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目次 ( )

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荷捌き駐車対策 荷捌き駐車施設の附置 平成 6 年に各地方公共団体が定める附置義務駐車場条例のひな型として通知している標準駐車場条例に 荷捌き駐車施設の附置に関する条項を追加 以来 地域の実情に合わせて 必要に応じて荷捌き駐車施設の条項を盛り込むことを推奨 平成 26 年 3 月末現在 附置義務条例

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名前 第 1 日目 建築基準法 2 用途規制 1. 建築物の敷地が工業地域と工業専用地域にわたる場合において 当該敷地の過半が工業地域内であると きは 共同住宅を建築することができる 2. 第一種低層住居専用地域内においては 高等学校を建築することができるが 高等専門学校を建築する ことはできない

便所 縮尺 福祉型便房のある便所の構造 福祉型便房並びに腰掛便座及び手すりの 設けられた便房の構造並びに床置式の小便器の構造 手すり 縮尺 外形 両端部及びわん曲部の構造並びに傾斜路及び階段の両端部の構造 視覚障害者用 床材 縮尺 視覚障害者用床材及び周囲の床材の仕上げ材料 仕上げ方法 色及び形 状

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資料 1① 道路のバリアフリー化 ①道路バリアフリー基準 道路管理者は その管理する道路を道路に関するバリアフリー基準 道路移動円滑化基準 に適合 するように努めなければなりません 生活関連施設間の道路のうち 高齢者 障害者等が通常徒歩で 利用する道路を国土交通大臣が指定し 特定道路とします 道路移

今後のスケジュールについて 17 年 8 月 ~ 17 年 11 月 ~ 17 年 12 月 ~ NPO 等によるボランティア福祉有償運送を含む STSの普及促進 NPO 等の運行主体に対する実態調査 関係者等からのヒアリング 交通バリアフリー法の見直しの検討 ( 実態調査 ヒアリングを踏まえた )

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大阪市再開発地区計画にかかる

4-2

一団地認定の職権取消し手続きの明確化について < 参考 > 建築基準法第 86 条 ( 一団地認定 ) の実績件数 2,200 ( 件 ) 年度別 ( 住宅系のみ ) S29 年度 ~H26 年度 実績件数合計 16,250 件 用途 合計 ( 件 ) 全体 17,764 住宅系用途 16,250

交通結節点が備えるべき機能を整理すると 最も基本となるものとして があり これに加えて 都市機能の誘導 集積を促進させ 都市内の中心的な拠点地区を形成する 及び 都市の顔 となる 交通結節点の計画 整備の検討においては 先に示した の三種の機能がそれぞれ交通結節性 人の交流や景観等の面で役割を果たし

山梨県世界遺産富士山景観評価等技術指針 ( 平成二十八年山梨県告示第九十九号 ) 山梨県世界遺産富士山景観評価等技術指針を次のとおり定める 平成二十八年三月二十四日 山梨県知事 後 藤 斎 山梨県世界遺産富士山景観評価等技術指針 ( 趣旨 ) 第一条 この技術指針は 山梨県世界遺産富士山の保全に係る

III 質問票

大久保駅周辺地区 施設及び場所 事業概要 事業主体 進捗 近鉄大久保駅 多機能トイレ改良 スロープ手すり 近畿日本鉄道 JR 新田駅 エレベータ 多機能トイレ改良 スロープ手すり 交通エコロジー モビリティー財団 バス 低床バスの導入 バス事業者 市道大久保名木線 視覚障がい者用ブロックの整備 宇治

かなければならず 防犯カメラ設置運用基準に防犯カメラ取扱責任者の設置及び指定に関することについて定めること ( 防犯カメラ設置運用基準の届出等 ) 第 5 条防犯カメラ設置運用基準の届出をしようとする者は 防犯カメラを設置しようとする日の14 日前までに 防犯カメラ設置運用基準届 ( 別第 1 号様

