1 研究主題 学校課題研究計画 ひとりひとりが輝く授業づくり ~ どの子にも分かりやすい支援の工夫を通して ~ 2 主題設定の理由本校では 教育基本法改正等による教育の理念 生きる力 をはぐくむために また本校の学校教育目標 確かな学力を身に付け 心豊かにたくましく生きる旭の子 を受けて 学校課題の

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2 研究の歩みから 本校では平成 4 年度より道徳教育の研究を学校経営の基盤にすえ, 継続的に研究を進めてきた しかし, 児童を取り巻く社会状況の変化や, 規範意識の低下, 生命を尊重する心情を育てる必要 性などから, 自己の生き方を見つめ, 他者との関わりを深めながらたくましく生きる児童を育てる

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

学校課題HP用

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

北九州市学力向上ステップアップ事業第Ⅱ期推進指定校 実施計画

1

北九州市学力向上ステップアップ事業第Ⅱ期推進指定校 実施計画

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41 仲間との学び合い を通した クラス全員が学習に参加できる 授業づくり自分の考えを伝え 友達の考えを聞くことができる子どもの育成 42 ~ペア グループ学習を通して~ 体育における 主体的 対話的で深い学び を実現する授業づくり 43 ~ 子どもたちが意欲をもって取り組める場の設定の工夫 ~ 4

今年度の校内研究について.HP

平成 30 年度なごや小学校努力点推進計画 1 研究主題なかまとともに感性輝くなごやっ子 (1 年次 ) 2 研究主題について本校では 昨年度までの努力点研究において 道徳や特別活動の時間を中心に 子ども一人一人の成長と互いの認め合いをめざすことで 子ども自らが なごや小でよかった と感じられるよう

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平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

愛媛県学力向上5か年計画

3/3 研究推進委員会

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

生徒指導の役割連携_四.indd

授業の構成要素 学び合う授業で育つ 3 つの力 資料 2 基礎 基本の力知識 理解 技能 問題解決力思考力 判断力 表現力 想像力 学ぼうとする力学習意欲 自己有用感 身に付けた知識 技能を活用したり その成果を踏まえた探究活動を行う中で学び合う授業を展開する 教師の役割 < 問題提示の工夫 > 多

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

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平成25~27年度間

児童の実態に応じた取り組みであり, 学ぶ意欲や思考力を高める上からも意義深い (4) これまでの研究の経過から本校は平成 23 年度から, 算数科を研究領域とした研究に取り組み, 子どもの主体的な学びと算数的活動を重視した学び合いを通して, わかる できる 喜びを味わう子どもの育成に取り組んできた

第4章 道徳

平成 年度言語活動の充実促進モデル校事業の研究より 豊かな表現力を培う 各教科等における言語活動の充実 伝え合う力 の育成

教育調査 ( 教職員用 ) 1 教育計画の作成にあたって 教職員でよく話し合っていますか 度数 相対度数 (%) 累積度数累積相対度数 (%) はい どちらかといえばはい どちらかといえばいいえ いいえ 0

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

単元構造図の簡素化とその活用 ~ 九州体育 保健体育ネットワーク研究会 2016 ファイナル in 福岡 ~ 佐賀県伊万里市立伊万里中学校教頭福井宏和 1 はじめに伊万里市立伊万里中学校は, 平成 20 年度から平成 22 年度までの3 年間, 文部科学省 国立教育政策研究所 学力の把握に関する研究

平成 25 年度校内研修 ( 究 ) 計画書 十和田市立北園小学校 1 学校の教育課題 (1) 教育目標三本木開拓の精神に学び, 郷土の発展に寄与する人間の育成 <かしこく> 創造力があり, 未知を切り開く子ども <やさしく> 情操豊かで, 意志の強い子ども <たくましく> 体が健康で, たくましい

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(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

2 各教科の領域別結果および状況 小学校 国語 A 書くこと 伝統的言語文化と国語の特質に関する事項 の2 領域は おおむね満足できると考えられる 話すこと 聞くこと 読むこと の2 領域は 一部課題がある 国語 B 書くこと 読むこと の領域は 一定身についているがさらに伸ばしたい 短答式はおおむ

H27 国語

今年度は 創立 125 周年 です 平成 29 年度 12 月号杉並区立杉並第三小学校 杉並区高円寺南 TEL FAX 杉三小の子

平成20年度 努力点研究

学校評価保護者アンケート集計結果 2 学校は 防災や防犯についての体制作りや情報収集を適切に行っている 十分 おおむね十分 やや十分 不十分 分からない 不明

さらに CRT 学力検査から本校の児童は 算数の関心 意欲 態度は全国比 とやや高いが 国語の関心が と低いという結果が出た また 平成 2 5 年度全国学力 学習状況調査の児童質問紙で 平日家や図書館での読書時間 は 2 時間以上 が 2. 9 % ( 全国平均 6

