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呼吸器内科研修プログラム2017

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平成20年度 大学院シラバス(表紙)

総合診療

様式S-1-11 応募内容ファイル

心臓血管外科カリキュラム Ⅰ. 目的と特徴心臓血管外科は心臓 大血管及び末梢血管など循環器系疾患の外科的治療を行う診療科です 循環器は全身の酸素 栄養供給に欠くべからざるシステムであり 生体の恒常性維持において 非常に重要な役割をはたしています その異常は生命にとって致命的な状態となり 様々な疾患

卒後臨床2017-埋込.indd

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3) 適切な薬物療法ができる 4) 支持的関係を確立し 個人精神療法を適切に用い 集団精神療法を学ぶ 5) 心理社会的療法 精神科リハビリテーションを行い 早期に地域に復帰させる方法を学ぶ 10. 気分障害 : 2) 病歴を聴取し 精神症状を把握し 病型の把握 診断 鑑別診断ができる 3) 人格特徴

NAIKA2

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佐賀県肺がん地域連携パス様式 1 ( 臨床情報台帳 1) 患者様情報 氏名 性別 男性 女性 生年月日 住所 M T S H 西暦 電話番号 年月日 ( ) - 氏名 ( キーパーソンに ) 続柄居住地電話番号備考 ( ) - 家族構成 ( ) - ( ) - ( ) - ( ) - 担当医情報 医

卒後臨床研修を始めるにあたって

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呼吸器内科 初期臨床研修 研修目標呼吸器疾患に対し適切な初期対応ができるよう, 基本的診療能力を身につけることを目標とする. すなわち,Common disease の診断を適切に行い, 治療方針の立案ができることや, 他科でも役立つ知識 技術 ( 胸部 X 線の読影, 動脈血ガスの採取 解析など

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研修プログラム モデル例

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Vol 夏号 最先端の腹腔鏡下手術を本格導入 東海中央病院では 平成25年1月から 胃癌 大腸癌に対する腹腔鏡下手術を本格導入しており 術後の合併症もなく 早期の退院が可能となっています 4月からは 内視鏡外科技術認定資格を有する 日比健志消化器外科部長が赴任し 通常の腹腔 鏡下手術に

平成 28 年 10 月 17 日 平成 28 年度の認定看護師教育基準カリキュラムから排尿自立指導料の所定の研修として認めら れることとなりました 平成 28 年度研修生から 排泄自立指導料 算定要件 施設基準を満たすことができます 下部尿路機能障害を有する患者に対して 病棟でのケアや多職種チーム

外来在宅化学療法の実際

心臓血管外科 取得可能専門医 認定医及び到達目標など 専門医 認定医 名称 取得年数最短通常 基本となるもの 外科専門医 5 年目 5 年 ~7 年 心臓血管外科専門医 7 年目 7 年 ~10 年 取得可能なもの 循環器専門医 6 年目 6 年 ~10 年 移植認定医 6 年目 6 年 ~10 年

平成18年度九州歯科大学附属病院 歯科医師臨床研修プログラム

小児外科学 (-Pediatric Surgery-) Ⅰ 教育の基本方針小児外科は 子供 (16 歳未満 ) の一般外科と消化器外科を扱う科です 消化器 一般外科学並びに小児外科学に対する基礎医学から臨床にわたる幅広い知識をあらゆる診断 治療技術を習得し 高い技術力と探究心及び倫理観を兼ね備えた小

2009年8月17日

「手術看護を知り術前・術後の看護につなげる」

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CCU で扱っている疾患としては 心筋梗塞を含む冠動脈疾患 重症心不全 致死性不整脈 大動脈疾患 肺血栓塞栓症 劇症型心筋炎など あらゆる循環器救急疾患に 24 時間対応できる体制を整えており 内訳としては ( 図 2) に示すように心筋梗塞を含む冠動脈疾患 急性大動脈解離を含む血管疾患 心不全など

1

1. プログラムの概要と特徴責任基幹施設である神戸大学医学部附属病院は 基幹研修病院群 関連研修病院群と連携し 専攻医が整備指針に定められた麻酔科カリキュラムの到達目標を達成できる教育を提供し 十分な知識と技術を備えた麻酔科専攻医を育成する 2. プログラムの運営方針 研修の4 年間のうち最低 1

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定員 25 人 プログラムの概要と特徴 プログラムの運営方針 責任基幹施設である東京大学医学部附属病院, 基幹研修施設であるさいたま赤十字病院, 東京都健康長寿医療センター, 国立成育医療研究センター, 国立がん研究センター中央病院, 関連研修施設のJR 東京総合病院,NTT 東日本関東病院, 東京

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認定看護師教育基準カリキュラム

種の評価基準により分類示の包括侵襲性指行為の看護師が行う医行為の範囲に関する基本的な考え方 ( たたき台 ) 指示のレベル : 指示の包括性 (1) 実施する医行為の内容 実施時期について多少の判断は伴うが 指示内容と医行為が1 対 1で対応するもの 指示内容 実施時期ともに個別具体的であるもの 例

1 集中治療について述べることができる. 2レスピレータの基本的な管理について述べることができる. 3DIC とMOF を理解し 適切な診断 治療を行うことができる.. (14) 救命 救急医療 1 蘇生術について述べることができる. 2ショックを理解できる. 3 重度外傷の病態を理解し 初療を実践

生活保護医療券 財務経理部医事室 受給者の確認 登録 1 住所 2 氏名 3 生年月日 4 公費番号 国立長寿医療研究センターで生活保護医療を受けた患者様 行政機関からの通知 ( 所在地 ) 愛知県大府市森岡町源吾 35 訂正及び利用停止について 他の法律又はこれに基づく命令の規定に

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「             」  説明および同意書

院内がん登録における発見経緯 来院経路 発見経緯がん発見のきっかけとなったもの 例 ) ; を受けた ; 職場の健康診断または人間ドックを受けた 他疾患で経過観察中 ; 別の病気で受診中に偶然 がん を発見した ; 解剖により がん が見つかった 来院経路 がん と診断された時に その受診をするきっ

