総合事業に係る Q&A 国 注意事項 備考欄には厚生労働省が作成した Q&A の参照先を記載しています 1 介護予防 日常生活支援総合事業ガイドライン案についての Q&A 9 月 30 日版 2 総合事業ガイドライン案に係る追加質問項目について ( 平成 26 年 11 月 10 日全国介護保険担当

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Microsoft Word - 発出版QA

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

PowerPoint プレゼンテーション

サービス共通.xls サービス共通 介護予防 日常生活支援総合事業 の質問への回答 サービス共通項目 質問等回答作成月 1 定款に追加する事業名については 介護予防 日常生活支援総合事業 でよいか? 訪問型サービスを実施する場合は 介護保険法に規定する第 1 号訪問事業 若しくは帯広市独自のサービス

介護予防ケアマネジメントについて

居宅介護支援事業者向け説明会

通常の届出に係る加算等のサービス種類算定の開始時期 定期巡回 随時対応型訪問介護 届出が毎月 15 日以前になされた場合には看護翌月から 複合型サービス( 看護小規模多 16 日以降になされた場合には翌々月から機能型居宅介護 ) 夜間対応型訪問介護 ( 介護予防 ) 認知症対応型通所介護 ( 介護予

新総合事業移行に係る延岡市 Q&A( 平成 29 年 1 月 4 日版 ) 1/1 ページ 利用回数 問 1 現在 家族や本人の希望により 要支援 1で週に2~3 回 要支援 2で週 3 回利用している方が数名いる 移行後は利用回数を減らす等の対応を行うべきか 答介護予防支援又は介護予防ケアマネジメ

<4D F736F F D C605F937393B9957B8CA781418E7392AC91BA81418AD68C CC816A C95DB8C9289DB2E646F63>

2 居宅サービス事業所の状況

8_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用について

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Microsoft Word - Ⅰ-7_(資料7)_留意事項_

医療 回復支援 在宅 見附市の地域包括ケアシステム 介護体制と支援の拡大 資料 1 病院 ( 救急 基幹病院等 ) 早期退院 回復期 ( 市外 ) リハビリ病院 見附市立病院 保健福祉センター 特養ほか 医療 救急 手術など高度医療 集中リハビリ 早期回復 見附市医療の里 老健施設ケアプラザ見附 か

Ⅰ-9_(資料9)_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用_

Microsoft Word - (0907案)平成30年北海道胆振東部地震における介護報酬等の取扱いについて - コピー

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Ⅰ-9_(資料9)_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用_

月額報酬対象サービス月途中の事由 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定

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01 表紙 老人保健課 - コピー

Q7: 判定様式には80% を超えるサービスのみ記載するのですか? それとも 80% を超える超えないに関わらず 居宅サービス計画に位置づけたサービスはすべて記載するのですか? A7: 80% を超える超えないに関わらず 居宅サービス計画に位置づけたサービスについて すべて記載してください Q8:

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地域支援事業交付金の算定方法について

小規模多機能型居宅介護 介護予防小規模多機能 区分変更 ( 要介護 1~ 要介護 5 の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 型居宅介護く ) 区分変更 ( 要介護 要支援 ) サービス提供日 サービス事業所の変更 ( 同一サービス種類のみ ) ( 通い 訪問又は宿泊 ) 事業 ( 指定有効期間 ) 受給資

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

区分

2. 経口移行 ( 経口維持 ) 加算 経口移行 ( 経口維持 ) 計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は その記載をもって経口移行 ( 経口維持 ) 計画の作成に代えることができる 従来どおり経口移行 ( 経口維持 ) 計画を別に作成してよい 口腔機能向上加算 口腔

06 参考資料1 平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について

2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

Microsoft PowerPoint - è³⁄挎+間帅çfl¨ï¼›.pptx

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Microsoft PowerPoint 訪問サービス事業所向け研修会資料

Microsoft Word 厚生労働省事務連絡(システム変更に係る参考資料その9)送付版

箕  健  高  第      号

小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援変更日 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定有効期間 ) 事業所指定効力停止の

上田市介護予防 日常生活支援総合事業実施要綱 平成 30 年 5 月 31 日 告示第 131 号 ( 趣旨 ) 第 1 条この告示は 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 という ) 第 115 条の45 第 1 項に規定する介護予防 日常生活支援総合事業 ( 以下 総合事業

