DS4技 NX新規設計開始について

Similar documents
<4D F736F F F696E74202D D30315F E838B A A F959489EF8A FD089EE2C8BA492CA2E >

Microsoft PowerPoint - 23_電子制御情報の交換(配布用a).pptx

Microsoft PowerPoint - 22_同一性検証ツールの実用性確認(配付用a).pptx

品質マニュアル(サンプル)|株式会社ハピネックス

Microsoft PowerPoint - 21_組立3DAモデルのCAD検証結果(配布用b).pptx

PowerPoint プレゼンテーション

ISO 9001:2015 改定セミナー (JIS Q 9001:2015 準拠 ) 第 4.2 版 株式会社 TBC ソリューションズ プログラム 年版改定の概要 年版の6 大重点ポイントと対策 年版と2008 年版の相違 年版への移行の実務

日経ビジネス Center 2

Microsoft PowerPoint - 27_ISO TC184・SC4関連活動の紹介(配布用a).pptx

untitle

図表 11に都道府県別取得件数 ( 上位 10 位 ) を 図表 12に産業分野別取得件数 ( 上位主要産業分野 ) を 図表 13に産業分野別取得件数の推移を示します 産業分野別件数 ( 図表 12) では最も多いのが 建設 の15,084 件 次いで 基礎金属 加工金属製品 の6,434 件 電

ISO9001:2015内部監査チェックリスト

どのような便益があり得るか? より重要な ( ハイリスクの ) プロセス及びそれらのアウトプットに焦点が当たる 相互に依存するプロセスについての理解 定義及び統合が改善される プロセス及びマネジメントシステム全体の計画策定 実施 確認及び改善の体系的なマネジメント 資源の有効利用及び説明責任の強化

JISQ 原案(本体)

Microsoft Word - ESxR_Trialreport_2007.doc

PowerPoint プレゼンテーション

エンジニアリング・サービスから見たMBD導入の成功・失敗

<4D F736F F F696E74202D204A414D B F8089BB8A8893AE82CC8FD089EE81765F A957A8

PowerPoint-Präsentation

目 次 1. タムラグループの環境活動 1 2. グリーン調達基準 1 第 1 章総則 1 第 2 章取引先様への要求事項 3 第 3 章材料 部品等の選定基準 3 第 4 章取引先様への調査内容 4 附則 5

再生材料や部品の利用促進を具体的に進めていることから その努力を示すものとして 本規格では マテリアルリサイクル及びリユースのみを対象としている 機器製造業者が直接その努力に関わるという 観点からも 本規格では 再生資源をマテリアルリサイクルのみに限定している Q5) 自らが資源循環利用をコントロー

スライド 1

ISO9001:2015規格要求事項解説テキスト(サンプル) 株式会社ハピネックス提供資料

Siemens Corporate Design PowerPoint-Templates

何故 2 つの規格としたのですか (IATF 16949:2016 及び ISO 9001:2015)? 2 つの規格となると 1 つの規格の場合より, 読んで理解するのが非常に難しくなります 1 まえがき 自動車産業 QMS 規格 IATF と ISO との間で,IATF を統合文書と

スキル領域 職種 : ソフトウェアデベロップメント スキル領域と SWD 経済産業省, 独立行政法人情報処理推進機構

取り組みの背景目的計測点群処理の課題とポリゴン活 体制機能概要と本システムの特徴機能詳細システム構成問合せ先

(情)07年度事業運営方針

PowerPoint プレゼンテーション

16年度第一回JACB品質技術委員会

<4D F736F F D20939D8D87837D836A B B816996E BB8DEC8F8A816A F90BB8DEC E646F63>

個人依存開発から組織的開発への移行事例 ~ 要求モデル定義と開発プロセスの形式化 による高生産性 / 高信頼性化 ~ 三菱電機メカトロニクスソフトウエア ( 株 ) 和歌山支所岩橋正実 1

19航空.PDF

Microsoft PowerPoint _IAI総会用(設備FM分科会配布資料)Ver10.pptx

Microsoft Word - jis_c_5750_3_6_....ed1.doc

Microsoft PowerPoint プレス発表_(森川).pptx

IR用小冊子200611流し込み

<4D F736F F F696E74202D204E4B8D EF8E9197BF5F91E A291448F8A2E >

J I S J A S O 廃止提案書 1. 対象規格 JASO M 304:02 ( 自動車用発泡体 ) 2. 廃止の背景と理由この規格は自動車用の断熱 防音 防振及びクッション用材料の性能 試験方法を標準化する趣旨で 1969 年に制定され 以後 4 回の改正が行われた なお 本年度の定期見直し