医療機関用 FAX 患者さん用 待ち時間を短く患者さんが円滑に診療 検査を受けられるように 病院及び診療所の先生から 事前予約 をお受けしております 予約方法 1 紹介患者さん事前予約申込 FAX 用紙 に必要事項を記 入し 地域医療連携室まで FAX で送信してください 2 直ちに 予約をお取りし

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( 後期 1 年目 ) アップ 2. 外来薬物療法を理解し実施できる ( 化学療法 内分泌療法 30 例の達成 ) 3. 乳癌関連基礎研究 ( トランスレーショナルリサーチ ) についての理解 4. 乳腺疾患の診断手技の実施 ( 穿刺吸引細胞診 20 例 針生検 20 例の達成 ) 5. 画像診断の

脂質異常症を診断できる 高尿酸血症を診断できる C. 症状 病態の経験 1. 頻度の高い症状 a 全身倦怠感 b 体重減少 体重増加 c 尿量異常 2. 緊急を要する病態 a 低血糖 b 糖尿性ケトアシドーシス 高浸透圧高血糖症候群 c 甲状腺クリーゼ d 副腎クリーゼ 副腎不全 e 粘液水腫性昏睡

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岸和田徳洲会病院 当院では以下の研究に協力し情報を提供しております この研究は 国が定めた指針に基づき 対象となる患者さまのお一人ずつから直接同意を得るかわりに 研究の目的を含む研究の実施についての情報を公開しています 研究結果は学会等で発表されることがありますが その際も個人を特定する情報は公表し

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第三内科(糖尿病・内分泌内科、腎臓内科) 後期研修プログラム

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TOHOKU UNIVERSITY HOSPITAL 今回はすこし長文です このミニコラムを読んでいただいているみなさんにとって 救命救急センターは 文字どおり 命 を救うところ という印象が強いことと思います もちろん われわれ救急医と看護師は 患者さんの救命を第一に考え どんな絶望の状況でも 他

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SBOs- 3: がん診断期の患者の心身の特徴について述べることができる SBOs- 4: がん治療期 ; 化学療法を受けている患者の心身の特徴について述べることができる SBOs- 5: がん治療期 ; 放射線療法を受けている患者の心身の特徴について述べることができる SBOs- 6: がん治療期

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は減少しています 膠原病による肺病変のなかで 関節リウマチに合併する気道病変としての細気管支炎も DPB と類似した病像を呈するため 鑑別疾患として加えておく必要があります また稀ではありますが 造血幹細胞移植後などに併発する移植後閉塞性細気管支炎も重要な疾患として知っておくといいかと思います 慢性

01.PDF

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は関連する学会 専門医制度と連携しており, 今後さらに拡大していきます. 日本外科学会 ( 外科専門医 ) 日本消化器外科学会 ( 消化器外科専門医 ) 消化器外科領域については, 以下の学会が 消化器外科データベース関連学会協議会 を組織して,NCD と連携する : 日本消化器外科学会, 日本肝胆

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糖尿病診療における早期からの厳格な血糖コントロールの重要性

平成 29 年度九段坂病院病院指標 年齢階級別退院患者数 年代 10 代未満 10 代 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 代 80 代 90 代以上 総計 平成 29 年度 ,034 平成 28 年度 -

3. 本事業の詳細 3.1. 運営形態手術 治療に関する情報の登録は, 本事業に参加する施設の診療科でおこなわれます. 登録されたデータは一般社団法人 National Clinical Database ( 以下,NCD) 図 1 参照 がとりまとめます.NCD は下記の学会 専門医制度と連携して

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目次 1. 地域医療連携パスとは 肝疾患医療連携パスの運用方法について... 3 (1) 特長 (2) 目的 (3) 対象症例 (4) 紹介基準 (5) 肝疾患医療連携パスの種類 (6) 運用 3. 肝疾患医療連携パス... 7 (1) 肝疾患診断医療連携パス ( 医療者用 : 様式

賀茂精神医療センターにおける精神科臨床研修プログラム 1. 研修の理念当院の理念である 共に生きる 社会の実現を目指す に則り 本来あるべき精神医療とは何かを 共に考えて実践していくことを最大の目標とする 将来いずれの診療科に進むことになっても リエゾン精神医学が普及した今日においては 精神疾患 症

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診療科特集 呼吸器 化学療法内科 私たち呼吸器 化学療法内科では患者さんにとって 最良の医療を提供することを目標とし 日々診療に取り 組んでいます 呼吸器内科領域では 胸部異常陰影 慢性咳嗽 感 染症 抗酸菌症 COPD( 慢性閉塞性肺疾患 ) 気管支 喘息 間質性肺炎 アレルギー性肺疾患 睡眠時呼

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研修プログラム モデル例

330 先天性気管狭窄症 / 先天性声門下狭窄症 概要 1. 概要気道は上気道 ( 鼻咽頭腔から喉頭 ) と下気道 ( 気管 気管支 ) に大別される 指定難病の対象となるものは声門下腔や気管に先天的な狭窄や閉塞症状を来す疾患で その中でも先天性気管狭窄症や先天性声門下狭窄症が代表的な疾病である 多

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東邦大学医療センター大橋病院小児科専攻研修プログラム 大橋 選択専攻科目 外科 (2~7 ヶ月 ) 1 目的と特徴 GIO 各分野の専門医を育成する前段階として 専門性にとらわれることなく医師として全人的医療を視野においた基礎的外科修練により 外科的疾患に対応できる基本的な診療能力 治療能力を修得す

第 3 節心筋梗塞等の心血管疾患 , % % % %

2) 抄読会への参加 発表 4) 優良歯科医講習会に参加 1 本会 ( 月 1 回開催 ) に参加し 歯学日本歯科放射線学会教育委員会主催領域の知識や情報を獲得するとともエックス線優良歯科医講習会に参加に 論文作成法について学ぶ し 撮影原理 解剖 診断の基礎を学 2 発表経験を通して プロダクトの

月 6 日金 幼児期の子どもの健康障害と看護 2 川崎病幼児期の子どもの健康障害と看護 3 髄膜炎 月 13 日金 C401 学童期の子どもの健康障害と看護 2 糖尿病学童期の子どもの健康障害と看護 3 紫斑病看護過程 3 まとめネフローゼ症候群の子

