平成 29 年度事業報告 1. 事業概要 北広島市シルバー人材センターは 昨年 設立 30 周年 の記念の年で 多くの会員の皆様のご協力のもと 記念式典 祝賀会 記念誌発行 など各事業を終えることができました 30 年を迎えた意義を十分に認識し更なる発展に努めてまいります センターでは 会員の経験や

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一雇用によらない臨時的かつ短期的な就業又はその他の軽易な業務に係る就 業機会の確保 提供事業 社会参加のための支援 ( 公益目的事業 ) 1 就業開拓提供等事業 (1) 受託事業 ( 一般 ) 高齢者の生きがいの充実と福祉の増進を図るとともに 活力ある地域づくりに寄与することを目的に 高齢者にふさわ

平成  年度事業報告

〔社団法人 小野市シルバー人材センターの設立にかかる事前協議資料〕

はじめに我が国が直面する本格的な超高齢化社会の到来は 労働力人口の減少に伴う生産力の低下や地域活力の衰退 社会保障費の増大など 経済や社会に深刻な影響を及ぼすことが懸念されています こうした中で これからの社会の活力を維持し地域を支える担い手として高齢者に対する期待はますます高まっています 当センタ

第3節 重点的な取り組み

平成  年度事業報告

平成 28 年度事業報告について ( 平成 28 年 4 月 1 日 ~ 平成 29 年 3 月 31 日 ) Ⅰ 事 業 概 要 Ⅱ 会 員 Ⅲ 就 業 Ⅳ 事 業 実 績 Ⅴ 会 議 の 開 催 Ⅵ 団体傷害保険等適用事故 定款第 40 条第 1 項の規定に基づき別紙の議案を報告する

中長期計画の策定について

平成 27 年度事業報告 公益社団法人愛媛県シルバー人材センター連合会 1. 概要平成 27 年度の国内経済については 積極的な経済政策と金融政策が打ち出され 緩やかな回復基調で推移した しかし 年度後半には 中国経済の減速や原油安による先行き不安等によって経済状況は停滞した シルバー人材センター事

平成17年度  事 業 報 告

5 講習会の開催 6 調査研究 相談事業 7 安全 適正就業の推進 8 シルバー人材センターの活動等について周知を図る事業 9 ボランティア活動の推進 10 東三河ブロックのシルバー人材センターとの連携強化 11 事務局体制強化と事務の効率化 数値目標 ( 第 1 次中期計画より ) 1 会員数 1

3 諸会議の開催 (1) 定期総会 1 回 (2) 臨時理事会 1 回 (3) 理事会 12 回 (4) 地域班長会議 4 回 (5) 安全管理委員会 4 回 (6) 入会説明会 12 回 (7) 総務部会 1 回 (8) 事業部会 2 回 (9) 広報部会 16 回 (10) 合同部会 ( 総務部

平成 29 年度事業報告書 我が国の経済は 4 年半の現経済政策の取組の下 長期にわたる景気の回復基調が続いており その長さは バブル期を超え 戦後 3 番目となりました その中で 我々市民生活に密接な関係を持つ雇用や所得が改善傾向にあることが特徴点として挙げられます 全国的に見ると 生産年齢人口が

公益財団法人和歌山市文化スポーツ振興財団 ( 財団法人和歌山市都市整備公社から名称変更 ) 経営健全化 ( 自立化推進 ) 計画 ( 平成 22 年度 ~ 平成 25 年度 ) 取組結果報告 取組結果報告における各取組の最終進捗結果の説明区分基準 A ほぼ予定どおり 若しくは予定以上に進んだ B 取

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平成21年度事業計画(案)

平成27年度事業計画書

施策吊

中期行動計画成24 年度の具体的な行動計画成24 年度の取組結果18 ( 財 ) 札幌勤労者職業福祉センター [ 所管課 : 経 ) 雇用推進課 ] 1 団体目標 新方針重点取組目標 18 ( 財 ) 札幌勤労者職業福祉センター 1 団体の廃止 新公益法人制度への対応平成 28 年度までは 施設の用

平成26年度事業実施計画

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Microsoft PowerPoint - 9月末公表(栃木県正社員転換・待遇改善実現プラン)

