月次レポート ( 販売用資料 ) 作成基準日 :2018 年 12 月 28 日 ファンドの特色 1. 主として ASEAN 諸国の企業の株式に投資し 中長期的に信託財産の成長を図ることを目的として運用を行ないます 当面の主たる投資対象国はインドネシア マレーシア シンガポール タイ フィリピンの 5 カ国です なお ASEAN 以外の国の企業の株式に投資することがあります 2. 運用の指図に係る権限の一部をフェイム アセット マネジメント ( 英文名 :PHEIM Asset Management SDN BHD 投資顧問会社 ) に委託します 3. 外貨建て資産については 原則として為替ヘッジを行ないません 基準価額の推移 基準価額 純資産総額 収益分配実績 ( 円 ) 11,000 設定日 (2014 年 12 月 26 日 )~2018 年 12 月 28 日 ( 億円 ) 設定日 2014 年 12 月 26 日 10,000 40 基準価額純資産総額 7,544 円 7.89 億円 9,000 8,000 30 20 ハイ ウォーター マーク 分配金 1 万口当たり課税前 第 1 期第 2 期第 3 期第 4 期 10,00 (2015 年 11 月 20 日 ) (2016 年 11 月 21 日 ) (2017 年 11 月 20 日 ) (2018 年 11 月 ) 7,000 基準価額は信託報酬 ( 年率 1.782%( 税込 )) および実績報酬 ( ハイ 6,000 ウォーター マークの超過分に対して10.8%( 税込 )) 控除後の値です 0 14 年 12 月 15 年 12 月 16 年 12 月 17 年 12 月 18 年 12 月 純資産総額 ( 右軸 ) 基準価額 ( 左軸 ) 分配金込み基準価額は 課税前分配金を決算日の基準価額で全額再投資したと仮定した基準価額です 10 ファンドの騰落率 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1 年 3 年設定来 -4.9% -11.9% -11.0% -22.7% -17.7% -24.6% 基準価額は 10,000 口当たりで表示しています 基準価額の計算において信託報酬は控除されています ファンドの騰落率 ( 小数点第 2 位以下を四捨五入 ) は 課税前分配金を決算日の基準価額で全額再投資したと仮定した場合の騰落率です 税金 手数料等を考慮しておりませんので 投資家の皆様の実際の投資成果を示すものではありません ポートフォリオの状況 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 < 株式組入比率 > 株式 現金その他 純資産比率 87.5% 12.5% < 国別比率 > 国 純資産比率 マレーシア 38.6% インドネシア 27.7% シンガポール 16.2% タイ 2.5% オーストラリア 1.1% 香港 0.8% フィリピン 0.8% 台湾 0.0% 現金その他 12.5% 合計.0% 株式には個別株式の価格連動証券も含まれます < 通貨別比率 > 通貨 純資産比率 マレーシアリンギ 38.5% インドネシアルピア 27.7% シンガポールドル 16.2% タイバーツ 1.6% オーストラリアドル 1.1% 香港ドル 0.8% フィリピンペソ 0.8% 米ドル 7.9% 日本円 5.5% 合計.0% < 業種別比率 > < 組入上位銘柄 > ( 総銘柄数 :59 銘柄 ) 銘柄 国 業種 組入比率 アイエックス バイオファーマ シンガポール 医薬品 バイオ ライフサイエンス 5.4% ハイビスカス ペトロリアム マレーシア エネルギー 5.1% Procurri Corporation Limited シンガポール 電気通信サービス 3.6% テンポ スキャン パシフィック インドネシア 医薬品 バイオ ライフサイエンス 3.2% インドネシア ポンダシ ラジャ インドネシア 不動産 3.1% トータル バングン ペルサダ インドネシア 資本財 3.1% スマリンド レスタリ ジャヤ インドネシア 建設資材 3.0% MKH