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安全衛生規程

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平29・6・13(火) 平成29年度 神奈川県医師会 産業医部会 総会・研修会

個人情報の保護に関する規程(案)

5 改正条文の書式

雇用管理分野における個人情報のうち健康情報を取り扱うに当たっての留意事項 第 1 趣旨 この留意事項は 雇用管理分野における労働安全衛生法 ( 昭和 47 年法律第 57 号 以下 安衛法 という ) 等に基づき実施した健康診断の結果等の健康情報の取扱いについて 個人情報の保護に関する法律についての

個人情報管理規程

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安全管理規程

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5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し これを適確に実施する こと ( 輸送の安全に関する目標 ) 第 5 条前条に掲げる方針に基づき 目標を策定する ( 輸送の安全に関する計画 ) 第 6 条前条に掲げる目標を達成し 輸送の安全に関する重点施策に応じて 輸送の安全を確 保

個人情報保護規定

特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

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薬事法における病院及び医師に対する主な規制について 特定生物由来製品に係る説明 ( 法第 68 条の 7 平成 14 年改正 ) 特定生物由来製品の特性を踏まえ 製剤のリスクとベネフィットについて患者に説明を行い 理解を得るように努めることを これを取り扱う医師等の医療関係者に義務づけたもの ( 特

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個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

14個人情報の取扱いに関する規程

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( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

チェックを受けるときは 正直に回答することが重要であること 四本人が面接指導を申し出た場合や ストレスチェックの結果の会社への提供に同意した場合に 会社が入手した結果は 本人の健康管理の目的のために使用し それ以外の目的に利用することはないこと 第 2 章ストレスチェック制度の実施体制 ( ストレス

第 2 章職階および等級 ( 職 階 ) 第 7 条 職階は 職務遂行に要求される能力の範囲と程度に基づき 一般職 監督職 管理職およ ( 等級 ) 第 8 条等級は 各々の職階における職務遂行能力の成熟度の差に応じ 次の9 等級に区分するものとする 2. 前項の職階および等級の職能資格基準は 別表

者が負う民事上の安全配慮義務の履行であり そのために必要な心身の状態の情報を適正に収集し 活用する必要がある 一方 労働者の個人情報を保護する観点から 現行制度においては 事業者が心身の状態の情報を取り扱えるのは 労働安全衛生法令及びその他の法令に基づく場合や本人が同意している場合のほか 労働者の生

公益財団法人岩手県南技術研究センター特定個人情報取扱規程 平成 28 年 4 月 1 日制定 規程第 14 号 第 1 章目的等 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 公益財団法人岩手県南技術研究センター ( 以下 センター という ) が 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関す

第 2 章 個人情報の取得 ( 個人情報の取得の原則 ) 第 4 条個人情報の取得は コンソーシアムが行う事業の範囲内で 利用目的を明確に定め その目的の達成のために必要な範囲においてのみ行う 2 個人情報の取得は 適法かつ公正な方法により行う ( 特定の個人情報の取得の禁止 ) 第 5 条本条各号

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第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 株式会社スマートバリュー ( 以下 当社 という ) が個人情報保護方針に基づく個人情報の取扱いの基本事項を定めたもので 個人情報の保護と適正な利用を図ることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条本規程における用語の定義は 次の各号に定めるところによ

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等により明示するように努めるものとする ( 就業規則の作成の手続 ) 第 7 条事業主は 短時間労働者に係る事項について就業規則を作成し 又は変更しようとするときは 当該事業所において雇用する短時間労働者の過半数を代表すると認められるものの意見を聴くように努めるものとする ( 短時間労働者の待遇の原

66 条の 6 改正のねらい 果通知 第 第 1 章改正労働安全衛生法 逐条解説 第 5 節 すべての健康診断結果の労働者への通知 特殊健康診断結果の追加 ( 第 66 条の 6 関係 ) 労働安全衛生法において 一般健康診断については 健康診断の実施後にその結果を本人へ通知する義務が規定されている