鹿嶋市都市計画法の規定による市街化調整区域における

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区域の整備 開発及び保全の方針地区整備計画 久世荒内 寺田塚本地区地区計画 名称久世荒内 寺田塚本地区地区計画 位置城陽市久世荒内 寺田塚本及び平川広田 面積約 22.1ha 建 築 物 等 に 関 す る 事 項 地区計画の目標 土地利用の方針 地区施設の整備方針 建築物等の整備方針 地区の区分

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第二項第五号に掲げる事項には、同項第一号の区域のうち、広場、街灯、並木その他の都市の居住者その他の者(以下「都市居住者等

平成16年版 真島のわかる社労士

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1

1 ガイドライン策定の目的防犯カメラについては テレビや新聞で報道されているように 犯罪の解決や犯罪の抑止につながることなど その効果は社会的に認められており さまざまな施設に防犯カメラが設置されております しかし その効果が認知される一方で 防犯カメラにより個人のプライバシーなどの人権が侵害される

平成 31 年 3 月 22 日北海道管区行政評価局 道の駅 の運営 管理等に関する調査 調査結果に基づく改善通知 北海道管区行政評価局では 道の駅 に求められている各種機能の効果的な発揮を推進する観点から 道の駅 の運営 管理の実態等を調査し その結果を取りまとめ 必要な改善措置について北海道開発


( 対象区域 ) 第 5 地区計画の対象区域は 工業団地 ( 国母工業団地 南部工業団地 機械金属工業団地 ファッション工業団地 ( アリア ディ フィレンツェ ) をいう 以下同じ ) の区域内及び隣接地又は近接地 ( おおむね工業団地から500メートル以内 ) とする ( 区域の設定 ) 第 6

はじめに 都市再生緊急整備地域及び特定都市再生緊急整備地域は 都市再生特別措置法 ( 平成 14 年 4 月 5 日公布 平成 14 年 6 月 1 日施行 以下 法 という ) に基づき 国が政令で指定するものです 1 都市再生緊急整備地域 趣旨 都市機能の高度化及び都市の居住環境の向上を図るため

高齢化率 2015 年 4 人に 1 人 2008 年 22% 離島 2005 年 33% 2

藤沢市地区計画運用基準 施行平成 30 年 4 月 1 日 る 本運用基準は, 地区計画の届出に際しての審査の画一化及び円滑化を図るため, 必要な事項を定め 項目第 1 建築物等の用途の制限に関する事項第 2 建築物の容積率の最高限度に関する事項第 3 建築物の建蔽率の最高限度に関する事項第 4 建

大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の

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(3) バリアフリーポイントの設置旧交通バリアフリー基本構想の重点整備地区においては 市内でも特に乗降客数等が多く 多くの高齢者 障害者等の地区利用が見込まれる地区となっていますが 交通バリアフリー基本構想では 建築物等のバリアフリー化を促進する計画となっていません そのため 高齢者 障害者等の円滑

生産緑地制度の概要 市街化区域内の農地で 良好な生活環境の確保に相当の効用があり 公共施設等の敷地に供する用地として適している 500 m2以上 *1 の農地を都市計画に定め 建築行為や宅地の造成を許可制により規制し 都市農地の計画的な保全を図る 市街化区域農地は宅地並み課税がされるのに対し 生産緑

予定建築物等以外の建築等の制限 法 42 条 立地基準編第 5 章 (P127~P131) 法第 42 条で規定されている 予定建築物等以外の建築等の制限 については 次のとおりとする 1 趣旨開発許可処分は 将来その開発区域に建築又は建設される建築物又は特定工作物がそれぞれの許可基準に適合する場合

平成 31 年度自動車取得税の軽減措置について 平成 31 年度の自動車取得税の軽減措置について 次のとおり変更がありました 平成 31 年 4 月岐阜県 エコカー減税 について 環境インセンティブ機能を強化する観点から 軽減割合等の見直しを行いました なお 平成 31 年 4 月 1 日から平成

ユニバーサルデザインについてのアンケート結果 県では 平成 17 年に 淡海ユニバーサルデザイン行動指針 を策定し ユニバーサルデザインの考え方を浸透させるための取組を進めてきたところです 平成 30 年 5 月に バリアフリー法 の一部改正があり 本県も県民全体でユニバーサルデザインを進める節目に