実践 報告書テンプレート

PowerPoint プレゼンテーション

H26研究レポート一覧(6年研)変更2017.3.22

1 目的のある発問をする 2 思考の可視化をする (3) まとめる段階 における工夫 1 自分の身に付けた力を使って 表現したり交流したりする場の設定をする 2 自分の学びを振り返る場の設定をする 5. 研究内容 1 読むこと の指導の充実を目指した国語科の授業研究 国語科の授業研究会実施 ( 年間

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

(Taro-\202o\202R\202X\201`\202o\202S\202R.jtd)

1 研究テーマ

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

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2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと


平成 29 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

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平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果について ( 速報 ) 1. 調査の概要 実施日平成 30 年 4 月 17 日 ( 火 ) 調査内容 1 教科に関する調査 ( 国語 A 国語 B 算数 数学 A 算数 数学 B 理科 (3 年に 1 回 )) A 問題 : 主として知識に関する問題 B

はじめに 我が国においては 障害者の権利に関する条約 を踏まえ 誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合い 人々の多様な在り方を相互に認め合える 共生社会 を目指し 障がいのある者と障がいのない者が共に学ぶ仕組みである インクルーシブ教育システム の理念のもと 特別支援教育を推進していく必要があります

2 調査結果 (1) 教科に関する調査結果 全体の平均正答率では, 小 5, 中 2の全ての教科で 全国的期待値 ( 参考値 ) ( 以下 全国値 という ) との5ポイント以上の有意差は見られなかった 基礎 基本 については,5ポイント以上の有意差は見られなかったものの, 小 5 中 2ともに,

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

1. 調査結果の概況 (1) の児童 ( 小学校 ) の状況 < 国語 A> 今年度より, ( 公立 ) と市町村立の平均正答率は整数値で表示となりました < 国語 B> 4 国語 A 平均正答率 5 国語 B 平均正答率 ( 公立 ) 74.8 ( 公立 ) 57.5 ( 公立 ) 74 ( 公立

国語 B 柏原 埼玉県 全国 話すこと 聞くこと 書くこと 読むこと 算数 A 柏原 埼玉県 全国 数と計算 量と測定 図形 数量関係 算数 B 柏原 埼玉県 全国

平成 30 年度 学校評価 学力向上プラン 評価計画 各プランの評価結果の最終〆切は12 月 3 日 ( 月 ) です 成 果 子どもの姿 ( 目標 ) 低学年は学年テストの学級平均が90 点以上 中 高学年はWEBテスト国算両方とも県平均以上の学年 が 8 学 級中 5 学級以上 家庭学習を 学年

(2) 国語科 国語 A 国語 A においては 平均正答率が平均を上回っている 国語 A の正答数の分布では 平均に比べ 中位層が薄く 上位層 下位層が厚い傾向が見られる 漢字を読む 漢字を書く 設問において 平均正答率が平均を下回っている 国語 B 国語 B においては 平均正答率が平均を上回って

Microsoft Word - 研究の概要他(西小) 最終

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

瑞浪市調査結果概略(平成19年度全国学力・学習状況調査)

情報コーナー用

学級会においては 学級での問題点や課題に一人一人が気付き 話し合いながらよりよい学級生活を目指していく 本議題において 相手の障害のことも配慮し どの児童にとっても満足いく集会にするために話合いや実践を通して研究主題の児童の育成をはかっていきたい 4 評価の観点と評価規準集団活動や生活への関心 意欲

小中連携による豊かな人権感覚と

西ブロック学校関係者評価委員会 Ⅰ 活動の記録 1 6 月 17 日 ( 火 ) 第 1 回学校関係者評価委員会 15:30~ 栗沢中学校 2 7 月 16 日 ( 水 ) 学校視察 上幌向中学校 授業参観日 非行防止教室 3 9 月 5 日 ( 金 ) 学校視察 豊中学校 学校祭 1 日目 4 9

2 政治的教養を育むためのポイント 学級活動として行う集会活動は 休み時間の遊びとは異なります 単に楽しいことをやればよいのではなく めざす学級像の具体化など 目的意識をもてるようにします 何を目標として行うのか 準備から実行 振り返りまでの活動全体を見通して 提案理由 や めあて を考えることがで