第 11 名古屋市の介護予防 生活支援サービスに関する QA サービス種別等分類意見質問回答 全般既存事業の整理 現行の名古屋市高齢者自立支援訪問事業 (2 次予防事業 ) は 総合事業の 1 号訪問事業の生活支援型訪問サービスに一本化されるのでしょうか? 名古屋市高齢者自立支援訪問事業 と 予防専

住所地特例に係る事務の見直しの概要について Ⅱ- 資料 2 本事務は 介護予防 日常生活支援総合事業の実施時期に係わらず 平成 27 年 4 月から 全ての市町村において必要な事務であるので 留意されたい 1. 平成 27 年 4 月からの住所地特例に係る事務の見直しの概要 住所地特例の対象施設にサ

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14. 介護給付費算定に係る体制等に関する届出 ( 加算届 ) (1) 提出期限 提出先 体制等の届出については 加算等を算定する前月の15 日までに提出すること (16 日以降に提出された場合は 翌々月から算定 ) 加算廃止の場合は 直ちに提出すること 体制等の届出先は 指定申請等の提出先と同じで

Microsoft Word - Q&A(訪問リハ).doc

1102 請求誤りによる実績取り下げ 1109 時効による保険者申立ての取り下げ 1112 請求誤りによる実績取り下げ ( 同月 ) 1129 時効による公費負担者申立ての取り下げ 1142 適正化 ( その他 ) による保険者申立の取り下げ 1143 適正化 ( ケアプラン点検 ) による保険者申

暫定ケアプランの取扱いについて 平成 30 年 11 月 29 日事務連絡隠岐広域連合介護保険課長通知 暫定ケアプランの取扱いについては 介護制度改革 INFORMATION vol.80 平成 18 年 4 月改定関係 Q&A(vol.2) について ( 平成 18 年 3 月 27 日厚生労働省

届出書 体制等状況一覧表 ( 別紙 1-3) の添付書類一覧 定期巡回 随時対応型訪問介護看護 中山間地域等における小規模事業所加算 11 月当たりの平均延訪問回算定表 前年度の 4 月 ~2 月分 緊急時訪問看護加算 特別管理体制 ターミナルケア体制 サービス提供体制強化加算 (Ⅰ) サービス提供

平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について

法人等が当該都道府県内で実施する介護サービス < 居宅サービス > 介護サービスの種類か所数主な事業所等の名称所在地 訪問介護 訪問入浴介護 訪問看護 訪問リハビリテーション 居宅療養管理指導 通所介護 通所リハビリテーション 短期入所生活介護 短期入所療養介護 特定施設入居者生活介護 福祉用具貸与

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介護制度改革INFORMATION vol.102

別紙 1 すべての指定居宅介護支援事業所が作成すること 特定事業所集中減算 ( 平成 30 年度 ) Ⅰ 特定事業所集中減算について 毎年度 2 回 判定期間に作成された居宅サービス計画のうち 訪問介護 通所介護 福祉用具貸与 地域密着型通所介護 ( )( 以下訪問介護サービス等という ) のそれぞ

平成 28 年度介護保険事業状況報告 ( 年報 ) のポイント 1 第 1 号被保険者数 (28 年 3 月末現在 ) (29 年 3 月末現在 ) 3,382 万人 3,440 万人 ( 対前年度 +59 万人 +1.7% 増 ) ( 単位 : 万人 ) 3,500 3,000 2,500 2,0

法人等が当該都道府県内で実施する介護サービス 介護サービスの種類か所数主な事業所等の名称 所在地 < 居宅サービス > 訪問介護 訪問入浴介護 訪問看護 訪問リハビリテーション 居宅療養管理指導 通所介護 通所リハビリテーション 短期入所生活介護 短期入所療養介護 特定施設入居者生活介護 福祉用具貸

指定特定相談支援事業 指定障害児相談支援事業の指定に係る Q&A 注意事項事業の実施にあたっては, 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定計画相談支援の事業の人員及び運営に関する基準 や 児童福祉法に基づく指定障害児相談支援の事業の人員及び運営に関する基準 等を必ず確認

