特定空家等判定方法マニュアル 別紙資料

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資料 -2 空き家実態調査 中間報告

砥部町特定空家等に対する措置に関する要綱

本判断基準案に掲載されている個々の情報 ( 文章 写真 イラストなど ) は 大分県及び佐伯市並びに第三者が有する著作権により保護されています 私的使用のための複製 や 引用 など著作権法上認められた場合を除き 無断で転載 複製 改変などはできません 2

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Microsoft Word - 【パブコメ後確定】葉山町空家等対策計画

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目 次 第 1 はじめに 1 第 2 特定空家等に対する措置 の市町村において望まれる基本姿勢 2 第 3 特定空家等に対する措置に係る作業フロー 3 第 4 空家等 及び 特定空家等 の定義 5 第 5 実施体制及び住民からの相談体制の整備 6 第 6 空家等の所有者等に関する情報の把握 9 第

目次 Ⅰ 特定空家等 ( 老朽危険空き家 ) の認定基準について 1 Ⅱ 老朽危険空家等に対する対応 5 Ⅲ その他報告事項について 6 ( 添付資料 ) 1 特定空家等に対する措置 に関する適切な実施を図るために必要な指針 ( ガイドライン ) 抜粋 8 2 ガイドライン [ 別紙 1]~[ 別紙

(3) 基本的な方向空家はあくまで所有者に管理責任があることから 所有者等が周辺の生活環境に悪影響を及ぼす特定空家等を生み出さないこと また 特定空家等の状態にあるものについては 所有者等が自発的に改善を行うことを本市の特定空家等対策の基本とする このため 所有者等の維持管理義務に関する意識の向上

第 7 章鹿児島県と連携した耐震改修促進法による指導及び助言等 国の基本方針では 所管行政庁はすべての特定建築物の所有者に対して法に基づく指導 助言を実施するよう努めるとともに 指導に従わない者に対しては必要な指示を行い その指示に従わなかったときは 公表すべきであるとしている なお 指示 公表や建

練馬区空き家等対策に関する基本的な方針

目次 第 1 章計画の趣旨等 1 計画策定の背景 1 2 計画の位置付け 1 3 空家の定義 1 第 2 章本市の人口と空家等の状況 1 人口 世帯 2~3 2 住宅総数と空家数 3 3 住宅の建築時期と腐朽 破損の状況 4~5 4 調査結果の集計概要 6~11 第 3 章空家等対策に係る基本的な方

4 市長は 第 2 項の通知書の交付を受けた者より公開による意見聴取の申し入れがあった場合は 法第 14 条第 7 項の規定により交付を受けた者に対し 通知書 ( 様式第 10 号 ) により意見聴取の期日及び場所を通知するものとする 5 市長が命令を行ったときは 法第 14 条第 11 項及び第

議案第○○号

議案第○○号


設計壁リフォーム標準施工法外壁リフォームモエンサイディング重ね張り工法モエンサイディングモエンサイディングセンターサイディング屋根リフォームセンタールーフアルマ8-1 適用条件 8 屋根リフォームの設計 1) 適合対象建築物昭和 56 年の建築基準法新耐震基準に適合する木造建築物 昭和 56 年 5

設計162 外壁リフォーム事前調査の方法標準施工法外壁リフォームモエンサイディング重ね張り工法モエンサイディング張り替え工法モエンサイディング張り替え工法 外張り断熱センターサイディング重ね張り工法設計屋根リフォームセンタールーフ重ね葺き工法アルマ重ね葺き工法参考資8-1 適用条件 8-2 屋根リフ

(基本方針中表紙)

< 被害認定フロー ( 地震による被害木造 プレハブ > 第 次調査 ( 外観による判定 一見して住家全部が倒壊 一見して住家の一部の階が全部倒壊 地盤の液状化等により基礎のいずれかの辺が全部破壊 いずれかに いずれにも ( 傾斜による判定 全壊 外壁又は柱の傾斜が/ 以上 ( % 以上 ( 部位

空家

第2章 事務処理に関する審査指針

定期調査項目 (H20 国土交通省告示第 282 号より ) 改正 : 平成 28 年 6 月国土交通省告示第 703 号 番号調査項目調査方法判定基準 1 敷地及び地盤 (1) 地盤 地盤沈下等による不陸 傾斜等の状況 目視により確認する 建築物周辺に陥没があり 安全性を著しく損ねていること (2

