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サービス担当者会議で検討し 介護支援専門員が判断 決定するものとする 通所系サービス 栄養改善加算について問 31 対象となる 栄養ケア ステーション の範囲はどのようなものか 公益社団法人日本栄養士会又は都道府県栄養士会が設置 運営する 栄養士会栄養ケア ステーション に限るものとする 通所介護

Microsoft PowerPoint - (参考資料1)介護保険サービスに関する消費税の取扱い等について

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加算 栄養改善加算 ( 月 2 回を限度 ) 栄養スクリーニング加算 口腔機能向上加算 ( 月 2 回を限度 ) 5 円 重度療養管理加算 要介護 であって 別に厚生労働大が定める状態である者に対して 医学的管理のもと 通所リハビリテーションを行った場合 100 円 中重度者ケア体制加算

Microsoft Word - 平成28年度診療報酬改定における主要改定項目.docx

複数名訪問看護加算 (1 人以上の看護職員等と同 2 人以上による訪問看護を行う場合 行 ) 看護師等と訪問 看護師等と訪問 4,500 円 30 分未満 254 単位 准看護師と訪問 3,800 円 30 分以上 402 単位 看護補助者と訪問 ( 別に厚生労働省が定める場合 看護補助者と訪問 を

により算定する ただし 処方せんの受付回 数が 1 月に 600 回以下の保険薬局を除く により算定する 注の削除 注 4 別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合 ( 削除 ) しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険薬局において調剤した場合には 基準調剤加算として所定点数に32 点を加算する

2. 経口移行 ( 経口維持 ) 加算 経口移行 ( 経口維持 ) 計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は その記載をもって経口移行 ( 経口維持 ) 計画の作成に代えることができる 従来どおり経口移行 ( 経口維持 ) 計画を別に作成してよい 口腔機能向上加算 口腔

= 掲載済 12 短期入所生活介護 (P107~P121) 13 短期入所療養介護 (P122~P131) 16 福祉用具貸与 (P153~P158) 17 (P159~P170) 18 入居者生活介護 地域密着型入居者生活介護 (P171~P183) 20 介護老人福祉施設 地域密着型介護老人福祉

Microsoft Word - Q&A(訪問リハ).doc

体制強化加算の施設基準にて 社会福祉士については 退院調整に関する 3 年以上の経験を有する者 であること とあるが この経験は 一般病棟等での退院調整の経験でもよいのか ( 疑義解釈その 1 問 49: 平成 26 年 3 月 31 日 ) ( 答 ) よい 体制強化加算の施設基準にて 当該病棟に

点検項目 点検事項 点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ 計画の定期的評価 見直し 約 3 月毎に実施 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ ( リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ の要件に加え ) 居宅介護支援事業者を通じて他のサービス事業者への情報伝達 利用者の興味 関心 身体

2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

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Microsoft PowerPoint - (HP掲載用)270820定期巡回.pptx

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リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家

【最終版】医療経営学会議配付資料 pptx

Microsoft PowerPoint - (最新版)0311付.pptx

06 参考資料1 平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について

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医科診療報酬点数表関係 別添 1 在宅患者支援療養病床初期加算 在宅患者支援病床初期加算 問 1 療養病棟入院基本料の注 6の在宅患者支援療養病床初期加算及び地域包括ケア病棟入院料の注 5の在宅患者支援病床初期加算の算定要件に 人生の最終段階における医療 ケアの決定プロセスに関するガイドライン 等の

居宅介護支援 契約時の説明について問 131 今回の改正により 利用者の意思に基づいた契約であることを確保するため 利用者やその家族に対して 利用者はケアプランに位置付ける居宅サービス事業所について 複数の事業所の紹介を求めることが可能であること等を説明することを義務づけ それに違反した場合は報酬が

Microsoft Word - 01介護報酬請求の留意点

第28回介護福祉士国家試験 試験問題「社会の理解」

Ⅰ 通所リハビリテーション業務基準 通所リハビリテーションのリハビリ部門に関わる介護報酬 1. 基本報酬 ( 通所リハビリテーション費 ) 別紙コード表参照 個別リハビリテーションに関して平成 27 年度の介護報酬改定において 個別リハビリテーション実施加算が本体報酬に包括化された趣旨を踏まえ 利用