正誤表

01 表紙 老人保健課

改定事項 基本報酬 1 入居者の医療ニーズへの対応 2 生活機能向上連携加算の創設 3 機能訓練指導員の確保の促進 4 若年性認知症入居者受入加算の創設 5 口腔衛生管理の充実 6 栄養改善の取組の推進 7 短期利用特定施設入居者生活介護の利用者数の上限の見直し 8 身体的拘束等の適正化 9 運営推

体制届の主な項目と添付書類 居宅サービス 別途 資料の提出をお願いすることがあります サービスの種類 体制届の主な項目 別紙 添付書類 その他の添付書類 備考 施設等の区分 ( 通院等乗降介助 ) - 道路運送法の許可証 - 日中の身体介護 20 分未満体制 別紙 15 定期巡回 随時対応サービスに

書類点検等における通所介護事業所への主な指摘事項について

【1117修正原稿】説明会資料

02_01_「Q&A VOL.1(平成30年3月30日)」

( 平成 30 年度前期以降 ) 特定事業所集中減算に係る Q&A 制度全般に関することについて Q1 特定事業所集中減算について知りたい場合や様式をダウンロードしたい場合 どこを見ればわかりますか A1 飾区役所公式ホームページの 事業者情報 > 申請 手続き > 福祉関連 > 特定事業所集中減算

01 表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が包括的に確保される体制 ( 地域包括ケアシステム ) の構築を実現 今後

PowerPoint プレゼンテーション

7 時間以上 8 時間未満 922 単位 / 回 介護予防通所リハビリテーション 変更前 変更後 要支援 Ⅰ 1812 単位 / 月 1712 単位 / 月 要支援 Ⅱ 3715 単位 / 月 3615 単位 / 月 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) の見直し リハビリテーションマネジメン

2 認定有効期間の開始日が 29 年 4 月 1 日からの要支援者について 次のようなケ ースが想定されるが 介護予防サービス計画 と 介護予防ケアマネジメン ト どちらを作成することになるのか 1 月により 総合事業のみの場合と 予防給付 + 総合事業の場合があるケース ( 通常は 訪問サービス又

Microsoft PowerPoint - (HP掲載用)270820定期巡回.pptx

7.居宅療養管理指導

北多摩南部圏域 東京都 武蔵野市 三鷹市 府中市 調布市 施設 36% 小金井市 狛江市 凡例 円グラフの大きさ 1,百万円未満 延べ 5百人未満 施設 居住系 1% 在宅 51% 在宅 71% 居住系 13% 大 中 小 1,百万円以上 1,百万円未満 1,百万円以上 5百人以上 1,百人未満 1

区西北部圏域 豊島区 北区 板橋区 練馬区 1,000百万円未満 500百人未満 居住系 在宅 51% 在宅 71% 居住系 13% 大 中 施設 19% 施設 36% 凡例 円グラフの大きさ 小 東京都 1,000百万円以上 10,000百万円未満 10,000百万円以上 500百人以上 1,00

( 介護予防 ) 認知症対応型共同生活介護加算届出書類一覧表 各月の 15 日までに届け出れば その翌月から算定できます 勤務形態一覧表 ( 別紙 B) については 届出月の直近 1 ケ月分を提出してください 加算名必要な提出書類 変更届施設等の区分 介護給付費算定に係る体制等に関する届出書 体制等

< 国が示す新しい総合事業の構成例 > ( 以下はサービスの典型例を示しているため, 市町村はこれらの例を踏まえて, 地域の実情に応じたサービス容を検討 ) 1 訪問介護 訪問型サービス ( 第 1 号訪問事業 ) 現行の訪問介護相当 多様なサービス 2 訪問型サービス A( 緩和した基準によるサー

サービス提供体制強化加算に関する届出書 [ 定期巡回 随時対応型訪問介護看護事業所 ] 1 事業所名 平成年月日 2 異動区分 1 新規 2 変更 3 終了 3 届出項目 1 サービス提供体制強化加算 (Ⅰ イ ) 2 サービス提供体制強化加算 (Ⅰ ロ ) 4 研修等に関 1 する状況 3 サービ

<4D F736F F D20CADFCCDEBAD D9595B68E9A816A8AEC91BD95FB8E735F5F91E682558AFA89EE8CEC95DB8CAF8E968BC68C7689E >

「平成30 年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.2)(平成30 年3月28 日)」の送付について【介護保険最新情報Vol.633】(厚生労働省老健局老人保健課:H )