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採択演題一覧

研究協力施設における検討例 病理解剖症例 80 代男性 東京逓信病院症例 1 検討の概要ルギローシスとして矛盾しない ( 図 1) 臨床診断 慢性壊死性肺アスペルギルス症 臨床経過概要 30 年前より糖尿病で当院通院 12 年前に狭心症で CABG 施行 2 年前にも肺炎で入院したが 1 年前に慢性

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Transcription:

呼吸器科 呼吸器外科呼吸器外科 アレルギーアレルギー科後期臨床研修期臨床研修プログラム I. 一般目標呼吸器科 呼吸器外科 アレルギー科合同の初期臨床研修で修得した臨床技能を基礎に 包括的 継続的 全人的医療の実践に必要な臨床能力 ( 知識 技能 態度 情報収集力 総合的判断力 ) を修得する 初期臨床研修において学んだ基礎的な事項に加え 入院患者および外来患者の診療を通じて 呼吸器科 アレルギー科専門医として必要な専門的知識および専門的診療技術を修得するとともに 呼吸器病学会 アレルギー学会 結核病学会 内科学会などの学会活勤を通じて臨床研究についての知識を深める II. 行動目標呼吸器疾患のプライマリーケアに必要な基礎的知識と手技を習得することを目的とする このため下記の項目を理解することあるいは適切に行えることを目標に研修を行う さらに後期研修ではさらにその発展的な手技を習得することを目的とする 1 基本的診断技術の習得 (1) 呼吸器疾患 アレルギー疾患に特徴的な症状を理解し 患者の訴えを適切に解釈する さらに嗜好歴 環境 職業歴など聴取する (2) 呼吸器疾患診断において重要な既往歴 家族歴を理解し患者または家族より聴取する 過去の既往歴に対しての治療歴 またその効果について総合的に判断する (3) 全身観察 ( バイクルサインと精神状態の把握 表在リンパ節の触診 浮腫など ) を行い 身体所見を的確に記載する さらに異常所見に対して次なる検査方法を 的確に順序正しく計画立てる (4) 胸部の診察 ( 視診 触診 聴診 打診 ) を行い 的確に所見を記載する さらに異常所見に対して次なる検査方法を 的確に順序正しく計画立てる (5) 胸部 X 線写真 胸部 CT の正常像を理解した上で異常を指摘する 異常像の成り立つ機序 原因となる疾患を理解する さらに異常所見に対して次なる検査方法を 的確に順序正しく計画立てる (6) 呼吸器疾患に関する核医学検査の適応を理解し結果を解釈する (7) 肺機能検査法を理解し結果を解釈する (8) 呼吸器疾患の診断に必要な検体 ( 動脈血 痰 胃液など ) の的確な採取法を理解し

た上で自ら検体を採取する (9) 動脈血ガス分析を自ら行いその結果を解釈する (10) 喀痰の細菌学的検査結果を理解し 治療方針を立てる (11) 喀疸細胞診の結果を理解する (12) 症例検討会で受け持ち症例を適切に提示する 今後の検査手段 診断治療計圃を適切に提示する さらに診断困難 治療難渋する症例では 文献的考察 (EBM など ) を踏まえて主治医としての方針を提示し上級医の判断を仰ぐ (13) 病理解剖に立会い病態 生前診断 治療に関する情報を病理医に的確に伝える さらに呼吸器科カンファレンスにて CPC を定期的に開き 生前診断の的確性 治療の効果につき検討し 稀有な症例には呼吸器科学会 アレルギー学会 内科学会に症例報告も行う 2 専門的診断 治療手技の習得 (1) 酸素吸入療法の適応 方法を理解し 適切に実施する (2) 気管内挿管 気管切開が行われている患者の呼吸管理を行う (3) 人工呼吸器による呼吸管理 (N PVを含む) を行う (4) 在宅酸素療法の導入を行う 在宅 N PVの導人を行う (5) 胸腔穿剌を施行し 検体を的確な検査に提出し 結果を解釈する 細胞数の測定 グラム染色の実施 細胞診の顕微鏡診断を病理の医師の下に行う 吸引細胞診 ( 頚部リンパ節等 ) 針生検( 胸膜等 ) を行い結果を理解する グラム染色の実施 細胞診の顕微鏡診断を病理の医師の下に行う (6) 気管 気管支の構造を理解し 指導者の直接指導の下で術者として気管支鏡検査を行い 気管 気管支を観察する 肺生検 気管支肺胞洗浄検査を行い 細胞数の測定 グラム染色の実施 細胞診の顕微鏡診断を病理の医師の下に行う (7) 気胸 胸水貯留疾患患者に対して胸腔ドレーンの挿入を行い 適切なドレーン管理を行う (8) 指導者の指導の下でミニトラック挿入を行う またその管理ができる (9) 呼吸器疾患で用いられる薬剤の作用機序と使用法を理解する 薬剤の副作用 他の薬剤との相互作用についても理解できる (10) 吸入療法の意義と方法を理解し適切に実施する (11) 呼吸器外科手術に助手として参加し呼吸器外科の標準術式を理解する (12) 呼吸器外科手術の周術期管理ができる 1 周術期の補正輸液と維持療法を行うことができる 2 輸血量を決定し 成分輸血を指示できる 3 出血傾向に対処できる