二さらに現代社会においては 音楽堂等は 人々の共感と参加を得ることにより 新しい広場 として 地域コミュニティの創造と再生を通じて 地域の発展を支える機能も期待されている また 音楽堂等は 国際化が進む中では 国際文化交流の円滑化を図り 国際社会の発展に寄与する 世界への窓 にもなることが望まれる

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3-3 新旧対照表(条例の審査基準).rtf

目次 Ⅰ 運用基準の策定にあたって P1 1 策定の目的 P1 2 運用基準の位置づけ P1 Ⅱ Ⅲ 土地利用のあり方 P1 地区計画の活用 P2 1 地区計画とは P2 2 地区計画の活用類型 P2 (a) 地域資源型 P3 (b) マスタープラン適合型 P3 (c) 街区環境整序型 P3 (d)

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東京都駐車場条例(昭和三十三年東京都条例第七十七号)新旧対照表(抄)

地方公共団体等による土地の先買い制度について 公有地の拡大の推進に関する法律とは県や市町村等が公共事業を円滑に進めていくためには 事業に必要な用地を前もって取得し 安定的に確保しておく必要があります このため 公有地の拡大の推進に関する法律 ( 以下公拡法と表記 ) に基づく土地の先買い制度がありま

平方・中野久木物流施設地区

ウ エ ( エ ) ホーム上に車両ドアの位置を表示する点状ブロックを設置してほしいとの要望があります ( オ ) ホーム上にあるエレベーターの案内サインが少なく, 位置が分かりにくいことが現地調査の 結果, 課題 問題点として挙げられます ( カ ) ホームに設置されている電光式の列車運行案内表示板

稲毛海岸5丁目地区

別紙 40 東京都市計画高度地区の変更 都市計画高度地区を次のように変更する 面積欄の ( ) 内は変更前を示す 種類面積建築物の高さの最高限度又は最低限度備考 第 1 種 約 ha 建築物の各部分の高さ ( 地盤面からの高さによる 以下同じ ) は 当該部分から前面道路の反対側の境界線 高度地区

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計画的な再開発が必要な市街地 特に一体的かつ総合的に再開発を促進すべき地区 市町名 名称 再開発の目標 土地の合理的かつ健全な高度利用及び都市機能の更新に関する方針 特に整備課題の集中がみられる地域 ( 課題地域 ) 地区名 西宮市 C-4 浜脇 ( 約 175ha) 居住環境の向上 良好な都市景観

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< 軽量車 ( 車両総重量.5t 以下のバス トラック )> 天然ガス自動車 30 規制適合又はポスト新長期規制からOx0% 低減 ガガソソリリンンハ自イ動ブ車リッド自動車 平成 30 年排出ガス基準 50% 低減達成車又は平成 7 年排出ガス基準 75% 低減達成車 ( ) かつ 平成 7 年度燃

病院等における耐震診断 耐震整備の補助事業 (1) 医療施設運営費等 ( 医療施設耐震化促進事業平成 30 年度予算 13,067 千円 ) 医療施設耐震化促進事業 ( 平成 18 年度 ~) 医療施設の耐震化を促進するため 救命救急センター 病院群輪番制病院 小児救急医療拠点病院等の救急医療等を担

及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

建築基準法第 43 条第 2 項第 2 号の規定による許可の基準 ( 包括同意基準 ) 平成 30 年 9 月 28 日 加古川市都市計画部建築指導課

富士見市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例

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○新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例

2 都市計画法第 34 条第 11 号に係る区域指定の許可基準について 都市計画法の趣旨 施策の方針市街化調整区域において, 市街化区域に隣接又は近接し, 一体的な日常生活圏を構成している市街化の進行した一定の区域を条例で指定し, 予定建築物を周辺環境と調和する用途に制限することにより, 許可の対象

平成 29 年度自動車取得税の軽減措置について 平成 29 年度の自動車取得税の軽減措置について 次のとおり変更がありました 平成 29 年 4 月岐阜県 エコカー減税 及び 中古車の取得に係る課税標準の特例措置 の対象範囲を平成 32 年度燃費基準の下で見直し 政策インセンティブ機能を強化した上で