1

Microsoft Word - JIS_Q_9100_表紙.doc

Microsoft Word - 10 表紙.docx

untitled

屋内 3 次元 測位 + 地図 総合技術開発 現状 屋内 3 次元測位統一的な測位手法 情報交換手順がなく 共通の位置情報基盤が効率的に整備されない 技術開発 屋内外のシームレス測位の実用化 (1) 都市部での衛星測位の適用範囲拡大 (2) パブリックタグ 屋内測位の標準仕様策定 効果 3 次元屋内

ISO 9001:2015 から ISO 9001:2008 の相関表 JIS Q 9001:2015 JIS Q 9001: 適用範囲 1 適用範囲 1.1 一般 4 組織の状況 4 品質マネジメントシステム 4.1 組織及びその状況の理解 4 品質マネジメントシステム 5.6 マネジ


平成24年度 事業計画書(案)

4.7.4 プロセスのインプットおよびアウトプット (1) プロセスへのインプット情報 インプット情報 作成者 承認者 備 考 1 開発に関するお客様から お客様 - の提示資料 2 開発に関する当社収集資 リーダ - 料 3 プロジェクト計画 完了報 リーダ マネージャ 告書 ( 暫定計画 ) 4

NSW キャリア採用募集職種一覧 2018/8/16 現在 求人番号 職種対象業務必要とするスキル 経験 資格等勤務地 1 営業スペシャリスト金融 ( 損保 生保 クレジット ) 業でのソリューション営業 IT 業界での営業経験 金融業界 IT 業界での人脈がある方尚可 渋谷 2 プロジェクトマネー

目次 ペトリネットの概要 適用事例

智美塾 ゆもつよメソッドのアーキテクチャ

Copyright Compita Japan ISO33k シリーズとは? これまで使用されてきたプロセスアセスメント標準 (ISO/IEC 本稿では以降 ISO15504 と略称する ) は 2006 年に基本セットが完成し 既に 8 年以上が経過しています ISO

JAB の認定 ~ 最新情報 公益財団法人日本適合性認定協会認定センター

アジェンダ Unite Technology のおさらい Unite Technology で できる事 PTC Windchill と接続して できる事 良くある質問 対応バージョンは? データ変換の品質は? どんな情報が渡るか? どこまで変更できる? オープンの時 読み込み条件はどうする? 板金

h1-P18.indd

Microsoft PowerPoint mitsuhashi.ppt [互換モード]

InspectionXpert for SolidWorksのご紹介

目次 1. はじめに... 1 (1) 静岡市電子納品実施マニュアル入門編 工事 の位置づけ... 1 (2) 電子納品とは... 1 (3) 静岡市の電子納品導入計画 電子納品のフロー 準備... 2 (1) 電子納品の適用範囲... 2 (2) 対象となる電子成果

2015 TRON Symposium セッション 組込み機器のための機能安全対応 TRON Safe Kernel TRON Safe Kernel の紹介 2015/12/10 株式会社日立超 LSIシステムズ製品ソリューション設計部トロンフォーラム TRON Safe Kernel WG 幹事

医療機器開発マネジメントにおけるチェック項目

SCSK 株式会社 データセンター BPO センター 商号本社設立資本金事業規模代表取締役 SCSK 株式会社東京都江東区豊洲 3 丁目 2 番 20 号豊洲フロント 1969( 昭和 44) 年 10 月 25 日 211 億円売上高 2,687 億円従業員数 11,995 名 ( 連結 ) (2

セキュリティ委員会活動報告

<4D F736F F D2095CA8E F955C92A382E A E B5B8C5E8EAE5D5F95BD95A82E646F63>

<4A414D41939D88EA B835E B836793FC97CD837D836A B E322E33288ED08A4F94C5816A2E786C73>

2008年度 設計手法標準化アンケート 集計結果

PowerPoint プレゼンテーション

目次 1. 適用範囲 1 2. 引用規格 1 3. 種類 1 4. 性能 2 5. 構造 2 6. 形状 寸法 3 7. 材料 3 8. 特性 4 9. 試験方法 検査 6 ( 最終ページ :11)

説明項目 1. 審査で注目すべき要求事項の変化点 2. 変化点に対応した審査はどうあるべきか 文書化した情報 外部 内部の課題の特定 リスク 機会 利害関係者の特定 QMS 適用範囲 3. ISO 9001:2015への移行 リーダーシップ パフォーマンス 組織の知識 その他 ( 考慮する 必要に応

