特定健康診査等実施計画 ( 第 3 期 ) 三菱製紙健康保険組合 平成 30 年 4 月

Similar documents
特定健康診査等実施計画 東京スター銀行健康保険組合 平成 25 年 4 月

特定健康診査等実施計画 豊田合成健康保険組合 平成 30 年 3 月

特定健康診査等実施計画

背景及び趣旨 我が国は国民皆保険のもと世界最長の平均寿命や高い保健医療水準を達成してきた しかし 急速な少子高齢化や国民の意識変化などにより大きな環境変化に直面しており 医療制度を持続可能なものにするために その構造改革が急務となっている このような状況に対応するため 高齢者の医療の確保に関する法律

Ⅰ 目標達成

特定健康診査等実施計画

背景及び趣旨我が国は国民皆保険のもと世界最長の平均寿命や高い保健医療水準を達成してきた しかし 急速な少子高齢化や国民の意識変化などにより大きな環境変化に直面しており 医療制度を持続可能なものにするために その構造改革が急務となっている このような状況に対応するため 高齢者の医療の確保に関する法律に

特定健康診査等実施計画 ( 第二期 ) 三重交通健康保険組合 平成 25 年 7 月

特定健康診査等実施計画 ( 第 2 期 ) ベルシステム 24 健康保険組合 平成 25 年 3 月 1 日

(7)健診データの受領方法

特定健康診査等実施計画 ( 第 3 期 ) ベルシステム 24 健康保険組合 平成 30 年 3 月 1 日 ( 最終更新日 : 平成 30 年 7 月 27 日 )

(この実施計画は「高齢者の医療の確保に関する法律」第19条の規定に基づき作成し、

平成 29 年 3 月改定 特定健康診査等実施計画 ( 第 2 期 ) 協和発酵キリン健康保険組合 平成 29 年 3 月

特定健康診査等実施計画

特定健康診査等実施計画 ( 第二期 : 平成 25 年度 ~ 平成 29 年度 ) リクルート健康保険組合 平成 25 年 4 月 1


背景及び趣旨 我が国は国民皆保険のもと世界最長の平均寿命や高い保健医療水準を達成してきた し かし 急速な少子高齢化や国民の意識変化などにより大きな環境変化に直面しており 医 療制度を持続可能なものにするために その構造改革が急務となっている このような状況に対応するため 高齢者の医療の確保に関する

特定健康診査等実施計画

日本赤十字社健康保険組合特定健康診査等実施計画 Ⅰ 計画策定にあたって 1 背景及び趣旨我が国は国民皆保険のもと世界最長の平均寿命や高い保健医療水準を達成してきた しかし 急速な少子高齢化や国民の意識変化などにより大きな環境変化に直面しており 医療制度を持続可能なものにするために その構造改革が急務

特定健康診査等実施計画 第二期 ( 平成 25 年度 ~ 平成 29 年度 ) 第一版 三菱鉛筆健康保険組合 平成 25 年 5 月

背景及び趣旨 我が国は国民皆保険のもと 世界最長の平均寿命や高い保険医療水準を達成してきた しかし 急速な少子高齢化や国民の意識変化などの大きな環境変化に直面しており 医療制 度を持続可能なものにするため その構造改革が急務となっている このような状況に対応するため 高齢者の医療の確保に関する法律に

第三期 特定健康診査等実施計画 ウシオ電機健康保険組合 平成 30 年 4 月

第三期特定健康診査等実施計画 ニチアス健康保険組合 最終更新日 : 平成 30 年 02 月 20 日

特定健康診査等実施計画書 ( 第 3 期 ) JXTG グループ健康保険組合 平成 20 年 4 月 1 日制定平成 22 年 4 月 1 日改訂平成 25 年 4 月 1 日改正平成 30 年 4 月 1 日改正 - 1 -

特定健康診査等実施計画 静岡県自動車販売健康保険組合 平成 19 年 12 月

Microsoft Word - 特定健康診査等実施計画2期(YNK).docx

背景及び趣旨 我が国は国民皆保険のもと 社会保障制度を構築してきた結果 世界最長の平均寿命や高い保健医療水準を達成してきた しかし 近代において 急速な少子高齢化や国民の大きな生活環境の変化は 飽食や便利さと引き換えに慢性的な運動不足に陥り いわゆる生活習慣病への大きな要因となっている さらには 医