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藤沢市地区計画運用基準 施行平成 30 年 4 月 1 日 る 本運用基準は, 地区計画の届出に際しての審査の画一化及び円滑化を図るため, 必要な事項を定め 項目第 1 建築物等の用途の制限に関する事項第 2 建築物の容積率の最高限度に関する事項第 3 建築物の建蔽率の最高限度に関する事項第 4 建

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東京都建築安全条例(昭和二十五年東京都条例第八十九号)新旧対照表(抄)

[ 例 1] 敷地の分割例 1270 m2の敷地を 135 m2ずつに分割する場合 270 m2 135 m2 135 m m2の敷地を 140 m2と 130 m2に分割する場合 270 m2 140 m2 130 m2 2

その他の法令等 消防法京都市火災予防条例道路法廃棄物の処理及び清掃に関する法律 対象 状況屋外における火災予防上危険なもの ( 火災の危険が迫っている場合のみに限定 ) 空き家, 空き地で火災予防上危険なもの認定区域内に生じている道路の交通に支障を及ぼすおそれのある行為自己所有地でごみ ( 一般廃棄

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目次 1. 背景 1 2. 本計画の位置付け 1 3. 対象地区 1 4. 対象とする空家等 2 5. 危険空家等の現状 2 6. 空家等の調査に関する事項 3 7. 空家等発生の要因 背景 3 8. 本計画の期間 4 9. 空家等対策の推進 特定空家等に対する措置 対処 必

調査番号 5 調査年度平成 7 年度 施設名久米図書館棟名称本体棟 所管部課生涯学習部図書館 No 土地データ所在地津山市中北下 7 敷地面積 m 建物データ 行政機能図書館建築年度 99 年築年数 年 建物の主構造鉄筋コンクリート造延床面積 6.6m 階 図書館 書庫 展示室 事務室

記入上の注意 1 施設点検表 ( 統括表 ) 施設点検入力シート 写真帳 のシートの 黄色のセル のみ記入してください 2 施設点検表 ( 統括表 ) シートの主な不具合点には 特に無し や 無し 等の入力は行わないでください シート名の変更は行わないでください 非表示になっているシートがあります

Microsoft Word - 03_空家等対策計画.docx

空家等対策の推進に関する特別措置法に基づく立入検査の実施について ( 通知 ) 貴の所有 ( 管理 ) する下物件 ( 建築物又はそれに付属する工作物及びその敷地を含む 以下同じ ) について 空家等対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 26 年法律第 12 7 号 以下 法 という ) 第 9

はじめに平成 26 年 11 月 27 日に公布された 空家等対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 26 年法律第 127 号 以下 法 という ) においては 空家等の所有者又は管理者 ( 以下 所有者等 という ) が 空家等の適切な管理について第一義的な責任を有することを前提としつつ 法第

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危険度判定評価の基本的な考え方 擁壁の種類に応じて 1) 基礎点 ( 環境条件 障害状況 ) と 2) 変状点の組み合わせ ( 合計点 ) によって 総合的に評価する 擁壁の種類 練石積み コンクリートブロック積み擁壁 モルタルやコンクリートを接着剤や固定材に用いて 石又はコンクリートブロックを積み

特定空家等の判断マニュアル ( 案 ) 神奈川県居住支援協議会空き家問題対策分科会 ( 平成 29 年 3 月版 )

資料 1 SAMPLE

2 賦課期日において 勧告に基づく必要な措置が講じられた場合等には 住宅用地特例が適用除外されないことから 空き家担当部局とも十分連携を図る必要がある ( 別添 特定空家等に対する措置 に関する適切な実施を図るために必要な指針 ( ガイドライン ) 参照 ) 3 特定空家等として勧告された場合 当該

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Ⅲ 診断判定モデル住宅事例 建物概要 2 階建て木造住宅延べ床面積 53 m2 1 昭和 56 年 6 月以降 2 地盤は普通か良い 3 鉄筋コンクリート基礎 4 屋根は軽い 5 健全である 6 壁量多い 7 筋かいあり 8 壁のバランスが良い 9 建物形状はほぼ整形 10 金物あり 老朽度 診断結

東京都建築基準法施行細則による調査の項目等 平成 28 年 5 月 31 日東京都告示第 1711 号 ( 平成 20 年東京都告示第 443 号の一部を改正 ) 別表 ( い ) 調査項目 ( ろ ) 調査方法 ( は ) 判定基準 一 (1) 地盤地盤沈下等による不敷陸 傾斜等の状況地及び地盤