プロジェクトを成功させる見積りモデルの構築と維持・改善 ~CoBRA法による見積りモデル構築とその活用方法について~

Microsoft Word - 04_品質システム・品質保証モデル_TCVNISO doc

Microsoft Word - JSQC-Std 目次.doc

Microsoft Word - IRCA250g APG EffectivenessJP.doc

Microsoft PowerPoint - 配布用資料.ppt

ISO/TC176/SC2/N1291 品質マネジメントシステム規格国内委員会参考訳 ISO 9001:2015 実施の手引 目次 1.0 序文 2.0 ISO 9001:2015 改訂プロセスの背景 3.0 ユーザグループ 4.0 実施の手引 4.1 一般的な手引 4.2 ユーザグループのための具

JIS Q 27001:2014への移行に関する説明会 資料1

医政経発第 号 平成 20 年 3 月 28 日 社団法人日本臨床検査薬協会会長 在日米国商工会議所 (ACCJ) 医療機器 IVD 小委員会委員長 殿 欧州ビジネス協会 ( E B C) 医療機器委員会委員長 厚生労働省医政局経済課長 医療機器等へのバーコード表示の実施について 医

Microsoft PowerPoint - PressConference-JEMIMA-show2011

Microsoft PowerPoint - ETEC-CLASS1資料 pptx

PowerPoint プレゼンテーション

ENOVIA、TEAMCENTER、そして Aras Innovator

PW_Products_A4_Japan_Web

2008年度 設計手法標準化アンケート 集計結果

<4D F736F F D D D CA EBF834B F D834F B E

会社紹介 日本ユニシス エクセリューションズ株式会社 事業内容機械設計用 CAD/CAM/CAE の開発販売住宅用 3 次元 CAD の開発販売他 設立 1984( 昭和 59 年 ) 年 11 月 1 日 社長石原邦夫 資本金 1 億円 ( 日本ユニシス 100%) 社員数 216 名 事業所本社

Microsoft PowerPoint - A3② JaSST_MISRA2004ソースコード品質診断.ppt

注意 1 へのエントリー : 図 1 を参照のこと ( 意味不明 ) 反対側面 記号解説 1 外抜け勾配 2 内抜け勾配 図 1- 外抜け勾配と内抜け勾配 3.2 データム系 RST( 新規 ) データ文字を持つ ISO 5459 データム系注意 : 1 へのエントリー : 図 D.2 を参照のこと

NEXCESS基礎コース01 組込みソフトウェア開発技術の基礎 ソフトウェア開発プロセス編

第16部 ソフトウェア・プロセスの改善

Microsoft Word - ISO 9001要求事項のエッセンス 改 国府保周

ロータリーシール

9100 Key Changes Presentation

目次 1. はじめに... 1 (1) 静岡市電子納品実施マニュアル入門編 業務 の位置づけ... 1 (2) 電子納品とは... 1 (3) 静岡市の電子納品導入計画 電子納品のフロー 準備... 2 (1) 電子納品の適用範囲... 2 (2) 対象となる電子成果

土木工事書類スリム化ガイドの発行にあたり 関東地方整備局では 平成 20 年度の 土木工事書類作成マニュアル 策定を契機に 工事書類の簡素化に努めています また 平成 27 年度より 工事書類の提出方法を事前協議で明確にすることで 紙媒体の提出に加えて電子データを提出する二重提出の防止に向けて取り組

CADSUPER2016

PowerPoint Presentation

BIM/CIM 活用における 段階モデル確認書 作成マニュアル 試行版 ( 案 ) 平成 31 年 3 月 国土交通省 大臣官房技術調査課

目次 1. はじめに 2.IMDSの入力方法 3. デンソー固有の依頼事項 4.IMDSの警告について 5. 問合せ先 P3 P4 P6 P10 P11 2

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft Word - JIS_Q_27002_.\...doc

取組みの背景 これまでの流れ 平成 27 年 6 月 日本再興戦略 改訂 2015 の閣議決定 ( 訪日外国人からの 日本の Wi-Fi サービスは使い難い との声を受け ) 戦略市場創造プラン における新たに講ずべき具体的施策として 事業者の垣根を越えた認証手続きの簡素化 が盛り込まれる 平成 2

Transcription:

三次元 CAD 情報標準化セミナー 2014 の活動紹介 副委員長 生方清美

アジェンダ 1. これまでの取り組み 2. JIS/ISO 化への取り組み 3. 最後に

1. これまでの取り組み 3

1-1. 図面の課題 3D 図 +2D 図 各社毎の 3D 図面 A 社 B 社 C 社 + 3D 図面 (A 社仕様 ) 3D 図面 (B 社仕様 ) 3D 図面 (C 社仕様 ) 形状を 3D で表現 注記 属性情報は Text で 2D 上に指示 2D 図面作成工数大 各社独自の様式で作成 解読 加工 = ノウハウ 手作業 手作業 手作業??? サプライヤー入手しても形式がバラバラで非効率 ボス / リブ位置 2D 図面から読取り コスト / 重量の集計 作業標準作成 人が介在 時間が掛かる / 間違い発生 4

1-2.3D 単独図の規格化 (2004 2004~2010) 過去 現在 /3D+2D 図面 設計は 3D-CAD で行っているが ものづくりには 2D 図面が必要となっている 現在 /3D 単独図 設計からものづくりまで 3D 単独図で一気通貫を実現する <3D 単独図 > <2D 図面 > + <3D モデル > 5

1JEITA 3DA モデルガイドライン Ver3.0 1-3. 各種ガイドライン 3D 単独図及び活用に関する各種ガイドライン 事例を作成 公開 2JEITA 3D 単独図金型工程連携ガイドライン V1.0 3JEITA 3DA モデルを利用した測定ガイドライン JEITA ホームページで入手可能 http://home.jeita.or.jp/3d/index.htm 6

1-4.3D 単独図の推進の問題点 本専門委員会では 2004 年頃より 図面レスをキャッチフレーズに 3D 単独図 の規格化 活用 普及活動を行ってきた しかしながら ものづくりの環境 ( 特に 3D-CAD 機能 ) が整わない状況での推進に 設計効率も悪く 実業務での効果が出にくいという状況になっていた

1-5. 海外調査 方針見直し (2011~2012 年 ) このような状況を打開する為 3D 単独図 展開の可能性を調査する目的で 2011 年の台湾の企業調査と 2012 年の欧州航空 自動車業界及び標準化団体の調査を実施した その結果 以下のような結論に至った 1.JIS/ISO への提案も考慮するが 実業務に合ったルール化と運用をしていかなければ効果は出せない 2. 効果を実証した提案でなければ受け入れてもらえない 3. ルールを提案 展開していくためには 他業界との協業が必要特にルールに準拠した CAD 機能等 システム開発が必要 ProSTEP 調査例 例 ) ProSTEP ivip 社 ( 非営利団体 ) 業界での成功事例を標準化メソッドで標準化するプロ集団 ( 仕様に対してユースケースを作り検討 成功ケースを統合化して標準化する )

1-6. 各分科会の位置付け 標準化 検証 改善のサイクルを回して熟成させて行く ( 日本版 Prostep 型活動に育てる ) 標準化 実証検証 システム開発の関係 コンセプト探索 計画と要求 標準化分科会標準検討 活用分科会ベンチマーク Showcase 詳細設計 要求確認 設計確認 確認テスト 導入試験運転と評価 活用分科会 IT ツール検討 WG 利用とサポート 上がった課題をベンダ視点で検討統合テスト し共通の仕様とする 実証分科会実証検証 実装 単体テスト

1-7.DTPD への進化 (2012 年 ~) 設計成果物中心のデータ 3D 単独図 から 各工程でデータ活用していく DTPD (Digital Technical Product Documentation) へと進化させた

2.JIS/ISO 化への取り組み 11

2-1.3DA モデルへの変遷 過去 現在 /3D+2D 図面 設計は 3D-CAD で行っているが もの造りには 2D 図面が必要となっている 現在 /3D 単独図 設計からもの造りまで 3D 単独図で一気通貫を実現する 寸法公差 将来 /3DA モデル 設計からもの造りまで 3DA モデルで一気通貫を実現する < 3DA モデル > <3D 単独図 > + < 2D 図面 > JIS にも ISO にもない < 3D モデル > 設計意図の伝達に曖昧さが残る ( 経験と人が対応 ) 寸法記載の手間 複雑で人が理解できない 幾何公差採用で 設計意図が一義的な定義できる 品質向上 JEITA の普通幾何公差採用による記載省略とマシンリーダブル 効率アップ 12

2-2.DTPD の標準化 3DA モデル 部品 組立に関する全ての情報を 3DA に入れる 標準化 メカ電気 メカ 電気光学 ソフト 光学ソフト システム検討 / 開発 メカトロ形状を 3D で表現 全ての情報をデジタル情報で所持 実務実証 ISO の領域 解読 加工 測定 = ツール 自動 自動 自動 異なる CAD 間での 3D 形状データの流通を保証 3D 形状 :STEP/IGES 3D データ品質 :PDQ 注記 属性情報などのデジタルデータ形式 測定結果の集計 フィート ハ ック 作業標準 自動組み立て 3D プリンター検証 解析 速く 簡単 正確に情報を伝達! 注記 属性情報などの 3D 図面での表記方法 三次元図面としての表記法 三次元図面としての流通を保証 TC184/SC4 TC10