Microsoft Word - 実施計画書H doc

特定健康診査等実施計画

特定健康診査等実施計画

第三期 特定健康診査等実施計画 伊藤忠連合健康保険組合 平成 30 年 3 月

1. 背景及び趣旨我が国は 急速な少子高齢化 経済の低成長への移行 疾病構造の変化など 大きな環境変化に直面している 今まで築いてきた国民皆保険制度を堅持し 医療制度を将来にわたり持続可能なものとしていくためには その構造改革が急務である 国民の実態を見ると 高齢化の急速な進展と生活習慣病の増加によ

参考様式例(総合健保組合)

第 2 達成目標 1. 特定健康診査の実施に係る目標国が示す指針においては 平成 24 年度における特定健康診査の実施率目標を 70.0% とされており 平成 20 年度から平成 24 年度まで 実施率目標を達成できるよう段階的に実施率を引き上げていくこととする 2. 特定保健指導の実施に係る目標国

大阪府医師国民健康保険組合 特定健康診査等実施第 2 期計画 ( 平成 25 年 7 月 1 日 ) 1. 計画策定の背景昭和 36 年の国民皆保険の成立により わが国の平均寿命は飛躍的に伸び 今や世界一の長寿国となった しかし 世界に冠たるこの国民皆保険制度は 平均寿命の伸びによる高齢化の急激な進

特定健康検査等実施計画【案】

Ⅰ 計画策定にあたって 1. はじめに私たちは 国民皆保険制度 フリーアクセス という日本の医療を支える象徴的な仕組みを享受し 世界最長レベルの平均寿命や高い保健医療水準を達成してきた しかし 日本経済が長期停滞する中 少子高齢化の進展や生活スタイルの変化 加えて医療技術の高度化や疾病構造の変化など

第三期特定健康診査等実施計画 横浜ゴム健康保険組合 最終更新日 : 平成 30 年 10 月 16 日

特定健康診査等 ( 平成 30 年度 平成 35 年度 ) 背景 現状 基本的な考え方 No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6 事業所数が多く その健康課題も多岐にわたるため対策実施に当たっては事業所の協力が欠かせない 被保険者の特定健診受診率は 95% 前後であり 事業主健診は

平成 28 年度健康診断について 基本健康診断 ( 一次検査 ) 健康保険組合は疾病予防事業として被保険者 被扶養者の皆様の健康診断を実施しています 健診種類 ( いずれかを選択 ) 生活習慣病健診 人間ドック 被保険者 対象者 対象年齢 ( 該当年度末日 (3 月 31 日 ) 基準 ) 年齢制限

2 第 1 期データヘルス計画 ( 平成 27 年度 ~ 平成 29 年度 ) の要点 ⑴ 加入者の状況被保険者は 男性が約 85% と多く 年齢構成は 40 歳代 50 歳代が多い 被扶養者は 子供を除くと女性が多い ⑵ データに基づく健康課題 1 生活習慣病及び生活習慣病関連疾患が医療費に占める

平成22年度インフルエンザ予防接種費用補助実施要綱

はじめに

特定健康診査等実施計画 平成 20 年 3 月 水俣市国民健康保険

< F2D8E ED28CA48F C8E862E6A7464>

標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会

宗像市国保医療課 御中

山梨県生活習慣病実態調査の状況 1 調査目的平成 20 年 4 月に施行される医療制度改革において生活習慣病対策が一つの大きな柱となっている このため 糖尿病等生活習慣病の有病者 予備群の減少を図るために健康増進計画を見直し メタボリックシンドロームの概念を導入した 糖尿病等生活習慣病の有病者や予備

平成20年度税制改正(地方税)要望事項

スライド 1

医療費適正化計画の概要について 国民の高齢期における適切な医療の確保を図る観点から 医療費適正化を総合的かつ計画的に推進するため 国 都道府県は 医療費適正化計画を定めている 根拠法 : 高齢者の医療の確保に関する法律作成主体 : 国 都道府県計画期間 :5 年 ( 第 1 期 : 平成 20~24