同一建物に居住する利用者の減算 特別地域加算 前年度の 1 月あたりの平均実利用者数の分かる書類 ( 地域に関する状況 ) 1 訪問看護ステーション ( 規模に関する状況 ) 前年度の 1 月あたりの平均延訪問回数の分かる書類 13 訪問看護 2 病院又は診療所 3 定期巡回 随時対応サービス連携

基本料金明細 金額 基本利用料 ( 利用者負担金 ) 訪問看護基本療養費 (Ⅰ) 週 3 日まで (1 日 1 回につき ) 週 4 日目以降緩和 褥瘡ケアの専門看護師 ( 同一日に共同の訪問看護 ) 1 割負担 2 割負担 3 割負担 5, ,110 1,665 6,

平成 28 年 10 月 17 日 平成 28 年度の認定看護師教育基準カリキュラムから排尿自立指導料の所定の研修として認めら れることとなりました 平成 28 年度研修生から 排泄自立指導料 算定要件 施設基準を満たすことができます 下部尿路機能障害を有する患者に対して 病棟でのケアや多職種チーム

「介護報酬等に係るQ&A Vol.2」(平成12年4月28 日)等の一部改正について(厚生労働省老健局振興課、老人保健課:H26.4.4)【介護保険最新情報Vol.369】

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改定事項 基本報酬 1 入居者の医療ニーズへの対応 2 生活機能向上連携加算の創設 3 機能訓練指導員の確保の促進 4 若年性認知症入居者受入加算の創設 5 口腔衛生管理の充実 6 栄養改善の取組の推進 7 短期利用特定施設入居者生活介護の利用者数の上限の見直し 8 身体的拘束等の適正化 9 運営推

7 時間以上 8 時間未満 922 単位 / 回 介護予防通所リハビリテーション 変更前 変更後 要支援 Ⅰ 1812 単位 / 月 1712 単位 / 月 要支援 Ⅱ 3715 単位 / 月 3615 単位 / 月 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) の見直し リハビリテーションマネジメン

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Microsoft PowerPoint - 資料3 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に.pptx

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

予定 地域密着型通所介護 に関する Q&A 通所介護事業所のうち 小規模な通所介護事業 ( 利用定員が 18 人以下の予定 ) については 平成 28 年 4 月 1 日から 地域密着型通所介護 として地域密着型サービスに移行することになりました つきましては その取扱いについてまとめましたので参考

在宅生活への円滑な移行に向けて

Microsoft PowerPoint - 05短時間の身体介護 調査結果概要((5)短時間の身体介護)0320

○○○の課題と検討

様式第九(附則第二条関係)

平成18年4月制度改正にかかる請求明細書・給付管理票の記載例について

Microsoft Word - 発出版QA

介護支援専門員 ( 回答数 件 ) 介護支援専門員の基礎資格 介護支援専門員の基礎資格 n= 複数回答 0 基礎資格について 介護福祉士 が 件 ( 0.%) と最も多かった 介護支援専門員が担当する利用者 (H 年 月 ). 要介護別利用者の割合 要介護 0% 要介護

平成 30 年度調剤報酬改定に係る 都薬によくある問い合わせ ( 平成 28 年 ) 調剤基本料 1 ( 平成 30 年 ) 調剤基本料 1 の場合は提出不要 様式 87 の 3 地域支援体制加算の施設基準に係る届出書添付書類 2 麻薬小売業者免許証の番号 ( 届出する全薬局 ) 該当番号を記載 3

平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について

点検項目 605 認知症対応型共同生活介護費 点検事項 点検結果 夜勤減算介護従業者の数が共同生活住居ごとに1 以上 満たさない身体的拘束等を行う場合 態様 時間 心身の状況 緊急や身体拘束廃止未実施減算 未実施むを得ない理由を記録 夜間支援体制加算 (Ⅰ) 夜間支援体制加算 (Ⅱ) 身体的拘束等の

07体制届留意事項(就労継続支援A型)

Microsoft PowerPoint - 地域密着型サービスについて(長岡市)

Microsoft Word - 第10回消費税分科会資料税1-1(1月6日段階暫定)④

居宅介護支援 共通事項 記入年月日 記入年月日を記載すること 記入者名 省令第 140 条の 51 第 2 号に規定する調査客体を代表する者の名称 ( 以下 記入者 という ) を記載すること 所属 職名 記入者の所属部署の名称及びその職名について 記載すること 1. 事業所を運営する法人等に関する

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Microsoft Word - 単純集計_センター長.docx