( 様式第 1 号 ( 共通 )) 共通事項 1 キャリアアップ管理者 情報 ( 氏名 ): 役職 ( 配置日 ): 年月日 2 キャリアアップ管理者 の業務内容 ( 事業所情報欄 ) 3 事業主名 印 4 事業所住所 ( - ) 5 電話番号 ( ) - 6 担当者 7 企業全体で常時雇用する労働

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個人情報の取り扱いに関する規程

事業者が行うべき措置については 匿名加工情報の作成に携わる者 ( 以下 作成従事者 という ) を限定するなどの社内規定の策定 作成従事者等の監督体制の整備 個人情報から削除した事項及び加工方法に関する情報へのアクセス制御 不正アクセス対策等を行うことが考えられるが 規定ぶりについて今後具体的に検討

学校法人金沢工業大学個人情報の保護に関する規則

メ 札幌市オンブズマン条例 平成 12 年 12 月 12 日条例第 53 号 改正 札幌市オンブズマン条例 平成 15 年 10 月 7 日条例第 33 号 平成 20 年 11 月 7 日条例第 36 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 4 条 ) 第 2 章責務 ( 第 5 条 第 7

個人情報保護規程例 本文

MR通信H22年1月号

エ事務部門 (9) 利用者 教職員 学生等及び臨時利用者で 本学情報システムを利用する者をいう (10) 教職員 本学に勤務する常勤又は非常勤の教職員 ( 派遣職員を含む ) をいう (11) 学生等 本学学則に定める学部学生 大学院学生 大学院研究生 科目等履修生及び聴講生 等をいう (12) 臨

地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱

導やメンタルヘルス相談を利用すること イ管理監督者管理監督者は 職場の管理監督者として ストレスチェックの集団分析結果等に基づく職場環境等の改善を通したストレスの軽減 部下からの相談への対応を行う また 管理監督者自身も必要に応じて ストレスチェック及びその結果に基づく面接指導 メンタルヘルス相談を

目 次 第 1 はじめに 2 1 ガイドライン策定の目的 2 2 ガイドラインの対象となる防犯カメラ 2 3 防犯カメラで撮影された個人の画像の性格 2 第 2 防犯カメラの設置及び運用に当たって配慮すべき事項 3 1 設置目的の設定と目的外利用の禁止 3 2 設置場所 撮影範囲 照明設備 3 3

事務ガイドライン ( 第三分冊 )13 指定信用情報機関関係新旧対照表 Ⅰ-2 業務の適切性 現行改正後 ( 案 ) Ⅰ-2 業務の適切性 Ⅰ-2-4 信用情報提供等業務の委託業務の効率化の観点から 内閣総理大臣 ( 金融庁長官 ) の承認を受けて信用情報提供等業務の一部を委託することが可能とされて

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( 様式第 1 号 ( 共通 )) 共通事項 1 キャリアアップ管理者 情報 ( 氏名 ): 役職 ( 配置日 ): 年月日 2 キャリアアップ管理者 の業務内容 ( 事業所情報欄 ) 3 事業主名 4 事業所住所 ( - ) 5 電話番号 ( ) - 6 担当者 7 企業全体で常時雇用する労働 者

個人情報保護方針

第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この業務規程は 工業所有権に関する手続等の特例に関する法律 ( 平成 2 年法律第 30 号 以下 法 という ) 第 39 条において準用する同法第 22 条第 1 項の規定に基づき 調査業務の実施に関し必要な事項を定めることを目的とする ( 調査業務実施の

苦情等処理規程 第 1 章総則 第 1 条 ( 目的 ) この規程は 当社が行う仮想通貨交換業に関して 顧客等より申し出のあった苦情等や顧客等との間に生じた紛争等を迅速かつ公正に処理するための基本的事項及び手続を定め さらに苦情等や紛争等の再発防止を図ることを目的とする 第 2 条 ( 定義 ) 1