2 5 ページ ( 第 1 号訪問事業 ) 訪問介護 : ロング ライフ訪問介護事業所 訪問型サービス費 1,168 月 訪問型サービス費 2,335 月 * 訪問型サービス費 (Ⅲ) 3,704 月 20 分未満 20 分以上 30 分未満 30 分以上 60 分未満 60 分以上 20 分以上

スライド 1

指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準 ( 平成 12 年厚生省告示第 20 号 ) 介護保険法第 46 条第 2 項及び第 58 条第 2 項の規定に基づき 指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準を次のように定め 平成 12 年 4 月 1 日から適用する 一指定居宅介護支


Microsoft Word - 【資料4-3】0316_PM_ショート

07体制届留意事項(就労継続支援A型)

11. 通所リハビリテーション 改定事項 基本報酬 1 医師の指示の明確化等 2リハビリテーション会議への参加方法の見直し等 3リハビリテーション計画書等のデータ提出等に対する評価 4 介護予防通所リハビリテーションにおけるリハビリテーションマネジメント加算の創設 5 社会参加支援加算の要件の明確化

第 1 対象者となるケースとサービス提供の考え方 修正問 1 横浜市が示す 対象となるケースとサービス提供の考え方 では 横浜市訪問介護相当サービス 横浜市通所介護相当サービスの対象者となるケースが限定的に示されているが サービスを利用している方はサービスの利用の継続ができないのか 横浜市が示す 対

平成 28 年 2 月以降に認定更新等により要支援認定を受けた方が介護予防訪問介護 介護予防通所介護を利用される場合 これまでの予防給付サービスから総合事業のサービスに変わります 要支援者の認定有効期間は現在最長 12か月ですので 大川市は平成 28 年 2 月から1 年かけて移行します 更新の場合

= 掲載済 12 短期入所生活介護 (P107~P121) 13 短期入所療養介護 (P122~P131) 16 福祉用具貸与 (P153~P158) 17 (P159~P170) 18 入居者生活介護 地域密着型入居者生活介護 (P171~P183) 20 介護老人福祉施設 地域密着型介護老人福祉

横浜市介護予防 日常生活支援総合事業費単位数サービスコード表 ( 平成 28 年 1 月版 ) 要支援者については 平成 28 年 1 月以降に認定の更新等により要支援認定を受けた方についてのみ 総合事業のサービスコードを使用します ( 認定の更新等までは 従前の介護予防訪問介護 介護予防通所介護の

平成29 年度介護報酬改定による介護職員処遇改善加算の拡充について【介護保険最新情報Vol.580】(厚生労働省老健局振興課、老人保健課:H )

介護給付費請求に係る留意事項

体制強化加算の施設基準にて 社会福祉士については 退院調整に関する 3 年以上の経験を有する者 であること とあるが この経験は 一般病棟等での退院調整の経験でもよいのか ( 疑義解釈その 1 問 49: 平成 26 年 3 月 31 日 ) ( 答 ) よい 体制強化加算の施設基準にて 当該病棟に

保監第   号 

表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課


事務連絡平成 23 年 3 月 22 日 各都道府県介護保険担当主管部 ( 局 ) 御中 厚生労働省老健局介護保険計画課高齢者支援課振興課老人保健課 東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震による被災者に係る利用料等の取扱いについて 東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震による災害発生に関し 介護

加算 栄養改善加算 ( 月 2 回を限度 ) 栄養スクリーニング加算 口腔機能向上加算 ( 月 2 回を限度 ) 5 円 重度療養管理加算 要介護 であって 別に厚生労働大が定める状態である者に対して 医学的管理のもと 通所リハビリテーションを行った場合 100 円 中重度者ケア体制加算

場に結び付けていきます 利用者のための目標設定がポイント 利用者自身がその生活課題に気付き 状況が改善されたときのイメージをもつことが必要です 利用者が主体的になれるよう支援します 非現実的な目標ではなく 実現可能で具体的な目標設定を行ない 利用者が実際に行動に移せるよう支援します 一定期間取り組ん

同一建物に居住する利用者の減算 特別地域加算 前年度の 1 月あたりの平均実利用者数の分かる書類 ( 地域に関する状況 ) 1 訪問看護ステーション ( 規模に関する状況 ) 前年度の 1 月あたりの平均延訪問回数の分かる書類 13 訪問看護 2 病院又は診療所 3 定期巡回 随時対応サービス連携