4 血栓症の治療について述べることができる 5 経腸栄養の投与と管理ができる 6 抗菌性抗生物質の適正な使用ができる 7 抗菌性抗生物質の副作用 合併症に対処できる 3 各種呼吸器疾患の理解 診断 治療法の習得 (1) 呼吸不全 ( 急性呼吸不全 慢性呼吸不全 ) 1 急性呼吸不全に対する 酸素吸入 人工呼吸管理を行う 2 I 型 H 型慢性呼吸不全例に対応した酸素吸入を行う 3 慢性呼吸不全の急性増悪例の呼吸管理を行う (2) 呼吸器感染症 1 成人市中肺炎に対するガイドラインを理解し患者の治療を行う 2 成人院内肺炎に対するガイドラインを理解し患者の治療を行う 3 肺結核症の診断と結核病棟を持たない病院での患者対応を習得する 4 呼吸器真菌症の診断法と治療法を習得する 5 特殊な感染症の診断法と治療法を理解する 6 感染対策について理解し実行する (3) 閉塞性 拘束性肺疾患 ( 肺気腫 気管支喘息 気管支拡張症 間質性肺炎 ) 1 慢性閉塞性肺疾患のガイドラインを理解し 肺気腫患者に対応が出来る 重症呼吸不全症例に適切な呼吸管理ができる 在宅酸素療法 NIPPV 管理ができる 2 気管支喘息の病態生理を理解し アレルゲン検索 ピークフロー測定の意義を理解する また気管支喘息ガイドラインを理解し患者の治療を行う 気管支喘息重責発作症例に人工呼吸管理が施行でき 人工呼吸管理下の合併症し際して的確に対応できるようにする 3 間質性肺炎 ( 肺線維症 ) は種々の疾患の集合体であることを理解し特発性 膠原病 薬剤性 サルイト ーシス 粟粒結核などの鑑別し治療を行う 重症呼吸不全症例に適切な呼吸管理ができる 在宅酸素療法 NIPPV 管理ができる (4) 肺癌 1 肺癌取り扱い規約を理解し自らステージングを行う 2 病期に応じた治療法の選択を理解する 3 化学療法 放射線療法 手術を行う患者管理を行う 4 肺癌手術に助手として参加する

5 末期患者に対して疼痛対策 緩和ケアーが十分できる (5) 転移性肺腫傷 1 転秒性肺腫瘍の手術術適応を理解する 2 転移性肺腫瘍の手術に助手として参加する 3 末期患者に対して疼痛対策 緩和ケアーが十分できる (6) 自然気胸 1 的確に診断し 治療方法の選択法を理解する 2 胸腔ドレーンを挿入し そのドレーン管理を的確に行う 3 胸腔鏡下手術に助手として参加する (7) 胸膜炎 1 胸膜炎の原因の的確な検索を行う 2 胸腔ドレナージ 胸腔内洗浄 胸膜癒着術 を行う 3 原因疾患の治療を行う 4 癌性胸膜炎の末期患者に対して疼痛対策 緩和ケアーが十分できる (8) 気道内出血 ( 血痰 喀血 ) 1 原因疾患診断に必要な検査を行う 2 診断に基づいた適切な治療 処置を行う 3 緊急内視鏡が上級医師の下でできる 適切な治療 処置を行う (9) 胸部外傷 1 損傷部位 程度 合併損傷の診断に必要な検査を的確に行う 2 治療を的確に行う (10) 縦隔腫傷 1 各種縦隔腫瘍の鑑別診断法を理解し的確な検査を行う 2 各種縦隔腫瘍の治療法 ( 手術 化学療法 放射線療法 集学的治療 ) の適応を理解する 3 各種縦隔腫瘍の治療を行う 4 縦隔腫傷の手術に助手として参加する (11) その他稀な呼吸器疾患 1 診断 治療法の検索を自ら行う (12) 心肺蘇生法 -ALS( 気管内挿管 直流除細動を含む ) 1 動脈穿刺 2 中心静脈カテーテルおよび Swan-Ganz カテーテルの挿人とそれによる循環管理 3 レスピレータによる呼吸管理 4 熱傷初期輸液療法 5 気管切開 輪状甲状軟骨切開

6 心嚢穿刺および開窓術 7 胸腔ドレナージ 8 ショックの診断と原因別治療 輸液 輸血 成分輸血 薬物療法を含む 9 DIC SIRS CARS MOF の診断と治療抗癌剤と放射線療法の合併症に対処することができる 4 呼吸器学アレルギー学の進歩に合わせた生涯学習を行う方略の基本を習得し実行できる (1) カンファレンス その他の学術集会に出席し 積極的に討論に参加することができる (2) 専門の学術出版物や研究発表に接し 批判的吟味をすることができる (3) 学術集会や学術出版物に症例報告や臨床研究の結果を発表することができる (4) 学術研究の目的で または奨励の直面している問題解決のため 資料の収集や文献検索を独力で行うことができる (5) 臨床研究 : 呼吸器病学会 日本アレルギー学会 日本内科学会 日本結核病学会 胸郎外科学会をはじめとする各種学会 関連鎖域研究会 院内の研究会 症例検討会での発表を通じて 臨床研究の手法について修得する

研修コース 科コース一覧 コース名 1 年目 2 年目 3 年目 4 年目 5 年目 呼吸器科 C3601 呼吸器科 C6001 呼吸器科 C6002 呼吸器科 P3601 内科系基礎 P2401 呼吸器科 P3601 呼吸器科 P3601 *1 *1 慶廳病院または関連施設で呼吸器内科研修 コース別指導医一覧コース名 指導医氏名 診療科経験年数 呼吸器科 C3601 小山田吉孝 15 年 呼吸器科 C6001 小山田吉孝 15 年 呼吸器科 C6002 小山田吉孝 15 年 呼吸器科 P0301 小山田吉孝 15 年 呼吸器科 P0601 小山田吉孝 15 年 呼吸器科 P1201 小山田吉孝 15 年 呼吸器科 P3601 小山田吉孝 15 年 呼吸器外科 C3601 加藤良一 25 年 呼吸器外科 C6001 加藤良一 25 年 呼吸器外科 P0301 加藤良一 25 年 呼吸器外科 P3601 加藤良一 25 年 呼吸器外科 P4201 加藤良一 25 年