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平成 24 年 7 月 26 日 区長会議 老朽家屋問題検討部会 経過とりまとめ報告書 ~ たたき台 ~ 1. 検討部会等開催状況 (1) 平成 24 年 3 月 16 日幹事区 ( 西成区 生野区 東淀川区 ) 打合せ各区の現状および課題を共有し 関係局を交えての検討会のあり方について議論 (2)

表紙

地区計画とは 地区計画とは 土地や建築物の所有者など地区の皆さんが合意を図りながら道路や公園などの配置 建築物の用途 容積率 高さ 色やデザイン等のルールをきめ細かく定め そのルールに基づいて建築行為等を行うことにより より良いまちづくりをすすめる手法のひとつです 地区の特性に応じて必要な項目を選択

1 目的 建築基準法第 68 条の 5 の 5 第 1 項及び第 2 項に基づく認定に関する基準 ( 月島地区 ) 平成 26 年 6 月 9 日 26 中都建第 115 号 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 68 条の 5 の 5 第 1 項 及び第 2

●空家等対策の推進に関する特別措置法案

目次 第 1 章計画の趣旨 1 1 背景 1 2 計画の目的 1 3 計画の位置づけ 1 第 2 章計画の方針 1 1 計画の対象区域 1 2 空き家の定義 2 3 計画期間 2 4 計画の目標 2 第 3 章勝央町における空家等の現状 課題 2 1 勝央町の人口推計から 2 (1) 総人口の推移

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ア建築物の部材等が落下し 飛散するおそれのある状態イ建築物の老朽化又は台風等の自然災害により 倒壊又は損傷するおそれのある状態ウ建築物の外壁 窓等が剥落し 建築物の外部から内部が見通せる状態エ竹木その他の土地の定着物が 道路との境界線を越え通行の妨げになっている状態オ物が大量に堆積されている状態カね

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鉄筋コンクリート造 ( 第 1 面 ) 中古マンション建物調査報告書 ( 既存住宅状況調査 ) 作成日 2018 年 4 月 10 日 建物名称 様邸 調査依頼主 調査立会者 会社名 担当者 会社名 担当者 株式会社アネストブレーントラスト

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第2章

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Microsoft Word - 法第43条第2項第2号許可基準

3-1 2 修繕工事の実態 ( ヒアリング ) 計画修繕は 定期点検等で明らかになった建物の劣化の補修のため 調査 診断 修繕計画の作成 工事の実施へと 区分所有者の合意を形成しつつ 進められる 当勉強会で実施したヒアリングより 管理会社による点検 定期点検は 1 回 / 年の頻度で行っている 目視

様式及び記入例 (3) 点検結果一覧表 ( その 1) 半田市橋梁点検 補修設計業務 橋梁諸元 定期点検結果 整理番号 橋梁 ID 橋梁名 橋梁形式 径間 長根橋 ( 上流側 ) PC 単純プレテンホロー桁橋 1 橋種 PC 橋 有効 橋長 幅員 橋面積 (m) (m) (m2) 供

エ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計は 現に存する建築物又は現に建築の工事中の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計を超えないこと オ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影部分の形状は 現に存する建築物又は現に建築の工事

(1) 申込住宅が買主に引き渡される前に当該住宅に対する改修工事が行われる場合であって 当該工事が構造耐力上主要な部分について新設又は撤去を含むときは 当該工事の完了時であって当該部分の構造躯体が露出する時点 ( 当該工事が複数実施される場合はそのいずれか ) (2) 前号に規定する改修工事が構造耐

公津西地区地区計画運用基準

様式第 1 号 ( 第 6 条関係 ) 御殿場市プロジェクト TOUKAI-0 総合支援事業費補助金交付申請書 年月日 御殿場市長様 郵便番号 住所 ( 所在地 ) 申請者 ( フリガナ ) 氏名 ( 名称並びに代表者の役職及び氏名 ) 印 電話番号 御殿場市プロジェクト TOUKAI-0 総合支援

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資料 5-1 防耐火に係る基準 資料の素案 第 1 章総則 ( 設計基準 ) 1.2 用語の定義 主要構造部 : 建築基準法第 2 条第 5 号による 耐火構造 : 建築基準法第 2 条第 7 号による 準耐火構造 : 建築基準法第 2 条第 7 の 2 号による 防火構造 不燃材料 : 建築基準法