Microsoft Word - 介護保健最新情報vol.583.doc

Transcription:

総合事業に係る Q&A 国 注意事項 備考欄には厚生労働省が作成した Q&A の参照先を記載しています 1 介護予防 日常生活支援総合事業ガイドライン案についての Q&A 9 月 30 日版 2 総合事業ガイドライン案に係る追加質問項目について ( 平成 26 年 11 月 10 日全国介護保険担当課長会議資料 ) 3 介護予防 日常生活支援総合事業ガイドライン案についての Q&A 平成 27 年 1 月 9 日版 4 介護予防 日常生活支援総合事業ガイドライン案についての Q&A 平成 27 年 2 月 4 日版 5 介護予防 日常生活支援総合事業ガイドライン案についての Q&A 平成 27 年 3 月 31 日版 6 介護予防 日常生活支援総合事業ガイドラインについての Q&A 平成 27 年 8 月 19 日版 サービス種別質問回答備考 1 訪問 訪問介護相当サービス及び訪問型サービス A のサービス内容に, 大掃除や家具の移動などの生活援助を含むことは可能か 1 訪問介護 2 訪問型サービス A( 緩和した基準によるサービス ) によるサービス提供を想定 ) においては 訪問介護の制度の整合性等の観点から そのようなサービスの提供は想定していない 1 第 2 問 8 2 訪問 訪問型サービスの基準について 緩和した基準によるサービス の基準の例が示されているが その中でホームヘルパーの他に一定の研修受講者の従事を認めている この 一定の研修 についてはどのような内容で 誰が実施することを想定しているのか 緩和した基準によるサービスでは 例えば身体介護は含まれず 調理や掃除 や 買い物代行 などの生活援助に係るサービスを行うものを想定しており サービスを提供する際の基本的考え方や高齢者への理解など 一定の研修は必要であると考えている ガイドライン案では 住民主体によるサービスにおける担い手 ( ボランティア等 ) に対する研修カリキュラムをお示ししているところであるが 緩和した基準によるサービスでは このカリキュラムの内容を含んだ上で 旧訪問介護員養成研修 3 級課程の内容を目安に必要な研修を市町村が判断し 各事業者が職員向けの研修として行っていただくことなど ( ) を想定している 民間の研修事業者が行う講座を受講させることも考えられる 1 第 6 問 11 3 訪問 訪問介護相当サービスのみなし指定を受けた事業所は, 訪問型サービス A についてもみなし指定を受けたことになるのか 事業所が当該緩和した基準によるサービスを提供するためには その基準に基づく新たな指定を受けることが必要となる 1 第 7 問 4 4 共通 新総合事業に移行後は 指定事業所は事業所の住所地の市町村においてのみみなし事業所となるのか 現在の指定事業所の指定権限は都道府県にあり 事業所の住所地外の市町村の被保険者であってもその指定事業所を利用することができるが 新総合事業への移行時には 指定事業所の住所地外の市町村の被保険者は 指定事業所がその住所地外の市町村の指定申請を行わないと利用することができなくなるのか ガイドライン案 P131 にも記載したとおり みなし指定は 現行の予防給付の指定からの円滑な移行のため 全市町村に効力が及ぶこととしている なお みなし指定の有効期間が終了し 総合事業の事業所として更新を行う場合には その効力は各市町村域の範囲内に及ぶことになることから 事業所が所在している市町村 (A 市町村 ) 以外の市町村 (B 市町村 ) の被保険者が利用している事業所については A 市町村の指定更新とともに B 市町村の指定更新が必要となる 1 第 7 問 8 5 共通 介護予防小規模多機能型居宅介護 介護予防認知症対応型共同生活介護 の利用者が 総合事業のサービスをあわせて利用することはできるのか 介護予防小規模多機能型居宅介護 介護予防認知症対応型共同生活介護 は 利用者に対して必要なサービスを包括的に提供する性質であることから 介護予防 生活支援サービス事業のうち 指定事業者によるサービス ( 現行相当サービス 緩和した基準によるサービス ( サービスA)) を併用することは想定していない 5 第 4 問 7 一方で 住民主体の支援である通所型サービスBなど利用者の自立支援 社会参加を促すサービスを 本人の状態等にあわせて利用することは妨げるものではないが 併用に関しては 目標設定や利用目的等を利用者及び家族と十分に検討されたい

