「手術看護を知り術前・術後の看護につなげる」

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SBOs- 3: がん診断期の患者の心身の特徴について述べることができる SBOs- 4: がん治療期 ; 化学療法を受けている患者の心身の特徴について述べることができる SBOs- 5: がん治療期 ; 放射線療法を受けている患者の心身の特徴について述べることができる SBOs- 6: がん治療期

麻酔科カリキュラム Ⅰ. 目的と特徴麻酔科医の仕事は手術などの侵襲が加わっている患者を侵襲から守り適正な方向に導くことと言えます そのための手技や知識は 研修医がぜひとも身につけたい必須項目であり 麻酔科での研修でこの手技や知識を習得することを目的としています 麻酔は 侵襲によって引き起こされる病態

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4. 構成実習内容 実習時間 単位 実習場所 成人 Ⅰ 90 時間 2 単位 横浜新都市脳神経外科病院横浜旭中央総合病院東戸塚記念病院 菊名記念病院

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研修プログラム モデル例

1. プログラムの概要と特徴責任基幹施設である神戸大学医学部附属病院は 基幹研修病院群 関連研修病院群と連携し 専攻医が整備指針に定められた麻酔科カリキュラムの到達目標を達成できる教育を提供し 十分な知識と技術を備えた麻酔科専攻医を育成する 2. プログラムの運営方針 研修の4 年間のうち最低 1

種の評価基準により分類示の包括侵襲性指行為の看護師が行う医行為の範囲に関する基本的な考え方 ( たたき台 ) 指示のレベル : 指示の包括性 (1) 実施する医行為の内容 実施時期について多少の判断は伴うが 指示内容と医行為が1 対 1で対応するもの 指示内容 実施時期ともに個別具体的であるもの 例

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(目的)

定員 25 人 プログラムの概要と特徴 プログラムの運営方針 責任基幹施設である東京大学医学部附属病院, 基幹研修施設であるさいたま赤十字病院, 東京都健康長寿医療センター, 国立成育医療研究センター, 国立がん研究センター中央病院, 関連研修施設のJR 東京総合病院,NTT 東日本関東病院, 東京

看護師のクリニカルラダー ニ ズをとらえる力 ケアする力 協働する力 意思決定を支える力 レベル Ⅰ 定義 : 基本的な看護手順に従い必要に応じ助言を得て看護を実践する 到達目標 ; 助言を得てケアの受け手や状況 ( 場 ) のニーズをとらえる 行動目標 情報収集 1 助言を受けながら情報収集の基本

「WHO手術安全チェックリスト」実施にあたって

採択演題一覧

平成 28 年 10 月 17 日 平成 28 年度の認定看護師教育基準カリキュラムから排尿自立指導料の所定の研修として認めら れることとなりました 平成 28 年度研修生から 排泄自立指導料 算定要件 施設基準を満たすことができます 下部尿路機能障害を有する患者に対して 病棟でのケアや多職種チーム

認知症医療従事者等向け研修事業要領

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透析看護の基本知識項目チェック確認確認終了 腎不全の病態と治療方法腎不全腎臓の構造と働き急性腎不全と慢性腎不全の病態腎不全の原疾患の病態慢性腎不全の病期と治療方法血液透析の特色腹膜透析の特色腎不全の特色 透析療法の仕組み血液透析の原理ダイアライザーの種類 適応 選択透析液供給装置の機能透析液の組成抗

において 患者が自分の意思で自分の手術にかかわるには その意思が伝わることが前提である 周術期において患者が体験する既知や未知の体験 環境に対する恐れ 心配 当惑 気兼ねなどといった感情は多くの場合 患者を無口にさせる そのため 周術期に携わる看護師は 患者の思いを引き出すため 患者と良好なコミュニ

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介護における尊厳の保持 自立支援 9 時間 介護職が 利用者の尊厳のある暮らしを支える専門職であることを自覚し 自立支援 介 護予防という介護 福祉サービスを提供するにあたっての基本的視点及びやってはいけ ない行動例を理解している 1 人権と尊厳を支える介護 人権と尊厳の保持 ICF QOL ノーマ

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褥瘡発生率 JA 北海道厚生連帯広厚生病院 < 項目解説 > 褥瘡 ( 床ずれ ) は患者さまのQOL( 生活の質 ) を低下させ 結果的に在院日数の長期化や医療費の増大にもつながります そのため 褥瘡予防対策は患者さんに提供されるべき医療の重要な項目の1 つとなっています 褥瘡の治療はしばしば困難