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ポリカーボネート板に関する建築物の屋根への適用状況

( 定義 ) 第 2 条この条例において 次の各号に掲げる用語の意義は 当該各号に定めるところによる (1) 老朽危険家屋家屋の老朽度に係る認定の申請を行った家屋で 別表に掲げる家屋の老朽度の判定基準による各評点の合計点数が50 点を超え 認定を受けたものをいう (2) 老朽危険家屋所在地老朽危険家

根拠条項 第 131 条の 2 第 3 項 壁面線の指定等がある場合の高さ制限の例外認定 法令の定め第 131 条の 2 3 前面道路の境界線若しくはその反対側の境界線からそれぞれ後退して壁面線の指定がある場合又は前面道路の境界線若しくはその反対側の境界線からそれぞれ 後退して法第 68 条の 2

新千里西町B団地地区地区計画

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目次 ( )

種別 名称 幅員等 延長又は面積 摘要 道路 区画道路 1 号区画道路 2 号区画道路 3 号区画道路 4 号区画道路 5 号区画道路 6 号区画道路 7 号 12.0m 12.0m 0.8~5.0m 2.6~8.3m 2.25m 1.65m 1.65m 約 790m 約 220m 約 700m 約

3 事前通知書に記載する命ずるに至った事由は 根拠となる法令の条項及び当該特定空き家等の状態並びに当該特定空き家等が周辺にどのような悪影響を及ぼしていか及びその結果どのような措置を命ぜられているのか等について 所有者等が理解できるように 明確に記載しなければならない 4 事前通知書に記載する意見書の

[目 的]

第 Ⅱ ゾーンの地区計画にはこんな特徴があります 建築基準法のみによる一般的な建替えの場合 斜線制限により または 1.5 容積率の制限により 利用できない容積率 道路広い道路狭い道路 街並み誘導型地区計画による建替えのルール 容積率の最高限度が緩和されます 定住性の高い住宅等を設ける

資料 1-6 認知症高齢者グループホーム等に係る消防法令等の概要 1 消防法令の概要 主な消防用設備等の設置基準消防用設備等の種別消火器屋内消火栓設備スプリンクラー設備自動火災報知設備消防機関へ通報する設備誘導灯 設置基準規模 構造にかかわらずすべて延べ面積 700 m2以上延べ面積 275 m2以

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特定空家等方法マニュアル 別紙資料

特定空家等方法マニュアル目次 特定空家等方法マニュアル チェックリスト. 建築物が著しく保安上危険となるおそれがある () 建築物が倒壊等するおそれがある イ 建築物の著しい傾斜 ロ 建築物の構造耐力上主要な部分の損傷等 ( イ ) 基礎及び土台 ( ロ ) 柱 梁 筋かい 柱とはりの接合等 () 屋根 外壁等が脱落 飛散等するおそれがある ( イ ) 屋根ふき材 ひさし又は軒 ( ロ ) 外壁 ( ハ ) 看板 給湯設備 屋上水槽等 6 ( 二 ) 屋外階段又はバルコニー 7 ( ホ ) 門又は塀 8. 擁壁が老朽化し危険となるおそれがある 9 別紙 そのまま放置すれば著しく衛生上有害となるおそれのある状態 であるか否かの判断に際して参考となる基準 () 建築物又は設備等の破損等が原因で 著しく衛生上有害となるおそれがある () ごみ等の放置 不法投棄が原因で 著しく衛生上有害となるおそれがある 0 別紙 適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態 であるか否かの判断に際して参考となる基準 () 適切な管理が行われていない結果 既存の景観に関するルールに著しく適合しない状態となっている () その他 周囲の景観と著しく不調和な状態である 別紙 その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態 であるか否かの判断に際して参考となる基準 () 立木等が原因で 放置することが不適切な状態にある () 空家等に住みついた動物等が原因で 放置することが 不適切な状態にある () 建築物等の不適切な管理等が原因で 放置することが 6 不適切な状態にある 特定空家等と認定したリスト及び総合 7