3-1_平成25年度事業計画書

PowerPoint プレゼンテーション

平成18年度標準調査票

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Ⅱ 事業実施報告 1. 就業機会提供事業 (1) 受託事業 平成 29 年度は庭木の剪定 介護関係や木島工場団地内の電子部品製造関係 で受注増となった反面 土木関係 農林 水産関係で受注が減少しましたが 年末の降雪に伴う雪下ろしや除雪作業を受注することで 全体としては 330 万円ほどの増となりまし

2. 会員の登録状況 (1) 年齢別会員登録状況 ( 単位 : 人 ) 年齢 60~64 歳 65~69 歳 70~74 歳 75~79 歳 80 歳以上 計 男女別 男女男女男女男女男女男女 計

一般社団法人送電線建設技術研究会関西支部社会保険等の加入促進計画 1. はじめに 平成 27 年 4 月 24 日制定 建設産業においては 健康保険 厚生年金保険及び雇用保険 ( 以下 社会保険等 という ) の 1 法定福利費を適正に負担しない企業が存在し 技能労働者の医療 年金など いざというと

平成17年度事業報告

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平成23年度の具体的な行動計画(アクションプラン)策定調書

(2) 熟練技能者等の派遣による若年技能者等に対する実技指導ものづくりマイスター対象職種以外の職種で企業等から実技指導の要請を受けた場合 熟練技能者等を派遣し実施します (3) 学校単位の製作実演のイベント熟練技能者等を小中学校 訓練施設等へ派遣し 製作実演 ものづくり体験等を行う ものづくり体験教

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チェック式自己評価組織マネジメント分析シート カテゴリー 1 リーダーシップと意思決定 サブカテゴリー 1 事業所が目指していることの実現に向けて一丸となっている 事業所が目指していること ( 理念 ビジョン 基本方針など ) を明示している 事業所が目指していること ( 理念 基本方針

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

第2号議案 平成16年度補正事業計画(案)

2014 年度事業計画書 2014 年 3 月 25 日 一般社団法人日本テレワーク協会 1


事業内容

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

(3) 互助会活動会員相互の親睦と連帯意識の高揚 福祉の増進を図るため 日帰り旅行 一泊旅行 会員交流会 ( 懇親会 ) 同好会活動支援を実施した 会員交流会については 例年行われてきた芸能大会ではなくパーティー形式の懇親会を開催した 参加者の評価は良好であった また 同好会については麻雀同好会が9

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

会員の状況

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東京都江戸東京博物館

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

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平成30年度事業計画書(みだし:HP用)

総務省 1 統計功労者に対する大 臣表彰 統計に関し功績のあった統計調査員を表彰する 11 月 19 日 2 広報関係 (1) 刊行物の活用等による広報 総務省広報誌 総務省 等に 統計の日 についての広報記事を掲載して周知を図るとともに 各種行事結果についても掲載する 統計の日 関連行事の広報文を

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平成 28 年度野田市社会福祉協議会事業計画 1. 事業方針野田市社会福祉協議会では ふれあいと支えあい 福祉の心豊かなまちづくり を基本理念として 地域社会全体で問題解決に取り組み 市民が自立し安心して暮らせる心豊かな福祉社会の実現を目指しています 27 年 4 月から認知症高齢者や障がい者等の判

定年は人生の大きな転機です 長い間お疲れ様でした いま あなたは 毎日をどのように過ごしておられますか 退職後も生きがいをもって地域の活動に参加してみませんか? 次のような思いをお持ちの方 まだまだ現役で頑張る 働けるうちは働く 生涯現役だ 時間も体力もある 自分らしく生き生きと 活動したい 就労?

重点実施事項 第 1 事故防止等の徹底 就業中の事故 交通事故 災害事故等を防ぐことは私たちの願いであり とりわけ世界に類を見ない高齢者の就業を目的とするシルバー人材センターは あらゆる事故防止を事業運営の基本に据え 身体機能の老化による常套事故と批判されないよう組織を挙げて取り組まなければならない

働き方改革 魅力ある建設業の構築に向けて 特集 域によっても大きな差があり, 北陸地方や北海道 など一部の地方では平成 28 年 10 月調査の加入率が 80% を超えているのに対し, 大都市部のある関東 地方 (55%) や近畿地方 (60%) は低い加入率に 留まっている ( ) 建設マネジメン