DTPD 構成 2-3.DTPD で定義する領域 ( 各生産プロセスで管理される DTPD 構成情報 ) DTPD DTPD 管理情報 関連情報 3DA モデル 解析データ 製造データ試験データ品質データサービスデータ 二次元図面 設計モデル 製品特性 モデル管理情報 モデル幾何形状 補足幾何形状 表示要求事項 非表示要求事項 生産プロセス 開発 生産準備プロセス 量産プロセス 物流 販売 保守 ( 対顧客 ) プロセス ニーズ PLM (DTPD, 設計 BOM) 生産設計 解析 CAE 組立性 CAE PLM (DTPD, 生産 BOM) CAT 測定検査実験 商品企画 技術開発 シーズ CAD 設計開発 工程設計 工具設計 組立性検証 ディジタル検証ディジタルモックアップ 量産試作 作業手順書 ( 部品生産 部品調達 組立 ) 量産体制確立 内製部品生産 外注先での生産 組立 組立 検査 販売 販売マニュアル 保守 サービス サービスマニュアル マーケティング ( お客様相談室 ) 14

2-4. 各種規格 /JEITA 規格の位置付け 規格化の方針 ISOに準拠するが 必要事項はISOに上程する JAMA 活動 SJAC 等の関係団体と連携する 電気 精密として必要なものを継続的に追加していく 準拠 上程 ISO 16792 TC184/SC4 TC10 JIS 国際規格 JAMA,SJAC と協力の上 JIS 開発提案 国内規格 準拠 活用 JEITA 3DA モデル ガイドライン JAMA/JAPIA 3D 単独図 ガイドライン JAMA と協力の上 JIS 開発提案 業界規格 ガイドライン A 社 B 社 各社運用ルール JAMA : 日本自動車工業会 SJAC : 日本航空宇宙工業会 15

2-5. 各省庁 団体との連携 経済産業省産業技術環境局国際標準課 (ISO 課 ) 製造産業局商務情報政策局情報通信機器課 JEITA 連携 ProSTEP( 欧州 ) 原課 支援 JEITA 7 CAD ベンダー ( 賛助会員 ) 企画開発 設計製造 日本自動車工業会電子情報委員会デジタルエンジニアリング部会 4 1 連携検討 電気 / 電子 / ソフトウェア等の委員会 2 ISO/TC10 ( 表記方法 ) JIS/3D-DTPD 3DA モデル 3 産業総合研究所 CMM コンソーシアム 6 ISO TC184/SC4 ( デジタルデータ形式 ) 日本金型工業会 5 3D DTPD 物流販売保守 海外 国内標準化 国内技術連携 JEITA 3 次元 CAD 情報標準化は TC10( 表記方法 ) と TC184/SC4( デジタルデータ形式 ) が 2 本柱 1JIS 委員会 /3D DTPD に委員 4 名を派遣 中心メンバーとして活躍 JEITA/3DA モデル採用 2TC10 には JIS 委員会 /3D DTPD 提案予定 提案をする中で委員派遣等を進める 3TC184/SC4 には リエゾン団体と事務局支援 今後に幹事派遣と JEITA/3D DTPD 提案 4 日本自動車工業会電子情報委員会デジタルエンジニアリング部会は JIS や TC184/SC4 で連携 5 日本金型工業会とは金型技術で連携 成果を 金型工程連携ガイドラインとして発行 6 産業総合研究所 CMM コンソーシアムとは自動計測技術で連携 成果を測定ガイドラインとして発行 7CAD ベンダー ( 賛助会員 ) と一体となり ガイドライン評価 ( 実証検証 ) と CAD 機能実現を推進 16

3. 最後に JEITA 内活動として 1. 従来規格を実用規格 (JIS/ISO 化 ) へ成熟 2. メカ / 電気 / 光学 / ソフト連携までを想定 3. 日本型 ProSTEP( 標準化 / 普及 展開 / コンサルティング ) を実施 4. 関連団体 ベンダとの連携の強化 関連する皆様のご協力を引き続きお願い致します この活動への参加をお待ちしております 詳しくは JEITA のホームページをご覧ください URL http://home.jeita.or.jp/3d/index.htm 17