マレーシア 不動産 2.8% PTヌサ ラヤ チプタ インドネシア 資本財 2.4% テオ セン キャピタル マレーシア 食品 飲料 タバコ 2.4% 上記の各比率は純資産総額に対する評価額の割合を小数点第 2 位以下を四捨五入して表示していますので 国別 通貨別 業種別比率の合計は % にならないことがあります 小売 3.6% その他業種 15.9% 電気通信サービス 3.6% 建設資材 4.3% 食品 飲料 タバコ 5.7% 現金その他 12.5% エネルギー 8.8% 上位 9 業種およびその他の業種で分類しております 資本財 14.5% 不動産 13.2% 医薬品 バイオ ライフサイエンス 9.0% 素材 8.9% (1/5 ページ )
月次レポート ( 販売用資料 ) 作成基準日 :2018 年 12 月 28 日 市況 ( 主な投資対象国の代表的株価指数の推移 ) 期間 : 設定日 (2014 年 12 月 26 日 )~2018 年 12 月末 ( 起点を として指数化 ) < マレーシア > マレーシア総合指数 ( 現地通貨建て ) マレーシア総合指数 ( 円建て ) < シンガポール > シンガポール ST 指数 ( 現地通貨建て ) シンガポール ST 指数 ( 円建て ) <フィリピン> フィリピン総合指数 ( 現地通貨建て ) フィリピン総合指数 ( 円建て ) < 台湾 > 台湾加権指数 ( 現地通貨建て ) 台湾加権指数 ( 円建て ) < インドネシア > ジャカルタ総合指数 ( 現地通貨建て ) ジャカルタ総合指数 ( 円建て ) <タイ> タイSET 指数 ( 現地通貨建て ) タイSET 指数 ( 円建て ) < 中国 > ハンセン中国企業株指数 (H 株 )( 現地通貨建て ) ハンセン中国企業株指数 (H 株 )( 円建て ) < 香港 > 1 香港ハンセン指数 ( 現地通貨建て ) 香港ハンセン指数 ( 円建て ) ブルームバーグのデータを基に アストマックス投信投資顧問株式会社が作成 各市場の代表的株価指数の推移は 税金 手数料等を考慮していません 各指数に関する著作権 知的所有権その他一切の権利はそれぞれの指数の開発元もしくは公表元に帰属します 上記は各市場の動向を説明する参考として記載したものであり 投資家の皆様の実際の投資成果を示すものではありません (2/5 ページ )
月次レポート ( 販売用資料 ) 作成基準日 :2018 年 12 月 28 日 ファンドマネージャーのコメント 市況 12 月のアセアン株式市場は軟調に推移しました 米中関係改善の期待が高まり株価が強含む場面もありましたが その後は トランプ政権の高官辞任や米国の景気減速懸念 また 政府機関の一部閉鎖リスクが嫌気されて米国発の世界的な株安が進む中 アセアン株も総じて下落基調をたどりました 市場別では 原油価格の下落で経常収支やインフレ見通しが改善したインドネシア株が前月末比 +1.4%( ジャカルタ総合指数 ) インフレ率低下が好感されたフィリピン株も同 +1.6%( フィリピン総合指数 ) と上昇しましたが その他の市場は軒並み下落となりました 特に 資源株の比率が高いタイ株は 原油安を受けたエネルギー銘柄の下落から前月末比 5.4%( タイ SET 指数 ) と大きく下げました アセアン通貨の対ドルレートはインドネシアルピアが月間で下落し 7 年ぶりの利上げを実施したタイバーツは上昇するなどまちまちでしたが ドル円レートが円高に進んだことから 対円レートは軒並み下落しました 基準価額の動きと投資戦略 12 月の基準価額は前月末比 4.9% の下落となりました アセアン株が総じて軟調となったのに加え アセアン通貨の対円レートが下落したことから為替効果もリターンにマイナスに働きました 個別銘柄では インドネシアの不動産 小売銘柄が堅調となり マレーシアでは決算好調な木材銘柄が上昇してリターンにプラスに寄与しました 一方で セメント事業の低迷で売られたマレーシアの建設資材や 原油安を受け大幅安となったマレーシアの資源サービス銘柄などがリターンにマイナスに働きました 当月は タイの化粧品銘柄を新規に買入れとする一方で マレーシア