呼吸器科 C3601 1 診療科 ( 専門領域 ) 呼吸器科 2 コースの概要初期臨床研修終了後呼吸器内科医を目指す者のためのコース 3 年間は呼吸器科で呼吸器内科的疾患診療の研修を行う 3 取得資格内科認定医を目指す 4 目標 ( 長期 短期 一般 ) 長期目標 呼吸器を専門とする内科医として診療を行う 一般目標 医療安全に配盧した質の高い呼吸器内科診療能力を身につけることを一般目標とする 5 取得手技気管支鏡 胸腔ドレーン挿入 管理 胸膜癒着術 ミニトラック挿入 6 研修期間 3 年 7 募集人数 2 名 8 診療科の実績と経験目標症例数 症例数と手術件数の調査年度平成 16 年度 主要疾患 入院数 ( 年間 ) 経験目標症例数 (3 年間 ) 肺癌 198 150 肺炎 113 90 自然気胸 54 30 慢性呼吸不全急性増悪 28 25 間質性肺炎 27 25 気管支喘息 62 60 慢性呼吸不全 13 15 胸膜炎 20 15 その他 101 75 合計 616 485

手術件数 ( 年間 ) 経験目標件数 (3 年間 ) 気管支鏡 350 200 9 診療科の指導体制診療科医師数常勤 :5 名非常勤 :3 名 ( 呼吸器科 呼吸器外科 アレルギー科として ) 診療科研修の指導に当たる医師数 3 名主として研修指導に当たる医師氏名 : 小山田吉孝診療科経験年数 :15 年 10 コンセプト当院では呼吸器科 アレルギー科 呼吸器外科が単一の診療単位として機能している 呼吸器の内科的疾患以外にも 呼吸器疾患全般の診療能力をも身につける 終了後は指導者のもとである程度自立して呼吸器内科の診療を行える能力を取得することを目的とする 11 関連領域の研修に関して施設内での研修可否不可施設外との交流研修可否不可研修領域の決定 12 共通領域研修について autopsy conference 月 1 回程度

呼吸器科 C6001 1 診療科 ( 専門領域 ) 呼吸器科 2 コースの概要初期臨床研修終了後呼吸器内科医を目指す者のためのコース 始めの2 年間は当院の内科基礎研修を行う 次の3 年間は呼吸器科で呼吸器内科的疾患診療の研修を行う 3 取得資格内科認定医 呼吸器専門医 気管支鏡専門医の取得を目指す 4 目標 ( 長期 短期 一般 ) 長期目標 教育病院での指導者を目指す 一般目標 医療安全に配盧した質の高い呼吸器内科診療能力を身につけることを一般目標とする 5 取得手技気管支鏡 胸腔ドレーン挿入 管理 胸膜癒着術 ミニトラック挿入 6 研修期間 5 年 7 募集人数 2 名 8 診療科の実績と経験目標症例数 症例数と手術件数の調査年度平成 16 年 主要疾患 入院数 ( 年間 ) 経験目標症例数 (3 年間 ) 肺癌 198 150 肺炎 113 90 自然気胸 54 30 慢性呼吸不全急性増悪 28 25 間質性肺炎 27 25 気管支喘息 62 60 慢性呼吸不全 13 15 胸膜炎 20 15 その他 10 75 合計 616 485

手術件数 ( 年間 ) 経験目標件数 (3 年間 ) 気管支鏡 350 200 9 診療科の指導体制診療科医師数常勤 :5 名非常勤 :3 名 ( 呼吸器科 呼吸器外科 アレルギー科として ) 診療科研修の指導に当たる医師数 3 名主として研修指導に当たる医師氏名 : 小山田吉孝診療科経験年数 :15 年 10 コンセプト当院では呼吸器科 アレルギー科 呼吸器外科が単一の診療単位として機能している 呼吸器の内科的疾患以外にも 呼吸器疾患全般の知識 診療能力をも身につける 11 関連領域の研修に関して施設内での研修可否可能施設外との交流研修可否不可研修領域の決定 12 共通領域研修について autopsy conference 月 1 回程度

呼吸器科 C6002 1 診療科 ( 専門領域 ) 呼吸器科 2 コースの概要初期臨床研修終了後呼吸器内科医を目指す者のためのコース 始めの3 年間は呼吸器科で呼吸器内科的疾患診療の研修を行う さらに次の2 年間は指導者の下で慶唐義塾大学病院または関連病院で呼吸器内科の研修を行う 3 取得資格内科認定医 呼吸器専門医 気管支鏡専門医の取得を目指す 4 目標 ( 長期 短期 一般 ) 長期目標 教育病院での指導者を目指す 一般目標 医療安全に配盧した質の高い呼吸器内科診療能力を身につけることを一般目標とする 5 取得手技気管支鏡 胸腔ドレーン挿入 管理 胸膜癒着術 ミニトラック挿入 6 研修期間 5 年 7 募集人数 2 名 8 診療科の実績と経験目標症例数 症例数と手術件数の調査年度平成 16 年度 主要疾患 入院数 ( 年間 ) 経験目標症例数 (3 年間 ) 肺癌 198 150 肺炎 113 90 自然気胸 54 30 慢性呼吸不全急性増悪 28 25 間質性肺炎 27 25 気管支喘息 62 60 慢性呼吸不全 13 15 胸膜炎 20 15 その他 101 75

合計 616 485 手術件数 ( 年間 ) 経験目標件数 (3 年間 ) 気管支鏡 350 200 9 診療科の指導体制診療科医師数常勤 :5 名非常勤 :3 名 ( 呼吸器科 呼吸器外科 アレルギー科として ) 診療科研修の指導に当たる医師数 3 名主として研修指導に当たる医師氏名 : 小山田吉孝診療科経験年数 :15 年 10 コンセプト当院では呼吸器科 アレルギー科 呼吸器外科が単一の診療単位として機能している 呼吸器の内科的疾患以外にも 呼吸器疾患全般の診療能力をも身につける 11 関連領域の研修に関して施設内での研修可否不可施設外との交流研修可否可能研修領域の決定 12 共通領域研修について autopsy conference 月 1 回程度

