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1 運転免許証の自主返納制度について (1) 運転免許証の自主返納制度の認知度 問 1 あなたは 運転免許証の自主返納制度について知っていますか それとも知りませんか この中から 1 つだけお答えください 知っている( 小計 ) 93.2% 制度の内容も含めて知っている 73.0% 内容はよく知らな

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1 マイナンバーの提示について (1) マイナンバーの提示状況問 1 あなたは マイナンバーをどのような手続で届け出たり 記載したことがありますか この中からいくつでもあげてください ( 複数回答 ) ( 上位 2 項目 ) 職場やアルバイト先で給料や社会保険の手続をしたとき 29.1% 年末調整や

1 水害に対する認識 (1) 水害に対する認識 問 1 あなたの家は, 今後 10 年以内に台風や集中豪雨により, 洪水, 高潮, 土砂崩れなどによる水害の被害を受ける可能性があると思いますか この中から 1 つだけお答えください 平成 28 年 1 月 被害を受ける可能性があると思う( 小計 )

1 ジカウイルス感染症の認知度 問 1 あなたは, ジカウイルス感染症, いわゆるジカ熱を知っていますか この中から 1 つだけお答えください どのような病気か詳しく知っている 9.1% どのような病気かある程度知っている 44.9% 名前だけ知っているが, どのような病気かは知らない 37.7%

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1 北方領土の認知度について (1) 北方領土の認知度 問 1 あなたは 北方領土をロシアが法的根拠なく占拠し続けている現状についてどの程度知っていますか この中から 1 つだけお答えください ( 資料 ) 現状について よく知っている 12.9% 現状について ある程度知っている 52.6% 北方

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1 自然に対する関心 (1) 自然に対する関心 平成 24 年 6 月 平成 26 年 7 月 関心がある( 小計 ) 90.4% 89.1% 非常に関心がある 29.5% 21.9%( 減 ) ある程度関心がある 60.9% 67.2%( 増 ) 関心がない( 小計 ) 8.8% 10.5% あま

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第 2 日 放射性廃棄物処分と環境 A21 A22 A23 A24 A25 A26 放射性廃棄物処分と環境 A27 A28 A29 A30 バックエンド部会 第 38 回全体会議 休 憩 放射性廃棄物処分と環境 A31 A32 A33 A34 放射性廃棄物処分と環境 A35 A36 A37 A38

A23 A24 A25 A26 A27 A28 A38 A39 燃料再処理 A40 A41 A42 A43 第 3 日 休 憩 総合講演 報告 3 日本型性能保証システム 燃料再処理 A29 A30 A31 A32 A33 A34 A35 燃料再処理 A36 A37 燃料再処理 A44 A45 A4

内の他の国を見てみよう 他の国の発電の特徴は何だろうか ロシアでは火力発電が カナダでは水力発電が フランスでは原子力発電が多い それぞれの国の特徴を簡単に説明 いったいどうして日本では火力発電がさかんなのだろうか 水力発電の特徴は何だろうか 水力発電所はどこに位置しているだろうか ダムを作り 水を

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1. 世帯のインターネットの利用状況 - 利用世帯 6 割超 - 自宅のパソコンや携帯電話などから インターネットやメールなどを利用できる環境かどうかを聞い たところ ( 世帯で ) 利用している が 62.6% と 10 年前の 25.2% から 2 倍以上に増えている ( 図 1 世帯のインター

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平成 21 年度資源エネルギー関連概算要求について 21 年度概算要求の考え方 1. 資源 エネルギー政策の重要性の加速度的高まり 2. 歳出 歳入一体改革の推進 予算の効率化と重点化の徹底 エネルギー安全保障の強化 資源の安定供給確保 低炭素社会の実現 Cool Earth -1-


3 調査項目一覧 分類問調査項目 属性 1 男女平等意識 F 基本属性 ( 性別 年齢 雇用形態 未既婚 配偶者の雇用形態 家族構成 居住地 ) 12 年調査 比較分析 17 年調査 22 年調査 (1) 男女の平等感 (2) 男女平等になるために重要なこと (3) 男女の役割分担意