標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会

近畿税理士国民健康保険組合 第二期特定健康診査等実施計画 ( 案 )

Ⅰ. 背景及び趣旨わが国は国民皆保険のもと世界最長の平均寿命や高い保健医療水準を達成してきた しかし 急速な少子高齢化や国民の意識変化などにより大きな環境変化に直面しており 医療制度を持続可能なものにするために その構造改革が急務となっている この改革には 高齢化の進展とともに増加し死亡原因の6 割

協会けんぽ加入者における ICT を用いた特定保健指導による体重減少に及ぼす効果に関する研究広島支部保健グループ山田啓介保健グループ大和昌代企画総務グループ今井信孝 会津宏幸広島大学大学院医歯薬保健学研究院疫学 疾病制御学教授田中純子 概要 背景 目的 全国健康保険協会広島支部 ( 以下 広島支部

,995,972 6,992,875 1,158 4,383,372 4,380,511 2,612,600 2,612, ,433,188 3,330, ,880,573 2,779, , ,

平成23年度国保連合会

新宮市国民健康保険第 2 期特定健康診査等実施計画 ( 平成 25 年度 ~ 平成 29 年度 ) 平成 25 年 4 月 新宮市国民健康保険

各種健診等の連携についての考え方 一現行制度における各種健診等の連携. 基本健診において生活機能評価を同時実施 () 現在 老人保健法において 65 歳以上の対象者については 生活機能評価を基本健診において同時に実施するよう求めている 同時実施は 本人の利便性 受診率の向上 検査重複の回避に資する

PowerPoint プレゼンテーション

特定健康診査及び特定保健指導に係る自己負担額の医療費控除の取扱いの一部変更について(厚生労働省健康局長、保険局長:H )

平成13年度税制改正(租税特別措置)要望事項(新設・拡充・延長)

標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会

<4D F736F F D208CA792CA926D814093C192E88C928D4E90668DB88B7982D193C192E895DB8C928E7793B1>

1 基本健康診査基本健康診査は 青年期 壮年期から受診者自身が自分の健康に関心を持ち 健康づくりに取り組むきっかけとなることを目的に実施しています 心臓病や脳卒中等の生活習慣病を予防するために糖尿病 高血圧 高脂血症 高尿酸血症 内臓脂肪症候群などの基礎疾患の早期発見 生活習慣改善指導 受診指導を実


特定退職被保険者制度のご案内

ただ太っているだけではメタボリックシンドロームとは呼びません 脂肪細胞はアディポネクチンなどの善玉因子と TNF-αや IL-6 などという悪玉因子を分泌します 内臓肥満になる と 内臓の脂肪細胞から悪玉因子がたくさんでてきてしまい インスリン抵抗性につながり高血糖をもたらします さらに脂質異常症

保健事業実施計画書

2

第 3 期 特定健康診査等実施計画書 平成 30 年 4 月 長野県医師国民健康保険組合

死亡率 我が国における疾病構造 生活習慣病は死亡割合の約 6 割を占めている 我が国の疾病構造は感染症から生活習慣病へと変化 死因別死亡割合 ( 平成 24 年 ) 生活習


特定退職被保険者制度のご案内

対象疾患名及び ICD-10 コード等 対象疾患名 ( 診療行為 ) ICD-10 等 1 糖尿病 2 脳血管障害 3 虚血性心疾患 4 動脈閉塞 5 高血圧症 6 高尿酸血症 7 高脂血症 8 肝機能障害 9 高血圧性腎臓障害 10 人工透析 E11~E14 I61 I639 I64 I209 I

肥満者の多くが複数の危険因子を持っている 肥満のみ約 20% いずれか 1 疾患有病約 47% 肥満のみ 糖尿病 いずれか 2 疾患有病約 28% 3 疾患すべて有病約 5% 高脂血症 高血圧症 厚生労働省保健指導における学習教材集 (H14 糖尿病実態調査の再集計 ) より