6 予防支援 要支援者が認定の有効期間満了に伴い 総合事業のサービス事業利用に移行する場合 初回加算は算定できないとのことだが サービス事業利用から 新たに要支援の認定を受けて 給付のサービスを利用する事となった場合 初回加算は算定できるのか 介護予防ケアマネジメントから介護予防支援に移行した場合の介護予防支援の初回加算の算定については 過去 2 月以上当該地域包括支援センターにおいて介護予防ケアマネジメントを提供しておらず 介護予防ケアマネジメント費が算 5 第 4 問 8 定されていない場合に 当該利用者に対して介護予防サービス計画を作成した場合に限られる 7 その他 8 通所 9 予防支援 10 通所 養護老人ホーム入所者は 介護予防特定施設入居者生活介護の指定の有無に関わらず 介護予防 生活支援サービス事業対象者とならないと考えてよいか 介護予防特定施設入居者生活介護についても同様か 通所介護や通所リハビリテーションなど既存介護事業所の指定基準を超えているスペースを活用して総合事業を実施する場合 当該介護事業所は当該介護サービスに係る指定権者に対して変更届を出す必要があるか 介護予防 生活支援サービス事業の対象者は 居宅において支援を受ける要支援者と 基本チェックリストにおいて事業対象基準に該当した者であるため 養護老人ホーム入所者は介護予防特定施設入居者生活介護の指定の有無に関わらず対象者となり得るが 介護予防特定施設入居者生活介護の指定を受けている場合は 予防給付でサービスが包括的に提供されていることから 指定事業者による介護予防 生活支援サービス事業のサービスを併用することは想定されない 5 第 6 問 3 通所介護や通所リハビリテーションなど既存の介護事業所の指定基準を超えているスペースを活用して総合事業を展開する場合には 当該介護事象所の指定基準を遵守し 利用者の処遇が低下しないように留意する必要があるが その 5 第 6 問 7 前提で事業が展開される場合には 指定権者に対する変更の届出は不要である 1 総合事業における介護予防ケアマネジメント ( 第 1 号介護予防支援事業 ) は 地域包括支援センターが実施するものとしており センターに配置されている三職種 ( 保健師 社会福祉士 主任介護支援専門員 ) のほか 地域包括支援センターから事業の一部委託を受けている居宅介護支援事業所の介護支援専門員により実施することができる 総合事業における介護予防ケアマネジメント ( 第 1 号介護予防支援事業 ) は 地 2 総合事業への移行後は 利用するサービスによって 介護予防支援と介護予域包括支援センターが行うこととされ 介護予防支援のプランの多くが介護予防防ケアマネジメント ( 第 1 号介護予防支援事業 ) に分かれることとなるため ケアケアマネジメントに移るとしているが 介護予防 生活支援サービス事業対象者マネジメント実施者がその都度に変わることなどのないよう この二つは一体的や総合事業のみを利用する要支援者のケアプラン作成について介護予防支援に行われるべきものと考えている 6 第 4 問 1 事業所の担当職員が介護予防ケアマネジメント ( 第 1 号介護予防支援事業 ) を行このため 担当職員として介護予防支援業務を行っている職員については 指うことはできるのか 定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準について ( 平成 18 年 3 月 31 日発出振興 老人保健課長連名通知 ) において 当該介護予防支援事業所である地域包括支援センターの職員等と兼務して差し支えないものとされていることから 介護予防支援事業所の担当職員は地域包括支援センターの職員と兼務したうえで 切れ目なく介護予防ケアマネジメント ( 第 1 号介護予防支援事業 ) を行っていただきたい 通所型サービス ( みなし ) サービスコード表の 1 回当たりの基本報酬が設定されているものと通所型サービス ( 独自 ) サービスコード表の 1 回当たりの基本報酬が設定されているものを用いて 1 人の被保険者が従前の介護予防通所介護相当のサービスと通所型サービス A それぞれの通所型サービスを利用することは可能か また その場合の加算はそれぞれの事業所で算定可能か ケアマネジメントにおいて 生活機能の維持 向上等のため必要と認められるのであれば 1 人の被保険者が従前の介護予防通所介護相当のサービスと通所型サービス A のそれぞれのサービスを利用することも可能であり それぞれの事業所で加算の要件を満たす場合は 算定することもできる 6 第 6 問 3