佐賀県肺がん地域連携パス様式 1 ( 臨床情報台帳 1) 患者様情報 氏名 性別 男性 女性 生年月日 住所 M T S H 西暦 電話番号 年月日 ( ) - 氏名 ( キーパーソンに ) 続柄居住地電話番号備考 ( ) - 家族構成 ( ) - ( ) - ( ) - ( ) - 担当医情報 医

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看護部 : 教育理念 目標 目的 理念 看護部理念に基づき組織の中での自分の位置づけを明らかにし 主体的によりよい看護実践ができる看護職員を育成する 目標 看護職員の個々の学習ニーズを尊重し 専門職業人として成長 発達を支援するための教育環境を提供する 目的 1 看護専門職として 質の高いケアを提供

づけられますが 最大の特徴は 緒言の中の 基本姿勢 でも述べられていますように 欧米のガイドラインを踏襲したものでなく 日本の臨床現場に則して 活用しやすい実際的な勧告が行われていることにあります 特に予防抗菌薬の投与期間に関しては 細かい術式に分類し さらに宿主側の感染リスクも考慮した上で きめ細

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タイトル(HGPゴシックM、16pt、文字間隔2pt、太字)

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カタログ | 3M™ ベアーハガー™ 深部温モニタリングシステム | 医療用製品

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第 69 回日本病院学会採択演題一覧 2019 年 4 月 19 日時点 演題登録番号発表形式演題番号セッション名セッション日セッション開始時間セッション終了時間会場番号会場名 口演 O36-6 地域医療 3 8 月 2 日 ( 金 ) 9:10 9:52 第 6 会場 107 会議室

14栄養・食事アセスメント(2)

1. プログラムの概要 川崎医科大学附属病院は特定機能病院に認定されており, また地域基幹病院としての役割も担っている. 大学附属病院として 各科とも高度先進医療に力を注いでおり, 麻酔 集中治療科も例外ではない. 平成 25 年度手術件数は 8380 例であり, そのうち麻酔科管理症例数は 442

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P01-16

H28_クリニカルラダー研修

平成 29 年 8 月 31 日 ( 木 ) 発売の週刊文春 (9 月 7 日号 ) 誌上において当院人工関節セン ターの活動内容が取り上げられることになりました 人工関節センターの概要をご案内させて頂きます はじめに近年の高齢化社会の到来により また人工関節自体の耐久性 精度が向上した事により本邦

責任基幹施設 : 倉敷中央病院 2016 度麻酔科専門医研修プログラム麻酔科主任部長山下茂樹 ( 日本麻酔科学会認定麻酔指導医 ) 1. プログラムの概要と特徴 倉敷中央病院は 1161 床を有する 大規模総合病院であり平成 26 度の麻酔科管理症例数は約 5208 件 ( 全手術件数は約 1262

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2016年奈良県立医科大学付属病院    麻酔科専門医研修プログラム

Herniation(= 脱出, 破裂 ) からもたらされた言葉で, 体内の構造物が正常な位置から他の部位に逸脱したことを示します. ヘルニアというと腰の病気と連想されがちですが, 当科で扱うヘルニアは腹部の筋膜の一部が脆弱化 ( ぜいじゃくか : 弱くなること ) することによって腹膜がこれを押し

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がん登録実務について

がんの診療の流れ この図は がんの 受診 から 経過観察 への流れです 大まかでも 流れがみえると心にゆとりが生まれます ゆとりは 医師とのコミュニケーションを後押ししてくれるでしょう あなたらしく過ごすためにお役立てください がんの疑い 体調がおかしいな と思ったまま 放っておかないでください な

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2013 年度 統合実習 [ 表紙 2] 提出記録用紙 5 実習計画表 6 問題リスト 7 看護過程展開用紙 8 ( アセスメント用紙 1) 9 ( アセスメント用紙 2) 学生証番号 : KF 学生氏名 : 実習期間 : 月 日 ~ 月 日 実習施設名 : 担当教員名 : 指導者名 : 看護学科

(案の2)

2009年8月17日

医療事故防止対策に関するワーキング・グループにおいて、下記の点につき協議検討する

018_整形外科学系


3) 適切な薬物療法ができる 4) 支持的関係を確立し 個人精神療法を適切に用い 集団精神療法を学ぶ 5) 心理社会的療法 精神科リハビリテーションを行い 早期に地域に復帰させる方法を学ぶ 10. 気分障害 : 2) 病歴を聴取し 精神症状を把握し 病型の把握 診断 鑑別診断ができる 3) 人格特徴

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当院人工透析室における看護必要度調査 佐藤幸子 木村房子 大館市立総合病院人工透析室 The Evaluation of the Grade of Nursing Requirement in Hemodialysis Patients in Odate Municipal Hospital < 諸