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また, 皇室への関心を男女年層別でみると, 男性よりも女性, そして年齢が高くなるほど皇室に対して関心を持っていることが浮き彫りとなっている それでは, 国民は皇室にどのような感情を持っているのだろうか 調査では, 皇室に親しみを感じるかについて尋ねている とても親しみを感じている が 16%, あ

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Q9. 通信販売を利用したことはありますか? Q13. その勧誘された商品は何ですか (2 つまで回答可 ) 92 人 26% よく利用する時々利用する 8 人 9% 学習教材 36 人 39% 25 人 27% 健康器具 12 人 4% 211 人 60% 1 回だけ利用利用し 11 人 12%

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182 No. 61 RDF m 13 RDF RDF 中国の石油精製工場で爆発 m 中国の染料用化学製品工場で爆発 t km

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普段のごみ出しについて (2) ごみと資源の分別について 1 分別の取り組み状況 Q2 ごみと資源 ( 缶 びん ペットボトル プラスチック製容器包装 小型金属 ) を分別していますか 美原区は古紙類 ( 新聞 雑誌 ダンボール 紙パック ) を含む 分別の取り組み状況 分別していないほとんど 0.

( ウ ) 年齢別 年齢が高くなるほど 十分に反映されている まあまあ反映されている の割合が高くなる傾向があり 2 0 歳代 では 十分に反映されている まあまあ反映されている の合計が17.3% ですが 70 歳以上 では40.6% となっています

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とを目指す必要がある このためには以下の10 領域における政策課題に取組む必要がある また 分類 Ⅳに分類される意見に基づく場合であっても 原子力施設の廃止措置やこれまで原子力発電の利用に伴い発生した放射性廃棄物の処分の取組に関するこれらの領域における政策課題に取組まなければならない (1) 福島第

(2) あなたは選挙権年齢が 18 歳以上 に引き下げられたことに 賛成ですか 反対ですか 年齢ごとにバラツキはあるものの概ね 4 割超の人は好意的に受け止めている ここでも 18 歳の選択率が最も高く 5 割を超えている (52.4%) ただ 全体の 1/3 は わからない と答えている 選択肢や

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原子力に関する特別世論調査 の概要 平成 21 年 11 月 26 日 内閣府政府広報室 調査概要 調査対象 全国 20 歳以上の者 3,000 人 有効回収数 ( 率 ) 1,850 人 (61.7%) 調査期間 平成 21 年 10 月 15 日 ~10 月 25 日 調査方法 調査員による個別面接聴取 調査目的 原子力に関する国民の意識を調査し, 今後の施策の参考とする 調査項目 1 原子力発電に関する認知度 2 原子力発電の推進に関する姿勢 3 原子力発電についての感じ方 4 原子力発電を安心だと思う理由 5 原子力発電を不安だと思う理由 6 高レベル放射性廃棄物処分に対する責任 7 高レベル放射性廃棄物処分場設置の是非 関係省庁内閣府政策統括官 ( 科学技術政策 イノヘ ーション担当 ) 調査実績エネルギーに関する世論調査 ( 平成 17 年 12 月, 平成 11 年 2 月 ) 原子力に関する世論調査 ( 平成 2 年 9 月, 昭和 62 年 8 月 ) < お願い > 本資料の内容を引用された場合, その掲載部分の写しを 下記宛にご送付ください 内閣府大臣官房政府広報室 世論調査担当 100-8914 東京都千代田区永田町 1-6-1 電話 03(3581)0070 FAX 03(3580)1186