Microsoft PowerPoint - 2.医療費プロファイル 平成25年度(長野県・・

健康日本21推進全国連絡協議会

Taro-3-H26厚生労働白書(社会

<4D F736F F F696E74202D C68DDF94ED8A518ED282C982C282A282C A5F8F4390B3292E E707074>

クラウド型健康支援サービス「はらすまダイエット」のラインアップに企業の健康保険組合などが行う特定保健指導を日立が代行する「はらすまダイエット/遠隔保健指導」を追加

( 兵庫県 ) 平成 31 年 4 月 ~ の保険料率 10.14% 介護保険料率 1.73% 健康保険の任意継続被保険者の方の前納保険料額 1 前納期間の最初の月の末日において 65 歳以上である任意継続被保険者及び前納期間の満了日において 40 歳未満である任意継続被保険者 標準報酬 円 円 円

( 滋賀県 ) 平成 31 年 4 月 ~ の保険料率 9.87% 介護保険料率 1.73% 健康保険の任意継続被保険者の方の前納保険料額 1 前納期間の最初の月の末日において 65 歳以上である任意継続被保険者及び前納期間の満了日において 40 歳未満である任意継続被保険者 標準報酬 円 円 円

( 徳島県 ) 平成 31 年 4 月 ~ の保険料率 10.30% 介護保険料率 1.73% 健康保険の任意継続被保険者の方の前納保険料額 1 前納期間の最初の月の末日において 65 歳以上である任意継続被保険者及び前納期間の満了日において 40 歳未満である任意継続被保険者 標準報酬 円 円 円

町村(国保保険者となる国 市町村が保険料を受領できない 現行 市町村を納付受託機関とする 1 国保被保険者証の更新 検認のための窓口来訪 保険料免除手続の勧奨民年金保険料4 滞納保険料分の領収書をの持参して 再度 窓口来訪滞納)短5 通常の被保険者証の交付 期 保険料免除手続の勧奨民証町 滞納保険料

日本赤十字社健康保険組合 ( 以下 当組合 という ) におきましては 被保険者やその家族 ( 以下 加入者 という ) からいただいた各種届出や申請書などに記載されている個人情報 医療機関等に受診された際に 医療機関等から当組合に請求される 診療報酬明細書 ( 以下 レセプト という ) に記載さ

Microsoft PowerPoint - 特定健診課題、要望.ppt

第 3 章特定健診 特定保健指導の実施 1 特定健診実施等実施計画についてこの計画は 国の定める特定健康診査等基本指針に基づく計画であり 制度創設の趣旨 国の健康づくり施策の方向性 第 1 期の評価を踏まえ策定するものです この計画は 5 年を一期とし 第 2 期は平成 25 年度から 29 年度と

第2期データヘルス計画について

PowerPoint プレゼンテーション

保健事業実施計画書

はじめに第1章基本方針第2章岐阜市の現状第3章第4章第二次ぎふ市民健康基本計画の評価今後の取り組み第5章効果的な推進体制第6章参考資料7 第 3 章岐阜市の現状 1 岐阜市の人口統計 (1) 人口の推移 本市の人口は 昭和 60 年以降 減少傾向にあったものの 平成 18 年柳津町との合併により 一

高額介護合算療養費制度について

【参考資料2】費用負担

< F2D816992CA926D342E A947A8BF48ED282A982E782CC965C>

1 保健事業実施計画策定の背景 北海道の後期高齢者医療は 被保険者数が増加し 医療費についても増大している 全国的にも少子高齢化の進展 社会保障費の増大が見込まれる このような現状から 一層 被保険者の健康増進に資する保健事業の実施が重要となっており 国においても 保健事業実施計画 ( データヘルス

01 鑑文

平成 27 年 10 月 6 日第 2 回健康増進 予防サービス プラットフォーム資料 協会けんぽ広島支部の取り組み ~ ヘルスケア通信簿について ~ 平成 27 年 10 月全国健康保険協会広島支部 協会けんぽ 支部長向井一誠