劇場演出空間技術協会 個人情報保護規程

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法律 出典 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年 8 月 10 日法律第 145 号 ) 政令 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律施行令 ( 昭和 36 年 1 月 26 日政令第 11 号 ) 省令 医薬品 医療機器等の品質

(2) 情報資産の重要度に応じた適正な保護と有効活用を行うこと (3) 顧客情報資産に関して 当法人の情報資産と同等の適正な管理を行うこと (4) 個人情報保護に関する関係法令 各省庁のガイドライン及び当法人の関連規程を遵守すると共に これらに違反した場合には厳正に対処すること ( 個人情報保護 )

第 4 条 ( 取得に関する規律 ) 本会が個人情報を取得するときには その利用目的を具体的に特定して明示し 適法かつ適正な方法で行うものとする ただし 人の生命 身体又は財産の保護のために緊急に必要がある場合には 利用目的を具体的に特定して明示することなく 個人情報を取得できるものとする 2 本会

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れている者 個人事業所で5 人以上の作業員が記載された作業員名簿において 健康保険欄に 国民健康保険 と記載され 又は ( 及び ) 年金保険欄に 国民年金 と記載されている作業員がある場合には 作業員名簿を作成した下請企業に対し 作業員を適切な保険に加入させるよう指導すること なお 法人や 5 人

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第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

て 労働者派遣契約書に休業手当等の支払いに要する費用を確保するための費用負担等に関する事項を記載していないもの (1 派遣元事業所 ) ウ派遣料金額の明示派遣労働者に対して 書面の交付 ファクシミリを利用してする送信又は電子メールの送信の方法により労働者派遣に関する料金の額を明示していないもの (5

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特定個人情報取扱要領 ( 目的 ) 第 1 条この要領は この組合の 個人情報保護方針 および 特定個人情報取扱規程 ( 以下 規程 という ) に基づき この組合における特定個人情報の具体的な取扱いを定めたもので 特定個人情報の保護と適正な利用を図ることを目的とする ( 用語の定義 ) 第 2 条

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ください 5 画像の保存 取扱い防犯カメラの画像が外部に漏れることのないよう 一定のルールに基づき慎重な管理を行ってください (1) 取扱担当者の指定防犯カメラの設置者は 必要と認める場合は 防犯カメラ モニター 録画装置等の操作を行う取扱担当者を指定してください この場合 管理責任者及び取扱担当者

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安全衛生管理規程作成例 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 労働基準法 労働安全衛生法等関係法令及び 株式会社 ( 以下 会社 という ) の就業規則第 条に基づき 会社における安全衛生活動の充実を図り 労働災害を未然に防止するために必要な基本的事項を明確にし 従業員の安全と健康を確保するとともに快適な職場環境の形成を促進することを目的とする ( 適用の範囲 ) 第 2 条会社の安全衛生管理に関して必要な事項は 労働安全衛生法関係法令 ( 以下 法令 という ) 及びこの規程に定めるところによる ( 会社の責務 ) 第 3 条会杜は 安全衛生管理体制を確立し 危険性又は有害性等の調査及びその結果に基づき講ずる措置 ( 注 ) 参照 安全衛生計画の作成 実施 評価及び改善 健康診断の実施及び労働時間等の状況その他を考慮して面接指導の対象となる労働者の面接指導の実施 精神的健康の保持増進対策等 労働災害を防止し 快適な職場環境の形成を促進するために 必要な措置を積極的に推進する ( 従業員の責務 ) 第 4 条従業員は 会社が法令及び本規程に基づき講ずる措置に積極的に協力し 労働災害防止及び健康保持増進を図るため努めなければならない 第 2 章安全 衛生管理 ( 安全衛生管理体制 ) 第 5 条会社は 総括安全衛生管理者を選任し 第 6 条により選任する安全管理者等を指揮させるとともに 次の業務を統括管理させる ( 注 : 令第 2 条第 1 号 2 号 3 号に定める業種と規模の事業場 ) 1 安全衛生に関する方針の表明に関すること 2 労働者の危険又は健康障害を防止するための措置に関すること 3 労働者の安全又は衛生のための教育に関すること 4 健康診断の実施その他健康の保持増進のための措置に関すること 5 労働災害の原因及び再発防止対策に関すること 6 快適な職場環境の形成に関すること 7 危険性又は有害性等の調査及びその結果に基づき講ずる措置に関すること ( 注 ) 参照 8 安全衛生計画の作成 実施 評価及び改善に関すること 9 その他労働災害防止に必要と認められる重要な事項に関すること 関係条文 法第 10 条 則第 3 条の 2 第 6 条会社は 安全管理者 衛生管理者 産業医 安全衛生委員会を置き 法令に基づき必要な職務を行わせる ( 注 : 常時 50 人以上の労働者を使用する事業場の場合であ