1 原子力発電に関する認知度 ( 複数回答 上位 4 項目 ) 平成 17 年 12 月 平成 21 年 10 月 原子力発電に伴い 高レベル放射性廃棄物 と呼ばれる 53.7% 廃棄物が発生する 原子力発電は 発電の過程で二酸化炭素が排出されず 35.6% 50.0% 地球温暖化防止に貢献する 日本の電力の約 3 割は原子力発電によって賄われている 46.8% 46.3% 使用済みの核燃料から再び燃料として使用できるウラン等を 34.8% 40.8% 回収 ( 再処理 ) することができれば ウラン資源の有効利用 を図ることができる ( 複数回答 ) 0 10 20 30 40 50 60 70 (%) 原子力発電に伴い 高レベル放射性廃棄物 と呼ばれる廃棄物が発生する 53.7 原子力発電は, 発電の過程で二酸化炭素が排出されず地球温暖化防止に貢献する 35.6 50.0 日本の電力の約 3 割は原子力発電によって賄われている ( 注 1) 46.3 46.8 使用済みの核燃料から再び燃料として使用できるウラン等を回収 ( 再処理 ) することができれば, ウラン資源の有効利用を図ることができる ( 注 2) 34.8 40.8 燃料のウランは石油に比べ, 政情の安定した国々を含む世界の広い地域に分布しているなど, 供給が安定している ( 注 3) 26.1 30.7 原子力発電所は, 堅固な地盤 ( 岩盤 ) 上に建設するなど, 現時点で考えられる耐震面での対応がなされている ( 注 4) 16.6 22.5 フランスなど, 自国の電力の過半を原子力発電で担う国がある ( 注 5) 14.7 18.8 今回調査 平成 17 年 12 月調査 (N=1,850 人,M.T.=275.5%) (N=1,712 人,M.T.=208.4%) どれも知らない ( 注 6) 17.4 29.1 ( 注 1) 平成 17 年 12 月調査では, 日本の電力の3 分の1は原子力発電によって賄われている となっている ( 注 2) 平成 17 年 12 月調査では, 使用済みの核燃料から再び燃料として使用できるウラン等を回収( 再処理 ) することによって, ウラン資源の有効利用を図ることができる となっている ( 注 3) 平成 17 年 12 月調査では, 燃料のウランは石油などに比べて供給が安定している となっている ( 注 4) 平成 17 年 12 月調査では, 原子力発電所は頑強な岩盤上に建設するなど, 地震に対して十分配慮されている となっている ( 注 5) 平成 17 年 12 月調査では, フランスなどのように, 自国の電力の過半を原子力発電が担う国もある となっている ( 注 6) 平成 17 年 12 月調査とは選択肢が異なるため, 直接比較はできない : 調査をしていない項目 - 1 -

2 原子力発電の推進に関する姿勢 平成 17 年 12 月 平成 21 年 10 月 推進していく( 小計 ) 55.1% 59.6% 積極的に推進していく 8.0% 9.7% 慎重に推進していく 47.1% 49.8% 現状を維持する 20.2% 18.8% 廃止していく( 小計 ) 17.0% 16.2% 将来的には廃止していく 14.7% 14.6% 早急に廃止していく 2.3% 1.6% 7.7% 5.4% 推進していく ( 小計 )59.6 廃止していく ( 小計 )16.2 積極的に推進していく 慎重に推進していく 現状を維持する 将来的には早急に廃止していく廃止していく ( 該当者数 ) 今回調査 ( 1,850 人 ) 9.7 49.8 18.8 5.4 14.6 1.6 ( 平成 17 年 12 月調査 ) ( 1,712 人 ) 8.0 47.1 20.2 7.7 14.7 2.3 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100(%) 参考 1 原子力発電の推進 状極重来急か当設的を止的にににに増維は廃ら増者す設設持す廃止小小止なすすすすす計)計)該る(る(増 現 廃 わ 積 慎 将 早 数 る る る る る い 人 % % % % % % % % 平成 11 年 2 月調査 2,125 42.7 4.2 38.5 27.2 21.5 19.3 2.1 8.7 参考 2 原子力発電の推進 増よこ止減わやが積よ慎いれめらが現た現よ極い重よ在ほ在し以たしい的にいようほて動当て上かに増りがいい増うい増や減よてやがくくやしらいいらしてさよほほしる者ていない(ううてもいくいがいのな小がくほほ小よ計)よくほうう計)該いほ止い(数 う が が う め い 人 % % % % % % % % 平成 2 年 9 月調査 3,751 48.5 4.8 43.7 30.2 11.5 8.9 2.6 9.8 昭和 62 年 8 月調査 2,370 56.8 6.7 50.1 23.2 6.3 4.5 1.8 13.7 ( 注 ) 平成 2 年 9 月調査では, 我が国では, 現在総発電電力量の約 26%( 昭和 62 年 8 月調査では 27%) が原子力により賄われており, それは我が国で使用する全エネルギーの約 9%( 昭和 62 年 8 月調査では 10%) に相当します 今後, 我が国では原子力発電をどうしたらよいと思いますか と聞いている - 2 -