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表1-表4-2

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第 5 地区拠点地区計画の区域には 次に掲げる区域及び地域は含まないものとする (1) 農業振興地域の整備に関する法律 ( 昭和 44 年法律第 58 号 以下 農振法 という ) 第 8 条第 2 項第 1 号に規定する農用地区域 (2) 農地法 ( 昭和 27 年法律第 229 号 ) による農

第一種低層住居専用地域及び第二種低層住居専用地域におけるコンビニ等に 係る建築基準法第 48 条の規定に基づく許可基準 第一主旨及び目的都市計画法に基づく用途地域の指定は 建築物の密度 形態等の制限とあわせることで 市街地の環境を保全するとともに健康で文化的な都市生活を実現させ 都市活動をより機能的

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岐阜県手話言語の普及及び障害の特性に応じた意思疎通手段の利用の促進に関 する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 - 第八条 ) 第二章基本的施策の推進 ( 第九条 - 第十六条 ) 附則 ( 前文 ) 手話が言語であることは 障害者の権利に関する条約において世界的に認められており わが国においても

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●空家等対策の推進に関する特別措置法案

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別記様式第 1 号 ( 第 2 条関係 ) 事前協議書 年月日 館林市長様 主たる事務所の所在地 ( 住所 ) 名称及び代表者氏名 ( 申請者氏名 ) 電話番号 印 ( 墓地 納骨堂 火葬場 ) の経営を次のとおり計画しているので 館林市墓地 埋葬等に関する法律施行細則第 2 条第 1 項の規定によ

三ケ島工業団地周辺地区 第一回勉強会

1.UR 都市機構における再開発共同事業者エントリー制度の概要 1 参考資料 1

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2) 重点整備地区設定の考え方旧基本構想における重点整備地区は 特定旅客施設である筑前前原駅 波多江駅を中心とした徒歩圏内を対象に 官公庁施設 福祉施設 大規模集客施設等の主要施設の分布状況や利用状況等を考慮して設定していました 今回の改正における重点整備地区の設定の考え方は 旧基本構想を基本として

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資料 1. バリアフリー新法および基本構想の概要について

(1) バリアフリー新法の概要 1 バリアフリー新法施行の背景と目的我が国では 諸外国に例を見ないほど急速に高齢化が進展しており 2015 年には国民の4 人に1 人が 65 歳以上となる本格的な高齢社会を迎えることが予測されている 平成 12 年には 高齢者 身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化に関する法律 ( 交通バリアフリー法 ) が制定され 鉄道やバスをはじめとする公共交通機関に加え 鉄道駅等の周辺の道路や駅前広場 通路等の連続した移動経路の総合的なバリアフリー化が推進されることとなった 一方 建築物については 平成 6 年に 高齢者 身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律 ( ハートビル法 ) が制定され 不特定多数の人々が利用する一定規模 (2,000 m2 ) 以上の建築物の建築等において利用円滑化基準への適合が義務づけられた さらなる高齢化への対応や障害者の社会進出等への対応に向けて社会のバリアフリー化を 点 や 線 から 面 へ広げる必要があるため 交通バリアフリー法とハートビル法を統合し 高齢者 障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律 ( 以下 バリアフリー新法 という ) が平成 18 年 12 月 20 日に施行された バリアフリー新法に盛り込まれた新たな内容 対象者の拡充 : 従来の交通バリアフリー法やハートビル法では 高齢者 身体障害者等 と定めていたが 新法では身体障害者のみならず 知的 精神 発達障害者などのすべての障害者を対象 また 障害者等 の 等 には 妊産婦 けが人などが含まれる 対象施設の拡充 : 従来の交通バリアフリー法が対象としていた公共交通機関の旅客施設や車両 駅前広場 道路 通路及びハートビル法が対象としていた建築物に加えて 福祉タクシーや路外駐車場 都市公園についてもバリアフリー化の対象として追加 基本構想制度の拡充 : 移動等の円滑化を図ることが必要な一定の地区である重点整備地区に関して 従来の交通バリアフリー法では 特定旅客施設 (1 日の利用客数が 5,000 人以上 ) と呼ばれる大規模な旅客施設の周辺のみに限定されていたが 1 日の利用客数が 5,000 人に満たない場合 や そもそも旅客施設が存在しない地区 にまで拡充 1-1