呼吸器科 P0301 1 診療科 ( 専門領域 ) 呼吸器科 2 コースの概要 3 取得資格 4 目標 ( 長期 短期 一般 ) 短期目標 呼吸器の解剖生理を理解し 呼吸器疾患臨床の基礎を身につけるとともに基本的手技を経験する 5 取得手技ミニトラック挿入胸腔ドレーン挿入 気管支鏡を経験する 6 研修期間 3ヶ月 7 募集人数 2 名 8 診療科の実績と経験目標症例数 症例数と手術件数の調査年度平成 16 年度 主要疾患 入院数 ( 年間 ) 経験目標症例数 (3ケ月) 肺癌 198 12 肺炎 113 7 自然気胸 54 2 慢性呼吸不全急性増悪 28 2 間質性肺炎 27 2 気管支喘息 62 5 慢性呼吸不全 13 1 胸膜炎 20 1 その他 101 6 合計 616 38 手術 件数 ( 年間 ) 経験目標件数 (3ケ月)

気管支鏡 350 10 9 診療科の指導体制診療科医師数常勤 :5 名非常勤 :3 名 ( 呼吸器科 呼吸器外科 アレルギー科として ) 診療科研修の指導に当たる医師数 3 名主として研修指導に当たる医師氏名 : 小山田吉孝診療科経験年数 :15 年 10 コンセプト将来内科系診療科を専門とするものに加えて 麻酔科 救急診療部など呼吸器の解剖 生理の知識を要する診療科を専門とするものを対象とし 必要最低限の知識 手技を習得することを目的とする 当院では呼吸器科 アレルギー科 呼吸器外科が単一の診療単位として機能している 呼吸器の内科的疾患以外にも 呼吸器疾患全般の症例を経験する 11 関連領域の研修に関して施設内での研修可否施設外との交流研修可否研修領域の決定 12 共通領域研修について autopsy conference 月 1 回程度

呼吸器科 P0601 1 診療科 ( 専門領域 ) 呼吸器科 2 コースの概要 3 取得資格 4 目標 ( 長期 短期 一般 ) 短期目標 呼吸器の解剖 生理を理解し 呼吸器疾患臨床の基礎を身につけるとともに基本的手技を経験する 5 取得手技ミニトラック挿入 胸腔ドレーン挿入 気管支鏡を経験する 6 研修期間 6ヶ月 7 募集人数 2 名 8 診療科の実績と経験目標症例数 症例数と手術件数の調査年度平成 16 年度 主要疾患 入院数 ( 年間 ) 経験目標症例数 (6ケ月) 肺癌 198 25 肺炎 113 15 自然気胸 54 5 慢性呼吸不全急性増悪 28 4 間質性肺炎 27 4 気管支喘息 62 10 慢性呼吸不全 13 2 胸膜炎 20 2 その他 101 12 合計 616 79 手術 件数 ( 年間 ) 経験目標件数 (6ケ月)

気管支鏡 350 24 9 診療科の指導体制診療科医師数常勤 :5 名非常勤 :3 名 ( 呼吸器科 呼吸器外科 アレルギー科として ) 診療科研修の指導に当たる医師数 3 名主として研修指導に当たる医師氏名 : 小山田吉孝診療科経験年数 :15 年 10 コンセプト将来内科系診療科を専門とするものに加えて 麻酔科 救急診療部など呼吸器の解剖 生理の知識を要する診療科を専門とするものを対象とし 必要最低限の知識 手技を習得することを目的とする 当院では呼吸器科 アレルギー科 呼吸器外科が単一の診療単位として機能している 呼吸器の内科的疾患以外にも 呼吸器疾患全般の症例を経験する 11 関連領域の研修に関して施設内での研修可否施設外との交流研修可否研修領域の決定 12 共通領域研修について autopsy conference 月 1 回程度

呼吸器科 P1201 1 診療科 ( 専門領域 ) 呼吸器科 2 コースの概要 3 取得資格 4 目標 ( 長期 短期 一般 ) 短期目標 呼吸器の解剖 生理を理解し 呼吸器疾患臨床の基礎を身につけるとともに基本的手技を習得する 5 取得手技ミニトラック挿入 胸腔ドレーン挿入 気管支鏡を習得する 6 研修期間 1 年 7 募集人数 2 名 8 診療科の実績と経験目標症例数 症例数と手術件数の調査年度平成 16 年度 主要疾患 入院数 ( 年間 ) 経験目標症例数 (1 年間 ) 肺癌 198 50 肺炎 113 30 自然気胸 54 10 慢性呼吸不全急性増悪 28 8 間質性肺炎 27 8 気管支喘息 62 20 慢性呼吸不全 13 5 胸膜炎 20 5 その他 101 25 合計 616 161 手術 件数 ( 年間 ) 経験目標件数 (1 年間 )

気管支鏡 350 45 9 診療科の指導体制診療科医師数常勤 :5 名非常勤 :3 名 ( 呼吸器科 呼吸器外科 アレルギー科として ) 診療科研修の指導に当たる医師数 3 名主として研修指導に当たる医師氏名 : 小山田吉孝診療科経験年数 :15 年 10 コンセプト将来内科一般を専門とするものを対象とし 一般的な呼吸器疾患の診療にあたることができる知識 手技を習得することを目的とする 当院では呼吸器科 アレルギー科 呼吸器外科が単一の診療単位として機能している 呼吸器の内科的疾患以外にも 呼吸器疾患全般の症例を経験する 11 関連領域の研修に関して施設内での研修可否施設外との交流研修可否研修領域の決定 12 共通領域研修について autopsy conference 月 1 回程度

呼吸器科 P3601 1 診療科 ( 専門領域 ) 呼吸器科 2 コースの概要 3 取得資格 4 目標 ( 長期 短期 一般 ) 短期目標 呼吸器を専門とする内科医として診療を行う 5 取得手技気管支鏡 胸腔ドレーン挿入 管理 胸膜癒着術 ミニトラック挿入 6 研修期間 3 年 7 募集人数 2 名 8 診療科の実績と経験目標症例数 症例数と手術件数の調査年度平成 16 年 主要疾患 入院数 ( 年間 ) 経験目標症例数 (3 年間 ) 肺癌 198 150 肺炎 113 90 自然気胸 54 30 慢性呼吸不全急性増悪 28 25 間質性肺炎 27 25 気管支喘息 62 60 慢性呼吸不全 13 15 胸膜炎 20 15 その他 101 75 合計 616 485 手術件数 ( 年間 ) 経験目標件数 (3 年間 ) 気管支鏡 350 200