地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が包括的に確保される体制 ( 地域包括ケアシステム ) の構築を実現 今後

17★ 訪問看護計画書及び訪問看護報告書等の取扱いについて(平成十二年三月三十日 老企 厚生労働省老人保健福祉局企画課長通知)

平成 28 年度介護保険事業状況報告 ( 年報 ) のポイント 1 第 1 号被保険者数 (28 年 3 月末現在 ) (29 年 3 月末現在 ) 3,382 万人 3,440 万人 ( 対前年度 +59 万人 +1.7% 増 ) ( 単位 : 万人 ) 3,500 3,000 2,500 2,0

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

政策課題分析シリーズ14(本文2)

別表 有料老人ホームの類型及び表示事項 類型介護付有料老人ホーム ( 一般型特定施設入居者生活介護 ) 介護付有料老人ホーム ( 外部サービス利用型特定施設入居者生活介護 ) 住宅型有料老人ホーム ( 注 ) 健康型有料老人ホーム ( 注 ) 類型の説明介護等のサービスが付いた高齢者向けの居住施設で

前回 ( 第 101 回分科会 ) の議論における主な意見について 20 分未満の身体介護 により 在宅において 独居や重度者であっても 排せつやその方にあった身体ケアを提供することが可能であり 生活のリズムを整え 安心感を与えることができるのではないか 1

医師等の確保対策に関する行政評価・監視結果報告書 第4-1

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看護職員が看護補助者との同行訪問により訪問看護を実施する場合 利用者の身体的理由においても算定可能になりました 算定対象 1 別表第七に掲げる者 ( 厚生労働大臣が定める疾病等 2 表第八に掲げる者 ( 特別管理加算の対象者 ) 3 特別訪問看護指示書による訪問看護を受けている者 4 暴力行為 著し

1. 消費税の仕組みについて 1 1. 消費税とは 消費税は 消費に広く公平に負担を求める間接税 消費税の課税対象は 国内において事業者が事業として対価を得て行う資産の譲渡 貸付け及び役務の提供と外国貨物の輸入 < 導入 引上げの経緯 > 平成元年 4 月 1 日消費税導入 ( 税率 3%) 平成

通常の届出に係る加算等のサービス種類算定の開始時期 定期巡回 随時対応型訪問介護 届出が毎月 15 日以前になされた場合には看護翌月から 複合型サービス( 看護小規模多 16 日以降になされた場合には翌々月から機能型居宅介護 ) 夜間対応型訪問介護 ( 介護予防 ) 認知症対応型通所介護 ( 介護予

7 対 1 10 対 1 入院基本料の対応について 2(ⅲ) 7 対 1 10 対 1 入院基本料の課題 将来の入院医療ニーズは 人口構造の変化に伴う疾病構成の変化等により より高い医療資源の投入が必要となる医療ニーズは横ばいから減少 中程度の医療資源の投入が必要となる医療ニーズは増加から横ばいにな

特別養護老人ホーム 優雅 社会福祉法人 桜寿会 ( 特別養護老人ホーム優雅 ) 福島県南会津郡南会津町田島字北下原 111 番 TEL: FAX: ( 郡山オフィス ) 福島県郡山市菜根一丁目 22 番 10 号 T

01 表紙 老人保健課 - コピー

WIC-1

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第3章 指導・監査等の実施

【資料1】結核対策について

小規模多機能型居宅介護 介護予防小規模多機能 区分変更 ( 要介護 1~ 要介護 5 の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 型居宅介護く ) 区分変更 ( 要介護 要支援 ) サービス提供日 サービス事業所の変更 ( 同一サービス種類のみ ) ( 通い 訪問又は宿泊 ) 事業 ( 指定有効期間 ) 受給資

正誤表 正誤箇所 誤 正 医科 - 基本診療料 -35/47 注 3 診療に係る費用 ( 注 2 及び注 4に規定する加算 注 3 診療に係る費用 ( 注 2 及び注 4に規定する加算 注の見直し 当該患者に対して行った第 2 章第 1 部医学管理等の 当該患者に対して行った第 2 章第 1 部医学

3 電子情報処理組織の使用による請求又は光ディスク等を用いた請求により療養の給付費等の請求を行うこと ( 以下 レセプト電子請求 という ) が義務付けられた保険医療機関 ( 正当な理由を有する400 床未満の病院及び診療所を除く なお 400 床未満の病院にあっては 平成 27 年度末までに限る