3 原子力発電についての感じ方 平成 17 年 12 月 平成 21 年 10 月 安心である( 小計 ) 24.8% 41.8% 安心である 4.4% 6.1% どちらかといえば安心である 20.4% 35.7% 不安である( 小計 ) 65.9% 53.9% どちらかといえば不安である 48.1% 43.4% 不安である 17.8% 10.5% どちらともいえない 5.1% 4.1% 4.3% ( 該当者数 ) 安心である 安心である ( 小計 )41.8 どちらかといえば安心である ( 注 1) どちらともいえない ( 注 3) 不安である ( 小計 )53.9 どちらかといえば不安である ( 注 2) 不安である 今回調査 ( 1,850 人 ) 6.1 35.7 43.4 10.5 4.3 ( 平成 17 年 12 月調査 ) ( 1,712 人 ) 4.4 20.4 5.1 48.1 17.8 4.1 ( 平成 11 年 2 月調査 ) ( 2,125 人 ) 21.4 6.4 52.8 15.5 4.0-0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100(%) ( 注 1) 平成 17 年 12 月調査では, 何となく安心である となっている ( 注 2) 平成 17 年 12 月調査では, 何となく不安である となっている ( 注 3) 平成 17 年 12 月調査には, どちらともいえない という選択肢がある : 調査をしていない項目 - 3 -

4 原子力発電を安心だと思う理由 ( 複数回答 上位 4 項目 ) 平成 17 年 12 月 平成 21 年 10 月 我が国の原子力発電は十分な運転実績を有するから 30.4% 39.5% 我が国の原子力発電は安全だから 29.6% 36.2% 国を信頼しているから 37.2% 33.1% 電気事業者を信頼しているから 24.5% 25.4% ( 安心である, どちらかといえば安心である と答えた者に, 複数回答 ) 0 10 20 30 40 50 (%) 我が国の原子力発電所は十分な運転実績を有するから 30.4 39.5 我が国の原子力発電所は安全だから 29.6 36.2 国を信頼しているから 33.1 37.2 電気事業者を信頼しているから 25.4 24.5 原子力に関する情報公開が十分なされているから 15.1 18.5 その他 1.3 0.9 特にない 2.6 今回調査 平成 17 年 12 月調査 (N=773 人,M.T.=157.3%) (N=425 人,M.T.=140.7%) 0.8 3.1 : 調査をしていない項目 - 4 -