11 通所 給付と一体的に実施する場合における給付の基準緩和について 通所介護と 従前の介護予防通所介護相当サービスや通所型サービス B が一体的に実施する場合は示されている ( ガイドライン P103 104) が 通所型サービス C( 短期集中予防サービス ) と通所介護 ( 介護給付 ) を一体的に実施する場合の基準はどうなるのか 1 保健師やリハビリテーション専門職等が行う短期集中予防サービス ( 通所型サービス C) については 事業の効果的かつ効率的な実施という観点から 3~ 6 ヶ月等の期間を限定して実施されるものを想定している 2 通所介護の運営基準を遵守した上で 指定通所介護等の提供に支障がない範囲で 指定通所介護の提供時間帯に同一の場所を使用して 短期集中予防サービス ( 通所型サービス C) の提供を行うことは可能であるが この場合には プログラムとサービス提供を行う人員を明確に区分して行うことを想定している 6 第 6 問 8 12 通所 通所介護と 緩和した基準によるサービス ( 通所型サービス A) 及び従前の介護予防通所介護に相当するサービスを一体的に行う場合 専従要件や加配職員を求めている加算の算定要件について どのように考えればよいか 1 算定要件として専従の職員配置を求めている加算である 中重度ケア体制加算 個別機能訓練加算 (Ⅰ) (Ⅱ) と 認知症加算 については 人員基準の取扱いと同様 通所介護の職員が通所介護と一体的に提供される通所型サービス A 及び従前の介護予防通所介護相当のサービスに従事したとしても 当該職員は専従要件を通所介護で満たしているものとして取り扱うこととする 個別機能訓練加算 (Ⅰ) の算定においては 常勤 の機能訓練指導員がサービス提供時間帯を通じて専従することが要件であるが 常勤要件についても それぞれのサービス提供に支障がない範囲で同様の取扱いとする 2 また 算定要件として職員の加配を求めている加算である 中重度ケア体制加算 と 認知症加算 については 認知症高齢者や重度要介護者に在宅生活の継続に資するサービスを提供している事業所を評価する加算であることから 通所型サービス A の職員の勤務時間は 加配職員として常勤換算員数を算出する際の勤務時間数に含めることはできない 6 第 6 問 9 13 通所 通所介護と 緩和した基準によるサービス ( 通所型サービス A) 及び従前の介護予防通所介護に相当するサービスを一体的に行う場合 サービス提供体制強化加算を算定する上で 職員の割合はどのように算出すればよいのか 1 サービス提供体制強化加算の算定に当たっては 常勤換算方法により介護福祉士が 50% 以上配置されていること等が要件とされており 通所介護と 緩和した基準によるサービス ( 通所型サービス A) 及び従前の介護予防通所介護に相当するサービスを一体的に行う場合 通所型サービス A の職員は含めず 従前の介護予防通所介護に相当するサービスの職員は含めて 職員の割合を算出する 6 第 6 問 10 2 この場合 通所介護と従前の介護予防通所介護に相当するサービスの双方においてサービス提供体制強化加算を算定可能である 14 通所 通所介護と 緩和した基準によるサービス ( 通所型サービス A) 及び従前の介護予防通所介護に相当するサービスを一体的に行う場合 人員基準欠如の扱いはどのようにすべきか 通所介護と 通所型サービス A 及び従前の介護予防通所介護に相当するサービスを一体的に行う事業所については それぞれ必要となる職員 ( 勤務時間 ) の合計に対して実際の職員配置が人員欠如となる場合 一体的に運営している以上 それぞれのサービスの提供や利用者の処遇に支障があると考えられることから それぞれの事業所が人員基準欠如となり 通所介護と従前の介護予防通所介護に相当するサービスの部分は 減算の対象となる 通所型サービス A の部分は 市町村の定める減算等の取扱いによることとなる 6 第 6 問 11