バリアフリー新法の施行 ハートビル法高齢者 身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律 ( 平成 6 年 9 月施行 ) 建築物のバリアフリー化を促進するための法律 + 交通バリアフリー法高齢者 身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律 ( 平成 12 年 11 月施行 ) 電車 バス車両や駅やその周辺道路等のバリアフリー化を促進するための法律 バリアフリー新法 ( 平成 18 年 12 月施行 ) 高齢者 障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律建築物 旅客施設と車両等 道路 路外駐車場 都市公園のバリアフリー化を促進するための法律 総合的なバリアフリー化の推進 バリアフリー新法の対象となる施設 交通バリアフリー法 ハートビル法で対象だったもの 旅客施設及び車両等道路建築物 バリアフリー新法で新たに対象となったもの 福祉タクシー 路外駐車場 都市公園 対象となる路外駐車場 1 路外の駐車場 ( 駐車場法第 2 条第 2 号 ) 2 面積 500 m2以上 3 有料の3つを満たすもの 対象となる福祉タクシー高齢者や障害者等の輸送を目的とした 車いす 寝台のまま乗降できるリフト等を備えた車両 1-2

2 法律の枠組み バリアフリー新法の基本的枠組み 基本方針 ( 主務大臣 ) 移動等の円滑化の意義及び目的 公共交通事業者 道路管理者 路外駐車場管理者 公園管理者 特定建築物の所有者が移動等の円滑化のために講ずべき措置に関する基本的事項 市町村が作成する基本構想の指針等 関係者の責務 関係者と協力しての施策の持続的かつ段階的な発展( スパイラルアップ ) 国 心のバリアフリーの促進 国及び国民 移動等円滑化の促進のために必要な措置の確保 施設設置管理者等 移動等円滑化に関する情報提供の確保 国 基準適合義務等 以下の施設について 新設等に際し移動等円滑化基準に適合させる義務既存の施設を移動等円滑化基準に適合させる努力義務 旅客施設及び車両等 一定の道路( 努力義務はすべての道路 ) 一定の路外駐車場 都市公園の一定の公園施設( 園路等 ) 特別特定建築物( 百貨店 病院 福祉施設等の不特定多数又は主として高齢者 障害者等が利用する建築物 ) 特別特定建築物でない特定建築物 ( 事務所ビル等の多数が利用する建築物 ) の建築等に際し移動等円滑化基準に適合させる努力義務 ( 地方公共団体が条例により義務化可能 ) 誘導的基準に適合する特定建築物の建築等の計画の誘導制度 重点整備地区における移動等の円滑化の重点的 一体的な推進 住民等による基本構想の作成提案 基本構想 ( 市町村 ) 旅客施設 官公庁施設 福祉施設その他の高齢者 障害者等が生活上利用する施設の所在する一定の地区を重点整備地区として指定 重点整備地区内の施設や経路の移動等の円滑化に関する基本的事項を記載等 協議 協議会市町村 特定事業を実施すべき者 施設を利用する高齢者 障害者等により構成される協議会を設置 事業の実施 公共交通事業者 道路管理者 路外駐車場管理者 公園管理者 特定建築物の所有者 公安委員会が 基本構想に沿って特定事業計画を作成し 事業を実施する義務 ( 特定事業 ) 基本構想に定められた特定事業以外の事業を実施する努力義務 支援措置 公共交通事業者が作成する計画の認定制度 認定を受けた事業に対し 地方公共団体が助成を行う場合の地方債の特例等 移動等円滑化経路協定 重点整備地区内の土地の所有者等が締結する移動等の円滑化のための経路の整備又は管理に関する協定の認可制度 1-3