5 原子力発電を不安だと思う理由 ( 複数回答 上位 4 項目 ) 平成 17 年 12 月 平成 21 年 10 月 我が国でも事故が起きる可能性があるから 80.2% 75.2% 我が国は地震が多いから 53.1% 国がどのような安全規制を実施しているのかが 分らないから 36.5% 41.5% 海外で大きな事故が起こったことがあるから 44.2% 41.3% ( どちらかといえば不安である, 不安である と答えた者に, 複数回答 ) 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 (%) 我が国でも事故が起きる可能性があるから ( 注 1) 75.2 80.2 我が国は地震が多いから 53.1 国がどのような安全規制を実施しているのか分からないから 41.5 36.5 海外で大きな事故が起こったことがあるから ( 注 2) 41.3 44.2 原子力発電所の故障や事故のマスコミ報道がなされているから 32.3 34.6 国の原子力に関する情報公開や広報活動が不十分だから 32.1 26.6 電気事業者による虚偽報告やデータ改ざんなどの不祥事が続いたから ( 注 3) 29.9 38.7 電気事業者の原子力に関する情報公開や広報活動が不十分だから ( 注 4) 27.2 31.7 原子力発電の必要性や意義などについてのマスコミ報道が不十分だから 13.7 その他 0.7 0.9 特にない - 今回調査 (N= 997 人,M.T.=334.3%) 平成 17 年 12 月調査 (N=1,129 人,M.T.=307.8%) 1.0 0.6 ( 注 1) 平成 17 年 12 月調査では, 事故が起きる可能性があるから となっている ( 注 2) 平成 17 年 12 月調査では, 海外で大きな事故が起こっているから となっている ( 注 3) 平成 17 年 12 月調査では, 事業者による虚偽報告やデータ改ざんなどの不祥事が続いたから となっている ( 注 4) 平成 17 年 12 月調査では, 事業者の原子力に関する情報公開や広報活動が不十分だから となっている : 調査をしていない項目 - 5 -

6 高レベル放射性廃棄物処分に対する責任 平成 21 年 10 月 そう思う( 小計 ) 82.2% そう思う 51.9% どちらかといえばそう思う 30.3% そう思わない( 小計 ) 8.8% どちらかといえばそう思わない 6.3% そう思わない 2.5% 9.0% そう思う ( 小計 )82.2 そう思わない ( 小計 )8.8 そう思う どちらかといえばそう思う どちらかといえばそう思わない そう思わない ( 該当者数 ) 総数 ( 1,850 人 ) 51.9 30.3 9.0 6.3 2.5 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100(%) 7 高レベル放射性廃棄物処分場設置の是非 平成 21 年 10 月 賛成である( 小計 ) 16.1% 賛成である 3.2% どちらかといえば賛成である 12.9% 反対である( 小計 ) 79.6% どちらかといえば反対である 34.3% 反対である 45.3% 4.3% 賛成である ( 小計 )16.1 反対である ( 小計 )79.6 賛成である どちらかといえば賛成である どちらかといえば反対である 反対である ( 該当者数 ) 総数 ( 1,850 人 ) 12.9 34.3 45.3 3.2 4.3 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100(%) - 6 -

原子力に関する特別世論調査 調査時期 : 平成 21 年 10 月 15 日 ~10 月 25 日調査対象 : 全国 20 歳以上の者 3,000 人有効回収数 ( 率 ):1,850 人 (61.7%) 話は変わりますが 次に時事問題として 原子力 についてお伺いします Q1 回答票 14 原子力発電に関連する特性や現状について この中から知っているものをいくつでもあげてください (M.A.) (26.1)( ア ) 燃料のウランは石油に比べ 政情の安定した国々を含む世界の広い地域に分布しているなど 供給が安定している (50.0)( イ ) 原子力発電は 発電の過程で二酸化炭素が排出されず地球温暖化防止に貢献する (46.3)( ウ ) 日本の電力の約 3 割は原子力発電によって賄われている (18.8)( エ ) フランスなど 自国の電力の過半を原子力発電で担う国がある (22.5)( オ ) 原子力発電所は 堅固な地盤 ( 岩盤 ) 上に建設するなど 現時点で考えられる耐震面での対応がなされている (40.8)( カ ) 使用済みの核燃料から再び燃料として使用できるウラン等を回収 ( 再処理 ) することができれば ウラン資源の有効利用を図ることができる (53.7)( キ ) 原子力発電に伴い 高レベル放射性廃棄物 と呼ばれる廃棄物が発生する (17.4)( ク ) どれも知らない (M.T.=275.5) Q2 回答票 15 あなたは 今後 我が国の原子力発電について どのようにお考えですか この中から 1つだけお答えください ( 9.7)( ア ) 積極的に推進していく (49.8)( イ ) 慎重に推進していく (18.8)( ウ ) 現状を維持する (14.6)( エ ) 将来的には廃止していく ( 1.6)( オ ) 早急に廃止していく ( 5.4) - 7 -