【最終】平成28年度活動状況調査結果

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都道府県の食品ロス削減の取組状況 1 47 都道府県全てから回答があった 平成 8 年度に食品ロス削減に関する取組を 行っている と回答したのは 4 自治体で 食品ロス削減施策に関する予算が ある と回答したのは 5 自治体であった 平成 7 年度の調査結果と比較するといずれも増加している 食品ロス

政策評価書3-3(4)

(Microsoft Word - H30\216\226\213\306\214v\211\346.docx)

会計名 : 一般会計 平成 26 年度当初予算 ( 会計別収支予算書 ) ( 平成 26 年 4 月 1 日 ~ 平成 27 年 3 月 31 日 ) 当初予算額 前年度予算額 増減 1 基本財産運用収入 7,021 7,021 0 基本財産利息収入 7,021 7,021 0 基本財産 (417,

2 安全衛生教育の実施等 () 6 派遣労働者を雇い入れたときに雇入れ時の安全衛生教育を行 はい いいえ っています () 7 派遣労働者の派遣先事業場を変更するなど 作業内容を変更 はい いいえ したときは 当該派遣労働者に対し 作業内容変更時の安全 衛生教育を行っています ()() 8 6 及び


OB140418大森法人ニュースVol 月_PDF納品用

0-1表紙

1 はじめに 本市では 平成 17 年に 鹿児島市安心安全まちづくり条例 を定め 地域の安全は地域で守る を基本理念に 市と市民 事業者等が連携 協働し 安心して安全に暮らせるまちづくりを進めてきました これまでに防犯パトロール隊や青色防犯パトロール車による防犯活動をはじめ 安心安全ネットワーク会議

平成22 年 11月 15日

保健福祉局地域福祉課

24 ごみ減量分野様式 2 ごみゼロをめざすまち 分野目標 1 ごみゼロ都市 なかの を実現するために 区民 事業者 区が連携して3Rの取組みを進め ごみの排出量が減少するまちをめざす 2 循環型社会を実現するために 資源の再使用 再生利用などの資源の有効利用が広がっているまちをめざす 成果指標 区

(2) 学校給食用物資の取扱予定数量 分類 平成 29 年度 平成 28 年度 増減 基本物資 ( 主食 ) 取扱数量 パン 17,476,000 食 17,861,000 食 385,000 食 米飯 82,894,000 食 82,695,000 食 199,000 食 めん類 9,900,00

が実現することにより 利用希望者は認証連携でひもづけられた無料 Wi-Fi スポットについて複数回の利用登録手続が不要となり 利用者の負担軽減と利便性の向上が図られる 出典 : ICT 懇談会幹事会 ( 第 4 回 )( 平成 27(2015) 年 4 月 24 日 ) 2. 現状 日本政府観光局

平成19年度事業報告

p81-96_マンション管理ガイド_1703.indd

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 輸送の安全に係わる情報(鉄道事業法第19条4) 

JCROA自主ガイドライン第4版案 GCP監査WG改訂案及び意見

Ⅱ 取組み強化のためのアンケート調査等の実施 (1) 建設技能労働者の賃金水準の実態調査国土交通省から依頼を受けて都道府県建設業協会 ( 被災 3 県及びその周辺の7 県を除く ) に対し調査を四半期ごとに実施 (2) 適切な賃金水準の確保等の取組み状況のアンケート調査国は 平成 25 年度公共工事

市報かすが12月15日号


1. 趣旨この基本方針は 市がネーミングライツの付与に関する事業 ( 以下 ネーミングライツ事業 という ) を実施するにあたり 郡山市広告事業実施要綱 ( 平成 27 年 4 月 1 日制定 )( 以下 実施要綱 という ) 第 19 条 ネーミングライツ スポンサーの募集 に基づき ネーミングラ

第34回通常総会議案 _24

指導技法等体験プログラムのご案内 指導技法等体験プログラムの委託訓練関係について詳細にご紹介します 独立行政法人高齢 障害 求職者雇用支援機構が運営する国立職業リハビリテーションセンター ( 以下 当センター という ) では 職業訓練上特別な支援を要する障害者等を対象とした職業訓練について 訓練場