3 バリアフリー基本構想に定める事項ア重点整備地区における移動等円滑化に関する基本的な方針地域の実情に応じた具体的かつ明確な目標を設定するとともに 生活関連施設及び生活関連経路の選定とバリアフリーに関する事項を定める 重点整備地区のイメージ 生活関連施設 生活関連経路 官公庁 福祉施設 鉄道駅 自由通路 官公庁 バス車両 官公庁 福祉施設 病院 福祉施設 駐車場駐車場福祉施設 生活関連施設 公園 重点整備地区 駐車場 商業施設 イ重点整備地区の位置及び区域 下記の要件を考慮し 重点的にバリアフリーを推進する地区を重点整備地区とし て位置づける 重点整備地区の要件 生活関連施設の集積性 ( 配置要件 ) 生活関連施設のうち 特定旅客施設や官公庁施設や福祉施設等の特別特定建築物が3 以上あること 地区の面積はおおむね 400ha 未満 ( 半径約 1km 圏域未満 ) 施設間の移動が通常徒歩で行われる範囲 移動等円滑化の事業実施の必要性 ( 課題要件 ) 高齢者 障害者等による施設の利用状況や 土地利用や諸機能の集積の実態と将来の方向性 実現可能性からみて 事業実施の必要性が高いこと 総合的な都市機能の増進に対する有効性 ( 効果要件 ) 社会参加の機会 勤労の場の提供等都市機能の増進に効果的な事業の実施が可能なこと 1-4

ウ生活関連経路及び生活関連経路並びにこれらにおける移動等円滑化に関する事項生活関連施設および生活関連経路を特定し 各々の事業実施の必要性等バリアフリー化に関する基本的な事項を定める エ移動等円滑化のために実施すべき特定事業その他の事業に関する事項特定旅客施設や生活関連施設並びに生活関連経路において実施すべき特定事業及びその他の事業に関する事項を定める 想定される特定事業の内容 鉄 道エレベーター 多機能トイレ 券売機の改修 案内サイン 鉄道車両 ホームの改修 ( 乗降口とホームとの間隔 高低差 ) 等 バ ス低床バス車両 バス停の整備 ( ベンチ 上屋 バス情報案内等 ) 等 福祉タクシー福祉タクシー車両等 建 築 物エレベーター スロープ 多機能トイレ 案内サイン等 道 路歩道の改良 視覚障害者誘導用ブロック 交通規制等 信 号音響式信号機 発光ダイオード信号機等 公 園スロープ 点字情報案内板等 駐 車 場車椅子専用駐車スペース等 ソフト施策心のバリアフリーの推進に向けた啓発活動等 オ重点整備地区における移動等円滑化に関するその他の事項特定事業の施設の周辺において実施される面的整備事業 ( 区画整理 再開発等 ) がある場合 整備対象施設の構造 配置等についてのバリアフリー化の必要な事項を定める 1-5

バリアフリー基本構想による整備イメージ 1-6

参考 : 主な用語について用語 説 明 生活関連施設は 高齢者 障害のある人等が日常生活又は 社会生活において利用する旅客施設 官公庁施設 福祉施生活関連施設設その他の施設である 生活関連経路は 生活関連施設の生活関連経路間を結ぶ 道路 駅前広場や建物内および敷地にある通路 などをいう 特定事業 施設設置管理者等がバリアフリー基本構想に即して実施する事業 特定旅客施設 主に1 日の乗降客数が 5,000 人以上の旅客施設をいう 特定旅客施設も生活関連施設に含めることができる 特定建築物は 多数の者が利用する建築物で法令に定めら れたものをいい 学校 病院又は診療所 集会場などがあ 特定建築物特別特定建築物 る 特別特定建築物は 特定建築物のうち不特定多数の者が利用するもの及び主として高齢者, 障害のある人等が利 用するもので 特別支援学校 病院又は診療所 集会場な どである 公園施設のうち 移動等円滑化が特に必要な施設として 特定公園施設 屋根付き広場 休憩所 駐車場 便所 水飲み場 掲示板 などが示されている 特定路外駐車場 駐車場法に規定する路外駐車場で 駐車面積 500 m2以上 料金を徴収するものをいう 1-7

1-8