系統的で一貫性のあ評価指標 評価指標による達成度 総合評価 るキャリア教育の推進に向けて 小 中 1 卒業後の生活につながる客観的 < 評定 > 学部段階での客観的アセスメントに基づいた指導計画 指標に基づいた卒業を立案することができる A B C 後の生活を見据えた教育活動につながる 2 立案され

(2) 授業者が学びの見通しを持つ ( 学習目標の明確化 ) 問題解決的な学習に取り組む際, どのような場面で, どのようにして, どのような力を子どもたちに付けるのか, 単元や授業における目標を明確にして学びを見通しておくことが大切です 目標が不明確であると, 作業や体験などの活動そのものに, 子

解答類型

「標準的な研修プログラム《

平成 30 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

ICTを軸にした小中連携

2 学校は 防災や防犯についての体制作りや情報収集を適切に行っている 十分 おおむね十分 やや十分 不十分 分からない 不明 計 学校は 防災や防犯についての体制作りや情報収

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

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< 先生方へ > 長崎県学力向上推進協議会では 子どもに確かな学力をつけていくためには 何 が大切か また 学力の向上を阻害している要因は何かなどについて 検討を重ね ています その中から次のようなことが指摘されました 1 家庭で毎日決まった時間に学習をする習慣をつけることが大切である 2 食事や睡

実践内容 (1) 視点 1 教育活動全体で推進できるよう 指導体制を整備し 食に関する指導の充実 を図る 1 食育全体計画の整備既存の食育全体計画を見直し 教科 学級活動における食に関する指導の時間を確保するとともに 栄養教諭とのティーム ティーティング ( 以下 TT) についても明記した また

村山市立西郷小学校

7 月の 人の心にふれて では, 人に素直に親切にできた経験をふり返る ぼく の気持ちを考えることを通して, だれに対しても相手の立場に立って温かな心で接していこうとする心情を育てることをねらいとして取り組んだ 授業後には, 親切にしたいと心では思っていても行動に移すのは難しい でも思っているだけで

参考資料 校区別小中連携 一貫教育スケジュール表

の間で動いています 今年度は特に中学校の数学 A 区分 ( 知識 に関する問題 ) の平均正答率が全 国の平均正答率より 2.4 ポイント上回り 高い正答率となっています <H9 年度からの平均正答率の経年変化を表すグラフ > * 平成 22 年度は抽出調査のためデータがありません 平

Microsoft Word - 【提言2】④新聞70(最終).doc

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考え 主体的な学び 対話的な学び 問題意識を持つ 多面的 多角的思考 自分自身との関わりで考える 協働 対話 自らを振り返る 学級経営の充実 議論する 主体的に自分との関わりで考え 自分の感じ方 考え方を 明確にする 多様な感じ方 考え方と出会い 交流し 自分の感じ方 考え方を より明確にする 教師

国語 B では 話すこと 聞くこと 領域において 全国及び県平均を上回っているが 他の三つの領域においては 全国及び県平均を下回っている 活用する力を育成する取組のさらなる充実が必要である 設問 1 の目的に応じて 話し合いの観点を整理する力は身についてきている 設問 3 の二つの詩を比べて読み 自

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

2003年(平成15年度)

11 月 12 月 1 月 行事を通した自治能力の育成活動の振り返りによる自己有用感の感受めあてと所属意識の醸成 いじめ見逃しゼロ集会 2 全校 SGE( フェスティバル ) SST7 情緒的行動領域 SST8 非言語コミュニケーション領域 2 月 1 年間の振り返りと SST9 自己 他者認知領域

「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて

Microsoft Word - 社会科

2、協同的探究学習について

(3) 本題材の系統と他教科等との関連は 次のとおりである 学級活動 5 月シンボルマークを決めよう 6 月みんなで雨の日を楽しく過ごそう 6 月本題材 9 月 2 学期がんばろう会をしよう 他教科等との関連 道徳 わけっこしよう ( 友情 ) 道徳 どうしたらいいのかな ( 親切 ) (4) 指導

Transcription:

1 研究主題 学校課題研究計画 ひとりひとりが輝く授業づくり ~ どの子にも分かりやすい支援の工夫を通して ~ 2 主題設定の理由本校では 教育基本法改正等による教育の理念 生きる力 をはぐくむために また本校の学校教育目標 確かな学力を身に付け 心豊かにたくましく生きる旭の子 を受けて 学校課題の主題を ひとりひとりが輝く授業づくり とし どの子にも分かりやすい支援の工夫の研究に取り組んできた また 前年度は とちぎっ子学力アッププロジェクト の学力向上アドバイザー訪問による授業研究会も実施した そこで 教師の指導力の組織的 重点的な取り組みを どの子にも分かりやすい支援の工夫 として 授業の中で実践したこと を提示し 研究を深め 検証した パターン化した授業の実践により多くの児童が安心感をもって課題に取り組み 分かった できた という達成感をもつことができた また QU 検査の実施や分析 研修などにより集団の中の個人の考えがよく分かり児童支援の充実にあたれた しかし 所属感の低い児童への支援や自尊感情の高め方については課題が残った 本校の学級には 軽度発達障害を疑われる児童や外国籍の児童が含まれ それらの児童支援を工夫しているが 個に応じた指導の効果は十分とはいえない また 家庭環境に問題があったり社会性が身に付いていなかったりなど様々な児童がみられる そこで算数の少人数指導を工夫したり小中一貫教育で 学習のすすめ や 家庭学習のすすめ を推進したりして支援の工夫をしていきたい 今年度も 児童支援の仕方を研究し 児童の満足感や達成感を味わわせることを通して自己有用感を高めていきたい 個別の支援を整える学校 学級環境作りを進めるには 授業力 児童指導力 学級経営力を高めることが重要である そこで 学級の特別支援の充実を図った授業づくりの研究をさらに積み重ね 共生の心 を育てていくことが本校の目指す主題につながると考える 3 めざす児童像 自他のよさに気づき 認め合いながら共に学ぶ子 協力し仲良く落ち着いて学級 学校生活ができる子 自分の思いや考えを伝え自主的に学習できる子 4 研究の仮説 (1) 職員の意識が向上し多面的に児童を見れば児童理解が深まり 児童も自他のよさに気づき よりよい人間関係が育成でき 共によりよく生きる ための相互理解ができるであろう (2) 学級環境を整えることによって 学級の一員として協力し仲良く落ちついて生活できる学級集団が育成できるであろう (3) 指導方法を整え 分かりやすい授業を展開すれば 自分の思いや考えを伝え自主的に学習しようとする態度が育成できるであろう

5 研究の内容 (1) 学校環境を整える 学校全体の支援体制の見直し 指導の仕方のスタンダード作り 特別支援が必要な児童への支援の方法の研究 (2) 学級環境を整える 学校 学級生活のルールの明確化と徹底 QU 検査を実施し 児童の実態把握と生かし方 学級目標を核とした学級づくり 望ましい集団を育成する学級経営の在り方の研修 教室環境を整える (3) 自主的な態度の育成 自己肯定感 有用感を育成する活動 分かりやすい授業 ( ユニバーサルデザイン ) の研究 ねらいに迫る学習のめあての表現のあり方 外国籍児童や学力の低い児童への国語力 表現力向上のための支援 6 研究の方法 (1) 学校課題推進委員会で 研究の在り方や方向性 内容の検討などを行い研究の道すじを示す (2) 校内の授業研究会を実施し 全員で研修し成果と課題を明らかにし さらに指導助言を受けて研究内容の向上を図る (3) 各指導部の連携を図り指導法や評価の在り方を研究する (4) 学年またはブロックで教材研究や指導案検討を行い 同僚性 を深める (5) 教材を作成したり 授業で使用した資料を蓄積したりして 幅広い活用を図る 7 研究組織 (1) 全体の組織 校 長 教 頭 教務部学校課題校長教頭主幹教諭 推進委員会研究主任兼学習指導主任下都賀教育事務所児童指導主任保健主事小山市教育委員会全体会学年主任 部 授業研究部 調査 記録部 環境 資料部 児童支援部 内容 授業の構築 実態調査 表示物の作成 児童理解と共 ユニバーサル 児童の変容 教室内掲示物 有 デザイン研究 学級集団育成 の工夫 児童対応 学習のめあて 実践記録掲示 ルールの明確 支援の工夫 指導の仕方の QU 検査 化 支援体制の見 スタンダード ソーシャルス 直し 作り キル 低学年中学年高学年学年ブロック部 部長 副部長 指導部 部長 副部長