インドネシア市場を中心に売り先行でポートフォリオの入れ替えを進め 月末の株式組入れ比率は 88% と前月末の % から小幅に引き下げました 今後の見通しと投資戦略 米中の通商協議が何らかの決着をみて また 米連邦準備制度理事会の金融政策スタンスがハト派色を強めるという アセアン株式にとってのベストシナリオが現実味を帯びつつあります 引き続き 高官発言や欧州の地政学リスク アジアの政治リスクなどにより投資家のリスク選好が左右される展開の中 アセアン株式は値動きの荒い取引が続く見通しですが アセアン中小型銘柄の株価バリュエーションは歴史的に割安な水準まで低下していることから アセアン株式に対する投資スタンスを強気方向に転換しつつあります 株価調整局面では バランスシートが健全で 長期的な収益成長が予想され 経営の質が高い優良銘柄の積み増しを進め 株式組み入れ比率を慎重に引き上げる方針です 引き続き 個別企業および産業の徹底した調査に基づいた割安銘柄の発掘と 慎重な株式組入れ比率の管理により 安定的なリターンを目指したポートフォリオ運用を行います 上記は作成日時点での見通しであり 今後予告なしに変更することがあります また市場の変動等により方針通りの運用が行えない場合があります (3/5 ページ )
投資リスク 基準価額の主な変動要因について 当ファンドは 主として株式など値動きのある有価証券等 ( 外貨建資産に投資する場合には為替リスクもあります ) に投資しますので 基準価額は変動します したがって 投資元本は保証されているものではなく 基準価額の下落により損失を被り 投資元本を割込むことがあります 当ファンドの運用による損益は 全て投資者の皆様に帰属します なお 投資信託は預貯金と異なります < 主な変動要因 > 株価変動リスク流動性リスク信用リスクカントリーリスク 一般に 株式の価格は経済 政治情勢や発行企業の業績等の影響を受け変動しますので当ファンドが組入れている株式の価格が変動し 損失を被るリスクがあります 市場規模が小さく 取引量が少ない場合などには 機動的に売買できない可能性があります アジア諸国の株式は 一般に先進諸国の株式等に比べて流動性リスクが高いと考えられます 株式や公社債等の発行体が経営不安 倒産等に陥った場合 投資資金が回収できなくなるリスクがあります また こうした状況が生じた場合 またそれが予想される場合には 当該株式等の価格は下落し 損失を被るリスクがあります 発行国の政治 経済および社会情勢の変化により 金融 証券市場が混乱し 金融商品等の価格が大きく変動する可能性があります また 法制度や決済制度 政府規制 税制 送金規制等の変化により 運用の基本方針に沿った運用を行なうことが困難になる可能性があります 為替リスク 外貨建資産に対し原則として為替ヘッジを行ないませんので 為替相場の変動により当ファンドの基準価額が影響を受けます 基準価額の変動要因は上記に限定されているものではありません その他の留意点 当ファンドのお取引に関しては 金融商品取引法第 37 条の 6 の規定 ( いわゆるクーリング オフ ) の適用はありません 委託会社その他関係法人 委託会社 : アストマックス投信投資顧問株式会社金融商品取引業者関東財務局長 ( 金商 ) 第 387 号一般社団法人投資信託協会 / 一般社団法人日本投資顧問業協会 / 一般社団法人第二種金融商品取引業協会信託財産の運用指図 投資信託説明書 ( 目論見書 ) 運用報告書の作成等を行います 投資顧問会社 : 受託会社 : フェイム アセット マネジメント運用の指図に係る権限の一部の委託を受け 信託財産の運用指図を行います みずほ信託銀行株式会社信託財産の保管管理等を行います 販売会社 : 募集の取扱い 販売 一部解約の実行の請求の受付 収益分配金 償還金および一部解約金の支払い等を行います 投資信託説明書 ( 交付目論見書 ) の提供は販売会社にて行います 販売会社登録番号加入協会 藍澤證券株式会社 金融商品取引業者関東財務局長 ( 金商 ) 第 6 号 日本証券業協会一般社団法人日本投資顧問業協会 (4/5 ページ )