. 建築物が著しく保安上危険となるおそれがある () 建築物が倒壊等するおそれがある イ建築物の著しい傾斜 通行人や近隣住民へ被害が及ぶ可能性 建築物の崩壊 落階 上階とのずれが目視で確認できる 基礎が不同沈下または建築物の傾斜が目視で確認できる 木造建築物について /0 超の傾斜が確認できる 階以上の階が傾斜している場合も同様である 鉄骨造建築物について /0 超の傾斜 ( 傾斜を生じた階の上の階数が 階以下の場合 ) が確認できる 鉄骨造建築物について /0 超の傾斜 ( 傾斜を生じた階の上の階数が 階以上の場合 ) が確認できる 特定空家等と ( に ) 総合 (P7) に移る ( が が ) 写真 写真 写真 写真 写真 写真 6

. 建築物が著しく保安上危険となるおそれがある () 建築物が倒壊等するおそれがある ロ建築物の構造耐力上主要な部分の損傷等 ( イ ) 基礎及び土台 通行人や近隣住民へ被害が及ぶ可能性 基礎の大きな亀裂や多数のひび割れ 破損または変形が目視で確認できる 土台の腐朽 破損 変形または蟻害が目視で確認できる 基礎と土台のずれが目視で確認できる 直接地面に接する土台または掘立柱等の腐朽 破損または蟻害が目視で確認できる 基礎と土台の緊結金物の腐食 脱落が目視で確認できる 特定空家等と ( に ) 総合 (P7) に移る ( が が ) 写真 写真 写真 写真 写真 写真 6

. 建築物が著しく保安上危険となるおそれがある () 建築物が倒壊等するおそれがある ロ建築物の構造耐力上主要な部分の損傷等 ( ロ ) 柱 はり 筋かい 柱とはりの接合等 通行人や近隣住民へ被害が及ぶ可能性 柱 はり 筋かいに大きな亀裂や多数のひび割れ 腐朽 破損 変形または蟻害が目視で確認できる 柱とはりのずれまたは脱落が目視で確認できる 柱とはりの接合部の腐食 脱落が目視で確認できる 特定空家等と ( に ) 総合 (P7) に移る ( が が ) 写真 写真 写真 写真 写真 写真 6

. 建築物が著しく保安上危険となるおそれがある () 屋根 外壁等が脱落 飛散等するおそれがある ( イ ) 屋根ふき材 ひさし又は軒 通行人や近隣住民へ被害が及ぶ可能性 6 7 屋根の落ち込みや浮き上がりなどの変形 破損などが目視で確認できる 屋根ふき材 ( 瓦やトタンなど ) が剥落又は飛散のおそれがある 軒の裏板 たる木等の腐朽や破損が目視で確認できる 雨樋が垂れ下がっている又は雨樋の著しい変形や留め具の痛みにより脱落や飛散のおそれがある ひさしの腐朽 破損や剥落が目視で確認できる 軒が垂れ下がっている その他著しく保安上危険となるおそれがある ( ) 特定空家等と ( に ) 総合 (P7) に移る ( が が ) 写真 写真 写真 写真 写真 写真 6

. 建築物が著しく保安上危険となるおそれがある () 屋根 外壁等が脱落 飛散等するおそれがある ( ロ ) 外壁 外壁の破損等により第三者の侵入や火災などの危険性がある 外壁に落下により通行人や近隣住民等へ被害が及ぶ可能性がある 壁体を貫通する穴が生じている 外壁の仕上げ材料が剥落 腐朽 破損している 又は腐朽 破損等により剥落 飛散などのおそれがある 6 7 外壁の剥落 腐朽 破損により下地が露出している 外壁のモルタルやタイル等の外装材に浮き上がりが目視で確認できる 外壁に大きなひび等があり 外壁の脱落等の危険性が目視で確認できる 窓や戸袋などが痛みや破損等により落下のおそれがある その他著しく保安上危険となるおそれがあるもの ( ) 特定空家等と ( に ) 総合 (P7) に移る ( が が ) 写真 写真 写真 写真 写真 写真 6

. 建築物が著しく保安上危険となるおそれがある () 屋根 外壁等が脱落 飛散等するおそれがある ( ハ ) 看板 給湯設備 屋上水槽等 通行人や近隣住民へ被害が及ぶ可能性 看板の仕上げ材料が剥落している 看板 給湯設備 屋上水槽等の支持部分が腐食や破損しているや転倒 脱落している 看板 給湯設備 屋上水槽等の支持部分が腐食や破損していることが目視で確認できる その他アンテナ 煙突 空調設備 配管など屋根や外壁等にある建物の付属物が転倒 破損などにより落下や飛散のおそれがある その他著しく保安上危険となるおそれがある ( ) 特定空家等と ( に ) 総合 (P7) に移る ( が が ) 写真 写真 写真 写真 写真 写真 6 6