(2) 授業研究について 学校課題 研究日程 期 日 教 科 学年 組 授 業 者 9 月 17 日 ( 木 ) 算 数 算 数 社 会 11 月 11 日 ( 水 ) (3) ミニ研究授業について 全員一人一回授業を行うものとする 要請訪問研究授業者 人権教育授業者 新採研究授業者はこれに代えることができるものとする 児童の実態を踏まえ 研究の視点に沿った創意工夫のある授業を提供する その場合 指導案は略案とし 授業の協議については付箋紙等の 授業の感想 をもって代えるものとする 8 研究推進計画 ( 予定 ) 平成 27 年度 回 月 日 曜 主 な 内 容 指導者及び参加者 1 4 3 金 研究計画等 2 22 水 各指導部決定 3 5 27 水 今年度の具体的な取り組み ( 各指導部会 ) 4 27 水 各部会の研究内容の発表と共通理解 5 7 23 木 推進委員会 (1 学期の課題と2 学期の取り組み ) 6 5 水 Q-U 研修 7 6 木 ソーシャルスキル研修 8 8 7 金 各指導部会 9 18 火 要請訪問指導案検討会 1 10 9 2 水 要請訪問指導案検討会 2 11 9 水 要請訪問指導案検討会 3 12 17 木 校内研究会 ( 第 1 回授業研究会 ) 研究授業 (2 3 5 6 年 ) 分科会 成果と課題 全体会 指導 助言 13 10 14 水 要請訪問成果と課題 14 14 水 人権教育指導案検討会 1 15 23 金 人権教育指導案検討会 2 16 28 水 人権教育指導案検討会 3 17 11 4 水 QU に関する研修 18 11 水 人権教育授業研究会 ( 第 2 回授業研究会 ) 研究授業 (1 4 5 年 ) 19 2 24 水 本年度の反省と次年度の計画

9 各指導部会の内容 授業研究部 調査 記録部 環境 資料部 児童支援部 旭小のユニバーサ 実態調査 掲示物の作成 児童支援について ルデザインを作成 ( アンケート ) ( 話し方の基本や の振り返り する ( 旭小の児 4 5 6 年生は 声のダイヤル等 ) ( 取り組みの記録 童にあわせた授業 児童質問紙調査の 黒板( 前面 ) の整 や写真 ) づくり 結果を活用 とん ( 落ち着いた 個別の指導計画 スタンダード作り 1 2 3 年生は 環境づくりのため 児童理解につなげ 視聴覚的な支援の 簡単なアンケート に ) たり チェックリ 工夫 を作成して実施 ルールの明確化 スト等の活用をし 見通しをもたせる 1 学期実施夏休み ( 学習時 ) たりする 工夫 ( ワーキング 集計 ノートの取り方 個別の関わり 支 メモリー ) QU 検査の活用 表示物の工夫 援について考えて 焦点化の工夫( 授 授業や研究会の記 ( 注意を向けさせ いく 業の山場 ) 録や掲示 るもの 活動の内 支援体制の見直 楽しさとわかりや 容を分かりやすく し すさの工夫 するもの ) 指導案形式の作成 板書や教材 教具 わかりやすい発問 の工夫 や指示の工夫 ソーシャルスキル 学年ブロック部 学校 学級生活のルールの明確化として 学習指導全体計画 の 自ら学ぶ子どもを育てるために の 1 授業について 2 家庭学習について を実践し 学習のやくそく を基に学ぶ習慣が身に付くようにする 小山城南中ブロック 学習のやくそく 学年別指導のめやすも十分身に付くようにする 旭っ子の一日を守れるように生活させる 学級活動を充実し 学級目標を核とした学級づくりをする 望ましい集団を育成する学級経営の在り方を研究する ねらいに迫る学習のめあてのあり方を研究する

10 研究構想図 日本国憲法 学校教育目標 今日的課題 教育基本法 確かな学力を身に付け 心豊かに 地域の実態 学校教育法 たくましく生きる旭の子 学校 教師の願い 学習指導要領 スローガン 保護者の願い 小山市教育行政基本方針 いい顔 いい声 いい心 児童の実態 小山市学校教育計画 めざす児童像 思いやりのある子ども 自ら学ぶ子ども たくましい子ども 人や地域を大切にする子ども 研究主題ひとりひとりが輝く授業づくり ~ どの子にも分かりやすい支援の工夫 ~ 本研究のめざす児童像 自他のよさに気づき 認め合いながら共に学ぶ子 協力し仲良く落ち着いて学級 学校生活ができる子 自分の思いや考えを伝え自主的に学習できる子 研究の仮説 職員の意識が向上し多面的に児童を見れば児童理解が深まり 児童も自他のよさに気づき よりよい人間関係が育成でき 共によりよく生きる ための相互理解ができるであろう 学級環境を整えることによって 学級の一員として協力し仲良く落ちついて生活できる学級集団が育成できるであろう 指導方法を整え 分かりやすい授業を展開すれば 自分の思いや考えを伝え自主的に学習しようとする態度が育成できるであろう 研究内容 学校環境を整える 学級環境を整える 自主的な態度の育成 指導研究部 授業研究部 調査 記録部 環境 資料部 児童支援部 授業研究部 低学年ブロック部 中学年ブロック部 高学年ブロック部