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

2 病院での研修について考慮する. 関連研修施設である大阪市立十三市民病院, 住吉市民病院では,2 年目から4 年目の間に, 必要に応じ6 ヶ月から1 年間の研修を行う. 研修内容 進行状況に配慮して, プログラムに所属する全ての専攻医が経験目標に必要な特殊麻酔症例数を達成できるように, ローテーシ

ポプスカイン0.75% 注シリンジ 75mg /10 院 Popscaine 75mg /10 院 / 筒 丸石 薬価 円 / 筒 効 硬膜外麻酔 用 ( 注 )1 回 150mg ( 本剤として20 院 ) までを硬膜外腔に投与 禁 大量出血やショック状態, 注射部位またはその周辺に

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Vol 夏号 最先端の腹腔鏡下鼠径 ヘルニア修復術を導入 認定資格 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会指導医 専門医 消化器がん外科治療認定医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 外科医長 渡邉 卓哉 東海中央病院では 3月から腹腔鏡下鼠径ヘルニ ア修復術を導入し この手術方法を

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骨髄採取

TOHOKU UNIVERSITY HOSPITAL 今回はすこし長文です このミニコラムを読んでいただいているみなさんにとって 救命救急センターは 文字どおり 命 を救うところ という印象が強いことと思います もちろん われわれ救急医と看護師は 患者さんの救命を第一に考え どんな絶望の状況でも 他

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生活保護医療券 財務経理部医事室 受給者の確認 登録 1 住所 2 氏名 3 生年月日 4 公費番号 国立長寿医療研究センターで生活保護医療を受けた患者様 行政機関からの通知 ( 所在地 ) 愛知県大府市森岡町源吾 35 訂正及び利用停止について 他の法律又はこれに基づく命令の規定に

平成21年度看護部教育研修(案)

2. 予定術式とその内容 予定術式 : 腹腔鏡補助下幽門側胃切除術 手術の内容 あなたの癌は胃の出口に近いところにあるため 充分に切除するためには十 二指腸の一部を含め胃の 2/3 もしくは 3/4 をとる必要があります 手術は全身麻酔 (+ 硬膜外麻酔 ) の下に行います 上腹部に約 25cm の

1. ストーマ外来 の問い合わせ窓口 1 ストーマ外来が設定されている ( はい / ) 上記外来の名称 対象となるストーマの種類 7 ストーマ外来の説明が掲載されているページのと は 手入力せずにホームページからコピーしてください 他施設でがんの診療を受けている または 診療を受けていた患者さんを

医からの口頭による説明と この説明書で患者さんやご家族に麻酔についてご理解をいただき 手術同意書 と同じように 麻酔同意書 を患者さん本人 未成年者や意識障害のある方の場合はご家族などの代理人 から手術前に頂いています 2 手術中 どんなに長時間の手術でも 手術中に麻酔科医が患者さんのそばから離れる

大阪赤十字病院麻酔科専門研修プログラム (2019 年度 ) 1. 専門医制度の理念と専門医の使命 1 麻酔科専門医制度の理念麻酔科専門医制度は, 周術期の患者の生体管理を中心としながら, 救急医療や集中治療における生体管理, 種々の疾病および手術を起因とする疼痛 緩和医療などの領域において, 患者

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3. 提出データ形式 平成 28 年度 H ファイル 大項目 必須条件等有 小項目内容 ( 入力様式等 ) (1) 施設コード都道府県番号 + 医療機関コード間 には区切りを入れない (2) 病棟コード病院独自コード 但し 一般 一般以 外の区が可能なこと 左詰め (3) データ識番号複数回入退院し

H26大腸がん

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Vol 夏号 最先端の腹腔鏡下手術を本格導入 東海中央病院では 平成25年1月から 胃癌 大腸癌に対する腹腔鏡下手術を本格導入しており 術後の合併症もなく 早期の退院が可能となっています 4月からは 内視鏡外科技術認定資格を有する 日比健志消化器外科部長が赴任し 通常の腹腔 鏡下手術に

糖尿病診療における早期からの厳格な血糖コントロールの重要性

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Transcription:

周術期看護エキスパートナース育成計画 作成者 : 高橋育代 1. 目的江南厚生病院に通院あるいは入院している手術を受ける患者に質の高いケアを提供できるようになるために 看護師が周術期看護分野の知識や技術を習得することを目的とする 2. 対象者 1) レベル Ⅱ 以上で手術看護分野の知識と技術習得を希望する者 2) 期間中 80% 以上参加できる者 3. 教育期間 時間 1 年間の継続教育とする 10 回 /1 コース毎月第 2 木曜日 17 時 30 分 ~18 時 30 分とする 4. プログラム内容第 1 回手術看護に必要な基礎知識 ( 概論 ) 第 2 回麻酔看護 1( 全身麻酔 ) 第 3 回麻酔看護 2( 局所麻酔法 ) 第 4 回術前看護について第 5 回術前アセスメントとケア第 6 回術中看護のアセスメントとケア第 7 回術中看護について ( 体位固定 体温管理 医療安全 ) 第 8 回術後看護のアセスメントとケア第 9 回手術室における感染防止第 10 回まとめ受講生主催の学習会 5. 教育内容 1) 手術看護の必須知識 GIO: 周術期看護を実践するために 手術看護に必要な基礎知識を習得する SBOs-1: 手術看護の特徴が述べることができる SBOs-2: 手術法の特徴について述べることができる SBOs-3: 手術法で行われる麻酔の種類が列挙できる SBOs-4: 手術における生体侵襲を述べるができる SBOs-5: 手術室看護師の術前の外回り役割について述べることができる SBOs-6: 手術室看護師の術中の外回り役割について述べることができる SBOs-7: 手術室看護師の術後の外回り役割について述べることができる

SBOs-8: 手術室看護師の術前の器械出しの役割ついて述べることができる SBOs-9: 手術室看護師の術中の器械出しの役割ついて述べることができる SBOs-10: 手術室看護師の術後の器械出しの役割ついて述べることができる SBOs-11: 術前訪問の目的について列挙できる SBOs-12: 術後訪問の目的について列挙できる SBOs-13: 周術期に関わる他職種の役割を述べることができる 2) 麻酔看護 1 GIO: 周術期看護 ( 術中 ) の実践が根拠をもってできるようになるために 全身麻酔法における特徴を知る SBOs-1: 全身麻酔に用いられる薬剤を列挙できる SBOs-2: 全身麻酔時の呼吸器への影響を述べることができる SBOs-3: 全身麻酔時の循環器系への影響を述べることができる SBOs-4: 全身麻酔時の消化器系への影響を述べることができる SBOs-5: 挿管時の必要物品が列挙できる SBOs-6: 挿管介助のポイントが説明できる SBOs-7: 麻酔導入法 ( 急速導入 ) を述べることができる SBOs-8: 麻酔導入法 ( 緩徐導入 ) を述べるころができる SBOs-9: 麻酔導入法 ( 迅速導入 ) を述べるころができる SBOs-10: 全身麻酔覚醒時の看護を述べることができる SBOs-11: 術中モニタリングについて述べることができる SBOs-12: 麻酔記録から得られる情報を述べることができる SBOs-13: 術前評価について述べることができる SBOs-14: 挿管困難事例の麻酔に用いるデバイスを述べることができる 3) 麻酔看護 2 GIO: 周術期看護 ( 術中 ) の実践が根拠をもってできるようになるために 局所麻酔法における特徴を知る SBOs-1: 局所麻酔に用いられる薬剤を列挙できる SBOs-2: 硬膜外麻酔方法が述べられる SBOs-3: 脊髄くも膜下麻酔方法が述べられる SBOs-4: 硬膜外麻酔と脊髄くも膜下麻酔の違いが説明できる SBOs-5: 硬膜外麻酔の合併症を述べることができる SBOs-6: 脊髄くも膜下麻酔時の副作用と合併症を述べることができる SBOs-7: 硬膜外麻酔と脊髄くも膜下麻酔の禁忌について述べることができる SBOs-8: 神経遮断の順序が説明できる SBOs-9: 麻酔の閾値を確認方法が説明できる ( ピンプリックテストとコールドサインテスト ) SBOs-10: ピンプリックテストとコールドサインテスト使用する違いが説明できる