ファンドの費用 投資者が直接的に負担する費用 購入時手数料 信託財産留保額 購入申込受付日の翌営業日の基準価額に 3.78%( 税抜 3.%) を上限として販売会社が定める手数料率を乗じて得た金額とします 購入時手数料は 購入時の商品および投資環境に関する説明や情報提供 事務手続き等の対価として販売会社にお支払いいただきます 詳しくは販売会社にお問い合わせください 基準価額に 0.30% の率を乗じて得た額とします 投資者が信託財産で間接的に負担する費用 信託報酬の総額は 当ファンドの計算期間を通じて毎日 信託財産の純資産総額に年 1.782%( 税抜年 1.65%) の率を乗じて得た額です 委託会社 販売会社 受託会社間の配分については右記のとおりです 配分 ( 税抜 ) 委託会社年 1.20% 資金の運用の対価 役務の内容 信託報酬 実績報酬 その他の費用 手数料 信託財産の運用の指図に対する投資顧問会社の報酬は 右記の委託会社が受取る報酬の中から支払われます 右記の信託報酬の総額は 毎計算期間の最初の 6 ヶ月終了日 (6 ヶ月終了日が休業日の場合は 翌営業日とします ) 毎計算期末または信託終了のときに 信託財産中から支払われます 販売会社年 0.40% 受託会社年 0.05% 運用報告書等各種書類の送付 口座内でのファンドの管理 購入後の情報提供等の対価 運用財産の管理 委託会社からの指図の実行の対価 10.8%( ハイ ウォーター マーク方式消費税等相当率込み ) 運用実績に応じた額 ( 一定時点毎の基準価額が 過去の一定時点における最高値を更新している場合のみ ) とします 1 法定開示に係る費用 公告に係る費用 信託財産に係る監査人 法律顧問 税務顧問に対する報酬等は 信託報酬の支払いと同一の時期に信託財産中から支払われます 2 有価証券売買時の売買委託手数料 借入金の利息 信託財産に関する租税 信託事務の処理に要する諸費用 外貨建資産の保管等に要する費用 受託会社の立替えた立替金の利息等がお客様の保有期間中 その都度信託財産中から支払われます これらの費用については 運用状況等により変動しますので 事前に料率 上限額等を示すことができません 当ファンドの手数料等の合計額については 保有期間等に応じて異なりますので 表示することができません 費用の詳細は投資信託説明書 ( 交付目論見書 ) をご覧ください お申込メモ 購入単位 最低単位を 1 円単位または 1 口単位として販売会社が定める単位とします 購入価額購入申込受付日の翌営業日の基準価額とします ( ファンドの基準価額は 1 万口当たりで表示しています ) 購入代金換金単位換金価額換金代金申込締切時間購入の申込期間換金制限購入 換金申込不可日 販売会社が定める期日までにお支払いください 換金単位最低単位を1 口単位として販売会社が定める単位とします 換金申込受付日の翌営業日の基準価額から信託財産留保額を控除した価額とします 換金代金は 換金申込受付日から起算して6 営業日目から販売会社でお支払いします 午後 3 時までとします 2014 年 12 月 26 日以降です ファンドの資金管理を円滑に行なうため 換金の金額に制限を設ける場合があります クアラルンプール証券取引所の休業日の場合は 原則として購入 換金の申込みを受付けないものとします 信託期間 2024 年 11 月 20 日までとします (2014 年 12 月 26 日当初設定 ) 繰上償還決算日収益分配信託金の限度額課税関係 受益権の口数が 10 億口を下ることとなった場合等には 繰上償還となる場合があります 原則として 毎年 11 月 20 日に決算を行ないます なお 当該日が休日の場合は翌営業日とします 原則として 年 1 回の決算日に 収益分配方針に基づいて分配を行ないます 当ファンドには 分配金再投資コース と 分配金受取コース があります なお お取扱い可能なコースおよびコース名については異なる場合がありますので 販売会社にお問い合わせください 信託金の限度額は 1,000 億円とします 課税上は 株式投資信託として取扱われます 公募株式投資信託は税法上 少額投資非課税制度の適用対象です 配当控除 益金不算入制度の適用はありません (5/5 ページ )