9 診療科の指導体制診療科医師数常勤 :5 名非常勤 :3 名 ( 呼吸器科 呼吸器外科 アレルギー科として ) 診療科研修の指導に当たる医師数 3 名主として研修指導に当たる医師氏名 : 小山田吉孝診療科経験年数 :15 年 10 コンセプト当院では呼吸器科 アレルギー科 呼吸器外科が単一の診療単位として機能している 呼吸器の内科的疾患以外にも 呼吸器疾患全般の診療能力をも身につける 終了後は指導者のもとである程度自立して呼吸器内科の診療を行える能力を取得することを目的とする 11 関連領域の研修に関して施設内での研修可否施設外との交流研修可否研修領域の決定 12 共通領域研修について autopsy conference 月 1 回程度

呼吸器外科 C3601 1 診療科 ( 専門領域 ) 呼吸器外科 2 コースの概要初期臨床研修終了後呼吸器外科医を目指す者のためのコース 外科専門医の資格取得に要する研修はコース終了後別途行う 3 取得資格外科専門医資格取得後に呼吸器外科専門医の取得を目指す 気管支鏡専門医取得に必要な症例数を経験する 4 目標 ( 長期 短期 一般 ) 長期目標 呼吸器外科専門医取得後はさらに研讃を積み呼吸器外科学会指導医の資格を目指し 呼吸器外科医として診療の中核を担うとともに後進の指導に当たれる臨床医になる 一般目標 医療安全に配盧した質の高い呼吸器外科診療能力を身につけることを一般目標とする 5 取得手技基本的外科手術手技 基本的一般消化器外科手術手技 呼吸器外科手術手技 胸腔鏡下手術手技 気管支鏡 気道ステント挿入 6 研修期間 3 年 7 募集人数 1 名 8 診療科の実績と経験目標症例数 症例数と手術件数の調査年度平成 16 年度 主要疾患 入院数 ( 年間 ) 経験目標症例数 (3 年間 ) 肺癌 198 150 肺炎 113 90 自然気胸 54 30 慢性呼吸不全急性増悪 28 25 間質性肺炎 27 25 気管支喘息 62 60 慢性呼吸不全 13 15

胸膜炎 20 15 その他 101 75 合計 616 485 手術 件数 ( 年間 ) 経験目標件数 (3 年間 ) 肺癌 34 102( うち術者 40) 自然気胸 19 57( うち術者 15) 転移性肺腫瘍 10 30( うち術者 12) 縦隔腫瘍 9 27( うち術者 10) 胸壁腫瘍 3 9( うち術者 3) その他 3 9( うち術者 3) 合計 78 234( うち術者 83) 気管支鏡 350 200 9 診療科の指導体制診療科医師数常勤 :5 名非常勤 :3 名診療科研修の指導に当たる医師数 2 名主として研修指導に当たる医師氏名 : 加藤良一診療科経験年数 :25 年 10 コンセプト当院では呼吸器外科 呼吸器科 アレルギー科が単一の診療単位として機能している 呼吸器の外科的疾患以外にも 呼吸器疾患全般の診療能力をも身につける 11 関連領域の研修に関して施設内での研修可否不可施設外との交流研修可否不可研修領域の決定 12 共通領域研修について autopsy conference 月 1 回程度

呼吸器外科 C6001 1 診療科 ( 専門領域 ) 呼吸器外科 2 コースの概要初期臨床研修終了後呼吸器外科医を目指す者のためのコース 呼吸器外科の修練を行うとともに 幅広い外科診療を可能とするため一般消化器外科 (1 年 ) 心臓血管外科 (3 ヶ月 ) 小児外科 (3 ヶ月 ) の修練も行う 呼吸器外科 一般消化器外科 心臓血管外科の修練は当院で 小児外科の修練は国立成育医療センターで行う 3 取得資格呼吸器外科専門医の取得を目指す また呼吸器外科取得の前提条件となる外科専門医の取得を目指す 気管支鏡医専門医の取得を目指す 4 目標 ( 長期 短期 一般 ) [ 長期目標 ] 呼吸器外科専門医取得後はさらに研讃を積み呼吸器外科学会指導医の資格を目指す [ 一般目標 ] 医療安全に配盧した質の高い呼吸器外科診療能力を身につけることを一般目標とする 5 取得手技基本的外科手術手技 基本的一般消化器外科手術手技 呼吸器外科手術手技 胸腔鏡下手術手技 気管支鏡 気道ステント挿入 6 研修期間 5 年 7 募集人数 1 名 8 診療科の実績と経験目標症例数 症例数と手術件数の調査年度平成 16 年度 主要疾患 入院数 ( 年間 ) 経験目標症例数 (5 年間 ) 肺癌 198 230 肺炎 113 60 自然気胸 54 115 慢性呼吸不全急性増悪 28 17 間質性肺炎 27 6

気管支喘息 62 6 慢性呼吸不全 13 12 胸膜炎 20 17 その他 101 60 合計 616 523 手術 件数 ( 年間 ) 経験目標件数 (5 年間 ) 肺癌 34 120( うち術者 47) 自然気胸 19 65( うち術者 17) 転移性肺腫瘍 10 35( うち術者 14) 縦隔腫瘍 9 30( うち術者 12) 胸壁腫瘍 3 10( うち術者 3) その他 3 10( うち術者 3) 合計 78 270( うち術者 93) 気管支鏡 350 230 9 診療科の指導体制診療科医師数常勤 :5 名非常勤 :3 名診療科研修の指導に当たる医師数 2 名主として研修指導に当たる医師氏名 : 加藤良一診療科経験年数 :25 年 10 コンセプト当院では呼吸器外科 呼吸器科 アレルギー科が単一の診療単位として機能している 呼吸器の外科的疾患以外にも 呼吸器疾患全般の診療能力をも身につける 11 関連領域の研修に関して施設内での研修可否可能施設外との交流研修可否可能研修領域の決定 12 共通領域研修について autopsy conference 月 1 回程度