って 以下第 7 条から 10 条まで同様です ) ( 安全管理者 ) 第 7 条会社は 法令の定めるところにより安全管理者を選任する 2 安全管理者は 法令の定めるところにより 第 5 条の義務のうち安全に係る技術的事項を管理する 3 安全管理者は 職場を巡視し 設備 作業方法等に危険のおそれがあるときには 直ちに その危険を防止するため必要な措置を講じなければならない 4 会社は 安全管理者が職務を遂行することができないときは 法令の定めるところにより代理者を選任し これを代行させるものとする 関係条文 法第 11 条 則第 4 条 ~6 条 ( 衛生管理者 ) 第 8 条会社は 法令の定めるところにより 衛生管理者を選任する 2 衛生管理者は 法令の定めるところにより 第 5 条の義務のうち労働衛生に係る技術的事項を管理する 3 衛生管理者は 少なくとも毎週 1 回は職場を巡視し 設備 作業方法又は衛生状態に有害のおそれがあるときには 直ちに 従業員の健康障害を防止するため必要な措置を講じなければならない 4 会社は 衛生管理者が職務を遂行することができないときには 法令の定めるところにより代理者を選任し これを代行させるものとする 関係条文 法第 12 条 則第 7 条 ~11 条 ( 産業医 ) 第 9 条会社は 法令の定めるところにより産業医を選任する 2 産業医は 次の事項の医学的分野を中心に管理する 1 健康診断の実施及び労働時間等の状況その他を考慮して面接指導の対象となる労働者の面接指導の実施 その結果に基づく従業員の健康を保持するための措置に関すること 2 作業環境の維持管理及び快適な職場環境の形成に関すること 3 作業の管理に関すること 4 前 3 号に掲げるもののほか従業員の健康管理に関すること 5 健康教育 健康相談その他従業員の健康の保持増進を図るための措置に関すること 6 衛生教育に関すること 7 労働者の健康障害の原因の調査及び再発防止のための措置に関すること 3 産業医は 少なくとも毎月 1 回職場を巡視し 作業方法又は衛生状態に有害のおそれがあるときは 直ちに従業員の健康障害を防止するため必要な措置を講じなければならない 関係条文 法第 13 条 則第 13 条 ~15 条の 2 ( 安全衛生委員会 ) 第 10 条会社は 安全衛生委員会を設ける