. 建築物が著しく保安上危険となるおそれがある () 屋根 外壁等が脱落 飛散等するおそれがある ( 二 ) 屋外階段又はバルコニー 通行人や近隣住民へ被害が及ぶ可能性 屋外階段 バルコニーが腐食 破損又は脱落している 屋外階段 バルコニーの傾斜が目視で確認できる 屋外階段 バルコニーに歩行上支障があるひび割れ 錆 腐食等がある 屋外階段 バルコニーの手すりや格子にぐらつき 傾きがある 屋外階段 バルコニーのブラケットのはずれ 取付けビスのゆるみやはずれがある 特定空家等と ( に ) 総合 (P7) に移る ( が が ) 写真 写真 写真 写真 写真 写真 6 7

. 建築物が著しく保安上危険となるおそれがある () 屋根 外壁等が脱落 飛散等するおそれがある ( ホ ) 門又は塀 通行人や近隣住民へ被害が及ぶ可能性 6 7 8 9 門又は塀にびび割れ 破損が生じている 門又は塀の傾斜が目視で確認できる 門扉 門柱及び支柱に錆 変形 ぐらつき等がある 塀にぐらつき等がある コンクリート ブロック等の塀に著しい亀裂等の劣化 損傷等がある 塀と控え柱 壁の接続部に著しい亀裂等がある 又は離れている 塀の金属フェンス等に変形 破損 さび 腐食 ゆるみ等がある 基礎部が陥没する等 塀基礎部と周辺地盤との間に相対的な著しい沈下又は隆起がある 塀の基礎部に著しい亀裂等がある 特定空家等と ( に ) 総合 (P7) に移る ( が が ) 写真 写真 写真 写真 写真 写真 6 8

. 擁壁が老朽化し危険となるおそれがある 通行人や近隣住民へ被害が及ぶ可能性 擁壁表面に水がしみ出し 流出している 水抜き穴の詰まりが生じている ひび割れが発生している 宅地擁壁老朽化マニュアル ( 案 ) ( 国土交通省都市局都市安全課 ) に基づき擁壁の種類に応じて それぞれの基礎点 ( 環境条件 障害状況 ) と変状点の組み合わせ ( 合計点 ) により 擁壁の劣化の背景となる環境条件を十分に把握した上で 老朽化に対する危険度を総合的に評価する 危険度評価区分が大とされる擁壁の他 危険度評価区分が下がるものについても項目毎に著しく保安上危険となるおそれのある状態でないか確認する 特定空家等と ( に ) 総合 (P7) に移る ( が が ) 写真 写真 写真 写真 写真 写真 6 9

別紙 そのまま放置すれば著しく衛生上有害となるおそれのある状態 であるか否かの判断に際して参考となる基準 () 建築物又は設備等の破損等が原因で そのまま放置すれば著しく衛生上有害となるおそれがある 耐火建築物の梁や階段 駐車場などに吹付け石綿等が使用されており飛散し暴露するおそれがある 住宅の屋根材 壁材 間仕切り材 床材 天井材などにアスベスト含有成型板が使用されており 老朽化などにより破損しているため飛散するおそれがある 浄化槽等の放置 破損等による汚物の流出 臭気の発生がある 放置された物品などが雨水 排水等により流出し 臭気の発生がある 吹付け石綿等が飛散し暴露する可能性が高い 地域住民の日常生活に支障を及ぼしている または支障を及ぼすことが予見される 特定空家等と ( に ) 総合 (P7) に移る ( が が ) 写真 写真 写真 写真 写真 写真 6 0

別紙 そのまま放置すれば著しく衛生上有害となるおそれのある状態 であるか否かの判断に際して参考となる基準 () ごみ等の措置 不法投棄が原因で そのまま放置すれば著しく衛生上有害となるおそれがある 地域住民の日常生活に支障を及ぼしている または支障を及ぼすことが予見される ごみ等の放置 不法投棄による臭気の発生がある ごみ等の放置 不法投棄により 多数のねずみ はえ 蚊等が発生している 特定空家等と ( に ) 総合 (P7) に移る ( が が ) 写真 写真 写真 写真 写真 写真 6

