医療用医薬品製造販売業における景品類の提供の制限に関する公正競争規約 ( 昭和 59 年 3 月 10 日公正取引委員会認定 ) ( 昭和 59 年 3 月 14 日官報 公正取引委員会告示第 8 号 ) 改定 ( 平成 6 年 1 月 20 日公正取引委員会認定 ) ( 平成 6 年 2 月 3

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総額表示義務に関する消費税法の特例に係る不当景品類及び不当表示防止法の 適用除外についての考え方 平成 25 年 9 月 10 日一部改定平成 27 年 4 月 1 日一部改定平成 28 年 4 月 1 日一部改定平成 28 年 11 月 28 日消費者庁 第 1 はじめに 1 法律の概要等消費税の

2 医療機関等の役員 3 医療業務関係者 : 上記 1) において実際に医薬品の購入業務を担当し 医薬品の選択又は購入に関与している者 3) 上記 2) の家族などに対する提供は 医療担当者等に対する景品類の間接提供になる場合がある (2) 医療機関等及び医療担当者等に対する景品類提供に当たらない場

Ⅲ-4 調査 研究委託に関する基準 改定改定改定改定改定改定改定 平成 10 年 1 月 20 日公正取引委員会届出平成 13 年 6 月 14 日公正取引委員会届出平成 16 年 5 月 25 日公正取引委員会届出平成 17 年 3 月 29 日公正取引委員会届出平成 17 年 12 月 22 日

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個人情報の保護に関する規程(案)

(3) 父又は母が規則で定める程度の障害の状態にある児童 (4) 父又は母の生死が明らかでない児童 (5) その他前各号に準ずる状態にある児童で規則で定めるもの 3 この条例において 養育者 とは 次に掲げる児童と同居して これを監護し かつ その生計を維持する者であって その児童の父母及び児童福祉

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

器の表示に関する公正競争規約施行規則 ( 以下 施行規則 という ) において規定するものをいう 2 この規約において 新品電子鍵盤楽器 とは 一般消費者又は事業者に使用されたことのない電子ピアノ及び電子オルガンをいう 3 この規約において 中古電子鍵盤楽器 とは 一般消費者又は事業者に使用されたこ

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品券その他の有価証券三供応 ( 映画 演劇 スポーツ 旅行その他の催物等への招待又は優待を含む ) 四便益 労務その他の役務 ( 注 2) いわゆる ポイントサービス ( 購入額に一定率を乗じる等して算出された ポイント を次回購入時の支払に充てること等ができるサービスをいう ) は本条第 3 号の

平成14年8月  日

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PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

と事実上婚姻関係と同様の事情にあった者を 配偶者 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を 婚姻 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含むものとする 5 この条例において 医療保険各法 とは 国民健康保険法 ( 昭和 33 年法律第 192

Taro-議案第13号 行政手続条例の

社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

個人情報保護規定

( 支給対象者等 ) 第 3 条医療費の支給の対象となる者 ( 以下 支給対象者 という ) は 次の各号に該当する母子家庭の母 父子家庭の父及びこれらの者に扶養されている児童並びに養育者に扶養されている父母のない児童とする (1) 本市に住所 ( 配偶者からの暴力を受けること等により本市への住所の

五有価証券 ( 証券取引法第二条第一項に規定する有価証券又は同条第二項の規定により有価証券とみなされる権利をいう ) を取得させる行為 ( 代理又は媒介に該当するもの並びに同条第十七項に規定する有価証券先物取引 ( 第十号において 有価証券先物取引 という ) 及び同条第二十一項に規定する有価証券先

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日商協規程集

第 3 条社長は 入札参加者等又は下請負人等 ( 以下 契約参加者 という ) が別表各号に掲げる措置要件 ( 以下単に 措置要件 という ) に該当すると認めるときは 当該契約参加者を会社契約から排除するための措置であって第 5 条から第 1 0 条までに規定するもの ( 以下 入札等除外措置 と