5. 資料 ( 答申 ) の入手方法 (1) 札幌市中学校英語教育研究会ホームページに掲載 (2) 会員に簡易メールに添付して配布 平成 23 年 11 月 28 日 ( 月 ) 全会員に送信 6. スケジュール 平成 23

シルバー人材センターが 赤プリ で避難住民をサポート 1 シルバー人材センターでは 会員募集 活動紹介 なんでも相談 などをとおして 避 難住民の方の生活をサポートしました 東京のシルバー人材センターを代表して千代田区 港区 豊島区 葛飾区 狛江市の 5つのシルバー人材センターから延べ18日間 56

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女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対するインセンティブ付与等 役員 管理職等への女性の登用促進 М 字カーブ問題の解消には企業の取組が不可欠 このため 企業の自主的な取組について 経済的に支援する 経営上のメリットにつなぐ 外部から見えるようにし当該取組の市場評価を高めるよう政

平成 26 年度経済産業省委託事業 高圧ガス取扱施設における リスクアセスメント手法及び保安教育プログラム調査研究 講師データベースの構築 平成 27 年 3 月 高圧ガス保安協会

平成 28 年度事業計画書 Ⅰ. 従業員の教育 訓練事業の継続実施 協会の主要な事業の柱の一つとして 従来から推進してきた会員社の従業員の育成のための研修会を 本年度もNHK 放送研修センターに委託して継続実施することとする 例年通り経験の浅い従業員を対象とした TV 番組演出基礎コース研修 と T

そのため 特に美里町シルバー人材センターを含む小規模センターにとっては 財政上大変厳しい状況になっております 今期も国庫補助金額は前期同額の 7,100 千円 の交付となる見通しですが 予算に関する国会審議のスケジュール上 暫定予算 になる様です この他運営費として就業開拓創出員費等に対する補助金の

11 平成 21 年度介護予防事業実施状況について 平成 22 年 7 月 大阪市健康福祉局健康づくり担当

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00-理:理事会議事次第案 ( )

1 基本健康診査基本健康診査は 青年期 壮年期から受診者自身が自分の健康に関心を持ち 健康づくりに取り組むきっかけとなることを目的に実施しています 心臓病や脳卒中等の生活習慣病を予防するために糖尿病 高血圧 高脂血症 高尿酸血症 内臓脂肪症候群などの基礎疾患の早期発見 生活習慣改善指導 受診指導を実

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

Transcription:

平成 29 年度事業報告 1. 事業概要 北広島市シルバー人材センターは 昨年 設立 30 周年 の記念の年で 多くの会員の皆様のご協力のもと 記念式典 祝賀会 記念誌発行 など各事業を終えることができました 30 年を迎えた意義を十分に認識し更なる発展に努めてまいります センターでは 会員の経験や技能を活かし 地域社会の支え手として 高齢者の就業や社会貢献活動を通じた活力ある地域社会づくりを目的に事業運営を図ってまいりました 平成 29 年度は事業目標として 会員数 520 人 受注金額 214,000 千円 就業率 88% を掲げ 会員の拡大 就業機会の開拓に向け取り組みま した 結果は 会員数 521 人 ( 入会会員数 59 人 退会会員数 48 人 ) 受注金額 約 219,949 千円 就業率 81.6% となりました 平成 29 年度の主な事業実績を前年度と比較しますと 登録会員数は 11 名 伸びており 受注件数及び就業延人員は若干減少しているものの 一方受注 金額においては約 586 千円増加となりました 受注金額の内 受託事業で は 公共が水道開閉栓業務の民間業者への切り替えにより減額したものの企 業及び家庭並びに独自事業で増額となり 受託事業全体で見た場合 前年度 比約 1.0% 増となっており 就業率は派遣事業を含めると前年度より 0.9 ポイ ント低くなっております また 一般労働者派遣事業では 市内 7 カ所の事業所で派遣労働会員 41 人が就業し 派遣受注金額は約 20,112 千円と前年比 94.3% で若干の減 となりましたが これは平成 28 年度は 2017 冬季アジア札幌大会 運 転業務の受注があり このことが要因となっております 平成 29 年度の事業運営にあたりましては ご支援 ご協力をいただきました市民 企業 団体 北広島市並びに会員の皆さんに厚くお礼申し上げます 区 分 平成 29 年度 平成 28 年度 比較増減 対前年度比 登録会員数 521 人 510 人 11 人 102.1% 就業実人員 425 人 421 人 4 人 100.9% 就 業 率 81.6% 82.5% 0.9 ポイント - 就業延人員 44,799 人日 46,056 人日 1,257 人日 97.2% 受注件数 2,369 件 2,472 件 103 件 95.8%