15 通所 通所介護と 緩和した基準によるサービス ( 通所型サービス A) 及び従前の介護予防通所介護に相当するサービスを一体的に行う場合 定員超過利用の扱いはどのようにすべきか 1 通所介護と 緩和した基準によるサービス ( 通所型サービス A) 及び従前の介護予防通所介護に相当するサービスを一体的に行う事業所の定員については 通所介護と従前の介護予防通所介護に相当するサービスについては 通所介護の対象となる利用者 ( 要介護者 ) と従前の介護予防通所介護に相当するサービスの対象となる利用者 ( 要支援者等 ) との合算で 利用定員を定め これとは別に通所型サービス A については 当該サービスの利用者 ( 要支援者等 ) で利用定員を定めることとしている 2 したがって 事業所全体では 利用定員を超えないものの 通所介護と従前の介護予防通所介護に相当するサービスの部分が 通所介護と従前の介護予防通所介護に相当するサービスの利用定員の超過利用となる場合 減算の対象となる 通所型サービス A の部分が 通所型サービス A の利用定員の超過利用となる場合 市町村の定める減算等の取扱いによることとなる 6 第 6 問 12 3 なお 事業所は 適正なサービスの提供を確保するため 定員超過利用の未然防止を図るよう努めるものとする 16 通所 通所介護と 緩和した基準によるサービス ( 通所型サービス A) 及び従前の介護予防通所介護に相当するサービスを一体的に行う場合 地域密着型通所介護への移行対象となる利用定員についてどのように考えるのか 1 通所介護の定員については 通所介護と従前の介護予防通所介護に相当するサービスを一体的に行う事業所の場合 通所介護の対象となる利用者 ( 要介護者 ) と従前の介護予防通所介護に相当するサービスの対象となる利用者 ( 要支援者等 ) との合算で 利用定員を定めることとしている 2 したがって 通所型サービス A の利用定員に関わらず 通所介護と従前の介護予防通所介護に相当するサービスの合計定員が 18 名以下の場合において 地域密着型通所介護への移行対象となる 6 第 6 問 13 1 食堂及び機能訓練室の合計した面積については 通所介護と従前の介護予防通所介護に相当するサービスについては 利用定員 3 m2以上 通所型サービス A については サービスを提供するために必要な場所を確保することが必要である 17 通所 通所介護と 緩和した基準によるサービス ( 通所型サービス A) 及び従前の介護予防通所介護に相当するサービスを一体的に行う場合 食堂及び機能訓練室の合計した面積はどのように確保するべきか 2 通所介護 従前の介護予防通所介護に相当するサービス及び緩和した基準によるサービス ( 通所型サービス A) を一体的に行う場合 それぞれの利用者の処遇に支障がないことを前提にサービス提供する必要があるため 食堂及び機能訓練室の合計した面積は 事業所全体の利用定員 3 m2以上確保する必要がある 6 第 6 問 14 3 なお この場合 緩和した基準によるサービス ( 通所型サービス A) に関しては 要介護者への処遇に影響を与えないことを前提に 総合事業の基準による人員配置が可能である 18 訪問 訪問介護の集合住宅の減算については 従前の介護予防訪問介護に相当するサービスの利用者も含めて計算するとあるが 緩和した基準によるサービスの利用者は含めないものと考えてよいか 貴見のとおり 6 第 6 問 15

19 訪問 訪問介護の特定事業所加算における訪問介護員等要件である介護福祉士等の割合には 緩和した基準によるサービスに従事する時間を含むか また 重度要介護者等対応要件である利用者の数には 緩和した基準によるサービスの利用者は含むか 特定事業所加算の算定要件のうち 訪問介護員等要件の割合は 指定訪問介護事業所の訪問介護員等の状況に基づき算定することとしており 緩和した基準によるサービスに従事する時間は含まない また 重度要介護者等対応要件の利用者割合は 指定訪問介護の利用者数 ( 一体的な運営を行う場合の第一号訪問介護の利用者を除く ) に基づき算定することとしており 緩和した基準によるサービスの利用者は含まない 6 第 6 問 16 20 通所 介護予防 日常生活支援総合事業において 特別養護老人ホームや認知症グループホームの浴室等を 総合事業の利用者が利用することは可能か 特別養護老人ホームの浴室等については 原則として特別養護老人ホームの専用とすべきではあるが 入所者の利用を妨げない等 入所者に対する適切な処遇が確保される場合には 総合事業等において浴室等を共用しても差し支えない また 認知症グループホームについても同様に 利用者の利用を妨げない等 利用者に対する適切な処遇が確保される場合には 総合事業等において浴室を共用しても差し支えない 6 第 6 問 17