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ジャパネットたかたにおいて本件エアコンについて通常販売している価格であり 値引き後価格 等と称する実際の販売価格が当該通常販売している価格に比して安いかのように表示していた ( イ ) 本件テレビ ( 別添写し2) a 表示媒体ダイレクトメール b 表示期間平成 29 年 7 月 24 日 c 表示

第 4 章中第 34 条の次に次の 1 条を加える ( 行政指導の中止等の求め ) 第 34 条の 2 法令又は条例等に違反する行為の是正を求める行政指導 ( その根拠 となる規定が法律又は条例 ( 地方自治法第 252 条の17の2 第 1 項又は地方教育行政の組織及び運営に関する法律第 55 条

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第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

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(2) 父又は母が死亡した児童 (3) 父又は母が規則で定める程度の障害の状態にある児童 (4) 父又は母の生死が明らかでない児童 (5) その他前各号に準ずる状態にある児童で規則で定めるもの 3 この条例において 養育者 とは 次の各号のいずれかに該当する児童と同居して これを監護し かつ その生

公正競争規約施行規則 ( 音声 画像 有線設備によるものを含む ) 映画 演劇及びこれらに類するものによる広告 (8) 入場券 乗車券 プログラム テレホンカードその他これらに類するものによる広告及び景品類に記載する表示 2 この規約において 家電品 とは 一般消費者の生活の用に供され 電気を機能上

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1.⑧-1総価契約書(H29~)

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医療用医薬品製造販売業における景品類の提供の制限に関する公正競争規約 ( 昭和 59 年 3 月 10 日公正取引委員会認定 ) ( 昭和 59 年 3 月 14 日官報 公正取引委員会告示第 8 号 ) 改定 ( 平成 6 年 1 月 20 日公正取引委員会認定 ) ( 平成 6 年 2 月 3 日公正取引委員会告示第 4 号 ) 改定 ( 平成 9 年 8 月 11 日公正取引委員会認定 ) ( 平成 9 年 8 月 11 日官報 公正取引委員会告示第 66 号 ) 改定 ( 平成 12 年 6 月 27 日公正取引委員会認定 ) ( 平成 12 年 7 月 17 日官報 公正取引委員会告示第 24 号 ) 改定 ( 平成 17 年 3 月 24 日公正取引委員会認定 ) ( 平成 17 年 3 月 29 日官報 公正取引委員会告示第 5 号 ) 改定 ( 平成 19 年 9 月 28 日公正取引委員会認定 ) ( 平成 19 年 10 月 1 日官報 公正取引委員会告示第 25 号 ) 改定 ( 平成 23 年 1 月 21 日公正取引委員会 消費者庁長官認定 ) ( 平成 23 年 2 月 10 日官報 公正取引委員会 消費者庁告示第 1 号 ) 改定 ( 平成 27 年 7 月 21 日公正取引委員会 消費者庁長官認定 ) ( 平成 27 年 8 月 5 日官報 公正取引委員会 消費者庁告示第 1 号 ) 改定 ( 平成 28 年 4 月 1 日公正取引委員会 消費者庁長官認定 ) ( 平成 28 年 4 月 1 日官報 公正取引委員会 消費者庁告示第 1 号 ) ( 目的 ) 第 1 条この公正競争規約 ( 以下 規約 という ) は 不当景品類及び不当表示防止法 ( 昭和 37 年法律第 134 号 ) 第 31 条第 1 項の規定に基づき 医療用医薬品製造販売業における不当な景品類の提供を制限することにより 不当な顧客の誘引を防止し 一般消費者による自主的かつ合理的な選択及び事業者間の公正な競争を確保することを目的とする ( 定義 ) 第 2 条この規約で 医療用医薬品 とは 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年法律第 145 号 以下 医薬品医療機器等法 という ) 第 2 条第 1 項に規定する医薬品であって 医師又は歯科医師の処方せん又は指示によって使用される医薬品その他医療機関等において医療のために使用される医薬品のうち この規約の施行規則 ( 以下 施行規則 という ) で定めるものをいう 2 この規約で 医療用医薬品製造販売業者 とは 医療用医薬品の製造販売を業とする者であって この規約に参加する事業者をいう 3 この規約で 医療機関等 とは 医療法 ( 昭和 23 年法律第 205 号 ) 第 1 条の5に規定 - 1 -