受 注 金 額 219,949 千円 219,363 千円 586 千円 100.2% 受託事業 199,837 千円 198,054 千円 1,783 千円 100.9% 公 共 103,096 千円 104,450 千円 1,354 千円 98.7% 企 業 63,666 千円 61,904 千円 1,762 千円 102.8% 家 庭 24,361 千円 23,749 千円 612 千円 102.5% 独自事業 8,714 千円 7,951 千円 763 千円 109.5% 派遣事業 20,112 千円 21,309 千円 1,197 千円 94.3% 公 共 6,036 千円 5,660 千円 376 千円 106.6% 企 業 14,076 千円 15,649 千円 1,573 千円 89.9% 2. 事業の実施内容 (1) 事業の普及啓発と就業機会の拡大 1 センターの会報 ふれあい を毎月 ふれあい特集号 を8 月及び 3 月に発行し センターの事業実績や就業情報 各種講習会 安全就業などを周知するとともに 地区懇談会における質問内容 設立 30 周年記念事業実施の結果報告等を掲載し 情報提供を図りました また 毎月発行される北広島市の広報 広報北広島 の専用スペースを活用し 入会説明会やシルバーふれあい祭り 木工展示販売会 刃物研ぎ講習会 企業展等について掲載し 会員の拡大 市民 企業などへの普及啓発に努めました 2 センターの社会貢献活動として 7 月 8 日に 一日奉仕デー を実施いたしました 127 名の会員が参加し 公共施設 8カ所で 草刈りや剪定等の作業に取り組みました また 市立保育園等に花苗を寄贈し 園児と会員とが一緒に園内の花壇やプランターに植込み作業を行いました 3 5 月 10 日から12 日までの3 日間 エルフィンパーク交流広場において 第 17 回シルバーふれあい祭り を開催し カフェコーナーやミニコンサート そば打ち実演など 市民との交流を図るとともに 刃物研ぎや花苗 腐葉土 木工品等の販売などセンターの独自事業の PR に努めました 4 10 月の全国統一シルバー人材センター事業普及啓発促進月間には エルフィンパーク交流広場において 役員と職員による普及啓発用リーフレット等を活用した街頭啓発活動を行いました また 9 月末には木工展示販売会や高齢者就業促進パネルの展示 1 0 月 16 日から20 日までの5 日間 市役所新庁舎 5 階展望ロビーにおいて木工作品展及び普及啓発パネル展示のほか全会員による一人 5 枚

の就業開拓用リーフレット配布など就業機会の拡大 会員の拡大に努めました 5 シルバー活動センター及び大曲ふれあいプラザの指定管理者として 施設の適切な管理を行うとともに 市民を対象に毛筆宛名書き講習会や刃物研ぎ講習会 企業展など自主事業を開催するなど親しみやすい施設運営とセンター事業の普及に努めました 6 ホームページは 入会案内やイベント情報など内容を随時更新しながら 新しい情報の提供及び発信 情報公開に努めるとともに 入会申込みや受注申込みをページ上から可能とする改修を行いました 7 北海道シルバー人材センター連合会の会報 道シ連 10 月号に会員拡大の取り組みとして当センターの入会者数を増やすための事例が掲載されました 8 未就業会員及び就業機会の少ない会員に対する相談を随時実施し 就業機会の提供に努めました 9 センター設立 30 周年記念事業として 10 月 28 日に札幌北広島クラッセホテルにおいて記念式典及び祝賀会を挙行し 来賓及び会員 役員など148 名の出席で盛会に行いました 10 新たな取り組みとして 12 月中旬に札幌駅前地下歩行空間において北海道シルバー人材センター連合会の主催による シルバーフェスティバル に参画し 木工品の展示販売を行いました (2) 安全就業の推進と健康管理 1 安全は最優先事項です 安全就業対策基本計画に基づき 安全就業第一 事故ゼロ を目標に事故防止対策及び安全教育の推進を図りましたが 傷害事故 3 件 賠償事故 4 件が発生しました 2 安全委員会では 7 月から10 月まで 安全委員と理事による就業現場の安全パトロールを実施し 就業実態の点検 安全上の注意等を行い 安全就業の指導に努めました 3 草刈班や剪定班など職群班を対象に講習会を開催し 機械器具の取扱い 危険予知行動と事故防止の強化に努めました 4 安全就業を推進するため 4 月に安全大会を開催し 安全就業宣言を行いました また 安全就業と交通安全に係る標語の募集を行い安全に対する意識啓発に努めました 標語募集の結果 安全就業標語個人の部に30 点 職域班の部に36 点 交通安全標語個人の部に 27 点 職域班の部に 2 5 点の応募があり 優秀作品を表彰しました 安全就業講習会では 北広島市の過去の災害及び災害が起きた時の対策について 講習しました