1102 請求誤りによる実績取り下げ 1109 時効による保険者申立ての取り下げ 1112 請求誤りによる実績取り下げ ( 同月 ) 1129 時効による公費負担者申立ての取り下げ 1142 適正化 ( その他 ) による保険者申立の取り下げ 1143 適正化 ( ケアプラン点検 ) による保険者申

介護老人保健施設 契約書

福祉用具貸与 介護予防福祉用具貸与 心身機能が低下した高齢者に 日常生活の自立を助ける用具をレンタルします 自 宅 に 住 ん で 自 宅 で 受 け る サ ー ビ ス ( 生活環境を整える ) 貸与品目 福祉用具購入費の支給 住宅改修費の支給 手すり スロープ 歩行器 歩行補助杖 車いす ( 付


Microsoft PowerPoint  税-1(平成28年度補てん状況把握)

Microsoft Word - Ⅰ-7_(資料7)_留意事項_

中表紙(居宅)

Microsoft PowerPoint - å½fi报説柔ㅂㅯㅼㅚ㇤ㅳㅋ.pptx

通所リハ生活行為向上リハ加算 1 2,000 1 月につき 通所リハ生活行為向上リハ加算 2 1,000 1 月につき 通所リハ若年性認知症受入加算 60 1 日につき 通所リハ栄養改善加算 150 月 2 回限度 通所

第 8 部 精神科専門療法 通則 1 精神科専門療法の費用は 第 1 節の各区分の所定点数により算定する ただし 精神科専門 療法に当たって薬剤を使用したときは 第 1 節及び第 2 節の各区分の所定点数を合算した点数 により算定する ぼう 2 精神科専門療法料は 特に規定する場合を除き 精神科を標

Ⅰ-9_(資料9)_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用_

Microsoft Word - ① 鏡.docx

平成 28 年度診療報酬改定情報リハビリテーション ここでは全病理に直接関連する項目を記載します Ⅰ. 疾患別リハビリ料の点数改定及び 維持期リハビリテーション (13 単位 ) の見直し 脳血管疾患等リハビリテーション料 1. 脳血管疾患等リハビリテーション料 (Ⅰ)(1 単位 ) 245 点 2

居宅介護支援事業者向け説明会

Transcription:

社保審 - 介護給付費分科会 第 82 回 (H23.10.17) 資料 1-6 居宅療養管理指導の基準 報酬について

居宅療養管理指導費の現状について 居宅療養管理指導費の費用額は 約 443 億円 ( 平成 22 年度 ) 図. 算定単位数の割合 要支援 1 3% 要介護 5 22% 要介護 4 19% 要介護 3 19% 要支援 2 4% 要介護 1 14% 要介護 2 19% イ医師又は歯科医師が行う場合 ( 月 2 回を限度 ) ロ薬剤師が行う場合 表. 居宅療養管理指導の報酬体系及び算定回数 職種等 単位数 一月あたり算定回数 居宅療養管理指導費 (Ⅰ) 500 単位 237 千回 居宅療養管理指導費 (Ⅱ) ( 注 1) 290 単位 354 千回 医療機関薬剤師の場合 ( 月 2 回を限度 ) 薬局の薬剤師の場合 ( 注 2) ( 月 4 回を限度 ) ハ管理栄養士が行う場合 ( 月 2 回を限度 ) 在宅利用者 550 単位 3 千回 居住系施設入居者等 385 単位 3 千回 在宅利用者 500 単位 66 千回 居住系施設入居者等 350 単位 152 千回 在宅利用者 530 単位 1 千回 居住系施設入居者等 450 単位 2 千回 ニ歯科衛生士等が行う場合 ( 月 4 回を限度 ) 在宅利用者 350 単位 68 千回 居住系施設入居者等 300 単位 144 千回 ホ保健師 看護師が行う場合 ( 注 3) 400 単位 0 千回 注 1: 診療報酬の 在宅時医学総合管理料 又は 居住系施設入居者等医学総合管理料 を算定する場合 いずれも 通院困難な患者に対し 計画的医学管理の下に月 2 回以上の定期的な訪問診療を行っている場合に月 1 回に限り算定 注 2: がん末期 中心静脈栄養を受けている者に対しては 2 回 / 週 かつ 8 回 / 月を限度として算定 注 3: 居宅サービス提供開始から2 月の間に1 回を限度として算定 准看護師が行う場合は90/100を算定 1 出典 : 厚生労働省 介護給付費実態調査 ( 平成 23 年 2 月審査分 )