4) 術前看護とケア GIO: 周術期看護 ( 術前 ) の実践が根拠をもってできるようになるために 術前看護を理解する SBOs-1: 術前検査項目が列挙できる SBOs-2: 術前検査の意義を述べることができる SBOs-3: 予測される術後合併症を列挙できることができる SBOs-4: 予測される術後合併症に対する予防看護を述べることができる SBOs-5: 術前に休薬する薬剤を説明することができる SBOs-6: 禁煙の必要性を説明することができる SBOs-7: 術前より継続すべき看護の情報を列挙できる SBOs-8: 科別の術前より継続すべき看護の情報を列挙できる SBOs-9: 手術に対する不安を述べることができる SBOs-10: 手術患者の期待と不安に関連する要因を述べることが出来る 5) 手術を受ける患者の看護上の問題点 ~アセスメントの視点と看護のポイント GIO: 手術を受ける患者の情報から術前アセスメントができるようになるために 必要な知識を習得する SBOs-1: 術前に客観的に情報収集する項目を列挙できる SBOs-2: 術前に客観的に情報収集する項目からアセスメントする内容を述べることができる SBOs-3: 術前に主観的に情報収集する項目を列挙できる SBOs-4: 術前に主観的に情報収集する項目からアセスメントする内容を述べることができる SBOs-5:ASA 術前状態分類が説明できる SBOs-6:ASA 術前状態分類の使用の仕方を述べることができる SBOs-7:Hugh-Junes 分類が説明できる SBOs-8:Hugh-Junes 分類の使用の仕方を述べることができる SBOs-9:Mallanpati 分類が説明できる SBOs-10:Mallanpati 分類の使用の仕方を述べることができる SBOs-11: 挿管困難予測される状態が述べられる 6) 術中看護のアセスメントとケア GIO: 術前の情報から術中看護のアセスメントとケアをするために 必要な知識を知る SBOs-1: ラテックスアレルギーの発生要因が述べられる SBOs-2: ラテックスアレルギー患者の看護の実際を述べられる SBOs-3: 挿管困難が予測される患者を列挙できる SBOs-4: 挿管困難患者の対応を述べられる SBOs-5: 緊急手術時注意する観察項目が説明できる SBOs-6: 緊急手術事例の看護を述べることができる SBOs-7: 整形外科の特殊性 ( イメージ 牽引台 ターニケット ) が述べられる

SBOs-8: 婦人科の特殊性 ( 帝王切開 ) が述べられる SBOs-9: 腹腔鏡下手術の特徴が述べられる SBOs-10: ドレーンの種類と特徴が説明できる 7) 手術中の安全と安楽 ( 体位固定 体温管理 医療安全) GIO: 術中の安全と安楽の実践をするために 必要な知識を知る SBOs-1: 安全な体位固定についての述べることができる SBOs-2: 体位による生体侵襲を述べることができる SBOs-3: 仰臥位の体位固定についての述べることができる SBOs-4: 仰臥位時に起こる神経障害についての述べることができる SBOs-5: 特殊体位の褥瘡好発部位についての述べることができる SBOs-6: 特殊体位時の発生しやすい神経障害について述べることができる SBOs-7: 特殊手術体位の適応疾患と術式を述べることができる SBOs-8: タイムアウトの必要性を述べることができる SBOs-9: 体内遺残防止の取り組みの必要性を述べることができる SBOs-10: 体温変化による身体への影響を述べることができる SBOs-11: 保温と加温の違いを説明できる SBOs-12: 低体温予防のための看護を述べることができる 8) 術後看護のアセスメントとケア GIO: 術後の看護実践を根拠をもって実践するために アセスメントとケアを知る SBOs-1: 帰室直後必要なモニタリングが列挙できる SBOs-2: 帰室時に必要な環境が説明できる SBOs-3: 術後の疼痛が身体に及ぼす影響を述べることができる SBOs-4: 術後の呼吸器合併症について述べることができる SBOs-5: 術後の低血圧の主な要因を述べることができる SBOs-6: 麻酔覚醒遅延の要因を述べることができる SBOs-7: 術後申し送りのポイントが列挙できる SBOs-8: 術式別の観察項目 ( 脳外科 ) が列挙できる SBOs-9: 術式別の観察項目 ( 整形外科 ) が列挙できる SBOs-10: 術式別の観察項目 ( 腹腔鏡下 ) が列挙できる SBOs-11: 周術期のチーム医療について自分の考えを述べることができる 9) 手術室における感染防止の対策 GIO: 周術期の感染対策ができるようになるために 感染予防の知識と技術を身につける SBOs-1: 手術室の環境の特徴を述べる事ができる SBOs-2: 手術部位感染 (SSI) 防止の取り組みを述べることができる SBOs-3:SSI サーベランスに必要な項目の意味を述べることができる SBOs-4: 創分類を述べることができる

SBOs-5: 無菌操作が実施できる SBOs-6: 暴露予防のガウンテクニックと手術時のガウンテクニックの違いが説明できる SBOs-7: 手術時のガウンテクニック介助が実施できる SBOs-8: ウォーターレス手指消毒法を説明することができる SBOs-9: 職業感染予防について列挙することができる SBOs-10: 縫合糸と感染の関係について述べることができる 6. 方略 1) 講義 2) 演習 3) ディスカッション 7. 評価 出席率 受講生主催の学習会 自部署での課題に対する取り組みをレポート提出で総合的 に評価する