呼吸器外科 P0301 1 診療科 ( 専門領域 ) 呼吸器外科 2 コースの概要 3 取得資格 4 目標 ( 長期 短期 一般 ) [ 短期目標 ] 呼吸器の解剖 生理を理解し 呼吸器疾患臨床の基礎を身につけるとともに呼吸器外科手術の基本的手技を経験する 5 取得手技胸腔ドレナージ 開胸法 閉胸法 肺部分切除 気管支鏡 6 研修期間 3ヶ月 7 募集人数 2 名 8 診療科の実績と経験目標症例数 症例数と手術件数の調査年度平成 16 年度 主要疾患 入院数 ( 年間 ) 経験目標症例数 (3ケ月) 肺癌 198 15 肺炎 113 2 自然気胸 54 8 慢性呼吸不全急性増悪 28 1 間質性肺炎 27 1 気管支喘息 62 1 慢性呼吸不全 13 0 胸膜炎 20 1 その他 101 5 合計 616 34

手術 件数 ( 年間 ) 経験目標件数 (3ケ月) 肺癌 34 8 自然気胸 19 5 転移性肺腫瘍 10 3 縦隔腫瘍 9 2 胸壁腫瘍 3 1 その他 3 0 合計 78 19 9 診療科の指導体制診療科医師数常勤 :5 名非常勤 :3 名診療科研修の指導に当たる医師数 2 名主として研修指導に当たる医師氏名 : 加藤良一診療科経験年数 :25 年 10 コンセプト将来呼吸器外科以外の外科系診療科を専門とするものを対象とし 必要最低限の知識 手技を習得するとともに 外科専門医資格取得に要する症例を経験する 当院では呼吸器科 アレルギー科 呼吸器外科が単一の診療単位として機能している 呼吸器の外科的疾患以外にも 呼吸器疾患全般の症例を経験する 11 関連領域の研修に関して施設内での研修可否可能不可施設外との交流研修可否可能不可研修領域の決定 12 共通領域研修について autopsy conference 月 1 回程度

呼吸器外科 P3601 呼吸器科研修コース 呼吸器外科 C3601 に同じ 1 診療科 ( 専門領域 ) 呼吸器外科 2 コースの概要 3 取得資格 4 目標 ( 長期 短期 一般 ) 短期目標 外科専門医資格取得後に呼吸器外科専門医の取得を目指す 気管支鏡専門医取得に必要な気管支鏡検査症例を経験する 5 取得手技基本的外科手術手技 基本的一般消化器外科手術手技 呼吸器外科手術手技 胸腔鏡下手術手技 気管支鏡 気道ステント挿入 6 研修期間 3 年 7 募集人数 1 名 8 診療科の実績と経験目標症例数 症例数と手術件数の調査年度平成 16 年度 主要疾患 入院数 ( 年間 ) 経験目標症例数 (3 年間 ) 肺癌 198 200 肺炎 113 50 自然気胸 54 100 慢性呼吸不全急性増悪 28 15 間質性肺炎 27 5 気管支喘息 62 5 慢性呼吸不全 13 10 胸膜炎 20 15 その他 101 50 合計 616 450

手術 件数 ( 年間 ) 経験目標件数 (3 年間 ) 肺癌 34 102( うち術者 40) 自然気胸 19 57( うち術者 15) 転移性肺腫瘍 10 30( うち術者 12) 縦隔腫瘍 9 27( うち術者 10) 胸壁腫瘍 3 9( うち術者 3) その他 3 9( うち術者 3) 合計 78 234( うち術者 83) 気管支鏡 350 200 9 診療科の指導体制診療科医師数常勤 :5 名非常勤 :3 名診療科研修の指導に当たる医師数 2 名主として研修指導に当たる医師氏名 : 加藤良一診療科経験年数 :25 年 10 コンセプト当院では呼吸器外科 呼吸器科 アレルギー科が単一の診療単位として機能している 呼吸器の外科的疾患以外にも 呼吸器疾患全般の診療能力をも身につける 11 関連領域の研修に関して施設内での研修可否施設外との交流研修可否研修領域の決定 12 共通領域研修について autopsy conference 月 1 回程度

呼吸器外科 P4201 呼吸器科研修コース 呼吸器外科 C3601 に同じ 1 診療科 ( 専門領域 ) 呼吸器外科 2 コースの概要 3 取得資格 4 目標 ( 長期 短期 一般 ) 短期目標 外科専門医資格取得後に呼吸器外科専門医の取得を目指す 気管支鏡専門医取得に必要な気管支鏡検査症例を経験する 5 取得手技基本的外科手術手技 基本的一般消化器外科手術手技 呼吸器外科手術手技 胸腔鏡下手術手技 気管支鏡 気道ステント挿入 6 研修期間 3.5 年 7 募集人数 1 名 8 診療科の実績と経験目標症例数 症例数と手術件数の調査年度平成 16 年度 主要疾患 入院数 ( 年間 ) 経験目標症例数 (3.5 年間 ) 肺癌 198 230 肺炎 113 60 自然気胸 54 115 慢性呼吸不全急性増悪 28 17 間質性肺炎 27 6 気管支喘息 62 6 慢性呼吸不全 13 12 胸膜炎 20 17 その他 101 60 合計 616 523

手術 件数 ( 年間 ) 経験目標件数 (3.5 年間 ) 肺癌 34 120( うち術者 47) 自然気胸 19 65( うち術者 17) 転移性肺腫瘍 10 35( うち術者 14) 縦隔腫瘍 9 30( うち術者 12) 胸壁腫瘍 3 10( うち術者 3) その他 3 10( うち術者 3) 合計 78 270( うち術者 93) 気管支鏡 350 230 9 診療科の指導体制診療科医師数常勤 :5 名非常勤 :3 名診療科研修の指導に当たる医師数 2 名主として研修指導に当たる医師氏名 : 加藤良一診療科経験年数 :25 年 10 コンセプト当院では呼吸器外科 呼吸器科 アレルギー科が単一の診療単位として機能している 呼吸器の外科的疾患以外にも 呼吸器疾患全般の診療能力をも身につける 11 関連領域の研修に関して施設内での研修可否施設外との交流研修可否研修領域の決定 12 共通領域研修について autopsy conference 月 1 回程度