3 対象者への案内の方法 当該年度の特定保健指導対象者全員 ( 基準では非該当だが 医療保険者の判断で特定保健指導対象となる方 も含む ) に対して 参加案内を郵送して 結果説明会を実施するとともに 特定保健指導における初回時面接を行います また 初回時面接未参加者に対しても 再度 特定保健指導の参

PowerPoint プレゼンテーション

Transcription:

特定健康診査等実施計画 ( 第 3 期 ) 三菱製紙健康保険組合 平成 30 年 4 月

背景及び趣旨 我が国は国民皆保険のもと世界最長の平均寿命や高い保険医療水準を達成してきました しかし 急速な少子高齢化や国民の意識変化などにより大きな環境変化に直面しており 医療制度を持続可能なものにするために その構造改革が急務となっています このような状況に対応するため 高齢者の医療の確保に関する法律に基づいて 保険者は被保険者及び被扶養者に対し 糖尿病等の生活習慣病に関する健康診査 ( 特定健康診査 ) 及びその結果により健康の保持に努める必要がある者に対する保健指導 ( 特定保健指導 ) を実施することとされております 本計画は 特定健康診査及び特定保健指導の実施に関する基本的事項 特定健康診査と特定保健指導の実施並びにその成果に係わる目標に関する 基本的事項について定めるものです なお 高齢者の医療の確保に関する法律第 19 条により 第三期計画は 6 年を一期として 特定健康診査等実施計画を定めることといたします これにより平成 30(2018) 年度から平成 35(2023) 年度が第三期目となります - 1 -

1 三菱製紙健康保険組合の現況 当健康保険組合は 紙製造 写真印画紙製造及び販売等を主たる生業とする事業所が加入している健康保険組合です 平成 30 年 3 月現在の事業所数は11 被保険者数 2,179 名 被扶養者数 2,819 名で 全国に点在しております 2 特定健康診査と特定保健指導の基本的考え方について 特定健診の考え方 平成 17 年 4 月に日本内科学会等 8 学会が合同で 内臓脂肪症候群 ( いわゆるメタボリックシンドローム ) 疾患概念と判断基準を示しました これは内臓脂肪型に起因する糖尿病 高脂血症 高血圧は予防可能であり 発症した後でも血糖 血圧をコントロールすることにより 重病化を予防することが可能であるという考え方を基本とするものです 特定保健指導の考え方 生活習慣病予備軍の保健指導の第一目的は 生活習慣病に移行させないことです そのため 特定保健指導では対象者自身が健診結果を理解して自らの生活習慣を変えることが出来るように支援することを 基本的な考え方とします 以上の観点から 生活習慣病に罹るリスクがある場合の者を 動機付け支援 リスクがより高い者を 積極的支援 と階層化し そのレベルに応じて支援 ( 特定保健指導 ) を実施します 健診データ等について 被保険者の健診結果データについては 定期健康診断の結果のうち 特定健診項目のみを電子データにて受領し 当健康保険組合が管理いたします - 2 -

3 三菱製紙健康保険組合の実施方針について 特定健康診査の実施方針について 1) 対象者 2) 実施内容 3) 実施者 平成 30 年以降において 40 歳以上 74 歳未満である 被保険者と被扶養者 ( 配偶者のみ ) とします 厚生労働省健康局発出 標準的な健診 保健指導プログラム 平成 30 年 度版 の第 2 編第 2 章に記載されている健診項目に従うこととします 被保険者 各事業所で契約している健診受託機関に 定期健康診断 ( 以下 定期健診 ) と合わせて特定健康診査も委託し実施します 被扶養配偶者 任意継続被保険者 三菱製紙健康保険組合が委託する ( 株 )LSI メディエンスが取りまとめる 4) 実施場所 健診機関において 被扶養配偶者の方の特定健康診査を実施します 被保険者 各事業所で契約している健診受託機関に 従来の定期健診と合わせて 実施します 被扶養配偶者 任意継続被保険者 三菱製紙健康保険組合が委託する ( 株 )LSI メディエンスが取りまとめる 約 1700 の健診機関にて実施いたします 特定保健指導の実施方針について 1) 対象者 健診により特定保健指導対象者を階層化した結果 積極的支援 動機付け支援 に該当するされた者のうち 当健康保険組合の判断で保健指導実施が必要と した者を対象者とします 2) 実施内容 プログラム第 3 編第 3 章の内容に基づき実施いたします - 3-