2 安全衛生委員会規程は 別に定める 関係条文 法第 17 条 ~19 条 則第 21 条 ~23 条 10 人 ~50 人未満の事業場 ( 安全衛生推進者 ) 第 5 条会社は 安全衛生推進者 ( 注 : 常時 10 人 ~50 人未満の労働者を使用する事業場 但し 労働安全衛生法施行令第 2 条第 3 項に定める業種に属する事業場にあっては 衛生推進者 ) を選任し 第 6 条 2 項に定める職務を行わせる ( 安全衛生推進者の職務 ) 第 6 条会社は 法令の定めに従って安全衛生推進者を選任する 2 安全衛生推進者は 次の業務を安全衛生業務について責任のある者の指揮を受けて担当する 1 安全衛生に関する方針の表明に関すること 2 労働者の危険又は健康障害を防止するための措置に関すること 3 労働者の安全又は衛生のための教育に関すること 4 健康診断の実施その他健康の保持増進のための措置に関すること 5 労働災害の原因及び再発防止対策に関すること 6 快適な職場環境の形成に関すること 7 危険性又は有害性等の調査及びその結果に基づき講ずる措置に関すること ( 注 1 参照 ) 8 安全衛生計画の作成 実施 評価及び改善に関すること 9 その他労働災害防止に必要と認められる重要な事項に関すること 3 会社は 安全衛生推進者を選任したときは その者の氏名を事業場の見やすい個所に掲示するなどの方法により社員に周知する 関係条文 法第 12 条の 2 則 12 条の 2 3 3 4 会社は 安全又は衛生に関する事項について 関係労働 者からの意見を聴くための安全衛生会議を開催する 関係条文 法第 12 条の 2 則第 12 条の 2~12 条の 4 23 条の 2 ( 各部署の責任者 ) 第 11 条各部 ( 課 ) の責任者は 会社の決定に基づき所轄部署の安全衛生管理方針を決定するとともに 職場管理者を指揮して 労働災害防止 快適な職場形成に向けた統括管理を行う ( 職場管理者 ) 第 12 条各職場の管理者は 労働災害を防止し 快適な職場を形成するため次の事項を管理しなければならない ( 注 : 職場管理者は それぞれの事業場の実情に応じて具体的に決定するようにしてください ) 1 危険性又は有害性等の調査及びその結果に基づき講ずる措置に関すること ( 注 ) 参照 2 労働災害の防止及び健康障害の防止のため 作業方法を決定し これに基づき部下の社員を指導すること

3 所管する設備 機械の安全を確保すること 4 職場内の整理 整頓に努め 快適な職場環境を形成すること ( 作業主任者 ) 第 13 条会社は 法令の定める資格を有する者の内から作業主任者を選任する 2 作業主任者は 当該作業に従事する労働者の指揮その他法令で定める事項を行わなければならない 関係条文 法第 14 条 令第 6 条 第 3 章就業に当たっての措置 ( 安全衛生教育 ) 第 14 条会社は 安全衛生に関する知識及び技能を習得させることによって労働災害防止に役立たせるため 次の教育を行うものとする 1 雇入れ教育 作業内容変更時教育 2 危険 有害業務従事者特別教育 3 職長教育 その他監督者安全衛生教育 4 そのほか安全衛生の水準の向上を図るため 危険又は有害な業務に現に就いている者に対する安全衛生教育 2 従業員は 会社の行う安全衛生教育に積極的に参加しなければならない 関係条文 法第 59 条 60 条 60 条の 2 則第 35 条 36 条 令 19 条 則 40 条 ( 就業制限 ) 第 15 条会社は クレーンの運転その他の業務で法令の定めるものについては 資格を有する者でなければ当該業務に就業させないこととする 2 就業制限業務に就くことができる従業員以外は 当該業務を行ってはならない 関係条文 法第 61 条第 1 項 令 20 条 ( 中高年齢者等 ) 第 16 条会社は 中高年齢者その他労働災害防止上その就業に当たって特に配慮を必要とする者については これらの者の心身の状態に応じて適正な配置を行うように努める 関係条文 法第 62 条 第 4 章職場環境の整備 ( 作業環境測定 ) 第 17 条会社は 法令の定めるところにより 必要な作業環境測定を実施し その結果を記録することとする ( 作業環境測定の評価等 ) 第 18 条会社は 前条の作業環境測定の結果の評価に基づいて 従業員の健康を保持するため必要があると認められるときは 法令の定めるところにより 施設又は設備の設置 健康診断の実施及びその他の適切な措置を講ずることとする 関係条文 法第 65 条 65 条の 2 ( 環境の整備 )

