準用する同 (3) により計算した金額に限る ) を控除した残額 ) その他の事項 ( 新個人年金保険料に係る第二節三の8に掲げる新個人年金保険契約等の種類 保険契約者又は共済契約者の氏名 年金受取人の氏名及び生年月日 当該年金の支払開始日及び支払期間並びに当該新個人年金保険契約等に係る保険料又は掛金の払込期間及び当該保険料又は掛金が同 3に掲げる新個人年金保険料に該当する旨 ) を証する書類又は当該書類に記載すべき事項を記録した電子証明書等に係る電磁的記録印刷書面当該旧個人年金保険料の金額 ( その年において当該旧個人年金保険料の金額に係る第二節三の9に掲げる旧個人年金保険契約等に基づく剰余金の分配若しくは割戻金の割戻しを受け 又は当該旧個人年金保険契約等に基づき分配を受ける剰余金若しくは割戻しを受ける割戻金をもって当該旧個人年金保険料の払込みに充てた場合には 当該剰余金又は割戻金の額 ( 当該旧個人年金保険料に係る部分の金額に限る ) を控除した残額 ) その他の事項 ( 旧個人年金保険料に係る第二節三の9に掲げる旧個人年金保険契約等の種類 保険契約者又は共済契約者の氏名 年金受取人の氏名及び生年月日 当該年金の支払開始日及び支払期間並びに当該 -213-
( 八 ) 当該申告書に1の ( 三 ) に掲げる地震保険料の金額を記載する場合 旧個人年金保険契約等に係る保険料又は掛金の払込期間及び当該保険料又は掛金が同 3に掲げる旧個人年金保険料に該当する旨 ) を証する書類又は当該書類に記載すべき事項を記録した電子証明書等に係る電磁的記録印刷書面当該地震保険料の金額その他の事項 ( 地震保険料に係る第二節四の2 損害保険契約等の範囲 に掲げる損害保険契約等の保険契約者又は共済契約者の氏名 保険又は共済の種類及びその目的並びに当該損害保険契約等に係る保険料又は掛金が同 1に掲げる地震保険料に該当する旨 ) を証する書類又は当該書類に記載すべき事項を記録した電子証明書等に係る電磁的記録印刷書面 ( 保険料等の金額等を証する書類の添付又は提示のない給与所得者の保険料控除申告書を受け取った場合の支払者の措置 ) (1) 給与等の支払者が保険料の金額等を証する書類の添付又は提示のない給与所得者の保険料控除申告書を受け取った場合には 翌年 1 月 31 日までに当該書類を提出し又は提示することを条件として 当該申告書に記載された社会保険料のうち第二節一の2( 五 ) に掲げるもの 小規模企業共済等掛金 新生命保険料 旧生命保険料 介護医療保険料 新個人年金保険料 旧個人年金保険料又は地震保険料についてその控除を行って差し支えない この場合において 翌年 1 月 31 日までに当該書類の提出又は提示がなかったときは これらの掛金又は保険料を控除しないところにより年末調整の再計算を行い その不足税額は 2 月 1 日以後に給与等の支払をする際順次徴収するものとする ( 基通 196-1) ( 保険料の金額等を証する書類の提出又は提示に代わるもの ) (2) 次に掲げる生命保険料等については 給与所得者の保険料控除申告書に記載したその年中に支払った新生命保険料 旧生命保険料 介護医療保険料 新個人年金保険料 旧個人年金保険料又は地震保険料の金額及び2の ( 一 ) から ( 八 ) までに掲げる事項に誤りがないことについて当該勤務先の代表者又はその代理人の確認を受け かつ その申告書にその確認をした旨の認印を受けている場合には 保険料の金額等を証する書類の提出又は提示があったものとする ( 基通 196-2) 1 第二節三の1に掲げる 新生命保険料 若しくは 旧生命保険料 同 2に規定する 介護医療保険料 若しくは同 3に規定する 新個人年金保険料 若しくは 旧個人年金保険料 ( 以下 (4) までにおいて 生命保険料等 という ) で勤務先を対象とする団体特約により払い込んだもの又は同 5の ( 四 ) 新生命保険契約等の範囲 に掲げる確定給付企業年金規約若しくは適格退職年金契約に係るもの 2 第二節四の1 地震保険料控除 に掲げる地震保険料で勤務先を対象とする団体特約により払い込んだもの ( 生命保険料等の金額等を証する書類の範囲 ) (3) 生命保険料等に係る保険料の金額等を証する書類には 保険会社等が その年中に支払った生命保険料等の金額及び2の ( 三 ) から ( 七 ) に掲げる事項を証するため特に発行した書類又はこれらの事項が記載されている保険料領収証書のほか 契約時に払い込んだ第 1 回の生命保険料 ( 月払契約に係るものを除く ) に係る保険料仮領収証書も含まれるものとする なお この場合における書類又は領収証書には 主契約又は特約ごとの適用を受ける生命保険料控除の区分及びその支払保険料の金額が記載されている必要があることに留意する ( 基通 196-3) ( 月払契約の生命保険料等に係る証する書類 ) (4) 月払契約の生命保険料等に係る保険料の金額等を証する書類は次に掲げる書類で足りるものとする ( 基通 196-4) 1 その年 9 月 30 日以前に締結された契約に係る生命保険料等については その年中に支払った生命保険料等の金 -214-