3) 実施者 被保険者 被保険者は下記の通り特定保健指導を実施いたします ( 健診機関にて実施 ) 各事業所で契約している健診受託機関に 定期健診と合わせて特定保健指導も も委託し 実施いたします また 三菱製紙健康保険組合が保健指導を受託できる機関と個別に特定保健 指導委託契約を交わした機関での実施も可能といたします 被扶養配偶者 任意継続被保険者 被扶養配偶者及び任意継続被保険者は三菱製紙健康保険組合が保健指導を 受託できる機関と個別に特定保健指導委託契約を交わして実施いたします 4) 特定保健指導に関する費用 当健康保険組合が負担いたします なお 面談場所までの交通費等については個人負担とさせていただきます - 4 -

4 特定健康診査と特定保健指導の実施に係わる目標について 特定健診の対象者は 40~74 歳の被保険者 被扶養配偶者 任意継続被保険者とします 1) 特定健診対象者人数 平成 30 年 3 月末現在 40-74 歳 ( 人 ) 全体 ( 人 ) 対象者割合 (%) 男 女 計 男 女 計 男 女 計 被保険者 1,523 177 1,700 1,910 269 2,179 79.7 65.8 78.0 被扶養者 0 814 814 954 1,865 2,819 0 43.6 28.9 合計 1,523 991 2,514 2,864 2,134 4,998 53.2 46.4 50.3 特定健診対象者人数の推移 ( 推定 ) 被保険者 1,694 1,720 1,760 1,800 1,840 1,880 被扶養者 822 840 850 860 870 880 合計 2,516 2,560 2,610 2,660 2,710 2,760 ( 人 ) 2) 特定健診目標実施率 特定健康診査実施率については被保険者及び被扶養者合わせて 平成 35 年度には 90% を目指します ( 国の基本指針が示す参酌標準に則して設定いたしました ) 平成 35 年度における国の示す基準である 90% をクリアするため目標実施率を以下に定めます 受診者数 国の参酌被保険者 1,650 1,670 1,680 1,750 1,800 1,850 標準被扶養者 300 400 450 500 550 650 合計 1,950 2,070 2,130 2,250 2,350 2,500 - 実施率 (%) 77.5 80.9 81.6 84.6 86.7 90.6 90.0 3) 特定保健指導目標実施率 平成 35 年度における特定保健指導の実施率を 55% といたします ( 国の基本指針が示す参酌標準に則して設定いたしました ) 40 歳以上対象者 1,950 2,070 2,130 2,250 2,350 2,500 保健指導対象者 420 420 420 420 420 420 国の参酌標準 実施率 (%) 2.1 10.6 21.3 37.2 47.9 56.4 55.0 実施者数 10 50 100 175 225 265-4) 特定健康診査等の実施の成果に係る目標平成 35 年度において 平成 29 年度と比較した内臓脂肪症候群 ( メタボリックシンドローム ) の該当者及び予備群の減少率を10% 以上といたします ( 国の基本指針が示す参酌標準に則して設定いたしました ) - 5 -