第 19 条会社は 社内における安全衛生の水準の向上を図るため 次の措置を継続的かつ計画的に講じ 快適な職場環境の形成に努める 5 作業環境を快適な状態に維持管理するための措置 6 作業方法の改善 7 休憩施設の設置又は整備 8 その他快適な作業環境を形成するために必要な措置 ( 保護具 救急用具 ) 第 20 条会社は 保護具及び救急用具の適正使用 維持管理について 従業員に対し指導 教育を行うとともに その整備に努めることとする 関係条文 則第 593 条 ~598 条 633 条 634 条 ( 機械 設備の点検整備 ) 第 21 条会杜は 機械 設備等について 法令及び社内点検基準に定めるところにより点検整備を実施し その結果を記録保存することとする ( 整理整頓 ) 第 22 条会社は 常に職場の整理整頓について適正管理し 常に職場を安全で快適かつ機能的な状態に保持することとする 第 5 章健康の保持増進措置等 ( 健康診断 ) 第 23 条会社は 従業員に対し法令の定めるところにより 医師による健康診断を行う 2 会社は 有害業務に従事する従業員及び有害業務に従事させたことのある従業員に対し 医師による特別の項目について健康診断を行う 3 会社は 健康診断の結果及び月の時間外労働が 100 時問を越える場合の状況その他を考慮して面接指導の対象となる労働者の面接指導の実施 その結果に基づく従業員の健康を保持するための措置について 医師の意見を聴く 4 会社は 医師の意見を勘案し その必要があると認めるときは 当該従業員の健康状態等を考慮して 就業場所の変更 作業の転換 労働時間の短縮等の措置を講ずるほか 作業環境測定の実施 施設又は設備の設置 その整備及びその他の適切な措置を講ずる 5 会社は 健康診断を受けた従業員に対し 法令に定めるところにより 当該健康診断の結果を通知する 6 会社は 健康診断の結果 特に健康の保持に努める必要があると認める従業員に対し 医師 保健師による保健指導を行うよう努める 7 従業員は 会社が行う健康診断を受けなければならない ただし 会社の指定した医師又は歯科医師が行う健康診断を受けることを希望しない場合 他の医師又は歯科医師による健康診断結果証明書を会社に提出したときはこの限りでない 関係条文 法第 66 条 ~66 条の 9 令第 22 条 則 44 条 ~52 条の 8 ( 病者の就業禁止 )

第 24 条会社は 伝染性の疾患その他の疾病で 法令の定めるものにかかった従業員に対し その就業を禁止する 2 会社から就業の禁止を指示された従業員は就業してはならない 関係条文 法第 68 条 ( 健康教育等 ) 第 25 条会社は 従業員に対する健康教育及び健康相談その他従業員の健康の保持増進を図るため必要な措置を継続的かつ計画的に講ずるよう努める 2 従業員は 前項の会社が講ずる措置を利用してその健康の保持増進に努めること 関係条文 法第 69 条第 6 章製造業の元方事業場としての措置第 26 条会社は 事業場内での関係下請事業場の労働災害を防止するため 以下の措置を講じる 1 作業間の連絡調整 2 クレーン等の合図の統一等 関係条文 法第 30 条の 2 第 7 章 発注者としての措置第 27 条会社は 大量漏えいによる急性中毒を引き起こす物質 引火性等を有する物質を製造 取り扱う設備の改造等の仕事で一定の作業を注文するときは 中毒及び火災等の発生を防止するため以下の情報を請負人に提供するものとする 1 化学物質の危険 有害性 2 作業において注意すべき事項 3 注文者の講じた措置等 関係条文 法第 31 条の 2 附則 1 この規程は 平成 年 月 日から施行する 2 この規程は 必要に応じて改定する 安全衛生管理規程の作成及び運用上の留意事項 1 就業規則との関係本規程は 就業規則 条に基づき作成したスタイルを採っています したがって 就業規則に重複した規程を置く必要はありませんが 本規程も就業規則の一部ですので 所轄労働基準監督署に就業規則を合わせて届け出 かつ 労働者に周知する必要があります 2 業種に対応した規程内容本規程は あらゆる業種に対応した内容となっていますので 各事業場の実情に応じて条文等は変更 削除してください ( 第 5 条 6 条 12 条 14 条 16 条 17 条 23 条 2 項 26 条 27 条等 ) 3 注書き 関係条文注書き関係条文は 安全衛生管理規程を作成する場合の参考に記載したものですので 実際の規程に盛り込む必要はありません なお 関係条文に使用した略称の正式名称は