論点 1: 居宅療養管理指導の提供者による評価の違いについて 現在 利用者の居住の場所に係る区分が設けられていない医師 歯科医師や看護職員による居宅療養管理指導について 整合性をとるべきではないか 論点 2: 医療保険との整合性について 居宅療養管理指導費については 現場の利便性を高めるため 利用者の居住の場所に係る区分等について 医療保険との整合性をとるべきではないか 2

利用者の医学管理と居住場所の考え方について 在宅療養患者に対する医師や薬剤師等による医学管理については 医療保険 介護保険でそれぞれ評価されている 平成 21 年度介護報酬改定で 一部の職種については 居住系施設への評価を創設したところ 一方 医療保険においては 平成 20 年度診療報酬改定で居住系施設への訪問診療料等が創設され 平成 22 年度診療報酬改定で施設類型にとらわれず 複数の患者に対して訪問診療等を行った場合の評価が整理されたところ 医療保険 ( 指導料等 ) 点数 [ 点 / 回 ] 介護保険 ( 居宅療養管理指導費 ) 単位数 [ 単位 / 回 ] 医師 歯科医師薬剤師 訪問診療 在宅患者医学総合管理料等 病院又は診療所 保険薬局 管理栄養士 歯科衛生士 看護職員 同一建物居住者以外の場合 830 点 1,2) 同一建物居住者の場合 医師 医科 :200 点 1) 歯科 :380 点 2) 在宅患者の場合 ( 月 1 回 ) 4200 点 3) 特定施設入居者等の場合 ( 月 1 回 ) 3000 点 4) ( なし ) 1500 単位 9) 2290 単位 9) 歯科医師 ;( なし ) 140 点 5) 同一建物居住者以外の場合 550 点 6) 在宅の利用者の場合 550 単位 同一建物居住者の場合 385 点 6) 居住系施設入所者の場合 385 単位 同一建物居住者以外の場合 500 点 6) 在宅の利用者の場合 500 単位 同一建物居住者の場合 350 点 6) 居住系施設入所者の場合 350 単位 同一建物居住者以外の場合 530 点 7) 在宅の利用者の場合 530 単位 同一建物居住者の場合 450 点 7) 居住系施設入所者の場合 450 単位 ( なし ) 指導 1 回当たりの対象者数及び所要時間 1360 点 8) 在宅の利用者の場合 350 単位 等 指導の困難性により区分 2120 点 8) 居住系施設入所者の場合 300 単位 ( なし ) 400 単位 10) 1)C001 在宅患者訪問診療料 ( 同一世帯 ( 戸建て ) で同一日に訪問する場合は 1 人目は 830 点 2 人目は初再診等を算定 ) 2)C000 歯科訪問診療料 3)C002 在宅患者医学総合管理料 ( 在宅療養支援病院 診療所 処方箋を交付する場合 ) 4)C002-2 特定施設等入居者医学総合管理料 ( 在宅療養支援病院 診療所 処方箋を交付する場合 ) 5)C001-3 歯科疾患在宅療養管理料 ( 在宅療養支援歯科診療所の場合, 加算を除く ) 6)C008 在宅患者訪問薬剤管理指導料 /15 在宅患者訪問薬剤管理指導料 7)C009 在宅患者訪問栄養食事指導料 8) 訪問歯科衛生指導料 (1 複雑なもの 2 簡単なもの ) 9) 訪問診療又は往診を行った日に算定 (2は3) 又は4) を算定する場合 ) 3 10) 准看護師が行う場合は 所定単位の100 分の90を算定

論点 3: 医師 歯科医師による居宅療養管理指導について 医師等から居宅サービスを担う介護支援専門員等への情報提供を 必須にしてはどうか 4

医師 歯科医師による居宅療養管理指導におけるケアマネジャー等への情報提供について 医師 歯科医師による居宅療養管理指導は 以下の 2 点を行った場合に 1 月に 2 回を限度として算定することとしている 1 指定居宅介護支援事業者その他の事業者に対する居宅サービス計画の策定等に必要な情報提供 ( 利用者の同意を得て行うものに限る ) 2 利用者若しくはその家族等に対する居宅サービスを利用する上での留意点 介護方法等についての指導及び助言 一方で 現状では 介護支援専門員等に情報提供を行わなかった場合であっても 所定単位から 100 単位を減算注して算定することができる 注 : 居宅療養管理指導 Ⅰ に限る 52% 44% 居宅療養管理指導 Ⅰ 居宅療養管理指導 Ⅰ( 情報提供をしない場合 ) 居宅療養管理指導 Ⅱ 4% N=3,511 千件 ( 予防含む ) 5 出典 : 厚生労働省 介護給付費実態調査 ( 平成 21 年度 )