別紙 適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態 であるか否かの判断に際して参考となる基準 () 適切な管理が行われていない結果 既存の景観に関するルールに著しく適合しない状態となっている 景観法に基づき景観計画を策定している場合において 当該景観計画に定める建築物又は工作物の形態意匠等の制限に著しく適合しない状態となっている 景観法に基づき都市計画に景観地区を定めている場合において 当該都市計画に定める建築物の形態意匠等の制限に著しく適合しない 又は条例で定める工作物の形態意匠等の制限等に著しく適合しない状態となっている 地域で定められた景観保全に係るルールに著しく適合しない状態となっている 特定空家等と ( に ) 総合 (P7) に移る ( が が ) 写真 写真 写真 写真 写真 写真 6

別紙 適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態 であるか否かの判断に際して参考となる基準 () その他 周囲の景観と著しく不調和な状態である 屋根や外壁等が汚物や落書き等で外見上大きく傷んだり汚れたまま放置されている 多数のガラスが割れたまま放置されている 看板等が原型をとどめず 本来の用をなさない程度まで破損 汚損したまま放置されている 立木等が建築物の全面を覆う程度まで繁茂している 敷地内にごみ等が散乱 山積したまま放置されている 地域住民の日常生活に支障を及ぼしている または支障を及ぼすことが予見される 特定空家等と ( に ) 総合 (P7) に移る ( が が ) 写真 写真 写真 写真 写真 写真 6

別紙 その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態 であるか否かの判断に際して参考となる基準 () 立木が原因で 周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切な状態である 地域住民の日常生活に支障を及ぼしている または支障を及ぼすことが予見される 立木の枝等が近隣の家屋の敷地に越境している 立木の枝等が近隣の道路等にはみ出し 歩行者や車両の通行を妨げている 立木が枯損等により隣地や道路に倒伏するおそれがある 立木の折れた枝等が道や近隣等に飛散し 生活環境が悪化している 特定空家等と ( に ) 総合 (P7) に移る ( が が ) 写真 写真 写真 写真 写真 写真 6

別紙 その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態 であるか否かの判断に際して参考となる基準 () 空家等に住みついた動物等が原因で 周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切な状態である 地域住民の日常生活に支障を及ぼしている または支障を及ぼすことが予見される 6 動物等の鳴き声等の騒音が頻繁にある 動物等のふん尿や汚物等による臭害がある 敷地外への動物等の毛や羽毛などの飛散がある 大量の害虫等が発生している 住み着いた動物等が 隣家 ( 隣地 ) 周辺に侵入している シロアリが大量に発生し 近隣に飛来している 特定空家等と ( に ) 総合 (P7) に移る ( が が ) 写真 写真 写真 写真 写真 写真 6

別紙 その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態 であるか否かの判断に際して参考となる基準 () 建築物等の不適切な管理等が原因で 周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切な状態である 通行人や近隣住民へ被害が及ぶ可能性 門扉の開放や窓ガラスの破損が見られるなど 不特定者が容易に侵入できる状態で放置されている 雪止めの不適切な管理により 屋根からの落雪による通行支障のおそれがある 周辺の道路や家屋の敷地等に土砂等が大量に流出している 特定空家等と ( に ) 総合 (P7) に移る ( が が ) 写真 写真 写真 写真 写真 写真 6 6

特定空家等としたリスト下記に特定空家等としたを記入する 別紙 () イ別紙 () ロ ( イ ) 別紙 () ロ ( ロ ) 別紙 ()( イ ) 別紙 ()( ロ ) 別紙 ()( ハ ) 別紙 ()( 二 ) 別紙 ()( ホ ) 別紙 別紙 () 別紙 () 別紙 () 別紙 () 別紙 () 別紙 () 別紙 () 番号 総合 総合 の場合 特定空家等保安上危険となるおそれのある状態であるか判断 の場合 空家等 別紙 そのまま放置すれば著しく衛生上有害となるおそれのある状態 であるか否かの判断に際して参考となる基準総合 の場合 特定空家等衛生上有害となるおそれのある状態であるか判断 の場合 空家等 別紙 適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態 であるか否かの判断に際して参考となる基準総合 の場合 特定空家等景観を損なっている状態であるか判断 の場合 空家等 別紙 その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態 であるか否かの判断に際して参考となる基準総合 の場合 特定空家等放置することが不適切である状態であるか判断 の場合 空家等 総合結果について総合の結果特定空家等 総合の結果に至った事由 空家等 7