下記のとおりです 法 : 労働安全衛生法令 : 労働安全衛生法施行令則 : 労働安全衛生規則 ( 注 ) 化学物質等で労働者の危険又は健康障害を生ずるおそれのあるもの以外の調査は製造業等に限る 製造業等 : 製造業 ( 物の加工業を含む ) 林業 鉱業 建設業 運送業 清掃業 電気業 ガス業 熱供給業 水道業 通信業 各種商品卸売業 家具 建具 じゆう器等卸売業 各種商品小売業 家具 建具 じゆう器小売業 燃料小売業 旅館業 ゴルフ場業 自動車整備業及び機械修理業 関係条文 法第 28 条の 2 則第 24 条の 11 10 人 ~50 人未満の事業場 ( 安全衛生推進者 ) 第 5 条会社は 安全衛生推進者 ( 注 : 常時 10 人 ~50 人未満の労働者を使用する事業場 但し 労働安全衛生法施行令第 2 条第 3 項に定める業種に属する事業場にあっては 衛生推進者 ) を選任し 第 6 条 2 項に定める職務を行わせる ( 安全衛生推進者の職務 ) 第 6 条会社は 法令の定めに従って安全衛生推進者を選任する 2 安全衛生推進者は 次の業務を安全衛生業務について責任のある者の指揮を受けて担当する 1 安全衛生に関する方針の表明に関すること 2 労働者の危険又は健康障害を防止するための措置に関すること 3 労働者の安全又は衛生のための教育に関すること 4 健康診断の実施その他健康の保持増進のための措置に関すること 5 労働災害の原因及び再発防止対策に関すること 6 快適な職場環境の形成に関すること 7 危険性又は有害性等の調査及びその結果に基づき講ずる措置に関すること ( 注 ) 参照 8 安全衛生計画の作成 実施 評価及び改善に関すること 9 その他労働災害防止に必要と認められる重要な事項に関すること 3 会社は 安全衛生推進者を選任したときは その者の氏名を事業場の見やすい個所に掲示するなどの方法により社員に周知する 4 会社は 安全又は衛生に関する事項について 関係労働者からの意見を聴くための安全衛生会議を開催する 関係条文 法第 12 条の 2 則第 12 条の 2~12 条の 4 23 条の 2

安全衛生管理規程の作成及び運用上の留意事項 1 就業規則との関係本規程は 就業規則 条に基づき作成したスタイルを採っています したがって 就業規則に重複した規程を置く必要はありませんが 本規程も就業規則の一部ですので 所轄労 働基準監督署に就業規則と併せて届け出 かつ 労働者に周知する必要があります 2 業種に対応した規程内容本規程は あらゆる業種に対応した内容となっていますので 各事業場の実情に応じて条文等は変更 削除してください ( 第 5 条 6 条 12 条 14 条 16 条 17 条 23 条 2 項 26 条 27 条等 ) 3 注書き 関係条文注書き関係条文は 安全衛生管理規程を作成する場合の参考に記載したものですので 実際の規程に盛り込む必要はありません なお 関係条文に使用した略称の正式名称は下記のとおりです 法 : 労働安全衛生法令 : 労働安全衛生法施行令則 : 労働安全衛生規則