する病院及び診療所 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 ) 第 8 条第 27 項に規定する介護老人保健施設 医薬品医療機器等法第 2 条第 12 項に規定する薬局その他医療を行うものをいい これらの役員 医療担当者その他従業員を含む 4 この規約で 医療用医薬品卸売業者 とは 医薬品医療機器等法第 25 条第 3 号に規定する医療用医薬品の卸売販売業を営む者をいう 5 この規約で 景品類 とは 顧客を誘引するための手段として 方法のいかんを問わず 医療用医薬品製造販売業者が自己の供給する医療用医薬品の取引に付随して相手方に提供する物品 金銭その他の経済上の利益であって 次に掲げるものをいう ただし 正常な商慣習に照らして値引又はアフターサービスと認められる経済上の利益及び正常な商慣習に照らして医療用医薬品に附属すると認められる経済上の利益は 含まない (1) 物品及び土地 建物その他の工作物 (2) 金銭 金券 預金証書 当せん金附証票及び公社債 株券 商品券その他の有価証券 (3) きょう応 ( 映画 演劇 スポーツ 旅行その他の催物等への招待又は優待を含む ) (4) 便益 労務その他の役務 ( 景品類提供の制限の原則 ) 第 3 条医療用医薬品製造販売業者は 医療機関等に対し 医療用医薬品の取引を不当に誘引する手段として 景品類を提供してはならない ただし 前条第 5 項ただし書に規定する経済上の利益については この限りでない ( 提供が制限される例 ) 第 4 条前条の規定に違反する景品類の提供を例示すると 次のとおりである (1) 医療機関等に所属する医師 歯科医師その他の医療担当者に対し 医療用医薬品の選択又は購入を誘引する手段として提供する金品 旅行招待 きょう応等 (2) 医療機関等に対し 医療用医薬品の選択又は購入を誘引する手段として無償で提供する医療用医薬品 ( 提供が制限されない例 ) 第 5 条この規約に違反しない景品類又は経済上の利益の提供を例示すると 次のとおりである (1) 医療機関等における自社の医療用医薬品の使用に際して必要な物品若しくはサービス又はその効用 便益を高めるような物品若しくはサービスの提供 (2) 医療用医薬品に関する医学 薬学的情報その他自社の医療用医薬品に関する資料 説明用資材等の提供 (3) 施行規則で定める基準による試用医薬品の提供 - 2 -

(4) 医療機関等に依頼した医療用医薬品の製造販売後の調査 試験等 治験その他医学 薬学的調査 研究の報酬及び費用の支払 (5) 医療機関等を対象として行う自社医薬品の講演会等に際して提供する華美 過大にわたらない物品若しくはサービスの提供又は出席費用の負担 ( 医療用医薬品卸売業者に対する景品類提供の制限 ) 第 6 条医療用医薬品製造販売業者は 医療用医薬品卸売業者に対し 私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律 ( 昭和 22 年法律第 54 号 ) 第 19 条 ( 不公正な取引方法の禁止 ) の規定に違反して景品類を提供してはならない ( 公正取引協議会 ) 第 7 条この規約の目的を達成するため 医療用医薬品製造販売業公正取引協議会 ( 以下 公正取引協議会 という ) を設置する 2 公正取引協議会は この規約に参加する事業者 ( 以下 事業者 という ) をもって構成する 3 公正取引協議会は 次の事業を行う (1) この規約の周知徹底に関すること (2) この規約についての相談 指導及び苦情処理に関すること (3) この規約の規定に違反する疑いがある事実の調査に関すること (4) この規約の規定に違反する事業者に対する措置に関すること (5) 不当景品類及び不当表示防止法及び公正取引に関する法令の普及並びに違反の防止に関すること (6) 関係官公庁との連絡に関すること (7) その他この規約の施行に関すること ( 事業者の協力義務 ) 第 8 条事業者は この規約を円滑に実施するため 公正取引協議会に協力しなければならない ( 違反に対する調査 ) 第 9 条公正取引協議会は 第 3 条の規定に違反する事実があると思料するときは 関係者を招致して事情を聴取し 関係者に必要な事項を照会し 参考人から意見を求め その他の事実について必要な調査を行うことができる 2 事業者は 前項の規定に基づく公正取引協議会の調査に協力しなければならない 3 公正取引協議会は 第 1 項の調査に協力しない事業者に対し 当該調査に協力すべき旨を文書をもって警告し これに従わない者に対しては 10 万円以下の違約金を課し 又は除名処分をすることができる - 3 -