Q3 回答票 16 あなたは 我が国の原子力発電について どのように感じていますか この中から 1 つだけ あげてください ( 6.1) (35.7) (43.4) (10.5) ( 4.3) ( ア ) ( イ ) ( ウ ) ( エ ) 安心である どちらかといえば どちらかといえば 不安である 安心である 不安である Q4へ (Q3 で 安心である どちらかといえば安心である と回答した方に ) SQa 回答票 17 あなたは 我が国の原子力発電について安心だと思われるのは どのような理由からでしょうか この中からいくつでもあげてください (M.A.) (N=773) (36.2)( ア ) 我が国の原子力発電所は安全だから (33.1)( イ ) 国を信頼しているから (25.4)( ウ ) 電気事業者を信頼しているから (18.5)( エ ) 原子力に関する情報公開が十分なされているから (39.5)( オ ) 我が国の原子力発電所は十分な運転実績を有するから ( 1.3) その他 ( ) ( 2.6) 特にない ( 0.8) (M.T.=157.3) (Q3 で どちらかといえば不安である 不安である と回答した方に ) SQb 回答票 18 あなたは 我が国の原子力発電について不安だと思われるのは どのような理由からでしょうか この中からいくつでもあげてください (M.A.) (N=997) (75.2)( ア ) 我が国でも事故が起きる可能性があるから (29.9)( イ ) 電気事業者による虚偽報告やデータ改ざんなどの不祥事が続いたから (27.2)( ウ ) 電気事業者の原子力に関する情報公開や広報活動が不十分だから (32.1)( エ ) 国の原子力に関する情報公開や広報活動が不十分だから (32.3)( オ ) 原子力発電所の故障や事故のマスコミ報道がなされているから (41.3)( カ ) 海外で大きな事故が起こったことがあるから (41.5)( キ ) 国がどのような安全規制を実施しているのか分からないから (53.1)( ク ) 我が国は地震が多いから ( 0.7) その他 ( ) ( -) 特にない ( 1.0) (M.T.=334.3) - 8 -

( 以下の質問は 次の 資料 を提示してよく読んでもらってから質問する ) 資料 原子力発電で使用するウラン燃料は リサイクルすることができますが 放射能レベルの高い 高レベル放射性廃棄物 と呼ばれるリサイクルできない廃棄物が残ります 我が国では 高レベル放射性廃棄物 は ガラスで固めることにより放射性物質をしっかりと閉じこめ 自然災害や人による影響を受けにくい 300m 以上の深さの安定した地層に 地層処分することとしています 高レベル放射性廃棄物 はすでに発生しているものであり その処分について取り組まなければなりません 高レベル放射性廃棄物 の処分方法については これまで国際機関や世界各国でいろいろ検討されてきました その結果 地層処分が現時点でもっとも問題点が少なく 確実であることが世界共通の認識となっています すでにフィンランドやスウェーデンでは最終処分地が決定していますが 我が国ではまだ処分地は選定されていません Q4 回答票 19 あなたは 高レベル放射性廃棄物の処分地を 私たちの世代が責任をもって 速やかに選定するべきだと思いますか この中から 1つだけあげてください (51.9)( ア ) そう思う (30.3)( イ ) どちらかといえばそう思う ( 6.3)( ウ ) どちらかといえばそう思わない ( 2.5)( エ ) そう思わない ( 9.0) Q5 回答票 20 あなたは 自分の居住する市町村または近隣市町村が高レベル放射性廃棄物の処分場の設置を計画した場合 どのようにお考えになりますか この中から1 つだけあげてください ( 3.2)( ア ) 賛成である (12.9)( イ ) どちらかといえば賛成である (34.3)( ウ ) どちらかといえば反対である (45.3)( エ ) 反対である ( 4.3) - 9 -