特定保健指導実施率と保健指導対象者数 実施者数の推移 被保険者 40 歳以上対象者 1,650 1,670 1,680 1,750 1,800 1,850 保健指導対象者 420 420 420 420 420 420 動機付け支援対象者 150 150 150 150 150 150 実施率 (%) 0 0 0 33.3 46.7 60.0 実施者数 0 0 0 50 70 90 積極的支援対象者 270 270 270 270 270 270 実施率 (%) 3.7 18.5 37.0 46.3 55.6 63.0 実施者数 10 50 100 125 150 170 保健指導対象者計 420 420 420 420 420 420 実施率 (%) 2.4 11.9 23.8 41.7 52.4 61.9 実施者数 10 50 100 175 220 260 被扶養者 40 歳以上対象者 300 400 450 500 550 650 保健指導対象者 50 50 50 50 50 50 動機付け支援対象者 36 36 36 36 36 36 実施率 (%) 0 0 0 0 0 0 実施者数 0 0 0 0 0 0 積極的支援対象者 14 14 14 14 14 14 実施率 (%) 0 0 0 0 35.7 35.7 実施者数 0 0 0 0 5 5 保健指導対象者計 50 50 50 50 50 50 実施率 (%) 0 0 0 0 10.0 10.0 実施者数 0 0 0 0 5 5 被保険者 + 被扶養者 40 歳以上対象者 1,950 2,070 2,130 2,250 2,350 2,500 保健指導対象者 470 470 470 470 470 470 動機付け支援対象者 186 186 186 186 186 186 実施率 (%) 0 0 0 26.9 37.6 48.4 実施者数 0 0 0 50 70 90 積極的支援対象者 284 284 284 284 284 284 実施率 (%) 3.5 17.6 35.2 44.0 54.6 61.6 実施者数 10 50 100 125 155 175 保健指導対象者計 470 470 470 470 470 470 実施率 (%) 2.1 10.6 21.3 37.2 47.9 56.4 実施者数 10 50 100 175 225 265-6 -

5 特定健康診査等の実施方法 1) 特定健康診査被保険者については 定期健診を実施している健診機関にて 定期健診とあわせて特定健診を実施しています 被扶養配偶者及び任意継続被保険者については ( 株 )LSIメディエンス に委託いたします 2) 特定保健指導被保険者については各事業所で契約している健診受託機関に 特定保健指導も委託し実施いたします また 三菱製紙健康保険組合が保健指導を受託できる機関と個別に特定保健指導委託契約を交わした機関での実施も可能といたします 被扶養配偶者及び任意継続被保険者は三菱製紙健康保険組合が保健指導を受託できる機関と個別に特定保健指導委託契約を交わして実施いたします 3) 実施項目実施項目は 標準的な健診 保健指導プログラム第 3 編第 3 章に記載されている項目とします 4) 実施時期実施時期は特定健康診査 特定保健指導ともに通年といたします 5) 委託の有無特定健康診査被保険者については 各事業所にて 健診実施が可能であることから 委託は行いません 被扶養配偶者及び任意継続被保険者は ( 株 )LSIメディエンス に委託いたします 特定保健指導定期健診を実施する健診機関にて特定保健指導を実施する被保険者の一部については 定期健診を実施している健診機関に委託いたします 被保険者の一部と被扶養配偶者及び任意継続被保険者は 三菱製紙健康保険組合が保健指導を受託できる機関と個別に特定保健指導委託契約いたします - 7 -

6) 契約書 特定健康診査と特定保健指導共に個別契約といたします 7) 周知 案内方法周知は ホームページで行います 対象者へ案内書等を配布します 8) 健診データの受領方法健診結果データは 契約健診機関から電子データを随時 ( 又は月単位で ) 受領して当健康保険組合にて保管いたします 特定保健指導結果については 契約健診機関にて実施分を 同様に電子データにて受領するものとします なお 保管年数は当健康保険組合が実施した分も含めて 5 年間とします 9) 特定保健指導対象者の選出方法特定保健指導の対象者については 効果や緊急性を優先して選出します 10) 個人情報の保護について当健康保険組合は 三菱製紙健康保険組合規程で決められている個人情報保護管理規程を遵守いたします 当健康保険組合及び外部委託先機関は 業務によって知り得て所有する情報の外部への漏洩 紛失 改ざん 誤記録等を防止し 個人情報保護の徹底を図ります 当健康保険組合のデータ管理者は 常務理事とします また データの利用は当健康保険組合職員に限定いたします 外部委託する場合は データ利用の範囲 利用者等を契約書に明記いたします 11) 特定健康診査等実施計画の公表 周知について 本計画の周知は ホームページで行います 12) 特定健康診査等実施計画の評価 見直しについて 平成 33 年に評価し 目標と大きく乖離したなど必要ある場合には見直しいたします 13) その他 当健康保険組合に係わる職員の教育については その研修に随時参加させます - 8 -