( 違反に対する措置 ) 第 10 条公正取引協議会は 第 3 条の規定に違反する行為があると認められるときは その違反行為を行った事業者に対し その違反行為を排除するために必要な措置を採るべき旨 その違反行為と同種又は類似の違反行為を再び行ってはならない旨 その他これらに関連する事項を実施すべき旨を文書をもって警告することができる 2 公正取引協議会は 前項の規定による警告を受けた事業者がこれに従っていないと認めるときは 当該事業者に対し100 万円以下の違約金を課し 若しくは除名処分をし 又は消費者庁長官に必要な措置を講ずるよう求めることができる 3 公正取引協議会は 前条第 3 項又は前二項の規定により 警告し 違約金を課し 又は除名処分をしたときは その旨を遅滞なく文書をもって消費者庁長官に報告するものとする ( 違反に対する決定 ) 第 11 条公正取引協議会は 第 9 条第 3 項又は前条第 2 項の規定による措置 ( 警告を除く ) を採ろうとする場合には 採るべき措置の案 ( 以下 決定案 という ) を作成し これを当該事業者に送付するものとする 2 前項の事業者は 決定案の送付を受けた日から10 日以内に公正取引協議会に対して文書によって異議の申立てをすることができる 3 公正取引協議会は 前項の異議の申立てがあった場合には 当該事業者に追加の主張及び立証の機会を与え これらの資料に基づいて更に審理を行い それに基づいて措置の決定を行うものとする 4 公正取引協議会は 第 2 項に規定する異議の申立てがなかった場合には 速やかに決定案の内容と同趣旨の決定を行うものとする ( 施行規則の制定 ) 第 12 条公正取引協議会は この規約の実施に関する事項について施行規則を定めることができる 2 施行規則を定め 又は変更しようとするときは 事前に消費者庁長官及び公正取引委員会の承認を受けるものとする 附則この規約は 昭和 59 年 7 月 1 日から施行する ただし 第 5 条 ( 第 3 項第 3 号及び第 4 号を除く ) 及び第 10 条の規定は 公正取引委員会の認定の告示のあった日から施行する 附則 - 4 -

この規約の変更は 平成 6 年 2 月 3 日から施行する 附則 1 この規約の変更は 平成 9 年 10 月 1 日から施行する 2 この規約の施行前において事業者がした行為については なお従前の例による 3 保険医療における薬剤給付に係る制度の改定が行われたときは 医療用医薬品業における公正な競争を確保する観点から 速やかにこの規約について見直しを行うものとする 附則この規約の変更は 平成 12 年 7 月 17 日から施行する 附則この規約の変更は 平成 17 年 4 月 1 日から施行する 附則この規約の変更は 平成 19 年 10 月 1 日から施行する 附則この規約の変更は 平成 23 年 2 月 10 日から施行する 附則この規約の変更は 平成 27 年 8 月 5 日から施行する 附則この規約の変更は 平成 28 年 4 月 1 日から施行する - 5 -