論点 4: 薬剤師による居宅療養管理指導について 規模が小さい薬局においては 緊急時の対応などの負担が大きいため 通常はかかりつけ薬局が対応するが 緊急時などで対応が困難な場合については 予め連携している薬局が対応した場合においても 算定可能となるよう見直しを行ってはどうか 6

小規模薬局による在宅薬剤管理指導について 約 7 割の保険薬局は 常勤換算での薬剤師数が 3 人未満と規模が小さく 単独で在宅薬剤管理指導業務を実施する際の負担は大きい 保険薬局における薬剤師の職員数 ( 常勤換算 ) 全体 (n=870) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 37.8% 31.7% 29.1% 1.4% 平均値 :2.5 中央値 :2.0 1 人以上 ~2 人未満 2 人以上 ~3 人未満 3 人以上無回答出典 ) 平成 22 年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査 ( 平成 22 年度調査 ) 後発医薬品の使用状況調査報告書 在宅患者訪問薬剤管理指導等の実施体制 実施体制 件数 割合 薬剤師である職員が1 人のみであるため 在宅患者訪問薬剤管理指導等を実施する際は定期的に閉局する 16 5.4% 薬剤師である職員が1 人のみであるため 在宅患者訪問薬剤管理指導等を実施する際は不定期に閉局する 23 7.8% 複数の薬剤師がシフトを組んで担当しており 各薬剤師が患者の受持ち制をとっている 66 22.4% 複数の薬剤師がシフトを組んで担当しているが 患者の受持ち制はとっていない 31 10.5% 複数の薬剤師が他業務の空いた時間帯に随時実施し 各薬剤師が患者の受持ち制をとっている 55 18.7% 複数の薬剤師が他業務の空いた時間帯に随時実施しているが 患者の受持ち制はとっていない 43 14.6% 在宅患者訪問薬剤管理指導等を専任とする薬剤師を置いている 45 15.3% 無回答 15 5.1% 合 計 294 100.0% 出典 ) 平成 19 年度老人保健事業推進費等補助金 後期高齢者の服薬における問題と薬剤師の在宅患者訪問薬剤管理指導ならびに居宅療養管理指導の効果に関する調査研究 在宅訪問の実施 保険算定はできない サポート薬局 A 連携 先進的取組み事例 ( 沖縄県北部地区薬剤師会における取組み ) 通常は 在宅基幹薬局が対応するが 在宅基幹薬局が対応できない場合には 患者情報を共有の上 連携するサポート薬局が在宅訪問を実施して対応 在宅患者 在宅訪問の実施 在宅基幹薬局 在宅訪問の実施 保険算定はできない サポート薬局 B 連携 7

参考資料 8

算定状況の年次推移 [ 億単位 ] 45 40 35 30 25 20 15 10 5 0 平成 13 年度 平成 15 年度 平成 17 年度 平成 19 年度 平成 21 年度 [ 億単位 ] [ 億単位 ] 25 1. 医師 歯科医師 0.2 3. 管理栄養士 20 0.15 15 要支援者 0.1 10 要介護者 5 0.05 0 8 6 4 2 0 平成 13 年度平成 15 年度平成 17 年度平成 19 年度平成 21 年度 [ 億単位 ] 10 居宅療養管理指導費は 各種別毎 いずれも増加傾向にある 2. 薬剤師 平成 13 年度平成 15 年度平成 17 年度平成 19 年度平成 21 年度 要支援者 要介護者 0 6 4 2 0 3. その他 2. 薬剤師 1. 医師 歯科医師 平成 13 年度平成 15 年度平成 17 年度平成 19 年度平成 21 年度 [ 億単位 ] 8 4. 歯科衛生士 平成 13 年度平成 15 年度平成 17 年度平成 19 年度平成 21 年度 要支援者 要介護者 要支援者 要介護者 9 出典 : 厚生労働省 介護給付費実態調査