5 北広島自動車学校の協力で 4 月には シルバードライバー交通安全教室 1 月には 冬道の安全運転講習会 を開催し 自動車の運転技術の向上 安全運転に向け 多くの会員が貴重な体験をしました 就業中の交通事故は 発生しておりません 6 特定健診など定期的な健康診断の受診を奨励するとともに 夏場における就業時の体調管理については 特に熱中症に注意するよう呼びかけました (3) 適正就業 1 臨時的かつ短期的な就業 軽易な業務に係る就業機会を確保し 適正就業の遵守に努めました (4) 一般労働者派遣事業 1 北海道シルバー人材センター連合会北広島市事務所として一般労働者派遣事業 ( シルバー派遣事業 ) を実施し 派遣登録会員の就業機会の拡大を図りました (5) 会員の増強と知識 技能の向上 1 入会希望者に対して定期的に説明会を開催し 新規会員の入会促進に努めました 平成 29 年度に入会した会員は59 名でした 2 就業機会の拡大及び後継者の育成を推進するため 網戸張り 刃物研ぎ 剪定 冬囲いなど各種技能講習会を開催し 知識 技能の向上を図りました 3 新規会員の加入促進を図るため 市民を対象とした就業体験講習会として 刃物研ぎ講習会 毛筆宛名書き講習会を開催しました (6) 組織の強化と事務局体制 1 理事会のほか 理事専門部会 各委員会を開催し 事業の適正な運営と組織の活性化に努めました 2 地域班長連絡会議 地区懇談会を開催し 班長及び会員から意見等をいただきながらセンター運営に努めました 3 北海道シルバー人材センター連合会や道内の各センターとの連携を図るとともに 職員として日常業務の円滑な遂行のために必要な知識 情報を得るため 安全就業推進員研修会 業務担当者研修会等に参加し 自己研鑽に努めました 4 事務局次長の退職に伴い 事務局正職員に欠員が生じたため求人募集を行い 平成 30 年 1 月から新規職員 1 名を採用しました

(7) 会員の福利厚生 北広島市シルバー人材センター親睦会との連携を図り 日帰り研修 新年交流会など会員の交流事業を実施しました (8) 独自事業の推進 1 就業機会の拡大を図るため 独自事業として花苗事業 腐葉土事業 木工品事業の3 事業に取り組み販売額の増加に努めました 花苗は 公共施設 学校関係への販売のほか シルバーふれあい祭りや花市 ハウス販売などで実績を伸ばしました 腐葉土は その品質が市民から高く評価されており 新聞への折り込みチラシによる予約販売及びイベントでの販売を実施しました 木工品は 消費者ニーズにあった作品づくりが好評で エルフィンパーク交流広場や札幌駅前地下歩行空間での木工展示販売会を実施しました 2 新規事業の開拓に向け ブルーベリーの苗木を試験的に栽培し 引き続き調査研究を行っています (9) 財政基盤強化対策 1 安定した事業の運営と経費の節減を基本に財政基盤の強化に向け 北広島市に要望書を提出し 補助金の確保や公共事業の発注など支援を要望したほか 会員及び役職員が一丸となって 企業及び一般家庭からの受注拡大を目指して就業拡大のPRに努め 就業開拓を行いました 以上